JP4516621B2 - Mbmsサービス識別のマッピング - Google Patents

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Description

本発明は移動通信システムに関し、特に、特定トランスポートチャネルで伝送されている複数の1対多サービスのうち特定1対多サービスを識別するためのTSI(Temporary Service Identifier)に関する。
近年、移動通信システムが飛躍的に発展しているが、大容量データ通信サービスの場合、移動通信システムの性能が現在の有線通信システムの性能に達していない。これにより、大容量のデータ通信を可能にする通信システムであるIMT−2000の技術的発展がなされており、このような技術の標準化が様々な会社や機関で活発に行われている。
UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)は、欧州標準であるGSM(Global System for Mobile communications)から進化した第3世代移動通信システムである。UMTSは、GSMコアネットワークとWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)無線接続技術を基盤として向上した移動通信サービスの提供を目標とする。
UMTSの標準化作業のために1998年12月にヨーロッパのETSI、日本のARIB/TTC、米国のT1、及び韓国のTTAなどは、第3世代移動体通信システムの標準化プロジェクト(Third Generation Partnership Project;3GPP)を構成し、現在までUMTSの詳細な標準仕様(specification)を作成している。
UMTSの迅速で効果的な技術開発を達成するために、3GPPでは、ネットワーク構成要素とこれらの動作の独立性を考慮して、UMTSの標準化作業を5つの技術仕様グループ(Technical Specification Groups;TSG)に分けて進めている。
各TSGは、関連したエリア内で標準仕様の開発、承認、及びその管理を担当するが、そのうち、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network;RAN)グループ(TSG RAN)は、UMTSにおいてWCDMAアクセス技術をサポートするための新しい無線アクセスネットワークであるUTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)の機能、要求事項、及びインタフェースの仕様を開発する。
図1は一般的なUMTSネットワークの基本構造を示す図である。図1に示すように、UMTSは、大きく端末(又は、ユーザ装置(UE)、UTRAN100、及びコアネットワーク(CN)200に分けられる。
UTRAN100は、1つ以上の無線ネットワークサブシステム(Radio Network Sub−systems;RNS)110、120を含む。各RNS110、120は、無線ネットワーク制御装置(Radio Network Controller;RNC)111、並びにRNC111により管理される複数の基地局もしくはNode B112、113から構成される。RNC111は、無線リソースの割当及び管理を担当し、コアネットワーク200に対するアクセスポイントの役割を果たす。
Node B112、113は、アップリンクで前記端末の物理層により伝送された情報を受信し、ダウンリンクで前記端末にデータを送信する。従って、Node B112、113は、前記端末に対するUTRAN100のアクセスポイントの役割を果たす。
UTRAN100の主な機能は、前記端末とコアネットワーク200間の通信が可能になるように無線アクセスベアラ(Radio Access Bearer;RAB)を形成して維持することである。コアネットワーク200は、エンドツーエンドサービス品質(Quality of Service;QoS)要求事項を前記RABに適用し、前記RABは、コアネットワーク200が設定したQoS要求事項をサポートする。UTRAN100が前記RABを形成して維持することにより、エンドツーエンドQoS要求事項が満たされる。前記RABサービスは、Iuベアラサービスと無線ベアラサービスにさらに区分することができる。前記Iuベアラサービスは、UTRAN100とコアネットワーク200の境界ノード間におけるユーザデータの信頼できる伝送をサポートする。
コアネットワーク200は、回線交換(Circuit Switched;CS)サービスをサポートするために接続された移動交換局(Mobile Switching Center;MSC)210とゲートウェイ移動交換局(Gateway Mobile Switching Center;GMSC)220、及びパケット交換(Packet Switched;PS)サービスをサポートするために接続されたサービングGPRSサポートノード(Serving GPRS Support Node;SGSN)230とゲートウェイGPRSサポートノード(Gateway GPRS Support Node;GGSN)240を含む。
特定端末に提供されるサービスは、大きく回線交換(CS)サービスとパケット交換(PS)サービスに区分される。例えば、一般的な音声対話サービスは回線交換サービスに分類され、インターネット接続によるウェブブラウジングサービスはパケット交換サービスに分類される。
回線交換サービスをサポートするために、RNC111は、コアネットワーク200のMSC210に接続され、MSC210は、他のネットワークとの接続を管理するGMSC220に接続される。
パケット交換サービスをサポートするために、RNC111は、コアネットワーク200のSGSN230及びGGSN240に接続される。SGSN230は、RNC111へのパケット通信をサポートし、GGSN240は、インターネットなどの他のパケット交換ネットワークとの接続を管理する。
ネットワーク構成要素間には多様なタイプのインタフェースが存在し、これらネットワーク構成要素が相互通信のために互いに情報を送受信できるようにする。RNC111とコアネットワーク200間のインタフェースは、Iuインタフェースと定義される。特に、パケット交換システムの場合、RNC111とコアネットワーク200間のIuインタフェースを「Iu−PS」と定義し、回線交換システムの場合、RNC111とコアネットワーク200間のIuインタフェースを「Iu−CS」と定義する。
図2は3GPP無線アクセスネットワークの標準に準拠した端末とUTRAN間の無線インタフェースプロトコルの構造を示す図である。
図2に示すように、無線インタフェースプロトコルは、物理層と、データリンク層と、ネットワーク層とからなる水平層(horizontal layer)、並びにユーザデータを伝送するためのユーザプレーン(U−plane)と、制御情報を伝送するための制御プレーン(C−plane)とからなる垂直プレーン(vertical plane)を有する。
前記ユーザプレーンは、音声やIP(Internet Protocol)パケットなどのユーザのトラフィック情報を管理する領域であり、前記制御プレーンは、ネットワークのインタフェース、呼の維持及び管理などに関する制御情報を管理する領域である。
図2のプロトコル層は、OSI(Open System Interconnection)参照モデルの下位3層に基づいて、第1層(L1)、第2層(L2)、及び第3層(L3)に区分することができる。以下、各層について詳細に説明する。
前記第1層(L1)、すなわち物理層は、多様な無線伝送技術により上位層に情報伝送サービス(Information Transfer Service)を提供する。前記物理層は、トランスポートチャネルを介して媒体アクセス制御(Medium Access Control;MAC)層と呼ばれる上位層に接続される。これらMAC層と物理層とは、トランスポートチャネルを介してデータを送受信する。
前記第2層(L2)は、MAC層、無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)層、ブロードキャスト/マルチキャスト制御(Broadcast/Multicast Control;BMC)層、及びパケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol;PDCP)層を含む。
前記MAC層は、無線リソースの割当及び再割当のためにMACパラメータの割当サービスを提供する。前記MAC層は、論理チャネルを介してRLC層と呼ばれる上位層に接続される。
伝送される情報の種類によって多様な論理チャネルが提供される。一般に、制御プレーンの情報を伝送する場合は制御チャネルが使用される。ユーザプレーンの情報を伝送する場合はトラフィックチャネルが使用される。論理チャネルは、共有するか否かによって共通チャネル又は専用チャネルになる。論理チャネルは、DTCH(Dedicated Traffic Channel)、DCCH(Dedicated Control Channel)、CTCH(Common Traffic Channel)、CCCH(Common Control Channel)、BCCH(Broadcast Control Channel)、並びにPCCH(Paging Control Channel)もしくはSHCCH(Shared Channel Control Channel)を含む。前記BCCHは、システムにアクセスするために、端末が利用する情報を含む情報を提供する。前記PCCHは、端末にアクセスするために、UTRANにより使用される。
MBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)の目的のために、トラフィック及び制御チャネルがさらに存在する。例えば、MCCH(MBMS point−to−multipoint Control Channel)はMBMS制御情報を伝送するために使用され、MTCH(MBMS point−to−multipoint Traffic Channel)はMBMSサービスデータを伝送するために使用される。さらに、MSCH(MBMS point−to−multipoint Scheduling Channel)はスケジューリング情報を伝送するために使用される。
前記MAC層は、トランスポートチャネルで前記物理層に接続され、管理されるトランスポートチャネルの類型によってMAC−bサブレイヤ、MAC−dサブレイヤ、MAC−c/shサブレイヤ、及びMAC−hsサブレイヤに区分することができる。前記MAC−bサブレイヤは、システム情報のブロードキャストを担当するトランスポートチャネルであるBCH(Broadcast Channel)を管理する。前記MAC−dサブレイヤは、特定端末のための専用トランスポートチャネルであるDCH(Dedicated Channel)を管理する。従って、前記UTRANのMAC−dサブレイヤは、該当端末を管理するSRNC(Serving Radio Network Controller)内に位置し、また1つのMAC−dサブレイヤは各端末(UE)内に存在する。
前記MAC−c/shサブレイヤは、FACH(Forward Access Channel)やDSCH(Downlink Shared Channel)などのように、複数の端末が共有する共通トランスポートチャネルを管理する。UTRANにおいて、前記MAC−c/shサブレイヤは、CRNC(Controlling Radio Network Controller)内に位置する。前記MAC−c/shサブレイヤがセル領域内の全ての端末が共有しているチャネルを管理することによって、各セル領域内には単一のMAC−c/shサブレイヤが存在する。また、1つのMAC−c/shサブレイヤは各端末(UE)内に存在する。
前記RLC層は、信頼性のあるデータ伝送をサポートし、上位層から伝達された複数のRLCサービスデータユニット(RLC SDU)に対する分割及び結合機能を実行する。前記RLC層は、上位層から前記RLC SDUを受信すると、処理能力を考慮して適した方式で各RLC SDUのサイズを調節し、ヘッダ情報を追加して所定のデータユニットを生成する。このように生成されたデータユニットをプロトコルデータユニット(PDU)といい、前記PDUは論理チャネルを介して前記MAC層に伝送される。前記RLC層は、前記RLC SDU及び/又はRLC PDUを保存するためのRLCバッファを含む。
前記BMC層は、コアネットワークから受信したセルブロードキャストメッセージ(Cell Broadcast Message;以下「CBメッセージ」という)をスケジューリングし、前記CBメッセージを特定セルに位置する端末にブロードキャストする。前記UTRANのBMC層は、上位層から受信したCBメッセージにメッセージID、シリアルナンバー、及び符号化方式などの情報を追加してBMCメッセージを生成し、前記RLC層に伝送する。前記BMCメッセージは、論理チャネルであるCTCHを介して前記RLC層から前記MAC層に伝送される。前記CTCHはトランスポートチャネルであるFACHにマッピングされ、前記FACHは物理チャネルであるS−CCPCH(Secondary Common Traffic Channel)にマッピングされる。
前記RLC層の上位層であるPDCP層は、ネットワークプロトコル(IPv4又はIPv6など)で伝送されたデータが、相対的に小さい帯域幅を有する無線インタフェースに効果的に伝送されるようにする。これを達成するために、前記PDCP層は、有線ネットワークで使用される不要な制御情報を減少させる機能を実行し、このような機能をヘッダ圧縮という。
前記第3層(L3)の最下位には無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)層がある。前記RRC層は、制御プレーンでのみ定義され、無線ベアラの設定、再設定、及び解除に関する論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルの制御を担当する。前記無線ベアラサービスとは、端末とUTRAN間のデータ伝送のために前記第2層(L2)が提供するサービスをいい、一般に、無線ベアラの設定とは、詳細なパラメータ及び動作方法を個別的に設定することだけでなく、特定サービスを提供するために必要なチャネルのプロトコル層及びチャネル特性を規定することをいう。
前記RLC層は、上位層に接続された層のタイプによってユーザプレーン又は制御プレーンに属する。すなわち、前記RLC層が前記RRC層からデータを受信する場合は、前記RLC層は制御プレーンに属し、他の場合はユーザプレーンに属する。
以下、前記MACヘッダについてより詳細に説明する。図3はUTRANのMAC層の構造を示す図である。図4〜図7はUTRANのMAC−d及びMAC−c/shサブレイヤの構造を示す図であり、四角形のブロックは前記MAC層の各機能を示す。以下、その主な機能について説明する。
前記MAC層は、前記RLC層と前記物理層との間に存在し、その主要機能は論理チャネルとトランスポートチャネルとをマッピングすることである。前記MAC層の上位層のチャネル管理方法と前記MAC層の下位層のチャネル管理方法とが異なるため、前記MAC層はチャネルマッピングを必要とする。すなわち、前記MAC層の上位層においては、チャネル上に伝達されるデータの内容によって、制御プレーンの制御チャネルとユーザプレーンのトラフィックチャネルとに区分される。これに対し、前記MAC層の下位層においては、チャネルがどのように共有されるかによって、共通チャネルと専用チャネルとに区分される。従って、前記MAC層の上位層と下位層間のチャネルマッピングは非常に重要である。図4はUEにおけるチャネルマッピングを示す図であり、チャネルマッピングの関係を示す。
前記MAC層の他の主要機能は論理チャネルを多重化することである。前記MAC層は、様々な論理チャネルを1つのトランスポートチャネルに多重化することにより、多重化利得を得る。多重化利得は、シグナリング情報又はパケットデータのように間欠的に伝送されるトラフィックのために重要である。回路データの場合、データが継続して伝達されるのではないため、一般的に多重化が使用されず、その結果、多重化利得が相対的にあまり高くない。
前記MAC層のチャネルマッピング及び論理チャネル多重化機能は、チャネル選択の柔軟性及びチャネルリソースの効率性の向上に有利であるが、このような利点をサポートするためには所定種類の識別機能が必要である。
識別はUE識別と論理チャネル識別の2つのタイプに分類される。第1に、UE識別は、共通トランスポートチャネルが複数のUEにより共有されるため、共通トランスポートチャネルのために必要である。第2に、論理チャネル識別は、様々な論理チャネルを1つのトランスポートチャネルに多重化するときに必要である。識別の目的のために、前記MAC層は、TCTF(Target Channel Type Field)、UE−IDタイプ、UE−ID及び/又はC/T(Control/Traffic)フィールドをMAC PDUのヘッダに挿入する。
より詳細には、UE識別は、DCCH又はDTCHなどの専用論理チャネルをCPCH、DSCH、又はUSCHなどの共通トランスポートチャネルにマッピングするときに必要である。このために、前記MAC層は、前記MAC PDUのヘッダのUE−IDフィールドにRNTI(Radio Network Temporary Identity)を追加する。現在、U−RNTI(UTRAN RNTI)、C−RNTI(Cell RNTI)、及びDSCH−RNTIの3種のRNTIが特定UEを識別するために用いられている。用いられるRNTIが3種であるので、前記MAC PDUのヘッダには、どのRNTIが用いられるかを通知するUE−IDタイプフィールドも追加される。
論理チャネル識別の場合、2つのレベルの論理チャネル識別が適用される。第1のレベルは前記TCTFが提供する論理チャネルタイプ識別であり、第2のレベルは前記C/Tフィールドが提供する専用論理チャネル識別である。
前記TCTFは、様々なタイプの論理チャネルが多重化されるFACH及びRACHなどの共通トランスポートチャネルに必要である。例えば、前記BCCH、CCCH、CTCH、及び1つ以上の専用論理チャネル(DCCH又はDTCH)は前記FACH上で同時にマッピングすることができ、前記CCCH及び1つ以上の専用論理チャネルは前記RACH上で同時にマッピングすることができる。従って、前記TCTFは、前記FACH及びRACH上の論理チャネルタイプ識別、すなわち前記FACH又はRACHで受信したデータが前記BCCH、CCCH、CTCH、又は専用論理チャネルのうち1つに属するか否かを提供する。
前記TCTFが論理チャネルのタイプを識別するものの、論理チャネルのそれぞれを識別するわけではない。前記TCTFは、専用論理チャネルを他の論理チャネルと共にマッピングできるとき、トランスポートチャネルのために必要である。従って、前記TCTFは、前記論理チャネルが専用論理チャネルであるか他の論理チャネルであるかを識別する。しかし、共通論理チャネルの場合、1つの同一タイプの共通論理チャネルのみを単一のトランスポートチャネル上でマッピングできるため、前記TCTFは、共通論理チャネルの場合、論理チャネル識別をさらに提供する。
これとは逆に、1つ以上の専用論理チャネルを前記FACH又はRACHに同時にマッピングできる。すなわち、様々なDCCH又はDTCHを前記FACH又はRACHにマッピングできる。従って、専用論理チャネルの場合、論理チャネルタイプの識別だけでなく、各専用論理チャネルの識別も必要である。前記C/Tフィールドがこの目的を満たす。
各専用論理チャネルの識別は、次の理由のために前記C/Tフィールドを使用して行う。第1に、共通論理チャネルとは異なり、複数の専用論理チャネルは1つのトランスポートチャネルに同時にマッピングできる。第2に、他の共通論理チャネルが前記MAC−c/shにより管理される反面、専用論理チャネルは前記SRNC内のMAC−dにより管理される。同一のトランスポートチャネルにマッピングされる複数の専用論理チャネルは、それぞれ論理チャネル識別値を有する。さらに、この値はC/Tフィールド値として用いられる。前記トランスポートチャネルのために1つの専用論理チャネルのみ存在する場合、前記C/Tフィールドは使用されない。
次の表1はFDDのために論理チャネルとトランスポートチャネル間のマッピング関係に応じて使用されるMACヘッダの異なる識別子を示す。表1において、C/Tフィールドは様々な専用論理チャネル(DCCH又はDTCH)がマッピングされるときに存在する。また、「N」はヘッダがないことを示し、「−」はマッピング関係がないことを示し、「UE−ID」はUE−IDフィールドとUE−IDタイプフィールドが全て存在することを示す。UE−IDフィールドは常にUE−IDタイプフィールドと共に存在する。
上記の表から分かるように、従来技術において、BCCH、PCCH、CCCH、及びCTCHなどの共通タイプの論理チャネルは、各論理チャネルを識別するC/Tフィールドを有しない。これは、従来技術においては、同一タイプの様々な共通論理チャネルを単一のトランスポートチャネルに多重化する必要がないためである。その理由は、同一の情報が同一タイプの共通論理チャネル上に伝送されるため、受信端(受信者)が同一タイプの共通論理チャネルを1つ以上同時に受信する必要がないためである。従って、従来技術においては、FACH又はRACHなどの単一の共通トランスポートチャネルは常に1つの同一タイプの共通論理チャネルのみを伝搬し、共通論理チャネルのためのC/Tフィールドを追加する必要がない。
近年、MBMSという新しいタイプのサービスが提案されている。MBMSは、単方向の1対多ベアラサービスを利用して、オーディオ、写真、ビデオなどのマルチメディアデータを複数の端末に伝達するPS(パケット交換)ドメインサービスである。前記UMTSネットワーク1がマルチキャストモードを利用して特定MBMSを提供するとき、前記サービスが提供されるUEは、まず、個別的にサービスプロバイダと各UE間の関係を設定する加入手続きを完了しなければならない。その後、加入者UEは加入を確認し、例えば、提供されるサービスリストを含むサービス案内をコアネットワーク200から受信する。
MBMSデータは、複数のユーザが共有するので、従来技術のように共通論理チャネルで伝送しなければならない。しかし、MBMSはマルチメディアサービスであるので、同一のサービスにおいて異なるQoSの複数のサービス又は異なるQoSの複数のストリームが単一のUE又は異なるUEに提供される。すなわち、複数の同一タイプの共通論理チャネルをMBMSの提供時に同一のトランスポートチャネルにマッピングする必要がある。
従来技術においては、通常、複数の同一タイプの共通論理チャネルが同一のトランスポートチャネルにマッピングされない。1つの問題は、MACヘッダに共通論理チャネル識別子がないということである。他の問題は、MAC−c/shに識別機能がないということである。従って、MBMS又は他のタイプのパケット交換(PS)ドメインサービスを提供しようとするとき、共通論理チャネル識別の新しい機能化が考慮されなければならない。
また、MBMSにおいては、MBMSサービスとMTCH(MBMS Traffic Channel)などの共通論理チャネル間の1対1マッピング関係がある。従って、前述のように、MBMSの提供時、複数の同一タイプの共通論理チャネルが同一のトランスポートチャネルにマッピングされるため、複数のMBMSサービスは同一のトランスポートチャネルで伝送される。その結果、移動端末は同一のトランスポートチャネルで伝送される異なるサービスを同時に受信できる。
異なるMBMSサービスは全世界的にMBMSサービス識別子により識別される。しかし、数多くの異なるサービスが存在する可能性がある。MBMSサービス識別子が使用される場合、MBMSサービス識別子を含むMACヘッダは、移動端末が異なるサービスを区別できるようにサイズが非常に大きく、伝送中に大きなオーバーヘッドが存在する。従って、MACヘッダを小さいサイズに維持すると共に異なるサービスを識別するための方法が必要である。
本発明は、特定トランスポートチャネルで伝送されている複数の1対多サービスのうち1対多サービスを識別するためのTSIに関する。
本発明の追加の特性と利点は、後述する発明の詳細な説明に開示され、部分的には下記の説明により明らかになるか、本発明の実施により理解されるであろう。本発明の目的及び利点は、添付の図面だけでなく、下記の説明及び特許請求の範囲に開示される構造により実現される。
本発明の目的による利点を得るために、本発明の一実施形態は、無線通信システムにおいてトランスポートチャネルで伝送されている複数の1対多サービスのうち1対多サービスを識別するための方法を提供し、前記方法は、前記1対多サービスを識別する1対多サービス識別子を前記複数の1対多サービスのそれぞれに割り当てる段階と、前記複数の1対多サービスのそれぞれへの前記1対多サービス識別子の割当を示すためのマッピング情報を生成する段階と、前記マッピング情報を移動端末に伝送する段階と、前記複数の1対多サービスの少なくとも1つに関連する少なくとも1つのプロトコルデータユニットを生成するための媒体アクセス制御層を提供する段階と、前記媒体アクセス制御層で前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを生成する段階と、前記マッピング情報によって、前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットに、前記複数の1対多サービスの少なくとも1つに割り当てられた前記1対多サービス識別子を添付する段階と、前記割り当てられた1対多サービス識別子を含む前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを、前記トランスポートチャネルで前記移動端末に伝送する段階とを含む。
本発明の一態様において、前記1対多サービス識別子の割当はネットワークの無線リソース制御層により行われる。前記マッピング情報は前記ネットワークの無線リソース制御層で生成される。
本発明のより詳細な態様において、前記ネットワークの無線リソース制御層は、前記ネットワークの媒体アクセス制御層に前記マッピング情報を伝達する。また、前記ネットワークの無線リソース制御層は、前記移動端末の無線リソース制御層に前記マッピング情報を伝送する。前記移動端末の無線リソース制御層は、前記移動端末の媒体アクセス制御層に前記マッピング情報を伝達することが好ましい。
本発明の他の態様において、前記トランスポートチャネルはFACHである。前記プロトコルデータユニットは共通論理チャネルMTCHで伝送される。
前記方法は、前記1対多サービスのそれぞれに割り当てられた前記1対多サービス識別子の値をネットワークの媒体アクセス制御層に伝達する段階と、前記1対多サービス識別子の値を前記移動端末の無線リソース制御層に伝送する段階とをさらに含むことが好ましい。また、前記移動端末の無線リソース制御層は、前記1対多サービス識別子の値を前記移動端末の媒体アクセス制御層に伝達する。
本発明のさらに他の態様において、前記1対多サービス識別子は4ビットの長さを有し、前記トランスポートチャネルは最大16個の1対多サービスを伝送する。前記1対多サービス識別子は、前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットのヘッダに添付されることが好ましい。
本発明の他の実施形態において、無線通信システムにおいて移動端末によりトランスポートチャネルで受信されている複数の1対多サービスのうち1対多サービスを識別するための方法は、前記複数の1対多サービスのそれぞれへの1対多サービス識別子の割当を示すためのマッピング情報をネットワークから受信する段階と、前記複数の1対多サービスの少なくとも1つに関連し、かつ前記複数の1対多サービスの少なくとも1つに割り当てられた1対多サービス識別子が添付される少なくとも1つのプロトコルデータユニットを媒体アクセス制御層で受信する段階と、前記割り当てられた1対多サービス識別子を前記マッピング情報と共に評価することにより、前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットを処理することを決定する段階とを含む。
本発明の一態様において、前記1対多サービス識別子の割当は前記ネットワークの無線リソース制御層により行われる。前記マッピング情報は前記ネットワークの無線リソース制御層で生成される。
本発明のより詳細な態様において、前記移動端末の無線リソース制御層は、前記ネットワークの無線リソース制御層から前記マッピング情報を受信する。前記移動端末の無線リソース制御層は、前記マッピング情報を前記移動端末の媒体アクセス制御層に伝達することが好ましい。
本発明の他の態様において、前記トランスポートチャネルはFACHである。
前記方法は、前記1対多サービスのそれぞれに割り当てられた前記1対多サービス識別子の値を受信する段階をさらに含み、ここで、前記1対多サービス識別子の値は、前記ネットワークの無線リソース制御層で生成され、前記移動端末の無線リソース制御層に伝送されることが好ましい。また、前記移動端末の無線リソース制御層は、前記1対多サービス識別子の値を前記移動端末の媒体アクセス制御層に伝達する。
本発明のさらに他の態様において、前記1対多サービス識別子は4ビットの長さを有し、前記トランスポートチャネルは最大16個の1対多サービスを受信する。また、前記1対多サービス識別子は、前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットのヘッダに添付される。
本発明のさらに他の態様において、前記決定する段階は、前記割り当てられた1対多サービス識別子を読み出す段階と、前記マッピング情報を読み出すことにより、前記割り当てられた1対多サービス識別子に該当する1対多サービスマッチングを決定する段階とを含み、ここで、前記1対多サービスマッチングが前記移動端末が受信しようとするサービスである場合、前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットが処理され、前記1対多サービスマッチングが前記移動端末が受信しようとするサービスでない場合、前記少なくとも1つのプロトコルデータユニットが廃棄される。
本発明の前述した一般的な説明と後述する詳細な説明は例示して説明したもので、特許請求の範囲に記載の本発明に関する説明をさらに提供しようとするものであることを理解しなければならない。
以下、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
本発明は、特定トランスポートチャネルで伝送されている複数のMBMSサービスのうち特定MBMSサービスを識別するためのTSIに関する。本発明は、MBMSサービスに該当する媒体アクセス制御層データユニットのヘッダにTSIフィールドを挿入し、前記データユニットを特定トランスポートチャネルで移動端末に伝送することで実現される。前記移動端末は、UTRANから受信したマッピング情報によって前記データユニットを受信することを決定し、ここで、前記マッピング情報は、前記移動端末にTSIフィールド値がどのMBMSサービスに割り当てられるかを通知する。
図9及び図10は本発明の一実施形態によるMAC PDUフォーマットを示す図であり、前記MAC PDUフォーマットは、MTCHなどの共通論理チャネルのデータがFACHなどの共通トランスポートチャネルで伝達されるときに使用される。また、これはTCTF及びTSIフィールドが前記MAC PDUのヘッダから構成され、MAC SDUが前記MAC PDUのペイロードから構成されることを示す。
図9及び図10を参照すると、2つのタイプのMAC PDUフォーマットがあることが好ましい。図9に示すように、第1のタイプにおいて、前記MAC PDUのヘッダは、TCTF及びTSIフィールドから構成される。このタイプのMAC PDUは、FACHなどのトランスポートチャネルが異なるタイプの論理チャネルを伝搬するときに使用される。ここで、前記TCTFフィールドは論理チャネルのタイプを識別し、前記TSIフィールドは前記論理チャネル上で伝送されているMBMSサービスを識別する。
図10に示すように、第2のタイプにおいて、前記MAC PDUのヘッダは、論理チャネル上で伝送されているMBMSサービスを識別するためのTSIフィールドから構成される。これにより、TCTFフィールドは含まれない。このタイプのMAC PDUは、トランスポートチャネルが1つのタイプの共通論理チャネルのみを伝搬できるときに使用される。ここで、前記TSIフィールドは前記第1のタイプと同様にヘッダ内に含まれるが、トランスポートチャネル自体が論理チャネルのタイプを識別するため、前記TCTFフィールドは必要でない。
従って、TCTFフィールドは、トランスポートチャネルが1つ以上のタイプの論理チャネルを伝搬できるとき、前記MAC PDUのヘッダ内に存在する。さらに、TSIフィールドは、1つ以上のMBMSサービスがトランスポートチャネルに多重化されるとき、前記MAC PDUのヘッダ内に存在する。
図11は本発明の一実施形態によるUTRANのMAC構造を示す図である。図12は本発明の一実施形態による移動端末のMAC構造を示す図である。
図11及び図12を参照すると、MTCHなどの共通論理チャネルが多重化されるとき、前記MACはTSI多重化(MUX)機能を実行する。前記MTCHが1つのトランスポートチャネルに多重化されるとき、前記MACはTSI MUX機能を実行することが好ましい。UTRANにおけるMACのTSI MUX機能は、MBMSサービスを識別するためのTSIフィールドを該当MAC PDUのヘッダ内に挿入する。移動端末におけるMACのTSI MUX機能は、前記受信したMAC PDUのヘッダから前記MBMSサービスを識別するTSIフィールド情報を読み出した後、前記TSIフィールドを前記MAC PDUから除去する。
図13は本発明の一実施形態によるTSIフィールド値の割当を示す図である。UTRANのRRC層は、FACHなどの1つのトランスポートチャネルを多重化するための様々なMBMSサービスのグループ化を管理し、各MBMSサービスにTSIフィールド値を割り当てる。前記TSIが割り当てられる時間は明確に又は暗示的に与えられる。例えば、前記割当は、前記移動端末がセルを変更するまで、又は前記割当が変化するまで有効である。さらに、前記TSIはアクティブMBMSサービスの寿命の間に周期的に伝送されることが好ましい。MBMSにおいて、MBMSサービスとMTCHなどの共通論理チャネル間には1対1の関係がある。従って、前記UTRANのRRC層は、1つのトランスポートチャネルに多重化するための個別的なMBMSサービスを伝搬する様々な共通論理チャネルのグループ化をも管理する。さらに、前記UTRANのRRC層は、どのTSIフィールド値がどのMBMSサービスに割り当てられるかを示すためのマッピング情報を生成する。
前記TSIフィールドはサイズが小さい。このように、前記TSIはサービス区分を少ししかできない。しかし、その少数のサービスが正常な環境下で同時に活発に伝送されるとすると、4ビットのようにサイズの小さいTSIがオーバーヘッドを低く維持するために好ましい。さらに、伝送ブロックが336ビットのサイズであり、可能なサービスの数が4000個に限定されると仮定すると、これは従来技術の識別フィールドが12ビットのサイズを必要とすることを意味する。これは3.5%のオーバーヘッドとなる。しかし、本発明においては、例えば、4ビットのサイズを有するTSIフィールドが最大16個のサービスを識別するのに使用されるとすると、オーバーヘッドは1.2%に減少する。
以下、図13を参照してTSIフィールド値を割り当てるための方法を説明する。UTRANのRRC層がTSIフィールド値をそのそれぞれのMBMSサービスに割り当ててマッピング情報を生成した後、前記RRC層は、TSIフィールド値、マッピング情報、及び複数のMBMSサービスの特定トランスポートチャネルへの多重化に関するMBMSサービス多重化情報をUTRANの媒体アクセス制御(MAC)層に伝達する(S10)。
また、前記UTRANのRRC層は、TSIフィールド値、マッピング情報、及びMBMSサービス多重化情報を移動端末又はUEのRRC層に伝達する(S20)。前記情報は1回又は周期的に送られる。
前記TSIフィールド値、マッピング情報、及びMBMSサービス多重化情報は、特定トランスポートチャネルを受信する全ての移動端末のRRC層に伝達されることが好ましい。前記TSIフィールド値、マッピング情報、及びMBMSサービス多重化情報を受信した移動端末のRRC層は、前記受信した情報を前記移動端末のMAC層に伝達する(S30)。
図14は本発明の一実施形態によるデータ伝送を示す図である。ここで、複数のMBMSサービスはFACHなどの1つの共通トランスポートチャネルに多重化される。さらに、各MBMSサービスはMTCHなどのそれぞれの共通論理チャネル上に伝送される。
以下、図14を参照して特定トランスポートチャネルで複数のMBMSサービスを伝送するための方法を説明する。前記方法は、複数のMBMSサービスのデータユニットを特定トランスポートチャネルに多重化する段階と、前記多重化されたデータユニットを移動端末に伝送する段階と、前記伝送されたデータユニットを前記移動端末で逆多重化する段階とを含む。前記多重化する段階は、複数の共通論理チャネルで受信したデータを多重化する段階と、プロトコルデータユニット(PDU)を生成するために、前記受信したデータのヘッダにTSIフィールドを添付する段階と、前記生成されたPDUを前記特定トランスポートチャネルで伝送する段階とを含む。
前記逆多重化する段階は、前記特定トランスポートチャネルでデータユニットを受信する段階と、前記受信したデータのTSIフィールドを確認する段階と、マッピング情報によって前記受信したデータを逆多重化することを決定する段階と、前記移動端末で上位層に受信されるように決定されたデータをTSIにより選定された共通論理チャネルで伝送する段階とを含む。
図14をさらに参照すると、2つのMBMSサービスが同一のトランスポートチャネルで伝送されることが示されているが、本発明の一実施形態によって、最大16個のサービスが同一のトランスポートチャネルで伝送されることが好ましい。また、MBMS#1及びMBMS#2を伝搬する共通論理チャネルMTCH#1及びMTCH#2は、それぞれ1つの共通トランスポートチャネルFACHに多重化されることが好ましい。UTRANにおけるRLCエンティティ#1の対応エンティティは移動端末又はUEにおけるRLCエンティティ#1であり、UTRANにおけるRLCエンティティ#2の対応エンティティは移動端末におけるRLCエンティティ#2である。
複数のMBMSサービスを特定トランスポートチャネルで伝達するための方法は次の通りである。第1に、UTRANのRLCエンティティ#1は、サービスMBMS#1のためにMAC SDU#1を生成し、MAC SDU#1をMTCH#1でUTRANのMAC層に伝達する(S110)。一方、UTRANのRLCエンティティ#2は、サービスMBMS#2のためにMAC SDU#2を生成し、MAC SDU#2をMTCH#2でUTRANのMAC層に伝達する(S120)。
すると、UTRANのMAC層は、MTCH#1及びMTCH#2を多重化し、MAC SDU#1にTSIフィールドを含むMACヘッダを添付して、MAC PDU#1を構成する(S130)。ここで、MAC PDU#1のヘッダに含まれるTSIフィールド値は、MAC PDU#1がMBMS#1に関連するものであることを識別するだけでなく、共通論理チャネルMTCH#1を示す。前述のように、マッピング情報と共にTSIフィールド値は、UTRANのRRC層からMAC層に受信される。従って、MAC SDUがMAC層で受信されることにより、前記MAC層は前記マッピング情報によってどのTSIフィールド値がどのMBMSサービスとマッピングされるかが分かる。ここで、MBMS#1に該当するMAC SDU#1が受信されることによって、前記MAC層は、前記マッピング情報によってMBMS#1に該当するTSIフィールド値を有するヘッダを添付して、MAC PDU#1を構成する。
同様の方法で、MAC SDU#2にTSIフィールドを含むMACヘッダを添付して、MAC PDU#2を構成する(S130)。MAC PDU#2のヘッダに含まれるTSIフィールド値は、MAC PDU#2がMBMS#2に関連するものであることを識別するだけでなく、共通論理チャネルMTCH#2を示す。さらに、前記UTRANのRRC層からMAC層に受信されたマッピング情報のために、前記MAC層は、前記受信したTSIフィールド値とMBMSサービス間のマッピング関係を認識する。従って、MBMS#2に該当するMAC SDU#2が前記MAC層で受信されることにより、前記MAC層は、前記マッピング情報によってMBMS#2に該当するTSIフィールド値を有するヘッダを添付して、MAC PDU#2を構成する。
前記UTRANのMAC層は、MAC PDU#1及びMAC PDU#2を同一のトランスポートチャネルFACHで前記UTRANの物理層に伝達する(S140)。すると、MAC PDU#1及びMAC PDU#2は、エアインタフェースを介して前記移動端末の物理層に伝送される。前記移動端末の物理層は、受信したMAC PDU#1及びMAC PDU#2を、前記移動端末の同一のトランスポートチャネルFACHで前記移動端末のMAC層に伝達する。
MAC PDU#1及びMAC PDU#2を受信した後、前記移動端末のMAC層は、受信したMAC PDUに含まれるTSIフィールドを確認し、これにより、前記MAC PDUを受信することを決定する(S150)。前記MAC層は、前記MAC PDUのヘッダからTSIフィールド値を検出し、前記受信したMAC PDUが前記移動端末が加入しているMBMSサービスに関連するものであるか否かを決定することが好ましい。前記MAC PDUが前記移動端末が加入しているMBMSサービスに関連するものである場合、前記移動端末は前記MAC PDUを受信し続ける。前記MAC PDUが前記移動端末が加入しているMBMSサービスに関連するものでない場合、前記移動端末は前記MAC PDUを廃棄する。
前記UTRANのRRC層から受信し、前記移動端末のRRC層から受信した前記マッピング情報を利用して、前述のように、前記移動端末のMAC層は、前記MAC PDUが加入しているMBMSサービスに関連するものであるか否かを決定する。特に、前記移動端末のMAC層は、前記マッピング情報による該当MBMSサービスと前記受信したTSIフィールド値をマッチさせる。該当MBMSサービスが前記移動端末が加入しているサービスである場合、前記移動端末はMAC SDUを抽出して上位層に伝送する。これに対し、該当MBMSサービスが前記移動端末が加入していないサービスである場合、前記移動端末は前記MAC PDUを廃棄する。
前記MAC PDUが受信されるように決定されると、前記移動端末のMAC層も前記MAC PDUが伝送される共通論理チャネルに関する情報のためのTSIフィールドを確認することが好ましい。ここで、MAC PDU#1及びMAC PDU#2が受信されるように決定されると、前記移動端末のMAC層は、前記MAC PDUの個別的なTSIフィールドを確認し、前記受信したMAC PDUの処理を行うべきか否かを決定する(S150)。
従って、検出されたTSIフィールドが共通論理チャネルMTCH#1を示す場合、該当MAC SDU#1はMTCH#1で前記移動端末のRLCエンティティ#1に伝達される(S160)。ここで、受信が正確であれば、前記移動端末はMTCH#1に該当するMAC SDUがMAC SDU#1であることを確認する。同様に、検出されたTSIフィールドが共通論理チャネルMTCH#2を示す場合、該当MAC SDU#2はMTCH#2で前記移動端末のRLCエンティティ#2に伝達される(S170)。ここで、受信が正確であれば、前記移動端末はMTCH#2に該当するMAC SDUがMAC SDU#2であることを確認する。
これにより、本発明においては、UTRAN及び移動端末のMAC層が個別的な共通論理チャネルで伝送された複数のMBMSサービスのために多重化と逆多重化をそれぞれ行う。TSIフィールド値が各MBMSサービスを識別するのに用いられ、同一のトランスポートチャネルへの複数のMBMSサービスの多重化が可能になる。その結果、大きなオーバーヘッドを有するグローバルMBMS識別子の使用が不要であるので、オーバーヘッドが減少する。さらに、同一のサービスにおいて異なるQoSの複数のサービス又は異なるQoSの複数のストリームを単一の移動端末に提供することができ、これは次世代移動通信システムのための基本特性である。このように、本発明の意義及び提案を多様なタイプの無線通信方式に適用しようとすることは、本技術分野における通常の知識を有する者であれば明らかに理解するであろう。
本発明は、移動通信に関連して説明されたが、無線通信特性を備えたPDA及びラップトップコンピュータのような移動装置を使用する他の無線通信システムにも適用できる。また、本発明を説明するために使用された特定用語は本発明の権利範囲をUMTSのような特定無線通信システムに限定するものではない。さらに、本発明は、例えばTDMA、CDMA、FDMA、WCDMAなどの他のエアインタフェース及び/又は他の物理層を使用する他の無線通信システムにも適用できる。
本実施形態は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はこれらの組み合わせを生産するための標準プログラム及び/又はエンジニアリング技術を利用して製造方法、装置、又は製造物として実行できる。ここで、「製造物」という用語は、ハードウェアロジック(例えば、集積回路チップ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)など)、コンピュータ可読媒体(例えば、磁気記録媒体(例えば、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスク、テープなど))、光記録装置(CD−ROM、光ディスクなど)、又は揮発性/不揮発性メモリ装置(例えば、EEPROM、ROM、PROM、RAM、DRAM、SRAM、ファームウェア、プログラムロジックなど)において実行されるコードやロジックを示す。
コンピュータ可読媒体内のコードはプロセッサにより接続及び実行される。本実施形態を実行するコードは伝送媒体を通じて、又はネットワーク上のファイルサーバから接続することもできる。その場合、前記コードが実行される製造物は、ネットワーク転送ライン、無線伝送媒体、空中を伝播する信号、無線波、赤外線信号などの伝送媒体を含む。もちろん、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲においてこのような構成の多様な変形が可能であり、前記製造物が公知の情報伝送媒体も含むことができるという点を理解できるであろう。
前述した実施形態と利点は本発明を制限するものでなく、単なる例示にすぎない。本発明は、他のタイプの装置にも容易に適用できる。本発明の詳細な説明は特許請求の範囲を制限するものでなく、単なる説明の便宜のためのものである。当該技術分野における通常の知識を有する者であれば多様な代案、変更、変形が可能であることを理解できるであろう。請求項において、ミーンズプラスファンクションクレーム(means−plus−function clauses)は列挙された機能を実行するものであり、ここに記載された構造、構造的同等物だけでなく均等な構造をも含む。
本発明の理解を助けるために添付され、本明細書の一部を構成する図面は、本発明の多様な実施形態を示し、明細書と共に本発明の原理を説明する。
一般的なUMTSネットワークの構造を示すブロック図である。 3GPP無線アクセスネットワークの標準に準拠した端末とUTRAN間の無線インタフェースプロトコルの構造を示すブロック図である。 UTRANのMAC層の一般的な構造を示すブロック図である。 移動端末のMAC−c/shの一般的な構造を示す図である。 UTRANのMAC−c/shの一般的な構造を示す図である。 移動端末のMAC−dの一般的な構造を示す図である。 UTRANのMAC−dの一般的な構造を示す図である。 論理チャネルとトランスポートチャネル間の(UE側における)マッピング関係を示す図である。 本発明の一実施形態によるMAC PDUフォーマットを示す図である。 本発明の一実施形態によるMAC PDUフォーマットを示す図である。 本発明の一実施形態によるUTRANのMAC構造を示す図である。 本発明の一実施形態による移動端末のMAC構造を示す図である。 本発明の一実施形態によるTSIフィールド値の割当を示す図である。 本発明の一実施形態によるデータ伝送を示す図である。

Claims (22)

  1. 無線リソース制御(RRC)層と媒体アクセス制御(MAC)層とを有する無線インタフェースプロトコルに基づく移動通信システムにおけるデータ伝送の方法であって、該方法は、
    同じチャネルタイプの複数の共通論理チャネルを共通トランスポートチャネルにマッピングすることであって、該同じチャネルタイプの複数の共通チャネルは、該MAC層の上に配置され、該共通トランスポートチャネルは、該MAC層の下に配置される、ことと、
    該複数の共通論理チャネルの少なくとも1つのデータユニットに少なくとも1つの論理チャネル識別子を割り当てることと、
    該共通トランスポートチャネルを介して、割り当てられた該少なくとも1つの論理チャネル識別子を有する該少なくとも1つのデータユニットを転送することと、
    該少なくとも1つの論理チャネル識別子の複数の1対多サービスの各々への割り当てを示すマッピング情報を伝送することであって、該少なくとも1つの論理チャネル識別子は、4ビットの長さを有する、ことと
    を含む、方法。
  2. 前記マッピング情報は、前記RRC層において生成される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記RRC層は、前記マッピング情報を前記MAC層に転送する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記RRC層は、ネットワーク側のRRC層であり、前記MAC層は、ネットワーク側のMAC層である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記複数の共通論理チャネルの各々は、前記複数の1対多サービスの各々と1対1の関係を有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記複数の共通論理チャネルは、MBMSトラフィックチャネル(MTCHs)である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記マッピングするステップは、マッピングされた前記共通トランスポートチャネルに対して前記複数の共通論理チャネルの前記少なくとも1つのデータユニットを多重化することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記転送された少なくとも1つのデータユニットを物理チャネル上に伝送することをさらに含み、前記複数の共通論理チャネルは、割り当てられた前記少なくとも1つの論理チャネル識別子により区別することが可能である、請求項7に記載の方法。
  9. 前記マッピングするステップと、前記転送するステップと、前記伝送するステップとは、単一のマルチメディアサービスにおいて、異なるサービス品質(QoS)の複数のマルチメディアサービスの伝送、または、異なるサービス品質(QoS)の複数のデータストリームの伝送を可能にする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つの論理チャネル識別子は、対応するデータユニットのヘッダである、請求項1に記載の方法。
  11. 前記トランスポートチャネルは、FACH(Forward Access Channel)である、請求項1に記載の方法。
  12. 無線リソース制御(RRC)層と媒体アクセス制御(MAC)層とを有する無線インタフェースプロトコルに基づく移動通信システムにおけるデータ受信の方法であって、該方法は、
    同じチャネルタイプの複数の共通論理チャネルを共通トランスポートチャネルにマッピングすることであって、該同じチャネルタイプの複数の共通チャネルは、該MAC層の上に配置され、該共通トランスポートチャネルは、該MAC層の下に配置される、ことと、
    該共通トランスポートチャネルを介して、少なくとも1つのデータユニットを受信することと、
    該少なくとも1つの論理チャネル識別子の複数の1対多サービスの各々への割り当てを示すマッピング情報を受信することであって、該少なくとも1つのデータユニットは、割り当てられた該少なくとも1つの論理チャネル識別子を有する、ことと、
    該少なくとも1つの論理チャネル識別子に応じて、該受信された少なくとも1つのデータユニットを処理することであって、該少なくとも1つの論理チャネル識別子は、4ビットの長さを有する、ことと
    を含む、方法。
  13. 前記マッピング情報は、ネットワーク側のRRC層において生成される、請求項12に記載の方法。
  14. 前記RRC層は、前記マッピング情報を前記MAC層に転送する、請求項12に記載の方法。
  15. 前記RRC層は、移動端末側のRRC層であり、前記MAC層は、移動端末側のMAC層である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記複数の共通論理チャネルの各々は、前記複数の1対多サービスの各々と1対1の関係を有する、請求項12に記載の方法。
  17. 前記複数の共通論理チャネルは、MBMSトラフィックチャネル(MTCHs)である、請求項12に記載の方法。
  18. 前記処理することは、前記受信された少なくとも1つのデータユニットを逆多重化することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  19. 前記処理するステップは、
    前記受信された少なくとも1つのデータユニットの少なくとも1つのデータユニット論理チャネル識別子をチェックすることと、
    該少なくとも1つのデータユニット論理チャネル識別子によって指定された共通論理チャネルを介して、逆多重化されたデータユニットの各々を相対的に高い層に伝達することと
    をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記マッピングするステップと、前記受信するステップと、前記処理するステップとは、単一のマルチメディアサービスにおいて、異なるサービス品質(QoS)の複数のマルチメディアサービスの受信、または、異なるサービス品質(QoS)の複数のデータストリームの受信を可能にする、請求項12に記載の方法。
  21. 前記少なくとも1つの論理チャネル識別子は、対応するデータユニットのヘッダである、請求項12に記載の方法。
  22. 前記トランスポートチャネルは、FACH(Forward Access Channel)である、請求項12に記載の方法。
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