JP4513646B2 - 織機における綾取り装置 - Google Patents

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本願発明は、消極開口装置を用いて経糸開口運動を行い、ウォータ、エアあるいはレピア等を使用して緯入れを行う織機における綾取り装置に関するものである。
綜絖枠をカム機構によってのみ上下動し、経糸開口運動を行ういわゆる積極開口装置あるいは綜絖枠をカム機構によって一方向に駆動し、スプリングによって他方向に駆動して経糸開口運動を行ういわゆる消極開口装置を用いた織機では、織り付け時に新しいワープビームの経糸と織布側の古い経糸とを1本づつ繋ぐ必要がある。この経糸繋ぎ作業は、通常タイイングマシン等の自動機を用いて行うが、この場合に経糸を確実に1本づつ分離できるように綾取りを行う必要がある。特にウォータジェット織機では経糸送り出し側から綜絖枠に至る間、経糸を案内する機構が存在しないため、経糸繋ぎ作業時の経糸捌きが悪く、綾取りはより必要とされている。
しかし、綾取りは、例えば綾織等の平織以外の織物組織の場合、単純に開口装置のカム機構で綜絖枠を上下動しても平織のように経糸を1本毎に上下に開口することができない。このため、従来は下記特許文献1あるいは特許文献2のような工夫をして綾取りを行っている。
特許文献1には、同文献に示された第1図及び第8図のように、綜絖枠6の下方に設置された積極開口装置2、31(以下、実施例1という)及び第5図のように、消極開口装置2,32(以下、実施例2という)における綾取り装置が開示されている。これらの綾取り装置はいずれも綜絖枠6の上枠に係合ピン12あるいは係合駒22を特別に取り付け、また織機フレーム16に係合ピン12と係合させるための係合部材11を含む機構又はフック36を含む機構あるいは係合部材11と圧縮スプリング21を含む機構が設置されている。織り付け時には前記積極開口装置又は消極開口装置のカム機構を作動して綜絖枠6が上動した時、例えば全綜絖枠のうち奇数枠として選択された綜絖枠6の係合ピン12あるいは係合駒22を係合部材11又はフック36によって係合保持する。この作業を織物組織の1サイクルの間行い、奇数枠に当たる全ての綜絖枠を上方位置に保持する。次に偶数枠に当たる綜絖枠全てが下方側に位置するまでカム機構を複数回作動して平開口に相当する経糸開口状態を作り、そこに綾棒を挿入することにより綾取りを行う。
また、特許文献1の第10図に示された実施例(以下、実施例3という)は、前記実施例1の第8図に示された積極開口装置2,31に、積極開口装置のカムとカムレバーとを強制的に引き離し全ての綜絖枠6を一方向へ移動するためのいわゆるレベリング装置34を組み合わせた構成を開示している。実施例3は、実施例1のように積極開口装置を駆動する代わりにレベリング装置34によって全ての綜絖枠6を上方に移動し、その上動位置で奇数枠の係合ピン12に一方のフック36を引っ掛け、偶数枠の係合ピン12に前記一方のフック36にワイヤ30で繋がり変位部材25に周回された他方のフック36を引っ掛ける。その後、変位部材25を回動して例えば選択された奇数枠をさらに上方に引き上げ、その位置で保持する。上記以外の具体的な記載は無いが、実施例3はレベリング位置よりもさらに上方へ引き上げられた奇数枠の経糸とレベリング位置にある偶数枠の経糸との間に開口が生じるため、綾取りを行うことができるものと推測される。
なお、特許文献1の第6頁左上欄中段以降に、前記したレベリング装置34を前記実施例2に示された消極開口装置2、32に組み合わせてもよい旨が記載されている(以下、実施例4という)。実施例4は具体的に記載されておらず不明瞭であるが、明細書記載の通り解釈すれば、レベリング装置34によって全綜絖枠を上方の同一位置へ移動し、その後選択されなかった綜絖枠6のみレベリング装置による引っ張り力を解除し、この綜絖枠6がレベリング装置の引っ張り方向と反対方向に位置するように開口装置2を寸動運転するものである。従って、実施例4の場合は、例えば選択された奇数枠はレベリング装置の引っ張り力により上方のレベリング位置に維持され、他の偶数枠はレベリング装置から開放された後、開口装置2の駆動によってレベリング位置と反対側の下方の所定位置まで移動され、これらの動作によって経糸の平開口状態を作り、綾取りを行うものと推測される。
特許文献2は、同文献の図1〜図5に示された積極開口装置にレベリング装置を備えて綾取りを行う実施例(以下、実施例1という)と図6に示された消極開口装置にレベリング装置を備えて綾取りを行う実施例(以下、実施例2という)とを開示する。
特許文献2の実施例1はレベリング装置M1の作動によってカムボックス12内にあるカムレバー7をカム10からレベリング位置Lまで引き離す。レベリング位置Lには、図5に示されるカムレバー1枚おきに刻設された5つの凹部41とカムレバー1枚分ずらせた5つの凹部42とを備えたストッパシャフト36が配置されており、図では一方の凹部41をカムレバー7と対向させてある。従って、10枚のカムレバーのうち、5枚のカムレバーがストッパシャフト36の大径部40と接触してレベリング位置Lで停止され、残りの5枚のカムレバーは綜絖枠1の重量等によりさらに引っ張られて凹部41内に入り込む。この結果、大径部40で規制されたカムレバーに連結する綜絖枠の経糸と凹部41内に入ったカムレバーに連結する綜絖枠の経糸との間に開口ができ、綾取りが行われる。
特許文献2の実施例2は消極開口装置のカムレバー7と接触するレベリング装置M2のストッパシャフト55に前記特許文献2の実施例1と同様な凹部56を刻設しておく。綾取り作業時には凹部56をカムレバー7と対向するように設定しておく。次に、レベリング装置M2を作動すると、まずストッパシャフト55の大径部55aが半数のカムレバー7と接触し、カム10から引き離す方向に移動する。続いてストッパシャフト55は残りのカムレバー7を凹部56に嵌合してレベリング位置Lに達し、停止する。この状態で、大径部55aと接するカムレバー7はレベリング位置Lにあり、凹部56に嵌合しているカムレバー7は凹部56の深さ分だけレベリング位置Lより手前の位置にある。従って、それぞれのカムレバー7に連結する綜絖枠の経糸は前記実施例と同様に開口状態が形成され、綾取りが行われる。
特開平4−136229号公報 特許第3069596号公報
前記した特許文献1の実施例1及び2は、選択された綜絖枠、例えば奇数枠全てを上方位置で保持するために、開口装置を駆動して織物組織の1サイクルに相当する回数だけ開口運動を行わなければならない。また、残りの偶数枠を下方に位置するための開口運動をさらに複数回行う必要がある。従って、開口装置の複数回の駆動や選択された奇数枠の保持のために複数回の引っ掛け作業を必要とする等、綾取りのための操作が複雑で時間がかかるという問題がある。しかも、例えば綾織組織でも1サイクルの回数がより長いものも存在するため、上記の問題がより大きなものとならざるを得ない。
前記特許文献1の実施例3は、積極開口装置にレベリング装置を使用したものであるが、レベリング装置によって全ての綜絖枠を所定の上方のレベリング位置まで移動した後、選択された綜絖枠である奇数枠をレベリング位置よりもさらに上方に引き上げなければならない。従って、レベリング装置は選択されなかった綜絖枠である偶数枠をレベリング位置に維持する作用を受け持つものである。このため、選択された綜絖枠を引き上げるための装置を新たに付加する必要があり、綜絖枠上方に複雑な装置を設置しなければならない。さらに、綾取り操作はレベリング装置による全綜絖枠の上方移動及びその後の選択された綜絖枠のさらなる上方移動という2つの異なる手段を用いて煩雑な綜絖枠移動操作を行わなければならない。
前記特許文献1の実施例4は、消極開口装置にレベリング装置を使用したものであるが、選択された例えば奇数枠をレベリング位置に保持しておき、他の偶数枠をレベリング位置から解除するために、レベリング装置は複数のカムレバーに対して個別に作用できる構成を必要とし、複雑な構造とならざるを得ない。さらに、レベリング装置の作動に加えて消極開口装置の駆動も必要とし、煩雑な綜絖枠移動操作を行わなければ綾取りが行えないものである。
前記特許文献2の実施例1及び2は、積極開口装置と消極開口装置との違いは有るが、いずれも1枚おきにカムレバーと対向する凹部を備えたストッパシャフトをレベリング装置の一部としてカムボックス内に設置するものである。特許文献2では、ストッパシャフトの凹部の位置を通常のレベリング作用時と綾取り作用時とで調整する必要があり、非常に煩雑な作業を伴うものである。特に、特許文献2の実施例2では、レベリング状態で綾取りを行なっているため、経糸に大きな張力が発生しており、経糸の伸びや切断が発生しやすくなるおそれもある。
本願発明の目的は、上記問題に鑑み、簡単な操作及び装置により織り付け時等における綾取りを容易に行えるようにしたものである。
願発明は、レベリング位置からの復帰時に奇数枠又は偶数枠のいずれか一方の綜絖枠の経糸開口運動位置への復帰を阻止する規制部材を設け、前記規制部材は、綜絖枠のサイドステーの上面と当接する位置に配置される、又は、前記規制部材は、少なくとも全綜絖枠の半数の規制部を有し、同規制部を綜絖枠1枚おきに配列し、織機の前後方向に綜絖枠1枚分移動可能に配設した、又は、前記規制部材は、綜絖枠の前記経糸開口運動位置への復帰を阻止する位置の調整可能な規制ロッドを備えた綾取り装置である。
本願発明は従来技術の問題を解消するもので、本願発明によれば綾取りのための構成を簡単化できるという効果を得ることができる。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1は、消極開口装置1とレベリング装置2及び本願発明による規制部材3の配置関係を示す概略図である。
織機の左右フレーム4、4の間に配置された複数の綜絖枠5(本実施形態では図5、図6に示すように6枚の綜絖枠5a、5b、5c、5d、5e、5fからなる)には、左右のサイドステー6、6にロープ連結ブラケット7、7が取付金具8、8によって固定され、一体化されている。また、ロープ連結ブラケット7、7には、上側ロープ9、9及び下側ロープ10、10が固定されている。
消極開口装置1は右側フレーム4の外側床面付近に設置されたカムボックス11内のカム12及び軸13を中心に回動するカムレバー14と左右フレーム4、4の上面15、15に取り付けられたスプリング16、16から構成されている。カムレバー14はカム12に接触するカムフォロア14aを有するとともに綜絖枠5の下方に配設されたガイドローラ17、17を介して延びる下側ロープ10、10と連結し、スプリング16、16はそれぞれ軸18、18を中心に回動するジャックレバー19、19を介して上側ロープ9、9と連結する。
従って、周知のように、綜絖枠5はカム12及びカムレバー14により下側ロープ10、10を介して下方に駆動され、スプリング16、16の引張力によりジャックレバー19、19及び上側ロープ9、9を介して上方に駆動され、経糸開口運動が行われる。
レベリング装置2はカムボックス11に公知の形態で設置されている。図2及び図3に示すように、カムボックス11の側壁外面に固定されたブラケット21上に油圧シリンダ20が設置されている。油圧シリンダ20は油圧ポンプ(図示せず)に連結するホース22と先端にラック23を取り付けたピストンロッド24を有する。ラック23はカムボックス11の側壁外面に固定されたガイド25上に載置され、ばね26によって油圧シリンダ20側に付勢されている。
一方、カムボックス11内では、平面から見てほぼコの字状に形成され、全てのカムレバー14をカバーできる長さのレベリングレバー27が軸13に回動可能に取り付けられ、その背面に扇形ギヤ28が設けられている。
カムボックス11内には、さらに軸13と平行な回転軸29が設置されている。回転軸29はその一方の端部にラック23と噛合するピニオン30を備え、他方の端部に扇形ギヤ28と噛合する駆動ギヤ31を備えている。
レベリング装置2が作動されない状態では、ばね26の付勢力によりラック23が油圧シリンダ20側に移動し、駆動ギヤ31が扇形ギヤ28を図3において反時計方向に回動するため、レベリングレバー27はカムレバー14と接触しない位置に保持される。
レベリング装置2を作動する場合は、油圧シリンダ20に圧力油を供給することによりラック23が突出方向に移動し、ピニオン30及び駆動ギヤ31を介して扇形ギヤ28を図3において時計方向に回動する。このため、レベリングレバー27は全てのカムレバー14を時計方向に回動してカムフォロア14aをカム12から引き離し、全ての綜絖枠5を通常の開口位置よりも下方のレベリング位置に移動し、整列させることができる。
図4に示すように、左右フレーム4、4の上面15、15上にボルト33により固定されたL字型ブラケット32には規制部材3が取り付けられている。規制部材3は左右とも同一構造であるため、以下は右側フレーム4の上面15に設けたものについてのみ説明する。
図4〜図6に示すように、規制部材3は取り付け板34及びその両側から突出する腕部35、36からなるコの字状部材と、腕部35、36の下面にボルト37、38により固定される規制バー39により本体が形成される。
規制バー39はその両端に形成されたボルト37、38挿入用の長孔40、41及び中間部分に形成されたねじ孔42、43、44、45を有する。ねじ孔42、43、44、45は綜絖枠1枚置きに配設されており、図5では織前側に最も近く位置する綜絖枠5aを基点にして奇数枠となる綜絖枠5c、5eと対応している。ねじ孔42、43、44、45を偶数枠である綜絖枠5b、5d、5fと対応させる場合は、ボルト37、38を緩め、図5において規制バー39を長孔40、41の許容範囲だけ左側に移動し、ボルト37、38を締め付け固定すればよい。なお、ねじ孔45は予備で、本実施形態では綜絖枠6枚の例を示しているが、同じ規制部材3で綜絖枠8枚にも対応できるように構成してある。従って、使用が想定される最大の綜絖枠枚数に対応するようにねじ孔を形成しておくことも可能である。
規制バー39の各ねじ孔42、43、44、45にはそれぞれ規制部としての規制ロッド46、47、48、49が装着されている。各規制ロッド46、47、48、49はその一部又は全部に雄ねじが刻設されており、各ねじ孔42、43、44、45に対してねじ込みにより取り付けられ、ナット50、51、52、53によって固定される。各ねじ孔42、43、44に装着した各規制ロッド46、47、48はそれぞれ対応する綜絖枠5a、5c、5eの各サイドステー6の上面6aに接触可能となる。また、ねじ込みの程度によって各規制ロッド46、47、48、49の高さ位置を調整することができる。
図5では、織前側に最も近い綜絖枠5aに対応する規制ロッド46が最も高い位置に設定され、織前側から離れる綜絖枠5c、5eに対応する規制ロッド47、48の位置は順次低くなるように設定されている。これは図7(b)に示すように、綜絖枠5aの経糸Waを綾取りに必要な開口量の基準位置とし、他の経糸Wc、Weは基準位置と同一平面上かそれよりも外方に位置させるために行われる。なお、基準位置としては経糸WcあるいはWeでもよいが、経糸Waに比較すると規制ロッド46、47、48の高さ調整が若干難しくなる可能性がある。
規制部材3はその取り付け板34をボルト54、54によってL字型ブラケット32に固定することによって設置されている。織機の製織運転中は、各規制ロッド46、47、48を最上昇位置に固定しておき、各綜絖枠5a、5b、5c、5d、5e、5fのサイドステー6と接触しないようにする。
なお、規制部材3は、製織運転中は使用しないので取り外しておき、綾取り時のみ織機に装着する工具としての使用も可能である。このようにすれば、規制部材3の取り付け操作を必要とするが、規制部材3の個数は少なくて済む。
以上のように構成された第1の実施形態の作用を以下に説明する。
例えば、織製作業が終了し、仕様変更のためにワープビームの交換が行われると、織り付け作業として新旧の経糸繋ぎが必要となる。
作業者はまずレベリング装置2を作動すると、油圧シリンダ20に圧力油が供給されることによりラック23が図2の上方に突出し、ピニオン30、回転軸29及び駆動ギヤ31が図3の反時計方向に回動する。このため、駆動ギヤ31と噛合する扇形ギヤ28を介してレベリングレバー27は図3の時計方向に回動し、全てのカムレバー14を消極開口装置1のスプリング16の引張力に抗して仮想線位置まで回動する。
この結果、カムフォロア14aはカム12の大径部の回動軌跡円12aよりも外方の仮想線位置に達し、カム12の影響を受けない状態となる。従って、カムレバー14に連結する各綜絖枠5a、5b、5c、5d、5e、5fは図7(a)に示すように、通常の開口運動位置よりも下方のレベリング位置まで移動して整列され、各経糸Wa、Wb、Wc、Wd、We、Wfがほぼ同一面位置に配列される。
次に作業者は規制部材3を規制の対象として選択された綜絖枠、ここでは織前側から数えて奇数枠となる綜絖枠5a、5c、5eと対応する位置にセットする。まず、規制バー39が図5の右側に位置し、規制ロッド46、47、48が綜絖枠5a、5c、5eと対応していることを確認する。次に、ナット50を緩め規制ロッド46をねじ込んで基準位置の高さに設定し、ナット50を締め込むことにより固定する。同様にして規制ロッド47及び48を規制ロッド46よりも順次低くなる位置に設定し、固定する。なお、規制ロッド46、47、48の高さは、綜絖枠5a、5c、5eに対応するカムフォロア14aがカム12の大径部の回動軌跡円12aに当接するよりも前に、規制ロッド46、47、48が綜絖枠5a、5c、5eのサイドステー6と当接する位置に設定される。
続いて、レベリング装置2の作動を停止し、全ての綜絖枠5a、5b、5c、5d、5e、5fの移動を解除する。即ち、油圧シリンダ20への圧力油の供給を停止すると、ラック23はばね26の引張力により図2の下方へ復帰するため、駆動ギヤ31及び扇形ギヤ28がレベリング作動時とは逆方向に回動し、レベリングレバー27はカムレバー14から離れ、図3の実線位置に復帰する。
同時に、全ての綜絖枠5a、5b、5c、5d、5e、5fは消極開口装置1のスプリング16の引張力によって上方、即ち経糸開口運動位置側に向かって復帰移動する。この復帰移動の途中に、前記選択された奇数枠に当たる綜絖枠5a、5c、5eの各サイドステー6はその上面6aがそれぞれ規制ロッド46、47、48と当接し、それ以上の復帰移動が阻止される(図7(b)参照)。
選択されなかった偶数枠に当たる綜絖枠5b、5d、5fは規制ロッドが存在しないため、対応するカムフォロア14aがカム12に当接する位置(経糸開口運動位置)まで上方に完全復帰する(図7(b)参照)。
復帰移動を阻止された奇数枠では、綜絖枠5aの経糸Waを基準位置として他の綜絖枠5c、5eの経糸Wc、Weが基準位置とほぼ同一面上にあり、完全復帰した偶数枠のうち最も下方位置の綜絖枠5bの経糸Wbとの間に所定の高さを持つ開口が形成される。
従って、経糸Waと経糸Wbの間の空間に綾取りバー(図示せず)を挿入することにより綾取りが行われる。
次に、再度レベリング装置2を作動して全ての綜絖枠5a、5b、5c、5d、5e、5fを図7(a)のレベリング位置に移動する。この状態で、作業者は規制の対象として偶数枠である綜絖枠5b、5d、5fを選択し、対応する位置に規制部材3をセットする。即ち、規制部材3のボルト37、38を緩め、規制バー39を長孔40、41の長さ分だけ図5の左方向に移動する。この位置で規制ロッド46〜48がそれぞれ綜絖枠5b、5d、5fに対応するので、ボルト37、38を締め付け、規制バー39を腕部35、36に固定する。
各規制ロッド46〜48は前記奇数枠を選択した綾取り時に規制ロッド46を基準位置として高さ調整が行われているため、特に調整する必要がない。
但し、綜絖枠5aと5bの間には織機前後方向の若干のずれがあるため、綜絖枠5bの規制位置が基準位置として許容できない場合には規制ロッド46〜48の高さ位置を再調整すればよい。
規制部材3のセット完了後、レベリング装置2の作動を停止すると、全ての綜絖枠5a〜5fがレベリング位置への移動を解除され、前記綾取り時と同様に消極開口装置1のスプリング16の引張力による経糸開口運動位置への復帰移動が開始される。しかし、図7(c)に示すように、選択された綜絖枠5b、5d、5fはそれぞれ規制ロッド46、47、48により途中で復帰移動を阻止され、選択されなかった綜絖枠5a、5c、5eは対応するカム12にカムフォロア14aが接触する位置まで完全復帰する。
従って、経糸Wa、Wc、Weと経糸Wb、Wd、Wfは、前記綾取り時に挿入した綾取りバー(図示せず)を周回して前記綾取り時とは上下逆方向に配置される。また、基準位置となる経糸Wbと完全復帰した奇数枠のうち最も下方位置の綜絖枠Waとの間で所定の高さを持つ開口が形成されているので、ここに2本目の綾取りバー(図示せず)を挿入し、綾取りを行うことができる。
なお、通常綾取りは2本の綾取りバーを使用して行うことが多いが、必要ならば図7(b)と図7(c)の操作を交互に複数回行い、複数本の綾取りバーを挿入することも簡単な操作で短時間に行うことが可能である。
また、規制部材3をセットする際の規制ロッド46〜48の高さ調整は、最初の綾取り時に1回行えばよく、以降の綾取り時では規制バー39を図5の左方向と右方向に交互に移動するだけで済むため、設定作業を極めて効率よく行うことができる。
以上の綾取り作業終了後、レベリング装置2を再度作動し、全ての綜絖枠5a〜5fを図7(a)のレベリング位置に移動する。この操作により規制ロッド46〜48は選択された奇数枠あるいは偶数枠の各サイドステー6との当接状態から開放されるため、規制ロッド46〜48を製織時の綜絖枠の開口運動位置よりも上方位置に変位し、固定する。その後、レベリング装置2の作動を停止することにより全ての綜絖枠5a〜5fが完全復帰し、綾取りのために必要な全ての作業が完了する。
前記した本願発明の第1の実施形態は、以下の作用効果が得られる。
(1)既存のレベリング動作の解除による経糸開口運動位置への綜絖枠の復帰移動を利用し、選択した綜絖枠の復帰移動を阻止するのみで、他の駆動装置を作動する必要がないため、簡単な構成、かつ容易な操作で綾取りのための平開口を形成することができる。また、経糸Wa、Wb、Wc、Wd、We、Wfはレベリング位置から経糸開口運動位置付近に復帰されるため、綾取り作業の間に大きな張力が経糸に作用することがない。
(2)選択された綜絖枠の復帰移動阻止位置は、織前側に最も近い綜絖枠を基準位置として設定し、他の綜絖枠を基準位置かそれよりも外方に位置させることにより、綾取りに必要な所定高さの開口を確実に形成することができる。
(3)綜絖枠の復帰移動阻止は綜絖枠のサイドステーに規制部材を当接させる構成であるため、前記特許文献1に開示された技術に比べて、綜絖枠に直接負荷が掛からず綜絖枠の損傷や寿命に影響を与えない。また、サイドステーの位置は外部に開放されており、規制部材のセット操作を行いやすい。
(4)規制ロッドを全綜絖枠の半分の数にし、規制ロッドを取り付ける規制バーを織機の前後方向に移動可能にしたので、規制部材の構成を簡単化でき、また選択された綜絖枠と対応させるための設定操作が容易である。
(5)規制バーに対する規制ロッドの取り付け構成をねじ込み式にしたので、綜絖枠阻止位置の高さ調整を簡単、かつ正確に行うことができる。
(第2の実施形態)
図8に示す第2の実施形態は、前記第1の実施形態の規制部材3の規制バー39及び規制ロッド46〜49の構成を変更したもので、他の構成は変更がない。
規制部材55の規制バー56は使用する全綜絖枠の織機前後方向の長さよりも長いバーで形成され、その両端に長孔57、58を有し、図5に示した腕部35、36にボルト37、38によって固定することができる。規制バー56の下面には、下方に突出する4本の規制部としての規制ロッド59、60、61、62が一体に形成されている。各規制ロッド59、60、61、62の間隔は綜絖枠1枚を外した幅である。また、規制ロッド59は規制部材55をセットする際に、選択された綜絖枠のうち織前側に最も近い綜絖枠に対応するもので、これを基準位置として他の規制ロッド60、61、62の突出長さが設定されている。
第2の実施形態を用いた綾取り作業は前記第1の実施形態の場合と同様に操作して行うことができるが、規制ロッド59、60、61、62の長さは予め決められているので、規制部材55のセット時に選択された綜絖枠の復帰移動阻止位置を決めるための高さ調整作業が不要であり、綾取り作業をより簡単化できる。
なお、第2の実施形態による規制部材55は織機に常時取り付けておく場合、規制ロッド59、60、61、62を上向きにした状態で図5の腕部35、36に固定しておけば織製運転中に開口運動する綜絖枠と干渉することがない。
本願発明は、前記した各実施形態の構成に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、次のように実施することができる。
(1)第1の実施形態において、規制部材は不使用状態の時第2の実施形態と同様に規制ロッドを上向きにした状態で規制バーを腕部に固定してもよい。このようにすれば、規制ロッドの高さ調整を一度行うとその後の調整を不要とし、綾取り作業を容易化できる。
(2)規制バーを支軸にして規制ロッドを回動可能に取り付け、使用時は垂下状態にして固定化し、不使用時は開口運動する綜絖枠に干渉しない位置に回動変位しておく構成としてもよい。
また、回動可能に取り付けた規制ロッドは使用する綜絖枠枚数だけ配置し、使用時は選択された綜絖枠に対応する規制ロッドのみを垂下状態で固定し、他の規制ロッドは反転させて選択されなかった綜絖枠に当接しない位置に回動変位させておく構成とすることも可能である。この例では、規制部材の不使用時は全ての規制ロッドを開口運動する綜絖枠に干渉しない位置に回動変位しておけばよい。
(3)規制部材の規制ロッドは、前記特許文献1の第5図に示されている係合部材11のように、先端に斜面部を形成して水平方向に移動可能に設け、規制部材のセット時には織前側に最も近い綜絖枠と対応する規制ロッドの水平方向移動量を最小にし、他の規制ロッドの水平方向移動量を順次大にして綜絖枠の復帰移動阻止位置を設定するように構成してもよい。なお、この例の場合、綜絖枠のサイドステー側に規制ロッドの斜面に対応する斜面部を形成しておけば両者を面接触で当接させることができる。
(4)規制部材は綜絖枠の上枠あるいは下枠に直接当接する構成としてもよい。
(5)規制部材は綜絖枠に固定したロープ連結ブラケット又は他の一体化した部材の一部と当接するように構成してもよい。
(6)前記第1の実施形態において、規制部材の規制ロッドを使用する全ての綜絖枠枚数と同数にし、綜絖枠と同一ピッチで配設する構成としてもよい。
第1の実施形態を示す織機の概略図である。 レベリング装置と消極開口装置との関係を示す概略平面図である。 レベリング装置と消極開口装置との関係を示す概略正面図である。 織機に設置した規制部材を示す概略正面図である。 図4の規制部材を示す概略側面図である。 図4の規制部材を示す概略平面図である。 綾取り作業の説明図である。(a)は綜絖枠のレベリング位置を示す。(b)は1回目の綾取り作業を示す。(c)は2回目の綾取り作業を示す。 第2の実施形態を示す規制部材の要部の斜視図である。
符号の説明
消極開口装置 1
レベリング装置 2
規制部材 3、55
綜絖枠 5
サイドステー 6
規制バー 39、56
長孔 40、41、57、58
規制ロッド 46、47、48、49、59、60、61、62
経糸 Wa、Wb、Wc、Wd、We、Wf

Claims (5)

  1. 複数の綜絖枠をカムとカムレバー及びスプリングにより経糸開口運動を行う消極開口装置と、織機の停止時に全綜絖枠をスプリングの引張力に抗して経糸開口運動位置以外のレベリング位置に移動するレベリング装置を備えた織機において、
    前記レベリング装置による移動解除後の前記スプリング引張力による全綜絖枠の前記経糸開口運動位置への復帰時に奇数枠又は偶数枠のいずれか一方の綜絖枠の前記経糸開口運動位置への復帰を阻止する規制部材を設け、
    前記規制部材は、綜絖枠のサイドステーの上面と当接する位置に配置されることを特徴とする織機における綾取り装置。
  2. 複数の綜絖枠をカムとカムレバー及びスプリングにより経糸開口運動を行う消極開口装置と、織機の停止時に全綜絖枠をスプリングの引張力に抗して経糸開口運動位置以外のレベリング位置に移動するレベリング装置を備えた織機において、
    前記レベリング装置による移動解除後の前記スプリング引張力による全綜絖枠の前記経糸開口運動位置への復帰時に奇数枠又は偶数枠のいずれか一方の綜絖枠の前記経糸開口運動位置への復帰を阻止する規制部材を設け、
    前記規制部材は、少なくとも全綜絖枠の半数の規制部を有し、同規制部を綜絖枠1枚おきに配列し、織機の前後方向に綜絖枠1枚分移動可能に配設したことを特徴とする織機における綾取り装置。
  3. 複数の綜絖枠をカムとカムレバー及びスプリングにより経糸開口運動を行う消極開口装置と、織機の停止時に全綜絖枠をスプリングの引張力に抗して経糸開口運動位置以外のレベリング位置に移動するレベリング装置を備えた織機において、
    前記レベリング装置による移動解除後の前記スプリング引張力による全綜絖枠の前記経糸開口運動位置への復帰時に奇数枠又は偶数枠のいずれか一方の綜絖枠の前記経糸開口運動位置への復帰を阻止する規制部材を設け、
    前記規制部材は、綜絖枠の前記経糸開口運動位置への復帰を阻止する位置の調整可能な規制ロッドを備えたことを特徴とする織機における綾取り装置。
  4. 前記規制部材は、綜絖枠又は綜絖枠と一体化された部材と当接する位置に配置されることを特徴とする請求項〜3のいずれか1項に記載の織機における綾取り装置。
  5. 前記規制部材は、前記経糸開口運動位置への復帰を阻止する綜絖枠の枚数に相当する数の規制部を備え、各規制部による綜絖枠の復帰を阻止する位置は、織前側に最も近い綜絖枠の経糸位置を基準経糸位置とし、他の綜絖枠の経糸が前記基準経糸位置あるいはその外方に位置するように設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の織機における綾取り装置。
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