JP4507822B2 - 音楽提供システム、音楽提供方法及び音楽提供用プログラム - Google Patents

音楽提供システム、音楽提供方法及び音楽提供用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線基地局を介して携帯電話へ音楽を提供する音楽提供システム等に関する。
近年、携帯電話の普及に伴い、当該携帯電話における通話時の音質向上を図る技術が実装されている。以下に、主な携帯電話方式毎のコーデックを示す。なお、方式:コーデック種別,伝送帯域kbit/sec,音声帯域kbit/sec の順で示す。
PHS :ADPCM, 32, 32
PDC Full rate:VSELP, 11.2, 6.7
PDC Half rate:PSI−CELP, 5.6, 3.45
GSM Full rate:RPE−LTP, 22.8, 13
cdmaOne :EVRC, 9.6, 8
WCDMA(FOMA) :AMR, 38.6, 12/23
固定電話(参考) :PCM, 64, 64
なお、伝送帯域とは無線区間全部の帯域、音声帯域とはそのうち音声信号が流れる部分の帯域を言う。
例えば、cdma網において使用されているEVRCコーデックによる符号化処理は、図8に示す手順によって行われる。まず、音声アナログ入力に対して(ステップS101)、当該音声アナログ入力信号の正規化が行われる(ステップS102)。続いて、アナログ信号での帯域フィルタ処理(低周波成分及び高周波成分の除去)(ステップS103)、アナログ/ディジタル変換処理(量子化:アナログから線形PCMへ)(ステップS104)が行われる。その後、音声波形のうち、小振幅部分を削除し(ステップS105)、人間の声かどうかの識別を行って雑音除去処理を行う(ステップS106)。そして、音声信号を符号化し(ステップS107)、伝送用符号に変換する(冗長構成、誤り訂正符号追加)(ステップS108)。
上記手順によって音声を符号化することにより、ステップS105の小振幅部圧縮処理において、無音区間又は雑音区間の場合は雑音という信号のみを送信して伝送レートを下げており、伝送に要する電力と携帯電話の電力消費量を削減することができる。また、ステップS106の処理によって、背景雑音を除去して通話音声の音質改善(明瞭化)を図っている。
一方で、近年では携帯電話で音楽を聴くケースが増えている。特に、音楽が携帯電話網上を流れるサービスとして、以下のようなものがある。(1)音楽の試聴:音楽試聴業者へ電話をかけ、聴きたい曲を指定することにより音楽を試聴する。(2)発信メロディサービス:AがBに電話して呼び出し中に、呼び出し音(Ring Back Tone)の代わりにBが指定した音楽をAが聴く(Ring Back Melodyサービス:以下「発メロサービス」という。)。(3)自己発信メロディサービス:AがBに電話して呼び出し中に、呼び出し音(Ring
Back Tone)の代わりにAが指定した音楽をAが聴く。
そして、上述したようなサービスを利用し、携帯電話で音楽を聴く際には、音楽供給業者が提供した音源ファイルを、そのまま携帯電話網を介して音楽を聴く人の携帯電話に伝送していた。すると、音楽を聴く人Aが狭帯域の携帯電話(PDC,GSM,cdmaOne)の場合、携帯電話から無線基地局までの伝送の間に、携帯電話網の音声コーデック特性のために音質が劣化してしまう、という問題があった。ここで、図9を参照して、上述した発信メロディサービスについて簡単に説明すると共に、cdmaOne網の場合における音源ファイルの流れと、音質劣化の状態について説明する。
図9に示すように、まず、発信者携帯電話U101から発メロサービスに加入している着信側携帯電話U102に発信が行われると、発信要求を受けた携帯電話網110を構成する無線基地局101,104、MSC(Mobile Switching Center:携帯電話交換機)102,103、GS(Gateway Switch:中継基地局)105などを介して、加入者である着信側携帯電話U102の状態の確認が行われる(矢印L1,L2,L3,L4,L5)。このとき、発信側携帯電話U101側のMSC102では、GS105を介して加入者サービス管理サーバ106にアクセスし、着信側携帯電話U102が発メロサービスに加入しているか否かを加入者データベース107を参照して調べる(矢印L6)。そして、着信側携帯電話U102がサービスに加入している場合には、MSC102からメロディ再生制御サーバ108に対して起動要求がなされ、加入者が指定した音源ファイルを発信側携帯電話U101に呼び出し音の代わりに送信するよう要求する(矢印L7)。
すると、メロディ再生制御サーバ108は、WAV形式の音源ファイルF3を音源データベース109から読み出して(矢印M1)、これをPCM 64kbit/secに変換し、GS105、MSC102を介して無線基地局101まで伝送する(矢印M2,M3,M4)。このため、メロディ再生制御サーバ108から無線基地局101までは、その伝送途中で音質の劣化は生じない。そして、無線基地局101では、発信側携帯電話U101のコーデックに対応して符号化を行う。例えば、8kbit/secのEVRCコーデック用の符号化を行う。従って、この区間(矢印M5)において音楽の音質が大きく劣化する、という事態が生じる。すなわち、無線基地局101にて、上述した図8に示す処理と同様のアルゴリズムによる音声用符号化処理であるEVRCコーデックが行われており、音源ファイルの音質が劣化する。
ここで、上述した音楽の劣化について詳述する。この劣化は、上述したEVRCコーデックの特徴である音声を明瞭にする、という処理によるものである。具体的には、上記ステップS105の処理では、アナログ信号の正規化及び帯域フィルタの処理の次に小振幅部分を削除しているためである。すなわち、音源ファイルに関してはダイナミックレンジが大きく音量が大きいと部分と小さい部分とが連続的に変化するが、例えば、図10(a)に示すような音源ファイル(波形)に対して符号Xに示す区間の小音量部分が削除されてしまうため(図10(b)参照)、音楽が部分的に途切れてしまい、音質が劣化する、という問題が生じる。
また、上記ステップS106の処理は、背景雑音を除去して音声の明瞭度を上げる音声コーデック固有の機能である。かかる機能では、音声と雑音を識別する基準値を内部に持っており、この基準値と入力信号の予測利得(Prediction Gain)を比較して、音声と雑音の識別を行っている(基準値より予測利得が大きいと音声)。そして、音声コーデックは20msec(160
Sample)を1フレームとして符号化しているが、信号フレーム間の相関が小さい場合、予測利得:Prediction Gain が小さくなる。このとき、音声は20msec単位で見るとかなりフレーム間相関が大きく予測利得が大きいが、雑音の場合はランダム信号のため予測利得が小さい。そして、オーケストラやロック音楽などで急激に音が変化している場合、フレーム間相関が小さく、予測利得が小さくなり雑音とみなされる可能性が高くなる。また、オーケストラやロック音楽の場合、周波数空間で見ると広い周波数帯域に広がって分布しており、雑音に近い周波数特性を持っていることがある。従って、この様な曲の場合には音質劣化が激しい。そして、雑音と見なされると、音声符号化が行われず雑音であるとの信号だけが伝送され、雑音識別信号を受信したフレーム(20ms毎)では、受信端末側で低レベルの疑似雑音(ホワイトノイズ)を再生するので、元の音楽通りに再生されず、音質が劣化してしまう、という問題が生じる。
以上をまとめると、音質劣化の原因は以下の通りである。音源ファイルF3は、メロディ再生制御サーバ108から64kbit/secのμLawPCMで送出される。GS105及びMSC102では64kbit/secでそのまま伝送されるので、音質の劣化は無い。一方、無線基地局101では、携帯電話方式特有の音声コーデックで無線区間信号に変換される。このとき、無線基地局101及び携帯電話U101間の帯域は狭いため、音声に特化した符号化を行っている。そのため、通常の音楽は雑音と見なされがちであるので音質が劣化してしまう。
また、携帯電話や無線基地局に備えられている既存のコーデックから上記機能を除去すると音楽の音質劣化は防げるが、雑音除去機能が働かなくなり、通常の音声通話品質が劣化してしまうので、音声コーデックの仕様自体を変更することはできない。また、雑音除去機能を取り除いたとしても、そのようなアルゴリズムのコーデック装置を構築することは多大な手間がかかり、さらには、既に携帯電話や無線基地局に備えられているものと交換することは多大なコストがかかる、という問題も生じる。
なお、音質劣化を抑制する技術が特許文献1に開示されている。この特許文献1には、携帯電話同士での音声通話において、当該携帯電話同士が同じ携帯電話網内で同じコーデックを使っている場合に、当該携帯電話網内でPCMに変換せずに、基地局と携帯電話の間で使用している符号化信号を直接携帯電話同士でやりとりする、というコーデックスルーシステムについて開示されている。これにより、コーデックによる符号化の回数を減らして、音声品質の劣化を防ぐ、というものである。しかし、特許文献1記載の技術は、通話時における音声データに関するコーデックスルー技術であって、音楽データについて音質向上を図ることはできない。すなわち、仮に、音源ファイルについてもコーデックスルーを用いて伝送したとしても、最初の音声用符号化処理の段階で音質が劣化することは上述した通りである。
特開平11−55716号公報
前述したように、従来の音楽提供システムでは、無線基地局と携帯電話との間の帯域が狭く音声に特化したコーデックを使用しているため、音楽の音質が保てないという問題があった。
音楽の再生要求時には、準備してあった音源ファイルを携帯電話網に音声モード(64kbit/sec PCM)で接続して聞かせていた。音源ファイルは1つのコンテンツについて1個であるため、同じコンテンツについては、全ての再生要求加入者について同じ音源ファイルを接続していた。したがって、特に狭帯域の携帯電話では、無線区間のコーデック特性に起因する音質劣化が発生することにより、音質の良い音楽を提供できなかった。
音質劣化の度合いは、携帯電話のコーデック種別により、大きく異なっている。W−CDMA,PHSで音楽を聞いた時は、固定電話で聞いた時とほとんど同じ音質で聞くことができる。cdma,GSM,PDCの場合は、各コーデックの符号化特性のために曲によっては音質が大きく劣化してしまう。つまり、cdma,GSM,PDCにおいて、周波数成分の数が多い曲を聞くと、音声コーデックが追随できないため、途切れと籠もりが発生し音質が大きく劣化してしまう。一方、周波数成分の数が少ない曲の場合は、音質劣化が少ない。
そこで、本発明の目的は、特に狭帯域のコーデックを採用した携帯電話に対して、音質劣化の少ない音楽を提供できる、音楽提供システム等を提供することにある。
本発明に係る音楽提供システムは、無線基地局を介して携帯電話へ音楽を提供するものであり、音源ファイル記憶手段、コーデック種別検出手段及び音源ファイル送信手段を備えている。音源ファイル記憶手段は、前記音楽に対して、同時に送出する周波数の数である和音数の異なるコーデック特性に応じた複数の音源ファイルを蓄積する。コーデック種別検出手段は、前記携帯電話のコーデック種別を検出する。音源ファイル送信手段は、前記コーデック種別検出手段によって検出されたコーデック種別に送出可能な和音数以下で最大の和音数の音源ファイルを前記音源ファイル記憶手段から取得し、当該音源ファイルを前記無線基地局から前記携帯電話へ送信する。
狭帯域のコーデックにおいて同時送出周波数の数(以下和音数)が多い曲を再生すると、途切れと籠もりがある非常に音質劣化が激しい曲になってしまう。そのため、本発明では、同時送出周波数の数(以下和音数)が少ない曲を予め作成しておき、再生要求時にコーデック特性に応じて、この音源ファイルを接続する。コーデック毎に送出可能な和音数が異なっているので、複数の音源ファイルの中から、送出可能な和音数以下で最大の和音数の音源ファイルを選択して接続する。和音数は多いほど、深みのある音楽になる。一方、和音数が少ない音楽は、主旋律中心の深みが少ない単純な音楽になるが、狭帯域コーデックで再生してもあまり音質が劣化しない。
また、前記コーデック種別検出手段は、入力した起動信号に含まれる発網種別に基づき、又は前記無線基地局側とのネゴシエーションに基づき、前記携帯電話のコーデック種別を検出してもよい。音源ファイル送信手段は、前記携帯電話のリングバックトーンの代わりに前記音源ファイルを送信する、としてもよい。
本発明に係る音楽提供方法は、無線基地局を介して携帯電話へ音楽を提供する方法である。すなわち、前記音楽に対して、同時に送出する周波数の数である和音数の異なる複数の音源ファイルを予め蓄積しておき、前記携帯電話のコーデック種別を検出し、この検出したコーデック種別に送出可能な和音数以下で最大の和音数の音源ファイルを前記蓄積した音源ファイルの中から取得し、この取得した音源ファイルを前記無線基地局から前記携帯電話へ送信する、というものである。本発明に係る音楽提供用プログラムは、無線基地局を介して携帯電話へ音楽を提供する音楽提供用コンピュータに、前記各手段を実現するためのものである。
換言すると、本発明の目的は、狭帯域のコーデック向けに加工した音源を再生することにより、音質劣化の少ない音楽を聞かせる機能を提供することにある。すなわち、本発明は、狭帯域向けの音源ファイルを基本音源ファイルから自動的に作成し、再生要求時に、携帯電話種別に応じた最良の音質の音源ファイルを選択して接続することにより、音楽の音質劣化を防ぐことができる。
本発明によれば、携帯電話で音楽を聞くサービスにおいて、携帯電話のコーデック特性に応じた複数の音源ファイル(同時に送出する周波数の数である和音数の異なる複数の音源ファイル)を予め作成して蓄積しておき、再生要求時にはコーデック種別に応じた最適な音源ファイル(送出可能な和音数以下で最大の和音数の音源ファイル)を選択して聞かせることにより、最良の音質の音楽を聞かせることができる。換言すると、狭帯域のコーデックに最適な音源ファイルを選択して接続しているので、音質劣化の少ない曲を聞くことができる。
携帯電話網にて伝送する音源ファイルには、呼び出し音の代わりに流す音源ファイルがあり、音楽提供装置から携帯電話網を通じて携帯電話に提供されるものである。以下の実施形態では、cdma網において上述した発メロサービスを提供する場合について説明する。ただし、携帯電話網で伝送される音源ファイルは、上記発メロサービスによる呼び出し音の代わりに流される音源ファイルに限定されない。
図1は、第一実施形態における全体的なシステム構成の概要を示す図である。以下、この図面に基づき説明する。
発メロサービスを実現するシステムは、発信側携帯電話U1、着信側携帯電話U2、携帯電話網50、当該携帯電話網50内に設置されている無線基地局51,52、GS53、MSC54,55などの携帯電話による通信を可能とする基本的な構成に加え、MSC54及びGS53に接続された音楽を提供するメロディ再生制御サーバ1(音楽提供装置)と、発メロサービスに加入しているユーザを登録して管理する加入者サービス管理サーバ3と、を備えている。そして、メロディ再生制御サーバ1は提供する音源ファイルを蓄積した音源データベース2を備え、また、加入者サービス管理サーバ3は加入者データベース4を備えている。
なお、発メロサービスの具体的な構成は、上記背景技術で述べたとおりであるので、その詳細な説明を省略する。ここで、図1において、発信側携帯電話を符号U1で示し、着信側携帯電話を符号U2で示す。また、無線基地局51,52、MSC54,55及びGS53の設置状況は、この図に示す状況に限定されない。例えば、着信側携帯電話U2側に位置するMSC55からメロディ再生制御サーバ1が起動されてもよい。
そして、本発明では、メロディ再生制御サーバ1に特徴を有するため、主にメロディ再生制御サーバ1の構成、動作について詳述する。すなわち、発信側携帯電話U1から発メロサービスに加入している着信側携帯電話U2に対して発信が行われた際に、MSC54にてメロディ再生制御サーバ1が起動された後のことを以下に説明する。
図2は、図1におけるメロディ再生制御サーバの構成を示す機能ブロック図である。以下、図1及び図2に基づき説明する。
メロディ再生制御サーバ1は、一般的なサーバコンピュータにて構成されており、所定のプログラムが組み込まれることによりCPU10に以下のような処理部が構築される。
まず、メロディ再生制御サーバ1には、MSC54からGS53を介して起動指示を受け付けるメロディ再生指示受付部11と、発信側携帯電話U1のコーデック種別を検出するコーデック種別検出部12(コーデック種別検出手段)と、発信側携帯電話U1のコーデック種別に対応した音源ファイルを発信側携帯電話U1に対して無線基地局51から送信する音源ファイル送信部13(音源ファイル送信手段)と、が構築されている。
また、その記憶装置である音源データベース2には、発信側携帯電話U1に提供する音源ファイルを記憶する音源ファイル記憶部20(音源ファイル記憶手段)が形成されており、提供される各音楽に対してコーデック特性に応じた複数の音源ファイルを蓄積する。以下、上記各構成についてさらに詳述する。
各コーデック種別に応じた音源ファイルは、予め基本音源から作成して音源ファイル記憶部20の中に蓄積しておく。音源ファイル記憶部20には同じ曲について複数のファイルが存在する。そのため、ファイル番号はfile-id + codec-ID として管理する。
メロディ再生指示受付部11は、MSC54から発信側携帯電話U1に音源ファイルの配信指示を受けると、コーデック種別検出部12に通知する。
コーデック種別検出部12は、音楽の再生要求があった時、起動信号(IAM:矢印L7)の中の発網種別と発事業者コードとに基づき発信側携帯電話U1のコーデック種別を決定し、そのコーデック種別を音源ファイル送信部13に通知する。
音源ファイル送信部13は、コーデック種別検出部12から通知されたコーデックに対応した最良の音源ファイルを音源ファイル記憶部20から読み出して、かかる音源ファイルをGS53、MSC54、無線基地局51を介して発信側携帯電話U1に送信する。
次に、図1の音源供給システムにおける音質改善時の接続の動作を説明する。
メロディ再生制御サーバ1は、音楽再生要求があった場合、発信側携帯電話U1のコーデック種別で再生可能な範囲で最適な音質の音楽を聞かせる。その発信側携帯電話U1に最適な音源を選択する手順は以下のとおりである。
1)メロディ再生制御サーバ1は、MSC54から起動信号(IAM)により起動される。
2)IAMの中から発事業者コードと発網種別を抽出し、発信側携帯電話U1のコーデック種別を決定する。
3)コーデック種別に応じた送信可能和音数bを決定する。
4)各音源ファイルは構成和音数a1,a2,a3,…を持っている。
5)b以下の中で最大の構成和音数aを持つ音源ファイルを選択する。
6)選択した音源を音声モード(PCM 64kbit/sec)で送信する。
7)固定電話からの着信の場合は、送信可能和音数の数に制限が無いので、最大の周波数成分の数の音源を選択する。
例えば、図2に示すように、同じ曲について3種類の音源ファイルF1,F2,F3があり、構成和音数をそれぞれa1=3、a2=8、a3=40とする。最大送信可能和音数は、PDC Half rate:3、PDC Full rate:6、cdma:10、PHS:40、固定電話:制限なし、とする。このとき、cdmaに送信する時は、10以下の最大の和音数の曲を選択する。この場合は8であるため、音源ファイルF2(a2=8)を選択する。
図3は、基本音源から各音源ファイルを作成する方法を示すフローチャートである。以下、この図面に基づき説明する。
まず、基本音源を入力する(ステップS11)。その基本音源を20msec毎のフレームに分割する(ステップS12)。各フレームを周波数空間に変換する(ステップS13)。ピッチ周波数(フォルマント周波数)をM個抽出する(ステップS14)。ピッチ周波数の倍音成分を基本周波数成分に加算する(ステップS15)。平滑化を行う(ステップS16)。平滑化とは、20msecのフレーム毎に基本周波数が大きく変化すると音質が劣化するので、前フレームの周波数成分を加算することにより急激な基本周波数の変化を防ぐ仕組みである。平滑化により、音楽の連続性を保って音質の変化を少なくすることができる。例えば、第Kフレームの平滑化前の周波数成分をF(K,ω)、平滑化後の周波数成分をG(K,ω)、周波数をωとすると、
G(K,ω)=F(K,ω)*((1−α)+αG(K−1,ω))
で求める。続いて、基本周波数成分をN個抽出する(ステップS17)。くし形フィルタにより、N個の基本周波数成分の倍音成分以外を圧縮する(ステップS18)。逆フーリエ変換により、時間空間に戻し(ステップS19)、狭い帯域用の音源ファイルを作成する(ステップS20)。
図4は、メロディ再生制御装置の動作を示すフローチャートである。図5は、音楽供給システム全体における動作を示すシーケンス図である。以下、図1乃至図5に基づき、音楽供給システム全体の動作を説明する。また、図1を参照して、音源ファイルの流れも示す。
まず、発信側携帯電話U1が受信側携帯電話U2に電話をかけると(図5のステップS31)、着信側携帯電話U2が発メロサービスに加入しているかどうかをMSC54が加入者サービス管理サーバ3に問い合わせ、その応答を得る(図示せず)。そして、加入している場合には、リングバックトーンの代わりに音源ファイルを流すべく、MSC54はGS53を介してメロディ再生制御サーバ1に起動指示を出す(図5のステップS32)。
続いて、起動指示を受信したメロディ再生制御サーバ1は(図4のステップS21)、発信側携帯電話U1のコーデック種別を起動信号(IAM)に基づき検出する(図4のステップS22、図5のステップS33)。そして、そのコーデック種別に対応して符号化された音源ファイルを、音源データベース2から検索して読み出す(図4のステップS23、図5のステップS34,S35)。
その後、音源ファイルを発信側携帯電話U1に送信する(図4のステップS24、図5のステップS36)。これにより、発信側携帯電話U1に音源ファイルが伝送される(図1の矢印M1〜M5)。したがって、劣化の少ない音源ファイルが発信側携帯電話U1に送信されるため、かかる音源ファイルが再生されることで、ユーザは高音質の音楽を呼び出し待ち中に聴くことができる(図5のステップS37)。
その後、着信側携帯電話U2が応答すると(図4のステップS25にて肯定判断、図5のステップS38)、すなわち着信側のユーザが電話に出ると、GS53にてメロディ再生制御サーバ1に切断指示がなされ(図5のステップS39)、メロディ再生制御サーバ1は音源ファイルの送信を停止する(図4のステップS26)。すると、発信側携帯電話U1と着信側携帯電話U2とで通話が可能となる(図5のステップS40,S41)。
ここでは、cdma網の場合について説明したが、本発明は、他のコーデック種別についても同様に、そのコーデック種別毎に対応して音源ファイルの作成が可能である。したがって、各コーデック種別に適合した音源ファイルを予め音源データベース2に蓄積しておくことで、あらゆるユーザに対して音質の劣化のない音楽を提供することができる。
また、メロディ再生制御サーバ1は、起動信号(IAM)に含まれる発網種別により発信側携帯電話U1のコーデック種別を判定し、コーデック種別に応じた最良の音質の音源ファイルを選択する。このようにして、本実施形態の音楽供給システムでは、狭帯域用のコーデック専用の音源ファイルを選択して聞かせているので、携帯電話のコーデックで再生可能な範囲での最良の音質の曲を聞かせることができる。
図6は、第二実施形態におけるメロディ再生制御サーバの動作を示すフローチャートである。図7は、第二実施形態におけるシステム全体における動作を示すシーケンス図である。以下、図1、図6及び図7に基づき説明する。ただし、第一実施形態と同じ部分は説明を省略する。
本実施形態では、第一実施形態と基本的に同じ構成を有し、携帯電話のコーデック種別の判定について更に工夫している。つまり、メロディ再生制御サーバ1は発信側携帯電話U1のコーデック種別をネゴシエーションによって求める。そして、ネゴシエーションによって求められたコーデック種別に対応する最良の音源ファイルを選択して再生することにより、音質劣化が少ない音楽を聞かせることができる。
図6及び図7において、第一実施形態と異なる部分のみを説明する。起動指示を受信したメロディ再生制御サーバ1は(図6のステップS21)、続いて、発信側携帯電話U1のコーデック種別をGS53を介して発信側のMSC54に問い合わせる(図6のステップS22’、図7のステップS331)。これに対して応答を得て(図7のステップS332)、コーデック種別が判る。
このように、本実施形態では、メロディ再生制御サーバ1が自発的にコーデック種別を判定しているので、再生要求時に起動される場合だけでなく、メロディ再生制御サーバ1側から携帯電話を起動する場合にも適用できるという効果が得られる。
本発明は、携帯電話で音楽を聞くサービス全般に広く利用できる。例えば、本発明は、携帯電話に対して呼び出し音(リングバックトーン)に代わりに音楽を流す発信メロディサービスや、音楽試聴業者へ電話をかけて聴きたい曲を指定することにより音楽を試聴するサービスなどに利用可能であり、これにより音質劣化のない音楽を提供することができ、産業上の利用可能性を有する。
第一実施形態における全体的なシステム構成の概要を示す図である。 第一実施形態におけるメロディ再生制御サーバの構成を示す機能ブロック図である。 第一実施形態における基本音源から各音源ファイルを作成する方法を示すフローチャートである。 第一実施形態におけるメロディ再生制御サーバの動作を示すフローチャートである。 第一実施形態におけるシステム全体における動作を示すシーケンス図である。 第二実施形態におけるメロディ再生制御サーバの動作を示すフローチャートである。 第二実施形態におけるシステム全体における動作を示すシーケンス図である。 音声用符号化処理の流れを示すフローチャートである。 従来例における発信メロディサービスを実現するシステム全体の構成を示す概略図である。 従来例における音声符号化処理の一部すなわち小振幅部分を取り除く処理における信号の様子を示す説明図である。
符号の説明
1 メロディ再生制御サーバ(音楽提供装置)
2 音源データベース(音源ファイル記憶手段)
3 加入者サービス管理サーバ
4 加入者データベース
11 メロディ再生指示受付手段
12 コーデック種別検出部(コーデック種別検出手段)
13 音源ファイル送信部(音源ファイル送信手段)
20 音源ファイル記憶部(音源ファイル記憶手段)
50 携帯電話網
51,52 無線基地局
53 中継交換機(GS)
54,55 携帯電話交換機(MSC)
U1 発信側携帯電話
U2 着信側携帯電話

Claims (6)

  1. 無線基地局を介して携帯電話へ音楽を提供する音楽提供システムにおいて、
    前記音楽に対して、同時に送出する周波数の数である和音数の異なる複数の音源ファイルを蓄積する音源ファイル記憶手段と、
    前記携帯電話のコーデック種別を検出するコーデック種別検出手段と、
    このコーデック種別検出手段によって検出されたコーデック種別に送出可能な和音数以下で最大の和音数の音源ファイルを前記音源ファイル記憶手段から取得し、当該音源ファイルを前記無線基地局から前記携帯電話へ送信する音源ファイル送信手段と、
    を備えたことを特徴とする音楽提供システム。
  2. 前記コーデック種別検出手段は、入力した起動信号に含まれる発網種別に基づき前記携帯電話のコーデック種別を検出する、
    請求項1記載の音楽提供システム。
  3. 前記コーデック種別検出手段は、前記無線基地局側とのネゴシエーションに基づき前記携帯電話のコーデック種別を検出する、
    請求項1記載の音楽提供システム。
  4. 前記音源ファイル送信手段は、前記携帯電話のリングバックトーンの代わりに前記音源ファイルを送信する、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の音楽提供システム。
  5. 無線基地局を介して携帯電話へ音楽を提供する方法において、
    前記音楽に対して、同時に送出する周波数の数である和音数の異なる複数の音源ファイルを予め蓄積しておき、
    前記携帯電話のコーデック種別を検出し、
    この検出したコーデック種別に送出可能な和音数以下で最大の和音数の音源ファイルを前記蓄積した音源ファイルの中から取得し、
    この取得した音源ファイルを前記無線基地局から前記携帯電話へ送信する、
    ことを特徴とする音楽提供方法。
  6. 無線基地局を介して携帯電話へ音楽を提供する音楽提供用コンピュータに、
    前記音楽に対して、同時に送出する周波数の数である和音数の異なる複数の音源ファイルを蓄積する音源ファイル記憶手段と、
    前記携帯電話のコーデック種別を検出するコーデック種別検出手段と、
    このコーデック種別検出手段によって検出されたコーデック種別に送出可能な和音数以下で最大の和音数の音源ファイルを前記音源ファイル記憶手段から取得し、当該音源ファイルを前記無線基地局から前記携帯電話へ送信する音源ファイル送信手段と、
    を実現するための音楽提供用プログラム。
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