JP4495059B2 - サッシ窓 - Google Patents

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Description

本発明は、サッシ窓に関し、詳しくは、建物の外壁開口部内の室内寄りに配設された窓枠を備えたサッシ窓に関する。
従来、外壁の室外面よりも見込み方向室内寄りに配設された、いわゆる内付けサッシ、およびこの内付けサッシを有して構成された外壁の構造が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
従来の外壁においては、外壁開口部に設けられた木製の開口枠(特許文献1)や金属製の開口フレーム(特許文献2)と、開口枠や開口フレームに固定されたアルミ形材製のサッシ窓枠と、このサッシ窓枠に支持されたガラスパネルや障子等のパネル体とで内付けのサッシ窓が構成されている。そして、外壁の躯体である金属製のフレームに下地材を介して外装材(サイディングやタイル)が固定されており、開口部の上および左右の三方において外装材が室内側に折れ曲がる形で回り込んで設けられるとともに、この外装材の折曲部室内側端部が水密材(シール材)を介して開口枠(開口フレーム)やサッシ窓枠に接続されている。
特許第3477421号公報 特開2001−342775号公報
しかしながら、従来の外壁では、開口枠や開口フレームを介して躯体に固定されたサッシ窓枠と、下地材等を介して躯体に固定された外装材の折曲部とが、水密材(シール材)を介して接続されるのみで互いに固定されていないため、サッシ窓枠と外装材の折曲部との位置決め精度が劣り、施工性の低下や位置ずれによる意匠性の悪化を招いてしまうという問題がある。
また、サッシ窓枠と外装材の折曲部とが互いに固定されていないことから、地震時や暴風時等に相対変位が大きくなってシール材が切れてしまう可能性があり、シール材が切れたり劣化したりした場合には、このシール材位置から浸入した雨水等が即座に躯体や内装材の位置まで到達してしまうため、止水性能上も問題がある。
本発明の目的は、施工性や外観意匠性に優れ、かつ十分な止水性能を確保することができるサッシ窓を提供することにある。
本発明のサッシ窓は、建物の外壁に設けた開口部内の室内寄りに配設された窓枠体と、この窓枠体の内側に支持されたパネル体とを備えたサッシ窓であって、前記外壁は、外壁躯体と、この外壁躯体の室外面を覆う外壁仕上げ材とを備えて構成され、前記窓枠体は、上枠体、下枠体、および左右の縦枠体から構成され、これらの上枠体、下枠体、および縦枠体には、前記外壁の開口部に沿って見込み方向室外側に延びる見込み片部と、この見込み片部に連続して折れ曲がり前記外壁躯体の室外面に沿って延び、かつ当該外壁躯体に固定される固定片部とが設けられ、前記上枠体および縦枠体の少なくとも1つは、前記固定片部よりも室内側にて前記見込み片部に連続して見付け方向内側に延びる見付け片部と、前記固定片部よりも室外側に突出する突出片部とを有して形成され、前記上枠体および縦枠体の少なくとも1つに対応した位置の前記外壁仕上げ材は、前記窓枠体の突出片部の突出寸法分の隙間を介して前記外壁躯体の室外面に対向する外面部と、この外面部に連続して見込み方向室内側に折れ曲がり前記見込み片部に沿って延びる折曲部とを有し、この折曲部が前記突出片部に固定されるとともに当該折曲部の室内側端縁が前記見付け片部に接続されていることを特徴とする。
ここで、窓枠体の内側に支持されたパネル体としては、窓枠体に移動不能に支持されて嵌め殺し(Fix)窓を構成するガラスパネル等の面材であってもよく、また窓枠体に開閉可能に支持された1枚または複数枚の障子であってもよい。パネル体が障子である場合には、例えば、引き違い窓や片引き窓、上げ下げ窓、開き窓、辷り出し窓等、任意の開閉形式のサッシ窓が構成可能である。
このような本発明によれば、外壁仕上げ材の外面部を窓枠体の突出片部の突出寸法分の隙間を介して外壁躯体に対向して配置する(例えば、突出片部の先端に当接させて配置する)とともに、折曲部を突出片部に固定することで、外面部および折曲部がそれぞれ突出片部によって位置決めされるので、外壁仕上げ材の位置決め精度が高められ、施工時の取り付けが容易になって施工性を向上させることができる。さらに、折曲部と窓枠体との位置ずれを防止することができ、外壁およびサッシ窓の外観意匠性の向上を図ることができる。
また、外壁躯体と外壁仕上げ材との間に、窓枠体の突出片部の突出寸法分の隙間による通気層を形成することができ、外壁躯体や仕上げ材の湿気を防止することができるとともに、外壁の断熱性能も高めることができる。さらに、通気層によって室外空間との等圧空間を構成することもできるので、この通気層を介して外壁躯体や窓枠体の内側へ雨水が浸入することが阻止できる。
また、窓枠体の固定片部を外壁躯体の室外面に固定することで、この固定片部と外壁躯体との間に止水材を設けることができるとともに、上枠体や縦枠体において、見込み片部に沿って室内側に延びた外壁仕上げ材の折曲部の室内側端縁を窓枠体の見付け片部に接続することで、折曲部の外側である室外空間から固定片部における止水位置までの距離、および止水位置から室内空間までの距離を、それぞれ長距離化することができ、従来のサッシ窓と比較して止水性能を向上させることができる。
すなわち、外壁仕上げ材の折曲部先端と窓枠体の見付け片部との間から雨水が浸入したとしても、この雨水は窓枠体の見込み片部と外壁仕上げ材の折曲部との間を通って室外側に移動し、さらに突出片部を越えて固定片部と外壁仕上げ材との間を通って止水位置に達するまでの長い距離を移動する必要があるため、止水位置まで雨水が浸入しにくくなっている。さらに、止水位置に雨水が達したとしても、この雨水は、まず止水構造により阻止されて窓枠体と外壁躯体との間に浸入できないようになっている。さらに万一、窓枠体と外壁躯体との間に雨水が浸入したとしても、この浸入位置から室内空間までは、少なくとも外壁躯体の厚さ寸法以上の距離が隔てられているため、室内空間まで雨水が浸入する可能性をほぼ皆無にすることができる。また、止水位置が隙間を介して外壁仕上げ材に覆われているので、室外空間の風圧や気圧差の影響を低減することができ、この点からも室内空間への雨水の浸入を防止することができる。
この際、本発明のサッシ窓では、前記外壁仕上げ材は、前記外面部と前記折曲部とで互いに別体に形成された断面矩形状のセメントボードから構成され、前記折曲部を構成する前記セメントボードが前記窓枠体の突出片部にビス止め固定されていことが好ましい。
また、本発明のサッシ窓では、前記外壁仕上げ材は、前記外面部から前記折曲部まで一体成形されたサイディング材から構成され、前記折曲部を構成する前記サイディング材または当該サイディング材の下地材が前記窓枠体の突出片部にビス止め固定されていてもよい。
さらに、本発明のサッシ窓では、前記外壁仕上げ材は、板状の下地材と、この下地材の表面に設けられたモルタル層とを有して構成され、前記折曲部を構成する前記外壁仕上げ材の下地材が前記窓枠体の突出片部にビス止め固定されていてもよい。
このような構成によれば、外壁仕上げ材として、セメントボード、サイディング材、下地材上にモルタル層を形成したものの中から任意に選択することができ、いずれの仕上げ材を選択した場合でも、窓枠体の突出片部に折曲部を構成する部位をビス止め固定することで、容易に取り付け作業ができ、施工性をさらに向上させることができる。そして、突出片部にビス止め固定することで、このビスが窓枠体を室内外に貫通することがなく、ビスの貫通部を介して雨水等の浸入が防止でき、止水性能を確保することができる。
さらに、本発明のサッシ窓では、前記外壁仕上げ材のうち、前記外面部は、下地材およびモルタル層と、セメントボードと、サイディング材とのいずれかから構成され、前記折曲部は、アルミ製、樹脂製、または木製の見切り部材から構成されて前記窓枠体の突出片部にビス止め固定されていてもよい。
このような構成によれば、外壁仕上げ材における外面部と折曲部とで構成材料の組み合わせを任意に選択することができ、外観意匠デザインの多様化を図ることができる。
以上のサッシ窓において、前記窓枠体は、前記外壁躯体に固定される支持枠と、この支持枠に着脱自在に取り付けられるとともに前記パネル体を支持する本窓枠とを備え、これらの支持枠と本窓枠とがシール材を介して連結されて構成されており、前記支持枠は、上支持枠、下支持枠、および左右の縦支持枠を四周枠組みして構成され、これらの上支持枠、下支持枠、および縦支持枠に前記見込み片部および固定片部が設けられ、当該上支持枠および縦支持枠に前記見付け片部および突出片部が設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、窓枠体を支持枠(捨て枠)および本窓枠から構成し、支持枠に対して着脱自在に本窓枠を取り付けるようにするとともに、支持枠の上支持枠や縦支持枠に見込み片部、見付け片部、および突出片部を設けたので、支持枠を外壁に固定したままで外壁仕上げ材を壊すことなく本窓枠を交換することができ、改装サッシとして本発明のサッシ窓を構成することができる。また、支持枠と本窓枠とがシール材を介して連結されるので、これらの間からの雨水の浸入を防止することができ、前述した外壁躯体および外壁仕上げ材と支持枠との間の止水構造と併せて、サッシ窓全体としての止水性能を確保することができる。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。また、各図においては、主要構成部品の断面を示すハッチングが省略されている。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るサッシ窓である引違い窓10が設けられた建物の外壁1部分を示す縦断面図である。図2は、外壁1部分を示す横断面図である。図3、4は、それぞれ引違い窓10の上枠部分、および下枠部分を拡大して示す縦断面図である。図5は、引違い窓10の縦枠部分を拡大して示す横断面図である。
図1、2において、建物の外壁1は、外壁躯体としての壁パネル2と、この壁パネル2の室外面に設けられた外壁仕上げ材としてのセメントボード(セメント成形板)3と、壁パネル2の室内面に設けられた内部仕上げ材としての石膏ボード等の内装材4とを有して構成されている。壁パネル2は、格子状等に組んだパネル芯材と2Aと、このパネル芯材2Aの室外側に固定されたパネル面材2Bとで形成されている。また、セメントボード3の室外側表面には、モルタルが吹き付けられている。この外壁1には、矩形状の開口部5が設けられており、引違い窓10は、開口部5内における外壁1の室外面1Aよりも見込み方向室内寄りに設けられた、いわゆる内付けサッシ窓である。この引違い窓10の室内側には、内装材4の開口端縁に沿った木製の額縁材(ケーシング)6が四周連続して取り付けられている。
引違い窓10は、上枠体11、下枠体12、および左右の縦枠体13からなる窓枠体14と、この窓枠体14の内側に開閉自在に支持されたパネル体としての室内外一組の障子15と、これらの障子15の室外側に設けられた網戸16とを有して構成されている。窓枠体14は、壁パネル2に固定される支持枠(捨て枠)20と、この支持枠20に着脱自在に取り付けられた本窓枠30とを有している。支持枠20は、上支持枠21、下支持枠22、および左右の縦支持枠23を四周枠組みして形成され、本窓枠30は、上本窓枠31、下本窓枠32、および左右の縦本窓枠33を四周枠組みして形成されている。そして、障子15および網戸16は、本窓枠30の上本窓枠31および下本窓枠32に設けられた後述するレール部に戸車が案内され、図2の左右方向に移動可能になっている。障子15は、四周框組した上下左右の框材17と、これらの框材17の内部に嵌め込んだガラスパネル18とを有して形成されている。
図3に示すように、上枠体11は、支持枠20の上支持枠21と、本窓枠30の上本窓枠31と、これらの上支持枠21および上本窓枠31を連結する連結部材41と、この連結部材41に取り付けられて内装材4を釘打ち等で固定するための下地材42とを有して構成されている。
上支持枠21は、アルミ押出形材製であって、外壁1の開口部5の上縁に沿って見込み方向室外側に延びる見込み片部211と、この見込み片部211の室外側端縁に連続して上方に折れ曲がり、壁パネル2の室外面に沿って延びる固定片部212とを有している。この固定片部212は、室外側からのビスにより壁パネル2に固定されるとともに、固定片部212と壁パネル2との間には、図示しないシール材や防水シート等を用いた止水構造が設けられている。そして、上支持枠21は、固定片部212よりも室外側に突出する突出片部213と、固定片部212よりも室内側において見込み片部211から下方(見付け方向内側)に延びる見付け片部214と、見付け片部214よりも室内側において見込み片部211から下方に延びる支持片部215とを有している。この支持片部215の下端部室内側には、シール材215Aが取り付けられている。
本窓枠30の上本窓枠31は、室外側に配置されるアルミ押出形材製の室外部材31Aと、室内側に配置される樹脂製の室内部材31Bと、室内部材31Bを室外部材31Aおよび連結部材41に固定する固定部材31Cとを備えて構成されている。上本窓枠31の室外部材31Aは、上支持枠21の見込み片部211に対向して室内外に延びる上面部311と、この上面部311の室内側端部から上方(見付け方向外側)に突出し、上支持枠21の支持片部215の室内側に沿って延びる取付片部312とを有している。また、上本窓枠31の室内部材31Bは、連結部材41および下地材42にビス止め固定されるとともに、室内側に延びて額縁材6にビス止め固定されている。
上支持枠21と上本窓枠31とを連結する連結部材41は、室内側に向かって開口した断面略コ字形の金属製ピース材であって、壁パネル2の芯材2Aにビス止め固定されている。さらに、連結部材41の室外側の一辺を貫通するビス43によって、上本窓枠31の取付片部312と上支持枠21の支持片部215とが係合され、これにより上本窓枠31が上支持枠21に取り付けられ、このビス43を締め付けることで、取付片部314が支持片部215に圧接され、支持片部215のシール材215Aが取付片部312に密接するようになっている。
以上のような上枠体11部分における外壁仕上げ材のセメントボード3は、壁パネル2の室外側側面に所定間隔を介して対向する外面部3Aと、この外面部3Aに連続して室内側に折れ曲がり、上支持枠21の突出片部213および見込み片部211に沿って見込み方向室内側に延びる折曲部3Bとを有して構成されている。これらの外面部3Aおよび折曲部3Bは、互いに別体とされて各々断面矩形状に成形されたセメントボード3から構成されている。外面部3Aは、突出片部213の先端に当接して位置決めされ、つまり外面部3Aと壁パネル2との隙間寸法は、突出片部213の突出寸法と略等しくなっており、この隙間によって通気層3Cが形成されている。また、折曲部3Bは、室外から螺合されるビス3Dによって突出片部213に固定され、折曲部3Bの室内側端縁が上支持枠21の見付け片部214に当接して位置決めされるとともに見付け片部214に接続されている。
次に、図4に示すように、下枠体12は、支持枠20の下支持枠22と、本窓枠30の下本窓枠32と、これらの下支持枠22および下本窓枠32を連結する連結部材41と、下地材42とを有して構成されている。
下支持枠22は、アルミ押出形材製であって、外壁1の開口部5の下縁に沿って見込み方向室外側に延びる見込み片部221と、この見込み片部211に連続して下方に延び、壁パネル2の室外面に沿って延びる固定片部222と、見込み片部221に連続して固定片部222よりも室外側に延びる水切り片部223とを有している。固定片部222は、前述の上支持枠21の固定片部212と同様に、室外側からのビスにより壁パネル2に固定されるとともに、固定片部222と壁パネル2との間に止水構造が設けられている。そして、下支持枠22は、見込み片部221から下方に延びた載置片部によって壁パネル2に載置されるとともに、見込み片部221から上方に延びる支持片部224を有している。この支持片部224の上端部室内側には、シール材224Aが取り付けられている。
本窓枠30の下本窓枠32は、それぞれアルミ押出形材製の室外部材32Aおよび室内部材32Bと、これらを連結する樹脂製の断熱部材32Cとを備えて構成されている。下本窓枠32の室外部材32Aは、室内外に延びる上面部321と、下方(見付け方向外側)に突出して下支持枠22の支持片部224の室内側に沿って延びる取付片部322とを有している。また、下本窓枠32の室内部材32Bは、連結部材41上に載置されるとともに、室内側に延びて額縁材6にビス止め固定されている。
次に、図5に示すように、縦枠体13は、支持枠20の縦支持枠23と、本窓枠30の縦本窓枠33と、これらの縦支持枠23および縦本窓枠33の室内側に設けられた下地材42とを有して構成されている。
縦支持枠23は、アルミ押出形材製であって、外壁1の開口部5に沿って見込み方向室外側に延びる見込み片部231と、この見込み片部231の室外側端縁に連続して側方(見付け方向外側)に折れ曲がり、壁パネル2の室外面に沿って延びる固定片部232とを有している。この固定片部232は、室外側からのビスにより壁パネル2に固定されるとともに、固定片部232と壁パネル2との間には、図示しないシール材や防水シート等を用いた止水構造が設けられている。そして、縦支持枠23は、固定片部232よりも室外側に突出する突出片部233と、固定片部232よりも室内側において見込み片部231から見付け方向内側に延びる見付け片部234とを有している。さらに、縦支持枠23は、見付け片部234よりも室内側において見込み片部231から見付け方向内側に延びる支持片部235を有しており、この支持片部235の先端部室内側には、シール材235Aが取り付けられている。
本窓枠30の縦本窓枠33は、室外側に配置されるアルミ押出形材製の室外部材33Aと、室内側に配置される樹脂製の室内部材33Bとを備えて構成されている。縦本窓枠33の室外部材33Aは、縦支持枠23の見込み片部231に対向して室内外に延びる側面部331と、この側面部331の室内側寄りの位置から見付け方向外側に突出し、縦支持枠23の支持片部235の室内側に沿って延びる取付片部332とを有している。また、縦本窓枠33の室内部材33Bは、室外部材33Aおよび下地材42にビス止めされるとともに、室内側に延びて額縁材6にビス止め固定されている。
縦支持枠23および縦本窓枠33において、縦本窓枠33の取付片部332と縦支持枠23の支持片部235とが、室内側から螺合されるビス44によって係合されている。そして、このビス44を締め付けることで、取付片部332と支持片部235とが圧接され、支持片部235のシール材235Aが取付片部332に密接するようになっている。
以上のような縦枠体13における外壁仕上げ材のセメントボード3は、壁パネル2の室外側側面に所定間隔を介して対向する外面部3Aと、この外面部3Aに連続して室内側に折れ曲がり、縦支持枠23の突出片部233および見込み片部231に沿って見込み方向室内側に延びる折曲部3Bとを有して構成されている。これらの外面部3Aおよび折曲部3Bは、互いに別体とされて各々断面矩形状に成形されたセメントボード3から構成されている。外面部3Aは、突出片部233の先端に当接して位置決めされ、外面部3Aは、突出片部233の突出寸法と略等しい寸法の隙間を介して壁パネル2と対向して設けられている。そして、外面部3Aと壁パネル2との隙間によって通気層3Cが形成されている。また、折曲部3Bは、室外から螺合されるビス3Dによって突出片部233に固定され、折曲部3Bの室内側端縁が縦支持枠23の見付け片部234に当接して位置決めされるとともに見付け片部234に接続されている。
次に、引違い窓10における止水構造について説明する。
まず、上枠体11および縦枠体13において、上支持枠21および縦支持枠23の見込み片部211,231、および見付け片部214,234が連続しているため、この位置から室内側に雨水等が浸入することがない。また、セメントボード3の折曲部3B先端と見付け片部214,234とが当接されているため、これらの間に雨水等が浸入しにくくなっているが、雨水が浸入したとしても、この雨水は折曲部3Bと見込み片部211,231との間を通って室外側に移動し、さらに突出片部213,233を越え、かつ固定片部212,232に沿って回り込む長い距離を移動する必要がある。このため、固定片部212,232と壁パネル2との止水位置に達するまでの距離が十分に長いので、止水位置まで雨水が浸入する心配がほぼ皆無である。なお万一、固定片部212,232の止水位置から雨水が浸入したとしても、浸入位置から室内空間までは、少なくとも壁パネル2の厚さ寸法以上の距離が隔てられているため、室内空間まで雨水が浸入しないようになっている。
また、室外側における縦支持枠23と縦本窓枠33との間に雨水が浸入したとしても、この雨水は、縦支持枠23の支持片部235と縦本窓枠33の取付片部332との間のシール材235Aに阻まれ、室内側に浸入しないようになっている。そして、縦支持枠23と縦本窓枠33との間に浸入した雨水は、下方に落下して下枠体12における下支持枠22の見込み片部221に達し、排水弁から室外空間に排水されるようになっている。これと同様に上枠体11においても、上支持枠21と上本窓枠13との間に浸入した雨水は、上支持枠21の支持片部215と上本窓枠31の取付片部312との間のシール材215Aに阻まれ、室内側に浸入しないようになっている。
一方、下枠体12において、下支持枠22の水切り片部223が外壁1の室外面1Aよりも室外側に突出し、さらに水切り片部223の先端部がセメントボード3の上端よりも下方まで曲げ下げられているため、セメントボード3と下支持枠22との間から室内側に雨水等が浸入することがない。また、セメントボード3と下支持枠22との間から雨水が浸入したとしても、この雨水は、下支持枠22の固定片部222と壁パネル2との止水位置で阻止され、室内空間まで雨水が浸入することがない。また、下支持枠22と下本窓枠32との間に雨水が浸入した場合には、この雨水は、下支持枠22の支持片部224と下本窓枠32の取付片部322との間のシール材245Aに阻まれ、室内側に浸入せず排水弁から室外空間に排水されるようになっている。
以上のような引違い窓10は、支持枠20から本窓枠30を取り外し、別の本窓枠30を支持枠20に取り付けることで、改装可能に構成されている。
すなわち、引違い窓10における本窓枠30は、見付け方向外側に突出した取付片部312,322,332を四周に有した半外付け用サッシ枠である。すなわち、本窓枠30は、支持枠20を介さずに取付片部312,322,332を壁パネル2の室外面に直接固定することで、外壁面から室外側に突出した半外付けのサッシ窓が構成できるようになっている。このような半外付け用サッシ枠は、一般的に用いられており、その製品バリエーションや製品点数が非常に多く、本実施形態の引違い窓形式の他に、嵌め殺し窓や片引き窓、開き窓、辷り出し窓等の多数の形式のものに利用可能である。つまり、本実施形態においては、本窓枠30は、支持枠20に対して着脱可能に取り付けられており、この本窓枠30を交換することによって、各種形式の窓に改装する、あるいは新しい窓に交換することができるようになっている。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)すなわち、外面部3Aにおけるセメントボード3が上支持枠21および縦支持枠23の突出片部213,233の先端に当接されるとともに、折曲部3Bにおけるセメントボード3が突出片部213,233にビス止め固定されているので、外面部3Aおよび折曲部3Bがそれぞれ突出片部213,233によって位置決めされ、セメントボード3の位置決め精度が高められ、施工時の取り付けが容易になって施工性を向上させることができる。さらに、折曲部3Bと支持枠20との位置ずれを防止することができ、外壁1および引違い窓10の外観意匠性の向上を図ることができる。
(2)さらに、セメントボード3と壁パネル2との間に、突出片部213,233の突出寸法に応じた通気層3Cが形成されているので、セメントボード3や壁パネル2の湿気を防止することができるとともに、外壁1の断熱性能も高めることができる。さらに、通気層3Cによって室外空間との等圧空間を構成することもできるので、この通気層3Cを介して壁パネル2と支持枠20との間への雨水の浸入が阻止できる。
(3)また、上枠体11および縦枠体13において、見込み片部211,231に沿ってセメントボード3の折曲部3Bが設けられ、この折曲部3Bの室内側端縁が見付け片部214,234に接続されているので、室外空間から固定片部212,232の止水位置までの距離、および止水位置から室内空間までの距離を、それぞれ長距離化することができ、止水性能を向上させることができる。さらに、セメントボード3の折曲部3Bが突出片部213,233にビス止め固定されているので、このビス3Dが支持枠20を室内外に貫通することがなく、ビスの貫通部を介して雨水等が浸入することを防止して、止水性能を確保することができる。
(4)さらに、支持枠20の上支持枠21、下支持枠22、および縦支持枠23に固定片部212,222,232を設けたことで、この固定片部212,222,232を壁パネル2の室外面に当接させるだけで窓枠体14の位置決めができるとともに、固定片部212,222,232を壁パネル2の室外面に固定することで、支持枠20を室外側から容易に取り付けることができ、サッシ窓の施工にかかる作業性を向上させることができる。
(5)また、窓枠体14を支持枠20および本窓枠30から構成し、支持枠20に対して着脱自在に本窓枠30を取り付け可能にしたので、支持枠20を外壁1に固定したままで本窓枠30を交換することができ、サッシ窓を改装サッシとして構成することができる。さらに、上支持枠21および縦支持枠23に見込み片部211,231および見付け片部214,234を設けてセメントボード3の折曲部3Bを接続したので、外壁仕上げ材を壊すことなく本窓枠30を交換することができる。
(6)また、上支持枠21、下支持枠22、および縦支持枠23の支持片部215,224,235に設けられたシール材215A,224A,235Aを介して、上本窓枠31、下本窓枠32、および縦本窓枠33の取付片部312,322,332が固定されているので、止水性能をさらに向上させることができる。
(7)また、本窓枠30を製品バリエーションや製品点数が豊富な半外付け用サッシ枠を用いて構成したことで、多種多様なサイズや形式の窓を安価に構成することができる。そして、半外付け用サッシ枠において通常外壁に固定するために設けられた取付片部312,322,332を、支持枠20の支持片部215,224,235に係合させて支持枠20に本窓枠30を取り付けることで、半外付け用サッシ枠に対する加工の必要がなく、コスト増加を招かずに半外付け用サッシ枠を本窓枠30として転用することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係るサッシ窓について、図6〜図9に基づいて説明する。
本実施形態のサッシ窓である引違い窓10は、前述の第1実施形態と略同様の構成を備えている。そして、本実施形態において、外壁1の外壁仕上げ材の構成が前述の第1実施形態と相違する。相違点について以下に詳しく説明する。
図6に示す外壁1および引違い窓10において、外壁仕上げ材である外装材7は、木製板材からなる下地材71と、この下地材71の表面に吹き付けて形成されたモルタル層72とを有して構成されている。そして、外装材7は、壁パネル2の室外側側面に所定間隔を介して対向する外面部7Aと、この外面部7Aに連続して室内側に折れ曲がり、縦支持枠23の突出片部233および見込み片部231に沿って見込み方向室内側に延びる折曲部7Bとを有している。外面部7Aにおける下地材71は、突出片部233の先端に当接して位置決めされ、外面部7Aの下地材71と壁パネル2との間には、突出片部233の突出寸法と略等しい隙間寸法を有した通気層7Cが形成されている。また、折曲部7Bにおける下地材71は、室外から螺合されるビス7Dによって突出片部233に固定され、折曲部7Bの室内側端縁が縦支持枠23の見付け片部234に当接して位置決めされている。
次に、図7に示す外壁1および引違い窓10では、図6に示した外壁1と同様に、外装材7が下地材71とモルタル層72とを有し、外面部7A、折曲部7Bおよび通気層7Cが形成されている。この引違い窓10における縦支持枠23の突出片部233先端には、見付け方向外側に折れ曲がった折曲片233Aが形成されている。そして、折曲部7Bにおける下地材71は、ビス7Dによって突出片部233に固定され、外面部7Aにおける下地材71は、折曲片233Aに当接して位置決めされるとともに、ビス7Dによって折曲片233Aに固定されている。
次に、図8に示す外壁1および引違い窓10において、外壁仕上げ材は、サイディング8を有して構成され、このサイディング8は、壁パネル2の室外側側面に所定間隔を介して対向する外面部8Aと、この外面部8Aに連続して室内側に折れ曲がり、縦支持枠23の突出片部233および見込み片部231に沿って見込み方向室内側に延びる折曲部8Bとを有して一体成形されている。外面部8Aにおけるサイディング8と壁パネル2との間には、突出片部233の突出寸法と略等しい隙間寸法を有した通気層8Cが形成されている。また、折曲部8Bにおけるサイディング8の内側には、下地材81が設けられており、この下地材81は、室外から螺合されるビス8Dによって突出片部233に固定されている。そして、折曲部8Bにおけるサイディング8の室内側端縁は、縦支持枠23の見付け片部234に当接して位置決めされている。
次に、図9に示す外壁1および引違い窓10において、外壁仕上げ材は、サイディング8と、樹脂製やアルミ製の見切り部材9とを有して構成されている。そして、サイディング8によって、壁パネル2の室外側側面に所定間隔を介して対向する外面部8Aが構成され、見切り部材9によって、縦支持枠23の突出片部233および見込み片部231に沿って見込み方向室内側に延びる折曲部9Aが構成されている。そして、見切り部材9は、室外から螺合されるビス9Bによって突出片部233に固定されるとともに、見切り部材9の室内側端縁が縦支持枠23の見付け片部234に当接して位置決めされている。なお、図9に示す外壁1において、外面部8Aを構成する外壁仕上げ材は、サイディング8に限らず、前記第1実施形態と同様のセメントボード3であってもよく、また図6、図7に示したような下地材71およびモルタル層72を有した外装材7であってもよい。
このような本実施形態によれば、前記(1)〜(7)の効果と略同様の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(8)すなわち、外壁仕上げ材として、前記第1実施形態のセメントボード3の他に、サイディング8や、下地材71上にモルタル層72を形成した外装材7や、折曲部9Aを見切り部材9から構成したものが選択可能になるので、設計の自由度および外観意匠性を向上させることができる。
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態の引違い窓10では、窓枠体14を支持枠20および本窓枠30で構成したが、これに限らず、一体の窓枠体で構成してもよい。
また、前記実施形態では、室内外一対の障子15を備えた引違い窓10について説明したが、これに限らず、嵌め殺し窓でもよく、また片引き窓や、上げ下げ窓、開き窓、辷り出し窓等、任意の開閉形式のサッシ窓が構成可能である。
また、外壁仕上げ材の折曲部3B,7B,8B,9Aを窓枠体14の突出片部213,233に固定する手段としては、ビス止めに限らず、外壁仕上げ材に設けた係合部と突出片部とを係合させて固定する構造であってもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の第1実施形態に係るサッシ窓および外壁を示す縦断面図である。 前記サッシ窓および外壁を示す横断面図である。 前記サッシ窓の上枠部分を拡大して示す縦断面図である。 前記サッシ窓の下枠部分を拡大して示す縦断面図である。 前記サッシ窓の縦枠部分を拡大して示す横断面図である。 本発明の第2実施形態に係るサッシ窓の縦枠部分を拡大して示す横断面図である。 前記サッシ窓および外壁の構成が図6と相違する縦枠部分を拡大して示す横断面図である。 前記外壁の構成が図6、7と相違する縦枠部分を拡大して示す横断面図である。 前記外壁の構成が図6〜8と相違する縦枠部分を拡大して示す横断面図である。
符号の説明
1…外壁、2…外壁躯体である壁パネル、3…外壁仕上げ材であるセメントボード、3A…外面部、3B…折曲部、7…外壁仕上げ材である外装材、7A…外面部、7B…折曲部、8…外壁仕上げ材であるサイディング、8A…外面部、8B…折曲部、9…見切り部材、9A…折曲部、5…開口部、10…サッシ窓である引違い窓、11…上枠体、12…下枠体、13…縦枠体、14…窓枠体、15…パネル体である障子、20…支持枠、21…上支持枠、22…下支持枠、23…縦支持枠、30…本窓枠、71…下地材、72…モルタル層、81…下地材、211,221,231…見込み片部、212,222,232…固定片部、213,233…突出片部、214,234…見付け片部、215A,224A,235A…シール材。

Claims (6)

  1. 建物の外壁に設けた開口部内の室内寄りに配設された窓枠体と、この窓枠体の内側に支持されたパネル体とを備えたサッシ窓であって、
    前記外壁は、外壁躯体と、この外壁躯体の室外面を覆う外壁仕上げ材とを備えて構成され、
    前記窓枠体は、上枠体、下枠体、および左右の縦枠体から構成され、これらの上枠体、下枠体、および縦枠体には、前記外壁の開口部に沿って見込み方向室外側に延びる見込み片部と、この見込み片部に連続して折れ曲がり前記外壁躯体の室外面に沿って延び、かつ当該外壁躯体に固定される固定片部とが設けられ、
    前記上枠体および縦枠体の少なくとも1つは、前記固定片部よりも室内側にて前記見込み片部に連続して見付け方向内側に延びる見付け片部と、前記固定片部よりも室外側に突出する突出片部とを有して形成され、
    前記上枠体および縦枠体の少なくとも1つに対応した位置の前記外壁仕上げ材は、前記窓枠体の突出片部の突出寸法分の隙間を介して前記外壁躯体の室外面に対向する外面部と、この外面部に連続して見込み方向室内側に折れ曲がり前記見込み片部に沿って延びる折曲部とを有し、この折曲部が前記突出片部に固定されるとともに当該折曲部の室内側端縁が前記見付け片部に接続されているサッシ窓。
  2. 前記外壁仕上げ材は、前記外面部と前記折曲部とで互いに別体に形成された断面矩形状のセメントボードから構成され、
    前記折曲部を構成する前記セメントボードが前記窓枠体の突出片部にビス止め固定されている請求項1に記載のサッシ窓。
  3. 前記外壁仕上げ材は、前記外面部から前記折曲部まで一体成形されたサイディング材から構成され、
    前記折曲部を構成する前記サイディング材または当該サイディング材の下地材が前記窓枠体の突出片部にビス止め固定されている請求項1に記載のサッシ窓。
  4. 前記外壁仕上げ材は、板状の下地材と、この下地材の表面に設けられたモルタル層とを有して構成され、
    前記折曲部を構成する前記外壁仕上げ材の下地材が前記窓枠体の突出片部にビス止め固定されている請求項1に記載のサッシ窓。
  5. 前記外壁仕上げ材のうち、前記外面部は、下地材およびモルタル層と、セメントボードと、サイディング材とのいずれかから構成され、
    前記折曲部は、アルミ製、樹脂製、または木製の見切り部材から構成されて前記窓枠体の突出片部にビス止め固定されている請求項1に記載のサッシ窓。
  6. 前記窓枠体は、前記外壁躯体に固定される支持枠と、この支持枠に着脱自在に取り付けられるとともに前記パネル体を支持する本窓枠とを備え、これらの支持枠と本窓枠とがシール材を介して連結されて構成されており、
    前記支持枠は、上支持枠、下支持枠、および左右の縦支持枠を四周枠組みして構成され、これらの上支持枠、下支持枠、および縦支持枠に前記見込み片部および固定片部が設けられ、当該上支持枠および縦支持枠に前記見付け片部および突出片部が設けられている請求項1から請求項5のいずれかに記載のサッシ窓。
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