JP4495984B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、使用者に報知音を出力する報知器を備えた洗濯機に関する。
上記洗濯機には、メイン制御装置からサブ制御装置にコマンドを送信することに基いて報知器の駆動を指令する構成のものがある。
特開平10−005480号公報 特開平10−263255号公報
上記従来構成の場合、メイン制御装置とサブ制御装置との間で通信異常が発生したときにはサブ制御装置がメイン制御装置からのコマンドを認識することができなくなるので、報知音が出力不能になる。
請求項1に係る発明は、洗濯動作を制御するメイン制御装置と、報知音を出力する報知器と、前記メイン制御装置に双方向通信可能に接続されたものであって前記メイン制御装置からのコマンドを受信することに基いて前記報知器を駆動するサブ制御装置とを備え、前記メイン制御装置は電源投入時には前記サブ制御装置にコマンドを送信することなく前記報知器を自ら駆動し電源遮断時には前記サブ制御装置に前記報知器の駆動を指令するところに特徴を有する。
電源投入時にはメイン制御装置およびサブ制御装置間で通信異常の有無がチェックされるので、サブ制御装置はチェック終了後でなければコマンドに応じた報知動作を行うことができない。即ち、サブ制御装置が報知動作を行うときには電源投入に時間的に遅れて報知動作が行われることになるが、メイン制御装置が報知動作を行うときには電源投入に連動して報知動作を行うことができる。
<第1実施例>
外箱1は、図1に示すように、上面が開口する箱状をなすものであり、外箱1の上端部にはトップカバー2が固定されている。このトップカバー2は洗濯物の出入口を有する枠部材を称するものであり、トップカバー2には前蓋3および後蓋4が前後方向へスライド可能に装着されている。これら前蓋3および後蓋4は複数の棒片5を相互に回動可能に連結してなる蛇腹状をなすものであり、トップカバー2の出入口は前蓋3および後蓋4のスライド操作に基いて開閉される。
トップカバー2の右端部には操作パネル6が装着されており、操作パネル6には自己復帰形のプッシュスイッチからなる電源スイッチ7およびコーススイッチ8が装着されている。電源スイッチ7は主電源を入切するものであり、主電源の遮断状態で電源スイッチ7がオン操作されたときには主電源が投入され、主電源の投入状態で電源スイッチ7がオン操作されたときには主電源が遮断される。コーススイッチ8は運転コースを指定するものであり、主電源の投入状態でコーススイッチ8が操作されたときにはコーススイッチ8の操作内容に応じて運転コースが設定される。
操作パネル6には自己復帰形のプッシュスイッチからなるスタートスイッチ9および一時停止スイッチ10が装着されている。スタートスイッチ9は運転開始を指令するものであり、運転コースの指定状態でスタートスイッチ9が操作されたときには運転コースの指定結果に応じた内容で洗濯運転が開始される。一時停止スイッチ10は洗濯運転を一時停止および再開するものであり、洗濯運転の実行状態で一時停止スイッチ10がオン操作されたときには洗濯運転が一時停止し、洗濯運転の一時停止状態で一時停止スイッチ10がオン操作されたときには洗濯運転が一時停止直前の状態から再開される。
トップカバー2内には操作パネル6の後方に位置してブザー11およびスピーカ12が収納されている。ブザー11は主電源の投入遮断に連動して鳴動する鳴動器に相当するものであり、電源スイッチ7の有効操作時には主電源の投入遮断が使用者にブザー音で報知される。スピーカ12はコーススイッチ8・スタートスイッチ9・一時停止スイッチ10の有効操作に連動して音声を出力する音声器に相当するものであり、コーススイッチ8の有効操作時には「標準コースが設定されました」・「念入りコースが設定されました」等の音声が出力されることに基いて運転コースの設定結果が報知される。また、スタートスイッチ9の有効操作時には「運転を開始します」等の音声が出力されることに基いて洗濯運転の開始が報知され、一時停止スイッチ10の有効操作時には「運転を一時停止します」および「運転を再開します」等の音声が出力されることに基いて洗濯運転の一時停止および再開が報知される。
トップカバー2内には給水弁13(図2参照)が収納されている。この給水弁13は水槽の給水路を開閉するものであり、給水弁13の開放時には給水路を通して水槽内に水道水が注入される。この水槽は外箱1内に収納されたものであり、水道水を洗濯水として受ける貯水容器として機能する。この水槽の排水路には排水弁14(図2参照)が介在されている。この排水弁14は排水路を開閉するものであり、排水弁14の開放時には水槽内の貯留水が排水路を通して排出される。
水槽内には洗濯槽が収納されている。この洗濯槽はトップカバー2の出入口を通して洗濯物が投入されるものであり、水平な回転軸を有するドラム状をなしている。この洗濯槽は洗濯モータ15(図2参照)の回転軸に機械的に連結されている。この洗濯モータ15は3相DCブラシレスモータからなるものであり、洗濯モータ15の回転時には洗濯槽内の洗濯物が洗濯槽と共に持上げられて洗濯水中に落下する。即ち、洗濯槽は洗濯物を水中に落下させる動作を繰返すことで叩き洗いするものである。
外箱1の下端部には、図1に示すように、前蓋16が着脱可能に装着されており、電子室の前面は前蓋16を着脱することに基いて開閉される。この電子室は外箱1内に形成された仕切空間を称するものであり、電子室内には電子ユニット17が収納されている。この電子ユニット17は電源回路18(図3参照)・メイン制御装置19・サブ制御装置20・電源リレー21・バルブ駆動回路22・モータ駆動回路23・スピーカ駆動回路24・メインブザー駆動回路25・サブブザー駆動回路26(いずれも図2参照)を回路基板に搭載してなるものであり、電子ユニット17の詳細は次の通りである。
電源回路18はブザー11・スピーカ12・給水弁13・排水弁14・洗濯モータ15・メイン制御装置19・サブ制御装置20の駆動電源を生成するものであり、図3に示すように、サブ給電路およびメイン給電路を介して商用交流電源27に電気的に接続されている。このサブ給電路には電源スイッチ7が介在されており、電源スイッチ7のオン操作時にはサブ給電路が閉成されることに基いて商用交流電源27から電源回路18に主電源が供給され、電源回路18が主電源に基いて駆動電源を生成する。
メイン制御装置19およびサブ制御装置20は機械的・電気的に独立した別個のマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、いずれもCPU・ROM・RAM・I/Oを有している。これらメイン制御装置19およびサブ制御装置20は、図2に示すように、双方向通信可能に接続されたものであり、電源スイッチ7のオン操作時には電源回路18からメイン制御装置19およびサブ制御装置20に駆動電源が与えられることに基いてメイン制御装置19およびサブ制御装置20が起動する。
メイン制御装置19には電源リレー21が電気的に接続されている。この電源リレー21は、図3に示すように、電源回路18のメイン給電路に介在されたものであり、メイン制御装置19は電源スイッチ7のオン操作に基いて起動することに伴って電源リレー21をオンする。この電源リレー21のオン状態ではメイン給電路が閉成されることに基いて商用交流電源27から電源回路18に主電源が供給され、電源回路18からメイン制御装置19およびサブ制御装置20に駆動電源が与えられる。即ち、電源スイッチ7の操作解除状態ではメイン制御装置19が電源リレー21をオン状態に保持することに基いて電源回路18を有効化し、電源回路18からメイン制御装置19の駆動電源およびサブ制御装置20の駆動電源を得る。
メイン制御装置19には、図2に示すように、バルブ駆動回路22を介して給水弁13および排水弁14が電気的に接続されており、メイン制御装置19は給水弁13および排水弁14をバルブ駆動回路22を通して開閉制御することに基いて洗濯水の注入動作および洗濯水の排出動作を制御する。メイン制御装置19にはモータ駆動回路23を介して洗濯モータ15が電気的に接続されている。このモータ駆動回路23はスイッチング素子をブリッジ接続してなるインバータ駆動回路を主体に構成されたものであり、メイン制御装置19はモータ駆動回路23をスイッチング制御することに基いて洗濯モータ15を回転制御する。
メイン制御装置19にはコーススイッチ8・スタートスイッチ9・一時停止スイッチ10が電気的に接続されており、メイン制御装置19はコーススイッチ8の有効操作を検出することに基いて運転コースを設定し、スタートスイッチ9の有効操作を検出することに基いて洗濯運転を開始し、一時停止スイッチ10の有効操作を検出することに基いて洗濯運転を一時停止および再開する。この洗濯運転はメイン制御装置19が運転コースの設定結果に応じた内容で給水弁13・排水弁14・洗濯モータ15を駆動制御することに基づいて実行するものであり、メイン制御装置19は運転内容を制御する運転制御手段に相当する。
サブ制御装置20にはスピーカ駆動回路24を介してスピーカ12が電気的に接続されており、サブ制御装置20はスピーカ駆動回路24を通してスピーカ12を駆動制御する。このスピーカ12の駆動内容はメイン制御装置19がサブ制御装置20にスピーカコマンドを送信することに基いて指令するものであり、サブ制御装置20はメイン制御装置19からのスピーカコマンドを検出することに基いてスピーカ12を駆動し、スピーカ12からスピーカコマンドに応じた音声を出力する。
メイン制御装置19にはメインブザー駆動回路25を介してブザー11が電気的に接続されており、メイン制御装置19はメインブザー駆動回路25を通してブザー11を直接的に駆動制御する。このブザー11はサブブザー駆動回路26を介してサブ制御装置20に電気的に接続されており、サブ制御装置20はメイン制御装置19からのブザーコマンドを受信することに基いてサブブザー駆動回路26を通してメイン制御装置19と共通のブザー11を駆動制御する。即ち、ブザー11はメイン制御装置19およびサブ制御装置20が択一的に駆動するものであり、サブ制御装置20はブザー11およびスピーカ12を駆動制御することに基いて運転状態を報知する音制御手段として機能する。
メイン制御装置19のROMおよびサブ制御装置20のROMには制御プログラムが記録されており、メイン制御装置19のCPUは制御プログラムに基いて分担機器を制御することで洗濯内容を制御し、サブ制御装置20のCPUは制御プログラムに基いて分担機器を制御することで報知内容を制御する。以下、メイン制御装置19の制御プログラムおよびサブ制御装置20の制御プログラムについて説明する。
1.メイン制御装置19の制御内容
メイン制御装置19は電源リレー21をオンすると、図4のステップS1の電源投入処理でサブ制御装置20に対する通信異常の有無をチェックする。この電源リレー21のオンは電源スイッチ7の投入操作に連動して行われるものであり、メイン制御装置19はステップS1を終えたときにはステップS2の運転処理およびステップS3の一時停止処理を繰返す。そして、ステップS4で洗濯運転の終了を検出したり、ステップS5で電源スイッチ7の再操作を検出したときにはステップS6の電源遮断処理へ移行し、電源リレー21をオフすることで主電源を遮断する。
1−1.電源投入処理
メイン制御装置19は図5のステップS11へ移行すると、ブザー11を鳴動する。即ち、電源スイッチ7の投入操作時にはブザー11が投入操作に連動して直ちに鳴動し、使用者に主電源の投入が報知される。
メイン制御装置19はステップS11でブザー11を鳴動させると、ステップS12でサブ制御装置20にパリティチェック用のデータを送信する。このチェックデータは7ビットで表される1文字文のデータを称するものであり、サブ制御装置20はメイン制御装置19からの1文字分のデータにパリティビットを付加してメイン制御装置19に返信する。この付加処理は「1」のビット数が奇数個となるように行われるものであり、メイン制御装置19はステップS13で返信データの「1」のビット数を計測する。そして、「1」のビット数が奇数個であるときには通信異常がないと判断し、偶数個であるときには通信異常があると判断する。
例えばメイン制御装置19からサブ制御装置20にチェックデータとして文字列「GHI」を送信するものとする。
G H I
2進数のコード 1000111 1001000 1001001
「1」の個数 4個 2個 3個
サブ制御装置20は「1」のビット数が奇数個になるようにチェックデータの末尾に「1」または「0」のパリティビットを付加し、メイン制御装置19に返信する。
2進数のコード 10001111 10010001 10010010
「1」の個数 5個 3個 3個
メイン制御装置19はサブ制御装置20からのチェックデータの「1」のビット数が奇数個であるか偶数個であるかを判断し、奇数個であるときには通信異常がないと判断し、偶数個であるときには通信異常があると判断する。
2進数のコード 10001101 10010001 10010000
「1」の個数 4個(エラー) 3個 2個(エラー)
メイン制御装置19はステップS13で通信異常がないと判断すると、ステップS14でコーススイッチ8の操作状態を検出する。ここでコーススイッチ8の操作を検出したときにはステップS15へ移行し、コーススイッチ8の操作内容に応じて運転コースを設定する。そして、ステップS16へ移行し、サブ制御装置20にコースコマンドを送信する。このコースコマンドはサブ制御装置20に運転コースの設定結果を音声で報知することを指令するスピーカコマンドに相当するものであり、サブ制御装置20はコースコマンドを検出することに基いてROMからコースコマンドに応じた音データを検出する。そして、スピーカ12を音データの検出結果に基いて駆動し、スピーカ12から音データの検出結果に応じた音声「標準コースが設定されました」・「念入りコースが設定されました」等を出力する。
メイン制御装置19はステップS16でコースコマンドを送信すると、ステップS17でスタートスイッチ9の操作状態を検出する。ここでスタートスイッチ9の操作を検出したときにはステップS18でサブ制御装置20にスタートコマンドを送信し、図4のステップS2の運転処理へ移行する。このスタートコマンドはサブ制御装置20に洗濯運転の開始を音声で報知することを指令するスピーカコマンドに相当するものであり、サブ制御装置20はスタートコマンドを検出することに基いてROMからスタートコマンドに応じた音データを検出する。そして、スピーカ12を音データの検出結果に基いて駆動し、スピーカ12から音声「運転を開始します」を出力する。
メイン制御装置19はステップS13で通信異常があると判断すると、ステップS19でサブ制御装置20にリセット信号を送信し、ステップS20でカウンタに「1」を加算する。このカウンタは通信異常の連続発生回数を計測するものであり、メイン制御装置19はステップS20でカウンタを加算したときにはステップS21でカウンタの加算結果をROMに予め記録された上限値(具体的には「32」)と比較し、「カウンタ<上限値」を検出したときにはステップS12でサブ制御装置20にチェックデータを再送する。
メイン制御装置19はステップS21で「カウンタ≧上限値」を検出すると、ステップS22で異常フラグをオンすることに基いて通信異常を記録する。即ち、チェックデータの送信およびリセット信号の送信は通信異常の連続発生回数が上限値に到達するまで繰返されるものであり、通信異常の連続発生回数が上限値に到達したときにはメイン制御装置19が通信異常の解消不能を判断する。
メイン制御装置19はステップS22で通信異常を記録すると、ステップS23でコーススイッチ8の操作状態を検出する。ここでコーススイッチ8の操作を検出したときにはステップS24でコーススイッチ8の操作内容に応じて運転コースを設定し、ステップS25でスタートスイッチ9の操作を検出したときには図4のステップS2の運転処理へ移行する。即ち、コーススイッチ8およびスタートスイッチ9は通信異常の発生状態でもブザー11の鳴動後に有効化される。
1−2.運転処理
メイン制御装置19は図4のステップS2の運転処理へ移行すると、給水弁13・排水弁14・洗濯モータ15を運転コースの設定結果に応じた内容で駆動制御し、洗濯運転を実行する。即ち、洗濯運転は通信異常の有無に拘らずスタートスイッチ9の有効操作に連動して実行されるものであり、通信異常の発生状態では運転コースおよび運転開始の音声報知のみが実行されない。
1−3.一時停止処理
メイン制御装置19は図6のステップS31へ移行すると、一時停止スイッチ10の操作状態を検出する。ここで一時停止スイッチ10の操作を検出したときにはステップS32へ移行し、洗濯運転の実行状態を判断する。
メイン制御装置19はステップS32で洗濯運転が実行中であることを検出すると、ステップS33で給水弁13および排水弁14を閉鎖し、洗濯モータ15を停止させることで洗濯運転を一時停止する。そして、ステップS34へ移行し、異常フラグの設定状態を判断する。この異常フラグはメイン制御装置19およびサブ制御装置20間の通信異常の有無を示すものであり、メイン制御装置19が直前の電源投入処理でチェックしたチェック結果である。
メイン制御装置19はステップS34で異常フラグがオフされていることを検出すると、ステップS35でサブ制御装置20に一時停止コマンドを送信する。この一時停止コマンドはサブ制御装置20に洗濯運転の一時停止を音声で報知することを指令するスピーカコマンドに相当するものであり、サブ制御装置20は一時停止コマンドを検出することに基いてROMから一時停止コマンドに応じた音データを検出する。そして、スピーカ12を音データの検出結果に基いて駆動し、スピーカ12から音声「運転を一時停止します」を出力する。
メイン制御装置19はステップS32で洗濯運転が一時停止中であることを検出すると、ステップS36で給水弁13・排水弁14・洗濯モータ15を一時停止直前の状態に戻すことで運転を再開する。そして、ステップS37へ移行し、異常フラグの設定状態を判断する。ここで異常フラグがオフされていることを検出すると、ステップS38でサブ制御装置20に運転再開コマンドを送信する。この運転再開コマンドはサブ制御装置20に洗濯運転の再開を音声で報知することを指令するスピーカコマンドに相当するものであり、サブ制御装置20は運転再開コマンドを検出することに基いてROMから運転再開コマンドに応じた音データを検出する。そして、スピーカ12を音データの検出結果に基いて駆動し、スピーカ12から音声「運転を再開します」を出力する。即ち、一時停止スイッチ10は通信異常の有無に拘らず有効化されるものであり、通信異常の発生状態では一時停止および再開の音声報知のみが実行されない。
1−4.電源遮断処理
メイン制御装置19は図4のステップS4へ移行すると、運転コースの終了の有無を判断する。ここで運転コースが全て終了したことを検出すると、ステップS6の電源遮断処理へ移行する。また、ステップS4で運転コースが終了していないことを検出すると、ステップS5で電源スイッチ7の操作状態を検出する。ここで電源スイッチ7の操作を検出すると、ステップS6の電源遮断処理へ移行する。
メイン制御装置19はステップS6の電源遮断処理へ移行すると、図7のステップS41で異常フラグの設定状態を判断する。ここで異常フラグがオフされていることを検出したときにはステップS42へ移行し、サブ制御装置20にブザーコマンドを送信する。このブザーコマンドはサブ制御装置20にブザー11の鳴動を指令するものであり、サブ制御装置20はブザーコマンドを検出することに基いてブザー11を一定時間(具体的には6sec)だけ継続的に鳴動させ、使用者に電源遮断を報知する。
メイン制御装置19はステップS42でブザーコマンドを送信すると、ステップS43で待機時間の経過の有無を判断する。この待機時間はステップS42でブザーコマンドを送信することに基いて計測開始されるものであり、サブ制御装置20のブザー11の鳴動時間と同一値(具体的には6sec)に設定されている。
メイン制御装置19はステップS43で待機時間の経過を検出すると、ステップS44で電源リレー21をオフすることに基いて主電源を遮断する。即ち、通信異常が発生していない状態ではメイン制御装置19がブザー11の駆動時間を独自に計測し、計測時間が契約値に到達することに基いてブザー11の鳴動停止を独自に認識する。
メイン制御装置19はステップS41で異常フラグがオンされていることを検出すると、ステップS45でブザー11を鳴動開始する。そして、ステップS46でブザー11の鳴動時間がROMに記録された上限値(具体的には6sec)に到達したことを検出したときにはステップS47へ移行し、ブザー11を鳴動停止する。即ち、通信異常の発生状態ではメイン制御装置19が通信異常の非発生時と同一態様でブザー11を直接的に駆動し、使用者に電源遮断を報知する。
2.サブ制御装置20の制御内容
サブ制御装置20はパリティチェックを終えると、図8のステップS51でスピーカフラグの設定状態を判断する。このスピーカフラグはスピーカ12の現在の駆動状態を示すものであり、サブ制御装置20はステップS51でスピーカフラグがオフされていることを検出したときにはスピーカ12が駆動停止していると判断してステップS52へ移行する。
サブ制御装置20はステップS52へ移行すると、スピーカコマンドの有無を判断する。このスピーカコマンドはコースコマンド・スタートコマンド・一時停止コマンド・運転再開コマンドを称するものであり、サブ制御装置20はステップS52でスピーカコマンドを検出したときにはステップS53でROMからスピーカコマンドに応じた音データを検出する。そして、ステップS54でスピーカフラグをオン状態にセットし、ステップS55でブザーコマンドの有無を判断し、ステップS51に復帰する。
サブ制御装置20はステップS51に復帰すると、スピーカフラグのオンを判断してステップS56へ移行する。ここでスピーカ12を音データの検出結果に基いて駆動し、ステップS57音データの終了の有無を判断する。例えば音データの終了を検出したときにはステップS58でスピーカ12を駆動停止し、ステップS59でスピーカフラグをオフ状態にリセットする。即ち、メイン制御装置19からサブ制御装置20にスピーカコマンドが出力される毎にスピーカコマンドに応じた音データが検出され、スピーカ12が音データの検出結果に基いて駆動制御されることでスピーカコマンドに応じた音声が出力される。
サブ制御装置20はスピーカ12の駆動停止状態でブザーコマンドを検出すると、ステップS55からS62へ移行し、ブザー11を鳴動開始する。そして、ステップS63でブザー11の鳴動時間がROMに予め記録された上限値(具体的には6sec)に到達したことを検出したときにはステップS64へ移行し、ブザー11を鳴動停止させる。
サブ制御装置20はスピーカ12の駆動状態でブザーコマンドを検出すると、ステップS60からS61へ移行し、スピーカ12を途中停止させる。そして、ステップS62でブザー11を鳴動開始し、ステップS63でブザー11の鳴動時間が上限値に到達したことを検出したときにはステップS64でブザー11を鳴動停止させる。
即ち、使用者がコーススイッチ8・スタートスイッチ9・一時停止スイッチ10の操作に続けて電源スイッチ7を遮断操作したときにはメイン制御装置19からサブ制御装置20にスピーカコマンドおよびブザーコマンドが当該順序で送信される。この状態ではサブ制御装置20が先のスピーカコマンドに基いてスピーカ12を駆動しており、スピーカ12の駆動状態でブザーコマンドを検出する。この場合にはサブ制御装置20がスピーカ12を途中停止させてブザー11を鳴動させることで後のブザーコマンドを優先し、使用者に電源遮断を報知する。
上記第1実施例によれば、メイン制御装置19およびサブ制御装置20によって共通のブザー11を択一的に駆動制御した。このため、通信異常の発生時にはメイン制御装置19からサブ制御装置20にブザーコマンドを送信することなくメイン制御装置19がブザー11を自ら駆動することができるので、断線およびノイズ等の通信異常が発生したときでもブザー音を発生させることができる。
メイン制御装置19からサブ制御装置20にスピーカコマンドを送信することでサブ制御装置20にスピーカ12の駆動を指令する構成とした。このため、メイン制御装置20のROMにスピーカ12用の音データを記録する必要がなくなるので、ROMの記録量が低減される。
サブ制御装置20がブザー11およびスピーカ12の双方を鳴動制御する構成とした。このため、ブザー音および音声が同時に出力されることがなくなるので、ブザー音および音声が重なることで聞取り難くなったり歪むことがなくなる。
サブ制御装置20がスピーカ12の駆動状態でメイン制御装置19からのブザーコマンドを検出したときにはスピーカ12を途中停止させてブザー11を鳴動させるように構成した。このため、ブザー音および音声の同時出力が確実に防止される上、電源スイッチ7の遮断操作を受付けたことを使用者に優先的に報知することができる。
電源スイッチ7の投入操作時にはメイン制御装置19がブザー11を駆動するように構成した。このため、サブ制御装置20がパリティチェックの終了を待ってブザー11を鳴動させる必要がなくなるので、パリティチェックの影響で電源スイッチ7の投入操作にブザー音が遅れて発生することがなくなる。
メイン制御装置19が電源スイッチ7の遮断操作時にブザー11の鳴動停止を待機時間の経過に基いて独自に判断する構成としたので、サブ制御装置20からメイン制御装置19にブザー停止信号を送信することに基いてブザー11の鳴動停止を通知する必要がなくなる。このため、メイン制御装置19がブザー停止信号を処理する必要がなくなるので、メイン制御装置19の制御プログラムが簡単になる。
<第2実施例>
メイン制御装置19は図9のステップS41で異常フラグのオフを検出すると、ステップS42でサブ制御装置20にブザーコマンドを送信することに基いてブザー11の鳴動開始を指令する。すると、サブ制御装置20はブザーコマンドを検出することに基いてブザー11を鳴動開始し、ブザー11の鳴動時間が上限値に到達したことを検出したときにはメイン制御装置19にブザー停止信号を送信する。
メイン制御装置19はステップS42でブザーコマンドを送信すると、ステップS48でブザー停止信号の有無を判断する。ここでブザー停止信号を検出したときにはステップS44へ移行し、電源リレー21をオフすることで主電源を遮断する。
上記第2実施例によれば、メイン制御装置19が電源スイッチ7の遮断操作時にブザー11の鳴動停止をサブ制御装置20からのブザー停止信号に基いて認識する構成とした。このため、メイン制御装置19がブザー11の鳴動停止を正確なタイミングで確実に判断することができるので、主電源の遮断をブザー11の鳴動停止後に確実に行うことができる。しかも、サブ制御装置20が異常状態になることに基いてウォッチドッグタイマで自己リセットした場合でもメイン制御装置19からサブ制御装置20にブザーコマンドを送信し、ブザー11を駆動することができる。
<第3実施例>
メイン制御装置19は図10のステップS13で通信異常がないと判断すると、ステップS26でサブ制御装置20にブザーコマンドを送信する。すると、サブ制御装置20はブザーコマンドを検出することに基いてブザー11を鳴動し、主電源の投入を使用者に報知する。
メイン制御装置19はステップS22で通信異常を記録すると、ステップS27でブザー11を鳴動することに基いて主電源の投入を使用者に報知する。即ち、ブザー11は原則的にサブ制御装置20がメイン制御装置19からのブザーコマンドを検出することに基いて駆動するものであり、通信異常の発生時にはメイン制御装置19がサブ制御装置20にブザーコマンドを送信することなく直接的に駆動する。
上記第3実施例によれば、メイン制御装置19が電源投入時および電源遮断時に通信異常を検出したときにはサブ制御装置20にブザーコマンドを送信することなくブザー11を駆動する構成としたので、通信異常の発生時にも電源投入および電源遮断を報知することができる。
上記第1〜第3実施例においては、スピーカ12からスタートスイッチ8の操作内容・コーススイッチ9の操作内容・一時停止スイッチ10の操作内容を出力する構成としたが、これに加えて運転異常を報知する構成としても良い。この構成の場合、メイン制御装置19が運転異常の有無を判断し、運転異常が有ることを検出したときにはサブ制御装置20にスピーカコマンドを送信することで運転異常を報知すると良い。この運転異常の報知中にサブ制御装置20がメイン制御装置19からのブザーコマンドを検出したときにはスピーカ12を途中停止してブザー11を駆動する構成にすることが好ましい。尚、運転異常とは洗濯槽の回転異常・給水異常・排水異常等の洗濯動作そのものに支障を来たす異常を称する。
上記第1〜第3実施例においては、主電源の投入遮断を報知する報知器としてブザー11を利用したが、これに限定されるものではなく、例えばチャイム・ホーン・スピーカを利用しても良い。特に主電源の投入遮断をスピーカによって報知するときにはスピーカ12を廃止し、主電源の投入遮断および運転内容を共通のスピーカによって報知することが好ましい。
上記第1〜第3実施例においては、洗濯物を洗濯水中に落下させることで叩き洗いする洗濯機に本発明を適用したが、これに限定されるものではなく、例えば撹拌体が生成する水流で洗う洗濯機に適用しても良い。
本発明の第1実施例を示す図(洗濯機の外観を示す斜視図) 電気的構成を示すブロック図 メイン制御装置およびサブ制御装置の給電経路を示すブロック図 メイン制御装置の制御内容を示すフローチャート メイン制御装置の電源投入処理を示すフローチャート メイン制御装置の一時停止処理を示すフローチャート メイン制御装置の電源遮断処理を示すフローチャート サブ制御装置の音制御処理を示すフローチャート 本発明の第2実施例を示す図7相当図 本発明の第3実施例を示す図5相当図
符号の説明
11はブザー(報知器,鳴動器)、12はスピーカ(音声器)、19はメイン制御装置、20はサブ制御装置を示している。

Claims (5)

  1. 洗濯動作を制御するメイン制御装置と、
    報知音を出力する報知器と、
    前記メイン制御装置に双方向通信可能に接続されたものであって、前記メイン制御装置からのコマンドを受信することに基いて前記報知器を駆動するサブ制御装置とを備え、
    前記メイン制御装置は、
    電源投入時には前記サブ制御装置にコマンドを送信することなく前記報知器を自ら駆動し、
    電源遮断時には前記サブ制御装置に前記報知器の駆動を指令することを特徴とする洗濯機。
  2. 前記メイン制御装置は、
    通信異常の非発生状態では前記サブ制御装置に前記報知器の駆動を指令し、通信異常の発生状態では前記報知器を自ら駆動することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記メイン制御装置は、
    前記サブ制御装置に前記報知器の駆動を指令したときには前記報知器の駆動停止を設定時間の経過に基いて独自に判断することを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の洗濯機。
  4. 前記メイン制御装置は、
    前記サブ制御装置に前記報知器の駆動を指令したときには前記サブ制御装置からの停止信号を検出することに基いて前記報知器の駆動停止を認識することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の洗濯機。
  5. 電源の投入遮断を報知する報知器としての鳴動器と、
    運転内容を報知する音声器とを備え、
    前記サブ制御装置は、
    前記鳴動器および前記音声器を前記メイン制御装置からのコマンドに基いて駆動するものであり、
    前記音声器の駆動状態で前記鳴動器の駆動が指令されたときには前記音声器を途中停止させて前記鳴動器を駆動することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の洗濯機。
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