JP4516868B2 - 光増幅多段中継伝送路における障害点評定方法、装置及びシステム - Google Patents

光増幅多段中継伝送路における障害点評定方法、装置及びシステム Download PDF

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Description

本発明は、光増幅多段中継伝送路、好適には光増幅多段中継を行う光海底ケーブル、においてその伝送路(光海底ケーブル)の途中で生じた障害点を探索するための障害点評定方法、障害点評定装置および障害点評定システムに関する。なお以下では、光ファイバを信号伝送路とする光海底ケーブルを好適例として説明する。
周知のとおり、例えば大洋を横断する光海底ケーブルは、数1000kmにも及ぶ超長距離光伝送に用いられる。このように超長距離に及ぶ光海底ケーブルには、種々の要因によって切断等の障害が生じる確率が高くなる。さらに加えて、その障害点を超長距離の中から探索すること、特に迅速に探索することが益々困難になる。しかし高品質の通信サービスを提供するためには、その障害探索のために例えば数時間等の長時間を要することは許されない。
このために、従来より種々の障害探索手法が提案されている。例えば、下記の〔特許文献1〕や〔特許文献2〕がある。一般に光増幅多段中継海底ケーブルは、光のまま信号光を多段中継増幅していく光信号系と、この光信号系に光増幅エネルギーを与えるための給電系とから構成される。ここに〔特許文献1〕はその給電系を媒介とする障害探索について新たな提案をするものであり、〔特許文献2〕はその光信号系を媒介とする障害探索について新たな提案をするものである。
特開平5−327621号公報 特開平7−240718号公報
上述した光信号系を媒介とする障害探索として典型的な従来例がある。これは、海底ケーブルの一端および他端にそれぞれ設けられる端局装置の少なくとも一方から、光海底ケーブルに挿入された多数の光増幅中継器に対し、近い方から順番に1つずつ光コマンドを送信し、その光レスポンスの有無を1つずつ確認していき、もし、その光レスポンスが返ってこなければ、そこで障害が発生しているものと推定するというものである。
このようなコマンド−レスポンス方式による障害探索は、いわばピンポイント式の探索であるからその探索精度は高い。しかしながら、その探索をソフトウェアの利用による自動探索としているにしても、光増幅中継器1台当たりのコマンド−レスポンス操作に数秒〜数10秒を要し、ときには全体として数時間といった多大な時間を費やしてしまう、といった欠点があり、本発明が主眼とする「高速障害探索」には不向きである。
一方上述した給電系を媒介とする障害探索として典型的な従来例がある。これは、光海底ケーブルの一端および他端にそれぞれ前述した端局装置と併設される給電装置から両端給電または片端給電を行うシステムに採用される探索手法であり、光海底ケーブルの途中で障害が発生したとき、その障害の発生に伴って変化するその給電電位から、その障害点の位置を直流電流抵抗値測定法(DCR(Direct Current Resistance)measurement method)により判定するというものである(後述の図10参照)。
このDCR法は既述したようなソフトウェアを必要としない上に、障害探索に要する時間がきわめて短く、本発明の主眼とする「高速障害探索」に合致している。
しかしながら、上述した給電系を利用するDCR法では、(i)そのDCR法の本質からして、光海底ケーブルの中間点付近で発生した障害についてはこれを検知し難い、とい問題と、(ii)光海底ケーブルのいずれで発生した障害であれ、その障害の状況、例えば光海底ケーブルの断線箇所の状況によって、上記の直流電流抵抗値が変動し、安定に障害点を特定することができない、という問題がある。すなわち、DCR法は高速障害探索が可能であるものの、光海底ケーブルのいずれで発生した障害についても常に確実かつ安定な結果を得られるような高速障害探索が難しい。
したがって本発明は、上記問題点に鑑み、DCR法と同程度に高速な障害探索が可能なことはもとより、DCR法の上記問題点をも排除して、安定した障害探索と、中間点付近においても検知可能な障害探索とを実現することのできる、光増幅多段中継伝送路(海底ケーブル)における障害点評定方法、装置およびシステムを提供することを目的とするものである。
本発明においては、従来例の典型である上述した「コマンド−レスポンス方式による」ものでも、また上述した「DCR法による」ものでもない、全く新規な障害探索法を提案する。すなわち「光雑音信号の光スペクトラムによる」障害探索法である。なお、この光スペクトラムに注目した障害探索の基本原理については後に詳述する(図4〜図7等参照)。
図1は本発明に基づく障害点の評定方法を示すフローチャートである。本図に示す評定方法は、その前提として、複数の光増幅中継器が所定の間隔で光ケーブルに挿入される光増幅多段中継伝送路(光海底ケーブルシステム)における障害点の評定方法であって、図示する第1ステップS11および第2ステップS12を基本とする。
第1ステップS11は、上記の障害点の下流側における一連の上記光増幅中継器を通して逐次増幅された光雑音信号の光スペクトラムを、上記の光ケーブルの受光端において監視するステップであり、
第2ステップS12は、監視された上記の光雑音信号の光スペクトラムから上記の障害点の位置を判定するステップである。
上記第2ステップS12をもう少し具体的に表現すると、この第2ステップS12では、上述した一連の光増幅中継器の中継段数に依存して変化する光スペクトラムの変化度合いからその中継段数を推定し、障害点の位置を判定する。
本発明によれば、上述した「コマンド−レスポンス方式」にも「DCR法」にも属しない、全く新規な「光スペクトラム法」と称すべき障害点探索方法が実現される。
図13は本発明を適用可能な一般的な光増幅多段中継伝送路(光海底ケーブルシステム)を示す図である。本図において、参照番号1は光増幅多段中継伝送路を示し、実施例においては光海底ケーブルシステムである。
上記伝送路(光海底ケーブルシステム)1の伝送線路をなす光ケーブル2は、一対の下り側(down channel)光ケーブル2dと上り側(up channel)光ケーブル2uとからなり、それぞれには複数の光増幅中継器(Repeater)3が所定の間隔、例えば一定の間隔で挿入される。そしてこの光ケーブル2の一端および他端にはそれぞれ端局装置(SLTE:Submarine Line Terminal Equipment)4が、いわゆる陸揚局として設けられ、光ケーブル2を終端する。本図では、光ケーブル2の第1受光端5I側には第1の端局装置4Iが設けられ、光ケーブル2の第2受光端5II側には第2の端局装置4IIが設けられている。
図14は図13には表さなかった給電系の公知例を示す図である。ただし、簡単のために1つの光増幅中継器3のみを代表として示し、また下り側光ケーブル2dについてのみ示す(上り側光ケーブル2uについても同じである)。
光ケーブル2dは、その中心に配置される光ファイバ6と、この光ファイバ6を介在物を挟んで包囲する銅製の金属管7と、これらをさらに外側から保護するシース部8からなる。
今注目している給電系は、その金属管7と、その両端に設けられる定電流源9とを含んでなり、これらによって形成される給電線路には、各光増幅中継器(3)毎に、ツェナーダイオードZDが直列に挿入される。このツェナーダイオードZDにおいて生じる定電圧が、光増幅部AMPに対する電源となる。このAMPは、希土類ドープファイバを用いた増幅部である。
さてここで図13の光ケーブルに障害(fault)が発生したものとする。この障害は、過去の統計から見てその殆どが光ケーブル2の断線障害である。そしてその断線障害は、過去の統計から見てその殆どが短絡障害(short)である。この短絡障害は海水や海底への地絡を意味し、図14を再び参照すると、光ファイバ6は上記の障害(×)によりF1にて完全に断線してしまっているものの、上記給電線路はF2にて海水や海底に接地され、結局給電は依然として維持される。つまり光増幅部AMPに入る光ファイバ6は切断されているものの、この光増幅部AMPへの給電は引き続き保たれている。本発明はこのような状況下で特に有効に機能する障害探索手法である。
図2は本発明に基づく障害点評定装置の基本構成図である。この障害点評定装置10は、複数の光増幅中継器3が所定の間隔で光ケーブル6に挿入される光増幅多段中継伝送路1における障害点を評定するための障害点評定装置であって、図示する光スペクトラム監視手段11と障害点判定手段12とからなる。
ここに、光スペクトラム監視手段11は、光ケーブル6の受光端5Iにて、障害点の下流側における一連の光増幅中継器3(図3のR1,R2…Rn)を通して逐次増幅された光雑音信号ASEの光スペクトラムを監視するものであり、
障害点判定手段12は、光スペクトラム監視手段11による上記の光スペクトラムの監視データ(Dm(monitor))を入力として、障害点の位置FL(Faulty Location)を判定するものである。
図3は図13のシステムに図2の障害点評定装置を導入した状態を示す図である。本図において、参照番号10を付したブロックが、図2に示す障害点評定装置であり、第1および第2の端局装置4Iおよび4IIに付加された同装置10をそれぞれ参照番号10Iおよび10IIにて示す。どちらの装置(10I,10II)も構成は全く同じであり、機能も両者全く同じである。したがって以下の説明は主として第1障害点評定装置10Iを例にとって行う。
第1障害点評定装置4I側ではまず、第1受光端5Iからの光信号を一部分岐して入力とし、その光信号の光スペクトラムを監視する。この場合のその光信号は、図3の障害点(×)FLより下流側(したがって入力信号は断となっている)における一連の光増幅中継器3(図中のR1,R2…Rn)を通して逐次増幅された光雑音信号、すなわちASE(Amplified Spontaneous Emission)である。
図4は図3の障害点評定装置10Iにおいて監視した光スペクトラム特性を示す図であり、
図5は図3の障害点評定装置10IIにおいて監視した光スペクトラム特性を示す図である。これら図4および図5に示す光スペクトラム特性を比較すると、両者のプロファイル間に顕著な差があることが分かる。
具体的には、図3において障害点(×)より下流側にある一連の光増幅中継器3の中継段数が多い下り側光ケーブル2dを経て逐次増幅された光雑音信号ASEが示す光スペクトル特性のプロファイルは増幅帯域の両端側で落ち込む山型をなし、図4に示すとおりとなる。
一方、図3の下段側(2u)において障害点(×)より下流側にある上り側光ケーブル2uに沿った一連の光増幅中継器3の中継段数は少なく、少ない光増幅中継器3にて増幅された光雑音信号ASEが示す光スペクトル特性のプロファイルは増幅帯域の全域に亘って比較的平坦であり、図5に示すとおりとなる。つまり、端局装置4から障害点(×)までの距離の遠近に応じて、上記プロファイルが変化する。これを図で表すと次のとおりである。
図6は光スペクトラム特性が中継器段数に依存することを表す図である。本図の見方はは図4および図5と同じである。本図において、プロファイルP1は光雑音信号が逐次増幅される光増幅中継器3の中継段数が少ない場合を示し、一方、プロファイルP2はその中継段数が多い場合を示す。これらの中間の中継段数の場合のプロファイルは、これらプロファイルP1およびP2の中間に分布する。結局、中継段数が多い程、増幅帯域(λ)の両端側での光パワーの落ち込みが顕著になる。
かくして図2の光スペクトラム監視手段11は、上記図6に表す光スペクトラムのプロファイルを監視し、その監視データDmを、図2の障害点判定手段12に渡す。この障害点判定手段12はその監視データDmに従って、プロファイル(P1〜P2)の変化度合いを特定し、この変化度合いをもとに中継器段数を判定する。つまり、その中継器段数分遡った点を、評定すべき障害点の発生位置であるものと判定する。
ここで上記図6に表すような光スペクトラムのプロファイルが得られる現象について分析する。図3の障害点(×)で光ケーブル2が断線し、前述した給電状態のまま、光ケーブル6から光増幅部(図14のAMP)への光入力が断になると、既述の希土類ドープファイバからの励起光のみがこのAMPに注入されることになる。そしてこの励起光のエネルギーがASEとなって次段のAMPに送られ、ここでそのASEが再び増幅される、といった工程を受光端5Iに至るまで繰り返す。これを図に表して説明する。
図7は光増幅中継器3にて順次中継増幅されていくASE光スペクトラム特性のプロファイルを表す図である。まず障害点(×)の直後での光信号は、入力断となっているから光スペクトラム特性はSP1のように何も現れない。しかし第1段の光増幅中継器(R1)3では、前述したように励起光のエネルギーがASEとして現れ、光スペクトラム特性はSP2のようになる。各光増幅中継器3は予め定めた一定の光パワーが出力されるようにフィードバック制御されており、そのSP2のごとくなる。また、通常光増幅中継器3の出力の光スペクトラムは山型になる傾向にあるので一般にイコライザを併用してこれをなるべく平坦になるようにしている。しかしSP2においても山型の傾向が若干現れている。
光増幅中継器(R1)3で増幅された光雑音信号ASEは光ファイバ6を伝搬するときに伝送損失(Loss)を生じ、次段の光増幅中継器(R2)3の入力では、SP3に示すように光パワーは減衰する。しかしまたこのR2で増幅されて、ASEの光スペクトラム特性はSP4のごとくなる。
また同様にASEは伝送損失を伴ってR3に至り(SP5)、このR3で再び光増幅され(SP6)、最終的にSP7に示すようなASE光スペクトラム特性となる。
このようにして、光スペクトラム特性は中継段数が増す毎に、増幅帯域中央の光パワーが増大し、その分該増幅帯域の両端側での光パワーが減少する。これは、増幅帯域全体での総光エネルギーは不変だからである。なお図7における各光スペクトラム特性(SP1,SP2,SP3〜SP6)は、それぞれのところに光スペクトラム監視手段(図2の11)を設置したときに該手段11により測定されるであろうプロファイルを表している。したがってもしSP2のようなプロファイルが図3の評定装置10Iにおいて観測されたならば、端局装置4Iに最も近いところで障害が発生していることが推定され、逆に、SP7のようなプロファイルがその評定装置10Iにおいて観測されたならば、その端局装置4Iからかなり遠いところで障害が発生していることが推定される。この場合、障害点までの遠近で推定されるだけであり、実際にどの中継器3のところで障害が発生しているということまでは判定できない。そこでこの判定を障害点判定手段(図2の12)にて行うことになる。この判定の具体的手法は後述するが、光スペクトラム監視手段11においてモニタされる光雑音信号ASEの光パワーは中継器段数にかなり忠実に比例するので、この比例性によって相当正確な判定が可能となる。
上記の比例性について数式で表すと下記(1)式のごとくなる。
A(λ)=[PR(λ)−Ac(λ)]×n…(1)
ただし
A(λ):監視手段11でモニタされるASEの光受信パワー
R(λ):中継器3の平均利得特性
Ac(λ):平均損失をA(λ)
n :中継器3の段数
である。また、PA(λ)もPR(λ)もAc(λ)も全てdB表示であり、単純な加算で表すことができる。なお、上記(1)式のように表すことができる経緯は、図7のSP2,SP3,SP4,SP5,SP6およびSP7のそれぞれの直下に示す光パワーの式から明らかである。
上述のように変化する光スペクトラム変化の度合いが、図2の障害点判定手段12において分析され、障害点の位置が具体的に判定される。この光スペクトラムの変化度合いは、
(a)予め定めた特定の波長における光パワーの変化度合い、
(b)予め定めた特定の第1波長および第2波長のそれぞれにおける第1光パワーと第2光パワーとの差の変化度合い、
(c)光スペクトラムにおける最大値と最小値の差の変化度合い、
から選択することができる。これを図を用いて具体的に説明する。
図8は光パワーの変化度合いを定義する3つのモードを説明するための図である。この3つのモードは上述の3つのモード(a),(b)および(c)である。なお、本図の光スペクトラムのプロファイルとしては、便宜上、図7に示す光スペクトラムSP2,SP4,SP6およびSP7を流用している。
第1のモード(a)においては、予め定めた特定の波長λ1における光パワー(PW)の変化度合いPW1,PW2,PW3およびPW4を、手段12にて分析し、
第2のモード(b)においては、予め定めた特定の第1波長λ1および第2波長λ2のそれぞれにおける第1光パワー(PW1,PW2,PW3,PW4)と第2光パワー(PW1′,PW2′,PW3′,PW4′)との差(PW1′−PW1,PW2′−PW2,PW3′−PW3,PW4′−PW4)を、手段12にて分析し、
第3のモード(c)においては、光スペクトラムにおける最大値と最小値の差(Δ1,Δ2,Δ3,Δ4)を、手段12にて分析する。この手段12の具体例を図に示しておく。
図9は図2に示す障害点判定手段12の一具体例を示す図である。本図に示すとおり、該手段12はまず記憶部21を有する。この記憶部21は、光ケーブル2に対して行った実験またはシミュレーションにより予め入手した光スペクトラムについての基準データDrを保持する。そしてさらに記録部22と照合部23とを有する。この記録部22は光スペクトラム監視手段12からの監視データDmを記録するものであり、照合部23はこの記録部22内の監視データDmを記憶部21内の基準データDrと照合するものであって、その照合に基づいて障害点の位置FLを判定するようにしたものである。
上記の障害点判定は下り側光ケーブル2dについてのみ着目して説明したが、図3に示すとおり上り側光ケーブル2uと下り側光ケーブル2dの対からなる光ケーブル2の各端部における第1受光端5Iおよび第2受光端5IIの双方においてそれぞれ、図1に示す第1ステップS11および第2ステップS12を実行することもできる。このように光ケーブル2の両端から障害点探索を行えば、その探索精度は一層向上する。
そしてその探索精度をより一層向上させるために既述したDCR法を併用することもできる。DCR法は、既述した問題点(i)および(ii)を有するものの、状況によってはきわめて精度の高い障害点判定を瞬時に提供するので、このDCR法との併用は本発明のASE光スペクトラム法にとって有益である。
すなわち、再び図1を参照すると、光増幅多段中継伝送路1において光ケーブル2に両端給電または片端給電が行われる場合(図14参照)、障害(×)の発生によって変化するその給電電位から当該障害点の位置FLをDCR法(直流電流抵抗値測定法)により判定する第3ステップをさらに有することができる。そしてこの第3ステップおよび第2ステップS12での各判定結果を総合して障害点の位置FLを判定すれば、より精度の高い判定が高速に行える。ここでDCR法について図を用いて簡単に説明する。
図10は直流電流抵抗値(DCR)測定法を説明するための図である。本図において、左側の縦軸は一方の端局装置4II側での給電電位(+V)を表し、右側の縦軸は他方の端局装置4I側での給電電位(−V)を表す。今何ら障害が発生していないとすると(上段の(A)参照)、+V側から−V側に向けて一定の電流ImAが流れる。この電流の傾きは給電線路(図11の37参照)の全抵抗値によって定まり、光ケーブル2のほぼ中間点で電位は0Vになる。
ここで障害(Fault)が発生したものとすると、その地絡点を0Vとするように、上記(A)での傾きを保ったまま、電流の分布は(B)に示すごとく平行移動する(矢印C参照)。したがって端局装置4II側(左側)では+V→+V1と給電電位が変化し、一方、端局装置4I側(右側)では−V→−V2と給電電位が変化する。この電位変化の大きさに基づいて障害(Fault)位置を割り出すことができる。以下、このDCR法を併用した障害点評定システムについて説明する。
図11は本発明に基づく障害点評定システムを示す図であり、本図において、参照番号31はその障害点評定システムを表す。このシステム31は、光型障害点評定装置32Iおよび抵抗型障害点評定装置33Iを含む障害点評定サブシステム34Iと、総合判定センター35とを備えてなる。
ここに光型障害点評定装置32I(図3の10Iに相当)は、複数の光増幅中継器3が所定の間隔で光ケーブル2に挿入される光増幅多段中継伝送路1に障害が発生したとき、その障害点(×)の下流側における一連の光増幅中継器3を通して逐次増幅された光雑音信号ASEの光スペクトラムを、光ケーブル2の受光端5Iにおいて監視する光スペクトラム監視手段11と、この光スペクトラム監視手段11による光スペクトラムの監視データDmを入力として障害点の位置(FL)を判定する障害点判定手段12と、を備えるものである。
また抵抗型障害点評定装置33Iは、光増幅多段中継伝送路1において光ケーブル2に両端給電または片端給電が行われる場合、給電線路36での障害の発生によって変化するその給電電位から当該障害点の位置(FL)を直流電流抵抗値測定法(図10)により判定するものである。
さらに総合判定センター35は、障害点評定サブシステム34Iにおける光型および抵抗型の障害点評定装置32Iおよび33Iのそれぞれからの光型障害点評定情報Ip1および抵抗型障害点評定情報Ir1を総合して障害点の位置FLを判定する。
上記の説明は図11の右端側(受光端5I)の障害点評定サブシステム34Iについてのみ行ったが、既に述べたように、反対側の受光端5IIの側においても同時に障害点の評定を行えば、より一層信頼性の高いものとなる。
すなわち好ましくは上記の障害点評定サブシステムは、上り側光ケーブル2uと下り側光ケーブル2dの対からなる光ケーブル2の一方の端部における第1受光端5I側に設けられる第1の障害点評定サブシステム34Iと、この光ケーブル2の他方の端部における第2受光端5II側に設けられる第2の障害点評定サブシステム34IIと、から構築する。そして総合判定センター35は、これら第1および第2の障害点評定サブシステム34Iおよび34IIのそれぞれからの前記光型障害点評定情報(Ip1,Ip2)および抵抗型障害点評定情報(Ir1,Ir2)を総合して障害点の位置FLを判定するように構成する。
図12は図11の光型障害点評定装置32Iの具体例を示す図であり、特に図2における障害点判定手段12を主体にして示している。したがって図2の光スペクトラム監視手段11は、図12においては端局装置(SLTE)4Iの中に含まれているので、基本的には図9に示した構成と等価になる。
すなわち、図9に示す記憶部21および記録部22はそれぞれ、図12における光スペクトラムデータベース(DB)41およびASE測定データメモリ42にて示される。さらに図9に示す照合部23は、図12ではCPU43として示されており、ソフトウェアによる照合を行って、求める「短絡障害評価結果」を得る。
以上詳述した本発明の実施態様は、以下のとおりである。
(付記1)
複数の光増幅中継器が所定の間隔で光ケーブルに挿入される光増幅多段中継伝送路における障害点の評定方法であって、
前記障害点の下流側における一連の前記光増幅中継器を通して逐次増幅された光雑音信号の光スペクトラムを、前記光ケーブルの受光端において監視する第1ステップと、
監視された前記光雑音信号の光スペクトラムから前記障害点の位置を判定する第2ステップと、
を有することを特徴とする光増幅多段中継伝送路における障害点評定方法。(1)
(付記2)
前記第2ステップにおいて、前記一連の光増幅中継器の中継段数に依存して変化する前記光スペクトラムの変化度合いから該中継段数を推定し、前記障害点の位置を判定することを特徴とする付記1に記載の障害点評定方法。
(付記3)
前記光スペクトラムの変化度合いは、
(a)予め定めた特定の波長における光パワーの変化度合い、
(b)予め定めた特定の第1波長および第2波長のそれぞれにおける第1光パワーと第2光パワーとの差の変化度合い、
(c)前記光スペクトラムにおける最大値と最小値の差の変化度合い、
の少なくとも1つであることを特徴とする付記2に記載の障害点評定方法。
(付記4)
上り側光ケーブルと下り側光ケーブルの対からなる前記光ケーブルの各端部における第1受光端および第2受光端の双方においてそれぞれ、前記第1ステップおよび第2ステップを実行することを特徴とする付記1に記載の障害点評定方法。
(付記5)
前記光増幅多段中継伝送路において前記光ケーブルに両端給電または片端給電が行われる場合、前記の障害の発生によって変化するその給電電位から当該障害点の位置を直流電流抵抗値測定法により判定する第3ステップを有し、該第3ステップおよび前記第2ステップでの各判定結果を総合して前記障害点の位置を判定することを特徴とする付記1に記載の障害点評定方法。
(付記6)
複数の光増幅中継器が所定の間隔で光ケーブルに挿入される光増幅多段中継伝送路における障害点を評定するための障害点評定装置であって、
前記光ケーブルの受光端にて、前記障害点の下流側における一連の前記光増幅中継器を通して逐次増幅された光雑音信号の光スペクトラムを監視する光スペクトラム監視手段と、
前記光スペクトラム監視手段による前記光スペクトラムの監視データを入力として、前記障害点の位置を判定する障害点判定手段と、
を備えることを特徴とする障害点評定装置。(2)
(付記7)
前記光ケーブルに対して行った実験またはシミュレーションにより予め入手した前記光スペクトラムについての基準データを保持する記憶部を、前記障害点判定手段内に有することを特徴とする付記6に記載の障害点評定装置。(3)
(付記8)
前記光スペクトラム監視手段からの前記監視データを記録する記録部と、該記録部内の該監視データを前記記憶部内の前記基準データと照合する照合部とを、前記障害点判定手段内にさらに有し、その照合に基づいて前記障害点の位置を判定することを特徴とする付記7に記載の障害点評定装置。(4)
(付記9)
複数の光増幅中継器が所定の間隔で光ケーブルに挿入される光増幅多段中継伝送路に障害が発生したとき、その障害点の下流側における一連の前記光増幅中継器を通して逐次増幅された光雑音信号の光スペクトラムを、前記光ケーブルの受光端において監視する光スペクトラム監視手段と、該光スペクトラム監視手段による前記光スペクトラムの監視データを入力として前記障害点の位置を判定する障害点判定手段と、を備える光型障害点評定装置と、
前記光増幅多段中継伝送路において前記光ケーブルに両端給電または片端給電が行われる場合、前記障害の発生によって変化するその給電電位から当該障害点の位置を直流電流抵抗値測定法により判定する抵抗型障害点評定装置と、からなる障害点評定サブシステムと、
前記障害点評定サブシステムにおける前記光型および抵抗型の障害点評定装置のそれぞれからの光型障害点評定情報および抵抗型障害点評定情報を総合して前記障害点の位置を判定する総合判定センターと、からなることを特徴とする障害点評定システム。(5)
(付記10)
前記障害点評定サブシステムは、
上り側光ケーブルと下り側光ケーブルの対からなる前記光ケーブルの一方の端部における第1受光端側に設けられる第1の障害点評定サブシステムと、該光ケーブルの他方の端部における第2受光端側に設けられる第2の障害点評定サブシステムと、からなると共に、
前記総合判定センターは、前記第1および第2の障害点評定サブシステムのそれぞれからの前記光型障害点評定情報および抵抗型障害点評定情報を総合して前記障害点の位置を判定することを特徴とする付記9に記載の障害点評定システム。
本発明に基づく障害点評定方法を示すフローチャートである。 本発明に基づく障害点評定装置の基本構成図である。 図13のシステムに図2の障害点評定装置を導入した状態を示す図である。 図3の障害点評定装置10Iにおいて監視した光スペクトラム特性を示す図である。 図3の障害点評定装置10IIにおいて監視した光スペクトラム特性を示す図である。 光スペクトラム特性が中継器段数に依存することを表す図である。 光増幅中継器3にて順次中継増幅されていくASE光スペクトラム特性のプロファイルを表す図である。 光パワーの変化度合いを定義する3つのモードを説明するための図である。 図2に示す障害点判定手段12の一具体例を示す図である。 直流電流抵抗値(DCR)測定法を説明するための図である。 本発明に基づく障害点評定システムを示す図である。 図11の光型障害点評定装置32Iの具体例を示す図である。 本発明を適用可能な周知の光増幅多段中継伝送路(海底ケーブル)を示す図である。 図13には表さなかった給電系の公知例を示す図である。
符号の説明
1 光増幅多段中継伝送路(光海底ケーブルシステム)
2 光ケーブル
3 光増幅中継器
4 端局装置
5 受光端
6 光ファイバ
9 定電流源
10 障害点評定装置
11 光スペクトラム監視手段
12 障害点判定手段
21 記憶部
22 記録部
23 照合部
31 障害点評定システム
32I 光型障害点評定装置
33I 抵抗型障害点評定装置
34I 第1の障害点評定サブシステム
35 総合判定センター
32II 光型障害点評定装置
33II 抵抗型障害点評定装置
34II 第2の障害点評定サブシステム

Claims (5)

  1. 複数の光増幅中継器が所定の間隔で光ケーブルに挿入される光増幅多段中継伝送路における障害点の評定方法であって、
    前記障害点の下流側における一連の前記光増幅中継器を通して逐次増幅された光雑音信号の光スペクトラムを、前記光ケーブルの受光端において監視する第1ステップと、
    前記一連の光増幅中継器の中継段数に依存して変化する前記光スペクトラムの変化度合いから該中継段数を推定し、前記障害点の位置を判定する第2ステップと、
    を有し、
    前記光スペクトラムの変化度合いは、
    (a)予め定めた特定の波長における光パワーの変化度合い、
    (b)予め定めた特定の第1波長および第2波長のそれぞれにおける第1光パワーと第2光パワーとの差の変化度合い、
    (c)前記光スペクトラムにおける最大値と最小値の差の変化度合い、
    の少なくとも1つであることを特徴とする光増幅多段中継伝送路における障害点評定方法。
  2. 複数の光増幅中継器が所定の間隔で光ケーブルに挿入される光増幅多段中継伝送路における障害点を評定するための障害点評定装置であって、
    前記光ケーブルの受光端にて、前記障害点の下流側における一連の前記光増幅中継器を通して逐次増幅された光雑音信号の光スペクトラムを監視する光スペクトラム監視手段と、
    前記光スペクトラム監視手段による前記光スペクトラムの監視データを入力として、前記一連の光増幅中継器の中継段数に依存して変化する前記光スペクトラムの変化度合いから該中継段数を推定し、前記障害点の位置を判定する障害点判定手段と、
    を備え
    前記光スペクトラムの変化度合いは、
    (a)予め定めた特定の波長における光パワーの変化度合い、
    (b)予め定めた特定の第1波長および第2波長のそれぞれにおける第1光パワーと第2光パワーとの差の変化度合い、
    (c)前記光スペクトラムにおける最大値と最小値の差の変化度合い、
    の少なくとも1つであることを特徴とする障害点評定装置。
  3. 前記光ケーブルに対して行った実験またはシミュレーションにより予め入手した前記光スペクトラムについての基準データを保持する記憶部を、前記障害点判定手段内に有することを特徴とする請求項2に記載の障害点評定装置。
  4. 前記光スペクトラム監視手段からの前記監視データを記録する記録部と、該記録部内の該監視データを前記記憶部内の前記基準データと照合する照合部とを、前記障害点判定手段内にさらに有し、その照合に基づいて前記障害点の位置を判定することを特徴とする請求項3に記載の障害点評定装置。
  5. 複数の光増幅中継器が所定の間隔で光ケーブルに挿入される光増幅多段中継伝送路に障害が発生したとき、その障害点の下流側における一連の前記光増幅中継器を通して逐次増幅された光雑音信号の光スペクトラムを、前記光ケーブルの受光端において監視する光スペクトラム監視手段と、該光スペクトラム監視手段による前記光スペクトラムの監視データを入力として前記一連の光増幅中継器の中継段数に依存して変化する前記光スペクトラムの変化度合いから該中継段数を推定し、前記障害点の位置を判定する障害点判定手段と、を備え、前記光スペクトラムの変化度合いは、(a)予め定めた特定の波長における光パワーの変化度合い、(b)予め定めた特定の第1波長および第2波長のそれぞれにおける第1光パワーと第2光パワーとの差の変化度合い、(c)前記光スペクトラムにおける最大値と最小値の差の変化度合いの少なくとも1つである光型障害点評定装置と、
    前記光増幅多段中継伝送路において前記光ケーブルに両端給電または片端給電が行われる場合、前記障害の発生によって変化するその給電電位から当該障害点の位置を直流電流抵抗値測定法により判定する抵抗型障害点評定装置と、からなる障害点評定サブシステムと、
    前記障害点評定サブシステムにおける前記光型および抵抗型の障害点評定装置のそれぞれからの光型障害点評定情報および抵抗型障害点評定情報を総合して前記障害点の位置を判定する総合判定センターと、からなることを特徴とする障害点評定システム。
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