JP4521326B2 - 熱可塑性素材の成形方法 - Google Patents

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本発明は、ガラスやプラスチック等の熱可塑性素材を加熱軟化し、型成形により成形品を得る熱可塑性素材の成形方法に関する。
この種、熱可塑性素材の成形技術として、例えば特許文献1には、光学機器に使用されるガラスレンズを成形手段により成形する技術が開示されている。この特許文献1によると、成形サイクルの各段階を、加熱ステージ及び設定温度の異なる複数の加圧ステージで構成し、押型及びスリーブ型からなる型セットを、前記各ステージ間を逐次移動させることで、加熱、成形、冷却の一連の成形工程が完結する構成とし、各ステージにおける加熱/冷却の反復を不要にして、成形工程の能率向上及び成形精度の向上を実現しようとしている。
また、この特許文献1では、成形素材を変形成形に先立って加熱して適当な柔らかさに加熱軟化させており、その加熱工程の加熱条件は、加熱ステージ(加熱板)の温度と加熱工程の時間(加熱時間)によってのみ決定していた。すなわち、ガラス素材と成形型の一体として構成した型セットを、ガラスの成形に必要な温度に保持した加熱ステージ上に載置する。すると、一定時間後に型セットの温度はガラスの成形に必要な温度になるため、その型セットを一定時間後に、すばやく加圧ステージに移し変えて成形するというものである。
特公平5−47488公報
しかしながら、特許文献1では、成形毎の成形素材の素材体積のバラツキ、素材含有成分量のバラツキ、装置加熱手段であるヒータの経時変化、温度センサの経時変化、などの装置コンディションの変化、及び型表面の変質など、条件変動要素に起因して同じ設定温度で同じ時間だけ加熱工程を実施したとしても、常に同じ熱量が素材に与えられるとは限らない。このため、成形素材は、成形に必要な柔らかさまで軟化されないか、又は軟化され過ぎていることがあり得る。この場合は、次工程である成形工程における適正な変形ができなくなり、成形品の厚さが予想したよりも厚くなったり又は薄くなったり、或いは十分な転写精度が得られないなど、高品質な成形品を得ることが困難となるおそれがある。
本発明は斯かる課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、熱可塑性素材の加熱・軟化の状態を検知しつつ加熱を行うことで、高精度な成形品を得ることのできる熱可塑性素材の成形方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、
熱可塑性素材を挟んで対向する一対の成形型及び前記成形型が挿嵌されるスリーブを含む型セットを、加熱手段を有する加熱工程にて加熱・昇温し、前記熱可塑性素材を軟化させ、次いで成形工程にて押圧成形する熱可塑性素材の成形方法であって、
前記加熱工程において、前記一対の成形型で前記熱可塑性素材を、該熱可塑性素材が熱膨張して拡大する際の付勢圧よりも小さい挟持圧で挟持した状態で、前記一対の成形型の型間距離を検知しながら、前記型セットを加熱・昇温していき、前記一対の成形型の型間距離が拡大方向から縮小方向に転じた時点を検知した際、又はその後該熱可塑性素材の全体の硬さが均質となるように馴染ませ加熱時間を経過させた際に、該型セットを前記加熱手段による挟持から開放する、ことを特徴とする。
本発明によれば、熱可塑性素材の加熱・軟化の状態を検知しつつ加熱を行うことで、装置コンディションの変化等に影響されることなく、常に適度な熱量を熱可塑性素材に与えることができ、熱可塑性素材の成形に必要な柔らかさを付与して高精度な成形製品を得ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態の成形装置に供される型セットの構成例を示す断面図であり、図2は、成形装置の構成例を示す概念図である。
図1において、本実施の形態の型セット1は、上型2、下型3、スリーブ型4を含んでいる。上型2及び下型3は、スリーブ型4の内側で、それぞれの成形面2a及び成形面3aが対向するように当該スリーブ型4の両端側から挿嵌されている。そして、本実施の形態では、上型2はスリーブ型4の軸方向に摺動可能になっている。上型2の成形面2aと下型3の成形面3aとの間には、ガラスやプラスチック等の熱可塑性素材5が配置されている。なお、上型2及び下型3は、例えばタングステンカーバイド(WC)等の超硬合金を研磨して製作されている。
一方、図2に示すように、成形装置6は、加熱工程部18、成形工程部19、及び冷却工程部20を備えている。
加熱工程部18は、上下に対向する加熱手段としての一対の上伝熱板8及び下伝熱板9と、上伝熱板8を上下(対向)方向に駆動する駆動手段としてのエアシリンダ15を含んでいる。エアシリンダ15による上伝熱板8の昇降動作により、加熱工程部18における型セット1の挟持、挟圧、解放等の動作が行われる。上伝熱板8及び下伝熱板9には、該上伝熱板8及び下伝熱板9の温度制御を行う不図示の温度調節器が接続されている。また、エアシリンダ15のロッド15aには検知片27が固定されていて、この検知片27の変位量(すなわち、上下型2、3の型間距離の変位量)は、センサ(検知手段)28によって検出されるようになっている。なお、このセンサ28による変位量の検知については後述する。
成形工程部19は、上下に対向する加熱手段としての一対の上伝熱板10及び下伝熱板11と、上伝熱板10を上下(対向)方向に駆動する駆動手段としてのエアシリンダ16を含んでいる。エアシリンダ16による上伝熱板10の昇降動作により、成形工程部19における型セット1の挟持、挟圧、解放等の動作が行われる。上伝熱板10及び下伝熱板11には、該上伝熱板10及び下伝熱板11の温度制御を行う不図示の温度調節器が接続されている。
この成形工程部19では、上伝熱板10及び下伝熱板11は、熱可塑性素材5の転移点近傍の温度に温度設定されている。
冷却工程部20は、上下に対向する加熱手段としての一対の上伝熱板12及び下伝熱板13と、上伝熱板12を上下(対向)方向に駆動する駆動手段としてのエアシリンダ17を含んでいる。エアシリンダ17による上伝熱板12の昇降動作により、冷却工程部20における型セット1の挟持、挟圧、解放等の動作が行われる。上伝熱板12及び下伝熱板13には、該上伝熱板12及び下伝熱板13の温度制御を行う不図示の温度調節器が接続されている。
この冷却工程部20では、上伝熱板12及び下伝熱板13は、熱可塑性素材5の転移点以下の温度に温度設定されている。
加熱工程部18、成形工程部19、及び冷却工程部20の各々を構成する一対の上伝熱板8、10、12と下伝熱板9、11、13は、成形室7に収容されている。前記センサ28は、成形室7のフレームに取付けられている。また、下伝熱板9、11、13は、成形室7の底面に断熱的に固定されている。
制御部30は、温度制御部32、荷重制御部33、動作制御部34を有し、個々の工程部18、19、20での、上伝熱板8〜下伝熱板13の初期温度等の設定、さらには加熱方向又は冷却方向への温度変更、及びエアシリンダ15〜エアシリンダ17による荷重の作用の有無等の制御を行う。また、制御部30は、高さ監視部31を有し、この高さ監視部31は、内部に設定されたプログラムにより上型2及び下型3の型間距離が伸長方向から縮小方向に転じた時点を演算する機能を有する(詳しくは後述する)。
また、成形室7の内部には、加熱工程部18、成形工程部19、及び冷却工程部20の間における型セット1の移動を行うための移動アーム25が設けられている。
本実施の形態において、成形作業は、型セット1が加熱工程部18、成形工程部19、及び冷却工程部20の下伝熱板9、11、13上を移動アーム25によって移動させられながら、エアシリンダ15、16、17によって上伝熱板8、10、12を降下させて型セット1を挟持しつつ、順次各工程の温度と圧力を付与して成形が進められる。
まず、成形室7外において準備された型セット1は、移動アーム25によって成形室7内に搬送され、加熱工程部18の下伝熱板9上に載置される。その後、この加熱工程部18において、型セット1はエアシリンダ15により上伝熱板8で挟持され、所定時間加熱されて転移点以上の温度まで上昇し、内部の熱可塑性素材5が軟化する。この場合、本実施の形態では、熱可塑性素材5の加熱時の挟持圧は、該熱可塑性素材5が熱膨張して拡大する時の付勢圧よりも小さく設定されている。その理由は、図3において後述する。
熱可塑性素材5が軟化した後、エアシリンダ15によって上伝熱板8を上昇させ、型セット1を解放する。次いで、型セット1を移動アーム25によって次工程である成形工程部19の下伝熱板11上に移動させる。
成形工程部19に搬入された型セット1は、下伝熱板11上に載置された後、エアシリンダ16によって上伝熱板10で挟持され、転移点近傍の温度にまで冷却されながら熱可塑性素材5は硬化し、所定時間、所定圧力で押圧されて変形成形される。そして、熱可塑性素材5を所定の厚さに変形成形した後、エアシリンダ16によって上伝熱板10を上昇させ、型セット1を解放する。更に、解放された型セット1を、移動アーム25によって冷却工程部20の下伝熱板13上に移動させる。
冷却工程部20に搬入された型セット1は、下伝熱板13上に載置された後、エアシリンダ17によって上伝熱板12で挟持され、外部に放出可能な温度にまで所定時間冷却される。この冷却後、エアシリンダ17によって上伝熱板12を上昇させ、型セット1を解放する。更に、解放された型セット1を、移動アーム25によって成形室7の外部に放出する。この後、型セット1を分解して内部の成形品を取り出し、成形の全工程を完了する。
次に、本実施の形態の成形方法について説明する。
図3は、加熱工程部18において、型セット1を上伝熱板8と下伝熱板9で挟持したときの断面図を示す。同図を参照して、本実施の形態の技術的思想上の原理を簡単に説明する。
まず、型セット1全体を上伝熱板8と下伝熱板9で加熱して温度を上昇させていくと、その過程において、型セット1内部の熱可塑性素材5は温度上昇に伴い膨張する。この場合、熱可塑性素材5の加熱時の挟持圧は、その熱可塑性素材5が熱膨張して拡大する時の付勢圧よりも小さく設定されている。
すなわち、図において、加熱時に熱可塑性素材5には、上型2、上伝熱板8、及びエアシリンダ15のロッド15aの自重を加算した荷重が加えられている。このため、これらの荷重合計が、熱可塑性素材5の熱膨張時の付勢圧よりも大きいと、熱可塑性素材5が熱膨張してもロッド15aが上昇することができない。そこで、本実施の形態では、上型2等の荷重合計が、熱可塑性素材5の熱膨張時の付勢圧よりも小さく設定している。
以上により、加熱工程部18では、熱可塑性素材5が膨張して、上型2と下型3の型間距離が拡大し、上伝熱板8は図の上方に向けて上昇する。続いて、更に加熱して熱可塑性素材5の温度を上昇させていくと、型セット1の内部の熱可塑性素材5の軟化が始まる。そして、今度は前記と逆に、上型2等の荷重合計により熱可塑性素材5が潰れはじめて、上型2と下型3の型間距離が縮小し、上伝熱板8は図の下方に向けて下降する。
そこで、この上型2と下型3の型間距離、すなわち上伝熱板8(ロッド15a)の変位量を連続的かつ正確に検知すべく、ロッド部15aに固定された検知片27の変位量を、センサ28によって検知している。これにより、型セット1における上型2と下型3の型間距離を、加熱工程の開始から軟化完了まで連続的に検知することを可能としている。高さ監視部31では、前記センサ28からの検出信号に基づき、上伝熱板8と下伝熱板9による熱可塑性素材5の温度上昇の過程で、上型2と下型3の型間距離が拡大から縮小に切り替わる時点を捉える。そして、熱可塑性素材5の軟化のタイミングを、各成形毎の素材体積のバラツキや素材含有成分量のバラツキなど、条件変動要素の影響を受けることなく正確に捉えることとしている。
図4は、加熱工程における加熱時間と上下型2、3の型間距離との関係を示している。同図に示すように、加熱工程部18において、型セット1を上下伝熱板8,9で挟持して加熱・昇温を開始すると(a点)、該型セット1内部の熱可塑性素材5は温度の上昇に従い膨張が始まり(矢印A方向)、上型2と下型3の型間距離はだんだん拡大していく。この状況は、センサ28によって高さ位置を連続的に検知され、その検知信号は制御部30の高さ監視部31に送られる。
なお、本実施の形態において、後述する成形条件を用いた場合は、図4における熱可塑性素材5の膨張(距離)量は、例えば0.2mm〜0.5mmであり、加熱時間は略60sec程度であった。
そして、更なる加熱により、型セット1内部の熱可塑性素材5の温度が転移点以上に上昇してくると、熱可塑性素材5は前記と逆方向に変形可能に軟化する(b点)。そして、序々に熱可塑性素材5の変形が始まり(矢印B方向)、上型2に押込まれて潰れていく。こうして、前記と逆に上型2と下型3の型間距離は次第に縮小していく。
このとき、高さ監視部31では、上型2と下型3の型間距離が拡大方向から縮小方向に転じたその時点(b点)を、内蔵するコンピュータのアルゴリズムプログラム等により捉えて、熱可塑性素材5の軟化が確認された時点として検知する。そして、その検知信号を、制御部30の温度制御部32に送る。温度制御部32では、この検知信号に基づき加熱工程を完了させる動作指令を成形室7に行う。
なお、本実施の形態の加熱工程完了の動作は、前述のようにエアシリンダ15を上昇させ、上伝熱板8を上昇し、型セット1を解放した後、移動アーム25によって型セット1を成形工程部19に押し出して下伝熱板11上に移動させて完了となる。
本実施の形態によれば、熱可塑性素材5の加熱昇温による軟化状態を検知して加熱条件を制御しているので、成形ごとの素材体積のバラツキや、素材含有成分のバラツキや、ヒータの経時変化、温度センサの経時変化、などの装置コンディションの変化、及び上下型表面の変質などの条件変動要素があったとしても、常に適度な熱量を熱可塑性素材5に与えることができる。こうして、個々の熱可塑性素材5の成形に必要な柔らかさを付与して高精度の成形製品を得ることができる。
特に、温度と時間のみを監視して加熱する方法では、例えば久しぶりに成形を行ったときに、使用装置が冷えていること等により、1個目から良品を得ることは難しかったが、本実施の形態によれば、熱可塑性素材5の軟化状態を常時検知しているので、1個目から良品を得ることができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、加熱工程部18にて加熱昇温中に、上型2と下型3の型間距離を監視しながら、高さ監視部31が上型2と下型3の型間距離が拡大方向から縮小方向に転じたその時点を基準に、加熱工程を完了させることとした。しかし、この加熱昇温による熱可塑性素材5の軟化は、実際のところ軟化の開始直後ゆえ、素材内部及び素材全体が均一に軟化されていない場合がある。このように、均一に軟化されていない状態で押圧成形を行うと、高品質の成形品が得られないおそれがある。
そこで、これを回避すべく、発明者の実験によれば、上型2と下型3の型間距離が、拡大方向から縮小方向に転じた時点に、数秒ないし数十秒の時間を馴染ませ加熱時間として加えることで、加熱時間を延長すると転写性に良好な結果が得られることがわかった。これは、上下伝熱板8,9から熱可塑性素材5に熱が略均等に伝達されるまでの時間を加えることで、熱可塑性素材5が略均一に軟化されることによるものと考えられている。
なお、本実施の形態において、後述する成形条件を用いた場合は、図4における変形距離は、数10μm程度であり、また、熱なじませ加熱時間は、略10sec程度であった。
本実施の形態では、上下伝熱板8、9の加熱と温度上昇による熱可塑性素材5の軟化直後に、加熱工程を完了するのではなく、加熱時間を追加延長して、熱可塑性素材5の全体の温度を適正に馴染ませることを行い、熱可塑性素材5の硬さを均質化している。このため、熱可塑性素材5の軟化開始直後に成形工程に移行するよりも、変形成形状態を安定的に行うことが可能である。また、熱可塑性素材5の全体の硬さが均質となるため、結果的に転写性も向上するというメリットを有する。
(成形条件)
以下に、本発明の第1と第2の実施の形態において、良好な成形品が得られたときの各種成形条件を示す。但し、これはあくまでも一例であって、この条件に限られるものではないことは勿論である。
(1)成形素材 光学ガラス(OHARA製)S−LAH58
素材形状 球状直径φ4mm 成形外径 5mm
加熱工程 上下伝熱板温度 870℃ 馴染ませ加熱時間 10秒
成形工程 上下伝熱板温度 800℃ 成形時荷重 15N
冷却工程 上下伝熱板温度 500℃
(2)成形素材 光学ガラス(OHARA製)L−LAH53
素材形状 球状直径φ4mm 成形外径 5mm
加熱工程 上下伝熱板温度 680℃ 馴染ませ加熱時間 10秒
成形工程 上下伝熱板温度 620℃ 成形時荷重 15N
冷却工程 上下伝熱板温度 300℃
本発明の成形装置に供される型セットの構成を示す断面図である。 本発明の成形方法を実施する成形装置の構成を示す概念図である。 本発明の成形装置の一部を取り出して示す断面図である。 加熱工程における加熱時間と上下型の型間距離との関係を示す図である。
符号の説明
1 型セット
2 上型
2a 成形面
3 下型
3a 成形面
4 スリーブ
5 成形素材
6 成形装置
7 成形室
8 上伝熱板
9 下伝熱板
10 上伝熱板
11 下伝熱板
12 上伝熱板
13 下伝熱板
15 エアシリンダ
15a ロッド部
16 エアシリンダ
17 エアシリンダ
18 加熱工程部
19 成形工程部
20 冷却工程部
25 移動アーム
27 検知片
28 センサ
30 制御部
31 高さ監視部
32 温度制御部
33 荷重制御部
34 動作制御部

Claims (1)

  1. 熱可塑性素材を挟んで対向する一対の成形型及び前記成形型が挿嵌されるスリーブを含む型セットを、加熱手段を有する加熱工程にて加熱・昇温し、前記熱可塑性素材を軟化させ、次いで成形工程にて押圧成形する熱可塑性素材の成形方法であって、
    前記加熱工程において、前記一対の成形型で前記熱可塑性素材を、該熱可塑性素材が熱膨張して拡大する際の付勢圧よりも小さい挟持圧で挟持した状態で、前記一対の成形型の型間距離を検知しながら、前記型セットを加熱・昇温していき、前記一対の成形型の型間距離が拡大方向から縮小方向に転じた時点を検知した際、又はその後該熱可塑性素材の全体の硬さが均質となるように馴染ませ加熱時間を経過させた際に、該型セットを前記加熱手段による挟持から開放する、熱可塑性素材の成形方法。
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