JP4515380B2 - チューブ状部材の形成方法並びに装置 - Google Patents

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Description

本発明は、1993年8月17日付けで特許された米国特許5,235,836に開示された充填並びに加圧装置の改良に関する。このような充填並びに加圧装置、1986年2月4日付けで特許された米国特許4,567,743並びに1992年7月14日付けで特許された米国再発行特許33990に開示されたような、限定されない例である膨脹形成により使用され得る。他の使用は、チューブの圧力試験が考えられる。
一態様に係われば、(a)成形されたチューブ状部材の外形に対応した外形を有する断面のキャビティが形成されたダイを提供する工程と、
(b)中空のブランクの長軸を横切る初期横断面を有する端部を備えた中空のブランクを提供する工程と、
(c)前記初期横断面とは異なる変形された横断面を有するように、前記中空のブランクの前記端部を変形する工程と、
(d)変形された横断面を有する端部を備えた中空のブランクを前記キャビティ中に拘束する工程と、
(e)前記変形された横断面に対応した形状のシール部材を前記変形された横断面を有する端部中に適用させて中空のブランクをシールする工程と、
(f)前記キャビティ中にシールされて拘束されている中空のブランク内を加圧して、このブランクがキャビティの形状となるようにブランクを成形する工程と、
(g)前記シール部材をブランクから外して圧力を開放し、また、ダイから成形されたブランクを取り出す工程とを具備し、
前記ダイは、開成位置と、中間位置と、閉成位置との間で相対的に移動可能であり、各々がダイ・キャビティ部と対応する面部とを備えた複数のダイセクションを有し、これらダイセクションは,閉成位置で、夫々の前記対応する面部相互が当接して、前記ダイ・キャビティ部により前記キャビティを規定させ、また、
前記中空のブランクの前記端部を変形する工程は、前記ブランクを、前記開成位置で前記ダイセクション間に位置させる工程と、前記端部を変形させるための前記中間位置となるように、ダイセクションを互いに近接させる工程とを有し、そして、
前記シール部材は、前記ダイセクションを閉成位置へと移動させてブランクをキャビティ中に拘束する前に、前記変形された端部中に挿入する、チューブ状部材の形成方法(a)成形されたチューブ状部材の外形に対応した外形を有する断面のキャビティが形成されたダイを提供する工程と、
(b)中空のブランクの長軸を横切る初期横断面を有する端部を備えた中空のブランクを提供する工程と、
(c)前記初期横断面とは異なる変形された横断面を有するように、前記中空のブランクの前記端部を変形する工程と、
(d)変形された横断面を有する端部を備えた中空のブランクを前記キャビティ中に拘束する工程と、
(e)前記変形された横断面に対応した形状のシール部材を前記変形された横断面を有する端部中に適用させて中空のブランクをシールする工程と、
(f)前記キャビティ中にシールされて拘束されている中空のブランク内を加圧して、このブランクがキャビティの形状となるようにブランクを成形する工程と、
(g)前記シール部材をブランクから外して圧力を開放し、また、ダイから成形されたブランクを取り出す工程とを具備し、
前記ダイは、開成位置と、中間位置と、閉成位置との間で相対的に移動可能であり、各々がダイ・キャビティ部と対応する面部とを備えた複数のダイセクションを有し、これらダイセクションは,閉成位置で、夫々の前記対応する面部相互が当接して、前記ダイ・キャビティ部により前記キャビティを規定させ、また、
前記中空のブランクの前記端部を変形する工程は、前記ブランクを、前記開成位置で前記ダイセクション間に位置させる工程と、前記端部を変形させるための前記中間位置となるように、ダイセクションを互いに近接させる工程とを有し、そして、
前記シール部材は、前記ダイセクションを閉成位置へと移動させてブランクをキャビティ中に拘束する前に、前記変形された端部中に挿入する、チューブ状部材の形成方法を提供する。
本発明の上記態様を実施するための充填並びに加圧装置の好ましい形態は、添付図面を参照して、以下に例示的に詳細に説明される。
図1並びに図2に示すように、膨脹させるダイ10は、店の床のような周囲の物に支持並びに固定された下部11と、プレス構造体(図示せず)により下部11に対して上下方向に移動可能な上部12とを有する。例えば、この下部11は床に支持された固定フレームに接続され得る。また、この下部11は、中に実質的な溝形状のダイ・キャビティ部14を有する下ダイセクション13を具備し得る。また、上ダイセクション16にはダイ・キャビティ部が設けられ、これらセクション13,16が互いに閉じられたときに、中に端部が開口したダイ・キャビティ(即ち、キャビティ)が形成され、この中で中空チューブ、即ち、筒状のブランク(中空のブランク)17の端部が膨脹されて成型され得る。このブランク17は、閉じられる前のダイセクション間に置かれ、そして一端側で符号18で示される、ダイ10の各端部側に設けられた充填加圧装置を使用して液体(通常は水)が満たされて加圧される。この加圧はブランク17を膨脹させてダイ・キャビティのレプリカを形成するのに充分である。
クランプ部材19が上ダイセクションの各端部に装着されている。図1並びに図2は、一端部側のクランプ部材19しか示していないが、他端側にも同様な構成が成されている。このクランプ部材19は、上ダイセクション16に対して垂直方向に移動可能でストップ22により下方への移動が規制されるように、垂直側壁構造体21とストップ22とを有する遊動リンク機構によって支持されている。圧縮ばね23はクランプ部材19を図1に示す規制位置へと下方に常時付勢している。この位置でクランプ部材19の下端24は上ダイセクション16より下方に延出している。
上ダイセクション16が閉じる中間位置において、これらセクション13,16の対向面は互いに僅かに、通常はブランク17の径の10〜25%、離間しており、クランプ部材19の下端24は下ダイセクション13と係合して圧縮ばね23の付勢力に抗して上方に付勢される。この弾性作用により、ブランク17の端部は、ダイ・キャビティ部14の近接した端部とクランプ部材19の下側に形成された弓形のキャビティ部26との間でしっかりと把持される。
ブランク17が長方形の断面に形成される場合には、このブランク17の端部を、円滑に丸められた砂時計形状もしくは楕円形状のような細長く円滑に丸まった形状に最初にしておくことが好ましい。このような場合、ダイ・キャビティ部14とキャビティ部26との端部は、ブランク17の端部を細長い形状に変形するのに有効である。さもないと、クランプ部材19とダイ・キャビティ部14とは、ブランク17の端部を実質的に変形しないで把持してしまう。図示した例で、ブランク17の端部は断面楕円形に最初に変形される。
図に示すように、箱形状の高速/低圧流体導管27が設けられている。尚、同様の機構が装置(ダイ)10の各端部に設けられている。この導管27は、下ダイセクション13に固定された第1、即ち下導管セクション27aと、クランプ部材19に接続された第2、即ち上導管セクション27bとを備えた部分流体導管により形成されている。これらセクションは、図2に示す中間の閉成位置で一体となって閉じた箱を構成している。
これらセクション27a,27bは同じように構成され得、前記下ダイセクション13並びにクランプ部材19へのセクション27a,27bの装着を、例えば、ねじ付きスタッド等(図示せず)を使用して容易にするように、前壁28a,28bを、好ましくは有する。
これら前壁には、下部11のダイ・キャビティ部14とクランプ部材19のキャビティ部26とに夫々適合する部分キャビティ29a,29bが形成されている。通常、筒状のブランク17には少しの相違と誤差があり、装置10の全長を減じるために、前壁28a,28bのディメンションは、ブランクの長さの誤差に応じてブランクの端が前壁28a,28bの厚さに沿った一点に位置するように、設定されている。ブランク17の両端部が、下部11と上部12の中間位置で細長い形状に変形する場合、前壁28a,28bはブランク17に作用してこのような形状に変形させる。好ましくは、部分キャビティ29a,29bは、ブランク17の外周の半分を受けるのに充分なサイズに設定されている。例えば、各部分キャビティ29a,29bは半楕円形に形成され得る。また各前壁28a,28bの前端は、下ダイセクション13とクランプ部材19の適合する面と実質的に一致しており、下部11と上部12間へのブランク17の配置、及び成型リサイクルの最後での成型されたブランクの開成位置での下部11と上部12間からの取り出しを容易にしている。下導管セクション27aの前壁28aは比較的浅くなっており、一方、後壁31aは、後述する装置18のシールヘッド形成部分の一部18aを受けるように深くなっている。この一部18aは、上述した中間位置でダイ・キャビティ部14とキャビティ部26との間で規定されたキャビティに対して、また周辺部分並びに下部11に固定された、かくして、下導管セクション27aに固定されたシリンダーブロック32に対して軸方向に往復移動可能となっている。また、この一部18aは、前記壁31aに形成された開口33を貫通している。この開口33には一部18aの周囲から液体が漏れないようにするためにO−リングのシールが設けられている。両側壁34aは、前方から後方に向かうのに従って上導管セクション27bに向かって上方に傾斜している。このセクション27bの側壁も、同様に、側面で見て前方から後方に向かってテーパが形成されており、この結果、下導管セクション27aと上導管セクション27bとは後ろ上方に傾斜した面で当接している。前壁28a,31a並びに側壁34aの上面には、ほぼCの字形の弾性シールガスケット36を収容するための溝が形成されている。このガスケット36は上導管セクション27bの壁の下面と係合して、セクション27a,27bが閉じたときに水が漏れるのを防止している。
前記下導管セクション27aの側壁34aには入口開口37が形成されており、この開口には比較的径の大きい導管38が接続されている。この導管は、好ましくは、実質的に堅いチューブ、例えば金属パイプにより形成されている。図2では概略的に示されている導管38はバルブ39を介して液体源41に接続されている。この液体源は比較的大きい流量、即ち、高流速で比較的低い圧力の流体を供給することができる。
使用に際しては、下部11と上部12が、図2に示すように中間位置に閉成されたときに、下導管セクション27aと上導管セクション27bとは、下ダイセクション13とクランプ部材19との間で把持されたチューブ(ブランク17)の口部の周囲で箱形状の導管、即ち、閉塞体27を、楕円形のような変形形状であろうとも最初の丸い、即ち円環状の状態であろうとも構成する。この後、バルブ39が作動されて、チューブ17にはこれの一端の所から閉塞体27を介して流体源41から液体が、例えば、大気圧よりも僅かに高いような低圧のもとで大きい流量で満たされる。同時に、前記閉塞体27と同様の導管、即ち閉塞体、に接続され、前記バルブ39と同様のバルブが動作されてチューブの他端から大気に液体が排出される。この排出は、液体の充填動作が完了したときに止められる。
そして、この充填されたチューブ17は、後述するシール並びに加圧装置もしくは既知の形態のシール並びに加圧装置を使用して封止並びに加圧される。
上述した装置に変更を加えることは可能である。例えば、2つのセクションを有する閉塞体、即ち導管27について説明したが、移動可能な上導管セクション27bは、互いに独立もしくは一体的に、閉塞体27と同様の導管、即ち閉塞体を規定する閉成位置に開成位置から移動される複数のサブセクションにより構成され得る。
上述したようなシール並びに加圧装置は、周辺部分に、例えば、店の床に支持され、下部11を支持したフレームに固定されたブロック32を有する。このブロック32は、後部42と、少し小径の中間部43と、大径の前部44とからなるボアを有する。この後部42は、後端がO−リングのシールにより封止された円筒状のライニング46と、円筒状のヘッド端48と、O−リング49と、グランド・リテナー51と、グランド52とを収容する円筒状空間を規定している。このライニング46の他端にはシール・リテナー53並びにO−リングのシール54が設けられており、O−リング56と、グランド57と、ねじ付きスタッド59によりブランク32に取着されたスラスト・グランド・リテナー58とにより封止されている。
貫通したボア62を有するロッド61がブロック32を貫通している。このロッドには、ライニング46に対して摺動可能な大径のピストン部63が形成されている。ボアの中間部43並びに円筒状のヘッド端48近くに夫々形成された入口を介して円筒状の空間に圧力流体が供給されて、ロッド61は図2並びに図4に夫々示す後退位置と進行位置との間で往復移動され得る。
上並びに下装着部分64,66は、ロッド61の後端外側に形成されたスロット中に係合し断面の外側でロッドの両側に配置された、かくして、図2には示されていないねじ付きスタッドのような締め付け部材によりロッド61中にしっかりとした係合でクランプされている。これら部分64,66の側面は、ブロック32に長手方向に延びるように形成された面67と摺動係合しており、この結果、ロッド61は、これの軸線を中心とする回転が阻止されている。入口装着部材68が、ねじ付きスタッド69により装着部分64,66に取着されている。この装着部材68は、テーパ付きの開口71を有し、この開口は、図示しないねじ結合により、可撓性の導管72に接続されている。この導管72は、バルブ73を介して、液体を少ない流量、即ち、低い流速で高圧のもとで供給する流体圧力付加体、即ち液体源74に接続されている。
前記ロッド61の他端、即ち前端には、比較的細く段部が形成された環状の端部76が形成されている。この端部は符号77で示すシールヘッドを保持している。図示の例では、このヘッド77は、チューブ17の変形された端部と対応して係合するように楕円形の断面を有するが、チューブの端部は丸く、即ち円筒状に維持されている場合にはヘッド77はもちろん円形の断面である。この例ではヘッド77は、ロッドの端部76が挿入される円形ボアを備え、かくしてこの端部に軸方向に摺動可能なスリーブ78を有する。このスリーブの外周面は楕円形の断面となっている。O−リング79が、高圧液体がロッド61の外に漏れないようにスリーブ78内に設けられている。このスリーブ78の先端近くの内面には環状凹所81が形成され、この凹所の後面はストップ面81aを規定している。
図示した好ましい形態では、楕円形の外周面と円形断面のボアとを有する弾性的なリング部材82がカラー部材83の外周に設けられている。このカラー部材は、リング部材82の内端を越えて僅かに内方に延出し通常は図5に示すようにストップ面81aと離間した薄い環状のカラー部材84と、円形の内ボアと楕円形の外面とを有する内肩部86とにより構成されている。また、このカラー部材83は、ロッド61上で軸方向に摺動可能であり、好ましくは、この前端は符号87で示すように円滑に外方に湾曲しており、チューブ17のガス・インジエクション後端への挿入を容易にしている。Cの字形状の保持クリップ88が、ロッド端部76の端部近くにこれと対応した形状に形成されたスロット中に嵌め込まれており、この結果、肩部86は弾性のリング部材82を軽く圧縮した状態で維持されている。このような状態において、リング部材82の外側は、好ましくは、図5に示すように肩部86とスリーブ78との端面との間で内方に押されている。
使用に際して、図4並びに図5に示すようにロッド61の前進により、シールヘッド77はシールされるチューブ17の開口端中に挿入される。そして、ロッド61が後退している間にその後退を規制するように、円環状部分(一部)18aのような阻止手段がスリーブ78に与えられている。このような阻止手段は、例えば、前述した米国出願No.07/860,553号に開示されているようなもので良く、また図3を参照して後述するような形態のものでも良い。保持クリップ88により留められた肩部86がスリーブ78に対して引かれるのに従って、弾性のリング部材82は圧縮変形されて径方向外方に突出しブランク17の内面とシールするように接触する。カラー部材84は、図6に示すように、ストップ面81aと当接してリング部材82に与えられる変形力を規制し、リング部材82の損傷並びにチューブ17の壁に与えられる過度力の欠点を避けている。
種々の変形が可能である。例えば、比較的効果は少ないが、ストップ面81aと係合するカラー部材84を設ける代わりに、ロッド61に設けるか接続された他の形態のストップ部材がスリーブ78に設けるか接続されたストップ面に係合するように使用され得る。代わって、圧縮規制装置の外形が、上記米国特許出願No.07/860,553に記載されているように使用され得る。さらに、スリーブ17の内壁のシールに代えて、上述したヘッド77並びに摺動力規制カラー部材83が、上述した米国特許No.5,235,836に記載されているように、チューブ17の壁の外側にシールを形成するようにこの分野の者に取って変更され得る。
この場合、外スリーブ部分がカラー部材83と同様のカラーと係合し、これを変位させ得る。また、内ロッド部分が弾性体のシールの圧縮の規制された所でカラーと係合するストップ面を提供できる。
好ましい形態では、一部18aはボアを有する図3に示すようなシリンダー89を具備する。このボアは、ロッド61の主要部分を収容する比較的広い後部91と、小径の前端部分76を収容する狭い前部92とからなる。このシリンダー89は、保持クリップ88により付与される圧縮力により、図5に示すようにロッド61の主要部分の前端との係合が、通常は維持されている。前記ボアの後部91には、ロッド61に取着されたキイ94を摺動可能に収納するスロット、即ちキイ溝93が形成されており、この結果、シリンダー89はロッド61に対する、かくして周囲のものに対する回転が阻止されている。従って、シリンダー89は、下ダイセクション13とクランプ部材19との間、即ち前壁28aと前壁28bとの間で規制された開口とのアライメントが外れるロッド61の軸心を中心とするヘッド77の構成部材の回動を阻止している。
前記シリンダー89は、外シリンダー96内に入れ込み式に挿入されている。また、この外シリンダー96はブロック32内のボアの大径の前部44内に収容されている。この外シリンダー96はグランド部材57に対して回転可能にこの上に軸支された小径の内後端部97を有する。外シリンダー96の前端の外側は、ブロック32の前側に接続されたガイドブッシュ98内に回転可能支持されている。
前記外シリンダー96の内側には、外シリンダー96の軸心を中心として等間隔で互いに離間し、内方に延出した一連の、この実施例では3つの当接部材99が形成されている。また、シリンダー89の後部の外側には、周方向に等間隔で互いに離間し軸方向に延出した、当接部材99と同数のチャンネル101が形成されており、これらチャンネル101内には、当接部材99が、シリンダー89が外シリンダー96内と外とに出し入れ可能なように、走行可能に挿入されている。各チャンネル101の後端は、径方向に延出したストップ面103を与える周方向に延出した凹所102の所で終わっている。
前記外シリンダー96をこの軸心を中心として回転させるために、リングギア104が外シリンダー96の外面の内端に取着されている。このギア104は、ブロック32内の横方向に延びたスロット107内に走行可能に設けられたラック106により駆動される。往復駆動装置108、例えば、インデックス・シリンダー/ピストン機構がラック106に接続されており、この結果、このラック106はギア104を、かくして外シリンダ−96を往復回動するように、往復移動され得る。
この装置の代表的なサイクルの動作においては、最初に充填並びに加圧装置を図1並びに図2に示す位置に設置し、そして、筒状の、通常は円筒状のブランク17を図1に示すような開成状態の下部11と上部12との間に配置する。次に、上導管セクション27bを下導管セクション27a上に下降させシールして図2に示すような箱形状の導管27を形成するのに従って、下部11と上部12とを中間位置へと閉じ、チューブ17の端部を楕円形の断面となるように変形し、また、前壁28aと前壁28bとの間と同様に、ダイ・キャビティ部14の外部、即ち喉部とクランプ部材19との間で、把持させる。この後、チューブ17を、導管38を介して、前述したような高流速、低圧の充填動作で液体を満たす。この充填の前に、ロッド61のボア62に接続されたバルブ73を閉じる。
さらに、ピストン部63を収容したシリンダーに圧力を供給してロッド61を図4に示すように前方に移動させて、ヘッド77を図4並びに図5に示すようにチューブ17の端部中に挿入させる。このヘッド77が前方に移動するのに従ってロッド61はシリンダー89を図4に示すように外シリンダー96の外に延出させる。そして、駆動機構108を駆動させて、外シリンダー96を回転し当接部材99を凹所102内に係合させる。次に、ピストン部63の駆動を反転させて、図6に示すようにロッド61を後方へと引っ込める。スリーブ78並びにシリンダー89の反転移動は当接部材99がストップ面103と係合することにより規制され、この結果、チューブ17内で弾性のリング部材82の圧縮並びにシールが上述したように生じる。前述したように、同様の把持、変形、シール並びに加圧する機構がチューブ17の各端部の所で使用されており、ヘッド77によるシールは、チューブ17の内部を箱形状の導管27の内部並びに高速/低圧回路(流体源)41から隔離する。
バルブ73並びに低速/高圧流体源74を動作させて、米国特許Re.33990に記載されているように充填閉塞のときに上ダイセクション16と下ダイセクション13との間のチューブ17のピンチングを避けるために、チューブ17内に予圧を与える。下ダイセクション13と上ダイセクション16とを充分に閉じて、ライン72に接続されるかバルブ73内に設けられた圧力リリーフバルブによるダイの閉成の間、チューブ17内の圧力を規制する。この充分に閉成している間、クランプ部材19を圧縮ばね23の付勢力に抗して上ダイセクション16から少し上方に変位させる。そして、この圧力リリーフバルブを非動作にし、高圧液体源74を動作させて、下ダイセクション13と上ダイセクション16との間に形成されたダイ・キャビティの形状にチューブ17を膨脹させるのに充分な圧力をチューブ内に供給する。
チューブ17内の圧力を解放し、装置108を動作させてシリンダー89並びにピストン部63の復帰動作のロックを解除して、これらを図2に示す位置へと後方へ移動させる。そして、下部11と上部12とを開成して、成型されたブランク17を取り出す。そして、このような動作サイクルを繰り返す。
開成位置での充填並びに加圧装置と共に、チューブの膨脹形成のためのダイを説明するための部分斜視図である。 閉成位置での充填装置と引っ込まれた状態での加圧装置を示す、図1のダイと装置の部分縦断面図である。 図1並びに図2に示す装置に使用されているブロック装置の部分分解斜視図である。 加圧装置が伸長状態にある、図2と対応する図である。 非シール並びにシール状態での加圧装置のシールヘッドの拡大断面図である。 非シール並びにシール状態での加圧装置のシールヘッドの拡大断面図である。
符号の説明
10…ダイ、13…下ダイセクション、14…ダイ・キャビティ部、16…上ダイセクション、17…中空チューブ(中空のブランク)、19…クランプ部材、27a…下導管セクション、27…閉塞体、27b…上導管セクション、36…弾性シールガスケット、46…ライニング、49、79…O−リング、51…グランド・リテナー、52…グランド、61…ロッド、74…液体源、77…シールヘッド。

Claims (16)

  1. (a)成形されたチューブ状部材の外形に対応した外形を有する断面のキャビティが形成されたダイを提供する工程と、
    (b)中空のブランクの長軸を横切る初期横断面を有する端部を備えた中空のブランクを提供する工程と、
    (c)前記中空のブランクの前記端部を変形する工程と、
    (d)前記変形された端部を備えた中空のブランクを前記キャビティ中に拘束する工程と、
    (e)前記変形された端部の横断面に対応した形状のシール部材を前記変形された端部中に適用させて中空のブランクをシールする工程と、
    (f)前記キャビティ中にシールされて拘束されている中空のブランク内を加圧して、このブランクがキャビティの形状となるようにブランクを成形する工程と、
    (g)前記シール部材をブランクから外して圧力を開放し、また、ダイから成形されたブランクを取り出す工程とを具備し、
    前記ダイは、開成位置と、中間位置と、閉成位置との間で相対的に移動可能であり、各々がダイ・キャビティ部と対応する面部とを備えた複数のダイセクションを有し、これらダイセクションは,閉成位置で、夫々の前記対応する面部相互が当接して、前記ダイ・キャビティ部により前記キャビティを規定させ、また、
    前記中空のブランクの前記端部を変形する工程は、前記ブランクを、前記開成位置で前記ダイセクション間に位置させる工程と、前記端部を変形させるための前記中間位置となるように、ダイセクションを互いに近接させる工程とを有し、そして、
    前記シール部材は、前記ダイセクションを閉成位置へと移動させてブランクをキャビティ中に拘束する前に、前記変形された端部中に挿入する、チューブ状部材の形成方法。
  2. 前記中空のブランクをシールする工程において、前記シール部材は、互いに長手方向に離間した第1並びに第2の圧縮部材と、これら圧縮部材間に配置された弾性のシール部と、前記圧縮部材を互いに接近させて、前記弾性のシール部が横方向に膨張してブランク壁と弾性的に係合するように、弾性のシール部を圧縮させる手段とを有する請求項1の方法。
  3. 前記シール部材は、ブランクの内面と当接するように、径方向外方へと膨張する請求項2の方法。
  4. 前記シール部材は、前記変形された端部中に挿入され、シール部材は、前記変形された端部の横断面と対応した外径を有する請求項1ないし3のいずれか1の方法。
  5. 前記ダイを提供する工程において、前記ダイセクションの少なくとも1つの一方は、このダイセクションにリンク機構を介して接続されたクランプ部材を有し,このクランプ部材は、円滑に湾曲に変形された横断面形状を有するキヤビティを、他方のダイセクションと共に規定し、また、このクランプ部材は、前記他方のダイセクション方向に付勢されて前記一方のダイセクションが開成位置から中間位置へと移動されるときに、ブランクの前記端部を前記一方のダイセクションと共働して変形し、前記一方のダイセクションが中間位置から閉成位置へと移動されるときに、他方のダイセクションに対する静止状態を維持する請求項1ないし4のいずれか1の方法。
  6. 前記クランプ部材は、前記一方のダイセクションがブランクと接触する前に、ブランクの前記端部を把持する請求項5の方法。
  7. 前記一方のダイセクションが、中間位置から閉成位置に移動される前に、ブランクは、ブランクの壁の弾性限界を超えた、かつダイセクションの閉成位置での前記対応する面部間のブランクのピンチングを避けるような第1の圧力で加圧される請求項5もしくは6の方法。
  8. 前記初期横断面もしくは変形された端部の横断面は、楕円形である請求項1ないし7のいずれか1の方法。
  9. 前記変形された端部の横断面は、楕円形である請求項の方法。
  10. (a)複数のダイセクションであって、これらダイセクションは、これらダイセクションの間に初期横断面を有する筒状のブランクが配置される開成位置から、互いに接近された中間位置を通って、これらダイセクション間に、中で前記筒状のブランクが変形されるキャビティを規定する閉成位置へと移動可能であり、前記キャビティは、ダイセクションの少なくとも一端部で開口している、ダイセクションと、
    (b)リンク機構により前記ダイセクションの一方の少なくとも前記一端部に装着され、前記一方のダイセクションに対して閉成方向に突出した通常位置に付勢手段により付勢されるクランプ部材であって、このクランプ部材は、前記一方のダイセクションがブランクと接触する前に、他方のダイセクションに対してブランクを位置決めさせるように、他方のダイセクションの端部にブランク係合並びに把持させ、中間位置で、他方のダイセクションと共に、前記キャビティの開口近くに、キャビティ部を規定し、このキャビティ部は、前記初期横断面の外形とは異なる、湾曲された外形を有し、また、このクランプ部材は、前記ダイセクションが、中間位置から閉成位置へと移動されているときに、前記付勢手段の作用に抗して閉成位置の方向とは反対の方向に付勢された状態で、筒状のブランクの前記端部を前記湾曲された外形を有するように変形させる、クランプ部材と、
    (c)前記キャビティ部の外形に対応した外形を有し、前記変形された端部内に挿脱するように往復動可能なシール部材と、
    (d)このシール部材の中を介して、ブランクを前記キャビティの形状と一致するように加圧する、圧力流体を供給する手段とを具備する、チューブ状部材を形成するための装置。
  11. 前記シール部材は、互いに長手方向に離間した第1並びに第2の圧縮部材と、これら圧縮部材間に配置された弾性シール部と、前記圧縮部材を互いに近づくように付勢して、前記弾性シール部を横方向に膨張させて、前記ブランクの変形された端部と弾性的に係合させる手段とを有する請求項10の装置。
  12. 前記シール部材は、ブランクの内側に与えられ、前記弾性シール部は、径方向外方に膨張する請求項11の装置。
  13. 前記中間位置におい、前記キャビティを規定している前記クランプ部材と前記ダイセクションとにシールされる低圧流体の箱体を形成するための手段を更に具備し、この箱体は、前記往復動可能なシール部材と摺動かつシール可能なように係合する後方開口と低圧の流体接続部とを有し、中間位置のときに、前記シール部材が前記変形された端部と係合する前に、前記流体接続部を通ってブランクに低圧流体を充填するように、低圧流体がブランクに供給される、請求項10ないし12のいずれか1の装置。
  14. 前記キャビティは、前記ダイセクションの各端部で開口しており、また、これらダイセクションの各端部には、前記クランプ部材とシール部材とが配置される請求項10ないし13のいずれか1の装置。
  15. 前記湾曲された外形は、細長である請求項10ないし14のいずれか1の装置。
  16. 前記外形は楕円である請求項10ないし15のいずれか1の装置。
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