JP4518659B2

JP4518659B2 - Key cylinder mounting structure for vehicle doors

Info

Publication number: JP4518659B2
Application number: JP2000318387A
Authority: JP
Inventors: 大介中里
Original assignee: Fuji Jukogyo KK
Current assignee: Subaru Corp
Priority date: 2000-10-18
Filing date: 2000-10-18
Publication date: 2010-08-04
Anticipated expiration: 2020-10-18
Also published as: JP2002121936A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ドアのキーシリンダ取付構造に関し、特にドアアウタパネルに形成されたドアハンドル取付け用開口部に取り付けられるハンドルエスカッションと、キーの回動操作によりドアロックを解除するキーシリンダとを有する車両用ドアのキーシリンダ取付構造に関する。
【０００２】
【従来技術】
例えば、実公平７−５１５７２号公報に開示され、かつ図８に斜視図、図９に図８のＸ−Ｘ線断面図に示すように、ハンドルエスカッション１００に突設されたホルダ１０１にキーシリンダ１０３が係入されている。
【０００３】
キーシリンダ１０３は、図８に示すように、円筒状のケース１０４と、ケース１０４内に回転自在に保持されたロータ１０５を有し、ロータ１０５の基端には、図９に示すように、ハンドルエスカッション１００の開口穴１０６を介してキーが挿通されるキー穴１０７が設けられ、ロータ１０５の先端には軸心に直交する方向に延出するようにアーム１０８が固設され、キーの回動操作によりアーム１０８先端が上下に揺動される。
【０００４】
アーム１０８の先端には、ドアのロック及びその解除を行うドアロック機構（図示せず）に連結されたロッドの先端（図示せず）がピン結合されており、ロータ１０５の回動によるアーム１０８の揺動によりロッドが上方に引っ張られることによって、ドアロックが解除される。
【０００５】
キーシリンダ１０３のケース１０４の一方端部には、下方に向かって略Ｚ字状のクリップ１１０が延設されており、クリップ１１０の下端１１０ａとハンドルエスカッション１００の下端縁１００ａとの間でドアアウタパネル１１１の開口縁部１１１ａが挟持されている。
【０００６】
上記構成を有する車両用ドアの取り付け構造によれば、ハンドルエスカッション１００の上端縁１００ｂは、ドアアウタパネル１１１の開口縁部１１１ａの上部から延設された取付フランジ部１１２に固定され、下端縁１００ａはクリップ１１０下端１１０ａとの協働によりドアアウタパネル１１１を挟持することによって、キーシリンダ１０３はドアアウタパネル１１１に対して強固かつ確実に固定される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クリップ１１０の下端１１０ａはドアアウタパネル１１１に接面されているのみで、キーシリンダ１０３に入力される上方向の力に対しては何らの抗力をも有さない。従って、キーシリンダ１０３の上方への移動に対する支持剛性は低かった。
【０００８】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、キーシリンダの上方向への支持剛性を簡易な構成によって向上させる車両用ドアのキーシリンダ取付構造を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項１に記載の発明による車両用ドアのキーシリンダ取付構造は、ドアアウタパネルのドアハンドル取付け用開口部に取り付けられるハンドルエスカッション及び前記ハンドルエスカッションに取り付けられキーの回動操作によりドアロックを解除するキーシリンダを有する車両用ドアのキーシリンダ取付構造において、前記ハンドルエスカッションは、ドア内側に略水平方向に突設される略円筒状で少なくとも下側に切欠部が形成されたホルダを有し、前記キーシリンダは、ロータとケースを有し、該ケースは、前記ホルダ内に嵌合されると共に前記ロータを回転自在に保持するケース本体と、該ケース本体に延設されて前記切欠部から下方に下端が突出形成されると共に前記ケース本体と協働して前記切欠部の端縁を挟持する膨出部と、を有し、該膨出部は、前記ハンドルエスカッションと協働して前記ドアアウタパネルを挟持することを特徴とする。
【００１０】
請求項１の発明によれば、キーシリンダは、ケース本体に延設されて下側切欠部から下方に下端が突出形成されると共にケース本体と協働して切欠部の端縁を挟持し、かつハンドルエスカッションと協働してドアアウタパネルを挟持する膨出部を有することから、キーシリンダに対してキー操作等による押込み力が作用した場合や上方向の力が作用した場合に、その力をケース本体下部の膨出部と上部の取付部とで受け止めることができ、かつハンドルエスカッションをより強固にドアアウタパネルに取り付けることができる。従って、キーシリンダの支持剛性を向上させると共にキーシリンダの車両用ドアへの取付剛性を向上させることができる。
【００１２】
請求項２に記載の発明による車両用ドアのキーシリンダ取付構造は、前記ケースは、ケース本体と膨出部が別体に形成され、膨出部がケース本体に着脱自在に設けられたことを特徴とする。
【００１３】
請求項２に記載の発明は、ケース本体と膨出部を別体に形成し、膨出部をケース本体に着脱自在としたことから、膨出部をケースとは別部材によって構成し、例えばケース本体がダイカストにより成形された軽合金製とし、膨出部を樹脂製とした場合には、樹脂化した分だけキーシリンダの重量を軽量化することができ、かつキーシリンダに当接されるドアアウタパネルの振動を抑制でき、異音の発生を防止できる。
【００１４】
請求項３に記載の発明による車両用ドアのキーシリンダ取付構造は、ケース本体と膨出部とが別体に形成され、ケース本体は下面に突設された断面逆Ｔ字状のレール部を有し、膨出部は、膨出部の上面の間に前記レール部が介在されるように対をなして立設されて下側切欠部の端縁と当接される外側面をそれぞれ有する腕部と、前記腕部の上端で互いに接近する方向に突設してレール部を係止する爪部とを有することを特徴とする。
【００１５】
請求項３の発明によれば、膨出部とケース本体との嵌合により、腕部の外側面に下側切欠部の端縁が当接されることによって、ケース本体に対して上方に向かう力が加えられた場合に、爪部が互いに離反する方向に移動する外開きを防止することができる。従って、下部の切欠部端部を膨出部とケース本体との間で確実に挟持することができ、ケース本体の上方への移動を抑制することができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
（第１の実施の形態）
図１は、本発明が適用される自動車の側面を示す説明図、図２は、ドアアウタハンドルをドアアウタパネルの内側から概略的に示した斜視図、図３は、図１のＡ−Ａ線断面図、図４は、図３のＢ方向矢視図である。
【００１７】
図１中で符号１０は自動車１のサイドドア２に設けられたドアアウタハンドル取付部であり、ドアアウタハンドル取付部１０は、サイドドア２のドアアウタパネル３後部に開口形成されたドアハンドル取付け用の開口部４に設けられている。開口部４は、横長の楕円形状を有しており、図２に示すように、上部２カ所にハンドルエスカッション１１を取り付けるための取付フランジ部５が延設されている。
【００１８】
取付フランジ部５は、図３に示すように、開口部４の上端縁４ａからドア内側（図中で矢印Ｉｎ方向）に向かって折曲され、突出端で下方に向かって折曲された略Ｌ字形状を有しており、取付ボルト７が挿通される取付穴６が形成されている。
【００１９】
ドアアウタハンドル取付部１０は、開口部４を覆うハンドルエスカッション１１と、図示していないドア開閉機構に連結されたハンドル部１９と、ドアロック及びその解除を行うキーシリンダ２０を有している。ハンドルエスカッション１１は、ドアアウタパネル３のドア外側から開口部４を閉塞する形状を有しており、前部にはハンドル部１９がドア開閉操作可能に支持され、後部にはキー挿通穴１２が開口形成されている。そして、ハンドルエスカッション１１のドア内側には、ハンドルエスカッション１１をドアアウタパネル３に固定するための固定部１４と、キーシリンダ２０を保持するホルダ１５が略水平方向に突設されている。
【００２０】
固定部１４は、略円柱状に形成されており、突出端面にはインサートナット１３が没入固定されている。ホルダ１５は、キー挿通穴１２に連通しかつその周縁からドア内側に向かって突設された略円筒形状を有しており、図３及び図４に示すように、上部と下部にはそれぞれホルダ先端１５ａからホルダ基端１５ｂに向かって一定幅で切り欠かれた上側及び下側の切欠部１６、１７が設けられている。また、ホルダ１５内の互いに対向する内周面にはそれぞれホルダ１５の軸方向に亘って径方向に凹設された凹陥溝１８が設けられている。
【００２１】
キーシリンダ２０は、図４に示すように、ロータ２１と、取付フランジ部５及びハンドルエスカッション１１に固定されるケース３０を有しており、ケース３０は、ロータ２１を回転自在に支持する内径穴を有した略円筒状のケース本体３１と、取付フランジ部５にボルト固定される取付部３５と、ケース本体３１との協働によりホルダ１５の下側切欠部１７の下端縁を支持する膨出部４０を有している。
【００２２】
ケース本体３１は、ホルダ１５内に嵌入される外径面部３２と、凹陥溝１８に嵌入される凸条部３３を有している。取付部３５は、上側切欠部１６内に介在される横幅と所定の厚さを有した平板形状を有しており、固定部１４と対向する位置に取付ボルト７が挿通されるボルト穴３６が設けられている。
【００２３】
膨出部４０は、ケース本体３１の下部に沿って設けられており、ケース本体３１の下部から互いに対向して垂下する縦壁部４１と、縦壁部４１の下端から互いに離反する方向に折曲された上面部４２と、上面部４２の外側端で下方に向かって折曲された外側壁部４３と、外側壁部４３の下端間に亘って設けられる底面部４４とを有しており、ケース本体３１がホルダ１５に保持された状態で、縦壁部４１は下側切欠部１７の下端縁と当接し、上面部４２はケース本体３１と協働して下側切欠部１７の下端縁を挟持するように形成されている。
【００２４】
また、図３に示すように、膨出部４０はケース本体３１から下方に向かって垂下する正面壁部４５を有しており、ケース本体３１のホルダ１５内への保持によって正面壁部４５がドアアウタパネル３の開口部４の下端縁部４ｂに当接してハンドルエスカッション１１に対向し、ハンドルエスカッション１１との間にドアアウタパネル３の開口部４の下端縁部４ｂを挟持するように形成されている。
【００２５】
ロータ２１には、ハンドルエスカッション１１のキー挿通穴１２を介してキーが挿通されるキー穴２２が設けられており、キー穴２２に挿通されたキーの操作によってケース本体３１内で回動自在とされる構造を有している。ロータ２１の先端には径方向に延出するようにアーム２３が固設され、アーム２３の先端には、図示していないドアロック機構に連結されたロッドの先端が連結されており、ロータ２１の回動によってアーム２３の先端が上方に移動されるとドアロック機構のドアロックが解除されるように構成されている。
【００２６】
上記構成を有するキーシリンダ２０は、ロータ２１のキー穴２２がハンドルエスカッション１１のキー挿通穴１２に対向し、取付部３５がホルダ１５の上側切欠部１６に挿通され、膨出部４０が下側切欠部１７に挿通されるように、ホルダ先端１５ａ側からホルダ１５内に嵌入されることによってハンドルエスカッション１１に保持される。
【００２７】
そして、ハンドルエスカッション１１は、固定部１４と取付部３５との間でドアアウタパネル３の取付フランジ部５を挟持し、取付部３５のボルト穴３６及び取付フランジ部５の取付穴６を介して取付ボルト７を固定部１４のインサートナット１３内に螺入することによってドアアウタパネル３に固定される。
【００２８】
従って、キーがキー穴２２からロータ２１内に差し込まれ、キーシリンダ２０に図３中で矢印Ｆ方向に向かう押し込み力が作用した場合、ケース３０には取付部３５のボルト穴３６を回転中心とした図中で矢印Ｍ方向のモーメントが働き、ケース３０の下部がドアアウタパネル３から離間しかつ上方に移動される方向（図中で矢印Ｒ方向）に付勢されるが、ケース本体３１がホルダ１５内に保持され、取付部３５がドアアウタパネル３及びハンドルエスカッション１１に固定されており、また、膨出部４０の上面部４２がケース本体３１と協働して下側切欠部１７の下端縁を挟持しているため、ケース３０の上方への移動が防止される。従って、キーによる押し込み力Ｆをキーシリンダ２０の上部と下部の両端で受け止めることができ、キーシリンダ２０の支持剛性を向上させることができる。
【００２９】
特に、盗難などの不法行為によってキー穴２２からロータ２１内に長尺物の先端が差し込まれ、アーム２３側がキー穴２２側よりも上方に移動する方向、すなわち矢印Ｍ方向にキーシリンダ２０が無理にこじられた場合に、従来は図９に示すように、ケース１０４の上部が固定され、クリップ１１０の下端１１０ａがドアアウタパネル１１１に接面されているのみであったことから、係る方向への入力に対してクリップ１１０は何ら作用せず、キーシリンダ１０３は容易に変形され、アーム１０８側が上方に持ち上げられてドアロック機構のドアロックが解除されることが懸念されていたが、本発明によれば、ホルダ１５の下側切欠部１７の下端縁がケース本体３１と膨出部４０との間に挟持されていることから、係る力の入力に対してアーム２３側が上方に持ち上げられるのを防止でき、キーシリンダ２０の変形によるドアロックの解除を簡易な構成によって確実に防止することができる。
【００３０】
また、上記構成によれば、キーシリンダ２０を一本の取付ボルト７で固定することができ、同時に膨出部４０の正面壁部４５とハンドルエスカッション１１との間で開口部４の下端縁部４ｂを挟持することができる。従って、取付容易性を損なうことなく、ドアアウタハンドル取付部１０のドアアウタパネル３への取付剛性を向上させることができる。
【００３１】
（第２の実施の形態）
図５は、第２の実施の形態を説明する分解斜視図、図６は、図５のＣ−Ｃ線断面図、図７は、図６のＤ方向矢視図であり、第１の実施の形態における図２、図３、図４にそれぞれ対応している。尚、第１の実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
【００３２】
本実施の形態において第１に特徴的なことは、ケース３０の膨出部４０をケース本体３１とは別体に設けたことであり、第２に特徴的なことは、膨出部４０の材質を合成樹脂としたことである。
【００３３】
本実施の形態におけるケース本体３１は、ダイカストによって形成された軽合金によって構成され、ホルダ１５の下側切欠部１７間に亘る平面状の下面３４を有し、その中央には軸方向に沿って突起部３７が突設され、突起部３７の基端両側にはそれぞれ軸方向に延在する凹溝３８が凹設されて、断面が逆Ｔ字形のレール部３９が形成されている。
【００３４】
一方、膨出部４０は、合成樹脂によって構成されており、縦壁部４１の上端間に亘ってケース本体３１の下面３４に接面する頭頂面部４６を有し、頭頂面部４６の中央には、レール部３９が係入される係入溝４７が凹設されて、上面部４２上に対向して起立する一対の腕部４９が形成されている。腕部４９の上端には互いに相対向するように爪部４８が突設されており、爪部４８は、凹溝３８に係入される形状を有している。
【００３５】
また、特に図示していないが、ケース本体３１の突起部３７の下面にはラッチが突設され、突起部３７下面に接面する係入溝４７底面にはラッチが没入されるラッチ穴が凹設されている。従って、膨出部４０をケース本体３１のアーム２３側から係入溝４７内にレール部３９が係入されるように移動させ、膨出部４０とケース本体３１を結合し、ラッチをラッチ穴に没入させることによって、ケース本体３１と膨出部４０との軸方向の位置関係が固定される。
【００３６】
上記構成を有するキーシリンダ２０によれば、膨出部４０を合成樹脂によって構成したことから、キーシリンダ２０に当接されるドアアウタパネル３の振動を抑制して異音の発生を防止することができ、また、ドアアウタパネル３の開口部４の下端縁部４ｂに合成樹脂製の膨出部４０が当接されることから、ドアアウタパネル３の当接面を保護することができ、発傷に起因した錆の発生を防止することができる。また、樹脂化することによって、キーシリンダ２０の軽量化を図ることができる。
【００３７】
そして、第１の実施の形態と同様に膨出部４０の上面部４２がケース本体３１と協働して下側切欠部１７の下端縁を挟持することから、キーシリンダ２０の上方向への移動を防止し、キーシリンダ２０の支持剛性を向上させることができる。そして、膨出部４０の正面壁部４５とハンドルエスカッション１１との間で開口部４の下端縁部４ｂを挟持することができるので、ドアアウタハンドル取付部１０のドアアウタパネル３への取付剛性を向上させることができる。更に、ホルダ１５が下方に移行するに従って漸次膨出部の縦壁部４１に接近し切欠部の下端縁で縦壁部４１と当接していることから、ケース本体３１に上方へ向かう力が働いた場合に、下側切欠部１７の下端縁によって膨出部４０の縦壁部４１を押圧させることができ、爪部４８が外方に変形移動される、いわゆる外開きを防止することができ、ケース本体３１と膨出部４０との結合をより強固でかつ確実に行うことができる。
【００３８】
以上説明したように、本発明に係る車両用ドアのキーシリンダ取付構造によれば、ケース本体と協働して切欠部の端縁を挟持し、かつハンドルエスカッションと協働してドアアウタパネルを挟持する膨出部を有することから、キーシリンダに対してキー操作等による押込み力が作用した場合や上方向の力が作用した場合に、その力をケース本体下部の膨出部と上部の取付部とで受け止めることができ、かつハンドルエスカッションをより強固にドアアウタパネルに取り付けることができる。従って、キーシリンダの支持剛性を向上させると共にキーシリンダの車両用ドアへの取付剛性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明が適用される自動車の側面を示す説明図である。
【図２】ドアアウタハンドル取付部をドアアウタパネルの内側から概略的に示した斜視図である。
【図３】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】図３のＢ方向矢視図である。
【図５】第２の実施の形態を説明する分解斜視図である。
【図６】図５のＣ−Ｃ線断面図である。
【図７】図６のＤ方向矢視図である。
【図８】従来技術を説明する斜視図である。
【図９】図８のＸ−Ｘ線断面図である。
【符号の説明】
３ドアアウタパネル
４開口部
５取付フランジ部
１０ドアアウタハンドル取付部
１１ハンドルエスカッション
１５ホルダ
１６上側切欠部
１７下側切欠部
２０キーシリンダ
２１ロータ
３０ケース
３１ケース本体
３５取付部
４０膨出部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a key cylinder mounting structure for a vehicle door, and in particular, includes a handle escutcheon attached to a door handle mounting opening formed in a door outer panel, and a key cylinder that releases a door lock by a key turning operation. The present invention relates to a key cylinder mounting structure for a vehicle door.
[0002]
[Prior art]
For example, as disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 7-51572 and as shown in a perspective view in FIG. 8 and a cross-sectional view along line XX in FIG. 8, a key cylinder is mounted on a holder 101 protruding from a handle escutcheon 100. 103 is in attendance.
[0003]
As shown in FIG. 8, the key cylinder 103 has a cylindrical case 104 and a rotor 105 rotatably held in the case 104. At the base end of the rotor 105, as shown in FIG. A key hole 107 through which the key is inserted through the opening hole 106 of the handle escutcheon 100 is provided, and an arm 108 is fixed to the tip of the rotor 105 so as to extend in a direction perpendicular to the axis, and the key rotation is performed. The tip of the arm 108 is swung up and down by the moving operation.
[0004]
A rod end (not shown) connected to a door lock mechanism (not shown) for locking and releasing the door is pin-coupled to the tip of the arm 108, and the arm 108 is rotated by the rotation of the rotor 105. The door is unlocked by pulling the rod upward by the swinging motion.
[0005]
A substantially Z-shaped clip 110 extends downward from one end of the case 104 of the key cylinder 103, and a door outer panel is formed between the lower end 110 a of the clip 110 and the lower end edge 100 a of the handle escutcheon 100. The opening edge 111a of 111 is clamped.
[0006]
According to the vehicle door mounting structure having the above-described configuration, the upper end edge 100b of the handle escutcheon 100 is fixed to the mounting flange portion 112 extending from the upper portion of the opening edge portion 111a of the door outer panel 111, and the lower end edge 100a is The key cylinder 103 is firmly and securely fixed to the door outer panel 111 by sandwiching the door outer panel 111 in cooperation with the clip 110 lower end 110a.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the lower end 110 a of the clip 110 is only in contact with the door outer panel 111, and has no resistance against the upward force input to the key cylinder 103. Therefore, the support rigidity with respect to the upward movement of the key cylinder 103 is low.
[0008]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a key cylinder mounting structure for a vehicle door that improves the upward support rigidity of the key cylinder with a simple configuration. .
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The key cylinder mounting structure for a vehicle door according to the first aspect of the present invention that solves the above-described problem is provided by a handle escutcheon that is attached to a door handle attachment opening of a door outer panel, and a key attached to the handle escutcheon. A key cylinder mounting structure for a vehicle door having a key cylinder for releasing a door lock, wherein the handle escutcheon is a substantially cylindrical shape projecting in a substantially horizontal direction on the inner side of the door and having a notch formed at least on the lower side The key cylinder has a rotor and a case, and the case is fitted in the holder and holds the rotor rotatably, and extends to the case body and extends to the case body. A lower end protrudes downward from the notch, and cooperates with the case body to end the notch Possess a bulging portion for clamping, the a, evagination portion is characterized by sandwiching the door outer panel in cooperation with the handle escutcheon.
[0010]
According to the invention of claim 1, the key cylinder extends from the case main body and has a lower end projecting downward from the lower cutout portion and cooperates with the case main body to sandwich the edge of the cutout portion . In addition, since it has a bulging part that clamps the door outer panel in cooperation with the handle escutcheon, when a pushing force by a key operation or the like acts on the key cylinder or when an upward force acts, It can be received by the bulging part at the lower part of the case body and the attaching part at the upper part, and the handle escutcheon can be more firmly attached to the door outer panel. Therefore, it is possible to improve the support rigidity of the key cylinder and improve the rigidity of mounting the key cylinder to the vehicle door.
[0012]
In the key cylinder mounting structure for a vehicle door according to the second aspect of the present invention, the case includes a case main body and a bulging portion formed separately, and the bulging portion is detachably provided on the case main body. Features.
[0013]
The invention according to claim 2, the case body and the bulge portion is formed separately, it constitutes the fact that detachable bulges in the case body, by a member separate from the bulging portion case, for example, If the case body is made of a light alloy formed by die casting and the bulging part is made of resin, the weight of the key cylinder can be reduced by the amount of resin, and the key cylinder is brought into contact with the case. Vibration of the door outer panel can be suppressed, and abnormal noise can be prevented.
[0014]
In the key cylinder mounting structure for a vehicle door according to the third aspect of the present invention, the case main body and the bulging portion are formed separately, and the case main body has a reverse T-shaped rail portion protruding on the lower surface. And the bulging portion has an outer surface that is erected in a pair so that the rail portion is interposed between the upper surfaces of the bulging portions and is in contact with the edge of the lower notch portion. It has an arm part and a nail | claw part which protrudes in the direction which mutually approaches at the upper end of the said arm part, and latches a rail part.
[0015]
According to the third aspect of the present invention, the edge of the lower notch is brought into contact with the outer surface of the arm portion by fitting the bulging portion and the case main body, whereby the case main body is directed upward. When force is applied, it is possible to prevent the claw portions from moving outward in directions away from each other. Therefore, the lower notch end can be securely clamped between the bulging portion and the case body, and the upward movement of the case body can be suppressed.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
1 is an explanatory view showing a side of an automobile to which the present invention is applied, FIG. 2 is a perspective view schematically showing a door outer handle from the inside of a door outer panel, and FIG. 3 is a line AA in FIG. Sectional drawing and FIG. 4 are B direction arrow directional views of FIG.
[0017]
In FIG. 1, reference numeral 10 denotes a door outer handle mounting portion provided on the side door 2 of the automobile 1, and the door outer handle mounting portion 10 is for mounting a door handle formed in the rear portion of the door outer panel 3 of the side door 2. The opening 4 is provided. The opening 4 has a horizontally long elliptical shape, and, as shown in FIG. 2, mounting flange portions 5 for attaching the handle escutcheon 11 to the upper two places are extended.
[0018]
As shown in FIG. 3, the mounting flange portion 5 is bent from the upper end edge 4 a of the opening 4 toward the inside of the door (in the direction of arrow In in the drawing), and is bent downward at the protruding end. It has an L shape, and a mounting hole 6 through which the mounting bolt 7 is inserted is formed.
[0019]
The door outer handle mounting portion 10 includes a handle escutcheon 11 that covers the opening 4, a handle portion 19 connected to a door opening / closing mechanism (not shown), and a key cylinder 20 that locks and releases the door. The handle escutcheon 11 has a shape that closes the opening 4 from the door outer side of the door outer panel 3. A handle 19 is supported at the front so that the door can be opened and closed, and a key insertion hole 12 is opened at the rear. Is formed. A fixing portion 14 for fixing the handle escutcheon 11 to the door outer panel 3 and a holder 15 for holding the key cylinder 20 are projected in a substantially horizontal direction inside the door of the handle escutcheon 11.
[0020]
The fixing portion 14 is formed in a substantially cylindrical shape, and an insert nut 13 is immersed and fixed to the protruding end surface. The holder 15 has a substantially cylindrical shape that communicates with the key insertion hole 12 and protrudes from the periphery thereof toward the inside of the door. As shown in FIGS. Upper and lower cutout portions 16 and 17 cut out with a constant width from the tip 15a toward the holder base end 15b are provided. In addition, recessed grooves 18 that are recessed in the radial direction over the axial direction of the holder 15 are provided on the inner peripheral surfaces of the holder 15 facing each other.
[0021]
As shown in FIG. 4, the key cylinder 20 has a rotor 21 and a case 30 fixed to the mounting flange 5 and the handle escutcheon 11. The case 30 has an inner diameter hole that rotatably supports the rotor 21. A substantially cylindrical case main body 31 having a swell, a mounting portion 35 bolted to the mounting flange portion 5, and a bulge that supports the lower edge of the lower notch portion 17 of the holder 15 by cooperation with the case main body 31. Part 40.
[0022]
The case main body 31 has an outer diameter surface portion 32 that is inserted into the holder 15 and a protruding strip portion 33 that is inserted into the recessed groove 18. The attachment part 35 has a flat plate shape having a predetermined width and a lateral width interposed in the upper notch part 16, and a bolt hole 36 through which the attachment bolt 7 is inserted at a position facing the fixing part 14. Is provided.
[0023]
The bulging portion 40 is provided along the lower portion of the case main body 31 and is folded in a direction in which the vertical wall portion 41 hangs opposite to each other from the lower portion of the case main body 31 and away from the lower end of the vertical wall portion 41. It has a bent upper surface portion 42, an outer wall portion 43 bent downward at the outer end of the upper surface portion 42, and a bottom surface portion 44 provided across the lower end of the outer wall portion 43. In the state where the case main body 31 is held by the holder 15, the vertical wall portion 41 contacts the lower end edge of the lower notch portion 17, and the upper surface portion 42 cooperates with the case main body 31 to lower the lower end portion of the lower notch portion 17. It is formed so as to sandwich the edge.
[0024]
As shown in FIG. 3, the bulging portion 40 has a front wall portion 45 that hangs downward from the case main body 31, and the front wall portion 45 is held by holding the case main body 31 in the holder 15. The lower end edge 4b of the opening 4 of the door outer panel 3 abuts against the handle escutcheon 11, and the lower end edge 4b of the opening 4 of the door outer panel 3 is sandwiched between the lower end 4b. Yes.
[0025]
The rotor 21 is provided with a key hole 22 through which a key is inserted through the key insertion hole 12 of the handle escutcheon 11, and can be rotated within the case main body 31 by operating the key inserted into the key hole 22. Has a structure. An arm 23 is fixed to the tip of the rotor 21 so as to extend in the radial direction, and a tip of a rod connected to a door lock mechanism (not shown) is connected to the tip of the arm 23. The door lock of the door lock mechanism is released when the tip of the arm 23 is moved upward by the rotation of the door.
[0026]
In the key cylinder 20 having the above-described configuration, the key hole 22 of the rotor 21 faces the key insertion hole 12 of the handle escutcheon 11, the attachment portion 35 is inserted into the upper notch portion 16 of the holder 15, and the bulging portion 40 is on the lower side The handle escutcheon 11 is held by being inserted into the holder 15 from the holder tip 15 a side so as to be inserted into the notch 17.
[0027]
The handle escutcheon 11 sandwiches the mounting flange portion 5 of the door outer panel 3 between the fixed portion 14 and the mounting portion 35 and is mounted via the bolt hole 36 of the mounting portion 35 and the mounting hole 6 of the mounting flange portion 5. The bolt 7 is fixed to the door outer panel 3 by screwing into the insert nut 13 of the fixing portion 14.
[0028]
Accordingly, when the key is inserted into the rotor 21 from the key hole 22 and a pushing force acting in the direction of arrow F in FIG. 3 acts on the key cylinder 20, the bolt hole 36 of the mounting portion 35 is centered on the case 30. In the figure, a moment in the direction of arrow M acts, and the lower part of the case 30 is biased in a direction away from the door outer panel 3 and moved upward (direction of arrow R in the figure). 15, the mounting portion 35 is fixed to the door outer panel 3 and the handle escutcheon 11, and the upper surface portion 42 of the bulging portion 40 cooperates with the case main body 31 to lower the lower edge of the lower notch portion 17. Therefore, the upward movement of the case 30 is prevented. Therefore, the pushing force F by the key can be received at both the upper and lower ends of the key cylinder 20, and the support rigidity of the key cylinder 20 can be improved.
[0029]
In particular, the tip of a long object is inserted into the rotor 21 from the key hole 22 due to illegal actions such as theft, and the key cylinder 20 is impossible in the direction in which the arm 23 side moves higher than the key hole 22 side, that is, the arrow M direction. In the conventional case, as shown in FIG. 9, the upper part of the case 104 is fixed, and the lower end 110a of the clip 110 is only in contact with the door outer panel 111. Although the clip 110 does not act on the input, the key cylinder 103 is easily deformed, and there is a concern that the arm 108 side is lifted upward to release the door lock of the door lock mechanism. Accordingly, since the lower end edge of the lower notch portion 17 of the holder 15 is sandwiched between the case body 31 and the bulging portion 40, 23 side can be prevented from being lifted upward, the release of the door lock by deformation of the key cylinder 20 can be reliably prevented by a simple structure.
[0030]
Further, according to the above configuration, the key cylinder 20 can be fixed with the single mounting bolt 7, and at the same time, the lower end edge of the opening 4 between the front wall 45 of the bulging portion 40 and the handle escutcheon 11. 4b can be clamped. Therefore, the rigidity of mounting the door outer handle mounting portion 10 to the door outer panel 3 can be improved without impairing the ease of mounting.
[0031]
(Second Embodiment)
FIG. 5 is an exploded perspective view for explaining the second embodiment, FIG. 6 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG. 5, and FIG. 7 is a view taken in the direction of arrow D in FIG. Corresponds to FIG. 2, FIG. 3, and FIG. The same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
[0032]
In the present embodiment, the first characteristic is that the bulging portion 40 of the case 30 is provided separately from the case main body 31, and the second characteristic is that the bulging portion 40 The material is a synthetic resin.
[0033]
The case body 31 in the present embodiment is made of a light alloy formed by die casting, and has a planar lower surface 34 that extends between the lower cutout portions 17 of the holder 15. A protruding portion 37 is protruded, and a groove 38 extending in the axial direction is formed on both sides of the proximal end of the protruding portion 37 to form a rail portion 39 having an inverted T-shaped cross section.
[0034]
On the other hand, the bulging portion 40 is made of synthetic resin, and has a top surface portion 46 that contacts the lower surface 34 of the case body 31 across the upper end of the vertical wall portion 41. The engaging groove 47 into which the rail portion 39 is engaged is recessed, and a pair of arm portions 49 that stand up against the upper surface portion 42 are formed. A claw portion 48 protrudes from the upper end of the arm portion 49 so as to face each other, and the claw portion 48 has a shape to be engaged with the concave groove 38.
[0035]
Although not particularly shown, a latch projects from the lower surface of the projection 37 of the case body 31, and a latch hole into which the latch is inserted is recessed in the bottom surface of the engagement groove 47 that contacts the lower surface of the projection 37. It is installed. Therefore, the bulging portion 40 is moved from the arm 23 side of the case main body 31 so that the rail portion 39 is engaged in the engagement groove 47, the bulging portion 40 and the case main body 31 are coupled, and the latch is latched into the latch hole. The axial positional relationship between the case main body 31 and the bulging portion 40 is fixed by immersing in the case.
[0036]
According to the key cylinder 20 having the above configuration, since the bulging portion 40 is made of synthetic resin, vibration of the door outer panel 3 abutting against the key cylinder 20 can be suppressed to prevent generation of abnormal noise. In addition, since the bulging portion 40 made of synthetic resin is brought into contact with the lower end edge 4b of the opening 4 of the door outer panel 3, the contact surface of the door outer panel 3 can be protected, and damage can be caused. It is possible to prevent the occurrence of rust. Moreover, the weight reduction of the key cylinder 20 can be achieved by using resin.
[0037]
And since the upper surface part 42 of the bulging part 40 cooperates with the case main body 31 and clamps the lower end edge of the lower side notch part 17 similarly to 1st Embodiment, the upward direction of the key cylinder 20 is carried out. The movement can be prevented and the support rigidity of the key cylinder 20 can be improved. And since the lower end edge part 4b of the opening part 4 can be clamped between the front wall part 45 of the bulging part 40 and the handle escutcheon 11, the attachment rigidity to the door outer panel 3 of the door outer handle attachment part 10 is increased. Can be improved. Further, as the holder 15 moves downward, it gradually approaches the vertical wall portion 41 of the bulging portion and abuts the vertical wall portion 41 at the lower end edge of the cutout portion. The vertical wall portion 41 of the bulging portion 40 can be pressed by the lower edge of the lower notch portion 17, and the so-called outward opening in which the claw portion 48 is deformed and moved outward can be prevented. The case main body 31 and the bulging portion 40 can be more firmly and reliably coupled.
[0038]
As described above, according to the key cylinder mounting structure for a vehicle door according to the present invention, the edge of the notch is clamped in cooperation with the case body , and the door outer panel is clamped in cooperation with the handle escutcheon. When the pressing force by key operation etc. is applied to the key cylinder or when the upward force is applied to the key cylinder, the force is applied to the bulging part at the lower part of the case body and the mounting part at the upper part. The handle escutcheon can be attached to the door outer panel more firmly. Therefore, it is possible to improve the support rigidity of the key cylinder and improve the rigidity of mounting the key cylinder to the vehicle door.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing a side surface of an automobile to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a perspective view schematically showing a door outer handle mounting portion from the inside of a door outer panel.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
4 is a view in the direction of arrow B in FIG. 3;
FIG. 5 is an exploded perspective view illustrating a second embodiment.
6 is a cross-sectional view taken along line CC in FIG.
7 is a view taken in the direction of arrow D in FIG. 6;
FIG. 8 is a perspective view for explaining a conventional technique.
9 is a cross-sectional view taken along the line XX of FIG.
[Explanation of symbols]
3 Door outer panel 4 Opening portion 5 Mounting flange portion 10 Door outer handle mounting portion 11 Handle escalation 15 Holder 16 Upper notch portion 17 Lower notch portion 20 Key cylinder 21 Rotor 30 Case 31 Case body 35 Mounting portion 40 Swelling portion

Claims

ドアアウタパネルのドアハンドル取付け用開口部に取り付けられるハンドルエスカッション及び前記ハンドルエスカッションに取り付けられキーの回動操作によりドアロックを解除するキーシリンダを有する車両用ドアのキーシリンダ取付構造において、
前記ハンドルエスカッションは、ドア内側に略水平方向に突設される略円筒状で少なくとも下側に切欠部が形成されたホルダを有し、
前記キーシリンダは、ロータとケースを有し、
該ケースは、
前記ホルダ内に嵌合されると共に前記ロータを回転自在に保持するケース本体と、
該ケース本体に延設されて前記切欠部から下方に下端が突出形成されると共に前記ケース本体と協働して前記切欠部の端縁を挟持する膨出部と、を有し、
該膨出部は、
前記ハンドルエスカッションと協働して前記ドアアウタパネルを挟持することを特徴とする車両用ドアのキーシリンダ取付構造。In a key cylinder mounting structure for a vehicle door having a handle escutcheon attached to a door handle attachment opening of a door outer panel and a key cylinder attached to the handle escutcheon to release the door lock by a key turning operation.
The handle escutcheon has a holder with a substantially cylindrical shape projecting in a substantially horizontal direction inside the door and having a notch formed at least on the lower side,
The key cylinder has a rotor and a case,
The case is
A case main body that fits in the holder and rotatably holds the rotor;
Have a, a bulge for holding the edge of the notch in cooperation with the case body with a lower end downwardly from the notch extends in the said case body is protruded,
The bulge is
A key cylinder mounting structure for a vehicle door, wherein the door outer panel is clamped in cooperation with the handle escutcheon .

前記ケースは、
前記ケース本体と前記膨出部が別体に形成され、前記膨出部がケース本体に着脱自在に設けられたことを特徴とする請求項１に記載の車両用ドアのキーシリンダ構造。The case is
The key cylinder structure for a vehicle door according to claim 1, wherein the case main body and the bulging portion are formed separately, and the bulging portion is detachably provided on the case main body.

前記ケース本体と前記膨出部とが別体に形成され、
前記ケース本体は、下面に突設された断面逆Ｔ字状のレール部を有し、
前記膨出部は、該膨出部の上面の間に前記レール部が介在されるように対をなして立設されて前記下側切欠部の端縁と当接される外側面をそれぞれ有する腕部と、前記腕部の上端で互いに接近する方向に突設して前記レール部を係止する爪部とを有することを特徴とする請求項２に記載の車両用ドアのキーシリンダ構造。The case body and the bulging part are formed separately,
The case body has an inverted T-shaped rail portion protruding on the lower surface,
Each of the bulging portions has an outer surface that is erected in a pair so that the rail portion is interposed between the upper surfaces of the bulging portions and is in contact with an edge of the lower notch portion. The key cylinder structure for a vehicle door according to claim 2 , further comprising: an arm portion; and a claw portion that protrudes in a direction approaching each other at an upper end of the arm portion and engages the rail portion.