JP4496781B2 - 制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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本発明は、制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、制御対象を、サーバである制御装置側から指定してコマンドを送信することができるようにする制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
近年運用が開始されているサーバ−クライアント型のシステムの中には、クライアントとなる装置が、サーバから送信されてくるコマンドに従って、自分自身に接続されている外部のリーダライタを制御し、ユーザによりそのリーダライタにかざされている(近接されている)ICカードに保持されている電子マネー情報を更新させるシステムがある。
また、近年、クライアントとなる携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)などの装置自身に、ICカード機能を搭載することや、ICカード機能の他に、近接されたICカード機能を有する外部のモジュールに対して、サーバから送信されてくるコマンドに従ったデータの読み書きを行うリーダライタ機能(R/W機能)を搭載することも各種提案されている。
例えば、ICカード機能とR/W機能とを搭載するクライアントにおいては、サーバから送信されてくるコマンドに基づいて、搭載する自分自身のICカード機能により記憶されているデータの更新や、或いは、R/W機能を実現するモジュールに、ICカード機能を有する外部のモジュールが近接されている場合、その外部のモジュールのICカード機能により記憶されているデータの更新が行われる。
ところで、特許文献1には、そのようなサーバ−クライアントシステムにおいて、サーバから送信されてきたコマンドに従ってICカードに書き込んだ情報を複数のクライアント間で移動させる技術が開示されている。
特開2003−141429号公報
しかしながら、ICカード機能とR/W機能とを有するクライアントを相手として制御を行う場合、サーバは、データを更新させる対象のICカード機能が、クライアントに搭載されているものであるのか、クライアントに近接されている外部のものであるのかを、自ら指定してコマンドを送信する必要がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、制御対象を、サーバである制御装置側から指定してコマンドを送信することができるようにするものである。
本発明の制御装置は、ネットワークを介して接続されるサーバから送信されてくるコマンドに基づいて、または、近接する外部の装置から電磁誘導を用いた無線通信を介して送信されてくるコマンドに基づいて処理を行い、所定のデータを記憶する内部のICチップと、情報処理端末自身に近接されている外部のICチップに対する所定のデータの更新を電磁誘導を用いた無線通信を介して制御する読み書き手段とを備える情報処理端末を制御する制御装置において、送信するコマンドが、前記内部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのか、前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのかを、前記情報処理端末に対して通知する通知手段と、前記通知手段による通知が行われた後に、前記内部のICチップまたは前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのコマンドを前記情報処理端末に送信する送信手段とを備える。前記情報処理端末においては、前記制御装置による通知に従って、送信されてきた前記コマンドを自身が実行して前記内部のICチップに記憶されているデータの更新を行うのか、送信されてきた前記コマンドを前記読み書き手段による無線通信によって前記外部のICチップに送信するのかが判断される。
前記通知手段には、前記内部のICチップの方が前記外部のICチップより優先順位が高いことを表す第1の情報、または前記外部のICチップの方が前記内部のICチップより優先順位が高いことを表す第2の情報を前記情報処理端末に送信することによって通知を行わせることができる。前記コマンドを受信した前記情報処理端末においては、前記第1の情報が送信されてきた場合、または、前記第2の情報が送信されてきたが前記外部のICチップが前記情報処理端末に対して近接されていない場合、前記コマンドに基づいて、前記内部のICチップに記憶されているデータの更新が行われ、前記第2の情報が送信されてきた場合、前記読み書き手段による無線通信によって前記コマンドを前記外部のICチップに送信することが行われる。
本発明の制御方法は、ネットワークを介して接続されるサーバから送信されてくるコマンドに基づいて、または、近接する外部の装置から電磁誘導を用いた無線通信を介して送信されてくるコマンドに基づいて処理を行い、所定のデータを記憶する内部のICチップと、情報処理端末自身に近接されている外部のICチップに対する所定のデータの更新を電磁誘導を用いた無線通信を介して制御する読み書き手段とを備える情報処理端末を制御する制御装置の制御方法において、送信するコマンドが、前記内部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのか、前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのかを、前記情報処理端末に対して通知し、通知を行った後に、前記内部のICチップまたは前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのコマンドを前記情報処理端末に送信するステップを含む。前記情報処理端末においては、前記制御装置による通知に従って、送信されてきた前記コマンドを自身が実行して前記内部のICチップに記憶されているデータの更新を行うのか、送信されてきた前記コマンドを前記読み書き手段による無線通信によって前記外部のICチップに送信するのかが判断される。
本発明の記録媒体に記録されているプログラムは、ネットワークを介して接続されるサーバから送信されてくるコマンドに基づいて、または、近接する外部の装置から電磁誘導を用いた無線通信を介して送信されてくるコマンドに基づいて処理を行い、所定のデータを記憶する内部のICチップと、情報処理端末自身に近接されている外部のICチップに対する所定のデータの更新を電磁誘導を用いた無線通信を介して制御する読み書き手段とを備える情報処理端末を制御する処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されている記録媒体において、送信するコマンドが、前記内部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのか、前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのかを、前記情報処理端末に対して通知し、通知を行った後に、前記内部のICチップまたは前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのコマンドを前記情報処理端末に送信するステップを含む処理をコンピュータに実行させる。前記情報処理端末においては、前記制御装置による通知に従って、送信されてきた前記コマンドを自身が実行して前記内部のICチップに記憶されているデータの更新を行うのか、送信されてきた前記コマンドを前記読み書き手段による無線通信によって前記外部のICチップに送信するのかが判断される。
本発明のプログラムは、ネットワークを介して接続されるサーバから送信されてくるコマンドに基づいて、または、近接する外部の装置から電磁誘導を用いた無線通信を介して送信されてくるコマンドに基づいて処理を行い、所定のデータを記憶する内部のICチップと、情報処理端末自身に近接されている外部のICチップに対する所定のデータの更新を電磁誘導を用いた無線通信を介して制御する読み書き手段とを備える情報処理端末を制御する処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されている記録媒体において、送信するコマンドが、前記内部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのか、前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのかを、前記情報処理端末に対して通知し、通知を行った後に、前記内部のICチップまたは前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのコマンドを前記情報処理端末に送信するステップを含む処理をコンピュータに実行させる。前記情報処理端末においては、前記制御装置による通知に従って、送信されてきた前記コマンドを自身が実行して前記内部のICチップに記憶されているデータの更新を行うのか、送信されてきた前記コマンドを前記読み書き手段による無線通信によって前記外部のICチップに送信するのかが判断される。
本発明の制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラムにおいては、送信するコマンドが、内部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのか、外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのかが、情報処理端末に対して通知され、通知を行った後に、内部のICチップまたは外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのコマンドが前記情報処理端末に送信される。
本発明によれば、制御装置は、制御対象とする情報処理端末側の記憶手段を指定することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した通信システムの構成例を示す図である。
図1の通信システムは、サーバコンピュータ1、サーバコンピュータ1とネットワークを介して接続されるクライアントコンピュータ2、ユーザにより所定のタイミングでクライアントコンピュータ2に近接され、例えば、電磁誘導を用いた近距離の無線通信をクライアントコンピュータ2との間で行うカード3から構成される。サーバコンピュータ1はサーバアプリケーション11を実行し、クライアントコンピュータ2はクライアントアプリケーション31を実行する。
図1の通信システムにおいては、例えば、サーバアプリケーション11とクライアントアプリケーション31との間で通信が行われ、サーバコンピュータ1で実行されるサーバアプリケーション11の業務ロジック21により、クライアントコンピュータ2に内蔵されているICチップ41の動作が制御される。
なお、図1では、クライアントアプリケーション31の内側にICチップ41が図示されているが、これは、サーバアプリケーション11(業務ロジック21)からのコマンドが、クライアントアプリケーション31を介してICチップ41に供給されることを表している。
ICチップ41は、ICカード機能を実現するICカード機能部51と、リーダライタ機能(R/W機能)を実現するR/W機能部52から構成される。ICチップ41は、1チップの物理的なモジュールから構成されるようにしてもよいし、ICカード機能とR/W機能のそれぞれを実現する複数の物理的なモジュールから構成されるようにしてもよい。
ここで、ICカード機能とは、サーバコンピュータ1から送信されてくるコマンドや、クライアントコンピュータ2に近接する外部のリーダライタ(図示せず)などの外部の装置から送信されてくるコマンドを実行し、そのコマンドに従って、所定のデータを記憶したり、記憶しているデータを、コマンドを送信してきた外部の装置に提供する機能をいう。例えば、外部の装置から送信されてくるコマンドに従って、所定の金額の電子マネー情報や、各種の交通機関を利用するための定期券の情報などがICカード機能により記憶される。ICカード機能を提供するものには、例えば、FeliCa(登録商標)がある。
また、R/W機能とは、クライアントコンピュータ2の外部にある、ICカード機能を有するカード3などに対して、例えば、電磁誘導を用いた無線通信を利用して、サーバコンピュータ1などから送信されてくるコマンドを供給し、外部のICカード機能にコマンドを実行させることで、カード3が有するICカード機能により記憶されているデータの読み書き(読み出し、書き込み)を行わせる機能をいう。
このような各機能を実現するICカード機能部51とR/W機能部52から構成されるICチップ41を制御するクライアントアプリケーション31は、サーバコンピュータ1(業務ロジック21)からの通知に基づいて、サーバコンピュータ1から送信されてくるコマンドが、ICカード機能部51とR/W機能部52のうちのいずれの動作に関するものであるのかを識別し、ICカード機能部51またはR/W機能部52を制御する。
例えば、ICカード機能部51の動作に関するコマンド(内部のICカード機能に関するコマンド)であることが通知されてから送信されてきたコマンドについては、クライアントアプリケーション31は、そのコマンドをICカード機能部51に実行させ、R/W機能部52の動作に関するコマンド(外部のICカード機能に関するコマンド)であることが通知されてから送信されてきたコマンドについては、R/W機能部52を制御することで、そのコマンドをカード3に供給させ、ICカード機能部61に実行させる。なお、後述するように、制御対象を通知する情報が、コマンドとともに業務ロジック21から送信されてくることもある。
このように、送信されてくるコマンドが、内部のICカード機能に関するものであるのか、外部のICカード機能に関するものであるのかがサーバコンピュータ1から通知されてくるため、クライアントコンピュータ2は、サーバコンピュータ1が想定する供給先にコマンドを供給することができる。
反対に、サーバコンピュータ1は、サーバコンピュータ1からの通知に基づいてクライアントコンピュータ2によりコマンドの供給先が切り替えられるため、内部のICカード機能と外部のICカード機能のいずれかを選択して制御することができる。
制御対象をサーバコンピュータ1が選択することができない場合、例えば、クライアントコンピュータ2とカード3が近接されている状態のときには(サーバコンピュータ1から、内部のICカード機能と外部のICカード機能をいずれも制御できる状態のときには)、クライアントコンピュータ2は、サーバコンピュータ1から送信されてくるコマンドが、いずれの機能に対するコマンドであるのかを識別することができない。
図1の説明に戻り、カード3は、カード状の外観を有しており、その所定の位置に、クライアントコンピュータ2のICカード機能部51が実現するものと同じICカード機能を実現するICカード機能部61(ICカード機能部61を有するチップ)が埋め込まれている。
ICカード機能部61は、カード3がクライアントコンピュータ2に近接されているとき、R/W機能部52との間で近距離の無線通信を行い、R/W機能部52から供給されてくるコマンドを実行する。ICカード機能部61によりコマンドが実行されることで、例えば、カード3のICカード機能に記憶されている電子マネー情報の書き換えなどが行われる。
このような各機器からなる通信システムの動作については、フローチャートを参照して後述する。
図2は、サーバコンピュータ1の業務ロジック21により実現される機能構成例を示すブロック図である。
通信制御部81は、クライアントコンピュータ2のクライアントアプリケーション31との間で行われる通信を制御する。例えば、通信制御部81は、デバイス制御部82から供給される、ICチップ41に対するコマンドをクライアントアプリケーション31に送信するとともに、機能選択部83から供給される、送信するコマンドが対象とする機能を表す情報を送信する。
また、通信制御部81は、クライアントコンピュータ2のICカード機能部51や、カード3のICカード機能部61においてコマンドが実行されたときに、クライアントコンピュータ2から返信されてくる処理結果を表す情報などを受信し、それをデバイス制御部82または機能選択部83に出力する。
なお、クライアントコンピュータ2に送信されるコマンドは、サーバアプリケーション11からの指示に従って、サーバコンピュータ1に接続される、耐タンパ性を有する他の装置により生成されるようにしてもよい。
機能選択部83は、クライアントコンピュータ2の内部のICカード機能と、外部のICカード機能(カード3のICカード機能)のうち、コマンドによる制御対象の機能を選択し、選択結果を、通信制御部81を介してクライアントコンピュータ2に通知する。機能選択部83による選択結果は、デバイス制御部82にも通知される。
図3は、クライアントコンピュータ2のクライアントアプリケーション31により実現される機能構成例を示すブロック図である。
通信制御部91は、サーバコンピュータ1のサーバアプリケーション11(業務ロジック21)との間で行われる通信を制御する。例えば、通信制御部91は、業務ロジック21から送信されてきたコマンドや、制御対象とする機能の通知を機能切替部92に出力する。また、通信制御部91は、ICカード機能制御部93やR/W機能制御部94から機能切替部92を介して供給されるコマンドの処理結果を表す情報を業務ロジック21に送信する。
機能切替部92は、業務ロジック21からの通知に基づいて、コマンドの供給先を切り替える。例えば、機能切替部92は、内部のICカード機能に関するコマンドであることが通知されてから送信されてきたコマンドの供給先をICカード機能制御部93とし、外部のICカード機能に関するコマンドであることが通知されてから送信されてきたコマンドの供給先をR/W機能制御部94とする。
ICカード機能制御部93は、機能切替部92から供給されてきたコマンドをICチップ41のICカード機能部51に実行させ、データの更新を行わせる。また、ICカード機能制御部93は、コマンドの処理結果を表す情報を、機能切替部92を介して通信制御部91に出力する。
R/W機能制御部94は、機能切替部92から供給されてきたコマンドを、ICチップ41のR/W機能部52を制御することでカード3のICカード機能部61に送信し、実行させる。また、R/W機能制御部94は、ICカード機能部61によるコマンドの処理結果を表す情報を、機能切替部92を介して通信制御部91に出力する。
次に、以上のような構成を有する各機器の動作について、フローチャートを参照して説明する。
始めに、図4のフローチャートを参照して、クライアントコンピュータ2に内蔵されるICカード機能部51を対象とした制御が行われる一連の処理について説明する。
例えば、クライアントアプリケーション31からのアクセスを受け、所定の金額の電子マネー情報のチャージ(追加)が要求されたとき、サーバアプリケーション11(業務ロジック21)の機能選択部83は、対象とする機能を、内部のICカード機能として選択し、ステップS1において、その選択結果をクライアントアプリケーション31に通知する。
クライアントアプリケーション31においては、この通知の後に送信されてくるコマンドの全てが、内部のICカード機能を対象とするものとして扱われる。
機能選択部83からの通知は、ステップS11において、通信制御部91を介して機能切替部92により受信される。機能切替部92は、ステップS12において、通知を受け取ったことをサーバアプリケーション11に通知するなどの応答を行う。
ステップS2において、サーバアプリケーション11の機能選択部83は、クライアントアプリケーション31からの応答を受信し、クライアントアプリケーション31からの応答があったことをデバイス制御部82に通知する。
ステップS3において、デバイス制御部82は、ICカード機能部51に記憶されている電子マネー情報を、要求された金額の分だけ追加させるコマンドを生成し、生成したコマンドを、通信制御部81を介してクライアントアプリケーション31に送信する。
クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、ステップS13において、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドを受信し、ステップS14に進み、ステップS11で受信した通知に基づいて、送信されてきたコマンドが、内部のICカード機能に実行させるものであることを認識する。サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドは、機能切替部92からICカード機能制御部93に出力される。
ステップS15において、ICカード機能制御部93は、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドをICカード機能部51に供給する。
ICカード機能部51は、ステップS31において、ICカード機能制御部93から供給されてきたコマンドを実行し、ステップS32に進み、その処理結果を返信する。ここでは、例えば、電子マネー情報の追加が正常に終了したことを通知する情報などが応答として返信される。
クライアントアプリケーション31のICカード機能制御部93は、ICカード機能部51から応答として返信されてくるコマンドの処理結果をステップS16において受信し、ステップS17に進み、それを、機能切替部92を介して、通信制御部91からサーバアプリケーション11に送信させる。
サーバアプリケーション11のデバイス制御部82は、ステップS4において、クライアントアプリケーション31からの応答を受信し、ステップS5に進み、ステップS3で送信したコマンドに続く、内部のICカード機能を対象とするコマンドをクライアントアプリケーション31に送信する。これ以降、所定の回数だけ、コマンドの送信が繰り返される。
クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、ステップS18において、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドを受信し、そのコマンドについても、内部のICカード機能に実行させるものであることを認識し、同様にして、ICカード機能部51にコマンドを実行させる。
すなわち、次の機能の通知(制御対象とする機能が内部のICカード機能であるのか、外部のICカード機能であるのかの通知)があるまで、所定の回数だけ繰り返しサーバアプリケーション11から送信されてくるコマンドがICカード機能制御部93に出力され、ICカード機能部51により実行される。
次に、図5のフローチャートを参照して、カード3に内蔵されるICカード機能部61を対象とした制御が行われる一連の処理について説明する。
例えば、クライアントアプリケーション31から所定の金額の電子マネー情報のチャージが要求されたとき、サーバアプリケーション11の機能選択部83は、対象とする機能を、外部のICカード機能として選択し、ステップS41において、その選択結果をクライアントアプリケーション31に通知する。
クライアントアプリケーション31においては、この通知の後に送信されてくるコマンドの全てが、図4を参照して説明したものと異なり、外部のICカード機能を対象とするものとして扱われる。
機能選択部83からの通知は、ステップS61において、クライアントアプリケーション31の機能切替部92により受信される。機能切替部92は、ステップS62において、サーバアプリケーション11に対する応答を行う。
例えば、機能切替部92は、R/W機能制御部94からの出力に基づいて、ICカード機能部61が近接されているか否かの判定を行い、判定結果を通知することで応答を行う。なお、ICカード機能部61との近距離の無線通信ができない状態にある場合、機能切替部92は、そのことをサーバアプリケーション11に通知する。この場合、外部のICカード機能を対象とする制御は不可能であることから終了される。
サーバアプリケーション11の機能選択部83は、ステップS42において、クライアントアプリケーション31からの応答を受信し、クライアントアプリケーション31からの応答があったことをデバイス制御部82に通知する。
ステップS43において、デバイス制御部82は、ICカード機能部61に記憶されている電子マネー情報を、要求された金額の分だけ追加させるコマンドを生成し、生成したコマンドをクライアントアプリケーション31に送信する。
クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、ステップS63において、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドを受信し、ステップS64に進み、ステップS61で受信した通知に基づいて、送信されてきたコマンドが、外部のICカード機能に実行させるものであること、すなわち、R/W機能部52を利用して、ICカード機能部61に送信させるものであることを認識する。サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドは、機能切替部92からR/W機能制御部94に出力される。
ステップS65において、R/W機能制御部94は、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドをR/W機能部52に供給し、ICカード機能部61に送信させる。
ステップS81において、R/W機能部52は、R/W機能制御部94から供給されてきたコマンドを受信し、ステップS82に進み、電磁誘導を用いた近距離の無線通信を介して、コマンドをICカード機能部61に送信する。
なお、このとき、例えば、クライアントコンピュータ2の表示部(図示せず)には、R/W機能部52からの電波が到達する範囲から、カード3を移動させることを禁止するメッセージなどが表示される。
ステップS91において、カード3のICカード機能部61は、R/W機能部52から送信されてきたコマンドを受信し、実行する。また、ICカード機能部61は、ステップS92に進み、その処理結果をR/W機能部52に返信する。
カード3のICカード機能部61からの返信は、ステップS83においてR/W機能部52により受信され、ステップS84に進み、R/W機能制御部94に供給される。
クライアントアプリケーション31のR/W機能制御部94は、ステップS66において、ICカード機能部61から応答として返信されてきたコマンドの処理結果を受信し、ステップS67に進み、それを、通信制御部91からサーバアプリケーション11に送信させる。
サーバアプリケーション11のデバイス制御部82は、ステップS44において、クライアントアプリケーション31からの応答を受信し、ステップS45に進み、ステップS43で送信したコマンドに続く、外部のICカード機能を対象とするコマンドをクライアントアプリケーション31に送信する。それ以降、所定の回数だけ、コマンドの送信が繰り返される。
クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、ステップS68において、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドを受信し、そのコマンドについても、外部のICカード機能に実行させるコマンドであると認識し、同様の処理を行う。
すなわち、機能切替部92は、次の機能の通知があるまで、所定の回数だけ繰り返しサーバアプリケーション11から送信されてくるコマンドをR/W機能制御部94に出力し、コマンドをICカード機能部61に実行させる。
以上のように、制御対象とする機能が、内部のものであるのか、外部のものであるのかの通知が行われてから、サーバコンピュータ1からコマンドが送信されてくるため、クライアントコンピュータ2は、サーバコンピュータ1から送信されてくるコマンドがいずれの機能を対象とするものであるのかを確実に識別することができる。すなわち、サーバコンピュータ1(業務ロジック21の作成者)が意図しない機能が制御されるといったことが防止される。
また、クライアントコンピュータ2側の機能を識別することができるため、サーバコンピュータ1は、例えば、ICカード機能部51により記憶されている電子マネー情報を読み出し、読み出したその電子マネー情報を、外部のICカード機能部61に移動(バリュー移動)させるなどの、制御対象の切り替えが必要な制御などを行うことが可能になる。
以上においては、コマンドが送信される前に、その後に送信されるコマンドが、いずれの機能を対象とするものであるのかの通知が行われるとしたが、コマンドの送信とともに、そのコマンドが対象とする機能の通知がサーバコンピュータ1からクライアントコンピュータ2に対して行われるようにしてもよい。すなわち、この場合、コマンドが送信される毎に、対象とする機能の通知が行われる。
次に、図6のフローチャートを参照して、コマンドの送信毎に、制御対象とするICカード機能の通知が行われ、クライアントコンピュータ2に内蔵されるICカード機能部51を対象とした制御が行われる一連の処理について説明する。
この処理は、コマンドが送信される前に、対象とする機能の通知が行われる代わりに、コマンドの送信毎にその通知が行われる点を除いて、図4を参照して説明した処理と同様である。
すなわち、例えば、クライアントアプリケーション31から電子マネー情報のチャージが要求されたとき、サーバアプリケーション11の機能選択部83は、対象とする機能を、内部のICカード機能として選択し、その選択結果を通信制御部81に出力する。この選択結果は、機能選択部83からデバイス制御部82に対しても通知される。一方、デバイス制御部82は、ICカード機能により記憶されている電子マネー情報を、要求された金額の分だけ追加させるコマンドを生成し、生成したコマンドを通信制御部81に出力する。
通信制御部81は、ステップS101において、機能選択部83から供給されてきた、コマンドの対象とする機能を通知する情報とともに、デバイス制御部82により生成されたコマンドをクライアントアプリケーション31に送信する。
サーバアプリケーション11から送信された情報(機能を通知する情報とコマンド)は、ステップS111において、クライアントアプリケーション31の機能切替部92により受信される。
機能切替部92は、ステップS112において、サーバアプリケーション11からの通知に基づいて、通知とともに送信されてきたコマンドが、内部のICカード機能に実行させるコマンドであることを認識する。サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドは、機能切替部92からICカード機能制御部93に出力される。
ステップS113において、ICカード機能制御部93は、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドをICカード機能部51に供給し、実行させる。
ICカード機能部51は、ステップS121において、ICカード機能制御部93から供給されてきたコマンドを実行し、ステップS122に進み、その処理結果を返信する。
クライアントアプリケーション31のICカード機能制御部93は、ステップS114において、ICカード機能部51から応答として返信されてくるコマンドの処理結果を受信し、ステップS115に進み、それを、機能切替部92を介して通信制御部91からサーバアプリケーション11に送信させる。
サーバアプリケーション11のデバイス制御部82は、ステップS102において、クライアントアプリケーション31からの応答を受信する。
その後、同様にして、クライアントコンピュータ2のICカード機能部51にコマンドを実行させる場合、そのことを通知する情報と、デバイス制御部82により生成されたコマンドが、まとめて、ステップS103において通信制御部81から送信される。なお、外部のICカード機能部61にコマンドを実行させる場合も同様に、そのことを通知する情報と、デバイス制御部82により生成されたコマンドが、通信制御部81からまとめて送信される。
クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、ステップS116において、サーバアプリケーション11から送信されてきた情報を受信し、制御対象とする機能の通知(内部)に基づいて、送信されてきたコマンドをICカード機能制御部93に供給する。
次に、図7のフローチャートを参照して、コマンドの送信毎に、制御対象とするICカード機能の通知が行われ、カード3に内蔵されるICカード機能部61を対象とした制御が行われる一連の処理について説明する。
この処理も、コマンドが送信される前に、対象とする機能の通知が行われる代わりに、コマンドの送信毎にその通知が行われる点を除いて、図5を参照して説明した処理と同様である。
すなわち、例えば、クライアントアプリケーション31から電子マネー情報のチャージが要求されたとき、サーバアプリケーション11の機能選択部83は、対象とする機能を、外部のICカード機能として選択し、その選択結果を通信制御部81に出力する。一方、デバイス制御部82は、ICカード機能により記憶されている電子マネー情報を、要求された金額の分だけ追加させるコマンドを生成し、生成したコマンドを通信制御部81に出力する。
通信制御部81は、ステップS131において、機能選択部83から供給されてきた、コマンドの対象とする機能を通知する情報とともに、デバイス制御部82により生成されたコマンドをクライアントアプリケーション31に送信する。
サーバアプリケーション11から送信された情報は、ステップS141において、クライアントアプリケーション31の機能切替部92により受信される。
機能切替部92は、ステップS142において、サーバアプリケーション11からの通知に基づいて、その通知とともに送信されてきたコマンドが、外部のICカード機能に実行させるコマンドであることを認識する。サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドは、機能切替部92からR/W機能制御部94に出力される。
ステップS143において、R/W機能制御部94は、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドをR/W機能部52に供給する。
ステップS151において、R/W機能部52は、サーバアプリケーション11のR/W機能制御部94から供給されてきたコマンドを受信し、ステップS152に進み、電磁誘導を用いた近距離の無線通信により、コマンドをカード3のICカード機能部61に送信する。
カード3のICカード機能部61は、ステップS161において、R/W機能部52から送信されてきたコマンドを受信し、実行する。また、ICカード機能部61は、ステップS162に進み、その処理結果をR/W機能部52に返信する。
カード3のICカード機能部61からの返信は、ステップS153において、R/W機能部52により受信され、ステップS154に進み、R/W機能制御部94に供給される。
クライアントアプリケーション31のR/W機能制御部94は、ステップS144において、ICカード機能部61から返信されてくるコマンドの処理結果を受信し、ステップS145に進み、それを、通信制御部91からサーバアプリケーション11に送信する。
サーバアプリケーション11のデバイス制御部82は、ステップS132において、クライアントアプリケーション31からの応答を受信する。
その後、同様にして、カード3のICカード機能部61にコマンドを実行させる場合、そのことを通知する情報と、デバイス制御部82により生成されたコマンドが、まとめて、ステップS133において通信制御部81から送信される。
クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、ステップS146において、サーバアプリケーション11から送信されてきた情報を受信し、制御対象とする機能の通知に基づいて、送信されてきたコマンドをR/W機能制御部94に供給する。コマンドはR/W機能制御部94からカード3のICカード機能部61に送信され、ICカード機能部61により実行される。
以上のように、コマンドの送信毎に、そのコマンドが対象とするデバイスの通知が行われることによっても、クライアントコンピュータ2は、サーバコンピュータ1から送信されてくるコマンドがいずれの機能を対象とするものであるのかを確実に識別することができる。
以上においては、サーバコンピュータ1からクライアントコンピュータ2に対して制御対象とする機能が通知され、その通知に基づいて制御が行われるとしたが、予め設定されている優先順位に基づいて、制御対象とする機能が選択されるようにしてもよい。
次に、図8のフローチャートを参照して、サーバコンピュータ1が管理する優先順位に基づいて、クライアントコンピュータ2に内蔵されるICカード機能部51を対象とした制御が行われる一連の処理について説明する。
この処理においては、サーバコンピュータ1の機能選択部83は、制御対象とするクライアントコンピュータ2側の機能の優先順位を管理している。
例えば、クライアントアプリケーション31から電子マネー情報のチャージが要求されたとき、サーバアプリケーション11の機能選択部83は、ステップS201において、対象とする機能を「Auto(自動)」としてクライアントアプリケーション31に通知する。
この通知には、機能選択部83により管理されている機能の優先順位が含まれる。例えば、内部のICカード機能の方が、外部のICカード機能より優先順位が高いことを表す情報、または、外部のICカード機能の方が、内部のICカード機能より優先順位が高いことを表す情報が通知される。
機能選択部83からの通知は、ステップS211において、クライアントアプリケーション31の機能切替部92により受信される。機能切替部92は、ステップS212において、サーバアプリケーション11に対して応答を行う。
クライアントアプリケーション31からの応答をステップS202において受信したサーバアプリケーション11の機能選択部83は、デバイス制御部82に対して、クライアントアプリケーション31からの応答があったことを通知する。
ステップS203において、デバイス制御部82は、ICカード機能により記憶されている電子マネー情報を、要求された金額の分だけ追加させるコマンドを生成し、生成したコマンドをクライアントアプリケーション31に送信する。
クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、ステップS213において、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドを受信し、ステップS214に進み、予め通知されている優先順位に基づいて、いずれの機能を利用するのかを認識する。
ここでは、例えば、内部のICカード機能の方が、外部のICカード機能より優先順位が高いことを表す情報が通知されている場合、または、外部のICカード機能の方が、内部のICカード機能より優先順位が高いことを表す情報が通知されているものの、カード3が近接されていない場合、機能切替部92により、内部のICカード機能を利用することが認識される。すなわち、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドは、機能切替部92からICカード機能制御部93に出力される。
ステップS215において、ICカード機能制御部93は、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドをICカード機能部51に供給し、実行させる。
ICカード機能部51は、ステップS231において、ICカード機能制御部93から供給されてきたコマンドを実行し、ステップS232に進み、その処理結果を返信する。
クライアントアプリケーション31のICカード機能制御部93は、ステップS216において、ICカード機能部51から送信されてくるコマンドの処理結果を受信し、ステップS217に進み、それを、通信制御部91からサーバアプリケーション11に送信させる。
サーバアプリケーション11のデバイス制御部82は、ステップS204において、クライアントアプリケーション31からの応答を受信し、ステップS205に進み、ステップS203で送信したコマンドに続くコマンドをクライアントアプリケーション31に送信する。それ以降、所定の回数だけ、コマンドの送信が繰り返される。
クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、ステップS218において、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドを受信する。機能切替部92は、そのコマンドについても、優先順位と、カード3が近接されているか否かの判定結果に基づいて、いずれのICカード機能を対象とするコマンドであるのかを認識し、内部または外部のICカード機能にコマンドを実行させる。
次に、図9のフローチャートを参照して、サーバコンピュータ1が管理する優先順位に基づいて、カード3に内蔵されるICカード機能部61を対象とした制御が行われる一連の処理について説明する。
例えば、クライアントアプリケーション31から電子マネー情報のチャージが要求されたとき、サーバアプリケーション11の機能選択部83は、ステップS241において、対象とする機能を「Auto(自動)」としてクライアントアプリケーション31に通知する。この通知にも、機能選択部83により管理されている機能の優先順位を表す情報が含まれる。
機能選択部83からの通知は、ステップS261において、クライアントアプリケーション31の機能切替部92により受信される。機能切替部92は、ステップS262において、サーバアプリケーション11に対して応答を行う。
クライアントアプリケーション31からの応答をステップS242において受信したサーバアプリケーション11の機能選択部83は、デバイス制御部82に対して、クライアントアプリケーション31からの応答があったことを通知する。
ステップS243において、デバイス制御部82は、ICカード機能により記憶されている電子マネー情報を、要求された金額の分だけ追加させるコマンドを生成し、生成したコマンドをクライアントアプリケーション31に送信する。
ステップS263において、クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドを受信し、ステップS264に進み、予め通知されている優先順位に基づいて、いずれの機能を利用するのかを認識する。
ここでは、例えば、外部のICカード機能の方が、内部のICカード機能より優先順位が高いことを表す情報が通知されており、外部のICカード機能が利用可能である場合、または、内部のICカード機能の方が、外部のICカード機能より優先順位が高いことを表す情報が通知されているものの、ICカード機能部51を制御することができない場合(ICカード機能部51がない場合、ICカード機能部51が起動していない場合等)、機能切替部92により、外部のICカード機能を利用すること(R/W機能を利用すること)が認識される。サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドは、機能切替部92からR/W機能制御部94に出力される。
ステップS265において、R/W機能制御部94は、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドをR/W機能部52に供給する。
R/W機能部52は、ステップS281において、サーバアプリケーション11のR/W機能制御部94から供給されてきたコマンドを受信し、ステップS282に進み、電磁誘導を用いた近距離の無線通信により、コマンドをカード3のICカード機能部61に送信する。
カード3のICカード機能部61は、ステップS291において、クライアント2のR/W機能部52から送信されてきたコマンドを受信し、実行する。また、ICカード機能部61は、ステップS292に進み、その処理結果をR/W機能部52に返信する。
カード3のICカード機能部61からの返信は、ステップS283において、R/W機能部52により受信され、ステップS284に進み、R/W機能制御部94に供給される。
クライアントアプリケーション31のR/W機能制御部94は、ステップS266において、カード3のICカード機能部61から返信されてきたコマンドの処理結果を受信し、ステップS267に進み、それを、通信制御部91からサーバアプリケーション11に送信させる。
サーバアプリケーション11のデバイス制御部82は、ステップS244において、クライアントアプリケーション31から送信されてくる応答を受信し、ステップS245に進み、ステップS243で送信したコマンドに続くコマンドをクライアントアプリケーション31に送信する。それ以降、所定の回数だけ、コマンドの送信が繰り返される。
クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、ステップS268において、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドを受信する。機能切替部92は、そのコマンドについても、優先順位と、カード3が近接されているか否かの判定結果に基づいて、いずれのICカード機能を対象とするコマンドであるのかを認識し、内部または外部のICカード機能にコマンドを実行させる。
以上においては、サーバコンピュータ1により優先順位が管理されている場合について説明したが、クライアントコンピュータ2により管理されるようにしてもよい。例えば、クライアントコンピュータ2を操作して、優先順位を自由に設定することができるようにすることで、ユーザは、内部と外部のICカード機能がともに利用可能な場合でも、例えば、電子マネー情報をチャージさせる方の機能を自ら指定することができる。
次に、図10のフローチャートを参照して、クライアントコンピュータ2が管理する優先順位に基づいて、クライアントコンピュータ2に内蔵されるICカード機能部51を対象とした制御が行われる一連の処理について説明する。
この処理においては、クライアントコンピュータ2の機能切替部92は、例えば、ユーザにより予め設定された、機能の優先順位を管理している。
例えば、クライアントアプリケーション31から電子マネー情報のチャージが要求されたとき、サーバアプリケーション11の機能選択部83は、ステップS301において、対象とする機能を「Auto(自動)」としてクライアントアプリケーション31に通知する。
機能選択部83からの通知は、ステップS311において、クライアントアプリケーション31の機能切替部92により受信される。機能切替部92は、ステップS312において、サーバアプリケーション11に対して応答を行う。
ステップS302において、サーバアプリケーション11の機能選択部83は、クライアントアプリケーション31からの応答を受信し、デバイス制御部82に対して、クライアントアプリケーション31からの応答があったことを通知する。
ステップS303において、デバイス制御部82は、ICカード機能により記憶されている電子マネー情報を、要求された金額の分だけ追加させるコマンドを生成し、生成したコマンドをクライアントアプリケーション31に送信する。
クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、ステップS313において、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドを受信し、ステップS314に進み、予め設定されている優先順位に基づいて、いずれの機能を利用するのかを認識する。
ここでは、例えば、内部のICカード機能の方が、外部のICカード機能より優先順位が高い場合、または、外部のICカード機能の方が、内部のICカード機能より優先順位が高いものの、クライアントコンピュータ2にカード3が近接されていない場合、機能切替部92により、内部のICカード機能にコマンドを実行させることが認識される。サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドは、機能切替部92からICカード機能制御部93に出力される。
ステップS315において、ICカード機能制御部93は、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドをICカード機能部51に供給し、実行させる。
ICカード機能部51は、ステップS331において、ICカード機能制御部93から供給されてきたコマンドを実行し、ステップS332に進み、その処理結果を返信する。
クライアントアプリケーション31のICカード機能制御部93は、ICカード機能部51から送信されてくるコマンドの処理結果をステップS316において受信し、ステップS317に進み、それを、通信制御部91からサーバアプリケーション11に送信させる。
サーバアプリケーション11のデバイス制御部82は、ステップS304において、クライアントアプリケーション31からの応答を受信し、ステップS305に進み、ステップS303で送信したコマンドに続くコマンドをクライアントアプリケーション31に送信する。それ以降、所定の回数だけ、コマンドの送信が繰り返される。
クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、ステップS318において、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドを受信する。機能切替部92は、そのコマンドについても、優先順位と、カード3が近接されているか否かの判定結果に基づいて、いずれのICカード機能を対象とするコマンドであるのかを認識し、内部または外部のICカード機能にコマンドを実行させる。
次に、図11のフローチャートを参照して、クライアントコンピュータ2が管理する優先順位に基づいて、カード3に内蔵されるICカード機能部61を対象とした制御が行われる一連の処理について説明する。
例えば、クライアントアプリケーション31から電子マネー情報のチャージが要求されたとき、サーバアプリケーション11の機能選択部83は、ステップS341において、対象とする機能を「Auto(自動)」としてクライアントアプリケーション31に通知する。
機能選択部83からの通知は、ステップS361において、クライアントアプリケーション31の機能切替部92により受信される。機能切替部92は、ステップS362において、サーバアプリケーション11に対して応答を行う。
クライアントアプリケーション31からの応答をステップS342において受信したクライアントアプリケーション31の機能選択部83は、デバイス制御部82に対して、クライアントアプリケーション31からの応答があったことを通知する。
ステップS343において、デバイス制御部82は、ICカード機能により記憶されている電子マネー情報を、要求された金額の分だけ追加させるコマンドを生成し、生成したコマンドをクライアントアプリケーション31に送信する。
クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、ステップS363において、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドを受信し、ステップS364に進み、予め設定されている優先順位に基づいて、いずれの機能を利用するのかを認識する。
ここでは、例えば、外部のICカード機能の方が、内部のICカード機能より優先順位が高く、外部のICカード機能が利用可能である場合、または、内部のICカード機能の方が、外部のICカード機能より優先順位が高いものの、ICカード機能部51を制御することができない場合、機能切替部92により、外部のICカード機能を利用すること(R/W機能を利用すること)が認識される。サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドは、機能切替部92からR/W機能制御部94に出力される。
ステップS365において、R/W機能制御部94は、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドをR/W機能部52に供給する。
R/W機能部52は、ステップS381において、サーバアプリケーション11のR/W機能制御部94から供給されてきたコマンドを受信し、ステップS382に進み、電磁誘導を用いた近距離の無線通信により、コマンドをカード3のICカード機能部61に送信する。
カード3のICカード機能部61は、ステップS391において、R/W機能部52から送信されてきたコマンドを受信し、実行する。また、ICカード機能部61は、ステップS392に進み、その処理結果をR/W機能部52に返信する。
カード3のICカード機能部61からの返信は、ステップS383において、R/W機能部52により受信され、ステップS384に進み、R/W機能制御部94に供給される。
クライアントアプリケーション31のR/W機能制御部94は、ステップS366において、ICカード機能部61から送信されてくるコマンドの処理結果を受信し、ステップS367に進み、それを、通信制御部91からサーバアプリケーション11に送信させる。
サーバアプリケーション11のデバイス制御部82は、ステップS344において、クライアントアプリケーション31からの応答を受信し、ステップS345に進み、ステップS343で送信したコマンドに続くコマンドをクライアントアプリケーション31に送信する。それ以降、所定の回数だけ、コマンドの送信が繰り返される。
クライアントアプリケーション31の機能切替部92は、ステップS368において、サーバアプリケーション11から送信されてきたコマンドを受信する。機能切替部92は、そのコマンドについても、優先順位と、カード3が近接されているか否かの判定結果に基づいて、いずれのICカード機能を対象とするコマンドであるのかを認識し、内部または外部のICカード機能にコマンドを実行させる。
以上においては、制御対象のデバイスが、クライアントコンピュータ2に内蔵されているICカード機能部51と、クライアントコンピュータ2に近接されているカード3に内蔵されているICカード機能部61との合計2つである場合について説明したが、当然、クライアントコンピュータ2に、ICカード機能を実現する複数のモジュールが内蔵されている場合や、クライアントコンピュータ2にICカード機能を実現する複数のモジュールが近接されている場合においても、上述した処理により、サーバコンピュータ1は、対象とする機能を自ら選択することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。この場合、そのソフトウェアを実行させるサーバコンピュータ2などの装置は、例えば、図12に示されるようなパーソナルコンピュータにより構成される。
CPU(Central Processing Unit)101は、ROM(Read Only Memory)102に記憶されているプログラム、または、記憶部108からRAM(Random Access Memory)103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU101、ROM102、およびRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104にはまた、入出力インタフェース105も接続されている。
入出力インタフェース105には、キーボード、マウスなどよりなる入力部106、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部107、ハードディスクなどより構成される記憶部108、ネットワークを介しての通信処理を行う通信部109が接続されている。
入出力インタフェース105にはまた、必要に応じてドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどからなるリムーバブルメディア111が適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部108にインストールされる。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表わすものである。
本発明を適用した通信システムの構成例を示すブロック図である。 サーバアプリケーションの機能構成例を示すブロック図である。 クライアントアプリケーションの機能構成例を示すブロック図である。 クライアントコンピュータに内蔵されるICカード機能部を制御する処理について説明するフローチャートである。 外部のICカード機能部を制御する処理について説明するフローチャートである。 クライアントコンピュータに内蔵されるICカード機能部を制御する他の処理について説明するフローチャートである。 外部のICカード機能部を制御する他の処理について説明するフローチャートである。 クライアントコンピュータに内蔵されるICカード機能部を制御するさらに他の処理について説明するフローチャートである。 外部のICカード機能部を制御するさらに他の処理について説明するフローチャートである。 クライアントコンピュータに内蔵されるICカード機能部を制御する処理について説明するフローチャートである。 外部のICカード機能部を制御する処理について説明するフローチャートである。 パーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 サーバコンピュータ, 2 クライアントコンピュータ, 3 カード, 11 サーバアプリケーション, 21 業務ロジック, 31 クライアントアプリケーション, 41 ICチップ, 51 ICカード機能部, 52 R/W機能部, 61 ICカード機能部, 81 通信制御部, 82 デバイス制御部, 83 機能選択部, 91 通信制御部, 92 機能切替部, 93 ICカード機能制御部, 94 R/W機能制御部

Claims (5)

  1. ネットワークを介して接続されるサーバから送信されてくるコマンドに基づいて、または、近接する外部の装置から電磁誘導を用いた無線通信を介して送信されてくるコマンドに基づいて処理を行い、所定のデータを記憶する内部のICチップと、情報処理端末自身に近接されている外部のICチップに対する所定のデータの更新電磁誘導を用いた無線通信を介して制御する読み書き手段とを備える情報処理端末を制御する制御装置において、
    送信するコマンドが、前記内部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのか、前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのかを、前記情報処理端末に対して通知する通知手段と、
    前記通知手段による通知が行われた後に、前記内部のICチップまたは前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのコマンドを前記情報処理端末に送信する送信手段と
    を備え、
    前記情報処理端末においては、前記制御装置による通知に従って、送信されてきた前記コマンドを自身が実行して前記内部のICチップに記憶されているデータの更新を行うのか、送信されてきた前記コマンドを前記読み書き手段による無線通信によって前記外部のICチップに送信するのかが判断される
    制御装置。
  2. 前記通知手段は、前記内部のICチップの方が前記外部のICチップより優先順位が高いことを表す第1の情報、または前記外部のICチップの方が前記内部のICチップより優先順位が高いことを表す第2の情報を前記情報処理端末に送信することによって通知を行い、
    前記コマンドを受信した前記情報処理端末においては、
    前記第1の情報が送信されてきた場合、または、前記第2の情報が送信されてきたが前記外部のICチップが前記情報処理端末に対して近接されていない場合、前記コマンドに基づいて、前記内部のICチップに記憶されているデータの更新が行われ、
    前記第2の情報が送信されてきた場合、前記読み書き手段による無線通信によって前記コマンドを前記外部のICチップに送信することが行われる
    請求項1に記載の制御装置。
  3. ネットワークを介して接続されるサーバから送信されてくるコマンドに基づいて、または、近接する外部の装置から電磁誘導を用いた無線通信を介して送信されてくるコマンドに基づいて処理を行い、所定のデータを記憶する内部のICチップと、情報処理端末自身に近接されている外部のICチップに対する所定のデータの更新電磁誘導を用いた無線通信を介して制御する読み書き手段とを備える情報処理端末を制御する制御装置の制御方法において、
    送信するコマンドが、前記内部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのか、前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのかを、前記情報処理端末に対して通知し、
    通知を行った後に、前記内部のICチップまたは前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのコマンドを前記情報処理端末に送信する
    ステップを含み、
    前記情報処理端末においては、前記制御装置による通知に従って、送信されてきた前記コマンドを自身が実行して前記内部のICチップに記憶されているデータの更新を行うのか、送信されてきた前記コマンドを前記読み書き手段による無線通信によって前記外部のICチップに送信するのかが判断される
    制御方法。
  4. ネットワークを介して接続されるサーバから送信されてくるコマンドに基づいて、または、近接する外部の装置から電磁誘導を用いた無線通信を介して送信されてくるコマンドに基づいて処理を行い、所定のデータを記憶する内部のICチップと、情報処理端末自身に近接されている外部のICチップに対する所定のデータの更新電磁誘導を用いた無線通信を介して制御する読み書き手段とを備える情報処理端末を制御する処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されている記録媒体において、
    送信するコマンドが、前記内部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのか、前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのかを、前記情報処理端末に対して通知し、
    通知を行った後に、前記内部のICチップまたは前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのコマンドを前記情報処理端末に送信する
    ステップを含み、
    前記情報処理端末においては、前記制御装置による通知に従って、送信されてきた前記コマンドを自身が実行して前記内部のICチップに記憶されているデータの更新を行うのか、送信されてきた前記コマンドを前記読み書き手段による無線通信によって前記外部のICチップに送信するのかが判断される
    処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されている記録媒体。
  5. ネットワークを介して接続されるサーバから送信されてくるコマンドに基づいて、または、近接する外部の装置から電磁誘導を用いた無線通信を介して送信されてくるコマンドに基づいて処理を行い、所定のデータを記憶する内部のICチップと、情報処理端末自身に近接されている外部のICチップに対する所定のデータの更新電磁誘導を用いた無線通信を介して制御する読み書き手段とを備える情報処理端末を制御する処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    送信するコマンドが、前記内部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのか、前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのものであるのかを、前記情報処理端末に対して通知し、
    通知を行った後に、前記内部のICチップまたは前記外部のICチップに記憶されているデータを更新させるためのコマンドを前記情報処理端末に送信する
    ステップを含み、
    前記情報処理端末においては、前記制御装置による通知に従って、送信されてきた前記コマンドを自身が実行して前記内部のICチップに記憶されているデータの更新を行うのか、送信されてきた前記コマンドを前記読み書き手段による無線通信によって前記外部のICチップに送信するのかが判断される
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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