JP4492643B2 - 赤目修正装置、赤目修正方法および赤目修正プログラム - Google Patents
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Description
また、目を含む領域から目の領域を自動的に抽出する技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、目の部分に赤目が生じた画像に対して、より確実に違和感を感じさせないように赤目を修正することが可能な赤目修正装置、赤目修正方法および赤目修正プログラムの提供を目的とする。
本赤目修正装置は、画素別に多階調とされた画像データで表現されるカラーの画像に生じた赤目を修正する。ここで、修正領域取得手段にて画像のうち赤目を修正する修正領域を表す修正領域情報が取得され、赤目範囲取得手段にて画像データの色空間内において赤目の色とする範囲を表す範囲情報が取得される。取得された修正領域情報に対応する修正領域の画素について、画像データが上記取得された範囲情報に対応する範囲内であるとき、以下のようにして画像データが置換される。
すなわち、取得された修正領域情報に対応する修正領域の画素について、画像データが上記取得された範囲情報に対応する範囲内であるとき、元の画像データから、目の色を表す画像データであって上記取得された明るさ情報に対応した明るさを表す画像データに置換されるとともに同画素が同修正領域の境界部分である場合に同画像データの置換量は同画素が同修正領域に含まれる度合に応じた量とされる。従って、赤目を修正する領域の境界部分が赤目の色とする範囲内であるときに画像データは完全には目の色を表すデータに置き換えられないので、赤目を修正する領域の内外で色は急変せず、スムーズに変化する。その結果、目の部分に赤目が生じた画像に対して、より確実に違和感を感じさせないように赤目を修正することが可能となる。
本赤目修正装置は、多数の画素別に多階調とされた画像データで表現されるカラーの画像に生じた赤目を修正する。ここで、修正領域取得手段にて画像のうち赤目を修正する修正領域を表す修正領域情報が取得され、赤目範囲取得手段にて画像データの色空間内において赤目の色とする範囲を表す範囲情報が取得される。取得された修正領域情報に対応する修正領域の画素について、画像データが上記取得された範囲情報に対応する範囲内であるとき、以下のようにして画像データが置換される。
すなわち、元の画像データから目の色を表す画像データに置換されるが、置換対象の画素が修正領域の境界部分である場合には、画像データの置換量は同画素が修正領域に含まれる度合に応じた量とされる。
従って、赤目を修正する領域の境界部分が赤目の色とする範囲内であるときに画像データは完全には目の色を表すデータに置き換えられないので、赤目を修正する領域の内外で色は急変せず、スムーズに変化する。その結果、目の部分に赤目が生じた画像に対して、より確実に違和感を感じさせないように赤目を修正することが可能となる。
上記発明によれば、目の部分に赤目が生じた画像に対して、より確実に違和感を感じさせないように赤目を修正することが可能となる。
すなわち、対象画素が全て修正領域に含まれる場合には、対象画素について元の画像データから目の色を表す画像データに置換される。一方、対象画素が修正領域の境界部分である場合には、対象画素について元の画像データから目の色を表す画像データに置換されるにあたり、画像データの置換量は対象画素が修正領域に含まれる度合に応じた量とされる。従って、上記と同様の作用により、赤目を修正する領域の内外で色が急変せず、スムーズに変化する。
上記発明によれば、目の部分に赤目が生じた画像に対して、より確実に違和感を感じさせないように赤目を修正することが可能となる。
上記発明によれば、簡易な構成にて、修正領域の境界部分を自然な感じにさせることができる。
上記発明によれば、境界部分の画素の画像データを置換する処理の簡易な一例を提供することができる。
上記のような修正領域情報を取得する構成の一例として、上記修正領域取得手段は、上記略円形とされた修正領域の半径を設定する操作入力を受け付けて上記径を表す情報を取得するとともに、上記画像を表示して表示された画像の赤目の中心位置を指定する操作入力を受け付けて上記中心座標を表す情報を取得してもよい。すると、ユーザは簡易な構成で修正領域を設定することが可能となる。
むろん、修正領域は、上記のように円領域とする以外にも様々な形状が考えられ、例えば、楕円状の領域、矩形領域、多角形状の領域等であってもよい。
また、どこの国または地域の人か等の選択入力を受け付け、入力された人に対応する目の色の画像データに置換するようにしてもよい。すると、その人に最適な目の色に修正することが可能となる。
上記発明によれば、赤目部分は赤目が生じていない別の画像の目の色に修正されるので、より確実に違和感を感じさせないように赤目を修正することが可能となる。
ここで、赤目を修正しようとする画像と別の画像との人が同一人物であるか否かを判定し、同一人物であるときに画像データを置換するようにしてもよい。
また、上述した赤目を修正する際の手法は、所定の手順に従って処理を進めていくうえで、その根底にはその手順に発明が存在するということは当然である。従って、本発明は方法としても適用可能であり、請求項8にかかる発明においても、基本的には同様の作用となる。
むろん、請求項2〜請求項7に記載された構成を上記方法やプログラムやプログラムを記録した媒体に対応させることも可能であることは言うまでもない。
ここで、上記記録媒体は、磁気記録媒体や光磁気記録媒体の他、今後開発されるいかなる記録媒体であってもよい。一次複製品、二次複製品などの複製段階も問わない。一部がハードウェアで実現される場合や、一部を記録媒体上に記録しておいて必要に応じて適宜読み込む場合も本発明の思想に含まれる。
請求項3にかかる発明によれば、画素の色が赤目目標色から範囲情報に対応する距離内であるときに画像データが置換されるので、より確実に修正すべき赤目部分を目の色に修正することができる。
請求項4にかかる発明によれば、赤目目標色と画素の色との距離を算出するための好適な演算式を提供することができ、より確実に修正すべき赤目部分を目の色に修正して、良好な画質の修正画像を得ることが可能となる。
請求項5にかかる発明によれば、赤目とする範囲を0〜1の範囲で表現することができるので、構成を簡易にさせることができる。
請求項7にかかる発明によれば、自動的に赤目を修正する領域が抽出されるので、赤目を修正する作業が軽減され、利便性が向上する。
(1)赤目修正装置を含むシステム構成:
(2)赤目修正装置の構成:
(3)赤目修正装置の動作:
(4)まとめ:
図1は、本発明の一実施形態にかかる赤目修正装置と周辺装置とからなるシステムの概略構成を示している。本システムは、本発明にいう赤目修正装置となるパーソナルコンピュータ(PC)10、画像出力機器であるカラー印刷可能なインクジェットプリンタ20、デジタルカメラ30等から構成されている。本赤目修正装置は、デジタルカメラ等で人を撮影したときに目の部分に生じる赤目を目の色に修正する装置であり、ユーザが簡単に赤目を修正できるように構成されたものである。なお、本赤目修正装置のユーザは、コンピュータ画像修正についての素人であることを前提としており、プロの写真家等も含まれる。むろん、コンピュータ画像修正について熟知した人であっても、本装置により容易に赤目を修正することができる。
PC10は演算処理の中枢をなすCPU11を備えており、このCPU11はシステムバス10aを介してPC10全体の制御を行う。同バス10aには、ROM12、RAM13、CD−ROMドライブ15、フレキシブルディスク(FD)ドライブ16、各種インターフェイス(I/F)17a〜e等が接続されている。また、ハードディスクドライブを介してハードディスク(HD)14も接続されている。本実施形態のコンピュータにはいわゆるデスクトップ型PCを採用しているが、コンピュータとしては一般的な構成を有するものを採用可能である。
周辺機器I/F(PIF)17aには、デジタルカメラ30や、図示しないカラースキャナ等が接続されるようになっている。CRTI/F17bには画像データに基づく画像を表示する表示手段であるディスプレイ18aが接続され、入力I/F17cにはキーボード18bやマウス18cが操作用入力機器として接続されている。また、プリンタI/F17eには、例えばパラレルI/Fケーブルを介してプリンタ20が接続されている。
なお、HD14は本発明にいう赤目修正プログラムを記録した媒体となるが、同媒体は、例えば、CD−ROM、FD16a、光磁気ディスク、不揮発性メモリ、等であってもよい。むろん、モデム等の通信I/F17dをインターネット網に接続し、所定のサーバにアクセスして本赤目修正プログラムをダウンロードして実行させることも可能である。
図2に示すように、プリンタ20では、CPU21、ROM22、RAM23、通信I/O24、コントロールIC25、ASIC26、I/F27、等がバス20aを介して接続されている。通信I/O24はPC10のプリンタI/F17eと接続されており、プリンタ20は通信I/O24を介してPC10から送信されるCMYKに変換されたデータやページ記述言語等からなる印刷ジョブを受信する。ASIC26は、CPU21と所定の信号を送受信しつつヘッド駆動部26aに対してCMYKデータに基づく印加電圧データを出力する。すると、ヘッド駆動部26aは、印刷ヘッドに内蔵されたピエゾ素子への印加電圧パターンを生成し、印刷ヘッドにインクを吐出させる。I/F27に接続されたキャリッジ機構27aや紙送り機構27bは、印刷ヘッドを主走査させたり、メディアを順次送り出して副走査を行ったりする。そして、CPU21が、ROM22に書き込まれたプログラムに従って各部を制御する。
図3は、上記赤目修正プログラムの機能により実現される赤目修正装置の構成を模式的に示している。赤目修正プログラムは複数のモジュールから構成されており、各モジュールに対応して本発明にいう各種手段U1〜U4が構成されている。基本的には、手段U1〜U3が取得する情報に基づいて、色置換手段U4が画像データに対して赤目部分を目の色に置き換える処理を行う。
本実施形態では、sRGB色空間で定義されるRGBから構成された画像データに対して上記処理を行うことにしている。同画像データは、横m0×縦n0画素(m0,n0は2以上の整数)とされたドットマトリクス状の多数の画素別に複数の要素色RGBのそれぞれについて多階調(例えば、階調値0〜255の256階調)とされ、カラーの画像を表現するデータとされている。むろん、YUV表色系における輝度(Y成分)、Bの色差(U成分)、Rの色差(V成分)から構成された画像データ等に対して上記処理を行うことも可能である。また、画像データの各成分も様々な階調数とすることが可能であり、256階調以外にも、例えば1024階調等としてもよい。
また、各画素の画像データに基づいて画像から目の領域を決定し、当該目の領域を表す情報を修正領域情報として取得することも可能である。目の領域を決定する手法は様々考えられる。例えば、特開平10−75374号公報の段落0030に開示されているように、明度の低い画素の連結性等に基づいて目の領域の画像データだけを抽出することにより、画像から目の領域を決定することができる。また、目の色は肌色ではないことから、肌色の領域(例えば、画像データの各RGB値が所定範囲内に入る画素の領域)を抽出し、抽出した肌色の領域に囲まれた領域が所定の目の形状と略一致するときに、その囲まれた領域を目の領域と決定し、当該目の領域を表す情報を修正領域情報として取得してもよい。
画像表示欄91aでは、入力した画像データが表示されるようになっている。同表示欄91a中に十字ポインタ91bが表示されるようになっており、同ポインタ91bをマウスにて移動させることにより、修正領域の中心座標を設定入力することが可能となっている。
半径入力欄91dでは、左右方向にスライド動可能なつまみが表示されるようになっている。同つまみをマウスにて移動させることにより、修正領域の半径の大きさを調節可能となっている。本実施形態では、つまみを左側に移動させると半径が小さくなり、右側に移動させると半径が大きくなるようになっている。
強度入力欄91fでも、左右方向にスライド動可能なつまみが表示されるようになっている。同つまみをマウスにて移動させることにより、明るさを表す強度Intensityを調節可能となっている。本実施形態では、強度は0〜1の値とされ、つまみを左側に移動させると強度が小さくなり(左端が0)、右側に移動させると強度が大きくなるようになっている(右端が1)。
C2r=255×(R0/255)0.45 ・・・(1)
C2g=255×(G0/255)0.45 ・・・(2)
C2b=255×(B0/255)0.45 ・・・(3)
Distance=[{2+Ravg/(N+1)}×(C1r−C2r)2+4×(C1g−C2g)2+{2+(N−Ravg)/(N+1)}×(C1b−C2b)2]1/2
・・・(4)
本実施形態では、N=255としているので、以下の演算式により算出することになる。
Distance=[(2+Ravg/256)×(C1r−C2r)2+4×(C1g−C2g)2+{2+(255−Ravg)/256}×(C1b−C2b)2]1/2
・・・(5)
Distance=[(2+Ravg/255)×(C1r−C2r)2+4×(C1g−C2g)2+{2+(255−Ravg)/255}×(C1b−C2b)2]1/2 ・・・(5')
また、演算式(4),(5)の右辺に所定係数が乗じられた式であってもよい。この場合であっても、赤目目標色と画素の色との距離を表すことに変わりはない。
Distance={(C1r−C2r)2+(C1g−C2g)2+(C1b−C2b)2}1/2
・・・(6)
MaxDistance=[(2+C1r/256)×C1r2+4×(C1g−255)2+{2+(255−C1r)/256}×(C1b−255)2]1/2
・・・(7)
C3r=C3g=C3b=Minimum(C2r,C2g,C2b)×Intensity ・・・(8)
すると、目の部分に赤目が生じた画像に対して赤目部分の彩度が小さくされ、赤目が目の色に修正されることになる。
C3r=C3g=C3b=255×Intensity ・・・(9)
ここで、強度Intensityは、概略輝度を表すことになり、上記式(8)を用いる場合には間接的に輝度を表すことになる。むろん、輝度を表す際にRGB各成分値に異なる重み付けをすることもあるため、C3r,C3g,C3b別に式(8),(9)の右辺に異なる所定係数を乗じることにより、C3r,C3g,C3bを異なる値にするようにしてもよい。
C3r=Er×{Minimum(C2r,C2g,C2b)/255}×Intensity ・・・(10)
C3g=Eg×{Minimum(C2r,C2g,C2b)/255}×Intensity ・・・(11)
C3b=Eg×{Minimum(C2r,C2g,C2b)/255}×Intensity ・・・(12)
または
C3r=Er×Intensity ・・・(13)
C3g=Eg×Intensity ・・・(14)
C3b=Eb×Intensity ・・・(15)
上記式(10)〜(12)では、元の画像データの値が置換後の画像データの値に反映されるので、赤目修正後の画像の画質を高画質にさせることができる。
このように、色置換手段U4は、目の色を表す画像データに置換するにあたり、取得された明るさ情報に対応した明るさを表す画像データに置換する。
境界部分の画素53は、内部が修正領域50の境界部分となる画素である。画素53については、画像データを置換するにあたり、画像データの置換割合を同画素53が修正領域50に含まれる割合とする。具体的には、以下のようにして置換割合を決定して画像データを置換する。
H4=H2 ・・・(18)
I4=I2−(I2−I3)×P ・・・(19)
S4=S2−(S2−S3)×P ・・・(20)
その後、HIS色空間内の画像データの各成分値H4,I4,S4をRGB色空間内の画像データの各成分値C4r,C4g,C4bに戻す。
これにより、修正領域の境界部分が赤目の色とする範囲内であるときに画像データは完全には目の色に置き換えられないので、修正領域の内外で色は急変せず、スムーズに変化する。その結果、より確実に違和感を感じさせないように赤目を修正することが可能となる。
R1=255×(C4r/255)2.2 ・・・(22)
G1=255×(C4g/255)2.2 ・・・(23)
B1=255×(C4b/255)2.2 ・・・(24)
図7は、各種手段U1〜U4が行う赤目修正処理をフローチャートにより示している。以下、同フローチャートに従って赤目修正装置が行う処理の詳細を説明する。
本実施形態にかかる赤目修正プログラムを起動させると、まず、修正前のカラーの画像を表現する画像データを入力し、図4で示した設定入力画面をディスプレイに表示する(ステップS105。以下、「ステップ」の記載を省略)。なお、十字ポインタ91bの位置、目の色選択欄91c、各種入力欄91d〜fについては、デフォルトの条件または前回入力された条件にて表示する。また、目の色選択欄91cで「別の画像」が選択入力された場合のみ、領域抽出ボタン91gをクリック操作可能とする。
さらに、白目を含む目の領域62の画素の画像データに基づいて、別の画像61から虹彩の領域63を決定する(S215)。例えば、白目の領域(例えば、画像データの各RGB値が所定値以上となる画素の領域)を抽出し、抽出した白目の領域を除いた目の領域を虹彩の領域と決定する。
このように、各画素の画像データに基づいて画像から目の領域が修正領域として決定されるので、自動的に赤目を修正する領域が抽出され、赤目を修正する作業が軽減されて、便利である。また、赤目が生じていない別の画像から目の色を表す情報が取得され、赤目部分は赤目が生じていない別の画像の目の色に修正されるので、より確実に違和感を感じさせないように赤目を修正することが可能となる。
このように、目の色を選択することができるし、入力された地域の人に対応する目の色にも修正可能となるので、便利である。従って、赤目部分をより希望に沿った目の色に置換することができ、より確実に違和感を感じさせないように赤目を修正することが可能となる。
S135では、半径入力欄91dにて修正領域の半径を設定する操作入力を受け付けたとき、つまみの位置に対応する数値の半径Radiusを取得する。そして、十字ポインタ91bを同半径Radiusに略比例した大きさとして表示する。
赤目の中心座標を表す情報と半径Radiusとは、赤目を修正する修正領域を表す修正領域情報となる。すなわち、PC10が行うS105,S130〜S135の処理は、修正領域取得手段を構成する。
S155の目の領域決定処理では、各画素の画像データに基づいて画像から目の領域を決定し、当該領域を表す情報を修正領域情報として取得する。例えば、図9で示したように、肌色の領域を抽出し、抽出した肌色の領域に囲まれた領域が所定の目の形状と略一致するときに、その囲まれた領域を目の領域(白目を含む)と決定し、当該目の領域を表す情報を修正領域情報として取得する。すなわち、PCが行うS150,S155の処理は、別の意味での修正領域取得手段を構成する。
図10は、S165で行う色置換処理をフローチャートにより示している。
まず、上記式(7)を用いて、各座標(0,0,0)、(0,0,255)、(0,255,0)、(0,255,255)、(255,0,0)、(255,0,255)、(255,255,0)、(255,255,255)と赤目目標色の座標(C1r,C1g,C1b)との距離を上記式(5)によりそれぞれ求め、求めた距離の最大値MaxDistanceを算出する(S305)。ここで、座標(C1r,C1g,C1b)は逆ガンマ補正を基準とする座標であるので、算出される最大値MaxDistanceは逆ガンマ補正が行われた画像データを基準とした値となる。
対象画素が全て同修正領域に含まれる場合に行われるS335では、上記式(10)〜(12)を用いて、元の画像データ(RGB値C2r,C2g,C2b)を、強度Intensityに対応した明るさの目の色を表す画像データ(RGB値C3r,C3g,C3b)に置換し、S345に進む。すると、対象画素が全て修正領域に含まれる場合に対象画素について赤目部分であれば目の色に修正されることになる。また、強度Intensityの設定に応じて置換後の画像データに基づく画像の明るさを調整することができるので便利であるとともに、さらに違和感なく赤目を修正することが可能となる。さらに、選択入力を受け付けることにより置換後の色を表す情報を取得した場合には、置換後の色を表す情報に対応した色となるように画像データを置換するので、赤目部分を希望に沿った目の色に置換することができ、便利であるとともに、より確実に違和感を感じさせないように赤目を修正することが可能となる。
まず、対象画素を4×4の区分領域に等分割し、中心が修正領域の内部となる区分領域の数n2を算出する(S405)。次に、区分領域全ての数である16に対する算出した数n2の割合を算出して画像データの置換割合Pとする(S410)。
さらに、上記式(10)〜(12)を用いて、元の画像データ(RGB値C2r,C2g,C2b)を、強度Intensityに対応した明るさの目の色を表す画像データ(RGB値C3r,C3g,C3b)に仮に置換する(S415)。
その後、置換前後のRGB色空間の画像データを、HIS色空間の画像データに変換する(S420)。すなわち、上記式(16),(17)を用いて、RGB値C2r,C2g,C2bをHIS色空間の画像データの各成分値H2,I2,S2に変換し、RGB値C3r,C3g,C3bをHIS色空間の画像データの各成分値H3,I3,S3に変換する。
その後、上記式(21)を用いて、HIS色空間の画像データの各成分値H4,I4,S4を各RGB値C4r,C4g,C4bに変換し、RGB色空間の画像データに戻して(S430)、本フローを終了する。
すると、対象画素が修正領域の境界部分である場合には、画像データの置換量は対象画素が修正領域に含まれる割合とされる。すなわち、簡易な構成ながら修正領域の境界部分を自然な感じにさせるように境界部分の画素の画像データを置換することができる。言い換えると、画像データは完全には目の色を表すデータに置き換えられないので、赤目を修正する領域の内外で色は急変せず、スムーズに変化することになる。
その後、修正領域内の画素全てについて、S310〜S345の処理を行ったか否かを判断する(S350)。同処理を修正領域内の全画素について行ったときには本フローを終了し、全画素について行っていないときには繰り返しS310〜S350の処理を行う。
このように、PC10が行う図7のS105〜S125,S165処理は、色置換手段を構成する。
以上説明したように、本赤目修正装置のユーザは、十字ポインタにより赤目の位置を指定するとともに半径、許容度、強度等を設定する入力を行うことにより、容易に赤目を修正することが可能である。そして、赤目を修正する領域の境界部分が赤目の色とする範囲内であるときに画像データは完全には目の色を表すデータに置き換えられないので色はスムーズに変化するし、置換後の画像データは明るさ情報に対応した明るさを表す画像データとなる。また、赤目部分を赤目が生じていない別の画像の目の色に修正することもできる。従って、確実に違和感を感じさせないように赤目を修正することができ、本赤目修正装置は利便性の大きな装置となっている。
例えば、プリンタは、コンピュータと一体化されたものであってもよいし、単色画像のみを印刷する専用品であってもよい。上述したフローについては、PC内で実行する以外にも、一部または全部をプリンタあるいは専用の画像出力機器で実行するようにしてもよい。
本発明によると、赤目を修正するために有用な赤目修正装置および赤目修正プログラムを提供することができる。また、赤目修正方法としても適用可能である。
Claims (9)
- 画素別に多階調とされた画像データで表現されるカラーの画像のうち赤目を修正する修正領域を表す修正領域情報を取得する修正領域取得手段と、
上記画像データの色空間内において赤目の色とする範囲を表す範囲情報を取得する赤目範囲取得手段と、
上記画像データの置換後の明るさを表す明るさ情報を取得する明るさ情報取得手段と、
上記取得された修正領域情報に対応する修正領域の上記画素について上記画像データが上記取得された範囲情報に対応する範囲内であるとき、元の画像データから、目の色を表す画像データであって上記取得された明るさ情報に対応した明るさを表す画像データに置換するとともに同画素が同修正領域の境界部分である場合には同画像データの置換量を同画素が同修正領域に含まれる度合に応じた量とする色置換手段とを具備することを特徴とする赤目修正装置。 - 上記修正領域は、略円形の領域であり、
上記修正領域情報は、上記略円形とされた修正領域の径を表す情報と、上記画像における同修正領域の中心座標を表す情報とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の赤目修正装置。 - 上記範囲情報は、上記画像データの色空間内において赤目の色とする範囲が所定の赤目目標色からの距離として表された情報とされ、
上記色置換手段は、上記色空間内における上記赤目目標色の座標と上記修正領域の画素の画像データとから同赤目目標色と同画素の色との距離を算出し、当該距離が上記取得された範囲情報に対応する距離内であるとき、上記画像データの置換を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の赤目修正装置。 - 上記画像データは、レッド、グリーン、ブルーのそれぞれについて多階調とされたデータとされ、
上記色置換手段は、Nを正の整数として、上記赤目目標色の座標値をレッド、グリーン、ブルーの順にC1r(0≦C1r≦N)、C1g(0≦C1g≦N)、C1b(0≦C1b≦N)、上記画素の画像データをレッド、グリーン、ブルーの順にC2r(0≦C2r≦N)、C2g(0≦C2g≦N)、C2b(0≦C2b≦N)、Ravg=(C1r+C2r)/2とするとき、上記所定の赤目目標色の座標と同画素の画像データとの距離Distanceを概略Distance=[{2+Ravg/(N+1)}×(C1r−C2r)2+4×(C1g−C2g)2+{2+(N−Ravg)/(N+1)}×(C1b−C2b)2]1/2なる演算式により算出することを特徴とする請求項3に記載の赤目修正装置。 - 上記色置換手段は、上記画像データの色空間内における上記レッドの座標値をR(0≦R≦N)、グリーンの座標値をG(0≦G≦N)、ブルーの座標値をB(0≦B≦N)とし、同色空間内の座標を(R,G,B)で表すとき、各座標(0,0,0)、(0,0,N)、(0,N,0)、(0,N,N)、(N,0,0)、(N,0,N)、(N,N,0)、(N,N,N)と上記赤目目標色の座標との距離の最大値を算出し、当該最大値に対する上記距離Distanceの比が上記取得された範囲情報に対応する範囲内であるときに上記画像データの置換を行うことを特徴とする請求項4に記載の赤目修正装置。
- 上記画像データを置換する上記目の色は、複数設けられ、
上記色置換手段は、上記複数の目の色からいずれかの色を選択する入力を受け付けて置換後の色を表す情報を取得し、当該情報に対応した色となるように上記画像データを置換することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の赤目修正装置。 - 上記修正領域取得手段は、各画素の画像データに基づいて上記画像から目の領域を決定し、当該領域を表す情報を上記修正領域情報として取得することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の赤目修正装置。
- 画素別に多階調とされた画像データで表現されるカラーの画像のうち赤目を修正する修正領域を表す修正領域情報を取得する修正領域取得工程と、
上記画像データの色空間内において赤目の色とする範囲を表す範囲情報を取得する赤目範囲取得工程と、
上記画像データの置換後の明るさを表す明るさ情報を取得する明るさ情報取得工程と、
上記取得された修正領域情報に対応する修正領域の上記画素について上記画像データが上記取得された範囲情報に対応する範囲内であるとき、元の画像データから、目の色を表す画像データであって上記取得された明るさ情報に対応した明るさを表す画像データに置換するとともに同画素が同修正領域の境界部分である場合には同画像データの置換量を同画素が同修正領域に含まれる度合に応じた量とする色置換工程とを具備することを特徴とする赤目修正方法。 - 画素別に多階調とされた画像データで表現されるカラーの画像のうち赤目を修正する修正領域を表す修正領域情報を取得する修正領域取得機能と、
上記画像データの色空間内において赤目の色とする範囲を表す範囲情報を取得する赤目範囲取得機能と、
上記画像データの置換後の明るさを表す明るさ情報を取得する明るさ情報取得機能と、
上記取得された修正領域情報に対応する修正領域の上記画素について上記画像データが上記取得された範囲情報に対応する範囲内であるとき、元の画像データから、目の色を表す画像データであって上記取得された明るさ情報に対応した明るさを表す画像データに置換するとともに同画素が同修正領域の境界部分である場合には同画像データの置換量を同画素が同修正領域に含まれる度合に応じた量とする色置換機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする赤目修正プログラム。
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