JP4498105B2 - 通信装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電波を用いて無線通信を行う通信装置及びその制御方法に関する。
近年、デジタルカメラ、携帯電話及びPDA(携帯情報端末)等のバッテリー駆動の機器が普及している。また、バッテリーを用いた動作可能時間を延伸するため、これらの機器の消費電力は小であることが要求されている。
また、近年、ICカード等により構成された定期券を用いた自動改札処理や、IDカードを用いた入退出処理を行う際に、カードとゲートとの間を非接触型の近距離無線方式(NFC:Near Field Communication)により通信を行う無線システムが提案されている。一般に、非接触型の電磁結合による近距離無線でのRFフィールド(無線周波数電磁界)の形成可能距離は数十cm程度、通信速度は〜数百kbps程度である。
一方で、高速データの送受信に対してはIEEE802.11規格系の無線LANが普及し、更なる高速無線LANとしてUWB(Ultra Wide Band)等の新規の技術が開発されつつある。一般に、これらの無線LANの通信距離は数十m〜百m程度である。
また、異なる複数の無線通信方式を具備する装置が、例えば特許文献1(特開2002−366988号公報)に提案されている。この文献には、第1の通信手段及び第2の通信手段を設け、第2の通信手段がデータ通信を行ったことを契機に第1の通信手段の高周波電力の発射を止めるという方法が記載されている。また、この文献には、第1の通信手段よりも送信電力の小さい第3の通信手段を設け、第2の通信手段がデータ通信を行ったことを契機に第1の通信手段と第3の通信手段とを切り替えることも記載されている。なお、第1の通信手段としては、PDC(Personal Digital Cellular)やW−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)のような公衆無線通信方式、第2及び第3の通信手段としては、非接触のICカード、ブルートゥース、IrDA(Infrared Data Association)のような低出力の電波又は電波以外の方式を使用した無線通信方式が想定されている。
特開2002−366988号公報
しかしながら、上記の例では、第2の通信手段がデータ通信を行ったことを契機に第1の通信手段の停止又は切り替えを実行するため、第1の通信手段としてIEEE802.11規格系等の無線LANを用いる場合、無線LANの停止又は異なる方式の無線LAN等への切り替えを実行することになり、第1の通信手段の電力を制御することができない。
一般的に、IEEE802.11規格系の無線LANには送信電力制御の手段が設けられていないため、想定される最大通信距離にあわせて送信電力が固定されている。従って、近距離通信のために低送信電力でも十分な場合でも、送信電力を下げて消費電力を低減することが困難である。このため、バッテリーの容量を大きくしない限り、長時間の使用をすることが困難である。
本発明は、消費電力を低減することができる通信装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本願発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
本発明に係る通信装置は、電波を用いてデータ通信を行う無線通信手段と、電磁結合を用いて通信相手が所定の範囲内に存在するか否かの検出を行う検出手段と、前記検出手段による検出の結果に応じて前記無線通信手段における送信電力の値を設定する設定手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る通信装置の制御方法は、電波を用いてデータ通信を行う無線通信手段を備えた通信装置の制御方法であって、電磁結合を用いて通信相手が所定の範囲内に存在するか否かの検出を行う検出ステップと、前記検出ステップにおける検出の結果に応じて前記無線通信手段における送信電力の値を設定する設定ステップと、を有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、電波を用いてデータ通信を行う無線通信手段を備えた通信装置の制御をコンピュータに行わせるプログラムであって、コンピュータに、電磁結合を用いて通信相手が所定の範囲内に存在するか否かの検出を行検出の結果に応じて前記無線通信手段における送信電力の値を設定させることを特徴とする。
本発明によれば、電磁結合を用いて通信相手の位置を検出した上で、無線通信手段における送信電力の値を設定するため、送信電力を必要以上に大きくすることを回避することができる。この結果、消費電力を低減することができる。また、送信電力の低減に伴って通信可能範囲が限定されるため、情報の漏洩の防止等が可能となり、セキュリティを向上させることもできる。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。
第1の実施形態に係る無線通信装置には、装置全体の制御を行うCPU101、電磁結合により無線通信を行う第1の変復調回路102、電磁結合によるRF(無線周波)信号の送受信を行うアンテナコイル103、このアンテナコイル103が受信した電波に対して整流及び平滑を行う整流平滑回路104、キャリア検出部105、各種設定データ及び送受信データ等を格納する記憶部106、近距離無線通信のキャリア信号を生成する発振器107、送受信データの変復調を行う第2の変復調回路108、無線の送信部110、無線の受信部111、可変利得増幅器(VGA)112、このVGA112を制御する電力制御部109及びアンテナ113が設けられている。なお、記憶部106には、通信相手先の端末ID等も格納される。
このように構成された無線通信装置では、送信データは、第2の変復調回路108で所定の形式に変調された後、送信部110で所定の周波数に(アップ)コンバートされた後、VGA112で増幅されてアンテナ113を通して空間に放出される。一方、受信データは、アンテナ113を介して受信され、受信部111でベースバンドの信号に変換された後、第2の変復調回路108で復調される。
次に、データ送信時の詳細な動作について説明する。ここでは、第1の実施形態に係る無線通信装置である送信側端末Aと受信側端末Bとの間で通信が行われるものとする。図2及び図3は、第1の実施形態に係る無線通信装置である送信側端末Aの動作を示すフローチャートである。
先ず、端末Aは最初データの送信要求待ちにあり、送信要求があるか否かの判断を繰り返し行う(ステップS201及びS202)。
その後、送信要求があると、CPU101はRFフィールドの検出動作を行う(ステップS202及びS203)。
ここで、ステップS203におけるRFフィールドの検出動作の詳細について、図3を参照しながら説明する。
CPU101は電磁結合を使用した近距離無線通信部を起動し、キャリア検出部105に空間のキャリア検出を行わせる(ステップS301)。近距離無線通信部には、第1の変復調回路102、アンテナコイル103、整流平滑回路104、キャリア検出部105、記憶部106及び発振器107等が含まれる。
ステップS301の検出の結果、キャリアが検出されない場合には、発振器107にキャリアを生成させ、送信キャリアに送信相手先(受信側端末B)の端末IDを載せ、アンテナコイル103から放出する(ステップS302及びS303)。そして、相手(受信側端末B)から応答があったか否かの判断を行い(ステップS305)、応答があった場合には、RFフィールド検出動作を終了する。一方、ステップS305の判断の結果、相手から応答がない場合には、CPU101は、電力制御部109にVGA112の送信電力値を第1の電力値に設定させ、送信動作を開始する(ステップS205)。
また、ステップS301の検出の結果、キャリアが検出された場合には、第1の変復調回路102にキャリア内のIDデータを復調させ、送信相手先(受信側端末B)からのキャリアであるか否かの判断を行うと共に、それが自身(送信側端末A)宛てのものであるか否かの判断を行う(ステップS304及びS306)。
この判断の結果、検出したキャリアが送信相手先(受信側端末B)からのものであり、且つ自身(送信側端末A)宛てのものである場合には、検出したキャリアを負荷変調し、応答する(ステップS306及びS307)。
これにより、送信相手先(受信側端末B)の近距離無線通信部がイニシエータで電波を送出している場合であっても、通信相手先がRFフィールドの形成可能範囲内に存在することを確認することも可能である。
一方、ステップS304の確認の結果、検出したキャリアが送信相手先(受信側端末B)からのものではないか、又は送信相手先(受信側端末B)からのキャリアではあるものの自身(送信側端末A)宛てのものではない場合には、検出したキャリアを無視し、キャリアが出ていない時間を使用して受信側端末BのIDをキャリアに載せ送出する(ステップS306及びS308)。
なお、検出したキャリアに自己のIDが含まれていない場合としては、RFフィールドの形成可能範囲内に自身と関係ない近距離無線通信が行われている場合や、自身と関係ない端末が自身でない端末を探している場合等が挙げられる。
送信相手先からのキャリアではあるものの自身宛てのものではない場合としては、次のような場合が挙げられる。近距離無線方式では、図4のようにRFフィールド形成可能範囲内に該当するIDを持つ端末が存在する場合、受信した電波を負荷変調して送信先に応答する。図4に示す例では、RFフィールド形成可能範囲内に端末α、β及びγが存在し、端末βから端末αの存在を確認しようとしているものとする。このような場合、端末βは端末αの識別子(ID=X)を送信キャリアに載せ空間に放出する。端末αは端末βから受信した電波を負荷変調し、端末βへ送り返す。これにより、端末βにとっての送信相手先端末、この例では端末αがRFフィールド形成可能範囲内に存在するか否かの確認が行われる。一方、端末γも同時に端末βより電波を受信してRFフィールドが形成可能な状態となるが、受信IDが異なるため、端末βへは応答を返さない。この例では、端末γは、送信相手先からのキャリアを受信したものの、それが自身宛てのものではなかったこととなる。
このようにして、ステップS203のRFフィールドの検出が行われる。
そして、ステップS203の検出の結果、相手からの応答がない場合、即ち、送信相手先端末(受信側端末B)がRFフィールド形成可能範囲内に存在しない場合には、上述のステップS305で応答がない場合に相当するため、電力制御部109にVGA112の送信電力値を第1の電力値に設定させ、送信動作を開始する(ステップS204及びS205)。
一方、ステップS203の検出の結果、送信相手先端末(受信側端末B)がRFフィールド形成可能範囲内に存在する場合には、CPU101は、電力制御部109にVGA112の送信電力値を、第1の電力値よりも小さい第2の電力値に設定させて送信動作を開始する(ステップS204及びS206)。即ち、送信相手先端末(受信側端末B)がRFフィールド形成可能範囲内に存在する場合は、無線LANの送信電力を抑えて通信を行う。
そして、送信動作開始後も送信データが存在している間は、一定時間間隔でRFフィールド検出を行う(ステップS207)。
その後、送信が完了すると、キャリア送出動作を停止し(ステップS209)、次のデータの送信待ちに入る。
ここで、送信動作中のRFフィールド検出状態の変更に対する送信電力制御の詳細について、図5〜図8を参照しながら説明する。
先ず、RFフィールド形成可能範囲外で通信を開始し、通信中にRFフィールド形成可能範囲内へ移動した場合の送信電力制御について説明する。図5に、このような場合の状態の変化を示す。なお、RFフィールドはデータ送信元の端末Aから起動するものとする。
送信側端末Aは、データ送信の要求があった場合、データ送信先の受信側端末BのIDを使ってRFフィールドの形成を試みる。しかし、初期状態では、受信側端末BはRFフィールド形成可能範囲外に存在しているため、RFフィールドは形成されない。この結果、送信側端末Aは送信電力値を第1の電力値として送信動作を開始する。
その後、送信側端末Aはデータ送信中に一定時間毎にRFフィールドの形成を試みる。そして、通信中に、送信側端末A及び/又は受信側端末Bの移動により、受信側端末BがRFフィールド形成可能範囲内に存在するようになるとRFフィールドが形成される。送信側端末Aは、RFフィールドが形成されると、その後のデータの送信電力値を第1の電力値よりも小さい第2の電力値に変更して送信を継続する。
そして、データ送信が完了すると、送信側端末AはRFフィールドの形成を終了する。
次に、RFフィールド形成可能範囲内で通信を開始し、通信中にRFフィールド形成可能範囲外へ移動した場合の送信電力制御について説明する。図6に、このような場合の状態の変化を示す。なお、ここでも、RFフィールドはデータ送信元の端末Aから起動するものとする。
送信側端末Aは、データ送信の要求があった場合、データ送信先の受信側端末BのIDを使ってRFフィールドの形成を試みる。この例では、初期状態において、受信側端末BがRFフィールド形成可能範囲内に存在しているため、RFフィールドが形成される。この結果、送信側端末Aは送信電力値を第2の電力値として送信動作を開始する。
その後、送信側端末Aはデータ送信中に一定時間毎にRFフィールドの確認を行う。そして、データ送信中に受信側端末Bとの間でRFフィールドが切断されると、その後のデータの送信電力値を第2の電力値よりも大きい第1の電力値に変更して送信を継続する。
そして、データ送信が完了すると、送信側端末AはRFフィールドの形成を終了する。
次に、送信側端末Aが受信側端末Bの近傍を通過する場合の送信電力制御について説明する。図7に、送信側端末Aの移動の状況を示し、図8に、このような場合の状態の変化を示す。なお、ここでも、RFフィールドはデータ送信元の送信側端末Aから起動するものとする。
送信側端末Aは、データ送信の要求があった場合、データ送信先の受信側端末BのIDを使ってRFフィールドの形成を試みる。しかし、初期状態では、受信側端末BはRFフィールド形成可能範囲外に存在しているため、RFフィールドは形成されない。この結果、送信側端末Aは送信電力値を第1の電力値として送信動作を開始する。
その後、送信側端末Aはデータ送信中に一定時間毎にRFフィールドの形成を試みる。そして、通信中に、受信側端末BがRFフィールド形成可能範囲内に存在するようになるとRFフィールドが形成される。送信側端末Aは、RFフィールドが形成されると、その後のデータの送信電力値を第1の電力値よりも小さい第2の電力値に変更して送信を継続する。
その後、送信側端末Aはデータ送信中に一定時間毎にRFフィールドの確認を行う。そして、データ送信中に、受信側端末BがRFフィールド形成可能範囲外に存在するようになって受信側端末Bとの間でRFフィールドが切断されると、その後のデータの送信電力値を第1の電力値に変更して送信を継続する。
そして、データ送信が完了すると、送信側端末AはRFフィールドの形成を終了する。
なお、図5〜図8に示す例では、いずれにおいてもRFフィールドをデータ送信元の送信側端末Aから起動するものとしているが、RFフィールドを受信先の受信側端末Bから起動した場合でも上記のシーケンスは可能である。
上述のように、一般に、電磁結合による近距離無線でのRFフィールド形成可能距離は数十cm程度であるに対し、無線LAN等では数十m〜百m程度の通信距離を想定して送信電力値が設定されている。従って、本実施形態のように、RFフィールドが形成可能な場合(相手先端末との距離が短い場合)、無線LAN側の送信電力値を絞っても、即ち電力値を第1の電力値から第2の電力値に変更しても通信が可能である。そして、このような電力値の変更を行うことにより、データ送信側の電力消費を減ずることができると共に、通信可能範囲が限定されることになるため、情報の漏洩が生じにくくなり、盗聴等の防止などが可能となり、セキュリティが向上する。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図9は、本発明の第2の実施形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。第2の実施形態には、第1の実施形態の構成に対し、整流平滑回路104の平滑した電圧を検出する電圧検出部901が追加して設けられている。
一般に、RFフィールドが形成可能な範囲内においても、通信を行っている端末間の距離に応じて整流平滑回路104が平滑した電圧値が変化する。即ち、間隔が短いほうが検出される電圧が高くなる。そして、このように構成された第2の実施形態では、このような電圧の変化が電圧検出部901により検出される。従って、電圧検出部901が検出した電力値に応じて、VGA112の値を制御して送信電力値を制御することが可能である。他の動作は第1の実施形態と同様である。
例えば、電圧検出部901が検出する電圧値をV1、V2及びV3(V1>V2>V3)の3段階とし、送信電力値の電力値もP1、P2及びP3(P1<P2<P3)の3段階としている場合には、電圧値V1のときに送信電力値をP1と設定し、電圧値V2のときに送信電力値をP2と設定し、電圧値V3のときに送信電力値をP3と設定する。即ち、電圧検出部901が検出した電圧値が高いときほど、送信出力値を低く設定する。このような制御は、主としてCPU101及び電力制御部109により行われる。
このような第2の実施形態によれば、RFフィールドが形成可能な範囲内において、より細かな電圧制御が可能となるため、消費電力をより一層低減することが可能である。
なお、電圧値の制御段数は3段に限定されるものではなく、更に段数を多くすることにより、より細かな送信電力制御が可能となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図10は、本発明の第3の実施形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。第3の実施形態には、第1の実施形態の構成に対し、アンテナコイル103から放出される電界の強度を増減するための第2の可変利得増幅器(VGA)1001が追加して設けられている。
このように構成された第3の実施形態では、可変利得増幅器1001の増幅度を大きくするほど、RFフィールド形成可能範囲が拡大する。従って、可変利得増幅器1001の増幅度が大きいほど端末間の距離が大きく、可変利得増幅器1001の増幅度が小さいほど端末間の距離が小さいと判定することができる。
次に、このような性質を具えた第3の実施形態に係る無線通信装置の動作について説明する。図11は、第3の実施形態の動作を示すフローチャートである。但し、ここでは、送信側端末としての動作について説明する。
第3の実施形態では、先ず、第2の可変利得増幅器1001の設定利得Gsetをその最小値Gminに設定し、RFフィールド形成を試行し(ステップS1101)、RFフィールドの形成ができたか否かの判断を行う(ステップS1102)。
RFフィールドが形成された場合には、その時点で第2の可変利得増幅器1001に設定されている利得値Gsetに対応する送信電力値を可変利得増幅器112に設定してデータ送信動作を開始する(ステップS1102及びS1103)。
一方、RFフィールドを形成することができない場合には、設定値Gsetがその最大値Gmaxであるか否かの判断を行い(ステップS1102及びS1104)、最大値Gmaxでなければ、設定値Gsetの値を1段階上げて「Gset+1」とする(ステップS1106)。そして、再度RFフィールドの形成を試行する(ステップS1102)。
ステップS1104の判断の結果、設定値Gsetが最大値Gmaxとなっている場合には、可変利得増幅器112の送信電力値をその最大値Pmaxに設定して送信動作を開始する(ステップS1104及びS1105)。
そして、ステップS1103又はS1105の後に、データ送信が完了したか否かの判断を行い(ステップS1107)、完了していれば、RFフィールド形成動作を終了する(S1108)。
一方、データ送信が完了していない場合、即ち送信したデータが最後のデータでない場合には、設定値Gsetが最小値Gminであるか否かの判断を行い(ステップS1109)、最小値Gminでなければ、設定値Gsetを1段階下げて「Gset‐1」とした上で、RFフィールドの形成を試行する(ステップS1111)。
また、ステップS1109の判断の結果、設定値Gsetが最小値Gminとなっている場合には、可変利得増幅器112の送信電力値を最小値Pminに設定して送信動作を続行する(ステップS1110)。
このように、第3の実施形態では、第2の可変利得増幅器1001の利得の設定値に応じて可変利得制御器112の送信電力値を制御する。
例えば、第2の可変利得増幅器1001の利得をg1、g2及びg3(g1>g2>g3)の3段階とし、可変利得増幅器112の送信電力の電力値をP4、P5、P6(P4<P5<P6)としている場合には、利得g1のときに送信電力値をP6と設定し、利得g2のときに送信電力値をP5と設定し、利得g3のときに送信電力値をP4と設定する。即ち、可変利得増幅器1001の利得が高いときほど、送信出力値を高く設定する。
つまり、図11に示すフローチャートに沿えば、RFフィールド形成時は可変利得増幅器1001の利得をg3、g2、g1の順で上げていき、RFフィールドが形成できた時点での可変利得増幅器1001の利得に対応する送信電力の電力値Pを使用してデータ送信を開始する。
RFフィールドの形成後は、一定周期毎にRFフィールドを確認すると共に、この際に前回よりも可変利得増幅器1001の利得を1段階下げてRFフィールドの形成を試行し、この利得でもRFフィールドが形成可能であれば、この1段階下げた後の利得に対応した電力値Pに送信電力を変更し、送信動作を継続する。例えば、前回のRFフィールド形成時の可変利得増幅器1001の利得がg2であった場合には、当回の可変利得増幅器1001の利得をg3としてRFフィールド形成を試行する。そして、RFフィールドが形成可能な限り、このような動作を可変利得増幅器1001の利得が最小になるまで試行する。
一方、前回よりも1段階下げた利得ではRFフィールドを形成できない場合には、可変利得増幅器1001の利得を前回の値と同じ値に戻し、RFフィールドの形成を試行する。
また、RFフィールドが形成された後には、一定周期毎にRFフィールドを確認するが、この際にRFフィールドの切断が検出されることもある。このような場合には、前回よりも可変利得増幅器1001の利得を1段階上げてRFフィールド形成を試行し、RFフィールドが形成可能であれば、1段階上げた後の利得に対応した電力値Pに送信電力を変更し、送信動作を継続する。例えば、前回のRFフィールド形成時の可変利得増幅器1001の利得がg2であった場合には、当回の可変利得増幅器1001の利得をg1としてRFフィールド形成を試行する。そして、RFフィールドが形成されない限り、このような動作を可変利得増幅器1001の利得が最大になるまで試行する。
このような制御は、主としてCPU101及び電力制御部109により行われる。
なお、第2の実施形態と同様に、電圧値の制御段数は3段に限定されるものではなく、更に段数を多くすることにより、より細かな送信電力制御が可能となる。
本発明の実施形態は、例えばコンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。 送信側端末Aの動作を示すフローチャートである。 図2に引き続き、送信側端末Aの動作を示すフローチャートである。 IDを確認する方法を示す図である。 通信開始後にRFフィールド形成可能範囲外からRFフィールド形成可能範囲内へ装置が移動した場合の状態の変化を示す図である。 通信開始後にRFフィールド形成可能範囲内からRFフィールド形成可能範囲外へ装置が移動した場合の状態の変化を示す図である。 送信側端末Aの移動の状況を示す図である。 通信開始後にRFフィールド形成可能範囲外からRFフィールド形成可能範囲内へ装置が移動し、更にRFフィールド形成可能範囲外へ移動した場合の状態の変化を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る無線通信装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
101:CPU
102、108:変復調回路
103:アンテナコイル
104:整流平滑回路
105:キャリア検出部
106:記憶部
107:発振器
109:電力制御部
110:送信部
111:受信部
112、1001:可変利得増幅器(VGA)
113:アンテナ
901:電圧検出部

Claims (13)

  1. 電波を用いてデータ通信を行う無線通信手段と、
    電磁結合を用いて通信相手が所定の範囲内に存在するか否かの検出を行う検出手段と、
    前記検出手段による検出の結果に応じて前記無線通信手段における送信電力の値を設定する設定手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記設定手段は、前記通信相手が前記所定の範囲内に存在しない場合には、前記送信電力の値を第1の電力値に設定し、前記通信相手が前記所定の範囲内に存在する場合には、前記送信電力の値を前記第1の電力値よりも低い第2の電力値に設定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記検出手段は、前記検出を一定時間毎に行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記通信相手の識別子を確認する確認手段を有し、
    前記設定手段は、前記確認手段により確認した識別子が前記通信相手の識別子であるか否かに応じて、前記送信電力の値を設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記所定の範囲は、RFフィールドを形成することができる範囲であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 設定手段は、前記通信相手が前記所定の範囲内に存在する場合には、前記RFフィールドを介して受信した信号の電圧に応じた値を前記無線通信手段における送信電力の値に設定することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記設定手段は、前記受信した信号の電圧が高いときほど前記送信電力の値を低くすることを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. RFフィールドを形成するRFフィールド形成手段と、
    前記RFフィールド形成手段における送信電力を変更する変更手段と、
    を有し、
    前記設定手段は、前記通信相手が前記所定の範囲内に存在する場合には、前記RFフィールド形成手段における送信電力の値に応じた値を前記無線通信手段における送信電力の値に設定することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  9. 前記設定手段は、前記RFフィールド形成手段における送信電力の値が高いときほど前記無線通信手段における送信電力の値を高くすることを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. 記変更手段は、前記RFフィールド形成手段がRFフィールドを形成することができている限り、前記RFフィールド形成手段における送信電力を低く変更していくことを特徴とする請求項8又は9に記載の通信装置。
  11. 前記RFフィールド形成手段は、一定時間毎にRFフィールドの形成を行い、
    記変更手段は、前記RFフィールド形成手段がRFフィールドの形成を行うたびに、前回の形成時よりも送信電力の値を低くすることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 電波を用いてデータ通信を行う無線通信手段を備えた通信装置の制御方法であって、
    電磁結合を用いて通信相手が所定の範囲内に存在するか否かの検出を行う検出ステップと、
    前記検出ステップにおける検出の結果に応じて前記無線通信手段における送信電力の値を設定する設定ステップと、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  13. 電波を用いてデータ通信を行う無線通信手段を備えた通信装置の制御をコンピュータに行わせるプログラムであって、
    コンピュータに、
    電磁結合を用いて通信相手が所定の範囲内に存在するか否かの検出を行検出の結果に応じて前記無線通信手段における送信電力の値を設定させることを特徴とするプログラム。
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