JP4505985B2 - データ転送方法、データ転送装置、通信インターフェース方法および通信インターフェース装置 - Google Patents

データ転送方法、データ転送装置、通信インターフェース方法および通信インターフェース装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.)1394バス規格のシリアルバスと、電子機器の内部回路との間におけるデータ転送に用いて好適なデータ伝送方法および装置、通信インターフェース方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルデータをやり取りするためのシリアルバス規格として、IEEE1394バス規格が知られている。IEEE1394バス規格では、同期通信であるアイソクロナス(Isochronous)伝送と、非同期通信のアシンクロナス(Asynchronous)伝送とがあり、IEEE1394−1995規格では、ビデオデータやオーディオデータなどのようにリアルタイム伝送のためには、アイソクロナス伝送を用い、その他のステートデータや制御データなどの伝送のためには、アシンクロナス伝送が用いられるように定めれている。
【0003】
図20は、従来のIEEE1394インターフェース装置の一例のブロック図である。この例のインターフェース装置は、IC化された構成のものである。
【0004】
この例のインターフェース装置10は、IEEE1394バスに接続するための物理レイヤ回路11と、リンクコア回路12と、非同期送信FIFO((First In First Out)メモリ13と、非同期受信FIFOメモリ14と、コンフィギュレーションレジスタ15と、ホストバスインターフェース部16と、アイソクロナス送信FIFOメモリ17と、アイソクロナス送受信FIFOメモリ18と、暗号回路19と、アプリケーションインターフェース部20とを備える。
【0005】
リンクコア回路12は、送信器21と、受信器22と、サイクルタイマー23と、CRC(Cyclic Redanduncy Check)回路24と、サイクルモニタ回路25とを備える。
【0006】
ホストバスインターフェース部16は、電子機器に搭載されたときに、その電子機器内部のCPUをホストコンピュータとして接続されるようにするためのもので、ホストコンピュータは、このホストバスインターフェース部16を介して、非同期送信FIFOメモリ13、非同期受信FIFOメモリ14、コンフィギュレーションレジスタ15をアクセスして非同期通信を行なう。
【0007】
そして、インターフェース装置10は、アイソクロナス通信用として、アイソクロナス送信FIFOメモリ17と、アイソクロナス送受信FIFOメモリ18との2個のFIFOメモリを内蔵しており、2チャンネル同時送受信、アイソクロナス同時送受信が可能である。そして、暗号回路19の存在により、2つのFIFOメモリ17および18のそれぞれについて暗号化処理が可能である。
【0008】
そして、アプリケーションインターフェース部20は、MPEG(Moving Picture Experts Group)2トランスポートストリームや、IEC(International Electrotechnical Commission)958オーディオストリームなどをアイソクロナスパケットとして通信することができるための機能を持つ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、新たな拡張されたIEEE1394バス規格(1394a)においては、非同期のアシンクロナス伝送によってもビデオデータやオーディオデータが伝送可能とされる。これはアシンクロナスストリームと呼ばれる。
【0010】
上述したように、従来のインターフェース装置10においては、アシンクロナス通信においては、電子機器の内部のCPUがホストコンピュータとして働き、非同期送信FIFOメモリ13、非同期受信FIFOメモリ14、コンフィギュレーションレジスタ15をアクセスして非同期通信を行なうようにしている。
【0011】
このため、アシンクロナスストリームについても、同様にホストコンピュータのアクセスにより非同期通信を行なうようにすると、データサイズが大きい場合など、ホストコンピュータの負担が非常に重くなってしまう。
【0012】
また、アシンクロナスストリームを取り扱うIEEE1394インターフェース回路では、IEEE1394バスから取り込んだパケットデータを、上述のように、一旦、受信用バッファメモリに取り込み、その取り込んだパケットデータを別のメモリに転送した後、パケット分解して、内部信号処理系に転送すると共に、内部信号処理系からのデータを所定のメモリに取り込み、パケット化した後、送信用バッファメモリに転送し、その送信用バッファメモリからIEEE1394バスに送出するようにする必要がある。
【0013】
この場合に、IEEE1394バス規格では、例えば512バイト〜2048バイトのデータ量からなるパケット単位でデータ伝送するので、例えば、静止画のデータをアシンクロナスストリームとして伝送する場合には、通常は、複数個のパケットのデータとされて伝送されることとなる。
【0014】
そして、IEEE1394バス規格では、インターフェース装置10内では、データは、Quadlet(4バイト)単位で送受信する必要があるが、上述のようにメモリからメモリへのデータ転送に当って、どこからどこまでがパケットであるのかを指定する方法が従来は存在しない。そのため、メモリ間のデータ転送に有効な方法が要望される。
【0015】
この発明は、以上のような問題を解決できるデータ伝送方法および装置、また、通信インターフェース方法および装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明によるデータ転送方法は、
所定数のデータからなる単位データの複数個からなるパケットを、第1のメモリ手段から第2のメモリ手段に、前記単位データの所定数毎にDMA(Direct Memory Access)転送するデータ転送方法であって、
前記第1のメモリ手段から前記第2のメモリにDMA転送する最初の前記単位データが、パケットの先頭であるか否かを示す先頭情報と、前記第1のメモリ手段から前記第2のメモリにDMA転送する最後の前記単位データが、パケットの最後であるか否かを示す最後情報とを、前記DMA転送のための制御用レジスタに設定し、その制御用レジスタの設定に従って前記DMA転送を実行すると共に、前記先頭情報がパケットの先頭であると設定されているとき、および前記最後情報がパケットの最後であると設定されているとき、そのことを前記DMA転送の転送先で反映させる
ことを特徴とする。
【0017】
上述の構成の請求項1の発明によれば、メモリ間は、DMA転送により高速にデータ転送が行なわれると共に、そのDMA転送は所定データ数の単位データ毎に行われ、しかも、その単位データ毎のDMA転送のための制御用レジスタには、転送する最初の単位データがパケットの先頭であるか、また、転送する最後の単位データがパケットの最後尾であるかの指示情報が設定可能であるので、パケット単位のデータの取り扱いが容易となる。
【0018】
また、請求項2の発明は、請求項1において、
転送元の前記メモリ手段に格納されている前記パケットの先頭および/または最後を示す情報を付加して前記DMA転送するか否かを指示する付加転送指示情報を、前記制御用レジスタに設定する
ことを特徴とする。
【0019】
上述の構成の請求項2の発明によれば、転送元のメモリ手段に格納されているパケットの先頭および/または最後を示す情報を付加してDMA転送することができるので、DMA転送後のパケット単位の伝送がさらに可能になる。
【0020】
また、請求項4の発明によるデータ転送装置は、
所定数のデータからなる単位データの複数個からなるパケットを、第1のメモリ手段から第2のメモリ手段に、前記単位データの所定数毎にDMA(Direct Memory Access)転送するデータ転送装置であって、
前記DMA転送のための制御用レジスタと、
前記DMA転送の最初の前記単位データがパケットの先頭であるか否かを示す先頭情報と、最後の前記単位データがパケットの最後であるか否かを示す最後情報とを、前記制御用レジスタに設定する設定手段と、
前記制御用レジスタの設定に従って前記DMAを実行すると共に、前記先頭情報がパケットの先頭であると設定されているとき、また前記最後情報がパケットの最後であると設定されているとき、そのことを前記DMA転送の転送先で反映させる手段と、
を備えることを特徴とする。
【0021】
上述の構成の請求項4の発明によれば、メモリ間は、DMA転送により高速にデータ転送が行なわれると共に、そのDMA転送は所定データ数の単位データ毎に行われ、しかも、その単位データ毎のDMA転送のための制御用レジスタには、転送する最初の単位データがパケットの先頭であるか、また、転送する最後の単位データがパケットの最後尾であるかの指示情報が設定可能であるので、パケット単位のデータの取り扱いが容易となる。
【0022】
また、請求項5の発明は、請求項4において、
前記設定手段は、転送元の前記メモリ手段に格納されている前記パケットの先頭および/または最後を示す情報を付加して転送するか否かを指示する付加転送指示情報を、前記制御用レジスタに設定する
ことを特徴とする。
【0023】
上述の構成の請求項5の発明によれば、転送元のメモリ手段に格納されているパケットの先頭および/または最後を示す情報を付加してDMA転送することができるので、DMA転送後のパケット単位の伝送がさらに可能になる。
【0024】
また、請求項7の発明による通信インターフェース方法は、非同期通信により外部バスから取得したパケットを第1のメモリ手段に格納し、前記第1のメモリ手段に格納されたパケットを内部バスを通じて第2のメモリ手段に転送し、前記第2のメモリ手段に格納されたパケットを分解して得たデータを内部信号処理系に転送するようにすると共に、前記内部信号処理系からのデータをパケット化して前記第2のメモリ手段に格納し、前記第2のメモリ手段に格納したパケット化データを第3のメモリ手段に前記内部バスを通じて転送し、前記第3のメモリ手段から、前記外部バスに非同期で送り出すようにする通信インターフェース方法であって、前記第1のメモリ手段と前記第2のメモリ手段との間における転送、および前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段との間における転送は、DMA転送として、前記DMA転送は、所定数のデータからなる単位データの所定数毎に行なうものであって、前記第1のメモリ手段と前記第2のメモリ手段との間、あるいは前記第2のメモリと前記第3のメモリ手段との間におけるDMA転送の最初の前記単位データが、パケットの先頭であるか否かを示す先頭情報と、最後の前記単位データが、パケットの最後であるか否かを示す最後情報とを、前記DMA転送のための制御用レジスタに設定し、その制御用レジスタの設定に従って前記DMA転送を実行すると共に、前記先頭情報がパケットの先頭であると設定されているとき、および前記最後情報がパケットの最後であると設定されているとき、そのことを前記DMA転送の転送先で反映させることを特徴とする。
【0025】
この請求項7の発明によれば、非同期通信により外部バスを通じて送られてきたパケットは第1のメモリ手段に格納された後、DMA転送により内部バスを通じて第2のメモリに転送される。そして、第2のメモリ手段に格納されたデータがパケット分解された後、内部信号処理系に転送される。また、内部信号処理系からのデータはパケット化されて第2のメモリ手段に格納され、その第2のメモリ手段からDMA転送により第3のメモリ手段に内部バスを通じて転送される。そして、第3のメモリ手段から外部バスに非同期で送り出される。内部メモリ手段間のデータ転送は、DMA転送であるので、高速転送が可能であると共に、制御部の制御に関係なく、転送が可能となり、制御部の負担が軽くなる。
【0027】
また、メモリ間は、DMA転送により高速にデータ転送が行なわれると共に、そのDMA転送は所定データ数の単位データ毎に行われ、しかも、その単位データ毎のDMA転送のための制御用レジスタには、転送する最初の単位データがパケットの先頭であるか、また、転送する最後の単位データがパケットの最後尾であるかの指示情報が設定可能であるので、パケット単位のデータの取り扱いが容易となる。
【0028】
また、請求項の発明は、請求項において、転送元の前記メモリ手段に格納されている前記パケットの先頭および/または最後を示す情報を付加して前記DMA転送するか否かを指示する付加転送指示情報を、前記制御用レジスタに設定することを特徴とする。
【0029】
この請求項の発明によれば、転送元のメモリ手段に格納されているパケットの先頭および/または最後を示す情報を付加してDMA転送することができるので、DMA転送後のパケット単位の伝送がさらに可能になる。
【0030】
請求項の発明は、請求項〜請求項のいずれかにおいて、前記外部バスは、IEEE(The Institute of Electricaland Electronics Engineers,Inc.)1394バス規格のシリアルバスであることを特徴とする。
【0031】
この請求項の発明によれば、IEEE1394バスを外部バスとしたデータ転送であって、非同期のアシンクロナスストリームのデータ転送が良好に行われる。
【0032】
請求項12の発明による通信インターフェース装置は、内部バスと、前記内部バスと外部バスとの間に設けられ、非同期通信により外部バスから取得したパケットを格納するための第1のメモリ手段と、前記内部バスと内部信号処理系との間に設けられる第2のメモリ手段と、前記内部バスと、前記外部バスとの間に設けられ、非同期通信により前記外部バスにパケットを送出するための第3のメモリ手段と、前記第1のメモリ手段と前記第2のメモリ手段との間における転送、および前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段との間における転送を、DMA転送により実行するためのDMAコントローラと、前記DMA転送を制御するための制御情報が格納される制御用レジスタと、前記第2のメモリ手段に転送されたパケットを分解して、前記第2のメモリ手段に再格納すると共に、前記第2のメモリ手段に格納された前記内部信号処理系からのデータをパケット化して、前記第2のメモリ手段に再格納する手段とを備え、前記DMA転送は、所定数のデータからなる単位データの所定数毎に行なうものであって、前記制御用レジスタに、前記DMA転送の最初の前記単位データが、パケットの先頭であるか否かを示す先頭情報と、最後の前記単位データが、パケットの最後であるか否かを示す最後情報とを、設定する設定手段を備えると共に、前記DMAコントローラは、前記制御用レジスタの設定に従って前記DMA転送を実行すると共に、前記先頭情報がパケットの先頭であると設定されているとき、および前記最後情報がパケットの最後であると設定されているとき、そのことを前記DMA転送の転送先で反映させることを特徴とする。
【0033】
この請求項13の発明によれば、非同期通信により外部バスを通じて送られてきたパケットは第1のメモリ手段に格納された後、DMA転送により内部バスを通じて第2のメモリに転送される。そして、第2のメモリ手段に格納されたデータがパケット分解された後、内部信号処理系に転送される。また、内部信号処理系からのデータはパケット化されて第2のメモリ手段に格納され、その第2のメモリ手段からDMA転送により第3のメモリ手段に内部バスを通じて転送される。そして、第3のメモリ手段から外部バスに非同期で送り出される。
【0034】
したがって、通信インターフェース装置内におけるメモリ間のデータ転送は、DMAコントローラの制御に基づくDMA転送により行われるので、高速転送が可能であると共に、通信インターフェース装置内の制御部は、そのDMA転送の間は他のジョブを実行することができるなど、制御部の負担が軽くなる。
【0036】
また、メモリ間は、DMA転送により高速にデータ転送が行なわれると共に、そのDMA転送は所定データ数の単位データ毎に行われ、しかも、その単位データ毎のDMA転送のための制御用レジスタには、転送する最初の単位データがパケットの先頭であるか、また、転送する最後の単位データがパケットの最後尾であるかの指示情報が設定可能であるので、パケット単位のデータの取り扱いが容易となる。
【0037】
また、請求項13の発明は、請求項12において、前記設定手段は、転送元の前記メモリ手段に格納されている前記パケットの先頭および/または最後を示す情報を付加して前記DMA転送するか否かを指示する付加転送指示情報を、前記制御用レジスタに設定することを特徴とする。
【0038】
この請求項13の発明によれば、転送元のメモリ手段に格納されているパケットの先頭および/または最後を示す情報を付加してDMA転送することができるので、DMA転送後のパケット単位の伝送がさらに可能になる。
【0039】
請求項14の発明は、請求項12〜請求項13のいずれかにおいて、前記外部バスは、IEEE1394バス規格のシリアルバスであることを特徴とする。
【0040】
この請求項14の発明によれば、IEEE1394バスを外部バスとしたデータ転送であって、非同期のアシンクロナスストリームのデータ転送が良好に行われる。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を、図を参照しながら説明する。図1は、この発明による通信インターフェース装置の実施の形態のブロック図である。
【0042】
この図1の実施の形態は、映像機器などの電子機器の内部に搭載されるIEEE1394インターフェース装置100の場合の構成例であって、IC化回路として構成された場合の例である。
【0043】
この実施の形態のIEEE1394インターフェース装置100は、外部バスであるIEEE1394規格のシリアルバス(以下、単にIEEE1394バスという)200と、電子機器の内部信号処理系300および電子機器の内部のホストコンピュータのバス(ホストバス)400との間におけるインターフェース処理を行なうものである。なお、この図1の構成例は、主として非同期通信としてのアシンクロナス通信の部分を主として示している。
【0044】
図1において、IEEE1394インターフェース装置100は、物理レイヤ回路およびリンクコア回路を含む外部バスインターフェース部101によりIEEE1394バス200に接続されている。
【0045】
また、インターフェース装置100は、内部バス102と103とを備えている。これら内部バス102と103とは、コンフィギュレーションレジスタ124を介して接続されている。このコンフィギュレーションレジスタ124には、後述するDMA制御用レジスタや、その他のレジスタを含む。
【0046】
外部インターフェース部101と、内部バス102との間には、非同期送信バッファメモリ111と、非同期受信バッファメモリ112とが接続される。また、内部バス102には、ストリームペイロードメモリ113と、ストリームパケットメモリ114とが接続される。これらのメモリ111〜114は、この例では、全てFIFO(First In First Out)メモリで構成されている。なお、以下の説明においては、非同期送信バッファ111はMTF、非同期受信バッファ112はMRF、ストリームペイロードメモリ113はペイロードFIFO、ストリームパケットメモリ114はパケットFIFOと称することとする。
【0047】
これらのFIFOメモリ111〜114間のデータ転送は、後述するようにDMA転送とされるもので、そのためのDMAコントローラ115が内部バス102に接続されて設けられている。
【0048】
パケットFIFO114は、ヘッダ付加/分離部116に接続されており、パケットFIFO114に取り込まれたパケットからヘッダを分離し、また、パケットFIFOに取り込まれたデータにヘッダを付加するようにされる。ヘッダ付加/分離部116は、レジスタ124に接続されている。
【0049】
内部バス103には、CPU121と、プログラムROM122と、ワークRAM123が、コンフィギュレーションレジスタ124と共に接続されている。内部バス103と、電子機器の内部のホストバス400との間には、ホストバスインターフェース部104が接続されている。
【0050】
さらに、ペイロードFIFO113と、内部信号処理系300との間には、システムインターフェース部105が接続されている。これは、従来のアプリケーションインターフェース部に対応するものである。なお、この例の場合には、内部信号処理系300には、システムインターフェース部105を通じてアイソクロナス通信によって伝送されてくるビデオデータやオーディオデータなどが送られる場合もある。また、内部信号処理系300からアイソクロナス通信を行なうデータもシステムインターフェース部105を通じて送られてくる。
【0051】
このため、図1の例においては、このアイソクロナス通信のためのバッファとしてのアイソクロナス送受信FIFOメモリ130が設けられている。そして、システムインターフェース部105に対して、アイソクロナス通信のときには、アイソクロナスFIFO130側に、アシンクロナス通信の時には、ペイロードFIFO113側に、それぞれ切り換え接続されるようにするスイッチ回路140が設けられている。なお、アイソクロナス送受信FIFOメモリ130は、図の例では1個として示したが、実際的には、従来例と同様に2個のFIFOメモリが設けられているものである。
【0052】
コンフィギュレーションレジスタ124は、MTF書き込み用レジスタと、DMA制御用レジスタを含む。
【0053】
MTF書き込み用レジスタは、CPU121からMTF111に転送データを書き込む際に用いるレジスタであって、パケット先頭レジスタと、パケット最後レジスタと、パケット中間レジスタとの3個のレジスタからなる。パケット先頭レジスタに書き込まれたデータは、パケットの先頭として扱われ、パケット最後レジスタに書き込まれたデータは、パケットの最後として扱われ、また、パケット中間レジスタに書き込まれたデータは、パケットの中間のデータとして扱われる。
【0054】
DMA制御用レジスタは、DMAコントローラ115がDMA転送を実行する際に参照するレジスタであって、CPU121によって、そのレジスタに制御データが書き込まれて設定される。
【0055】
この実施の形態の場合、DMA転送は、ペイロードFIFO113を中心として考え、このペイロードFIFO113からの送信、このペイロードFIFOへの受信のDMA転送を想定することにより、必要な全てのDMA転送を定義するようにしている。
【0056】
すなわち、この実施の形態で行われる全てのDMA転送を図示すると、図2に示すようなものとなり、ペイロードFIFO113からの送信のDMA転送として、MTF111へのDMA転送(図2のDMA▲1▼)と、パケットFIFO114へのDMA転送(図2のDMA▲2▼)との2つを考え、また、ペイロードFIFO113の受信のDMA転送として、MRF112からのDMA転送(図2のDMA▲3▼)と、パケットFIFO114からのDMA転送(図2のDMA▲4▼)との2つを考えれば、全てのDMA転送が含まれることになる。
【0057】
このような観点から、この実施の形態では、DMA制御用レジスタは、ペイロードFIFO113についての送信用制御レジスタおよび受信用制御レジスタと、送信用DMA転送データ数レジスタおよび受信用DMA転送データ数レジスタとを含むものとされている。
【0058】
ペイロードFIFO113の送信用制御レジスタおよび受信用制御レジスタの制御データの内容の例を図3に示す。また、送信用DMA転送データ数レジスタおよび受信用DMA転送データ数レジスタの内容の例を図4に示す。
【0059】
図4(A)は、送信用DMA転送データ数レジスタに設定される制御データを示すものであって、DMA_NoTxは、ペイロードFIFO113からDMA転送される単位データ(Quadletデータ)の数を示している。また、図4(B)は、受信用DMA転送データ数レジスタに設定される制御データを示すものであって、DMA_NoRxは、DMA転送される単位データ(Quadletデータ)の数を示している。
【0060】
図3(A)は、CPU121によって送信用制御レジスタに設定される制御データを示すものである。この制御データは、16ビットからなるもので、そのうち、最初の1ビット「SelectTx」は、前記2つの送信のDMA転送のいずれのDMA転送であるかを設定するビットで、
SelectTx=“1”のとき、
ペイロードFIFO113→パケットFIFO114
の方向のDMA転送を行なうことを指示し、
SelectTx=“0”のとき、
ペイロードFIFO113→MTF111
の方向のDMA転送を行なうことを指示するものである。
【0061】
次の1ビット「DMA_StartTx」は、このビットに“1”が書き込まれることで、ペイロードFIFO113→パケットFIFO114/MRF112間で、前述したDMA_NoTxで指定される数のQuadletデータのDMA転送が開始される。このビット「DMA_StartTx」は、転送終了時にはクリアされて“0”とされ、また、転送処理中にこのビットに“0”を書き込むことで、転送処理を即時中止することができる。
【0062】
また、「TxFIFONo」の2ビットは、ペイロードFIFO113からDMA転送を行なう転送先のMTF111を指定する。すなわち、MTF111は、複数個のFIFOメモリからなるので、その複数個のFIFOメモリのうちのどのFIFOメモリに転送するかを指定する。このビット「TxFIFONo」は、「SelectTx」=“0”のときにのみ有効である。
【0063】
その次の1ビット「TxDCTop」は、これが“1”であるときに、DMA転送の最初の単位データ(Quadletデータ)がパケットの先頭であることを示す。なお、このビット「TxDCTop」が“1”であるときには、DMA転送先でも、DMA転送の最初の単位データ(Quadletデータ)がパケットの先頭であることを反映する。
【0064】
次の1ビット「TxDCEnd」は、これが“1”であるときに、DMA転送の最後の単位データ(Quadletデータ)がパケットの最後であることを示す。なお、このビット「TxDCEnd」が“1”であるときには、DMA転送先でも、DMA転送の最後の単位データ(Quadletデータ)がパケットの最後であることを反映する。
【0065】
その次の1ビット「TxCopyDC」は、これが“1”であるときに、送信元のDC情報(Top(先頭)、End(最後))を転送先に送ることを指示する。
【0066】
最後の1ビット「InDMATx」は、これが“1”であるときに、DMA転送処理中であることを示す。このビット「InDMATx」は、DMA転送の開始でセットされ、DMA転送の終了(中止を含む)でクリアされる。
【0067】
図3(B)は、CPU121によって受信用制御レジスタに設定される制御データを示すものである。この制御データも、16ビットからなるもので、そのうち、最初の1ビット「SelectRx」は、前記2つの受信のDMA転送のいずれのDMA転送であるかを設定するビットで、
SelectRx=“1”のとき、
パケットFIFO114→ペイロードFIFO113
の方向のDMA転送を行なうことを指示し、
SelectRx=“0”のとき、
MRF112→ペイロードFIFO113
の方向のDMA転送を行なうことを指示するものである。
【0068】
次の1ビット「DMA_StartRx」は、このビットに“1”が書き込まれることで、パケットFIFO114/MRF112→ペイロードFIFO113間で、前述したDMA_NoRxで指定される数のQuadletデータのDMA転送が開始される。このビット「DMA_StartRx」は、転送終了時にはクリアされて“0”とされ、また、転送処理中にこのビットに“0”を書き込むことで、転送処理を即時中止することができる。
【0069】
「RxDCTop」のビットは、これが“1”であるときに、DMA転送の最初の単位データ(Quadletデータ)がパケットの先頭であることを示す。なお、このビット「RxDCTop」が“1”であるときには、DMA転送先でも、DMA転送の最初の単位データ(Quadletデータ)がパケットの先頭であることを反映する。
【0070】
次の1ビット「RxDCEnd」は、これが“1”であるときに、DMA転送の最後の単位データ(Quadletデータ)がパケットの最後であることを示す。なお、このビット「RxDCEnd」が“1”であるときには、DMA転送先でも、DMA転送の最後の単位データ(Quadletデータ)がパケットの最後であることを反映する。
【0071】
その次の1ビット「RxCopyDC」は、これが“1”であるときに、送信元にあるパケットの先頭および最後を示す情報(これを以下DC情報という)を転送先に送ることを指示していることを示す。
【0072】
最後の1ビット「InDMARx」は、これが“1”であるときに、DMA転送処理中であることを示す。このビット「InDMARx」は、DMA転送の開始でセットされ、DMA転送の終了(中止を含む)でクリアされる。
【0073】
図5に、FIFOメモリ111、112、113、114の格納データの構造について示す。すなわち、各FIFOメモリ111〜114には、Quadletデータ単位でデータが格納されるが、各Quadletデータ単位毎に、パケットの先頭または最後を示す情報DC_TopまたはDC_EndからなるDC情報が付加されている。前述したDMA転送に際してのパケットの先頭または最後の反映は、このDC情報の書き込みである。
【0074】
以上のような構成のIEEE1394インターフェース装置の動作について、以下に説明する。
【0075】
まず、アイソクロナス通信を行なうときには、スイッチ回路140がアイソクロナスFIFOメモリ130側に切り換えられる。そして、IEEE1394バス200から受信したアイソクロナスパケットが、外部インターフェース部101を通じて取り込まれ、アイソクロナスFIFOメモリ130に格納され、パケット分解される。そして、アイソクロナスFIFOメモリ130から読み出されたデータは、スイッチ回路140およびシステムインターフェース部105を通じて内部信号処理系300に転送される。
【0076】
また、内部信号処理系300からのデータは、システムインターフェース部105およびスイッチ回路140を通じてアイソクロナスFIFOメモリ130に転送されて格納される。そして、このアイソクロナスFIFOメモリ130のデータがアイソクロナスパケットとされ、外部インターフェース部101を通じてIEEE1394バス200に送出される。
【0077】
次に、非同期通信(アシンクロナス通信)について説明する。この実施の形態においては、非同期通信を行なう場合であって、データが例えば静止画データなどのように、データサイズが大きいものの場合には、アシンクロナスストリームのデータ通信を行なう。その他の制御データやステートデータの通信の場合には、従来と同様の非同期通信を行なう。
【0078】
IEEE1394インターフェース装置100から送信するデータをアシンクロナスストリームとするか、その他の非同期通信によるものとするかは、例えば、ホストバス400を通じてホストコンピュータから指示され、CPU121が制御する。この場合、ホストコンピュータは、非同期通信により送信しようとするデータのデータサイズを判別し、データサイズが大きい場合には、アシンクロナスストリームによる通信を行なうように指示する。
【0079】
なお、例えば静止画データ、オーディオデータなどというように、アシンクロナスストリームによる通信を行なうデータの種類を、予め定めておき、アシンクロナス通信により送信しようとする際に、ホストコンピュータが、データの種類を判別し、その判別結果に基づいてアシンクロナスストリームによる通信を行なうかどうかを指示するようにしても良い。
【0080】
受信したデータがアシンクロナスストリームのものか、それ以外かは、パケットヘッダにより判別することができる。
【0081】
そして、IEEE1394インターフェース装置100において、アシンクロナスストリームのデータを取り扱うときには、つまり、データサイズが大きい場合や予め定められた種類のデータの場合には、FIFOメモリ111〜114間では、DMA転送を行なうようにする。
【0082】
このIEEE1394インターフェース装置100における非同期通信によりアシンクロナスストリームのデータ送受の流れの概要を、説明する。
【0083】
この実施の形態のインターフェース装置100においては、アシンクロナスストリームにおいては、MPEG(Moving Picture Experts Group)2方式やDV(Digital Video)方式により圧縮された動画ビデオ信号や、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式により圧縮された静止画ビデオ信号が、所定の大きさのパケット単位で伝送されるものとしている。
【0084】
前述した図2は、この場合のデータの流れを説明するための図でもある。まず、IEEE1394バス200からのデータを受信する場合の流れについて説明する。なお、IEEE1394インターフェース装置100は、電子機器500内に設けられ、内部信号処理系300、ホストバス400およびホストコンピュータは、この電子機器500の内部に設けられるものである。
【0085】
IEEE1394バス200を通じて送られてきたアシンクロナスストリームは、外部インターフェース部101を通じてMRF112に格納される。このMRF112に格納されたパケットデータは、DMAコントローラ115の制御に基づき、ペイロードFIFO113にDMA転送される。このときのDMA転送は、4バイト単位、つまりQuadletデータ単位で行なわれる。後述する他のDMA転送においても、全てQuadletデータ単位で行なわれるものである。
【0086】
次に、ペイロードFIFO113に格納されたパケットデータは、DMAコントローラ115の制御に基づき、パケットFIFO114にDMA転送される。パケットFIFO114に格納されたデータについては、ヘッダ付加/分離部116でパケットヘッダが分離され、それがレジスタ124を通じてCPU121により解釈されるようにされている。
【0087】
そして、パケット分解されたデータは、パケットFIFO114からペイロードFIFO113にDMA転送される。そして、ペイロードFIFO113からスイッチ回路140およびシステムインターフェース部105を通じて内部信号処理系300に転送される。
【0088】
FIFOメモリ111〜114間のDMA転送は、1パケットで終了させる必要はなく、複数個のパケットをまとめて1単位としてDMA転送することもできるし、1パケットを分割したものの単位でDMA転送することもできる。
【0089】
DMA転送時におけるDMAコントローラ115の制御動作を、以下に、図6〜図11を参照しながら説明する。図6〜図8は、ペイロードFIFO113からの送信の場合のDMA転送のためのDMAコントローラ115の制御動作のフローチャートである。また、図9〜図11は、ペイロードFIFO113が受信側となる場合のDMA転送のためのDMAコントローラ115の制御動作のフローチャートである。
【0090】
まず、図6〜図8の送信の場合について説明する。DMAコントローラ115は、送信用の制御用レジスタの「DMA_startTx」のビットを参照する(ステップS101)。そして、ビット「DMA_startTx」が“1”になったことを確認すると、ペイロードFIFO113から送信する方向のDMA転送を行なうものと認識して、送信用DMA転送データレジスタの「DMA_NoTx」を参照し、DMA転送するQuadletデータ数を確認する(ステップS102)。
【0091】
次に、送信用の制御用レジスタの「SelectTx」のビットを参照し(ステップS103)、ビット「SelectTx」が“0”であれば、「TxFIFONo」を参照して、送信先のMTF111のFIFOを確認し(ステップS104)、ペイロードFIFO113からMTF111に向けたDMA転送を開始するようにする(ステップS105)。
【0092】
一方、ビット「SelectTx」が“1”であれば、ペイロードFIFO113からパケットFIFO114に向けたDMA転送を開始するようにする(ステップS106)。
【0093】
そして、ステップS105およびステップS106の後には、送信用の制御用レジスタの「TxCopyDC」のビットを参照し(ステップS107)、このビット「TxCopyDC」が“1”であれば、転送元のDC情報をQuadletデータと共に、転送先に転送することを意味すると認識して、図7に示す処理を行い、ビット「TxCopyDC」が“0”であれば、転送元のDC情報は転送先に転送しないことを意味すると認識して、図8に示す処理を行う。
【0094】
ビット「TxCopyDC」が“1”であったときには、図7に示すように、送信用の制御用レジスタの「TxDCTop」のビットを参照し(ステップS111)、このビット「TxDCTop」が“1”であれば、DMA転送の最初のQuadletデータをパケットの先頭と認識して転送し、そのことを転送先にも反映させる(ステップS112)。ビット「TxDCTop」が“0”であれば、DMA転送の最初のQuadletデータを、DC情報と共にDMA転送する(ステップS113)。
【0095】
また、ステップS112およびステップS113の後には、ステップS114に進み、DMA転送しようとするデータが最後のQuadletデータであるかどうか判別し、最後でなければ、ステップS113に戻り、そのQuadletデータを、DC情報と共にDMA転送する。
【0096】
ステップS114でDMA転送しようとするデータが最後のQuadletデータであると判別したときには、送信用の制御用レジスタの「TxDCEnd」のビットを参照し(ステップS115)、このビット「TxDCEnd」が“1”であれば、DMA転送の最後のQuadletデータをパケットの最後と認識して転送し、そのことを転送先にも反映させる(ステップS116)。ビット「TxDCEnd」が“0”であれば、DMA転送の最後のQuadletデータを、DC情報と共にDMA転送する(ステップS117)。こうして、送信用DMA転送データレジスタの「DMA_NoTx」で示される、Quadletデータ数のDMA転送が終了したら、処理を終了する。
【0097】
ビット「TxCopyDC」が“0”であったときには、図8に示すように、送信用の制御用レジスタの「TxDCTop」のビットを参照し(ステップS121)、このビット「TxDCTop」が“1”であれば、DMA転送の最初のQuadletデータをパケットの先頭と認識して転送し、そのことを転送先にも反映させる(ステップS122)。ビット「TxDCTop」が“0”であれば、DMA転送の最初のQuadletデータをDMA転送する(ステップS113)。このとき、転送元のDC情報は転送しない。
【0098】
また、ステップS122およびステップS123の後には、ステップS124に進み、DMA転送しようとするデータが最後のQuadletデータであるかどうか判別し、最後でなければ、ステップS123に戻り、そのQuadletデータをDMA転送する。
【0099】
ステップS124でDMA転送しようとするデータが最後のQuadletデータであると判別したときには、送信用の制御用レジスタの「TxDCEnd」のビットを参照し(ステップS125)、このビット「TxDCEnd」が“1”であれば、DMA転送の最後のQuadletデータをパケットの最後と認識して転送し、そのことを転送先にも反映させる(ステップS126)。ビット「TxDCEnd」が“0”であれば、DMA転送の最後のQuadletデータをDMA転送する(ステップS127)。このとき、転送元のDC情報は転送しない。
【0100】
こうして、送信用DMA転送データレジスタの「DMA_NoTx」で示される、Quadletデータ数のDMA転送が終了したら、処理を終了する。
【0101】
次に、図9〜図11の受信の場合について説明する。DMAコントローラ115は、受信用の制御用レジスタの「DMA_startRx」のビットを参照する(ステップS131)。そして、ビット「DMA_startRx」が“1”になったことを確認すると、ペイロードFIFO113が受信する方向のDMAを行なうものと認識して、受信用DMA転送データレジスタの「DMA_NoRx」を参照し、DMA転送するQuadletデータ数を確認する(ステップS132)。
【0102】
次に、受信用の制御用レジスタの「SelectRx」のビットを参照し(ステップS133)、ビット「SelectRx」が“0”であれば、MRF112からペイロードFIFO113に向けたDMA転送を開始するようにする(ステップS134)。
【0103】
一方、ビット「SelectRx」が“1”であれば、パケットFIFO114からペイロードFIFO113に向けたDMA転送を開始するようにする(ステップS135)。
【0104】
そして、ステップS134およびステップS135の後には、受信用の制御用レジスタの「RxCopyDC」のビットを参照し(ステップS136)、このビット「RxCopyDC」が“1”であれば、転送元のDC情報をQuadletデータと共に、転送先に転送することを意味すると認識して、図10に示す処理を行い、ビット「RxCopyDC」が“0”であれば、転送元のDC情報は転送先に転送しないことを意味すると認識して、図11に示す処理を行う。
【0105】
ビット「RxCopyDC」が“1”であったときには、図10に示すように、受信用の制御用レジスタの「RxDCTop」のビットを参照し(ステップS141)、このビット「RxDCTop」が“1”であれば、DMA転送の最初のQuadletデータをパケットの先頭と認識して転送し、そのことを転送先にも反映させる(ステップS142)。ビット「RxDCTop」が“0”であれば、DMA転送の最初のQuadletデータを、DC情報と共にDMA転送する(ステップS143)。
【0106】
また、ステップS142およびステップS143の後には、ステップS144に進み、DMA転送しようとするデータが最後のQuadletデータであるかどうか判別し、最後でなければ、ステップS143に戻り、そのQuadletデータを、DC情報と共にDMA転送する。
【0107】
ステップS144でDMA転送しようとするデータが最後のQuadletデータであると判別したときには、受信用の制御用レジスタの「RxDCEnd」のビットを参照し(ステップS145)、このビット「RxDCEnd」が“1”であれば、DMA転送の最後のQuadletデータをパケットの最後と認識して転送し、そのことを転送先にも反映させる(ステップS146)。ビット「RxDCEnd」が“0”であれば、DMA転送の最後のQuadletデータを、DC情報と共にDMA転送する(ステップS147)。こうして、受信用DMA転送データレジスタの「DMA_NoRx」で示される、Quadletデータ数のDMA転送が終了したら、処理を終了する。
【0108】
DMA転送制御用レジスタのビット「RxCopyDC」が“0”であったときには、図11に示すように、受信用の制御用レジスタの「RxDCTop」のビットを参照し(ステップS151)、このビット「RxDCTop」が“1”であれば、DMA転送の最初のQuadletデータをパケットの先頭と認識して転送し、そのことを転送先にも反映させる(ステップS152)。ビット「RxDCTop」が“0”であれば、DMA転送の最初のQuadletデータをDMA転送する(ステップS143)。このとき、転送元のDC情報は転送しない。
【0109】
また、ステップS152およびステップS153の後には、ステップS154に進み、DMA転送しようとするデータが最後のQuadletデータであるかどうか判別し、最後でなければ、ステップS153に戻り、そのQuadletデータをDMA転送する。
【0110】
ステップS154でDMA転送しようとするデータが最後のQuadletデータであると判別したときには、受信用の制御用レジスタの「RxDCEnd」のビットを参照し(ステップS155)、このビット「RxDCEnd」が“1”であれば、DMA転送の最後のQuadletデータをパケットの最後と認識して転送し、そのことを転送先にも反映させる(ステップS156)。ビット「RxDCEnd」が“0”であれば、DMA転送の最後のQuadletデータをDMA転送する(ステップS157)。このとき、転送元のDC情報は転送しない。
【0111】
こうして、受信用DMA転送データレジスタの「DMA_NoRx」で示される、Quadletデータ数のDMA転送が終了したら、処理を終了する。
【0112】
以上説明したようなDMA制御用レジスタの設定情報を用いてDMA転送を行なうようにしたことにより、外部バスとしてのIEEE1394バス200と、IEEE1394インターフェース装置100の内部バス102、103との間でパケットのやり取りを行なう際の処理時間の短縮および制御用のCPU121、延いては電子機器500のホストコンピュータの負荷の軽減を実現することができる。
【0113】
そして、その際に、制御用レジスタの「TxDCTop」、「TxDCEnd」、「RxDCTop」、「RxDCEnd」、「TxCopyDC」、「RxCopyDC」の情報を用いることにより、
▲1▼元の一つのパケットをそのまま一つのパケットとして、
▲2▼元の一つのパケットを複数個のパケットとして
▲3▼複数個のパケットを複数個のパケットとして、
▲4▼元の複数個のパケットをそのまま複数個のパケットとして、
▲5▼複数個のパケットを1個のパケットとして、
DMA伝送することができる。
【0114】
次に、以上説明したDMA転送を用いると共に、前述したMTF書き込み用レジスタの3個のレジスタへのCPU121による書き込みデータ転送との組み合わせによるデータの転送(IEEE1394バス200への送出の場合)のいくつかの方法について、図12〜図17を参照しながら説明する。
【0115】
なお、図12〜図17において、「MTFWrite1」「MTFWrite2」「MTFWrite3」は、前述したMTF書き込み用レジスタで、レジスタ「MTFWrite1」はパケット先頭レジスタ、レジスタ「MTFWrite2」はパケット中間レジスタ、「MTFWrite3」はパケット最後レジスタである。
【0116】
図12に示す非同期データの転送方法は、上述したDMA転送を用いずに、MTF書き込み用レジスタのみを用いてパケットを転送する場合の例である。すなわち、この例の場合には、CPU121は、まずパケットの先頭のQuadletデータを、MTF書き込み用レジスタの「MTFWrite1」に書き込む。すると、MTF111には、それがパケットの先頭として転送される。
【0117】
次に、パケットの2番目以降のQuadletデータを、MTF書き込み用レジスタの「MTFWrite2」に順次に書き込み、転送を行なう。つまり、1つのQuadletデータを「MTFWrite2」に書き込み、MTF111に転送したら、次のQuadletデータを「MTFWrite2」に書き込み、MTF111に転送するというようにして、パケットの中間のQuadletデータを順次にMTF111に転送する。
【0118】
そして、パケットの最後のQuadletデータは、MTF書き込み用レジスタの「MTFWrite3」に書き込む。すると、MTF111には、それがパケットの最後として転送される。パケットの最後のQuadletデータのMTF111への転送が終了すると、MTF111からデータが外部インターフェース部101を通じてIEEE1394バス200に送出される。
【0119】
次に、DMA転送のみによってペイロードFIFO113からMTF111に転送する場合を図13を参照して説明する。この例の場合には、CPU121により、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「SelectTx」は“0”に設定され、また、「TxDCTop」および「TxDCEnd」の各ビットは、共に“1”に設定される。さらに、CPU121により、DMA転送するQuadletデータの数が、DMA転送データ数レジスタの送信用レジスタに、「DMA_NoTx」として設定される。
【0120】
そして、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「DMA_startTx」が“1”にされると、DMAコントローラ115によりペイロードFIFO113からMTF111へのDMA転送が上述したようにQuadletデータ単位で実行される。このとき、DMA転送の最初のQuadletデータがパケットの先頭として転送され、転送先であるMTF111にも、それが反映される。
【0121】
そして、「DMA_NoTx」で示される数のQuadletデータの最後のQuadletデータが転送されると、それがパケットの最後のデータであるとされ、転送先であるMTF111にも、それが反映される。そして、この最後のデータの転送が終了すると、MTF111からデータが外部インターフェース部101を通じてIEEE1394バス200に送出される。
【0122】
次に、図14に示す非同期データの転送方法は、パケットヘッダはMTF書き込み用レジスタ「MTFWrite1」および「MTFWrite2」を用いてMTF111に転送し、パケットのペイロードデータ(データフィールド、以下同じ)は、ペイロードFIFO113からMTF111にDMA転送する方法である。そして、この図14の方法では、DMA転送の最後のQuadletデータをパケットの最後として転送するようにする。
【0123】
この例の場合には、CPU121は、まず、パケットの先頭(パケットヘッダの先頭)のQuadletデータを、MTF書き込み用レジスタの「MTFWrite1」に書き込む。すると、MTF111には、それがパケットの先頭として転送される。次に、パケットヘッダの2番目以降のQuadletデータを、MTF書き込み用レジスタの「MTFWrite2」に順次に書き込み、パケットヘッダのMTF111への転送を行なう。
【0124】
また、CPU121により、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「SelectTx」は“0”に設定され、また、「TxDCTop」のビットは“0”とされ、また、「TxDCEnd」のビットは“1”に設定される。さらに、CPU121により、DMA転送するQuadletデータの数が、DMA転送データ数レジスタの送信用レジスタに、「DMA_NoTx」として設定される。この設定は、パケットヘッダの転送の前でも後でもよい。
【0125】
そして、前述したパケットヘッダの転送が終了した後、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「DMA_startTx」が“1”にされる。すると、DMAコントローラ115により、ペイロードFIFO113からのDMA転送が上述したようにQuadletデータ単位で実行される。このとき、「TxDCTop」=“0”であるので、DMA転送の最初のQuadletデータはパケットの先頭とは扱われない。
【0126】
そして、「DMA_NoTx」で示される数のQuadletデータの最後のQuadletデータが転送されると、「TxDCEnd」=“1”であるので、それがパケットの最後のデータであるとされ、転送先であるMTF111にも、それが反映される。そして、この最後のデータの転送が終了すると、MTF111からデータが外部インターフェース部101を通じてIEEE1394バス200に送出される。
【0127】
次に、図15に示す非同期データの転送方法においては、パケットヘッダはMTF書き込み用レジスタ「MTFWrite1」および「MTFWrite2」を用いてMTF111に転送し、パケットのペイロードデータは、ペイロードFIFO113からMTF111にDMA転送する。そして、パケットの最後のQuadletデータは、MTF書き込み用レジスタ「MTFWrite3」を用いて転送する方法である。
【0128】
この例の場合には、CPU121は、まず、パケットの先頭(パケットヘッダの先頭)のQuadletデータを、MTF書き込み用レジスタの「MTFWrite1」に書き込む。すると、MTF111には、それがパケットの先頭として転送される。次に、パケットヘッダの2番目以降のQuadletデータを、MTF書き込み用レジスタの「MTFWrite2」に順次に書き込み、パケットヘッダのMTF111への転送を行なう。
【0129】
また、CPU121により、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「SelectTx」は“0”に設定され、また、「TxDCTop」および「TxDCEnd」のビットは、それぞれ“0”に設定される。さらに、CPU121により、DMA転送するQuadletデータの数が、DMA転送データ数レジスタの送信用レジスタに、「DMA_NoTx」として設定される。以上の設定は、パケットヘッダの転送の前でも後でもよい。
【0130】
そして、前記パケットヘッダの転送が終了した後、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「DMA_startTx」が“1”にされる。すると、DMAコントローラ115により、ペイロードFIFO113からのDMA転送が上述したようにQuadletデータ単位で実行される。このとき、DMA転送の最初および最後のQuadletデータは、パケットの先頭および最後とは扱われない。
【0131】
そして、「DMA_NoTx」で示される数のQuadletデータの最後のQuadletデータが転送された後、CPU121により、MTF書き込み用レジスタ「MTFWrite3」にパケットの最後のQuadletデータが書き込まれ、MTF111に転送される。そして、この最後のデータの転送が終了すると、MTF111からデータが外部インターフェース部101を通じてIEEE1394バス200に送出される。
【0132】
次に、図16に示す非同期データの転送方法は、パケットヘッダはMTF書き込み用レジスタ「MTFWrite1」および「MTFWrite2」を用いてMTF111に転送し、パケットのペイロードデータは、ペイロードFIFO113からMTF111に、複数回(図16の例では3回)のDMA転送によって転送する方法である。そして、複数回のDMA転送の最後のQuadletデータをパケットの最後として転送するようにする。
【0133】
この例の場合には、CPU121は、まず、パケットの先頭(パケットヘッダの先頭)のQuadletデータを、MTF書き込み用レジスタの「MTFWrite1」に書き込む。すると、MTF111には、それがパケットの先頭として転送される。次に、パケットヘッダの2番目以降のQuadletデータを、MTF書き込み用レジスタの「MTFWrite2」に順次に書き込み、パケットヘッダの転送を行なう。
【0134】
そして、CPU121により、第1回目のDMA転送のために、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「SelectTx」は“0”に設定され、また、「TxDCTop」および「TxDCEnd」のビットは、それぞれ“0”に設定される。さらに、CPU121により、第1回目にDMA転送するQuadletデータの数が、DMA転送データ数レジスタの送信用レジスタに、「DMA_NoTx」として設定される。この第1回目のDMA転送のための設定は、パケットヘッダの転送の前でも後でもよい。
【0135】
そして、前記パケットヘッダの転送が終了した後、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「DMA_startTx」が“1”にされる。すると、DMAコントローラ115により、ペイロードFIFO113からのDMA転送が上述したようにQuadletデータ単位で実行される。このとき、「TxDCTop」=“0”、「TxDCEnd」=“0”であるので、DMA転送の最初および最後のQuadletデータは、パケットの先頭および最後とは扱われない。
【0136】
そして、「DMA_NoTx」で示される数のQuadletデータの最後のQuadletデータが転送された後、第2回目のDMA転送のために、CPU121により、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「SelectTx」は“0”に設定され、また、「TxDCTop」および「TxDCEnd」のビットは、それぞれ“0”に設定される(第1回目の設定と同じであるので、この設定は不要としてもよい)。さらに、CPU121により、第2回目にDMA転送するQuadletデータの数が、DMA転送データ数レジスタの送信用レジスタに、「DMA_NoTx」として設定される。
【0137】
そして、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「DMA_startTx」が“1”にされる。すると、DMAコントローラ115により、ペイロードFIFO113からの第2回目のDMA転送が上述したようにQuadletデータ単位で実行される。このときも、DMA転送の最初および最後のQuadletデータは、パケットの先頭および最後とは扱われない。
【0138】
そして、「DMA_NoTx」で示される数のQuadletデータの最後のQuadletデータが転送された後、第3回目のDMA転送のために、CPU121により、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「SelectTx」は“0”に設定され、また、「TxDCTop」のビットは“0”および「TxDCEnd」のビットは“1”に設定される(第2回目の設定とは「TxDCEnd」のビットのみが異なるので、この「TxDCEnd」のビットのみを設定するようにしててもよい)。さらに、CPU121により、第3回目にDMA転送するQuadletデータの数が、DMA転送データ数レジスタの送信用レジスタに、「DMA_NoTx」として設定される。
【0139】
そして、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「DMA_startTx」が“1”にされる。すると、DMAコントローラ115により、ペイロードFIFO113からの第2回目のDMA転送が上述したようにQuadletデータ単位で実行される。
【0140】
そして、「DMA_NoTx」で示される数のQuadletデータの最後のQuadletデータが転送されると、「TxDCEnd」=“1”であるので、それがパケットの最後のデータであるとされ、転送先であるMTF111にも、それが反映される。そして、この最後のデータの転送が終了すると、MTF111からデータが外部インターフェース部101を通じてIEEE1394バス200に送出される。
【0141】
次に、図17に示す非同期データの転送方法は、パケットヘッダをMTF書き込み用レジスタ「MTFWrite1」および「MTFWrite2」を用いてMTF111に転送し、パケットのペイロードデータは、ペイロードFIFO113からMTF111に、複数回(図16の例では3回)のDMA転送によって転送する。そして、パケットの最後のQuadletデータは、MTF書き込み用レジスタ「MTFWrite3」を用いて転送する。
【0142】
この例の場合には、CPU121は、まず、パケットの先頭(パケットヘッダの先頭)のQuadletデータを、MTF書き込み用レジスタの「MTFWrite1」に書き込む。すると、MTF111には、それがパケットの先頭として転送される。次に、パケットヘッダの2番目以降のQuadletデータを、MTF書き込み用レジスタの「MTFWrite2」に順次に書き込み、パケットヘッダの転送を行なう。
【0143】
そして、CPU121により、第1回目のDMA転送のために、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「SelectTx」は“0”に設定され、また、「TxDCTop」および「TxDCEnd」のビットは、それぞれ“0”に設定される。さらに、CPU121により、第1回目にDMA転送するQuadletデータの数が、DMA転送データ数レジスタの送信用レジスタに、「DMA_NoTx」として設定される。この第1回目のDMA転送のための設定は、パケットヘッダの転送の前でも後でもよい。
【0144】
そして、前記パケットヘッダの転送が終了した後、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「DMA_startTx」が“1”にされる。すると、DMAコントローラ115により、ペイロードFIFO113からMTF111へのDMA転送が上述したようにQuadletデータ単位で実行される。このとき、DMA転送の最初および最後のQuadletデータは、パケットの先頭および最後とは扱われない。
【0145】
そして、「DMA_NoTx」で示される数のQuadletデータの最後のQuadletデータが転送された後、第2回目のDMA転送のための制御用レジスタの設定が、CPU121により行われる。この例の場合には、CPU121により、第2回目にDMA転送するQuadletデータの数が、DMA転送データ数レジスタの送信用レジスタに、「DMA_NoTx」として設定される。
【0146】
そして、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「DMA_startTx」が“1”にされる。すると、DMAコントローラ115により、ペイロードFIFO113からの第2回目のDMA転送が上述したようにQuadletデータ単位で実行される。このときも、DMA転送の最初および最後のQuadletデータは、パケットの先頭および最後とは扱われない。
【0147】
そして、「DMA_NoTx」で示される数のQuadletデータの最後のQuadletデータが転送された後、第3回目のDMA転送のための制御用レジスタの設定が、CPU121により行われる。この例の場合には、CPU121により、第3回目にDMA転送するQuadletデータの数が、DMA転送データ数レジスタの送信用レジスタに、「DMA_NoTx」として設定される。
【0148】
そして、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「DMA_startTx」が“1”にされる。すると、DMAコントローラ115により、ペイロードFIFO113からの第2回目のDMA転送が上述したようにQuadletデータ単位で実行される。このときも、DMA転送の最初および最後のQuadletデータは、パケットの先頭および最後とは扱われない。
【0149】
そして、「DMA_NoTx」で示される数のQuadletデータの最後のQuadletデータが転送された後、CPU121により、MTF書き込み用レジスタ「MTFWrite3」にパケットの最後のQuadletデータが書き込まれ、MTF111に転送される。そして、この最後のデータの転送が終了すると、MTF111からデータが外部インターフェース部101を通じてIEEE1394バス200に送出される。
【0150】
図18および図19は、制御用レジスタのビット「TxCopyDC」,「RxCopyDC」の使用例を示すための図である。
【0151】
図18の例は、パケットFIFO114に格納されている複数個のパケットを1回のDMA転送で、ペイロードFIFO113に転送する場合に、転送元のDC情報は送らずにDMA転送する状態を示すものである。この場合には、CPU121により、DMA制御用レジスタの受信用レジスタのビット「SelectRx」は“0”に設定され、「RxDCTop」のビットおよび「RxDCEnd」のビットは“0”に設定され、また、「RxCopyDC」のビットは“0”とされる。さらに、CPU121により、DMA転送するQuadletデータの数が、DMA転送データ数レジスタの送信用レジスタに、「DMA_NoTx」として設定される。
【0152】
そして、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「DMA_startTx」が“1”にされると、パケットFIFO114からQuadletデータ毎にペイロードFIFO113にDMA転送される。このとき、「RxCopyDC」=“0”であるので、パケットFIFO114に格納されているDC情報はペイロードFIFO113には転送されない。
【0153】
図19の例は、パケットFIFO114に格納されている複数個のパケットを1回のDMA転送で、ペイロードFIFO113に転送する場合に、転送元のDC情報は全て一緒に送ってDMA転送する状態を示すものである。この場合には、CPU121により、DMA制御用レジスタの受信用レジスタのビット「SelectRx」は“0”に設定され、「RxDCTop」のビットおよび「RxDCEnd」のビットは“0”に設定され、また、「RxCopyDC」のビットは“1”とされる。さらに、CPU121により、DMA転送するQuadletデータの数が、DMA転送データ数レジスタの送信用レジスタに、「DMA_NoTx」として設定される。
【0154】
そして、DMA制御用レジスタの送信用レジスタのビット「DMA_startTx」が“1”にされると、「RxCopyDC」=“1”であるので、パケットFIFO114からQuadletデータ毎に、DC情報を伴ってペイロードFIFO113にDMA転送される。
【0155】
なお、上述の説明では、DMA転送のデータ転送単位は、Quadletデータであったが、これは、一例であって、これに限られるものではないことは言うまでもない。
【0156】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、インターフェース装置内において、データは、DMA転送するようにするので、処理時間を短縮することができると共に、制御用マイクロコンピュータの負荷を軽減することができる。
【0157】
また、一つのパケットを一つのパケットとして、一つのパケットを複数のパケットとして、複数のパケットを複数のパケットとしてなど、種々のパケット転送を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による通信インターフェース装置の一実施の形態を示す図である。
【図2】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態におけるデータ転送方法の概要を説明するための図である。
【図3】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態におけるデータ転送方法を説明するための図である。
【図4】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態におけるデータ転送方法を説明するための図である。
【図5】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態におけるメモリの格納データを説明するための図である。
【図6】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態におけるDMA転送を説明するためのフローチャートの一部である。
【図7】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態におけるDMA転送を説明するためのフローチャートの一部である。
【図8】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態におけるDMA転送を説明するためのフローチャートの一部である。
【図9】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態におけるDMA転送を説明するためのフローチャートの一部である。
【図10】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態におけるDMA転送を説明するためのフローチャートの一部である。
【図11】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態におけるDMA転送を説明するためのフローチャートの一部である。
【図12】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態における非同期データ伝送の方法の一例を説明するための図である。
【図13】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態における非同期データ伝送の方法の一例を説明するための図である。
【図14】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態における非同期データ伝送の方法の一例を説明するための図である。
【図15】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態における非同期データ伝送の方法の一例を説明するための図である。
【図16】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態における非同期データ伝送の方法の一例を説明するための図である。
【図17】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態における非同期データ伝送の方法の一例を説明するための図である。
【図18】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態におけるDMA転送の一つを説明するための図である。
【図19】図1の通信インターフェース装置の一実施の形態におけるDMA転送の一つを説明するための図である。
【図20】従来の通信インターフェース装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100…IEEE1394インターフェース装置、101…外部インターフェース部、102、103…内部バス、104…ホストバスインターフェース部、105…システムインターフェース部、111…非同期送信バッファ、112…非同期受信バッファ、113…ストリームペイロードFIFOメモリ、114…ストリームパケットFIFOメモリ、115…DMAコントローラ、121…CPU、124…コンフィギュレーションレジスタ、200…IEEE1394バス

Claims (17)

  1. 所定数のデータからなる単位データの複数個からなるパケットを、第1のメモリ手段から第2のメモリ手段に、前記単位データの所定数毎にDMA(Direct Memory Access)転送するデータ転送方法であって、
    前記第1のメモリ手段から前記第2のメモリ手段にDMA転送する最初の前記単位データが、パケットの先頭であるか否かを示す先頭情報と、前記第1のメモリ手段から前記第2のメモリ手段にDMA転送する最後の前記単位データが、パケットの最後であるか否かを示す最後情報とを、前記DMA転送のための制御レジスタに設定し、その制御レジスタの設定に従って前記DMA転送を実行すると共に、前記先頭情報がパケットの先頭であると設定されているとき、および前記最後情報がパケットの最後であると設定されているとき、そのことを前記DMA転送の転送先で反映させることを特徴とするデータ転送方法。
  2. 請求項1において、
    転送元の前記メモリ手段に格納されている前記パケットの先頭および/または最後を示す情報を付加して前記DMA転送するか否かを指示する付加転送指示情報を、前記制御用レジスタに設定することを特徴とするデータ転送方法。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記第1のメモリ手段は、外部バスとの間でのデータの授受を行なうと共に、内部バスを通じて前記第2のメモリ手段との間で前記DMA転送を行なうものであることを特徴とするデータ転送方法。
  4. 所定数のデータからなる単位データの複数個からなるパケットを、第1のメモリ手段から第2のメモリ手段に、前記単位データの所定数毎にDMA(Direct Memory Access)転送するデータ転送装置であって、
    前記DMA転送のための制御用レジスタと、
    前記DMA転送の最初の前記単位データがパケットの先頭であるか否かを示す先頭情報と、前記DMA転送の最後の前記単位データがパケットの最後であるか否かを示す最後情報とを、前記制御用レジスタに設定する設定手段と、
    前記制御用レジスタの設定に従って前記DMAを実行すると共に、前記先頭情報がパケットの先頭であると設定されているとき、また前記最後情報がパケットの最後であると設定されているとき、そのことを前記DMA転送の転送先で反映させる手段と、
    を備えることを特徴とするデータ転送装置。
  5. 請求項4において、
    前記設定手段は、転送元の前記メモリ手段に格納されている前記パケットの先頭および/または最後を示す情報を付加して転送するか否かを指示する付加転送指示情報を、前記制御用レジスタに設定することを特徴とするデータ転送装置。
  6. 請求項4または請求項5において、
    前記第1のメモリ手段は、外部バスとの間でのデータの授受を行なうと共に、内部バスを通じて前記第2のメモリ手段との間で前記DMA転送を行なうものであることを特徴とするデータ転送装置。
  7. 非同期通信により外部バスから取得したパケットを第1のメモリ手段に格納し、前記第1のメモリ手段に格納されたパケットを内部バスを通じて第2のメモリ手段に転送し、前記第2のメモリ手段に格納されたパケットを分解して得たデータを内部信号処理系に転送するようにすると共に、
    前記内部信号処理系からのデータをパケット化して前記第2のメモリ手段に格納し、前記第2のメモリ手段に格納したパケット化データを第3のメモリ手段に前記内部バスを通じて転送し、前記第3のメモリ手段から、前記外部バスに非同期で送り出すようにする通信インターフェース方法であって、
    前記第1のメモリ手段と前記第2のメモリ手段との間における転送、および前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段との間におけるデータ転送は、DMA転送として、
    前記DMA転送は、所定数のデータからなる単位データの所定数毎に行なうものであって、
    前記第1のメモリ手段と前記第2のメモリ手段との間、あるいは前記第2のメモリと前記第3のメモリ手段との間におけるDMA転送の最初の前記単位データが、パケットの先頭であるか否かを示す先頭情報と、最後の前記単位データが、パケットの最後であるか否かを示す最後情報とを、前記DMA転送のための制御用レジスタに設定し、その制御用レジスタの設定に従って前記DMA転送を実行すると共に、前記先頭情報がパケットの先頭であると設定されているとき、および前記最後情報がパケットの最後であると設定されているとき、そのことを前記DMA転送の転送先で反映させることを特徴とする通信インターフェース方法。
  8. 請求項において、
    転送元の前記メモリ手段に格納されている前記パケットの先頭および/または最後を示す情報を付加して前記DMA転送するか否かを指示する付加転送指示情報を、前記制御用レジスタに設定することを特徴とする通信インターフェース方法。
  9. 請求項7〜請求項のいずれかにおいて、
    前記外部バスは、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.)1394バス規格のシリアルバスであることを特徴とする通信インターフェース方法。
  10. 請求項において、
    前記転送するデータの種類を判別し、その判別結果に応じて、前記第1のメモリ手段と前記第2のメモリ手段との間におけるデータ転送、および前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段との間におけるデータ転送は、DMA転送とすることを特徴とする通信インターフェース方法。
  11. 請求項において、
    前記転送するデータのサイズを判別し、その判別結果に応じて、前記第1のメモリ手段と前記第2のメモリ手段との間におけるデータ転送、および前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段との間におけるデータ転送は、DMA転送とすることを特徴とする通信インターフェース方法。
  12. 内部バスと、
    前記内部バスと外部バスとの間に設けられ、非同期通信により外部バスから取得したパケットを格納するための第1のメモリ手段と、
    前記内部バスと内部信号処理系との間に設けられる第2のメモリ手段と、
    前記内部バスと、前記外部バスとの間に設けられ、非同期通信により前記外部バスにパケットを送出するための第3のメモリ手段と、
    前記第1のメモリ手段と前記第2のメモリ手段との間におけるデータ転送、および前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段との間におけるデータ転送を、DMA転送により実行するためのDMAコントローラと、
    前記DMA転送を制御するための制御情報が格納される制御用レジスタと、
    前記第2のメモリ手段に転送されたパケットを分解して、前記第2のメモリ手段に再格納すると共に、前記第2のメモリ手段に格納された前記内部信号処理系からのデータをパケット化して、前記第2のメモリ手段に再格納する手段とを備え、
    前記DMA転送は、所定数のデータからなる単位データの所定数毎に行なうものであって、
    前記制御用レジスタに、前記DMA転送の最初の前記単位データが、パケットの先頭であるか否かを示す先頭情報と、最後の前記単位データが、パケットの最後であるか否かを示す最後情報とを、設定する設定手段を備えると共に、
    前記DMAコントローラは、前記制御用レジスタの設定に従って前記DMA転送を実行すると共に、前記先頭情報がパケットの先頭であると設定されているとき、および前記最後情報がパケットの最後であると設定されているとき、そのことを前記DMA転送の転送先で反映させることを特徴とする通信インターフェース装置。
  13. 請求項12において、
    前記設定手段は、転送元の前記メモリ手段に格納されている前記パケットの先頭および/または最後を示す情報を付加して前記DMA転送するか否かを指示する付加転送指示情報を、前記制御用レジスタに設定することを特徴とする通信インターフェース装置。
  14. 請求項12〜請求項13のいずれかにおいて、
    前記外部バスは、IEEE1394バス規格のシリアルバスであることを特徴とする通信インターフェース装置。
  15. 請求項14において、
    前記転送するデータの種類を判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に応じて、前記第1のメモリ手段と前記第2のメモリ手段との間におけるデータ転送および前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段との間におけるデータ転送は、DMA転送とするように制御する手段と、
    を備えることを特徴とする通信インターフェース装置。
  16. 請求項14において、
    前記転送するデータのサイズを判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に応じて、前記第1のメモリ手段と前記第2のメモリ手段との間におけるデータ転送、および前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段との間におけるデータ転送は、DMA転送とするように制御する手段と、
    を備えることを特徴とする通信インターフェース装置。
  17. 請求項12〜請求項14のいずれかにおいて、
    前記制御用レジスタには、前記第2のメモリ手段についてのDMA転送の受信および送信の制御データが格納され、前記DMAコントローラは、前記制御データに基づいて、必要な全てのDMA転送を行なうことを特徴とする通信インターフェース装置。
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