JP4497453B2 - トナー容器用通気フィルタ、通気部材、それらを用いた現像装置、トナーボックス、およびトナー容器用通気フィルタ集合体 - Google Patents

トナー容器用通気フィルタ、通気部材、それらを用いた現像装置、トナーボックス、およびトナー容器用通気フィルタ集合体 Download PDF

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Description

本発明は、トナー容器用通気フィルタ、通気部材、それらを用いたトナー容器、およびトナー容器用通気フィルタ集合体に関する。
レーザープリンター、複写機、ファクシミリ、およびこれらを複合した複合機器等の画像形成装置は、以下のような方式で画像を形成する。まず、感光性ドラムの表面を帯電させるとともにその表面にレーザー光を照射して潜像を形成する。その後、感光性ドラムの周辺に配置された現像装置内のトナーを感光性ドラムに付着させて上記潜像を現像する。このようにして感光性ドラムに形成された画像は、中間転写体に転写された後、または直接紙等の記録媒体に転写される。
トナーを補充する方式としては、トナーを収容した現像装置全体を交換する方式、または現像装置が現像装置の他の構成部材と分離可能なトナーボックスとを含んでおり、そのトナーボックスを交換する方式とがある。
現像装置全体を交換する方式に用いられる現像装置では、一般に、トナーは、撹拝バーやトナー供給ロール等とともに同一の容器内(現像装置内)に収容されている。攪拌バーやトナー供給ローラの回転に伴い容器の内圧が上昇することを抑制するために通気部が設けられ、その通気部にはトナーが空気とともに漏れ出さないようにフィルタが取り付けられている。このフィルタには、ポリテトラフルオロエチレン(以下、「PTFE」という)多孔質膜と織布または不織布等とからなる積層体が用いられている。フィルタは、PTFE多孔質膜に織布または不織布を積層することで、薄く、比較的強度の低いPTFE多孔質膜を補強するとともに、熱溶着や接着による容器への取り付けが容易化されている(例えば、特許文献1参照)。
トナーボックスにも同じくフィルタが取り付けられた通気部が設けられており、トナー量の減少にともないトナーボックス内に負圧がかかることを抑制している。
ところで、画像形成装置の感光ドラムに残留した未転写トナーは、画像形成装置内のクリーニング装置により感光ドラムから除去され、廃トナー搬送装置により回収用容器に送られ収容される。この回収用容器には、トナーとともに吸引された空気を容器外に排出させるための通気部が設けられている。その通気部にはトナーが空気とともに漏れ出さないようにPTFE多孔質膜を含むフィルタが取り付けられている(例えば、特許文献2参照)。
このように、画像形成装置には、現像装置、トナーボックス、トナー回収容器等のトナー容器が用いられ、トナー容器にはPTFE多孔質膜を含むフィルタが用いられることが多い。
特開平9−311553号公報(8頁、図5) 特開2002−311711号公報(6頁、図7)
しかし、このような用途に用いられるPTFE多孔質膜は、長時間の使用により目詰まりを起こし通気性が低下するという問題があった。また、容器内の圧力変動等によりフィルタが繰返し屈曲されることによってPTFE多孔質膜にピンホールが発生すると、さらなる圧力変動により、PTFE多孔質膜に形成されたピンホールから亀裂が生じ、多量のトナーが漏れ出すおそれもあった。
本発明のトナー容器用通気フィルタは、PTFE多孔質膜と通気性支持層とを含むトナー容器用通気フィルタであって、粒径が1μm〜5μmの粒子を用いて測定される前記通気性支持層の捕集効率が60%以上であることを特徴とする。
本発明のトナー容器用通気フィルタ集合体は、本発明のトナー容器用通気フィルタを複数含み、複数の前記トナー容器用通気フィルタがシート状物に剥離可能に貼り付けられていることを特徴とする。
本発明の通気部材は、本発明のトナー容器用通気フィルタと、貫通孔を有する支持体とを含み、前記トナー容器用通気フィルタが前記貫通孔を覆うように前記支持体に取り付けられていることを特徴とする。
本発明のトナー容器は、本発明のトナー容器用通気フィルタが、トナーを収容するための空間を有する容器の通気部に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の別のトナー容器は、本発明の通気部材が、トナーを収容するための空間を有する容器の通気部に取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、長寿命化されたトナー容器用通気フィルタ、およびそれを用いたトナー容器を提供できる。
本発明のトナー容器用通気フィルタ、通気部材、それらを用いたトナー容器、およびトナー容器用通気フィルタ集合体の一例を、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、本実施の形態のトナー容器用通気フィルタ1は、PTFE多孔質膜2と通気性支持層3とを含んでおり、通気性支持層3の捕集効率が60%以上であるので、仮にPTFE多孔質膜2にピンホールが形成されても、トナーの大部分は通気性支持層3により捕捉でき、トナー容器用通気フィルタ1からのトナー漏れを抑制できる。このように、本実施の形態のトナー容器用フィルタ1では、仮にPTFE多孔質膜2にピンホールが形成されても、ピンホールの形成よってフィルタ機能が直ちには失われず、長寿命化を実現できる。
尚、通気性支持層3の捕集効率の上限値について特に制限はないが、通常、95%以下である。また、本発明において捕集効率は、下記の方法により測定した値である。
トナー容器用通気フィルタ1を有効面積が100cm2となるように円形ホルダーにセットする。空気の入口側と出口側に圧力差を与え、空気の透過流速を5.3cm/secにした状態で入口側に粒径が1μm〜5μmの粒子(大気塵)を含む空気を供給する。入口側の粒子濃度(粒子個数/リットル)とサンプルを透過した出口側の粒子濃度(粒子個数/リットル)とをパーティクルカウンターで測定し、それらを下記の数式1に代入して算出する。
(数1)
捕集効率(%)=(1一出口側粒子濃度/入口側粒子濃度)×100
PTFE多孔質膜2の平均孔径について特に制限はないが、通常、10μm以下、さらには、0.5μm〜6μmであることが好ましい。大きすぎると強度不足となったり、トナー漏れも発生し易くなり、小さすぎると、十分な通気性を確保できなくなるからである。
PTFE多孔質膜2の厚さについて特に制限はないが、通常、2μm以上が好ましい。薄すぎるとトナー容器内の圧力上昇によって破損する恐れがあるからである。PTFE多孔質膜2の厚さの上限について特に制限はないが、圧力損失が大きくなりすぎないようにするために、通常、2000μm以下であることが好ましい。
PTFE多孔質膜2は、JIS L 1096に準拠して測定された通気度(フラジール通気度)が、0.1〜50cm3・cm-2・s-1であることが好ましい。トナー容器内外の圧力差を迅速に解消できるからである。
図1に示した参考のように、トナー容器用通気フィルタ1は、1層のPTFE多孔質膜2と1層の通気性支持層3とを積層したものである。
上記PTFE多孔質膜2は、従来から知られた方法にて作製できる。以下にその作製方法の一例を説明する。まず、PTFEファインパウダーに液状潤滑剤を加えたペースト状の混合物を予備成形する。液状潤滑剤としては、PTFEファインパウダーの表面を濡らすことができ、抽出や加熱することより除去できるものであれば特に限定されず、例えば、ナフサ、ホワイトオイル等の炭化水素を使用できる。液状潤滑剤の添加量は、PTFEファインパウダー100重量部に対して5〜50重量部程度が適当である。上記した予備成形は、液状潤滑剤が絞り出されない程度の圧力で行う。
次に、予備成形体を押出しおよび/または圧延してシート状に成形し、このようにして得られたシート状の成形体を少なくとも一軸方向に延伸してPTFE多孔質膜を得る。尚、延伸は、液状潤滑剤を除去してから行うとよい。延伸条件は、適宜設定でき、通常、温度は30〜320℃であり、延伸倍率は、縦方向、横方向ともに2〜30倍である。また、延伸後にPTFE多孔質膜をPTFEの融点以上に加熱して焼成すれば、強度を高めることができる。
通気性支持層3としては、捕集効率が60%以上であれば、その材料、形態等について特に制限はないが、例えば、不織布、スポンジ、フォーム、超高分子量ポリエチレン多孔体等の多孔体材料を用いることができる。特には、捕集効率と通気性のバランスが良い不織布が好ましい。不織布の繊維材料としては、例えば、ポリオレフィン(ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等)、ポリエステル、ナイロン6、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミド(PA)、アクリル樹脂、ポリスルホン、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリフッ化ビニリデン、セルロース、ビスコース等を用いることができる。PTFE多孔質膜2と通気性支持層3とを熱ラミネート法により接合する場合は、通気性支持層3が熱可塑性樹脂を含んでいると、熱ラミネートが容易となり好ましい。
通気性支持層3は、上記材料からなる繊維を組み合わせた芯鞘構造の繊維を用いた不織布であってもよいし、上記材料からなる繊維と、ガラス繊維または炭素繊維とを含む不織布であってもよい。2種以上の繊維を含む不織布は、例えば湿式法により作製できる。
対比する2種の不織布の目付け量が同じであれば、より細い繊維から形成された不織布の方が捕集効率が高いため好ましい。具体的には、目付け量が10〜300g/m2である場合に、繊維径は0.2μm〜15μmであることが好ましい。細すぎると不織布の機械的強度が小さく作業性が悪くなり、太すぎると捕集効率が低下するからである。
通気性支持層3は、エレクトレット処理されていてもよい。エレクトレット処理されていると、静電気力によりトナーの捕集効率を高めることができる。不織布に電荷を与える方法としては、直流高電圧により不織布を分極する方法、針状電極に直流高電圧をかけて大気中にイオンを発生させこれを不織布に印加する方法、パルス放電により大気中にイオンを発生させこれを不織布に印加する方法等を採用できる。
図2に示すように、トナー容器用通気フィルタ1は、通気性補強層5をさらに含み、通気性補強層5のJIS L 1096に準拠して測定される通気度が、通気性支持層3のJIS L 1096に準拠して測定される通気度よりも高いことが好ましい。トナー容器用通気フィルタ1について、通気性を損なうことなく、強度を高めることができるからである。例えば、通気性支持層3のフラジール通気度が5〜20cm3・cm-2・s-1である場合、通気性補強層5のフラジール通気度は、20〜300cm3・cm-2・s-1であることが好ましい。
通気性補強層5は、その材料、形態等について特に制限はなく、例えば、通気性支持層3と同様な多孔体材料や、ネット等を用いることができる。不織布である場合は、不織布の繊維径は1μm〜30μmが適当である。
不織布の作製方法については特に制限はないが、極細繊維(繊維径が数ミクロン程度)により不織布を作製できるメルトブローン法を採用することが好ましい。メルトブローン法により不織布を作製する場合には、材料として、PP、PE、ポリエステル、ナイロン6、ポリフェニレンサルファイド等の熱可塑性樹脂を用いることができる。
PTFE多孔質膜2と通気性支持層3とを接合する方法としては、例えば、接着剤ラミネート、熱ラミネート、加熱溶着、超音波溶着、振動溶着、接着剤による接着等の方法を用いることができる。例えば、熱ラミネートによりPTFE多孔質膜2と通気性支持層3とを接合する場合は、加熱により通気性支持層3の一部を溶融し、PTFE多孔質膜2と通気性支持層3とを接着すればよい。ホットメルトパウダーのような融着剤を介在させてPTFE多孔質膜2と通気性支持層3とを接着してもよい。図1に示すように、トナー容器用通気フィルタ1は、その周縁部1aのみにおいてPTFE多孔質膜2と通気性支持層3とが接合されていてもよい。
図2に示したように、トナー容器用通気フィルタ1が通気性補強層5を含む場合、PTFE多孔質膜2と通気性補強層5との接合、通気性補強層5と通気性支持層3との接合は、上記PTFE多孔質膜2と通気性支持層3とを接合する方法と同様の方法により行えばよい。
トナー容器用通気フィルタ1には、トナー容器用通気フィルタ1の性質またはトナーの性質に応じて撥水処理、撥油処理等の撥液処理が施されていることが好ましい。例えば、トナーがオイル含有トナーである場合、オイルがPTFE多孔質膜の孔内に浸透して通気性が阻害されるおそれがあるからである。
撥液処理は、表面張力の小さな物質を塗布し、乾燥後、キュアすることにより行うことができる。撥液剤としては、PTFE多孔質膜2よりも低い表面張力の被膜を形成できれば特に限定されないが、パーフルオロアルキル基を側鎖に有する高分子が好適である。このような高分子としては、例えば、「フロラード」(住友スリーエム製)、「スコッチガード」(住友スリーエム製)、「テックスガード」(ダイキン工業製)、「ユニダイン」(ダイキン工業製)、「アサヒガード」(旭硝子製)等(すべて商品名)を利用してもよい。撥液剤の塗布は、含浸、スプレー等により行えばよい。撥液剤の塗布量は十分な撥液効果が得られ、かつトナー容器用通気フィルタ1の通気性が妨げられないように調整することが好ましい。撥液処理は、容器に取り付けられたときに、トナー側に配置される面にのみ施してもよいし、トナー容器用通気フィルタ1の全体に施してもよい。
トナー容器用通気フィルタ1の形状、大きさについては特に制限はない。図1に示した例では、トナー容器用通気フィルタ1は円形状をしているが、トナーを収容するための空間を有する容器の通気部を覆うように配置できればどのような形状であってもよい。
トナー容器用通気フィルタ1の容器への取り付けは、熱溶着、超音波溶着、振動溶着、接着剤、例えば粘着剤による接着等の方法により行うことができるが、トナー容器用通気フィルタ1に含まれる粘着層により取り付けることが好ましい。図3に示すように、トナー容器用通気フィルタ1の一方の面の周縁が粘着層4から形成されていると、トナー容器用通気フィルタ1の容器への取り付けが容易だからである。粘着層4には、例えば、両面テープ等を用いることができる。
粘着層4は、シリコーン系、アクリル系、ゴム系等の感圧接着剤を用いて形成できる。図3に示すように、粘着層4は単層でもよいが、図4に示すように、基材4b、例えば、不織布やポリエチレンテレフタレート(PTE)フィルム等のプラスチックフィルム等の両面に感圧接着剤層4aが設けられた両面粘着シートを、粘着層4として用いることが好ましい。トナー容器用通気フィルタ1の強度を高めることができ、ハンドリング性も良くなり、容器へ取り付けるプロセスの自動化も容易となるからである。
図3および図4に示すように、粘着層4は、PTFE多孔質膜2に接して設けられているが、これに制限されず、通気性支持層3に接して設けられていてもよい。ただし、粘着層4は、通気性支持層3とよりもPTFE多孔質膜2との方が、密着性が良いので、密着性の観点からは粘着層4をPTFE多孔質膜2に接して設けることが好ましい。
図5に示すように、トナー容器用通気フィルタ1は、シート状物6上に剥離可能に貼り付けられて、保管または輸送等されることが好ましい。複数のトナー容器用通気フィルタ1がシート状物6に剥離可能に貼り付けられたトナー容器用通気フィルタ1集合体は、取り扱いが容易であり、トナー容器用通気フィルタ1を容器へ取り付ける際の自動化が容易となるからである。
例えば、トナー容器用通気フィルタ1が粘着層4を含む場合(図3、4参照)、図5(a)(b)に示すように、表面にシリコンが塗布されたシート状物6上に複数のトナー容器用通気フィルタ1を貼り付けて保管等する。トナー容器用通気フィルタ1が粘着層を含まない場合には、図6に示すように、低粘着性の粘着剤6aが塗布されたシート状物6上に、複数のトナー容器用通気フィルタ1を貼り付けて保管等する。図5(a)に示したシート状物は板状であるが、図7に示すように帯状であってもよく、複数のトナー容器用通気フィルタ1が貼り付けられたシート状物6はロール状に巻き取られていてもよい。
図8〜図10に、トナー容器用通気フィルタ1が取り付けられたトナー容器の一例を示している。これらのトナー容器は、本実施の形態のトナー容器用通気フィルタ1が取り付けられていること以外は従来からある一般的なトナー容器と同様の構造をしている。
図8(a)(b)に示したトナー容器(トナーボックス)は、外形が略円筒形であり、トナー容器用通気フィルタ1とトナーを内部に収容するための空間を有する容器23とを含んでいる。容器23は、トナー容器用通気フィルタ1によって覆われた通気部23a、スライドさせることにより開口部(図示せず)を開閉可能とするシャッター部材25と、容器23の内部に配置されて、トナーを開口部へ向かって排出させる掻きだし部材(図示せず)とを備えている。
図9(a)(b)に示したトナー容器(現像装置)は、画像形成装置の感光ドラムにトナーを供給する現像ローラ26と、トナー20を収容するための空間を有するとともに上記現像ローラ26を支持する容器23、容器23の通気部23aを覆うトナー容器用通気フィルタ1とを含んでいる。容器23は、トナーを攪拌するための攪拌バー27と、現像ローラ26を露出させるための開口部を開閉可能とするシャッター部材24とを備えている。
図10に示したトナー容器は、廃トナーを回収するためのトナー容器であり、トナーを内部に収容するための空間を有する容器23とトナー容器用通気フィルタ1とを含んでいる。容器23は、トナー容器用通気フィルタ1によって覆われた通気部23aと、廃トナーを導入するためのチューブが接続された注入口28とを備えている。画像形成装置の感光ドラムに残留した未転写トナーは、画像形成装置内のクリーニング装置により感光ドラムから除去され、廃トナー搬送装置により、図10に示すようなトナー容器に送られて収容される。
トナー容器用通気フィルタ1の容器23へ取り付けは、トナー容器用通気フィルタ1の一方の面、他方の面のいずれの面をトナー側に向けて行ってもよい。一方の面の少なくとも一部がPTFE多孔質膜2から形成されている場合、そのPTFE多孔質膜2をトナー側に向けて取り付ければ、トナー容器用通気フィルタ1に対するトナーの離型性は良く、一方の面の少なくとも一部が通気性支持層3から形成されている場合、その通気性支持層3をトナー側に向けて取り付ければ、通気性支持層3はプレフィルタとして機能し、PTFE多孔質膜の目詰まりを抑制できる。
尚、図11(a)(b)に示すように、トナー容器用通気フィルタ1は、容器23の内側、外側のいずれに取り付けてもよい。容器23に取り付けられるトナー容器用通気フィルタ1の個数については特に制限はなく、容器の他の面や同じ面に複数個取り付けてもよい。トナー容器用通気フィルタ1を複数個取り付ける場合、トナーが収容されたトナー容器がどのような姿勢に置かれても、少なくとも一つのトナー容器用通気フィルタ1がトナーによって塞がれないように、トナー容器用通気フィルタ1の取り付け位置を決定することが好ましい。
また、図11(c)に示すように、トナー容器用通気フィルタ1は、周縁において無多孔化されていることが好ましい。溶着する等してトナー容器用通気フィルタ1の周縁を無多孔化すれば、トナー容器用通気フィルタ1の端面からトナー漏れが生じることを抑制できるからである。
(実施の形態2)
実施の形態2では、本発明の通気部材およびそれを用いたトナー容器の一例について説明する。
図12(a)に示すように、本実施の形態の通気部材11は、図3に示したトナー容器用通気フィルタ1と、貫通孔12を有する支持体10とを含み、トナー容器用通気フィルタ1が、貫通孔12を覆うように支持体10に取り付けられている。トナー容器用通気フィルタ1は、薄く軽いため、単体ではハンドリング性が悪く、容器へ取り付けプロセスの自動化が容易でない。トナー容器用通気フィルタ1が支持体10によって支持されていると、容器への取り付けが容易となり、容器への取り付け方の自由度も高まる。例えば、図12(b)に示すように、支持体10は、容器23の通気部23a内に挿入可能な筒状部を含んでおり、トナー容器用通気フィルタ1は、上記筒状部の挿入開始側端部に取り付けられているので、トナー容器用通気フィルタ1を容器23の外側から通気部23a内または容器23の内部に配置することができる。
支持体10の材料としては、樹脂や金属等いずれであってもよいが、成形が容易な熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ABS樹脂、ポリスルホン(PS)、熱可塑性エラストマー、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等が好ましい。上記熱可塑性樹脂単体でもよいが、ガラス繊維やカーボン等の無機物や金属等を混合して耐熱性、寸法安定性、剛性を高めたり、顔料や安定剤等を混合して着色したり耐熱性を高めてもよい。上記熱可塑性樹脂と上記熱可塑性樹脂以外の材料、例えば、ゴム類、樹脂等との複合材料を用いてもよい。
支持体10の成形方法について特に制限はないが、射出成型や切削加工等の方法が挙げられる。
トナー容器用通気フィルタ1の支持体10への取り付けは、図12(a)に示した例では、トナー容器用通気フィルタ1に含まれる粘着層4により行われているが、剥がれや浮き等が生じなければ取り付け方法について特に制限はなく、加熱溶着、超音波溶着、振動溶着、接着剤による接着等により取り付けてもよい。特には、簡便な熱溶着や超音波溶着等が好適である。支持体10を成形する金型内にトナー容器用通気フィルタ1を配置し、インサート成形法により支持体10を成形すると同時にトナー容器用通気フィルタ1と支持体10とを一体化してもよい。
図12(a)(b)に示すように、トナー容器用通気フィルタ1の支持体10への取り付けは、通気部材11がトナー20が収容された容器23の通気部23aへ取り付けられた状態でPTFE多孔質膜2がトナー20側に配置されるようになされていてもよいし、図13(a)(b)に示すように、通気性支持層3がトナー20側に配置されるように支持体10に取り付けられてもよい。通気部材11が容器23に取り付けられた状態でPTFE多孔質膜2がトナー側に配置されれば、トナー容器用通気フィルタ1に対するトナーの離型性は良く、通気性支持層3がトナー側に配置されれば、通気性支持層3がプレフィルタとして機能するので、PTFE多孔質膜2の目詰まりを抑制できる。
図12(b)および図13(b)には、図12(a)および図13(a)に示した通気部材11が取り付けられたトナー容器21の一例を示している。図12(b)および図13(b)示すように、トナー容器21は、支持体10にトナー容器用通気フィルタ1が取り付けられた通気部材11が、トナー20を内部に収容するための空間を有する容器23の通気部23aに取り付けられている。尚、図12(b)および図13(b)において、23bは開口部、24は開口部23bを覆うシャッターである。
トナー20が充填されたトナー容器23を、レーザープリンター、ファクシミリ等の画像形成装置に装着すれば、シャッター24がスライドされて、開口部23bからトナー20がプリンタヘッド等の描画手段へと送り込まれる。
通気部材11の容器23への取り付けは、例えば、超音波溶着、熱溶着、振動溶着、圧入等の方法により行うことができる。支持体10と通気部23aに、互いに螺合または嵌合するネジ溝または嵌合溝等を設ける等して、嵌合または螺合により通気部材11を容器23へ取り付けてもよい。圧入、嵌合、螺合による取り付けは、通気部材11の交換が容易であるため好ましい。図14に示すように、粘着剤13により通気部材11を容器23へ取り付けてもよい。
尚、容器23に取り付けられる通気部材11の個数については特に制限はなく、容器23の他の面や同じ面に複数個取り付けられていてもよい。通気部材11を複数個取り付ける場合、トナーが収容されたトナー容器23がどのような姿勢に置かれても、少なくとも一つの通気部材11のトナー容器用フィルタがトナーによって塞がれないように、通気部材11の取り付け位置を決定することが好ましい。
以下に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例により制限されるものではない。
下記のとおり、図4に示した構造のトナー容器用通気フィルタ1を作製した。PTFE多孔質膜2(日東電工社製、「ミクロテックスNTF1033」、厚さ15μm、平均孔径3μm、捕集効率100%、フラジール通気度10cm3・cm-2・s-1)と、メルトブローン法により作製されたPP製不織布3(厚さ300μm、捕集効率81.0%、フラジール通気度12cm3・cm-2・s-1、目付け量40g/m2)とを、ポリオレフィン系の接着剤を介して、150℃にて接着剤ラミネートした。
次に、剥離シート付き粘着シート4(日東電工社製、「No.500」)に、打抜きにより5mmの貫通孔を形成し、剥離シートを剥がして、上記PTFE多孔質膜2に貼り合わせた。これらを外径12mmに打抜いて、トナー容器用通気フィルタ(捕集効率100%、フラジール通気度2cm3・cm-2・s-1)を作製した。
PP製不織布(厚さ300μm、捕集効率81.0%、フラジール通気度12cm3・cm-2・s-1、目付け量40g/m2)に代えて、同じくメルトブローン法により作製されたPP製不織布(厚さ160μm、捕集効率70%、フラジール通気度25cm3・cm-2・s-1、目付け量20g/m2)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、トナー容器用通気フィルタ(捕集効率100%、フラジール通気度3cm3・cm-2・s-1)を作製した。
PP製不織布(厚さ300μm、捕集効率81.0%、フラジール通気度12cm3・cm-2・s-1、目付け量40g/m2)に代えて、同じくメルトブローン法により作製されたPP製不織布(厚さ150μm、捕集効率61%、フラジール通気度30cm3・cm-2・s-1、目付け量15g/m2)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、トナー容器用通気フィルタ(捕集効率100%、フラジール通気度3.5cm3・cm-2・s-1)を作製した。
PP製不織布(厚さ300μm、捕集効率81.0%、フラジール通気度12cm3・cm-2・s-1、目付け量40g/m2)に代えて、メルトブローン法により作製され、さらにエレクトレット処理されたPP製不織布(厚さ160μm、捕集効率99.0%、フラジール通気度25cm3・cm-2・s-1、目付け量20g/m2)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、トナー容器用通気フィルタ(捕集効率100%、フラジール通気度3cm3・cm-2・s-1)を作製した。
PP製不織布(厚さ300μm、捕集効率81.0%、フラジール通気度12cm3・cm-2・s-1、目付け量40g/m2)に代えて、PP繊維とガラス繊維とを含む不織布(厚さ200μm、捕集効率97.0%、フラジール通気度10cm3・cm-2・s-1、目付け量50g/m2)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、トナー容器用通気フィルタ(捕集効率100%、フラジール通気度2.5cm3・cm-2・s-1)を作製した。
(比較例1)
PP製不織布(厚さ300μm、捕集効率81.0%、フラジール通気度12cm3・cm-2・s-1、目付け量40g/m2)に代えて、PP製不織布(厚さ200μm、捕集効率20.0%、フラジール通気度200cm3・cm-2・s-1、目付け量30g/m2)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、トナー容器用通気フィルタ(捕集効率100%、フラジール通気度5cm3・cm-2・s-1)を作製した。
実施例1〜5、比較例1のトナー容器用通気フィルタを図12(a)に示すように支持体10に固着して通気部材11とし、それら通気部材11を其々図12(b)に示すように、トナー20(市販品:シアントナー、平均粒子径5μm)を内包した容器23に取り付けてトナー容器21を作製した。容器内の容積は500cm3、トナー容量は250cm3である。尚、通気部材11を容器23に取り付ける前に、ステンレス針(外径×内径0.47mm×0.115mm)をPTFE多孔質膜2に突き刺し、PTFE多孔質膜2にピンホールを形成した。
上記トナー容器を30cmの高さから10回落下させた後、トナー容器用通気フィルタからのトナー漏れを確認したところ、表1に示すように、実施例1〜5のトナー容器用通気フィルタではトナー漏れは確認されなかったが、比較例1のトナー容器用通気フィルタではトナー漏れが確認された。以上の結果から、通気性支持層3の捕集効率が60%以上であるトナー容器用通気フィルタでは、PTFE多孔質膜にピンホールが発生しても通気性支持層によりトナー漏れを抑制できることが確認できた。
[表1]
[参考例1]
PTFE多孔質膜(日東電工社製、「ミクロテックス1131」、厚さ80μm、平均孔径1μm、捕集効率100%、フラジール通気度0.66cm3・cm-2・s-1)と、通気性支持層として、PP不織布(繊維径0.5〜3μm、目付量30g/m2、捕集効率80%、フラジール通気度20cm3・cm-2・s-1)を用意し、PTFE多孔質膜と通気性支持層とを重ね合わせ、130℃に加熱した一対のロール間を通過させてトナー容器用通気フィルタを得た。
[参考例2]
PTFE多孔質膜とPP不織布との間に、通気性補強層として、PP不織布(繊維径20〜30μm、目付量30g/m2、捕集効率10%、フラジール通気度200cm3・cm-2・s-1)をさらに設けたこと以外は参考例1と同様にしてトナー容器用通気フィルタを作製した。通気性支持層と通気性補強層とを130℃に加熱した一対のロール間を通過させて熱ラミネートした後、通気性支持層と通気性補強層とからなる積層体とPTFE多孔質膜とを、同じく130℃に加熱した一対のロール間を通過させて、通気性補強層とPTFE多孔質膜とを接合した。
(比較例2)
PP不織布(繊維径0.5μm〜3μm、目付量30g/m2、捕集効率80%、フラジール通気度200cm3・cm-2・s-1)に代えて、PP不織布(繊維径20μm〜30μm、目付量30g/m2、捕集効率10%)を用いたこと以外は実施例7と同様にしてトナー容器用通気フィルタを得た。
上記参考例1、2および比較例2について下記の方法に従い圧力損失を測定し、その結果を図15に示した。
[圧力損失] サンプルを有効面積が100cm2がとなるように円形ホルダーにセットし、上流側と下流側との間に圧力差を与えてサンプルに対する空気の透過流速を5.3cm/secに調整しながら、一定時間毎の圧力損失を圧力計で測定した。尚、サンプルは、通気性支持層が気体の流れの上流側となるようにホルダーにセットした。
図15に示すように、PTFE多孔質膜と通気性支持層とを含み、通気性支持層の、粒径が1μm〜5μmの粒子(大気塵)を用いて測定される捕集効率が60%以上であれば、圧力損失の上昇を抑制でき、トナー容器用通気フィルタを長寿命化できることが確認できた。
本発明のトナー容器用通気フィルタは長寿命であるので、本発明のトナー容器用通気フィルタ、およびそれを用いたトナー容器は有用である。
(a)は本発明のトナー容器用通気フィルタの一例を示す断面図、(b)は(a)の底面図 本発明のトナー容器用通気フィルタの他の例を示す断面図 (a)は本発明のトナー容器用通気フィルタの他の例を示す断面図、(b)は(a)の底面図 本発明のトナー容器用通気フィルタの他の例を示す断面図 (a)は本発明のトナー容器用通気フィルタ集合体の一例を示す斜視図、(b)は(a)の部分Aの拡大断面図 本発明のトナー容器用通気フィルタ集合体の他の例を示す一部断面図 本発明のトナー容器用通気フィルタ集合体の他の例を示す斜視図。 (a)は本発明のトナー容器の一例を示す斜視図、(b)は(a)の部分断面図 (a)は本発明のトナー容器の他の例を示す斜視図、(b)は(a)のI−I'断面図 本発明のトナー容器の他の例を示す斜視図 (a)(b)は、図3に示したトナー容器用通気フィルタを容器に取り付けた様子を説明する図、(c)は本発明のトナー容器用通気フィルタの他の例を示す断面図 (a)は本発明の通気部材の一例を示す断面図、(b)は本発明のトナー容器の他の例を示す断面図 (a)は本発明の通気部材の他の例を示す断面図、(b)は本発明のトナー容器の他の例を示す断面図 本発明の通気部材の他の例を示す断面図 実施例について圧力損失を測定した結果を示したグラフ
符号の説明
1 トナー容器用通気フィルタ
2 PTFE多孔質膜
3 通気性支持層
4 粘着層
5 通気性補強層
10 支持体
23 容器
23a 通気部
11 通気部材
21 トナー容器

Claims (8)

  1. ナーを収容す空間を有するトナー容器の通気部にトナー容器の外側から取り付けられるトナー容器用通気フィルタであって、
    ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜と粒径が1μm〜5μmの粒子を用いて測定される該不織布の捕集効率が60%以上であるポリプロピレン繊維を含む不織布とを熱ラミネート法によって接合し、該ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜の該不織布を接合した面とは反対面の周縁に取り付け用の粘着剤層を設けたものであり、内側がポリテトラフルオロエチレン多孔質膜からなり外側が該不織布からなるようにトナー容器の通気部に取り付けることを特徴とするトナー容器用通気フィルタ。
  2. 前記不織布がエレクトレット処理されている請求項に記載のトナー容器用通気フィルタ。
  3. 前記ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜が撥液処理されている請求項1または2に記載のトナー容器用通気フィルタ。
  4. 請求項1〜のいずれかの項に記載のトナー容器用通気フィルタを複数含み、複数の前記トナー容器用通気フィルタがシート状物に剥離可能に貼り付けられていることを特徴とするトナー容器用通気フィルタ集合体。
  5. 前記シート状物が帯状であり、複数の前記トナー容器用通気フィルタが貼り付けられた前記シート状物がロール状に巻き取られている請求項に記載のトナー容器用通気フィルタ集合体。
  6. 貫通孔を有する支持体と、前記貫通孔を覆うように前記支持体に取り付けられたトナー容器用通気フィルタとを含み、トナーを収容す空間を有するトナー容器の通気部にトナー容器の外側から取り付けられる通気部材であって、
    トナー容器用通気フィルタが、ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜と粒径が1μm〜5μmの粒子を用いて測定される該不織布の捕集効率が60%以上であるポリプロピレン繊維を含む不織布とを熱ラミネート法によって接合し、通気部材をトナー容器に取り付けた状態で内側がポリテトラフルオロエチレン多孔質膜からなり外側が該不織布からなるように、該ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜の該不織布を接合した面とは反対面の周縁に取り付け用の粘着剤層を介して設けられており、該トナー容器フィルタの内側がポリテトラフルオロエチレン多孔質膜からなり外側が該不織布からなるようにトナー容器の通気部に取り付けることを特徴とする通気部材。
  7. 請求項1〜のいずれかの項に記載のトナー容器用通気フィルタまたは請求項に記載の通気部材が、トナーを収容する空間を有するトナー容器の通気部を覆うように、前記トナー容器の外側から取り付けられていることを特徴とする前記トナー容器を装置内に有する現像装置。
  8. 請求項1〜のいずれかの項に記載のトナー容器用通気フィルタまたは請求項に記載の通気部材が、トナーを収容する空間を有するトナー容器の通気部を覆うように、前記トナー容器の外側から取り付けられており、前記トナー容器が現像装置の他の構成と分離可能なトナーボックスであることを特徴とするトナーボックス。
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