JP4516734B2 - 使い捨て衛生用品 - Google Patents

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Description

本発明は、着用者の身体に便等の***物が直接付着しないように配慮する一方、尿を吸収する吸収性物品の交換を可能とした使い捨て衛生用品に関する。
従来、排便や排尿のコントロールができない障害者や老人には、***物の収容保持をウエスト域から股下域まで全てを囲んだ状態で収容し、漏れを防止するのに各領域を包んだ状態で保持するためのおむつが使用されている。この従来使用されているおむつは吸水紙やパルプ等の吸水性材料の一面側を防水シートで覆った使い捨て型紙おむつ、更にはパルプに高分子性吸水剤を組み合わせた高吸水性材料の一面側を防水シートで覆った高吸水性紙おむつ等が知られている。ところで、従来のおむつは、尿等の液体についてはシート間に介装された吸収性コアに吸収され、更に、吸収性コアや身体側シート(トップシート)の改良により、吸収された尿等の液体が逆流して尻等の身体を濡らさない工夫がなされているが、大便については、吸収性コアに殆ど吸収されることはできない。
従って、着用者が大便をした場合には、尻等の身体に大便が広範囲に付着し、おむつを交換する際等に付着した大便を拭き取る作業が必要となる。
また、おむつの着用時に発生するおむつかぶれの原因として、尿と便とが混ざるとアンモニアが発生し、このアンモニアが環境をアルカリ性にし、便中の酵素がアルカリ性雰囲気で強く活性化し、この酵素およびアンモニアによって皮膚の弱った部分が炎症を起こし、おむつかぶれに至るという発生メカニズムが考えられている。
このようなことから、排尿や排便の度におむつを交換して汚れた皮膚を洗うことがおむつかぶれを防ぐ最も確実な方法であると言えるが、煩雑な作業となる。
このような事態に対応し、便と尿とが混ざり合ったり、便が身体に付着するのを防止しておむつかぶれの発生を抑制するものとして、例えば特許文献1や特許文献2のようなおむつが開示されている。
すなわち、特許文献1に開示されたものは、***物を収容する収容口部の外周に膚面着接部及び取出つまみ部を備え、膚面着接部に股間密着部を設け、***物収容部の密閉底部に吸水性ポリマーを配置して成るおむつ本体と、股間部におむつ本体を挿脱容易とする挿着開口部と形状保持部材、股間係止部とを有しており、前身頃、後身頃とを緊緩係止部を有する前身頃と腰帯により展開した状態で着用するパンツとからなり、パンツ本体におむつ本体を挿着し、***部位の周囲膚面と股間膚面の各々に膚面着接部と股間密着部が密着するようにパンツ本体により押圧保持される使い捨ておむつ用品であって、人体の排尿部と排便部との対応する位置に挿着開口部を有するパンツに***物収容部を有して本体を形成したおむつ本体の***物収容部を挿着して着用することで、排尿と排便とを分別して収容できるので***物の混合化や拡散、漏出を防止すると共に、***物を収容したおむつのみの取り替えも容易になる。また、係止体にて緊緩調節することにより、***部位にフィットし擦れや漏出を確実に防止する。さらに、排尿と排便とを分別して収容する構成としたことでおむつ本体はコンパクトになり、トイレでそのまま処分することも可能としたものである。
また、特許文献2に開示されたものは、前部小便受け具と後部大便受け部とからなり、小便受け具には排尿穴と排水弁を設けた防水袋体を形成し、排尿穴に尿受け具を着脱自在に装着し、尿受け具の内部中空部分に繊毛状の柔軟体を入れ、大便受け具には排便穴と排便弁を設けた防水袋体を形成し、排便穴に額環を着脱自在に装着し、便受け具の中空部分にスポンジ状の柔軟体を敷置し、尿と便とを別々に回収するおむつであって、用便後の後始末を簡便とし、また、着用者に対してはかぶれ、ただれ、およびむれ等の発生を抑え軽快な装着感と相まって見た目も美しく、且つ清潔感あふれるものとしている。
特開2000−197661号公報 実開昭52−171425号公報
しかしながら、これらのおむつはおむつの開口穴によって***物をスムーズに袋体に収容して尿吸収の確実性や肌の***物による汚染の低減を図っているものであるが、おむつの開口穴と身体との密着の方法については特に考慮されておらず、そのため尿道口や肛門等の局部と開口穴との位置がずれたりして開口穴近傍が汚れてしまうことがある。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、***物が使い捨て下着に着脱自在に取り付けられた吸収性物品にスムーズに移行されて肌の***物による汚染の低減を図って着用者の身体に便等が直接付着しないように配慮する一方、尿を吸収する吸収性物品の交換を可能とした使い捨て衛生用品を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明においては、パンツ形状の使い捨て下着(以下、下着と称する)の股下域に排尿用開口部および/または排便用開口部を形成し、下着の外側(反身体側)で開口部に対応する位置に着脱自在に吸収性物品を取り付けてなる使い捨て衛生用品とし、下着の身体側面に下着と身体の局部との間の空間部分を埋める弾性体を開口部回りに設けることで、どんな***であっても***物を開口部から下着の反身体側面に取り付けられた吸収性物品に確実に移動させることを可能としたことを特徴とするものである。
本発明は具体的に以下のようなものを提供する。
(1) 前側域と後側域との間に股下域が介在し、左右一対の脚回り開口部と胴回り方向に伸縮性の胴回り開口部とを有するパンツ形状の使い捨て下着であって、前記股下域に排尿用開口部および/または排便用開口部と、該開口部を囲むように配設されて身体側に突出する弾性体と、を備え、該弾性体は、前記排尿用開口部および/または排便用開口部と連通する開口孔を有することを特徴とする使い捨て下着。
本発明によれば、開口部を囲むようにして配設された弾性体が身体の局部付近と密着してパンツ形状の使い捨て下着と身体の局部との隙間を埋めることになり、さらには、弾性体に形成された開口孔は下着の股下域に形成されたそれぞれの開口部と連通しているので、尿や便等の***物は弾性体の開口孔を通して下着のそれぞれの開口部から下着の外に移動されることになる。このように、弾性体は局部に密着していることで、着用中においてどんな***であっても***物が確実に下着の外に移動されると共に、肌の***物による汚染が大幅に低減されることになる。
(2) 前記使い捨て下着と、該下着の反身体側面で前記股下域に着脱自在に取り付けられた吸収性物品とからなることを特徴とする使い捨て衛生用品。
本発明によれば、使い捨て衛生用品は、股下域に排尿用開口部および/または排便用開口部が形成され、これら開口部と連通する開口孔を有し、該開口部の囲むように配置され身体側に突出する弾性体を備えた下着と、この下着の反身体側面で股下域に着脱自在に取り付けられた吸収性物品と、からなるので、(1)で説明したように***物は弾性体の開口孔を通して下着のそれぞれの開口穴から吸収性物品へと移動されることになり、着用中のどんな***に対しても***物が確実に吸収性物品に移動される。このため、従来のものに比べ、体液の吸収が確実に行われると共に、肌の***物による汚染が低減される。
また、吸収性物品は下着に着脱自在に取り付けているので、尿や便等を***した後は吸収性物品を取り換えるだけで可能なため、取り換え作業が大幅に簡便となる。また、吸収性物品はコンパクトであるので、取り換えた後の後処理も容易である。
(3) 前記吸収性物品は、トップシートと、防漏シートと、これらシートに内包される吸収性コアと、からなり、前記トップシート面には、前記使い捨て下着に取り付けた際に前記排尿用開口部および/または排便用開口部に対応する位置に開口を備えることを特徴とする(2)に記載の使い捨て衛生用品。
本発明によれば、吸収性物品は、下着に取り付けられた際に下着に形成されている排尿用開口部および/または排便用開口部に対応する位置でトップシート面が開口されているので、吸収性コアがこの開口の部分で露出することになり、尿等の体液がより吸収され易い。また、吸収性コアはトップシートと防漏シートに内包されているので、吸収性コアが尿等の体液を吸収しても漏れ出ることはない。さらに、トップシートの開口の部分で体液を吸収できるので、トップシートとして防漏性により優れるものが使用することも可能となり、これによって、着用時における下着側への漏れがより防止されることになる。
(4) 前記使い捨て下着は、前記股下域が前記前側域と前記後側域との方向に伸縮性を有する材料で構成されたものであることを特徴とする(2)または(3)に記載の使い捨て衛生用品。
本発明によれば、股下域が前側域と後側域との方向(以下、下着の長手方向と称する)に伸縮性を有する材料で構成されているので、下着を装着した際に股下域が下着の長手方向が伸縮されて、股下域に形成されたそれぞれの開口部を尿道口や肛門等の局部に合わせて身体面に密着させることができる。また、弾性体も股下域で身体側に押し上げられて身体面に密着して開口孔と身体の局部間の空間部分を埋めることになる。これによって、***物は下着の開口部近傍を汚すことなく吸収性物品に移行されることになる。
ここで、股下域を構成する伸縮性の部材としては、伸縮可能な不織布が好ましく、その成分中にエラストマー成分を含むメルトブローンで積層された層状の伸縮性不織布、フィルム状のエラストマーと不織布の複合体、あるいは繊維中にエラストマー成分を含んだ割繊繊維で製造された不織布のいずれの形態であってもよい。例えば、オレフィン系樹脂のメルトブローン連続繊維を実質的に未延伸で積層後、オレフィン系エラストマーを積層溶着させ、さらにその上に先と同等のオレフィン系樹脂のメルトブローン連続繊維を積層して3層の複合体を作成し、その後これらの複合体をエンボスしギアストレッチすることで得られる伸縮性不織布であってもよい。あるいは、弾性的に伸長可能な熱可塑性ウレタン等の第1ポリマーと、該ポリマーと非相溶性で非弾性的に伸長可能なポリプロピレン等の第2ポリマーを周知技術によって紡績用押し出しノズルから同時に押し出し積層後延伸させて得られた割繊繊維からなる伸縮性の不織布であってもよい。
(5) 前記使い捨て下着は、前記股下域が疎水性の材料で構成されたものであることを特徴とする(2)から(4)いずれか記載の使い捨て衛生用品。
本発明によれば、使い捨て下着の股下域は疎水性の材料で構成されているので、吸収性物品が吸収した体液が誤って漏れ出たとしても、下着の濡れが防止されることになる。
(6) 前記股下域の伸縮応力は、前記胴回り開口部の伸縮応力よりも小さいものであることを特徴とする(2)から(5)いずれか記載の使い捨て衛生用品。
本発明によれば、股下域の伸縮応力は胴回り開口部の伸縮応力よりも小さいので、胴回り開口部を広げて下着を装着する際に、股下域を身体にフィットさせることができる。さらに、胴回り開口部がずれても股下域は身体にフィットした状態に保持されることになる。
(7) 前記股下域の伸縮応力は、2サイクルの引張り試験において、二回目の50%伸張時の引張り強度が10N/5cm以下であり、30%伸張時の引張り強度が7N/5cm以下であることを特徴とする(2)から(6)いずれか記載の使い捨て衛生用品。
本発明によれば、伸長された状態で着用しても引張り強度が小さいので、股下域が身体面に食い込むことないため、着用していても違和感を生じ難いことになる。
(8) 前記弾性体の伸長率は、前記股下域を構成する材料の伸長率よりも小さいことを特徴とする(2)から(7)いずれか記載の使い捨て衛生用品。
本発明によれば、下着を着用する際に、股下域を伸長させて股下域に形成されたそれぞれの開口部を身体の局部に合わせて身体面に密着させるが、弾性体は股下域に比べ伸長度合が少ないため、着用中に着用者の動きにより下着が伸縮しても、弾性体は変形が少なく身体との密着状態が維持される。このため、股下域に形成された開口部と弾性体に形成された開口孔とは連通した状態が保持され、下着の着用中において、どんな***であっても弾性体の開口孔を通じて下着の開口部から吸収性物品に***物がスムーズに移動されることになる。
(9) 前記弾性体の剛性は、KES圧縮試験において、35g/cmの圧縮時の圧縮レジリエンスが90以上であり、LC値が1.2以下であることを特徴とする(2)から(8)いずれか記載の使い捨て衛生用品。
本発明によれば、弾性体の剛性はKES圧縮試験において、35g/cmの圧縮時の圧縮レジリエンスが90以上であり、LC値が1.2以下であるので、適度の弾力性を有し、型崩れすることがなく、身体との密着状態が維持される。このため、股下域に形成された開口部と弾性体に形成された開口孔とは連通した状態に保持され、下着を着用において、どんな***であっても弾性体の開口孔を通じて下着の開口部から吸収性物品に***物がスムーズに移動されることになる。
(10) 前記排尿用開口部および/または排便用開口部は、前記股下域を伸長した際の長さが前記吸収性物品の長さよりも短いものであることを特徴とする(2)から(9)いずれか記載の使い捨て衛生用品。
本発明によれば、下着の股下域を伸長した際の排尿用開口部および/または排便用開口部の長さが反身体側面に取り付けられた吸収性物品の長さよりも短いので、着用中に着用者の動きにより下着が伸縮して股下域が伸長しても、これら開口部が吸収性物品に納まるので、開口部を通して移動されてくる***物が吸収性物品に確実に捕獲されることになる。
以上説明したように本発明は、股下域に***物を通すための排尿用開口部および/または排便用開口部が形成され、これら開口部と連通する開口孔を有し、該開口部を囲むように配置され、身体側に突出する弾性体を備えた下着と、この下着の反身体側面で股下域に着脱自在に取り付けられた吸収性物品とからなる使い捨て衛生用品であって、着用した際に、弾性体が下着と身体の局部との空間部分を埋めて身体に密着して、弾性体のそれぞれの開口孔と股下域のそれぞれの開口部を通して***物を下着の反身体側面に取り付けられた吸収性物品に移動させることを特徴とするものである。これによって、下着を着用中において、どのような***をとっても***物を開口部から吸収性物品へと確実に移行させることができる。また、***物は弾性体の開口孔を通じて吸収性物品へと移動することになるので、下着の身体側面には***物が接触しないことになるため、***物が下着の身体側面に広がらない。このため、肌が***物で汚染されるのが低減され、おむつかぶれ等が生じ難くなる。
また、吸収性物品は下着の外側に着脱自在に取り付けられているので、下着を脱がさないでも吸収性物品を交換できるため、着用者にとっても、介護者にとっても下着を脱がす等といった労力が強いられることなく、吸収性物品の交換を容易に行うことができる。また、取り換え後の後処理も吸収性物品の処理だけで済むので簡便で容易である。
以下、本発明をより詳しく説明する
図1は本発明に係る使い捨て衛生用品の実施形態を示す斜視図であり、図2は図1に示す第1の実施形態のI−I線断面図であり、図3は図1に示す実施形態を前後に伸展した下着の平面図である。また、図4は弾性体を示す斜視図であり、図5は、図1に示す下着に吸収性物品を取り付けた状態におけるII−II線断面を説明する断面図である。尚、これらの図では、判りやすくするために、寸法を適宜調整してある。
本発明の使い捨て衛生用品1は、図1に示すように、下着2と、吸収性物品3とからなり、吸収性物品3は下着2の股下域6の外側(反身体側)に着脱自在に取り付けられて構成される。
下着2は、図1乃至図3に示すように、前側域(前身頃)4と、後側域(後身頃)5と、それら両側域4,5間に介在する股下域6とからなり、両側域4,5はその側縁部どうしが当接し、上下方向にのびる溶着帯域9で接合することにより、胴回り開口部7と左右一対の脚回り開口部8とを形成している。両側域4,5において、胴回り開口部7の縁部には、その回り方向に複数条の胴回り弾性部材10が伸長状態で取り付けられている。同じく、脚回り開口部8の縁部には、その回り方向に複数条の脚回り弾性部材11が伸長状態で取り付けられている。
股下域6には、下着2を装着した際に尿道口付近に対応する位置に排尿用開口部12が形成され、肛門付近に対応する位置に排便用開口部13が形成されている。これらの開口部12,13の面積は150cm以下、好ましくは60cm以下、さらに好ましくは30cm以下である。また、これら開口部12,13は実施例では尿道口付近と肛門付近に対応する位置にそれぞれ形成されているが、尿道口付近のみ、肛門付近のみのいずれか一方のみであってもよい。また、股下域6が伸長された状態において、排尿用開口部12および排便用開口部13が吸収性物品3内に納まるように大きさ等が設定されている。
また、下着2の股下域6の身体側面には、排尿用開口部12および排便用開口部13を囲むようにして配置され身体側に突出する弾性体14が配設されている。この弾性体14は、図4に示すように、形状が3次元的に身体の尿道口及び肛門の局部形状に合わせて立体的に形成された最大厚み25mm程度のものであって、排尿用開口孔15と排便用開口孔16を有し、これら開口孔15,16は、図5に示すように、下着2の股下域6に形成された排尿用開口部12および排便用開口部13と尿道口および肛門とをそれぞれ連通する形で形成されている。そして、下着2に面する側にゴム系のホットメルトを塗工されて股下域6で下着2に接合されている。尚、弾性体14としては、上記の形状のものであると身体の局部にフィットしてより密着されるので好ましいが、これに限定されず、例えば平面的な楕円形状であってもよい。
また、股下域6の反身体側面には、吸収性物品3を収容ための収容部17が設けられている。この収容部17は股下域6を覆う受け布18で形成されている。すなわち、収容部17の下着2の前側域(前身頃)4側が開口されるように受け布18の三方の側縁を股下域6で下着2に接合して袋状とし、もう一方の側縁には係止部材19が設けられてある。この係止部材19は下着2に着設された被接着部20と係合され、収容部17に収容された吸収性物品3が飛び出すのを防止している。
尚、吸収性物品3を下着2の股下域6に着脱自在に取り付ける方法としては、本実施例では収容部17を設けてこの収容部17に収容して取り付けているが、これに限定されず、例えばマジックテープ(登録商標)等の雄雌一対の面ファスナ部材による取り付け(図6参照)、粘着テープ、ボタン、チャックによる取り付けであってもよい。そのなかでもレールチャック(図7参照)による方法が簡単確実で、防漏、消音性に優れているので好ましい。
一方、吸収性物品3は、図1および図2に示すように、液透過性のトップシート21と、液不透過性の防漏シート22と、これらシート21,22との間に内包された吸収性コア23とから構成されている。そして、トップシート21には、下着2の股下域6に取り付けた際に股下域6に形成された排尿用開口部12および排便用開口部13に対応する位置に第1開口24および第2開口25が形成されている。また、トップシート21と防漏シート22は、吸収性コア23の周縁から延出する部分で重なり合い、剥離不能に接合されている。
次に、下着2の股下域6の下方に設けられた収容部17に吸収性物品3を収容した状態について、図5により説明する。図5は、図1に示す下着2の股下域6の下方に設けられた収容部17に吸収性物品3を収容して装着した状態のものをII−II線で破断した断面を説明する断面図である。図5に示すように、弾性体14に形成された排便用開口孔16と、下着2の股下域6に形成された排便用開口部13と、吸収性物品3のトップシート21に形成された第2開口25とは連通しており、第2開口25の下方には吸収性コア23と防漏シート22でカバーされている。***された***物は弾性体14の排便用開口孔16からこの連通した部分を通してスムーズに吸収性物品3に移動され、第2開口25から体液が吸収性コア23に吸収されることになる。吸収性コア23の下方に在る防漏シート22により、吸収性コア23に吸収された液が漏れるのを防止している。尚、図5は肛門域についての説明であるが、尿道口域についても図示していないが、同様に排尿用開口孔15と、下着2の股下域6に形成された排尿用開口部12と、吸収性物品3のトップシート21に形成された第1開口24とは連通しており、第1開口24の下方には吸収性コア23と防漏シート22でカバーされている。***された***物は弾性体14の排尿用開口孔15からこの連通した部分を通してスムーズに吸収性物品3に移動され、第1開口24から体液が吸収性コア23に吸収されることになる。
次に、上記の使い捨て衛生用品1を構成する部材について詳述する。
下着2の股下域6を構成する部材としては、伸縮可能な不織布が好ましく、その成分中にエラストマー成分を含むメルトブローンで積層された層状の伸縮性不織布、フィルム状のエラストマーと不織布の複合体、あるいは繊維中にエラストマー成分を含んだ割繊繊維で製造された不織布のいずれの形態であってもよい。例えば、オレフィン系樹脂のメルトブローン連続繊維を実質的に未延伸で積層後、オレフィン系エラストマーを積層溶着させ、さらにその上に先と同等のオレフィン系樹脂のメルトブローン連続繊維を積層して3層の複合体を作成し、その後これらの複合体をエンボスしギアストレッチすることで得られる伸縮性不織布であってもよい。あるいは、弾性的に伸長可能な熱可塑性ウレタン等の第1ポリマーと、前記第1ポリマーと非相溶性で非弾性的に伸長可能なポリプロピレン等の第2ポリマーを周知技術によって紡績用押し出しノズルから同時に押し出し積層後延伸させて得られた割繊繊維からなる伸縮性の不織布であってもよい。
また、その伸縮応力は、下記に説明する2サイクル引張り試験において、二回目の50%伸長時の引張り強度が10N/5cm以下であり、30%伸長時の引張り強度が7N/5cm以下であり、好ましくは50%伸長時の引張り強度が5N/5cm以下であり、30%伸長時の引張り強度が2N/5cm以下である。伸縮応力として、二回目の50%伸長時の引張り強度が10N/5cmより強く、30%伸長時の引張り強度が7N/5cmより強いと、下着2を装着した際に股下域6が身体の局部に食い込むことになり、着用者は違和感を生ずることになる。
上記の2サイクル引張り試験は、25mm×150mmにカットした試験体を引張り試験機にチャック間間隔100mmで取り付け、100mm/minのスピードで100%伸長するまで引っ張り、次に同じスピードで戻る。これを1サイクルとして、2サイクル実施する。使用した引張り試験機として島津製作所製オートグラフを用いた。
さらに、この伸縮応力は胴回り開口部7の伸縮応力よりも小さいのが好ましい。これによって、胴回り開口部7を広げて下着2を装着する際に、股下域6を身体にフィットさせることができる。さらに、胴回り開口部7がずれても股下域6は身体にフィットした状態を保持できることになる。
また、その通気性は、JIS Z 0208「防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)」による透湿度が500g/m・24h以上が好ましく、より好ましくは、1000g/m・24h以上、さらに好ましくは、2000g/m・24h以上である。500g/m・24hより少ないと股下域6での通気が悪くなり尿等に体液の水分によってムレが生ずることになる。
また、防漏性は、JIS L 1092「繊維製品の防水性試験方法」による耐水圧が150mm以上であり、より好ましくは、300mm以上である。このように、股下域6を疎水性にすることで、吸収性物品3が吸収した体液が誤って漏れ出たとしても、下着2の濡れが防止されることになる。尚、耐水圧が150mmより低いと、吸収性物品3から誤って体液が漏れ出た際に、股下域6から体液が下着2に移行するおそれがあるので不都合である。
また、上記のオレフィン系連続繊維の代わりにオレフィンとエステル等の割繊繊維を用いて、吸汗性を持たせてもよい。これによって、汗等で局部回りが湿った状態を解消でき、着用していても爽快感が保たれることになる。
上記弾性体14としては、ゴム弾性を有するウレタン等からなるスポンジ、ゴム、エラストマー等であって、その剛性がKES圧縮試験において、35g/cmの圧縮時の圧縮レジエンス(RC)が90以上のものが好ましく、LC値が1.2以下のものが好ましい。35g/cmの圧縮時の圧縮レジエンス(RC)が90より低くと、弾性体14が型崩れして開口孔15,16を塞ぐといった不都合を生ずるおそれがある。また、LC値が1.2より高いと硬すぎることになり弾力性に劣ることになる。
また、その伸長率は1〜20%であるのが好ましい。より好ましくは1〜10%である。尚、股下域6の伸長率と弾性体14の伸長率との関係は、弾性体14の伸長率の方が股下域6の伸長率よりも小さいのが好ましい。これによって、下着2を着用する際に、股下域6を伸長させて股下域6に形成された開口部12,13を身体の尿道口や肛門の局部に合わせて身体面に密着させるが、弾性体14は股下域6に比べ伸長度合が少ないため、着用中に着用者の動きにより下着が伸縮しても、弾性体14は変形が少なく身体との密着状態が維持される。このため、股下域6に形成された開口部12,13と弾性体14に形成された開口孔15,16とは連通した状態が保持され、下着2を着用中において、どんな***であっても弾性体14の開口孔15,16を通じて下着2の開口部12,13から吸収性物品3に***物がスムーズに移動されることになる。
尚、弾性体14は耐水性、撥水性の材質のものであると、***物の体液等を吸収したり便等が付着したりし難いので好ましい。
吸収性物品3を構成するトップシート21としては、親水性を有する不織布、例えば、ポイントボンド不織布、スルーエア不織布、スパンボンド不織布等が好ましい。また、吸収性コア23としては、パルプと高吸収性ポリマー(SAP)とをティッシュまたは不織布で包み込んだものやエアレイドパルプやSAPを不織布で包み込んだもの等が好ましい。また、防漏シート22としては、JIS Z 0208「防湿包装材料の透湿度試験方法(カップ法)」による透湿度が1000g/m・24h以上であり、好ましくは2000g/m・24h以上であり、さらに好ましくは3000g/m・24h以上である不透液性のプラスチックフィルムを使用することが好ましいが、極薄手のプラスチックフィルムの外面に不織布を接合してフィルムの強度と肌触りとを向上させたものを使用したりすることもできる。
具体的な吸収性物品3としては、開繊された目付500g/mのクラフトパルプと、目付400g/mの高吸収性ポリマー(SAP)とを400×150mmサイズで積層した吸収性コアを、カード法で積層されたオレフィン繊維をエアレス法で不織布化したトップシートと、低密度ポリエチレン50重量部に炭酸カルシュウム50重量部混合したものを押し出し機により320℃でTダイスより吐出し、30m/minのスピードで巻き取って得られた厚み20μm、透湿度2400g/m・24h以上の樹脂膜の防漏シートと、で挟みヒートシールして作成した尿取りパッド状のものである。
次に、下着2の股下域6の反身体側面に吸収性物品3を取り付けるための別の方法について、図6および図7により説明する。
図6は吸収性物品を下着に取り付ける方法の別の実施例を示す概略図であって、(a)は下着の前側域側正面図であり、(b)は吸収性物品の平面図である。また、図7は吸収性物品を下着に取り付ける方法のさらに別の実施例を説明する概略図であって、(a)は下着の前側域側正面図であり、(b)は吸収性物品の平面図である。尚、図中、図1乃至図3と同一符号は同一の意味で使用し、ここでの重複説明は省略する。
図6は、吸収性物品3を雄雌一対の面ファスナ部材により下着2の股下域6に取り付けるものである。すなわち、図6(a)に示すように、下着2の股下域(斜線を施した領域)6の前側域(前身頃)4側の側縁には、該側縁に沿って左右方向に延びる形で被接着部20が下着2の反身体側面に着設されている。また、図示していないが、下着2の股下域6の後側域(後身頃)5側の側縁にも、該側縁に沿って左右方向に延びる形で被接着部20が下着2の反身体側面に着設されている。一方、図6(b)に示すように、吸収性物品3のトップシート21の幅方向の両側縁には、それぞれの側縁に沿って左右方向に延びる形で係止部材19が着設されている。
この係止部材19としては、例えば鉤型係合素子を植え付けた係合片やマッシュルーム型係合素子を植え付けた係合片等の雄側係合片とし、被接着部20としてループ状の繊維素材とし、雄側係合片をループ状の繊維素材に機械的に係合するメカニカル係合である。尚、この係合手段としては、これに限定されるものでなく、例えば、係止部材19にゴム系等の粘着剤が塗布されたフィルムを使用し、被接着部20に離型処理されたフィルムを使用して、粘着材で係合して係止してもよい。
図7は、吸収性物品3を一対のレールチャック26a,26bにより下着2の股下域6に取り付けるものである。すなわち、図7(a)に示すように、下着2の股下域(斜線を施した領域)6に形成されている排尿用開口部12の外周縁12’に沿って、一対のレールチャック26a,26bの内、雄片の凸条を有するレールチャック26aが着設されている。また、図示していないが、下着2の股下域6に形成されている排便用開口部13の外周縁13’に沿っても、同様に一対のレールチャック26a,26bの内、雄片の凸条を有するレールチャック26aが着設されている。排尿用開口部12に着設されたレールチャック26aには、前側域(前身頃)4側の中央部に断線部28が設けられている。また、図示していないが、排便用開口部13に着設されたレールチャック26aには、後側域(後身頃)5側の中央部に断線部28が設けられている。一方、図7(b)に示すように、吸収性物品3のトップシート21の第1開口24の外周縁24’および第2開口25の外周縁25’に沿って、一対のレールチャック26a,26bの内、雌片の凹溝条を有するレールチャック26bがそれぞれ着設されている。レールチャック26bにも、同様にレールチャック26aに設けられた断線部28に対応する位置に断線部28がそれぞれ設けられている。
吸収性物品3の着脱は、レールチャック26a,26bの断線部28にスライダー27を引っ掛け、スライダー27を引いて、レールチャック26aの雄片と、レールチャック26bの雌片とを係合させることで係止される。スライダー27を使用しないで係合してもよいが、スライダー27をつけることで係合する操作がより簡単となるので好ましい。
このレールチャック26a,26bによる取り付け方法は簡単確実で、防漏、消音性に優れているので好ましい。このレールチャック26a,26bの具体的なものとして、YKK社のレールファスナー「ジョイロン(登録商標)スタンダードPP」(商品名)が挙げられる。
以上説明した本発明の使い捨て衛生用品1について、以下に示す試験方法にて、尿および便の漏れ率、肌付着量の効果を従来の市販品(Y社製リハビリパンツ)と対比して試験を行い、その結果を表1に示す。
[試験方法]
先ず、試験サンプル(本発明の使い捨て衛生用品)を尿道口や肛門等の性器部から人工尿および人工便を排出できる試験人形に装着させる。
<尿の漏れ率、肌付着量>
(i)人工尿を150cc/15secで試験サンプルを装着させた試験人形に投入する。
(ii)人工尿を5分間隔で投入を続け、計450ccまで投入する。尚、450cc以下で試験サンプルより漏れた場合は投入を停止する。
(iii)投入量を測定すると共に、試験人形に付着した人工尿を濾紙で拭き取り、付着量を計測する。
(iv)これを10サンプル測定して漏れ率と尿肌付着量を算出する。
<便の漏れ率、肌付着量>
(v)人工便を300g/30secで試験サンプルを装着させた試験人形に投入する。尚、300g以下で試験サンプルより漏れた場合は投入を停止する。
(vi)投入量を測定すると共に、試験人形に付着した人工便を濾紙で拭き取り、付着量を計測する。
(vii)これを10サンプル測定して漏れ率と便肌付着量を算出する。
<試験サンプルの交換時間>
(viii)試験サンプルについて、尿および便の漏れを計測後新しいサンプルへ交換するときの時間を計測する。
(ix)これを10サンプル測定して交換時間を算出する。
Figure 0004516734
この結果より、本発明の使い捨て衛生用品1は従来の市販品に比べ漏れ率、付着量とも2乃至3割程度と少ないことが確認された。また、交換時間も従来の市販品の三分の一以下の時間で行うことができ、簡単に交換できることが確認された。
以上の様に本発明に係る使い捨て衛生用品に関して、例を示す図面を参照しつつ具体的に説明したが、本発明はもとより図示例に限定される訳ではなく、前記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
例えば、下着に形成された開口部、弾性体に形成された開口孔、吸収性物品に形成された開口として、排尿用および排便用として各々2つとしているが、いずれか一方のみであってもよい。
本発明に係る使い捨て衛生用品の実施形態を示す斜視図である。 図1に示す第1の実施形態のI−I線断面図である。 図1に示す実施形態を前後に伸展した下着の平面図である。 弾性体を示す斜視図である。 図1に示す下着に吸収性物品を取り付けた状態におけるII−II線断面を説明する断面図である。 吸収性物品を下着に取り付ける方法の別の実施例を示す概略図であって、(a)は下着の前側域側正面図であり、(b)は吸収性物品の平面図である。 吸収性物品を下着に取り付ける方法のさらに別の実施例を説明する概略図であって、(a)は下着の前側域側正面図であり、(b)は吸収性物品の平面図である。
符号の説明
1 使い捨て衛生用品
2 下着(使い捨て下着)
3 吸収性物品
4 前側域(前身頃)
5 後側域(後身頃)
6 股下域
7 胴回り開口部
8 脚回り開口部
12 排尿用開口部
13 排便用開口部
14 弾性体
15 排尿用開口孔
16 排便用開口孔
17 収容部
18 受け布
21 トップシート
22 防漏シート
23 吸収性コア
24 第1開口
25 第2開口

Claims (9)

  1. 前側域と後側域との間に股下域が介在し、左右一対の脚回り開口部と胴回り方向に伸縮性の胴回り開口部とを有し、前記股下域に排尿用開口部および/または排便用開口部と、該排尿用開口部および/または排便用開口部を囲むように配設されて身体側に突出すると共に、該排尿用開口部および/または排便用開口部と連通する開口孔を有する弾性体と、を備えるパンツ形状の使い捨て下着と、該使い捨て下着の反身体側面における前記股下域に着脱自在に取り付けられ、長手方向の一端が前記前側域側に位置し他端が前記後側域側に位置する縦長状の吸収性物品と、を備え、
    前記吸収性物品は、トップシートと、防漏シートと、該トップシートおよび防漏シートに内包される吸収性コアと、を備え、
    前記トップシートは、前記使い捨て下着に取り付けた際に前記排尿用開口部および/または排便用開口部に対応する位置に、前記吸収性コアが露出するように該排尿用開口部および/または排便用開口部と略同形同大の開口を備える使い捨て衛生用品
  2. 前記使い捨て下着は、前記股下域が前記前側域と前記後側域との方向に伸縮性を有する材料で構成されたものであることを特徴とする請求項に記載の使い捨て衛生用品。
  3. 前記使い捨て下着は、前記股下域が疎水性の材料で構成されたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の使い捨て衛生用品。
  4. 前記股下域の伸縮応力は、前記胴回り開口部の伸縮応力よりも小さいものであることを特徴とする請求項からいずれか記載の使い捨て衛生用品。
  5. 前記股下域の伸縮応力は、2サイクルの引張り試験において、二回目の50%伸張時の引張り強度が10N/5cm以下であり、30%伸張時の引張り強度が7N/5cm以下であることを特徴とする請求項からいずれか記載の使い捨て衛生用品。
  6. 前記弾性体の伸長率は、前記股下域を構成する材料の伸長率よりも小さいことを特徴とする請求項からいずれか記載の使い捨て衛生用品。
  7. 前記弾性体の剛性は、KES圧縮試験において、35g/cmの圧縮時の圧縮レジリエンスが90以上であり、LC値が1.2以下であることを特徴とする請求項からいずれか記載の使い捨て衛生用品。
  8. 前記排尿用開口部および/または排便用開口部は、前記股下域を伸長した際の長さが前記吸収性物品の長さよりも短いものであることを特徴とする請求項からいずれか記載の使い捨て衛生用品。
  9. 前記吸収性物品は、前記股下域にレールチャックにより取り付けられる請求項1から8いずれか記載の使い捨て衛生用品。
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