JP4517852B2 - 改札システム、および管理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、駅の改札口に設置された自動改札機を利用して駅構内に入場または駅構内から退場した利用者に対してメッセージを電子メールで送信し、用件を利用者に伝える改札システム、およびこの改札システムに適用される管理装置に関する。
従来、通勤や通学等で日常的に鉄道を利用する利用者に対して、鉄道の利用時等にメッセージを送信するサービスが提案されている。例えば、特許文献1には、利用者が駅に設置されている自動改札機や、券売機等の駅務機器を利用したときに、この利用者に対してメッセージを送信する改札システムが記載されている。このシステムは、利用者に送信するメッセージをセンタで受け付けている。センタ装置は、公衆回線網を介して接続されたパーソナルコンピュータ、携帯電話、携帯端末(PDA)等の端末から利用者に送信するメッセージの登録要求を受け付ける。この端末を操作するメッセージの送信者は、メッセージを伝える利用者を特定するための利用者特定情報や、この利用者に伝えるメッセージを端末から入力する。また、利用者特定情報は、メッセージを送信する利用者を特定することができる情報であればよく、例えば利用者に送信するメッセージを受け付けるときに、この利用者が所持する定期券等の乗車券の識別コード、利用者の氏名、利用者が所持する携帯電話の電話番号を、入力させている。
センタは、利用者に送信するメッセージの登録要求を受け付けると、この登録要求における利用者特定情報で特定される利用者が所持している定期券等の乗車券の識別コードと、受け付けたメッセージを駅務機器に送信する。駅務機器は、センタから送信されてきた乗車券の識別コードと、メッセージとを関連づけて記憶する。また、駅務機器は、定期券等の乗車券が投入されたときに、投入された乗車券から読み取った識別コードを用いて、この乗車券を所持している利用者に送信するメッセージを記憶しているかどうかを判定し、この利用者に対して送信するメッセージを記憶していれば、そのメッセージを表示部に表示して、利用者にメッセージを伝える。
また、駅務機器の表示部にメッセージを表示するのではなく、利用者の携帯電話にメッセージを電子メールで送信することも提案されている(特許文献2参照)。
特開2004−30244号公報 特開2004−102928号公報
しかしながら、従来のシステムは、利用者が駅務機器を利用したときに、その利用者に送信するメッセージを受け付けていれば、そのメッセージを利用者に送信するシステムであった。このため、利用者がA駅(乗車駅)からB駅(降車駅)まで鉄道を利用する場合に、この利用者に対して受け付けているメッセージが降車駅であるB駅付近での行動(B駅付近で営業している店舗での買い物等)をお願いする内容であっても、利用者がA駅に入場したときに、このメッセージを送信することがある。その結果、利用者が乗車駅(A駅)に入場したときに送信されてきたメッセージで伝えられた内容を降車駅(B駅)で退場するときに忘れていて、A駅の入場時に伝えた用件が行われないことがあった。また、利用者に対して受け付けているメッセージが乗車駅であるA駅付近での行動(A駅付近で営業している店舗での買い物等)をお願いする内容であっても、このメッセージを利用者がA駅に入場したときに送信し、伝えることがある。この場合、利用者は伝えられた用件を行うために、直前に入場した乗車駅から一旦退場しなければならない。したがって、従来のシステムは、利用者にメッセージで伝えた用件が行われなかったり、利用者に煩わしさを感じさせるという問題があった。このように、従来のシステムは、メッセージを受け取る利用者の行動を考慮することなく、送信者から受け付けているメッセージを利用者に送信するだけのシステムであったため、利用者の行動に合わない不適性なタイミングでメッセージを利用者に送信するという問題があった。
また、特許文献1に記載されているように、利用者に伝えるメッセージを駅務機器の表示部に表示する構成では、朝夕のラッシュ時等の混雑時には、利用者が表示部に表示されたメッセージをゆっくり確認することができず、メッセージの内容が利用者に正確に伝わらないという問題もあった。
この発明の目的は、自動改札機を利用して駅に入場、または駅から退場する利用者に対して、この利用者の行動に合った適正なタイミングでメッセージを送信し、伝えることができる改札システム、およびこの改札システムに適用される管理装置を提供することにある。
この発明の改札システムは、上記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)駅の改札口に設置された自動改札機と、この自動改札機にネットワークを介して接続された管理装置と、を有する改札システムであって、
前記自動改札機は、
駅構内に入場または駅構内から退場する利用者が所持する乗車券から、この乗車券を識別する識別コードを含む乗車券情報を読み取る乗車券情報読取手段と、
前記乗車券情報読取手段が利用者が所持する乗車券から乗車券情報を読み取ったときに、ここで読み取った乗車券情報に含まれている識別コード、および当該利用者が入退場した駅と入退場の区別を示す入退場情報を含む利用情報を前記ネットワークを介して接続されている前記管理装置に通知する通知手段と、を備え
前記管理装置は、
乗車券の識別コード毎に、その乗車券の利用履歴を関連づけて記憶する利用履歴記憶手段と、
乗車券の識別コード、この乗車券を所持する利用者のメールアドレス、この利用者に送信するメッセージ、およびこのメッセージの送信を実行する送信条件を関連づけて記憶するメッセージ記憶手段と、
外部機器から送信されてきた、利用者の特定に用いる利用者特定情報、この利用者に送信するメッセージ、およびこのメッセージの送信を実行する送信条件をメッセージの登録要求として受け付ける登録要求受付手段と、
前記登録要求受付手段がメッセージの登録要求を受け付けたときに、この登録要求に含まれているメッセージおよび送信条件を利用者特定情報で特定される利用者が所持している乗車券の識別コード、この利用者のメールアドレスに関連づけて前記メッセージ記憶手段に記憶させるメッセージ登録手段と、
前記登録要求受付手段がメッセージの登録要求を受け付けたときに、この登録要求に含まれている利用者特定情報で特定される利用者について、前記利用履歴記憶手段が記憶する当該利用者の利用履歴を用いて、今回受け付けたメッセージの送信日時を推定する送信日時推定手段と、
前記送信日時推定手段が推定したメッセージの送信日時を、今回メッセージの登録要求を送信してきた外部機器に送信する推定送信日時通知手段と、
前記自動改札機から利用情報が通知されたときに、前記メッセージ記憶手段が今回通知された利用情報に含まれている識別コードに関連づけてメッセージを記憶していれば、このメッセージの送信条件が満足しているかどうかを判定する送信条件判定手段と、
前記送信条件判定手段が送信条件が満足していると判定したときに、このメッセージを関連づけられているメールアドレスに電子メールで送信するメッセージ送信手段と、を備え、
前記送信条件には、当該利用者が入退場した駅、および入退場の区別が含まれている。
この構成では、自動改札機の乗車券情報読取手段が駅構内に入場、または駅構内から退場する利用者が所持している定期券等の乗車券に記録されている乗車券情報を読み取る。乗車券には、この乗車券を識別する識別コードとともに、この定期券の有効期間、定期利用区間、プリペイド金額(残額)、乗車券の有効期間等を示す情報が乗車券情報として記録されている。自動改札機は、乗車券から読み取った乗車券情報を用いて、この乗車券を所持する利用者に対して駅構内への入場、または駅構内からの退場を許可するかどうかを判定し、その判定結果に基づいて利用者の入退場を制限する。また、自動改札機は、乗車券から読み取った識別コード、および利用者が入退場した駅(自動改札機が設置されている駅)と入退場の区別とを示す入退場情報を含む利用情報を管理装置に通知する。
管理装置は、自動改札機から利用情報が通知されると、送信条件判定手段が今回通知された利用情報に含まれている識別コードをキーにしてメッセージ記憶手段を検索し、この識別コードで識別される利用者に送信するメッセージを記憶しているかどうかを判定する。言い換えれば、今回自動改札機を利用して駅構内に入場、または駅構内から退場した利用者に伝えるメッセージがあるかどうかを判定する。ここで、送信条件判定手段は、この利用者に送信するメッセージがあると判定すると、このメッセージの送信条件が満足しているかどうかを判定する。この送信条件には、入退場した駅、および入退場の区別が含まれている。例えば、A駅に入場したときに送信する、B駅から退場したときに送信する、といった送信条件が含まれている。メッセージ送信手段が、送信条件判定手段により送信条件が満足していると判定されたメッセージを、このメッセージに関連づけて記憶している利用者のメールアドレス、例えばこの利用者が所有する携帯電話やPDA等の携帯端末のメールアドレス、に電子メールで送信する。
なお、メッセージ送信手段は、送信条件判定手段により送信条件が満足していないと判定されたメッセージについては、この時点で送信しない。
このように、利用者が入退場した駅、および入退場の区別を用いて、メッセージを利用者に送信するかどうかを決定する構成としたので、利用者が降車駅付近で行う用件を伝えるメッセージ(例えば、降車駅付近の店舗での買い物をお願いするメッセージ)や、乗車駅付近で行う用件を伝えるメッセージ(例えば乗車駅付近の店舗での買い物をお願いするメッセージ)を、利用者が乗車駅に入場したときに送信して伝えるのを防止できる。言い換えれば、利用者の行動に合わない不適正なタイミングでメッセージを利用者に伝えることがなく、利用者に伝えた用件が行われなかったり、利用者に煩わしさを感じさせるという事態が生じるのを防止できる。
また、利用者に対してメッセージを電子メールで伝える構成としたので、朝夕のラッシュ時等の混雑時であっても、利用者は電子メールで送信されてきたメッセージの内容を携帯電話やPDA等でゆっくり確認することができる。
また、登録要求受付手段がパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと言う。)や携帯電話等の端末から送信されてきたメッセージの登録要求を受け付ける。このメッセージの登録要求には、メッセージ本文、このメッセージを送信する利用者の特定に用いる利用者特定情報、このメッセージの送信条件が含まれている。メッセージ登録手段が、登録要求受付手段で受け付けたメッセージの登録要求に含まれているメッセージをメッセージ記憶手段に記憶させる。このとき、このメッセージの登録要求に含まれている利用者特定情報で特定される利用者が所持する乗車券の識別コードに関連づけて、メッセージや送信条件を記憶する。
したがって、任意の利用者に対して送信するメッセージの登録がパソコンや携帯電話等の端末で簡単に行える。
さらに、送信日時推定手段がメッセージの登録要求を受け付けたときに、今回登録要求を受け付けたメッセージを利用者に送信する送信日時を推定し、推定送信日時通知手段が推定されたメッセージの送信日時を今回メッセージの登録要求を送信してきた外部機器に通知する。送信日時推定手段は、利用履歴記憶手段に記憶している乗車券の利用履歴を用いて送信日時を推定するので、今回登録要求を受け付けたメッセージの送信日時の推測が精度よく行え、また推測した送信日時を今回メッセージの登録要求を行った者に知らせることができる。
)前記推定送信日時通知手段が前記送信日時推定手段が推定したメッセージの送信日時を、今回メッセージの登録要求を送信してきた外部機器に送信した後、前記メッセージ登録手段が今回のメッセージの登録要求に基づくメッセージおよび送信条件を前記メッセージ記憶手段に記憶させるのを中止するかどうかを確認する登録確認手段を備えるようにし、
前記メッセージ登録手段は、前記登録確認手段により中止しないことを確認した場合に、今回のメッセージの登録要求に基づくメッセージおよび送信条件を前記メッセージ記憶手段に記憶させる手段である。
この構成では、今回登録要求を受け付けたメッセージの送信日時の推測結果を通知した後に、今回メッセージの登録要求を行った者が推測結果からメッセージの送信日時が適当でないと判断したときに、今回のメッセージの登録要求をキャンセルすることができる。
また、この発明の管理装置は、駅の改札口に設置された自動改札機から送信されてきた、駅構内に入場または駅構内から退場した利用者が所持する乗車券の識別コード、および当該利用者が入退場した駅と入退場の区別を示す入退場情報を含む利用情報を受信する受信手段と、
乗車券の識別コード毎に、その乗車券の利用履歴を関連づけて記憶する利用履歴記憶手段と、
乗車券の識別コード、この乗車券を所持する利用者のメールアドレス、この利用者に送信するメッセージ、およびこのメッセージの送信を実行する送信条件を関連づけて記憶するメッセージ記憶手段と、
外部機器から送信されてきた、利用者の特定に用いる利用者特定情報、この利用者に送信するメッセージ、およびこのメッセージの送信を実行する送信条件をメッセージの登録要求として受け付ける登録要求受付手段と、
前記登録要求受付手段がメッセージの登録要求を受け付けたときに、この登録要求に含まれているメッセージおよび送信条件を利用者特定情報で特定される利用者が所持している乗車券の識別コード、この利用者のメールアドレスに関連づけて前記メッセージ記憶手段に記憶させるメッセージ登録手段と、
前記登録要求受付手段がメッセージの登録要求を受け付けたときに、この登録要求に含まれている利用者特定情報で特定される利用者について、前記利用履歴記憶手段が記憶する当該利用者の利用履歴を用いて、今回受け付けたメッセージの送信日時を推定する送信日時推定手段と、
前記送信日時推定手段が推定したメッセージの送信日時を、今回メッセージの登録要求を送信してきた外部機器に送信する推定送信日時通知手段と、
前記自動改札機から送信されてきた前記利用情報を前記受信手段で受信したときに、前記メッセージ記憶手段が今回通知された利用情報に含まれている識別コードに関連づけてメッセージを記憶していれば、このメッセージの送信条件が満足しているかどうかを判定する送信条件判定手段と、
前記送信条件判定手段が送信条件が満足していると判定したときに、このメッセージを関連づけられているメールアドレスに電子メールで送信するメッセージ送信手段と、を備え、
前記送信条件には、当該利用者が入退場した駅、および入退場の区別が含まれている。
この発明によれば、利用者の行動に合わない不適正なタイミングでメッセージを利用者に伝えることがなく、利用者に伝えた用件が行われなかったり、利用者に煩わしさを感じさせるという事態が生じるのを防止できる。
また、利用者は、携帯電話やPDA等の携帯端末でメッセージの内容を確認することができるので、朝夕のラッシュ時等の混雑時であっても、メッセージの内容を利用者に正確に伝えることができる。
以下、この発明の実施形態である改札システムについて説明する。
図1は、この発明の実施形態である改札システムの構成を示す概念図である。この実施形態の改札システムは、センタに設置されている電鉄サーバ1(この発明で言う管理装置に相当する)と、各駅に設置されている自動改札機2と、を備えている。また、各駅には駅サーバ3が設置されており、各駅サーバ3には設置されている駅の自動改札機2がデータ通信ラインを介して接続されている。各駅に設置されている自動改札機2は、データ通信ラインを介して駅サーバ3との間でデータ通信可能に構成されている。さらに、各駅に設置されている駅サーバ3は、専用線を介して電鉄サーバ1に接続されており、電鉄サーバ1とデータ通信可能に構成されている。電鉄サーバ1は、後述するようにインタネット4上で利用者に送信するメッセージの登録要求を受け付けるページ等を公開しているとともに、インタネット4を介して電子メールを任意の端末(パソコン、携帯電話、PDA等)に送信することができる構成である。各駅では、設置されている自動改札機2等の駅務機器が利用者に利用されたときに、その利用内容(利用情報)を駅サーバ3に通知する。駅サーバ3は、駅務機器から通知された利用情報に基づいて、当該駅の利用状況を管理する。また、各駅サーバ3は、駅務機器から通知された利用情報を専用線を介して電鉄サーバに送信する。電鉄サーバ1は、各駅サーバ3から通知された利用情報に基づいて、鉄道の利用状況を管理する。
なお、図1において、特に図示していないが、各駅には券売機、精算機等の自動改札機2以外の駅務機器も設置されている。これらの駅務機器もデータ通信ラインを介して駅サーバ3に接続されている。また、図1中に示す5(5a、5b)は利用者が所持する携帯電話である。携帯電話5は、インタネット4上で公開されているページを取得したり、インタネット4を介して送信されてきた電子メールを受信することができる。
図2は、この発明の実施形態である改札システムにおける電鉄サーバの主要部の構成を示すブロック図である。電鉄サーバ1は、本体の動作を制御する制御部11と、送信するメッセージを利用者毎に関連づけて記憶するメッセージ記憶部12と、利用者に発行している定期券やプリペイドカード等の乗車券の利用履歴を利用者毎に記憶し管理する利用履歴記憶部13と、インタネット4を介した通信を制御する第1の通信部14と、専用線を介した駅サーバ3との通信を制御する第2の通信部15とを備えている。メッセージ記憶部12には、図3に示すように、利用者毎にその利用者にかかる利用者情報と、その利用者に送信することが要求されているメッセージにかかるメッセージ情報と、が関連づけて記憶されている。利用者情報がメッセージ記憶部12に記憶されている利用者は、乗車券が発行されている全ての利用者ではなく、メッセージの送信を希望した利用者である。具体的には、利用者自身が後述する利用者登録処理を行った利用者についてのみ、メッセージ記憶部12に利用者情報を記憶している。利用者情報がメッセージ記憶部12に記憶されている利用者は、自動改札機2を利用して駅構内に入場、または駅構内から退場したときにメッセージを電子メールで受け取るサービスの提供が受けられる。
メッセージ記憶部12に記憶されている利用者情報には、利用者が所持する乗車券の識別コード、利用者の氏名、利用者が所持する携帯電話5やPDA等の携帯端末のメールアドレス、利用者が所持する携帯電話5または自宅の固定電話の電話番号等の情報が含まれている。利用者情報に関連づけられているメッセージ情報は、この利用者情報の利用者に送信することが要求されたメッセージにかかるメッセージ情報である。メッセージ情報には、このメッセージを受け付けた受付日、このメッセージの送信を要求した者の氏名(メッセージの送信者の氏名)、メッセージ本文、このメッセージを送信する送信条件である指定駅、入場/退場の区別、送信指定日時等が含まれている。メッセージ記憶部12は、利用者情報に複数のメッセージについて、そのメッセージ情報を関連づけて記憶することができる。電鉄サーバ1は、後述するように、送信指定日時に、利用者が指定駅において、指定されている入場または退場したときにメッセージを送信する。言い換えれば、電鉄サーバ1は、送信指定日時、指定駅、入退場の区別によるメッセージの送信条件が満足していない状況であるときには、メッセージを利用者に送信しない。また、メッセージ記憶部12に対するメッセージ情報の登録は、本人でも行える。言い換えれば、本人が自分自身に伝えるメッセージを電鉄サーバ1に登録することもできる。メッセージ記憶部12に対するメッセージ情報の登録は、後述するメッセージ登録処理を実行することで行える。
また、利用履歴記憶部13には、図4に示すように利用者毎に乗車券の識別情報に関連づけて、その乗車券が使用された所定回数分、例えば最近20回分、の自動改札機1の利用を示す履歴情報が記憶されている。履歴情報には、入退場した駅、入退場の区別、入退場した時刻等が含まれている。利用履歴記憶部13には、発行されている乗車券毎に履歴情報が記憶されている。電鉄サーバ1は、自動改札機2から送信されてきた乗車券の利用情報を受信すると、利用履歴記憶部13に記憶している該当する乗車券の履歴情報を更新する利用履歴更新処理を行う。電鉄サーバ1が行う、この利用履歴更新処理の詳細についても後述する。
電鉄サーバ1は、インタネット4上で、メッセージ記憶部12への利用者情報の登録要求を行うページや、メッセージの登録要求を受け付けるページ等を公開している。利用者は、必要に応じて、これらのページにアクセスし、必要事項を入力し、電鉄サーバ1に送信することで、利用者情報の登録やメッセージの登録要求が行える。乗車券を所持していない利用者は、電鉄サーバ1に対して利用者情報の登録を行うことはできないが、乗車券を所持している他の利用者に対するメッセージの登録要求については行える。また、電鉄サーバ1は、電子メールを送信することができる。第1の通信部14がインタネット4を介した通信を制御する。また、第2の通信部15が駅サーバ3との通信を制御する。
図5は、乗車券として利用者に発行されている非接触式のICカードの構成を示す図である。以下、非接触式のICカードを単にICカードと言う。ICカード20は、制御部21と、乗車券情報を記憶する記憶部22と、自動改札機2との無線通信を制御する無線通信部23と、を備えている。記憶部22には、このICカード20を識別する識別コード(この発明で言う、乗車券を識別する識別コード)、このICカード20で利用できる定期券区間、このICカード20における定期券の有効期間、このICカード20のプリペイド残高、このICカード20の前回の利用履歴情報、このICカード20の有効期間等が乗車券情報として記憶されている。定期券として発行されていないICカード20には、定期券区間や定期券利用の有効期間を示す情報が記憶されていない。また、前回の利用履歴情報には、ICカード20が前回利用された駅、およびその駅における入場/退場の区別が含まれている。ICカード20は、自動改札機2等で利用されたときに、利用された機器から送信されてきた情報に基づいて記憶部22に記憶している乗車券情報を更新する。ICカード20は、自動改札機2の無線通信エリア内に位置されたときに、自動改札機2から送出されている電力搬送波との電磁結合により本体の動作電源を取得し、動作する。したがって、ICカード20は、自動改札機2との無線通信エリア内に位置しているときに動作する。
図6は、この発明の実施形態である改札システムにおける自動改札機の構成を示す図である。自動改札機2は、本体の動作を制御する制御部31と、利用者が所持する乗車券であるICカード20と無線で通信する無線通信部32と、通路における利用者の通行を検知する通行検知部33と、通路における利用者の通行を制限する扉を開閉する扉開閉部34と、利用者に対する案内表示を行う表示部35と、駅サーバ3との通信を制御する通信部36と、を備えている。無線通信部32は、通信エリア内に位置しているICカード20に対するポーリングを数ms間隔で繰り返し行い、このポーリングに対してICカード20からの応答があると、無線通信エリア内にICカード20が位置していると判定する。無線通信部32は、非接触ICカード20の記憶部22に記憶している乗車券情報を、このICカード20との無線通信により取得する。通行検知部33は、通路に沿って並べられた複数のセンサにより、通路における利用者の通行を検知する。扉開閉部34は、通路の出口側に設けた扉を閉することで、適正な乗車券を所持していない利用者が通路を不正に通行するのを制限する。表示部35は、通路の出口側に設けられ、通路通行している利用者に対する案内表示等を行う。通信部36は、利用者が所持するICカード20から読み取った乗車券情報等を含む利用情報を駅サーバ3に送信する。駅サーバ3は、自動改札機2から送信されてきた利用情報を受信すると、これを蓄積的に記憶するとともに、電鉄サーバ1に転送する。利用情報の電鉄サーバ1への転送は、略リアルタイムに行われる。
以下、この実施形態の改札システムの動作について説明する。図7は、電鉄サーバの動作を示すフローチャートである。電鉄サーバ1は、メッセージ記憶部12への利用者情報の登録要求を受信すると(s1)、今回受信した利用者情報登録要求に基づいてメッセージ情報記憶部12に利用者情報を登録する利用者情報登録処理を実行する(s2)。この利用者情報登録要求は、インタネット4を介して電鉄サーバ1に送信されてくる。また、電鉄サーバ1は、メッセージ記憶部12へのメッセージの登録要求を受信すると(s3)、今回受信したメッセージの登録要求に基づいてメッセージ情報記憶部12にメッセージを登録するメッセージ登録処理を実行する(s4)。このメッセージ登録要求も、インタネット4を介して電鉄サーバ1に送信されてくる。また、電鉄サーバ1は、駅サーバ3を介して自動改札機2からICカード20の利用にかかる利用履歴情報を受信すると(s5)、利用履歴記憶部13に記憶している該当するICカード20の利用履歴を更新する利用履歴更新処理を行うとともに(s6)、今回利用履歴情報が送信されてきた利用者について送信するメッセージがあれば、そのメッセージを送信するメッセージ送信処理を実行する(s7)。図7では、利用履歴更新処理を実行した後に、メッセージ送信処理を実行するとしたが、この順番についてはどちらを先に実行してもよい。さらに、電鉄サーバ1は、上記以外の入力があると、その入力に応じた処理(その他の処理)を実行する(s8、s9)。
まず、電鉄サーバ1における利用者情報登録処理について説明する。この利用者登録処理は、電鉄サーバ1のメッセージ記憶部12に利用者情報を登録する処理である。メッセージ記憶部12に利用者情報が登録された利用者は、電鉄サーバ1によるメッセージの送信サービスの提供を受けることができる。メッセージ記憶部12に利用者情報が登録できるのは、ICカード20が発行されている利用者である。
利用者情報をメッセージ記憶部12に登録する利用者は、インタネット4に接続できるパーソナルコンピュータ、携帯電話5、携帯端末(PDA)等の端末を操作して、電鉄サーバ1に利用者情報の登録要求を送信する。上述したように、電鉄サーバ1は、インタネット4上で利用者情報の登録要求を受け付ける利用者情報登録ページを公開している。利用者情報をメッセージ記憶部12に登録する利用者は、インタネット4に接続できる端末を操作し、インタネット4からこの利用者情報登録ページを取得する。図8は、この利用者情報登録ページを取得した端末の表示画面例を示す図である。
図8に示すように、利用者情報登録ページには、ICカード20の識別コード、利用者の氏名、メールアドレス、電話番号を入力するフィールド、入力した情報を電鉄サーバ1に送信するときに操作する送信ボタン、およびこの利用者情報の登録にかかる操作を中止するときに操作するキャンセルボタンが設けられている。識別コードのフィールドには、利用者に発行されているICカード20の識別コードを入力する。この識別コードは、ICカード20の表面に記載されている。したがって、利用者が利用者情報の登録にかかる操作を行うときに、ICカード20の識別コードが分からず、入力できないという事態が生じることはない。氏名のフィールドには自分の氏名を入力する。メールアドレスのフィールドには、電鉄サーバ1が提供するメッセージの送信において、メッセージの送信先となるメールアドレス、例えば携帯電話5のメールアドレス、を入力する。電話番号のフィールドには、携帯電話5や自宅の固定電話等の電話番号(利用者の連絡先電話番号)を入力する、送信ボタンは、入力した情報を電鉄サーバ1に送信するときに操作し、キャンセルボタンはこの利用者情報の登録処理を中止するときに操作する。利用者情報をメッセージ記憶部12に登録する利用者は、インタネット4から取得した利用者情報登録ページの各フィールドに対する入力を行い、送信ボタンを操作することで、電鉄サーバ1に対して利用者情報の登録要求を送信することができる。このとき、電鉄サーバ1には、利用者情報登録ページの各フィールドに入力された情報も送信される。
図9は、電鉄サーバにおける利用者情報登録処理を示すフローチャートである。電鉄サーバ1は、第1の通信部14で利用者情報の登録要求をs1で受信すると、この処理を実行する。電鉄サーバ1は、今回利用者情報の登録要求を送信してきた利用者が、ICカード20が発行されている利用者であるかどうかを判定する。具体的には、今回利用者情報の登録要求とともに送信されてきた識別コードのICカード20がすでに発行されているかどうかを判定する(s11)。電鉄サーバ1は、発行済みのICカード20を図示していないICカード発行管理部で管理している。このICカード発行管理部では、発行済みのICカードについて、識別コード、利用者、発行日、連絡先電話番号等を対応づけて記憶している。電鉄サーバ1は、今回送信されてきた識別コードがICカード発行管理部で管理している識別コードであれば発行済みであると判定し、反対にICカード発行管理部で管理している識別コードでなければ発行済みでないと判定する。電鉄サーバ1は、s11で発行済みでないと判定すると、ICカード20の識別コードの入力ミスであると判断し、今回利用者情報の登録要求を送信してきた端末に利用者情報の確認、および再入力を要求する(s12)。例えば、「識別コードが間違っています。確認後、再入力をお願いします。」等のメッセージとともに、図8に示したページを端末に送信する。このとき、各フィールドには端末から電鉄サーバに送信した情報が入力されている。上述したように、ICカード20には、その表面(または裏面)に識別コードが記載されている。したがって、ICカード20を所持している利用者であれば、ICカード20の識別コードを確認することができる。
電鉄サーバ1は、s12で再入力の要求を行うと、再入力の要求した端末からキャンセル、または再入力された利用者情報が送信されてくるのを待つ(s13、s14)。電鉄サーバ1は、再入力を要求した端末から、利用者情報の登録をキャンセルする旨の入力があると、本処理を終了する。一方、再入力された利用者情報が送信されてくると、s11に戻る。
電鉄サーバ1は、s11で発行済であると判定すると、利用者の氏名が一致しているかどうかを判定する(s15)。s15では、ICカード管理部で管理している利用者の氏名と、今回送信されてきた利用者情報の登録要求に含まれている利用者の氏名と、が一致しているかどうかを判定している。電鉄サーバ1は、s15で利用者名が一致していなければ、上述したs12以降の処理を行う。このs15にかかる処理は、他人が勝手に利用者情報の登録を行うのを防止するためである。具体的には、適当に入力された識別コードが、すでに発行済みであるICカード20の識別コードであった場合に、不正に利用者情報が登録されるのを防止するためである。ICカード20の識別コードを適当に入力しても、この識別コードのICカード20を所持している利用者の氏名が分からないので、他人が利用者情報を勝手に登録することができない。
電鉄サーバ1は、s15で利用者の氏名が一致していると判定すると、メッセージ記憶部12に利用者情報を登録し(s16)、今回利用者情報の登録要求を送信してきた端末に登録完了を通知し(s17)、本処理を終了する。利用者情報が、s16でメッセージ記憶部12に登録されたとき、この利用者情報に関連づけられているメッセージ情報は存在しない。
利用者情報の登録要求を行った利用者は、電鉄サーバ1がs17で送信してきた登録完了通知により、利用者情報の登録が完了したことの確認が行える。また、メッセージ記憶部12に利用者情報が登録されたことにより、電鉄サーバ1が提供するメッセージの送信サービスの提供が受けられる。
なお、ここではメッセージ記憶部12への利用者情報の登録をインタネット4を介して行うとしたが、例えばICカード20の発行時に必要事項を記載した書面を鉄道会社に提出し、鉄道会社の社員が電鉄サーバ1に接続されている端末を操作して行うようにしてもよいし、他の方法でメッセージ記憶部12への利用者情報の登録が行えるようにしてもよい。
次に、利用者情報がメッセージ記憶部12に記憶されている利用者に伝えたいメッセージをメッセージ記憶部12に登録する処理(s4にかかるメッセージ登録処理)について説明する。電鉄サーバ1は、上述したように、利用者情報をメッセージ記憶部12に記憶している利用者に伝えるメッセージの登録要求を受け付けるページをインタネット4上で公開している。メッセージ記憶部12に利用者情報が記憶されている利用者に対してメッセージを送信したい者(以下、送信者と言う。)は、携帯電話5やパソコン等のインタネット4に接続できる端末を操作して、電鉄サーバ1がインタネット4上で公開しているメッセージの登録要求を受け付けるページにアクセスする。図10は、電鉄サーバ1がインタネット4上で公開しているメッセージの登録要求を受け付けるページを取得した端末の表示画面例を示す図である。このメッセージの登録要求を受け付けるページには、メッセージの受取人である利用者が所持しているICカード20の識別コード、メッセージの受取人である利用者の氏名、メッセージの受取人である利用者のメールアドレス、メッセージの受取人である利用者の電話番号、送信者の氏名、送信するメッセージ本文、このメッセージを送信する条件となる駅(指定駅)、指定駅における入退場の区別、メッセージの送信日を入力するフィールド、このページで入力した情報を電鉄サーバに送信するときに操作する送信ボタン、メッセージの登録要求にかかる操作を中止するときに操作するキャンセルボタンが設けられている。
識別コードのフィールドに、メッセージの受取人である利用者が所持するICカード20の識別コードを入力する。利用者の氏名を入力するフィールドにメッセージの受取人である利用者の氏名を入力する。メールアドレスのフィールドに、メッセージの受取人である利用者のメールアドレスを入力する。利用者の電話番号のフィールドに、メッセージの受取人である利用者の電話番号を入力する。送信者の氏名のフィールドに、今回メッセージの登録要求を行う者の氏名を入力する。メッセージ本文のフィールドに、利用者に送信するメッセージを入力する。指定駅のフィールドに、メッセージを送信するときに利用者のいる駅を入力する。入退場の区別のフィールドに、利用者が駅に入場したときにメッセージを送信するのか、退場したときにメッセージを送信するのかを示す情報を入力する。送信日のフィールドには、メッセージを送信する送信日を入力する。送信日は、例えば2004年12月5日等、送信日を指定する入力であってもよいし、2004年12月5日以降等、送信される期間を指定する入力であってもよい。また、時間の指定が行えるようにしてもよい。
また、送信者は指定駅、および入退場の区別のフィールドについては、そのメッセージ(今回登録するメッセージ)を受け取った利用者のことを考慮し、入力する。例えば、B駅付近で営業している店舗での買い物をお願いする内容のメッセージであれば、指定駅をB駅、入退場の区別を退場にする。
送信者は、インタネット4に接続できる端末で、図10に示したメッセージ登録ページを取得し、必要事項を入力する。このとき、送信者は、識別コード、利用者の氏名、メールアドレス、利用者の電話番号の4つのフィールドに対して、2つ以上のフィールドに情報を入力する。言い換えれば、送信者はこれらの4つのフィールド全てについて、情報を入力しなくてもよい。例えば、メッセージを送信したい利用者が所持しているICカード20の識別コードが分からないときには、この識別コードを入力しなくても、メッセージの登録要求が行える。これらのフィールドに入力された情報は、メッセージの受取人となる利用者を特定する情報として用いられる。
なお、送信者の氏名、メッセージ本文、指定駅、入退場の区別、送信日については、入力を省略することはできない。
送信者は、図10に示したページに必要事項を入力し、送信ボタンを操作することで、今回入力した情報とともに、メッセージの登録要求を電鉄サーバ1に送信することができる。電鉄サーバ1は、このメッセージの登録要求を受信すると、s4にかかるメッセージ登録処理を実行する。図11は、電鉄サーバにおけるメッセージ登録処理を示すフローチャートである。電鉄サーバ1は、上述したように、第1の通信部14でメッセージの登録要求を受信すると、この処理を開始する。
電鉄サーバ1は、識別コード、利用者の氏名、メールアドレス、利用者の電話番号の4つのフィールドについて、2つ以上のフィールドが入力されているかどうかを判定する(s21)。s21で入力不足であると判定すると、今回メッセージの登録要求を送信してきた端末に利用者特定情報の追加入力を要求するメッセージとともに、図10に示したメッセージ登録ページを送信する(s22)。このとき、電鉄サーバ1は、各フィールドに今回入力されていた情報を入れたメッセージ登録ページを端末に送信する。例えば、「メッセージの受取人である利用者を特定することができません。追加入力をお願いします。」等のメッセージとともに、図10に示したページを端末に送信する。
電鉄サーバ1は、s21で識別コード、利用者の氏名、メールアドレス、利用者の電話番号の4つのフィールドについて、2つ以上のフィールドが入力されていると判定すると、この利用者特定情報で特定される利用者が登録者であるかどうかを判定する(s23)。s23では、入力されたいずれかの利用者特定情報をキーにして、メッセージ記憶部12を検索し、該当する利用者の利用者情報を読み出す。例えば、識別コードが入力されている場合には、識別コードをキーにしてメッセージ記憶部12を検索し、該当する識別コードに対応づけて記憶している利用者情報を読み出す。利用者の氏名等をキーにしてメッセージ記憶部12を検索した場合には、同姓同名の複数人の利用者について利用者情報を抽出することもある。電鉄サーバ1は、ここでメッセージ記憶部12から読み出した利用者情報の中に、今回のメッセージ登録要求に含まれている2つ以上の利用者特定情報が全て一致している利用者がいると、この利用者をメッセージの受け取り人とする。
一方、電鉄サーバ1はメッセージ記憶部12から読み出した利用者情報の中に、今回のメッセージ登録要求に含まれている2つ以上の利用者特定情報が全て一致している利用者情報がなければ、今回送信されてきたメッセージの登録要求における利用者特定情報に入力ミスがあると判断し、今回メッセージの登録要求を送信してきた端末に再入力を要求する(s24)。例えば、「入力が間違っています。入力を確認し、再入力をお願いします。」等のメッセージとともに、図10に示したページを端末に送信する。このとき、電鉄サーバ1は、各フィールドに今回入力されていた情報を入れたメッセージ登録ページを端末に送信する。
電鉄サーバ1は、s22、またはs24で再入力の要求を行うと、再入力を要求した端末からキャンセル、または利用者特定情報が追加入力または再入力されたメッセージの登録要求が再送信されてくるのを待つ(s25、s26)。電鉄サーバ1は、再入力を要求した端末から、メッセージの登録要求をキャンセルする旨の入力があると、本処理を終了する。一方、追加入力または再入力されたメッセージの登録要求が送信されてくると、s21に戻る。
電鉄サーバ1は、s23で今回のメッセージの登録要求に含まれている利用者特定情報によりメッセージ記憶部12に利用者情報が記憶されている利用者を特定することができると、今回登録が要求されたメッセージが利用者に送信される日時(送信実行日時)を推定する(s27)。s27では、s23で特定されたメッセージを受け取る利用者について、利用履歴記憶部12に記憶しているICカード20の利用履歴から、この利用者が今回のメッセージの登録要求に含まれている指定駅において、指定されている入場、または退場する時間を推定する。電鉄サーバ1は、s27でメッセージの送信日時を推定すると、推定した送信日時を今回メッセージの登録要求送信してきた端末に通知する(s28)。例えば、「このメッセージが送信されるのは、2004年12月10日の午後6時ごろです。よろしいですか」というメッセージを端末に送信する。したがって、今回メッセージの登録要求を行った利用者は、メッセージが送信される日時を確認することができる。
電鉄サーバ1は、s28で推定したメッセージの送信日時の送信を行うと、端末から登録するか、キャンセルするかの入力を待つ(s29)。したがって、送信者は、電鉄サーバ1から通知されたメッセージの送信日時が適当でないと判断すると、この時点でメッセージの登録要求をキャンセルすることができる。電鉄サーバ1は、端末からメッセージの登録要求をキャンセルする旨の入力があると、この処理を完了する。反対に、メッセージの登録を行う旨の入力があると、メッセージ記憶部12に今回の登録要求に基づくメッセージ情報の登録を行う(s30)。そして、電鉄サーバ1は、今回メッセージの登録要求を送信してきた端末に登録完了を通知し(s31)、本処理を終了する。
このように、電鉄サーバ1に対して、利用者に送信するメッセージの登録要求を行うときに、メッセージの受取人となる利用者を特定する利用者特定情報を2種類以上入力させる構成としたので、いたずら等で適当な識別コードが入力されても、この識別コードのICカード20を所持する利用者にメッセージが送信されるのを防止できる。言い換えれば、メッセージ記憶部12に利用者情報が登録されている利用者に対して、いたずら目的で登録されたメッセージが送信されるのを防止できる。
次に、この発明の実施形態である改札システムにおける自動改札機の動作について説明する。図12は、この発明の実施形態である改札システムにおける自動改札機の動作を示すフローチャートである。自動改札機2は、無線通信部32において一定時間間隔(数十ms間隔)で、無線通信エリア内に位置するICカード20に対してポーリングを行っている(s41〜s43)。自動改札機2は、このポーリングに対するICカード20からの応答を受信すると、無線通信部32の無線通信エリア内にICカード20が位置していると判定する。
ICカード20は、自動改札機2からのポーリングに応答するとき、記憶部22に記憶している乗車券情報を通信部23から自動改札機2に送信している。自動改札機2は、ICカード20から送信されてきた乗車券情報を用いて、通路における利用者(今回乗車券情報を送信してきたICカード20所持している利用者)の通行可否を判定する(s44)。自動改札機2は、s44で通行不可であると判定すると、扉開閉部34が通路の出口側に設けられた扉を閉し(s48)、本処理を終了する。これにより、この利用者に対して通路の通行を制限し、該利用者が駅構内に入場したり、駅構内から退場するのを禁止する。s44における通行可否の判定は、自動改札機2が設置されている駅が定期券区間であるかどうか、現在が定期券の有効期間であるかどうか、プリペイド残高が不足していないかどうか等、総合的に行われる。
自動改札機2は、s44で通行可と判定すると、無線通信部32からICカード20に対して乗車券情報の更新を指示する(s45)。s45にかかる乗車券情報の更新にかかる指示では、前回の利用履歴情報の更新や、プリペイド残高の更新を必要に応じて行う。ICカード20は、自動改札機2からの指示にしたがって、記憶部22に記憶している乗車券情報を書き換える更新処理を行う。また、自動改札機2は、s45でICカード20に対して乗車券情報の更新にかかる指示を行うと、通路に設けられた扉を開し(s46)、通路における利用者の通行を許可する。また、自動改札機1は、今回ICカード20から読み取った乗車券情報と、設置されている駅、利用者が入場したのか退場したのかを示す利用情報を通信部36から駅サーバ3を介して、電鉄サーバ1に送信する(s47)。自動改札機1は、通行検知部33で通路における利用者の通行が完了したことを検知すると、本処理を終了する。
次に、自動改札機2から駅サーバ3を介して送信されてきた利用情報を受信した電鉄サーバ1の動作について説明する。電鉄サーバ1は、自動改札機2から送信されてきた利用情報を受信すると、s6で利用履歴記憶部13に記憶している該当する利用者の利用履歴を更新する利用履歴更新処理を行う。s6にかかる利用履歴更新処理では、今回利用情報が送信されてきた利用者について、利用履歴記憶部13に最近20回分の利用履歴を記憶していれば、最も古い利用履歴を今回送信されてきた利用情報に基づく利用履歴に書き換える。一方、今回利用情報が送信されてきた利用者について、最近20回分の利用履歴を記憶していなければ、今回送信されてきた利用情報に基づく利用履歴を利用履歴記憶部13に追加記憶する。
また、電鉄サーバ1は、自動改札機2から送信されてきた利用情報を受信したことにより、メッセージ送信処理を実行する。図13は、このメッセージ送信処理を示すフローチャートである。電鉄サーバ1は、今回駅サーバ3を介して送信されてきた利用情報に含まれている識別コードがメッセージ記憶部12に記憶されているかどうか、言い換えればメッセージの送信にかかるサービスの提供が受けられる利用者であるかどうか、を判定する(s51)。電鉄サーバ1は、s51で登録者でないと判定すると、本処理を終了する。
一方、電鉄サーバ1は、s51で登録者であると判定すると、その登録者について送信するメッセージをメッセージ記憶部12に記憶しているかどうかを判定する(s52)。電鉄サーバ1は、s52で送信するメッセージをメッセージ記憶部12に記憶していないと判定すると、本処理を終了する。また、s52で送信するメッセージをメッセージ記憶部12に記憶していると判定すると、メッセージ毎に送信条件g満足しているかどうかを判定し、送信条件が満足しているメッセージを抽出する(s53)。s53では、
(1)メッセージに対応づけられている指定駅が、今回駅サーバ3を介して利用情報が送信されてきた利用者が入退場した駅であるか、
(2)メッセージに対応づけられている入退場の区別が、今回駅サーバ3を介して利用情報が送信されてきた利用者の行動と同じであるか、
(3)現在が送信指定日時か、
を判定し、(1)〜(3)を全て満足するメッセージを抽出する。言い換えれば、(1)〜(3)のうち1つでも満足しないメッセージについては抽出しない。
電鉄サーバ1は、s53にかかる処理を完了すると、s53で抽出されたメッセージがあるかどうかを判定し(s54)、抽出されたメッセージがなければ本処理を終了する。一方、電鉄サーバ1は、s53で抽出されたメッセージがあると、そのメッセージを利用者に電子メールで送信する(s55)。そして、電鉄サーバ1は、利用者に送信したメッセージをメッセージ記憶部12から削除し(s56)、本処理を終了する。
このように、この実施形態の改札システムでは、電鉄サーバ1に利用者に送信するメッセージを登録するとき、そのメッセージについて送信条件を送信者に入力させ、その送信条件が満足したときにメッセージを利用者に送信する構成としたので、送信者が利用者の行動を考慮して送信条件を入力することで、利用者の行動に合わない不適性なタイミングでメッセージが利用者に送信されることがない。言い換えれば、利用者の行動に合った適性なタイミングでメッセージを利用者に送信することができる。したがって、利用者は、メッセージで伝えられた用件を、速やかに行うことができる。
なお、上記実施形態では、利用者が所持している乗車券がICカード20であるとしたが、磁気券であってもよい。この場合には、自動改札機2に磁気券に記録されている乗車券情報を読みと取ったり、書き込むことができる磁気記録部を設ければよい
この発明の実施形態である改札システムの構成を示す概念図である。 この発明の実施形態である改札システムにおける電鉄サーバの構成を示すブロック図である。 この発明の実施形態である改札システムにおける電鉄サーバのメッセージ記憶部の記憶内容を示す図である。 この発明の実施形態である改札システムにおける電鉄サーバの利用履歴記憶部の記憶内容を示す図である。 乗車券であるICカードの構成を示す図である。 この発明の実施形態である改札システムにおける自動改札機の構成を示すブロック図である。 この発明の実施形態である改札システムにおける電鉄サーバの動作を示すフローチャートである。 利用者の登録要求を受け付けるページを取得した端末の表示画面例を示す図である。 この発明の実施形態である改札システムにおける電鉄サーバの利用者登録処理を示すフローチャートである。 メッセージの登録要求を受け付けるページを取得した端末の表示画面例を示す図である。 この発明の実施形態である改札システムにおける電鉄サーバのメッセージ登録処理を示すフローチャートである。 この発明の実施形態である改札システムにおける自動改札機の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施形態である改札システムにおける電鉄サーバのメッセージ送信処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1−電鉄サーバ
2−自動改札機
3−駅サーバ
4−インターネット
5a、5b−携帯電話
11−制御部
12−メッセージ記憶部
13−利用履歴記憶部
14−第1の通信部
15−第2の通信部
20−ICカード
21−制御部
22−通信部
23−記憶部

Claims (3)

  1. 駅の改札口に設置された自動改札機と、この自動改札機にネットワークを介して接続された管理装置と、を有する改札システムであって、
    前記自動改札機は、
    駅構内に入場または駅構内から退場する利用者が所持する乗車券から、この乗車券を識別する識別コードを含む乗車券情報を読み取る乗車券情報読取手段と、
    前記乗車券情報読取手段が利用者が所持する乗車券から乗車券情報を読み取ったときに、ここで読み取った乗車券情報に含まれている識別コード、および当該利用者が入退場した駅と入退場の区別を示す入退場情報を含む利用情報を前記ネットワークを介して接続されている前記管理装置に通知する通知手段と、を備え
    前記管理装置は、
    乗車券の識別コード毎に、その乗車券の利用履歴を関連づけて記憶する利用履歴記憶手段と、
    乗車券の識別コード、この乗車券を所持する利用者のメールアドレス、この利用者に送信するメッセージ、およびこのメッセージの送信を実行する送信条件を関連づけて記憶するメッセージ記憶手段と、
    外部機器から送信されてきた、利用者の特定に用いる利用者特定情報、この利用者に送信するメッセージ、およびこのメッセージの送信を実行する送信条件をメッセージの登録要求として受け付ける登録要求受付手段と、
    前記登録要求受付手段がメッセージの登録要求を受け付けたときに、この登録要求に含まれているメッセージおよび送信条件を利用者特定情報で特定される利用者が所持している乗車券の識別コード、この利用者のメールアドレスに関連づけて前記メッセージ記憶手段に記憶させるメッセージ登録手段と、
    前記登録要求受付手段がメッセージの登録要求を受け付けたときに、この登録要求に含まれている利用者特定情報で特定される利用者について、前記利用履歴記憶手段が記憶する当該利用者の利用履歴を用いて、今回受け付けたメッセージの送信日時を推定する送信日時推定手段と、
    前記送信日時推定手段が推定したメッセージの送信日時を、今回メッセージの登録要求を送信してきた外部機器に送信する推定送信日時通知手段と、
    前記自動改札機から利用情報が通知されたときに、前記メッセージ記憶手段が今回通知された利用情報に含まれている識別コードに関連づけてメッセージを記憶していれば、このメッセージの送信条件が満足しているかどうかを判定する送信条件判定手段と、
    前記送信条件判定手段が送信条件が満足していると判定したときに、このメッセージを関連づけられているメールアドレスに電子メールで送信するメッセージ送信手段と、を備え、
    前記送信条件には、当該利用者が入退場した駅、および入退場の区別が含まれている、
    改札システム。
  2. 前記管理装置は、
    前記推定送信日時通知手段が前記送信日時推定手段が推定したメッセージの送信日時を、今回メッセージの登録要求を送信してきた外部機器に送信した後、前記メッセージ登録手段が今回のメッセージの登録要求に基づくメッセージおよび送信条件を前記メッセージ記憶手段に記憶させるのを中止するかどうかを確認する登録確認手段を備え、
    前記メッセージ登録手段は、前記登録確認手段により中止しないことを確認した場合に、今回のメッセージの登録要求に基づくメッセージおよび送信条件を前記メッセージ記憶手段に記憶させる手段である請求項に記載の改札システム。
  3. 駅の改札口に設置された自動改札機から送信されてきた、駅構内に入場または駅構内から退場した利用者が所持する乗車券の識別コード、および当該利用者が入退場した駅と入退場の区別を示す入退場情報を含む利用情報を受信する受信手段と、
    乗車券の識別コード毎に、その乗車券の利用履歴を関連づけて記憶する利用履歴記憶手段と、
    乗車券の識別コード、この乗車券を所持する利用者のメールアドレス、この利用者に送信するメッセージ、およびこのメッセージの送信を実行する送信条件を関連づけて記憶するメッセージ記憶手段と、
    外部機器から送信されてきた、利用者の特定に用いる利用者特定情報、この利用者に送信するメッセージ、およびこのメッセージの送信を実行する送信条件をメッセージの登録要求として受け付ける登録要求受付手段と、
    前記登録要求受付手段がメッセージの登録要求を受け付けたときに、この登録要求に含まれているメッセージおよび送信条件を利用者特定情報で特定される利用者が所持している乗車券の識別コード、この利用者のメールアドレスに関連づけて前記メッセージ記憶手段に記憶させるメッセージ登録手段と、
    前記登録要求受付手段がメッセージの登録要求を受け付けたときに、この登録要求に含まれている利用者特定情報で特定される利用者について、前記利用履歴記憶手段が記憶する当該利用者の利用履歴を用いて、今回受け付けたメッセージの送信日時を推定する送信日時推定手段と、
    前記送信日時推定手段が推定したメッセージの送信日時を、今回メッセージの登録要求を送信してきた外部機器に送信する推定送信日時通知手段と、
    前記自動改札機から送信されてきた前記利用情報を前記受信手段で受信したときに、前記メッセージ記憶手段が今回通知された利用情報に含まれている識別コードに関連づけてメッセージを記憶していれば、このメッセージの送信条件が満足しているかどうかを判定する送信条件判定手段と、
    前記送信条件判定手段が送信条件が満足していると判定したときに、このメッセージを関連づけられているメールアドレスに電子メールで送信するメッセージ送信手段と、を備え、
    前記送信条件には、当該利用者が入退場した駅、および入退場の区別が含まれている管理装置。
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