JP4504346B2 - トラブル要因検出プログラム、トラブル要因検出方法およびトラブル要因検出装置 - Google Patents

トラブル要因検出プログラム、トラブル要因検出方法およびトラブル要因検出装置 Download PDF

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Description

この発明は、ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出するトラブル要因検出プログラム、トラブル要因検出方法およびトラブル要因検出装置に関する。
従来より、WEBサービスシステムにおいて、リクエストに対する処理遅延などのトラブルの要因を検出する技術が存在する。例えば、特許文献1では、WEBサービスを提供するサーバごとに収集した統計情報(レスポンス時間やCPU使用率など)に基づいて、トラブルの要因を検出する技術が開示されている。
特開2001−14189号公報
ところで、上記した従来の技術は、複数サーバ間に跨る処理におけるトラブルの要因を検出することができないという問題点があった。
すなわち、上記した従来の技術は、サーバごとに収集したレスポンス時間に基づいてトラブルの要因を検出していたため、複数サーバ間に跨る処理においてレスポンス時間の遅延が検出された場合に、レスポンス時間の遅延を発生させたサーバを特定することができず、トラブルの要因を検出することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、リクエストの処理が複数のサーバ間で連結される場合であっても、異常の発生元を特定してトラブルの要因となり得る候補を抽出することができ、リクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出することが可能なトラブル要因検出プログラム、トラブル要因検出方法およびトラブル要因検出装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出する方法をコンピュータに実行させるトラブル要因検出プログラムであって、前記リクエストが複数のサーバ間で処理される一連の処理を一つの単位として、複数のサーバ間でやり取りされる、処理の性能情報とリターンコード情報とリクエストを処理する一連の処理の流れに基づいて付与される処理内容分類情報とを取得して前記一連の処理においてアクセスされたリソースを識別するリソース情報を抽出する抽出手順と、処理の性能情報とリターンコード情報について異常判定を行うための、リソース情報ごとに定められた異常判定条件に基づいて、前記処理の性能情報と前記リターンコード情報に異常があるか否かを判定する異常判定手順と、前記リソース情報ごとに、前記リソースに対するアクセス回数と、前記異常判定手順により前記処理の性能情報と前記リターンコード情報とが異常と判定された異常判定回数とを、それぞれ計数する計数手順と、前記計数手順により計数された前記アクセス回数および前記異常判定回数に基づいて、前記リソース情報ごとに異常発生率を算出する異常発生率算出手順と、前記異常発生率算出手順により算出された前記異常発生率に基づいて、前記トラブルの要因となる候補であるリソース情報を抽出するトラブル要因候補抽出手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、発明は、上記の発明において、前記リソース情報は、前記リクエストを処理する一連の処理においてアクセスされたサーバかつ/またはデータベースのテーブル名、かつ/または、アプリケーション上のオブジェクト名に関する情報を含むことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記抽出手順によるリソース情報を抽出する処理を待機中のリクエストが、前記異常発生率算出手順により算出された前記異常発生率の高いリソースにアクセスするものである場合には、トラブルの発生を事前に報知する報知手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出するトラブル要因検出装置であって、前記リクエストが複数のサーバ間で処理される一連の処理を一つの単位として、複数のサーバ間でやり取りされる、処理の性能情報とリターンコード情報とリクエストを処理する一連の処理の流れに基づいて付与される処理内容分類情報とを取得して前記一連の処理においてアクセスされたリソースを識別するリソース情報を抽出する抽出手段と、処理の性能情報とリターンコード情報について異常判定を行うための、リソース情報ごとに定められた異常判定条件に基づいて、前記処理の性能情報と前記リターンコード情報に異常があるか否かを判定する異常判定手段と、前記リソース情報ごとに、前記リソースに対するアクセス回数と、前記異常判定手順により前記処理の性能情報と前記リターンコード情報とが異常と判定された異常判定回数とを、それぞれ計数する計数手段と、前記計数手段により計数された前記アクセス回数および前記異常判定回数に基づいて、前記リソース情報ごとに異常発生率を算出する異常発生率算出手段と、前記異常発生率算出手段により算出された前記異常発生率に基づいて、前記トラブルの要因となる候補であるリソース情報を抽出するトラブル要因候補抽出手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出するトラブル要因検出装置が行うトラブル要因検出方法であって、前記リクエストが複数のサーバ間で処理される一連の処理を一つの単位として、複数のサーバ間でやり取りされる、処理の性能情報とリターンコード情報とリクエストを処理する一連の処理の流れに基づいて付与される処理内容分類情報とを取得して前記一連の処理においてアクセスされたリソースを識別するリソース情報を抽出する抽出工程と、処理の性能情報とリターンコード情報について異常判定を行うための、リソース情報ごとに定められた異常判定条件に基づいて、前記処理の性能情報と前記リターンコード情報に異常があるか否かを判定する異常判定工程と、前記リソース情報ごとに、前記リソースに対するアクセス回数と、前記異常判定手順により前記処理の性能情報と前記リターンコード情報とが異常と判定された異常判定回数とを、それぞれ計数する計数工程と、前記計数工程により計数された前記アクセス回数および前記異常判定回数に基づいて、前記リソース情報ごとに異常発生率を算出する異常発生率算出工程と、前記異常発生率算出工程により算出された前記異常発生率に基づいて、前記トラブルの要因となる候補であるリソース情報を抽出するトラブル要因候補抽出工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理される一連の処理を一つの単位(トランザクション)として取得したデータ(例えば、データパケット)の異常を判定して、一連の処理においてアクセスされたリソース(例えば、アクセスされたサーバやデータベースのテーブル名、アプリケーション上のオブジェクト名など)ごとに、リソースに対するアクセス回数とデータの異常判定回数とを計数し、アクセス回数および異常判定回数に基づいてリソースごとに異常発生率を算出するとともに、算出された異常発生率に応じてトラブルの要因となる候補を抽出するので、リクエストの処理が複数のサーバ間で連結される場合であっても、例えば、どのサーバで異常が発生しているのかなど、異常の発生元を特定してトラブルの要因となり得る候補を抽出することができ、リクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出することが可能である。
また、本発明によれば、リクエストが処理される一連の処理の処理内容分類(一連の処理のシーケンスから判断される処理内容分類)ごとに、一連の処理を一つの単位(トランザクション)として取得されたデータの異常判定条件を記憶しておき、この異常判定条件に基づいて取得したデータの異常を判定するので、個別的で詳細な異常判定が可能である。
また、本発明によれば、処理待機中のリクエストに関する一連の処理の処理内容分類に基づいて、当該処理待機中のリクエストが異常発生率の高いリソースにアクセスするものである場合にはトラブルの発生を事前に報知するので、例えば、トラブルの発生に対して事前に対処することが可能である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るトラブル要因検出プログラム、トラブル要因検出方法およびトラブル要因検出装置を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係るトラブル要因検出装置を実施例1として説明した後に、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
[トラブル要因検出装置の概要および特徴(実施例1)]
最初に、図1を用いて、実施例1に係るトラブル要因検出装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係るトラブル要因検出装置の概要および特徴を説明するための図である。
実施例1に係るトラブル要因検出装置は、ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出することを概要とするが、リクエストの処理が複数のサーバ間で連結される場合であっても、異常の発生元を特定してトラブルの要因となり得る候補を抽出することができ、リクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出することが可能である点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について具体的に説明すると、図1に示すように、このトラブル要因検出装置は、複数のサーバ(例えば、データベースやアプリケーションサーバなど)で構成される管理対象システムとネットワークを介して通信可能に接続される。
そして、このトラブル要因検出装置は、ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理される一連の処理を一つの処理単位(トランザクション)として、複数のサーバ間でやり取りされるデータパケットを管理対象システムから取得する。ここで、取得したデータパケットは、処理の性能情報(レスポンス時間)やリターンコード情報、リクエストを処理する一連の処理の流れ(処理シーケンス)に基づいて付与された処理内容分類情報などを含んで構成される。
続いて、このトラブル要因検出装置は、取得したデータパケットについてパケット分析を行う(図1の(1)参照)。具体的に説明すると、取得したデータパケットを分析して、データパケットから処理の性能情報、リターンコード情報、およびリソース情報(リクエストを処理する一連の処理においてアクセスされたサーバやデータベースのテーブル名、アプリケーション上のオブジェクト名などの情報)を抽出する。そして、パケット分析により抽出した各情報を対応付けてパケット情報記憶部に記憶させておく。
パケット分析後、このトラブル要因検出装置は、パケット分析により抽出した処理の性能情報およびリターンコード情報をパケット情報記憶部から読み出して異常判定を行う(図1の(2)参照)。具体的に説明すると、このトラブル要因検出装置は、処理の性能情報およびリターンコード情報について異常判定を行うための異常判定条件を規定した異常判定用テーブルを処理内容分類ごとに予め備える。そして、この異常判定用テーブルから、データパケットの処理内容分類情報に対応する異常判定条件を読み出し、パケット情報記憶部から読み出した処理の性能情報およびリターンコード情報と突き合わせて、処理の性能情報およびリターンコード情報に異常があるか否か判定する。
判定の結果、異常があると判定した場合には、このトラブル要因検出装置は、リソースに対するアクセス回数および異常判定回数をそれぞれ計数し、パケット分析により抽出されたリソース情報に対応付けて、アクセス回数/異常判定回数テーブルに各計数分だけカウンタをアップする。一方、判定の結果、異常がないと判定した場合には、リソース情報に対応付けて、リソースに対するアクセス回数のみをカウントして、アクセス回数/異常判定回数テーブルに計数分だけカウンタをアップする。
処理の性能情報およびリターンコード情報の異常判定およびカウントを終えると、このトラブル要因検出装置は異常発生率の算出を行う(図1の(3)参照)。具体的に説明すると、アクセス回数/異常判定回数テーブルに記憶されている異常判定回数が所定の閾値を超えているリソースがあるか否か判定して、異常判定回数が所定の閾値を超えているリソースがある場合には、アクセス回数/異常判定回数テーブルからアクセス回数および異常判定回数を読み出して、例えば、アクセス回数と異常判定回数との比を異常発生率として算出する。一方、異常判定回数が所定の閾値を超えているリソースがない場合には、次のデータパケットを取得するまで待機する。
異常発生率の算出後、このトラブル要因検出装置は、リソースごとに算出した異常発生率に基づいて、管理対象システムにおいて発生するトラブル要因の候補をアクセス回数/異常判定回数テーブルから抽出して出力する(図1の(4)参照)。例えば、異常発生率として算出したアクセス回数と異常判定回数との比が最も“1”に近いリソース情報をトラブル要因の候補として抽出し、所定の出力部(例えば、ディスプレイやモニタ)から出力表示する。あるいは、異常発生率として算出したアクセス回数/異常判定回数の比が“1”に近い順にリソース情報を抽出して列挙して出力表示する。
なお、このトラブル要因検出装置は、データパケットを取得するたびに上述してきた処理を繰り返し実行する。
このようなことから、実施例1に係るトラブル要因検出装置は、リクエストの処理が複数のサーバ間で連結される場合であっても、例えば、どのサーバで異常が発生しているのかなど、異常の発生元を特定してトラブルの要因となり得る候補を抽出することができ、リクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出することが可能である。
[トラブル要因検出装置の構成(実施例1)]
次に、図2を用いて、実施例1に係るトラブル要因検出装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係るトラブル要因検出装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、実施例1に係るトラブル要因検出装置20は、ネットワーク1を介して、複数のサーバ10から構成される管理対象システムと通信可能に接続される。また、このトラブル要因検出装置20は、通信制御I/F部21と、入力部22と、出力部23と、記憶部24と、制御部25とから構成される。
このうち、通信制御I/F部21は、管理システムから取得する各種情報に関する通信を制御し、例えば、ユーザからのリクエストが複数のサーバ10間で処理される一連の処理を一つの処理単位(トランザクション)として、管理対象システムから取得するデータパケットに関する通信を制御する。なお、図3に例示するように、管理システムから取得するデータパケットは、処理の性能情報(レスポンス時間)やリターンコード情報、リクエストを処理する一連の処理の流れ(処理シーケンス)に基づいて付与された処理内容分類情報(例えば、“FOO”や“BAR”など)などを含んで構成される。
また、入力部22は、各種の情報の入力を受付ける入力受付部であり、キーボードやマウス、マイクなどを備えて構成される。また、出力部23は、各種の情報を出力する出力部であり、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネル)やスピーカを備えて構成され、例えば、後述するトラブル要因候補抽出部により抽出されたトラブル要因候補に関する情報などを表示出力する。
記憶部24は、制御部25による各種処理に必要なデータおよびプログラムを記憶する記憶部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、パケット情報記憶部24aと、異常判定用テーブル24bと、アクセス回数/異常判定回数テーブル24cとを備える。
このうち、パケット情報記憶部24aは、後述するパケット分析部25aによりデータパケットから抽出された各種の情報を記憶する記憶部であり、パケットから抽出された処理の性能情報やリターンコード情報、リクエストを処理する一連の処理の流れに基づいて付与された処理内容分類情報などを対応付けて記憶して構成される。
異常判定用テーブル24bは、後述する異常判定部25bによる処理に用いられる異常判定条件に関する情報を記憶する記憶部であり、具体的には、図4に例示するように、処理の性能情報(レスポンス時間)およびリターンコード情報について異常判定を行うための異常判定条件(閾値)を処理内容分類ごとに記憶して構成される。
アクセス回数/異常判定回数テーブル24cは、後述する異常判定部25bによる処理に用いられる各種の情報を記憶する記憶部であり、具体的には、図5に例示するように、後述するパケット分析部25aによりデータパケットから抽出されたリソース情報(リクエストを処理する一連の処理においてアクセスされたサーバやデータベースのテーブル名、アプリケーション上のオブジェクト名などの情報)に対応づけて、リソースに対するアクセス回数および異常判定回数のカウント数を記憶して構成される。
制御部25は、所定の制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、パケット分析部25aと、異常判定部25bと、トラブル要因候補抽出部25cとを備える。
このうち、パケット分析部25aは、管理対象システムからトランザクションで取得したデータパケットを分析する処理部である。具体的に説明すると、図6に例示するように、取得したデータパケットからリソース情報(リクエストを処理する一連の処理においてアクセスされたサーバやデータベースのテーブル名、アプリケーション上のオブジェクト名などの情報)を抽出するとともに、図7に例示するように、処理の性能情報(レスポンス時間)およびリターンコード情報を抽出する。そして、抽出した各情報を対応付けてパケット情報記憶部24aに格納する。
なお、パケット分析部25aは、取得したデータパケット(図3参照)のプロトコルがHTTPやIIOPである場合には、例えば、データパケットの内容に該当する情報(“Post foo/bar/fooservlet”やCLASS/OBJNAME)をリソース情報として抽出し、取得したデータパケットのプロトコルがSQLである場合には、例えば、データパケットの内容に含まれる“FROM”直後のテーブル名(“BARTBL”や“FOOTBL”)を抽出する。
異常判定部25bは、パケット分析部25aによりデータパケットから抽出された情報をパケット情報記憶部24aから読み出して、リソースごとに異常判定を行う処理部である。具体的に説明すると、異常判定用テーブル24bから、データパケットの処理内容分類情報に対応する異常判定条件を読み出し、パケット情報記憶部24aから読み出した処理の性能情報(レスポンス時間)およびリターンコード情報と突き合わせて、処理の性能情報およびリターンコード情報に異常があるか否かリソースごとに判定する。
判定の結果、異常があると判定した場合には、異常判定部25bは、リソースに対するアクセス回数および異常判定回数を計数し、パケット分析部25aにより抽出されたリソース情報に対応付けて、アクセス回数/異常判定回数テーブル24cにおいて各計数分だけカウンタをアップする。一方、判定の結果、異常がないと判定した場合には、リソース情報に対応付けて、リソースに対するアクセス回数のみを計数して、アクセス回数/異常判定回数テーブル24cにおいて計数分だけカウンタをアップして、次のデータパケットが取得されるまで待機する。
続いて、異常判定部25bは、処理の性能情報およびリターンコード情報の異常判定およびカウントを終えると、異常発生率の算出を行う。具体的に説明すると、アクセス回数/異常判定回数テーブル24cに記憶されている異常判定回数が所定の閾値を超えているリソースがあるか否か判定して、異常判定回数が所定の閾値を超えているリソースがある場合には、アクセス回数/異常判定回数テーブル24cからアクセス回数および異常判定回数を読み出して、図8に例示するように、アクセス回数と異常判定回数との比を異常発生率として算出する。一方、異常判定回数が所定の閾値を超えているリソースがない場合には、次のデータパケットが取得されるまで待機する。
トラブル要因候補抽出部25cは、リソースごとに算出した異常発生率(図8参照)に基づいて、管理対象システムにおいて発生するトラブル要因の候補をアクセス回数/異常判定回数テーブル24cから抽出する処理部である。具体的に説明すると、図9に例示するように、異常判定部25bにより異常発生率として算出されたアクセス回数/異常判定回数の比が最も“1”に近いリソース情報をトラブル要因の候補として抽出し、出力部23(例えば、ディスプレイやモニタ)から出力表示する。あるいは、図10に例示するように、異常発生率として算出したアクセス回数と異常判定回数との比が“1”に近い順にリソース情報を抽出して列挙して出力表示する。
なお、トラブル要因検出装置20は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどの情報処理装置に、上記した各機能を搭載することによって実現することができ、データパケットを取得するたびに上述してきた処理を繰り返し実行する。
[トラブル要因検出装置の処理(実施例1)]
続いて、図11を用いて、実施例1に係るトラブル要因検出装置の処理を説明する。図11は、実施例1に係るトラブル要因検出装置の処理の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、管理対象システムからトランザクションでデータパケットを取得すると(ステップS1101肯定)、パケット分析部25aは、取得したデータパケットを分析する(ステップS1102)。具体的に説明すると、図6に例示するように、取得したデータパケットからリソース情報(リクエストを処理する一連の処理においてアクセスされたサーバやデータベースのテーブル名、アプリケーション上のオブジェクト名などの情報)を抽出するとともに、図7に例示するように、処理の性能情報(レスポンス時間)およびリターンコード情報を抽出する。そして、抽出した各情報を対応付けてパケット情報記憶部24aに格納する。
なお、パケット分析部25aは、取得したデータパケット(図3参照)のプロトコルがHTTPやIIOPである場合には、例えば、データパケットの内容に該当する情報(“Post foo/bar/fooservlet”やCLASS/OBJNAME)をリソース情報として抽出し、取得したデータパケットのプロトコルがSQLである場合には、例えば、データパケットの内容に含まれる“FROM”直後のテーブル名(“BARTBL”や“FOOTBL”)を抽出する。
次に、異常判定部25bは、パケット分析部25aによりデータパケットから抽出された情報をパケット情報記憶部24aから読み出して、リソースごとに異常判定を行う(ステップS1103)。具体的に説明すると、異常判定用テーブル24bから、データパケットの処理内容分類情報に対応する異常判定条件を読み出し、パケット情報記憶部24aから読み出した処理の性能情報(レスポンス時間)およびリターンコード情報と突き合わせて、処理の性能情報およびリターンコード情報に異常があるか否かリソースごとに判定する。
判定の結果、異常があると判定した場合には(ステップS1103肯定)、異常判定部25bは、リソースに対するアクセス回数および異常判定回数を計数し、パケット分析部25aにより抽出されたリソース情報に対応付けて、アクセス回数/異常判定回数テーブル24cにおいて各計数分だけカウンタをアップする(ステップS1104)。一方、判定の結果、異常がないと判定した場合には(ステップS1103否定)、リソース情報に対応付けて、リソースに対するアクセス回数のみを計数して、アクセス回数/異常判定回数テーブル24cにおいて計数分だけカウンタをアップして(ステップS1105)、次のデータパケットが取得されるまで待機する。
続いて、異常判定部25bは、アクセス回数/異常判定回数テーブル24cに記憶されている異常判定回数が所定の閾値を超えているリソースがあるか否か判定する(ステップS1106)。判定の結果、異常判定回数が所定の閾値を超えているリソースがある場合には(ステップS1106肯定)、アクセス回数/異常判定回数テーブル24cからアクセス回数および異常判定回数を読み出して、図8に例示するように、アクセス回数と異常判定回数との比を異常発生率として算出する(ステップS1107)。一方、異常判定回数が所定の閾値を超えているリソースがない場合には(ステップS1106否定)、次のデータパケットが取得されるまで待機する。
そして、トラブル要因候補抽出部25cは、リソースごとに算出した異常発生率(図8参照)に基づいて、管理対象システムにおいて発生するトラブル要因の候補をアクセス回数/異常判定回数テーブル24cから抽出して出力する(ステップS1108)。具体的に説明すると、図9に例示するように、異常判定部25bにより異常発生率として算出されたアクセス回数/異常判定回数の比が最も“1”に近いリソース情報をトラブル要因の候補として抽出し、出力部23(例えば、ディスプレイやモニタ)から出力表示する。あるいは、図10に例示するように、異常発生率として算出したアクセス回数と異常判定回数との比が“1”に近い順にリソース情報を抽出して列挙して出力表示する。
[実施例1による効果]
上述してきたように、実施例1によれば、ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理される一連の処理を一つの単位(トランザクション)として取得したデータパケットの異常を判定して、一連の処理においてアクセスされたリソース(例えば、アクセスされたサーバやデータベースのテーブル名、アプリケーション上のオブジェクト名など)ごとに、リソースに対するアクセス回数とデータの異常判定回数とを計数し、アクセス回数および異常判定回数に基づいてリソースごとに異常発生率を算出するとともに、算出された異常発生率に応じてトラブルの要因となる候補を抽出するので、リクエストの処理が複数のサーバ間で連結される場合であっても、例えば、どのサーバで異常が発生しているのかなど、異常の発生元を特定してトラブルの要因となり得る候補を抽出することができ、リクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出することが可能である。
また、実施例1によれば、リクエストが処理される一連の処理の処理内容分類(一連の処理のシーケンスから判断される処理内容分類)ごとに、一連の処理を一つの単位(トランザクション)として取得されたデータパケットの異常判定条件を記憶しておき、この異常判定条件に基づいて取得したデータパケットの異常を判定するので、個別的で詳細な異常判定が可能である。
なお、上記の実施例1では、データパケットを受信するたびに、リソースごとに異常判定を行うとともに異常発生率の算出を行い、トラブル要因候補を出力する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、データパケットを受信するたびに異常判定までを行い、定期的に管理者からの指示を受け付けて、リソースごとに異常発生率を算出して、トラブル要因候補を出力するようにしてもよい。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)トラブルの事前報知
実施例1において、処理待機中のリクエストに関する一連の処理の処理内容分類に基づいて、処理待機中のリクエストが異常発生率の高いリソースにアクセスするものである場合には、トラブルの発生を事前に報知するようにしてもよい。このようなことから、例えば、トラブルの発生に対して事前に対処することが可能である。
(2)装置構成等
また、図2に示したトラブル要因検出装置20の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、トラブル要因検出装置20の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、異常判定部25bの処理機能を異常判定処理機能と異常発生率算出処理機能に分散するなど、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、トラブル要因検出装置20にて行なわれる各処理機能(パケット分析機能、異常判定機能およびトラブル要因候補抽出機能、図11参照)は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(3)トラブル要因検出プログラム
ところで、上記の実施例1で説明したトラブル要因検出装置に係る各種の処理(例えば、図11参照)は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図12を用いて、上記の実施例1で説明したトラブル要因検出装置と同様の機能を有するトラブル要因検出プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図12は、トラブル要因検出プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図12に示すように、トラブル要因検出装置としてコンピュータ30は、通信制御I/F部31、入力部32、出力部33、HDD34、RAM35、ROM36およびCPU37をバス40で接続して構成される。なお、通信制御I/F部31、入力部32および出力部33は、例えば、図2に示したトラブル要因検出装置20の通信制御I/F部21、入力部22および出力部23にそれぞれ対応する。
そして、ROM36には、上記の実施例に示したトラブル要因検出装置と同様の機能を発揮するトラブル要因検出プログラム、つまり、図12に示すように、パケット分析プログラム36a、異常判定プログラム36bおよびトラブル要因候補抽出プログラム36cがあらかじめ記憶されている。なお、これらのプログラム36a、36bおよび36cについては、例えば、図2に示したトラブル要因検出装置20の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。なお、ROM36は、不揮発性の「RAM」でもよい。
そして、CPU37が、これらのプログラム36a、36bおよび36cをROM36から読み出して実行することで、図12に示すように、各プログラム36a、36bおよび36cは、パケット分析プロセス37a、異常判定プロセス37bおよびトラブル要因候補抽出プロセス37cとして機能するようになる。なお、各プロセス37a、37bおよび37cは、例えば、図2に示したトラブル要因検出装置20のパケット分析部25a、異常判定部25bおよびトラブル要因候補抽出部25cにそれぞれ対応する。
また、HDD34には、図12に示すように、パケット情報テーブル34a、異常判定用テーブル34bおよびアクセス回数/異常判定回数テーブル34cがそれぞれ設けられる。これらのパケット情報テーブル34a、異常判定用テーブル34bおよびアクセス回数/異常判定回数テーブル34cは、例えば、図2に示したパケット情報記憶部24a、異常判定用テーブル24bおよびアクセス回数/異常判定回数テーブル24cにそれぞれ対応する。そして、CPU37は、パケット情報テーブル34a、異常判定用テーブル34bおよびアクセス回数/異常判定回数テーブル34cから、パケット情報データ35a、異常判定用データ35bおよびアクセス回数/異常判定回数データ35cをそれぞれ読み出してRAM35に格納し、RAM35に格納されたパケット情報データ35a、異常判定用データ35bおよびアクセス回数/異常判定回数データ35cに基づいて処理を実行する。
なお、上記した各プログラム36a、36bおよび36cについては、必ずしも最初からROM36に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ30に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータ30の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ30に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ30がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
(付記1)ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出するトラブル要因検出装置であって、
前記リクエストが複数のサーバ間で処理される一連の処理を一つの単位として、複数のサーバ間でやり取りされるデータを取得し、当該データの異常を判定する異常判定手段と、
前記一連の処理においてアクセスされたリソースごとに、当該リソースに対するアクセス回数と、前記異常判定手段により前記データの異常が判定された異常判定回数とをそれぞれ計数する計数手段と、
前記計数手段により計数された前記アクセス回数および前記異常判定回数に基づいて、当該リソースごとに異常発生率を算出する異常発生率算出手段と、
前記異常発生率算出手段により算出された前記異常発生率に応じて、前記トラブルの要因となる候補を抽出するトラブル要因候補抽出手段と、
を備えたことを特徴とするトラブル要因検出装置。
(付記2)前記一連の処理の処理内容分類ごとに前記データの異常判定条件を記憶する異常判定条件記憶手段をさらに備え、
前記異常判定手段は、前記異常判定条件記憶手段により記憶されている前記異常判定条件に基づいて前記データの異常を判定することを特徴とする付記1に記載のトラブル要因検出装置。
(付記3)処理待機中のリクエストに関する一連の処理の処理内容分類に基づいて、当該処理待機中のリクエストが前記異常発生率算出手段により算出された前記異常発生率の高いリソースにアクセスするものである場合には、トラブルの発生を事前に報知する報知手段をさらに備えたことを特徴とする付記1に記載のトラブル要因検出装置。
(付記4)ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出するトラブル要因検出方法であって、
前記リクエストが複数のサーバ間で処理される一連の処理を一つの単位として、複数のサーバ間でやり取りされるデータを取得し、当該データの異常を判定する異常判定工程と、
前記一連の処理においてアクセスされたリソースごとに、当該リソースに対するアクセス回数と、前記異常判定工程により前記データの異常が判定された異常判定回数とをそれぞれ計数する計数工程と、
前記計数工程により計数された前記アクセス回数および前記異常判定回数に基づいて、当該リソースごとに異常発生率を算出する異常発生率算出工程と、
前記異常発生率算出工程により算出された前記異常発生率に応じて、前記トラブルの要因となる候補を抽出するトラブル要因候補抽出工程と、
を含んだことを特徴とするトラブル要因検出方法。
(付記5)前記一連の処理の処理内容分類ごとに前記データの異常判定条件を記憶部に記憶する異常判定条件記憶工程をさらに含み、
前記異常判定工程は、前記異常判定条件記憶工程により記憶部に記憶されている前記異常判定条件に基づいて前記データの異常を判定することを特徴とする付記4に記載のトラブル要因検出方法。
(付記6)処理待機中のリクエストに関する一連の処理の処理内容分類に基づいて、当該処理待機中のリクエストが前記異常発生率算出工程により算出された前記異常発生率の高いリソースにアクセスするものである場合には、トラブルの発生を事前に報知する報知工程をさらに含んだことを特徴とする付記4に記載のトラブル要因検出方法。
(付記7)ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出する方法をコンピュータに実行させるトラブル要因検出プログラムであって、
前記リクエストが複数のサーバ間で処理される一連の処理を一つの単位として、複数のサーバ間でやり取りされるデータを取得し、当該データの異常を判定する異常判定手順と、
前記一連の処理においてアクセスされたリソースごとに、当該リソースに対するアクセス回数と、前記異常判定手順により前記データの異常が判定された異常判定回数とをそれぞれ計数する計数手順と、
前記計数手順により計数された前記アクセス回数および前記異常判定回数に基づいて、当該リソースごとに異常発生率を算出する異常発生率算出手順と、
前記異常発生率算出手順により算出された前記異常発生率に応じて、前記トラブルの要因となる候補を抽出するトラブル要因候補抽出手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするトラブル要因検出プログラム。
(付記8)前記一連の処理の処理内容分類ごとに前記データの異常判定条件を記憶部に記憶する異常判定条件記憶手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記異常判定手順は、前記異常判定条件記憶手順により記憶部に記憶されている前記異常判定条件に基づいて前記データの異常を判定することを特徴とする付記7に記載のトラブル要因検出プログラム。
(付記9)処理待機中のリクエストに関する一連の処理の処理内容分類に基づいて、当該処理待機中のリクエストが前記異常発生率算出手順により算出された前記異常発生率の高いリソースにアクセスするものである場合には、トラブルの発生を事前に報知する報知手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記7に記載のトラブル要因検出プログラム。
以上のように、本発明に係るトラブル要因検出プログラム、トラブル要因検出方法およびトラブル要因検出装置は、ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出する場合に有用であり、特に、リクエストの処理が複数のサーバ間で連結される場合であっても、異常の発生元を特定してトラブルの要因となり得る候補を抽出することができ、リクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出することに適する。
実施例1に係るトラブル要因検出装置の概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係るトラブル要因検出装置の構成を示すブロック図である。 管理対象システムから取得されるデータの概要を示す図である。 異常判定用テーブルの構成例を示す図である。 アクセス回数/異常判定回数テーブルの構成例を示す図である。 リソース情報の抽出例を示す図である。 性能情報やリターンコード情報の抽出例を示す図である。 異常発生率の算出例を示す図である。 トラブル要因候補の出力例を示す図である。 トラブル要因候補の出力例を示す図である。 実施例1に係るトラブル要因検出装置の処理の流れを示すフローチャートである。 トラブル要因検出プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
1 ネットワーク
10 サーバ
20 トラブル要因検出装置
21 通信制御I/F部
22 入力部
23 出力部
24 記憶部
24a パケット情報記憶部
24b 異常判定用テーブル
24c アクセス回数/異常判定回数テーブル
25 制御部
25a パケット分析部
25b 異常判定部
25c トラブル要因候補抽出部
30 コンピュータ
31 通信制御I/F部
32 入力部
33 出力部
34 HDD(Hard Disk Drive)
35 RAM(Random Access Memory)
36 ROM(Read Only Memory)
37 CPU(Central Processing Unit)

Claims (5)

  1. ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出する方法をコンピュータに実行させるトラブル要因検出プログラムであって、
    前記リクエストが複数のサーバ間で処理される一連の処理を一つの単位として、複数のサーバ間でやり取りされる、処理の性能情報とリターンコード情報とリクエストを処理する一連の処理の流れに基づいて付与される処理内容分類情報とを取得して前記一連の処理においてアクセスされたリソースを識別するリソース情報を抽出する抽出手順と、
    処理の性能情報とリターンコード情報について異常判定を行うための、リソース情報ごとに定められた異常判定条件に基づいて、前記処理の性能情報と前記リターンコード情報に異常があるか否かを判定する異常判定手順と、
    前記リソース情報ごとに、前記リソースに対するアクセス回数と、前記異常判定手順により前記処理の性能情報と前記リターンコード情報とが異常と判定された異常判定回数とを、それぞれ計数する計数手順と、
    前記計数手順により計数された前記アクセス回数および前記異常判定回数に基づいて、前記リソース情報ごとに異常発生率を算出する異常発生率算出手順と、
    前記異常発生率算出手順により算出された前記異常発生率に基づいて、前記トラブルの要因となる候補であるリソース情報を抽出するトラブル要因候補抽出手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするトラブル要因検出プログラム。
  2. 前記リソース情報は、前記リクエストを処理する一連の処理においてアクセスされたサーバかつ/またはデータベースのテーブル名、かつ/または、アプリケーション上のオブジェクト名に関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のトラブル要因検出プログラム。
  3. 前記抽出手順によるリソース情報を抽出する処理を待機中のリクエストが、前記異常発生率算出手順により算出された前記異常発生率の高いリソースにアクセスするものである場合には、トラブルの発生を事前に報知する報知手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1または2に記載のトラブル要因検出プログラム。
  4. ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出するトラブル要因検出装置であって、
    前記リクエストが複数のサーバ間で処理される一連の処理を一つの単位として、複数のサーバ間でやり取りされる、処理の性能情報とリターンコード情報とリクエストを処理する一連の処理の流れに基づいて付与される処理内容分類情報とを取得して前記一連の処理においてアクセスされたリソースを識別するリソース情報を抽出する抽出手段と、
    処理の性能情報とリターンコード情報について異常判定を行うための、リソース情報ごとに定められた異常判定条件に基づいて、前記処理の性能情報と前記リターンコード情報に異常があるか否かを判定する異常判定手段と、
    前記リソース情報ごとに、前記リソースに対するアクセス回数と、前記異常判定手順により前記処理の性能情報と前記リターンコード情報とが異常と判定された異常判定回数とを、それぞれ計数する計数手段と、
    前記計数手段により計数された前記アクセス回数および前記異常判定回数に基づいて、前記リソース情報ごとに異常発生率を算出する異常発生率算出手段と、
    前記異常発生率算出手段により算出された前記異常発生率に基づいて、前記トラブルの要因となる候補であるリソース情報を抽出するトラブル要因候補抽出手段と
    を備えたことを特徴とするトラブル要因検出装置。
  5. ユーザからのリクエストが複数のサーバ間で処理されるシステムにおいて発生するトラブルの要因を検出するトラブル要因検出装置が行うトラブル要因検出方法であって、
    前記リクエストが複数のサーバ間で処理される一連の処理を一つの単位として、複数のサーバ間でやり取りされる、処理の性能情報とリターンコード情報とリクエストを処理する一連の処理の流れに基づいて付与される処理内容分類情報とを取得して前記一連の処理においてアクセスされたリソースを識別するリソース情報を抽出する抽出工程と、
    処理の性能情報とリターンコード情報について異常判定を行うための、リソース情報ごとに定められた異常判定条件に基づいて、前記処理の性能情報と前記リターンコード情報に異常があるか否かを判定する異常判定工程と、
    前記リソース情報ごとに、前記リソースに対するアクセス回数と、前記異常判定手順により前記処理の性能情報と前記リターンコード情報とが異常と判定された異常判定回数とを、それぞれ計数する計数工程と、
    前記計数工程により計数された前記アクセス回数および前記異常判定回数に基づいて、前記リソース情報ごとに異常発生率を算出する異常発生率算出工程と、
    前記異常発生率算出工程により算出された前記異常発生率に基づいて、前記トラブルの要因となる候補であるリソース情報を抽出するトラブル要因候補抽出工程と
    を含んだことを特徴とするトラブル要因検出方法。
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