JP4507445B2 - 表面実装型アンテナ及びそれを用いた電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、測位装置等に用いられる表面実装型アンテナ装置、特に携帯端末装置等に搭載される表面実装型アンテナ及びそれを用いた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話などの携帯端末装置に、位置測位装置を搭載し、携帯端末装置が存在する位置情報を送信するものが考えられている。例えば、緊急の場合には、携帯端末装置を操作することで、現在、緊急事態が起こっている場所の位置情報を所定の場所(救命センターなど)に送信することによって、迅速な対処を行うことができる。
【0003】
この様な面実装用アンテナとしては、例えば、特開平11−74721号公報,特開平11−112221号公報,特開平7−221537号公報,特開平7−235825号公報,特開平9−214226号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平11−74721号公報記載の表面実装アンテナでは、給電電極と放射電極を一つの主面上に設ける構成なので、アンテナの小型化は難しく、また、特開平9−214226号公報記載の面実装用アンテナでは、給電電極を埋設して、アンテナの小型化は行えるものの、基板を張り合わせたりすることが必要であり、生産性が悪く、しかも特性のバラツキが大きくなる可能性があり、更に基板と給電電極との熱膨張係数の違いによっても、基板にクラックが生じたりあるいは応力が蓄積され特性のバラツキの原因となることも考えられる。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するため、小型化を行え、しかも特性のバラツキを抑え、生産性が向上する表面実装型アンテナ及びそれを用いた電子機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基板と、基板の一方の主面上に設けられた放射電極と、基板の他方の主面上に設けられたアース電極と、アース電極とは非接触に基板の他方の主面上に少なくとも一部を設けた第1の給電電極と、基板の側面からアース電極にわたり凹状に形成されたステップもしくは段差と、ステップもしくは段差の内壁に設けられた第2の給電電極とを備え、第1の給電電極と第2の給電電極を電気的に接続したことを特徴とする。
【0013】
請求項1記載の発明は、基板と、前記基板の一方の主面上に設けられた放射電極と、前記基板の他方の主面上に設けられたアース電極と、前記アース電極とは非接触に前記基板の他方の主面上に少なくとも一部を設けた第1の給電電極と、前記基板の側面から前記アース電極にわたり凹状に形成されたステップもしくは段差と、前記ステップもしくは段差の内壁に設けられた第2の給電電極とを備え、前記第1の給電電極と前記第2の給電電極を電気的に接続したことを特徴とする表面実装型アンテナとすることで、給電電極を基板中に埋設したことで基板の面積を小さくすることができて小型化を実現できる。
【0014】
請求項2記載の発明は、基板と、前記基板の一方の主面上に設けられた放射電極と、前記基板の他方の主面上に設けられた第1のアース電極と、前記アース電極とは非接触に前記基板の他方の主面上に少なくとも一部を設けた第1の給電電極と、前記基板の側面から前記アース電極にわたり凹状に形成されたステップもしくは段差と、前記ステップもしくは段差の内壁に設けられた第2の給電電極と、前記基板の4角の側面から前記アース電極にわたり凹状に形成されたステップもしくは段差と、前記ステップもしくは段差の内壁に設けられた第2のアース電極とを備え、前記第1の給電電極と前記第2の給電電極を、さらに前記第1のアース電極と前記第2のアース電極を電気的に接続したことを特徴とする表面実装型アンテナとすることで、給電電極を基板中に埋設したことで基板の面積を小さくすることができて小型化を実現でき、さらにプリント基板等に実装する際はんだ付け部が前記基板の外形寸法より内側にあるため、曲げ、たわみに強い設計が実現できる。
【0015】
請求項3記載の発明は、基板と、前記基板の一方の主面上に設けられた放射電極と、前記基板の他方の主面上に設けられたアース電極と、前記アース電極とは非接触に前記基板の側面上及び他方の主面上に少なくとも一部を設けた第1の給電電極と、前記基板の他方の主面から設けられた溝と、前記溝内壁に設けられた第2の給電電極とを備え、前記第1の給電電極と前記第2の給電電極を電気的に接続したことを特徴とする表面実装型アンテナとすることで、給電電極を基板中に埋設したことで基板の面積を小さくすることができて小型化を実現でき、しかも中空状に給電電極を設けているので、熱膨張係数の違いによる特性劣化を防止できる。
【0016】
請求項4記載の発明は、基板と、前記基板の一方の主面上に設けられた放射電極と、前記基板の他方の主面上に設けられたアース電極と、前記アース電極とは非接触に前記基板の側面上及び他方の主面上に少なくとも一部を設けた第1の給電電極と、前記基板の側面から設けられた凹状のスリット及び溝と、前記スリット及び溝内壁に設けられた第2の給電電極とを備え、前記第1の給電電極と前記第2の給電電極を電気的に接続したことを特徴とする表面実装型アンテナとすることで、給電電極を基板中に埋設したことで基板の面積を小さくすることができて小型化を実現できる。
【0017】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4いずれか1記載のアンテナと、前記アンテナで受信した受信信号を復調してデータ信号を生成する受信手段と、予め所定の情報が記憶されている第1の記憶手段と、前記データ信号を記憶する第2の記憶手段と、前記第1及び第2の記憶手段からのデータ信号を変調して送信信号を生成する送信手段と、前記データの受信・復調・変調・送信を制御する制御手段とを備えたことによって、搭載機の配置場所などの限定が少なくなって、装置のレイアウトなどがしやすくなるとともに、確実にデータ通信を行うことができる。また、アンテナが非常に大きな耐久性を有するので、搭載機の設置条件が広範囲になる。さらに、アンテナが外部に大きく突出することがないので、破損などの不具合が生じることが少ない。
【0018】
以下、本発明におけるの実施の形態について説明する。
【0019】
図1,2,3はそれぞれ本発明の一実施の形態における面実装用アンテナの斜視図,平面図,平面図,側面図である。
【0020】
図1,2,3,4において、1は基板で、基板1は誘電体材料で構成される。基板1の比誘電率εrは4以上150以下(好ましくは18以上130以下)であることが好ましい。基板1の比誘電率εrが4より小さいと、基板1が大きくなりすぎてアンテナの小型化を行うことができず、比誘電率εrが150より大きいと、共振周波数帯域が狭くなりすぎて、ちょっとした組成の違いや、欠けなどの発生によって共振周波数帯域が外れてしまい、所定の特性を得ることはできないとともに、特性のばらつきが大きくなるという不具合が生じる。
【0021】
また、比誘電率εrが4以上12以下の領域では、Q値の低下の少なく誘電正接が0.005以下の樹脂基板が基板1として好適に用いられ、また、6以上150以下の領域においては、同様に、Q値の低下の少ない、誘電正接が0.005以下のセラミック基板が基板1として好適に用いられる。
【0022】
基板1の具体的構成材料としては、ガラス/フッ素樹脂、ガラス/熱硬化PPO樹脂、BTレジン、セラミック粉末PTFE積層板、セラミック/ウィスカ等の樹脂系基板、フォルステライト、アルミナ系、チタン酸マグネシウム系やチタン酸カルシウム系、ジルコニア・スズ・チタン系、チタン酸バリウム系や鉛・カルシウム・チタン系等のセラミック基板などが挙げられる。これらの構成材料のなかでも、耐候性が良く、機械的強度が大きく、安価であることを考慮すると、セラミックを用いることが好ましい。セラミックを基板1の構成材料として用いる場合、抗析力などを大きくするために焼結密度は92%以上(より好ましくは95%以上)が好ましい。焼結密度が92%以下であると、Q値の低下や比誘電率εrが低下することがあり、不具合が生じる。
【0023】
また、基板1の表面粗さは、後述する電極との界面における特性のばらつきを抑制するために、50μm以下(特に好ましくは10μm以下、更に好ましくは5μm以下)とすることが好ましい。表面粗さが50μm以上であると、電極の導体損を増加させアンテナの絶対利得の低下を招くと共に、実効誘電率のばらつき要因となり、アンテナの共振周波数のずれを引き起こし、所望の周波数におけるアンテナ利得が下がることがある。
【0024】
基板1の形状は、図1,2,3,4に示す様な方形板状や、多角形板状(断面が三角形,四角形,五角形・・・・・)、円板形状とすることができる。この時、多角形板状とする場合には、各辺が略等しい多角形状とすることが実装性や特性の面で好ましい。
【0025】
また、本実施の形態では、基板1の厚みを均一に(中央部と端部の厚さがほぼ同じ)する事によって、特性の均一化または特性の安定化を行うことができるが、使用状況や、使用機械の種類等によって、基板1の厚みを所定の部分間で異ならせても良い。即ち、例えば、基板1に複数の凹部や段差部を形成したり、基板1の一方の端部の厚みを反対側の端部の厚みよりも厚くしたり薄くしたりすることができる。
【0026】
更に、基板1の角部には面取りやテーパーなどを施すことによって、基板1の角部1cに大きな欠けなどが発生して特性が変化することを防止できる。
【0027】
従って、前述の様に、基板1の角部に予め、面取りやテーパー等を施しておくことによって、基板1の途中で角部1cに大きな欠けが生じ送信や受信特性が変化することはほとんどなくなる。
【0028】
この時、生産性や確実な角部処理が施せる事などを考慮すると、C面取り、もしくは、R処理を施すことが好ましい。この時のC面取り、R処理によるコーナー処理は、0.1mm以上(好ましくは0.2mm以上)とすることによって、ちょっとした衝撃などが基板1に加わっても、基板1の角部の欠け等の発生はほとんどなくなり、もし基板1が欠けるほど大きな衝撃などが加わったとしても、ほんのわずかな欠けしか発生せず、送信や受信特性の大きな変化が生じることはない。この基板1の面取りやテーパー加工等は、基板1を構成する材料が何であれ、必要であるが、上述の様に比較的欠けが発生しやすいセラミックを用いた場合には、特に有効である。更に、他の実施の形態として、基板1の角部にC面取りやテーパー加工を施さずに、基板1の角部に、欠け防止を行う有機系の樹脂などを設ける事によって、角部の大きな欠けを防止できる。
【0029】
このような欠け防止対策を行うことにより、欠けの発生による工程不良を抑制でき、アンテナの生産性・歩留りを向上させることができる。
【0030】
また、アンテナの幅をL1(cm)、長さをL2(cm)、厚さをL3(cm)としたときに下記の条件を満たすことにより、アンテナの動作周波数を最適にすると共に、外形寸法を最小にすることができるので、アンテナを安定に供給できると共に利得や帯域幅を適正に確保することができる。
【0031】
ここで、λ0は、アンテナを動作させる際の中心周波数における自由空間波長(単位:cm)を、εrは、アンテナに使用する基板1の構成材料の比誘電率を表している。厚さL3において上記範囲を下回ると、アンテナ自体の機械的強度が低くなり、割れなどが発生しやすくなるとともに、利得の低下や帯域幅の減少を招き、安定した電波の送受信ができなくなってしまう。また、上記範囲を上回ると、アンテナ形状が大きくなりすぎて小型化、薄型化のメリットを損ねる事になってしまう。
【0032】
図1,2,3,4において、2は基板1の一方の主面1aに設けられた放射電極である。3は基板1のもう一方の主面1bに放射電極2に対向して設けられたアース電極である。アース電極3には、端子部3a〜3eが設けられており、基板の対向する側面1c,1d(主面1a,1bに隣接した側面)にそれぞれ設けられている。側面1cには端子部3a,3bが設けられ、側面1dには、端子部3c〜3eが設けられている。なお、本実施の形態としては、端子部3a〜3eというように5つの端子部を設けたが、一つでも或いは複数設けても良く、仕様などによって、適宜変更可能であり、更に他側面1c,1d以外の側面に端子部を設けても良い。しかし、実装性などを考慮すると、図1に示すように、複数の端子部3a〜3eを対向する側面1c,1dにそれぞれ複数個設けることで、実装強度などを向上させることができる。
【0033】
4a、4cは外部に露出した給電電極で、給電電極4a、4cは主面1bと側面1cに渡って形成されており、しかもアース電極3とは非接触に設けられる。すなわち、一例として、図1に示すようにアース電極3の一部に切欠の様な凹部3fを設け、この凹部3f内にギャップを設けて給電電極4cを設けるとともに、側面1cにも給電電極4aを設ける。また、側面1cには基板1に設けられた穴5が設けられており、この穴5内には基板1内部に設けられた給電電極4bが設けられている。従って、給電手段としては、給電電極4a,4b、4cが電気的に接続されたものであり、特に給電電極4aは外部給電部として主に機能する。穴5内には、給電電極4bが中空状に設けられており、穴5を封鎖するようには給電電極4bは穴5内には充填されていない。この様に、中空状に穴5内に給電電極4bを設けることで、給電電極4bと基板1間の熱膨張係数の違いが生じても、応力はその中空部で吸収され、基板1にクラックが生じたりあるいは基板1や給電電極4bに応力が蓄積されて特性が劣化することはない。特に、この面実装用アンテナが搭載される携帯端末装置はあらゆる環境(特に温度差が大きな環境)下において使用されるので、上記構成は好ましい。
【0034】
次に穴5及び給電電極4a、4b、4cについて詳細に説明する。
【0035】
図3に示すように穴5の深さD1は、基板1の長さをG1としたときにK=D1÷G1>0.08となるように、D1を決定することが好ましい。K=1の場合は、穴5は貫通孔となる。Kが0.08以下であると、給電電極4bの長さが短くなり、給電電極4bと他の電極との容量が小さくなるので、所望の特性が得られない。従って、0.08<K≦1の範囲が好ましい。また、特に好ましい範囲は、0.1≦K≦0.5であり、この範囲であれば十分なアンテナ特性を得ることができる。
【0036】
また、図3に示す穴5の中心の形成位置は、幅G2の中央線P上に設けることが最も好ましいが、中央線Pから両サイドにG2÷10程度ばらついても特性劣化は生じない。
【0037】
図4に示すように基板1の厚み方向においての中心線P1よりもアース電極3側に穴5を設けることが好ましい。この様に、穴5をアース電極3側に設けることで、給電電極4bと放射電極2との間隔をアース電極3よりも広くすることで、アンテナ調整が行いやすくなり、生産性が向上する。
【0038】
穴5の基板1の厚み方向の長さtは基板の厚さG3を1とした場合には0.1〜0.55の範囲とすることが好ましい。0.1以下では、うまく給電電極4bを穴5内に設けることはできず、0.55以上では基板1の機械的強度が低下し、しかも放射電極2に給電電極4bが近づくことになり、前述のとおり、調整が難しくなり、生産性が悪くなる。
【0039】
また、穴5の断面形状としては、アース電極3及び放射電極2と平行な部分が少ない円形,楕円形、方形などとすることが好ましい。長片がアース電極3及び放射電極2と平行に対向するような断面四角形状を有する穴5の場合には、特性の調整が難しくなり、生産性が悪くなる。なお、一概に断面方形状の穴5が悪いということではなく、上述の様に、短辺がアース電極3及び放射電極2と平行に対向する様な断面方形形状の場合は、やはり特性調整が行いやすい。
【0040】
この様に、給電電極4a、4b、4cや穴5を構成することで、給電電極4a、4b、4c自体でインダクタンス成分を有すると共に、放射電極2と給電電極4a、4b、4cの間、アース電極3と給電電極4a、4b、4cの間にそれぞれキャパシタンス成分を構成している。
【0041】
放射電極2,アース電極3及び給電電極4a、4b、4c(以下、各電極と略す)は、Ag,Au,Cu、Pdの金属材料単体、あるいはそれらの合金、若しくは、前記金属材料の他の金属(Ti,Ni等)との合金などが用いられる。これらの材料の中で、特にAgあるいは、Agと他の金属材料との合金は、特性及び各電極を形成する際に作業性が非常に優れているので好適に用いられる。更に、各電極は、一層で形成しても良いし、二層以上の複数層で構成しても良い。即ち、各電極の表面に、耐腐食性、防錆性などを向上させる目的等で、耐食性の良い金属材料等を形成しても良い。また、同様の目的で、電極表面を化学処理しても良い。更に各電極には、不純物として、特性に影響を及ぼさない程度に、酸素や窒素や炭素の少なくとも1つを不純物として含ませてもよい。また、アンテナと各電極の間に、密着強度などを向上させる目的等で、他の金属材料の膜をバッファ層として形成したり、各電極上に、各電極を保護するなどの目的等で、耐食性の良い金属材料または保護膜等を形成しても良い。耐食性の良い金属材料としは金、白金、チタンなどが、また耐食性の良い保護膜としては、エポキシ系、シリコン系などの樹脂が挙げられる。更に各電極には、不純物として、特性に影響を及ぼさない程度に、酸素や窒素や炭素の少なくとも1つを不純物として含ませてもよい。
【0042】
各電極等の形成は、印刷法やメッキ法及びスパッタリング法などが用いられる。特に各電極の膜厚を比較的薄く形成する場合には、スパッタリング法やメッキ法を用いたほうが好ましく、比較的厚く形成する場合には、印刷法を用いる方が好ましい。本実施の形態の場合、生産性が良好である事などを理由として印刷法を用いた。具体的には、Ag等の金属粒子とガラスフリット及び溶媒などを混ぜたペーストをアンテナ上に所定の形状で塗布し、熱処理を加えて、各電極を形成した。また、各電極の膜厚は0.01μm〜50μm(好ましくは1μm〜40μm)とすることが好ましい。各電極の膜厚が0.01μm以下であると、スキンデプスより薄くなりアンテナの利得が低下することがあり、各電極の膜厚が50μm以上であると、電極の剥離が発生しやすくなり、しかもコストが高くなる等の不具合が生じる。
【0043】
以上の様に構成された表面実装型アンテナについて、その特性を説明する。
【0044】
図5に本発明の一実施の形態における表面実装型アンテナの入力インピーダンス及びVSWR特性を示す図を示す。図5に示すように、本実施例の範囲で作成されたアンテナは図5に示すB点がスミスチャート上の中心線B1上、且つその中心に存在することがわかる。通常、高周波回路における入力インピーダンスは50Ωで整合をとるので、図5においてアンテナの入力インピーダンスは50Ωに整合できていることが判る。
【0045】
図6は本発明の一実施の形態における表面実装型アンテナの放射特性を示す図を示す。天頂方向(仰角90°)から水平方向(仰角0°)まで良好な特性であることが判る。
【0046】
なお、本実施の形態では、穴5で構成される内壁上に、穴5に給電電極4bが完全に充填されることのないように設け、しかも穴5で構成される内壁全面に給電電極4bを設けたが、穴5の内壁の一部に給電電極4bを設けても良い。この様に構成することで、一つの基板1に設けられた穴5を全て同じ長さで構成しておき、仕様に応じて穴5内に形成する給電電極4bの形成長さを調整することで、仕様に応じて穴5の長さを変化させることは不要となるので、部品の共用化を行うことができる。なお、その一つの手段としては、一定長さの穴5の先端部に誘電体或いは絶縁体を所望の長さ充填し、その後に、給電電極4bを穴5内に形成することで、容易に給電電極4bの長さを調整できる。
【0047】
図7に、本発明の別の実施の形態における表面実装型アンテナの斜視図を示す。
【0048】
図7において、基板1の側面1cと主面1bにわたり形成された凹状のステップ6を設け、ステップ6の一方の端面4a’に給電電極4aを形成する。
【0049】
このように構成された表面実装アンテナは、給電電極4aに入力された信号はその縁端部と放射電極2とで電磁界結合しアンテナとして動作する。この時、給電電極4aはステップ6があることで基板1の外形より内部に存在でき、放射電極2と結合する際より最適で且つ安定な給電位置で給電可能となり、安定したアンテナ特性を得ることができる。また、本アンテナを実装する際、給電点のはんだ付け部が基板1の外形より内側にあることより、基板の曲げ応力に強い設計となっている。
【0050】
図8は、本発明のさらに別の実施の形態における表面実装型アンテナの斜視図を示す。
【0051】
図7の表面実装型アンテナに形成したステップ6及び前記ステップ6と同等なステップを基板1の4角において端面1c、1dと主面1bにわたりそれぞれ6a、6b、6c、6d、6eとして形成する。そして、ステップ6a、6b、6c、6d、6eの一方の端面3a’、3b’、3c’、3d’、3e’に固定電極3a、3b、3c、3d、3eを形成する。
【0052】
このように構成された表面実装型アンテナは、図7の表面実装型アンテナよりさらに固定電極のはんだ付け部がステップの分だけ表面実装型アンテナの外形より内側に存在する為、アンテナをプリント基板等に実装した際、基板の曲げ、たわみ等に対して、より強くなり、アンテナ実装性を改善できる。また、プリント基板等に形成するランドパターンの寸法をアンテナ外形寸法内に収めることが可能となり、プリント基板内の省スペース化が可能となる。
【0053】
図9に本発明のさらに別の実施の形態における表面実装型アンテナの斜視図を示す。図9で、図1の穴5の主面1b側の円弧部を主面1bまで貫通させた溝7を配置する。溝7の内壁または、円弧状の部分に給電電極4bを設け、基板1の側面1cに設けられた給電電極4aと電気的に接合される。
【0054】
この様に構成された表面実装型アンテナは、穴を構成するより工法上容易であり、また溝6の内壁、及び円弧状の部分に給電電極を設ける場合容易である。
【0055】
図10に本発明のさらに別の実施の形態における表面実装型アンテナの斜視図を示す。図10で基板1の端面1cに基板1の幅方向に沿ってスリット8を基板の厚さ方向において、アース電極側に形成する。主面1bと側面1cとに形成された給電電極4a,4cとさらに、主面1a、1bと平行なスリット8内部の面の主面1b側の部分に形成された給電電極4dとを電気的に接合する。
【0056】
このように構成された表面実装型アンテナは、信号が給電電極4a、4c、を経由し4dの開放端より放射電極2と電磁界結合しアンテナとして動作する。基板内部に給電電極を内装する必要も無くまた、スリット8は穴もしくは貫通穴よりも容易に形成することができ、特性調整が容易になり、生産性が良くなる。
【0057】
次に、上述のアンテナを用いた応用例について説明する。
【0058】
図11に本発明の一実施の形態における表面実装型アンテナの応用例における無線LAN装置を示す図を示す。図11において、20,21はそれぞれ無線LAN装置、22,23はそれぞれ無線LAN装置20,21にそれぞれ接続されたパーソナルコンピュータなどの電子機器、24は無線LAN装置20内に設けられた受信手段、25は無線LAN装置20内に設けられた送信手段、26は無線LAN装置21内に設けられた受信手段、27は無線LAN装置21内に設けられた送信手段、28,29はそれぞれ無線LAN装置20,21にそれぞれ設けられ、前述の図1から図10に示すアンテナを用いた。
【0059】
電子機器22から電子機器23に所定のデータを転送したい場合には、電子機器22から送られてきたデータ信号を送信手段25にて変調し、所定の送信信号に変換し、その送信信号をアンテナ28から送信する。アンテナ28から送信した送信信号は、アンテナ29にて受信され、受信手段26にて所定のデータ信号に復調され、そのデータ信号は電子機器23に送られる。
【0060】
逆に電子機器23から電子機器22に所定のデータを転送したい場合には、電子機器23から送られてきたデータ信号を送信手段27にて変調し、所定の送信信号に変換し、その送信信号をアンテナ29から送信する。アンテナ29から送信した送信信号は、アンテナ28にて受信され、受信手段24にて所定のデータ信号に復調され、そのデータ信号は電子機器22に送られる。
【0061】
以上の様に構成された無線LAN装置20,21では、アンテナ28,29を非常に小型化することができ、しかも水平方向に対して送受信特性の指向性を大きくできるので、無線LAN装置20,21の配置や、アンテナ28,29の配置場所等の限定が少なくなり、レイアウトが簡単になるとともに、データ通信を確実に行うことができる。
【0062】
尚、ここでは、無線LAN装置を用いて説明したが、用途は必ずしも上記の内容に限定されるものではなく、無線通信機器において広く応用することができる。
【0063】
【発明の効果】
本発明は、基板と、基板の一方の主面上に設けられた放射電極と、基板の他方の主面上に設けられたアース電極と、アース電極とは非接触に基板の他方の主面上に少なくとも一部を設けた第1の給電電極と、基板の側面から設けられアース電極にわたり凹状に形成されたステップもしくは段差と、前記ステップもしくは段差の内壁に設けられた第2の給電電極とを備え、第1の給電電極と第2の給電電極を電気的に接続したことで、給電電極を基板中に埋設したことで、給電電極を基板中に埋設したことで基板の面積を小さくすることができて小型化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における表面実装型アンテナの斜視図
【図2】本発明の一実施の形態における表面実装型アンテナの平面図
【図3】本発明の一実施の形態における表面実装型アンテナの平面図
【図4】本発明の一実施の形態における表面実装型アンテナの側面図
【図5】本発明の一実施の形態における表面実装型アンテナの入力インピーダンス及びVSWR特性を示す図
【図6】本発明の一実施の形態における表面実装型アンテナの放射特性を示す図
【図7】本発明の別の実施の形態における表面実装型アンテナの斜視図
【図8】本発明のさらに別の実施の形態における表面実装型アンテナの斜視図
【図9】本発明のさらに別の実施の形態における表面実装型アンテナの斜視図
【図10】本発明のさらに別の実施の形態における表面実装型アンテナの斜視図
【図11】本発明の一実施の形態における表面実装型アンテナの応用例における無線LAN装置を示す図
【符号の説明】
1 基板
1a,1b 主面
2 放射電極
3 アース電極
4a,4b,4c 給電電極
5 穴
6 ステップ
7 溝
8 スリット
20,21 無線LAN装置
22,23 電子機器
24,26 受信手段
25,27 送信手段
28,29 アンテナ
Claims (5)
- 基板と、前記基板の一方の主面上に設けられた放射電極と、前記基板の他方の主面上に設けられたアース電極と、前記アース電極とは非接触に前記基板の他方の主面上に少なくとも一部を設けた第1の給電電極と、前記基板の側面から前記アース電極にわたり凹状に形成されたステップもしくは段差と、前記ステップもしくは段差の内壁に設けられた第2の給電電極とを備え、前記第1の給電電極と前記第2の給電電極を電気的に接続したことを特徴とする表面実装型アンテナ。
- 基板と、前記基板の一方の主面上に設けられた放射電極と、前記基板の他方の主面上に設けられた第1のアース電極と、前記アース電極とは非接触に前記基板の他方の主面上に少なくとも一部を設けた第1の給電電極と、前記基板の側面から前記アース電極にわたり凹状に形成されたステップもしくは段差と、前記ステップもしくは段差の内壁に設けられた第2の給電電極、及び、前記基板の4つの側面から前記アース電極にわたり凹状に形成されたステップもしくは段差と、前記ステップもしくは段差の内壁に設けられた第2のアース電極の少なくともいずれか一方を備え、前記第1の給電電極と前記第2の給電電極を、さらに前記第1のアース電極と前記第2のアース電極を電気的に接続したことを特徴とする表面実装型アンテナ。
- 基板と、前記基板の一方の主面上に設けられた放射電極と、前記基板の他方の主面上に設けられたアース電極と、前記アース電極とは非接触に前記基板の側面上及び他方の主面上に少なくとも一部を設けた第1の給電電極と、前記基板の他方の主面から設けられた溝と、前記溝内壁に設けられた第2の給電電極とを備え、前記第1の給電電極と前記第2の給電電極を電気的に接続したことを特徴とする表面実装型アンテナ。
- 基板と、前記基板の一方の主面上に設けられた放射電極と、前記基板の他方の主面上に設けられたアース電極と、前記アース電極とは非接触に前記基板の側面上及び他方の主面上に少なくとも一部を設けた第1の給電電極と、前記基板の側面から設けられた凹状のスリット及び溝と、前記スリット及び溝内壁に設けられた第2の給電電極とを備え、前記第1の給電電極と前記第2の給電電極を電気的に接続したことを特徴とする表面実装型アンテナ。
- 請求項1〜4いずれか1記載のアンテナと、前記アンテナで受信した受信信号を復調してデータ信号を生成する受信手段と、予め所定の情報が記憶されている第1の記憶手段と、前記データ信号を記憶する第2の記憶手段と、前記第1及び第2の記憶手段からのデータ信号を変調して送信信号を生成する送信手段と、前記データの受信・復調・変調・送信を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする電子機器。
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