JP4491007B2 - ローミングシステム、ローミング方法、および、端末識別方法 - Google Patents
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Description
実践入門ネットワーク IMS(IP Multimedia Subsystem)標準テキスト―NGNのコア技術,出版社:リックテレコム,ISBN4897976456
まず、本実施形態の概要について説明する。前提条件として、無線端末は、非ローミングした場合において、NW事業者との間で同期したテンポラリーな端末ID(仮ID)を用いて通信を行っている。テンポラリーな端末IDは、契約したNW事業者でのみ一意性が確保されている。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。まず、本実施形態で用いる仮IDを用いた端末識別方法について、ローミングが無い場合について説明する。ここでは、端末の一例として、端末が、RFID(Radio Frequency Identification)である場合について説明するが、端末としては、例えば携帯電話であってもよい。
また、後日、入場者が別途PCを用いて端末102にアクセスすることにより、自身が立ち寄ったブースを確認することも可能である。
このような例の場合にも、本実施形態の効果により、第三者に対して入場者がどのようなブースに立ち寄ったかというプライバシは保護されている。
また、イベント入場者が会場へ入退出する際に、端末102から無線端末101の設定のための送信を行い、無線端末101が送信する時間間隔の設定を変更することも可能である。例えば、会場内にいる場合は1分毎に送信するように設定し、会場内にいない場合は5分毎に送信するように位置センサとRFIDの設定を行うことも可能である。
ID管理サーバ103はID管理DB104に対し、仮IDを含む本ID検索要求を送信する(ステップS501)。本ID検索要求を受信したID管理DB104は、ID管理DB104内のすべての仮IDと照合する。一致した場合、本IDを特定するとともに、前回仮ID更新時刻、仮IDに関連づけられている仮IDポインタ、ハッシュ回数を取得する(ステップS502)。取得した本ID、前回仮ID更新時刻、仮IDポインタ、ハッシュ回数をパラメータとし、本ID検索応答とし、ID管理サーバ103に送信する(ステップS503)。本ID検索応答を受信したID管理サーバ103は仮IDポインタを確認し、仮IDポインタが0である場合(前回の仮IDの更新が成功している場合)、旧仮ID削除要求をID管理DB104に送信し(ステップS504)、指定本IDに対応するポインタが−1の仮IDを削除する(ステップS505)。その後、現在時刻と前回仮ID更新時刻との差が仮ID更新間隔より長い場合は仮IDの生成フロー(図4)を実行する(ステップS506)。ID管理サーバ103は無線端末101に転送するためのハッシュ回数を決定する(ステップS507)。仮IDポインタが−1の場合(前回の仮IDの更新が失敗している場合)は、ID管理サーバから受信した本ID検索応答のハッシュ回数とする(ステップS508)。現在時刻と前回仮ID更新時刻の差が仮ID更新間隔より短い場合はハッシュ回数を0とし(ステップS509)、現在時刻と前回仮ID更新時刻の差が仮ID更新間隔より長い場合は仮ID生成フロー(図4)で得たハッシュ回数とする(ステップS507)。
まず、無線端末101から端末102ヘデータがUploadされる場合を図6に示す。まず、無線端末101では無線端末認証キーを生成する(ステップS601)。その後、仮ID、無線端末認証キー、データをパラメータに端末認証要求を端末102へ向けて、送信する(ステップS602)。この場合、無線端末101と端末102との通信を中継するID管理サーバ103は端末認証要求を送信してきた無線端末101がどの無線端末か、また正当な端末であるかが不明確なため、受信したデータは保留にしておく。その後、ID管理サーバ103は図5のフローに従い本ID検索を行い(ステップS603)、仮IDから本IDに変換することで、端末認証要求を送ってきた無線端末101を特定する(ステップS604)。また、仮IDの更新が必要であれば、更新に必要なハッシュ回数dを得る。次にこの無線端末認証キーを利用し、特定した無線端末が正当な送り主であることを確かめる。次に自らのNW認証キーを生成し(ステップS605)、端末認証応答で無線端末101へ送信する(ステップS606)。端末認証応答のパラメータは仮ID、NW認証キー、ハッシュ回数である。ハッシュ回数は図5の本ID検索フローにおいて、ID管理サーバで決定されたハッシュ回数を利用する。無線端末101は端末認証応答を受信すると(ステップS607)、NW認証キーを利用し、データを中継したNW装置(ID管理サーバ103)の正当性を確認する。その後ID管理サーバ103に認証完了を送信する(ステップS608)。認証完了を受信したID管理サーバ103は、保留していた端末102向けのデータを本IDとともに端末102へ送信する(ステップS609)。また、無線端末101は端末認証応答で通知されたハッシュ回数dの分だけS(k,i)をハッシュ関数HでハッシュしS(k,i+d)を算出し、それをハッシュ関数Gでハッシュしたa(k,i+d)を次に使用する仮IDとする(ステップS610)。以降、新たなS(k,i)をS(k,i+d)とし、上記、フローを繰り返す。
この場合においても、関数の作り方を以下のように工夫することにより、第三者からの端末に対してのトラッキングが困難な、仮IDを作ることが可能となる。
例えば、関数を、次の式1として構成する。
この構成では、無線部分に流れないiを利用して、XOR関数による処理を行い、その後ハッシュしている。そのため、第三者が盗聴したとしても、次回の仮IDであるS(i+1)の推測が困難となる。
このような構成は、XORに限定されるものではなく、他の関数でも可能である。重要な点は、現在の仮IDであるS(i)を、そのままハッシュして、次の仮IDであるS(i+1)を作るのではなく、まず、現在の仮IDに対して、無線部分に流れない部分であるハッシュの回数iに関する関数で前処理を行い、次に、前処理を行った仮IDに対してハッシュを行うことにより、次の仮IDを求めることである。
以上のように、仮IDであるS(i)より、まず無線部分に流れない部分であるハッシュの回数iに関する前処理行い、これをハッシュすることにより次の仮IDであるS(i+1)を作ることより、たとえ盗聴されたとしても、推測を困難とすることができる仮IDの作成が可能となる。
以上に説明した、「仮IDを用いた端末識別方法」においては、1つのNW事業者によるデータ通信システムにおける「仮IDを用いた端末識別方法」であった。この「仮IDを用いた端末識別方法」を、複数のNW事業者によるデータ通信システムにおいても利用可能とするためには、ローミング先のローミング網でも、ホーム網と同様に仮IDにより端末を識別する。
まず、発明のポイントの詳細について説明する。ローミングシステムは、端末と、該端末を収容するホーム網のサーバであり、網識別子がホーム網識別子であるホーム網サーバと、端末のローミング先のローミング網のサーバであり、網識別子がローミング網識別子であるローミング網サーバと、を有する。ここで、ホーム網サーバとホーム網サーバと端末とは、第1のハッシュ関数Hをそれぞれの内部に予め記憶している。
また、端末の端末仮ID生成部が、端末認証応答をローミング網サーバから受信し、端末記憶部から読み出した初期仮IDハッシュ種を該受信した端末認証応答に含まれる初期登録回数基づいて論理演算し新たな初期仮IDハッシュ種を生成し、該生成した初期仮IDハッシュ種に基づいて仮IDを生成する、ようにする。
ローミングシステムの構成は、次のようになる。
この初期登録とは、端末の電源リセット時やローミング時などにおいて、端末が内部の不揮発メモリに保持している初期仮IDハッシュ種と初期仮IDハッシュ回数とから初期仮IDを生成し、この生成した初期仮IDを、近傍の無線基地局を介してID管理サーバに登録して、通信することである。この場合、端末は、送信する端末認証要求の認証種別を、初期登録として送信する。なお、端末は、端末が内部の不揮発メモリに予め保持している初期仮IDハッシュ種と予め定められた初期仮IDハッシュ回数とから初期仮IDを生成するため、この生成した初期登録時はいつも同じID(=初期仮ID)となる。
また、ローミング網識別子を記録する第1の方法として、まず、ホーム網サーバが、ローミング網サーバから端末認証要求を受信したことに応じて、該ローミング網サーバまたは該ローミング網サーバの端末認証要求転送部との間の通信接続情報(例えば、通信のセッション情報)に基づいて、該ローミング網サーバのローミング網識別子を検出して取得するローミング網識別子検出部を有するようにする。次に、ホーム網サーバが、受信した端末認証要求に含まれる初期仮IDに該当するID管理記憶部のローミング網識別子を、ローミング網識別子検出部が取得したローミング網識別子に更新する在圏ローミング網記録部、を有するようにする。
ローミング網識別子を記録する第2の方法として、まず、ローミング網サーバの端末認証要求転送部が、端末認証要求を受信し、該受信した端末認証要求に含まれる初期仮IDを、該受信した端末認証要求に含まれるホーム網識別に基づいてホーム網サーバへ転送する場合に、ローミング網識別子を追加して転送するようにする。次に、ホーム網サーバが、ローミング網サーバから端末認証要求を受信したことに応じて、該受信した端末認証要求に含まれる初期仮IDに該当するID管理記憶部のローミング網識別子を、該受信した端末認証要求に含まれるローミング網識別子に更新する在圏ローミング網記録部、を有するようにする。
図8は、この発明の一実施形態によるローミングシステムの構成の概略ブロック図である。なお、このローミングシステムは、上記に説明した仮IDを用いた端末識別方法を用いている。同図において図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。
また、ある端末を識別する仮IDと本IDとの組は、NW事業者の登録管理システムが管理する。また、仮IDは、NW事業者毎に一意性が保証されている。また、本IDは、複数のNW事業者にまたがってグローバルに一意性が保証される。
この図9に示すローミング用ID管理DB107に記憶されている情報は、図3に示すID管理DB104に記憶されている情報に対比して、ホーム網事業者識別子、無線端末認証秘密情報、および、NW認証秘密情報が追加されている。
なお、図9の仮IDハッシュ回数、初期仮IDハッシュ回数、仮IDハッシュ種、初期仮IDハッシュ種は、図3のハッシュ回数、ハッシュ回数、ハッシュ種、初期ハッシュ種にそれぞれ対応する。
まず、無線基地局105は、NW事業者識別用の情報であるNW事業者識別子などを含む報知情報をブロードキャストする(ステップS1401)。次に、報知情報を受信した無線端末101は、受信した報知情報に含まれるNW事業者識別子と、無線端末101の内部に保持データとして記憶されているホーム網事業者識別子と在圏網事業者識別子(図12参照)とに基づいて、ローミング網に移動したか否かを検出する(ステップS1402)。
ここでは、無線基地局105の報知情報からローミング網に移動したものとして説明する。なお、このステップS1402でのローミング網に移動したか否かを検出する方法は、前述した図13を用いた検出方法を用いる。
次に、ローミング用ID管理サーバ206は、受信した本IDと認証結果と生成したNW認証キーと、読み出した仮IDハッシュ回数、仮IDハッシュ種、初期仮IDハッシュ種、無線端末認証秘密情報、および、NW認証秘密情報を含む端末認証応答をローミング用ID管理サーバ106に転送する(ステップS1416)。
次に、ローミング用ID管理サーバ106は、認証結果と合わせて、無線端末101での仮ID生成に必要となる仮IDハッシュ回数、初期登録回数、初期仮ID、ホーム網事業者識別子、NW認証キー、本IDを含む端末認証応答を無線基地局105に対して転送する(ステップS1418)。
次に、図15を用いて、無線端末101から端末202ヘデータがUploadされる場合を例として、ローミングした場合におけるアップロード(Upload)する場合のローミングシステムの動作について説明する。
まず、無線基地局105は、NW事業者識別用の情報であるNW事業者識別子などを含む報知情報をブロードキャストする(ステップS1501)。次に、無線端末101は、無線基地局105の報知情報からローミング網に移動したか否かを検出する(ステップS1502)。ここでは、無線基地局105の報知情報からローミング網に移動したものとして説明する。なお、このステップS1502でのローミング網に移動したか否かを検出は、前述した図13を用いた検出方法を用いる。
次に、図16を用いて、端末202から無線端末101ヘデータがDownloadされる場合を例として、ローミングした場合におけるダウンロード(Download)する場合のローミングシステムの動作について説明する。
まず、端末202は送信先無線端末101の本IDと送信データをID管理サーバ203に送信する(ステップS1601)。ID管理サーバ203は受信した本IDに基づいて、本IDと仮IDとローミング網事業者識別子とをID管理DB204から読み出す(ステップS1603)。次に、ID管理サーバ203は、受信したローミング網事業者識別子に基づいて、本IDとデータとローミング網事業者識別子を含む呼出を、ローミング用ID管理サーバ206を介してローミング用ID管理サーバ106へ送信する(ステップS1604、ステップS1605)。
まず、無線基地局205は、NW事業者識別用の情報であるNW事業者識別子などを含む報知情報をブロードキャストする(ステップS1701)。次に、報知情報を受信した無線端末101は、受信した報知情報に含まれるNW事業者識別子と、無線端末101の内部に保持データとして記憶されているホーム網事業者識別子と在圏網事業者識別子(図12参照)とに基づいて、ローミング網に移動したか否かを検出する(ステップS1702)。
ここでは、無線基地局205の報知情報からホーム網に戻った、つまり、ローミング網からホーム網に移動したものとして説明する。なお、このステップS1702でのホーム網に戻ったか否かを検出する方法は、前述した図13を用いた検出方法を用いる。
次に、ステップS1801の演算結果である仮IDハッシュ種(48bit)(ステップS1802)を、ビット反転し(ステップS1803)、ハッシュ演算し(ステップS1804)、ステップS1804の演算結果(128bit)の先頭48bitを抽出して初期仮ID(48bit)を生成する(ステップS1806)。
次に、ステップS2002の演算結果である仮IDハッシュ種(48bit)(ステップS2003)を、ビット反転し(ステップS2004)、ハッシュ演算し(ステップS2005)、ステップS2005の演算結果(128bit)の先頭48bitを抽出して仮ID(48bit)を生成する(ステップS2007)。
次に、第2の実施形態によるローミングシステムについて説明する。ここでは、第1の実施形態によるローミングシステムと第2の実施形態によるローミングシステムとの差異がある点のみについて説明する。
次に、第3の実施形態によるローミングシステムについて説明する。ここでは、第1の実施形態によるローミングシステムと第3の実施形態によるローミングシステムとの差異がある点のみについて説明する。
また、最上位ビット以外の仮IDにより、ローミング網内ではローミング端末はユニーク性を有しており、また、ホーム網内ではホーム端末はユニーク性を有している。そのため、この仮IDの全ビットにより、ローミング網およびホーム網において、端末はユニーク性を有している。
図23においては、ステップS2316で、ローミング用ID管理サーバ106が、仮IDを生成する場合に、ローミング用のレンジで仮IDを生成する。ローミング用ID管理サーバ106は、このステップS2316では、上記に説明したレンジを分けした仮IDを生成している。また、無線基地局105と無線端末101とは、レンジを分けした仮IDのみで、互いを識別している。
ステップ2409で、ローミング用ID管理サーバ106が、仮IDを生成する場合に、ローミング用のレンジで仮IDを生成する。また、無線基地局105と無線端末101とは、レンジを分けした仮IDのみで、互いを識別している。例えば、ステップ2405において、無線基地局105は、仮IDのレンジを見て、ローミング用ID管理サーバ106、もしくはID管理サーバ103に振り分ける。
ステップ2516で、ローミング用ID管理サーバ106が、仮IDを生成する場合に、ローミング用のレンジで仮IDを生成する。また、無線基地局105と無線端末101とは、レンジを分けした仮IDのみで、互いを識別している。例えば、ステップ2511において、無線基地局105は、仮IDのレンジを見て、ローミング用ID管理サーバ106、もしくはID管理サーバ103に振り分ける。
次に、第4の実施形態によるローミングシステムについて説明する。ここでは、第1の実施形態によるローミングシステムと第4の実施形態によるローミングシステムとの差異がある点のみについて説明する。
ステップS2714で、ID管理サーバ203がNEXT仮IDを生成している。このステップS2714で、ID管理サーバ203は、ホーム網内でユニークな仮IDを生成する。
次に、第5の実施形態によるローミングシステムについて説明する。ここでは、第1の実施形態によるローミングシステムと第5の実施形態によるローミングシステムとの差異がある点のみについて説明する。
次に、第6の実施形態によるローミングシステムについて説明する。ここでは、第1の実施形態によるローミングシステムと第6の実施形態によるローミングシステムとの差異がある点のみについて説明する。
まず、図30の第5の実施形態においては、無線端末101がステップS3003において、初期仮IDを生成したが、図34の第6の実施形態においては、初期仮IDを生成しない。これは、次に説明するが、ステップS3404で、無線端末101が、初期仮IDではなく仮IDを送信するためである。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
102、202 端末
103、203 ID管理サーバ
104、204 ID管理DB
105,205 無線基地局
108、109、208、209、301 ネットワーク
106、206 ローミング用ID管理サーバ
107、207 ローミング用ID管理DB
Claims (17)
- 端末と、該端末を収容するホーム網のサーバであり、網識別子がホーム網識別子であるホーム網サーバと、前記端末のローミング先のローミング網のサーバであり、前記網識別子がローミング網識別子であるローミング網サーバと、を有するローミングシステムであって、
前記ホーム網サーバと前記ローミング網サーバと前記端末とは、第1のハッシュ関数Hをそれぞれの内部に予め記憶しており、
前記端末が、
前記ホーム網識別子と、予め定められた端末固有の初期仮IDハッシュ種と、該初期仮IDハッシュ種に基づいて前記ホーム網においてユニークとなるように予め生成されている初期仮IDと、該初期仮IDハッシュ種をハッシュする回数である仮IDハッシュ回数と、を記憶する端末記憶部と、
前記ホーム網識別子と前記ローミング網識別子とに基づいて、前記端末が前記ローミング網の圏内に入ったことを検出するローミング検出部と、
前記ローミング検出部が前記端末の前記ローミングの圏内に入ったことを検出した場合には、前記端末記憶部から読み出したホーム網識別子と初期仮IDとを関連付けて端末認証要求として送信する端末認証要求送信部と、
を有し、
前記ローミング網サーバが、
前記端末認証要求を受信し、該受信した端末認証要求に含まれる初期仮IDを該受信した端末認証要求に含まれるホーム網識別子に基づいて前記ホーム網サーバへ転送する端末認証要求転送部、
を有し、
前記ホーム網サーバが、
前記端末を全ての網においてユニークに識別する本IDと前記初期仮IDハッシュ種と前記仮IDハッシュ回数と前記初期仮IDとを関連付けて端末ごとに記憶するID管理記憶部と、
前記初期仮IDを受信したことに応じて、該受信した初期仮IDに該当する本IDを前記ID管理記憶部から読み出して検出する本ID検出部と、
前記本ID検出部が検出した本IDと、該本IDに該当する仮IDハッシュ回数と初期仮IDハッシュ種とを前記ID管理記憶部から読み出して関連付けて端末認証応答として送信する端末認証応答送信部と、
を有し、
前記ローミング網サーバが、
前記端末認証応答を前記ローミング網サーバから受信し、該受信した端末認証応答に含まれる仮IDハッシュ回数と初期仮IDハッシュ種と、前記第1のハッシュ関数Hとに基づいて仮IDを生成するNEXT仮ID生成部と、
前記NEXT仮ID生成部が生成した仮IDと、前記NEXT仮ID生成部が前記仮IDを生成したハッシュ回数である仮IDハッシュ回数とを端末認証応答として前記端末に送信する端末認証応答送信部と、
を有し、
前記端末が、
前記端末認証応答を前記ローミング網サーバから受信し、前記端末記憶部に記憶されている仮IDハッシュ回数を受信した端末認証応答に含まれる仮IDハッシュ回数で更新し、前記端末記憶部から読み出した仮IDハッシュ回数だけ前記端末記憶部から読み出した初期仮IDハッシュ種を前記第1のハッシュ関数Hでハッシュして仮IDを生成する端末仮ID生成部、
を有し、
前記端末と前記ローミング網サーバとが、
前記生成した仮IDが互いに一致することを判定することにより、互いに識別する、
ことを特徴とするローミングシステム。 - 前記ローミング網サーバが、
前記ローミング網内にローミングした端末の仮IDを記憶しているID管理部を有し、
前記NEXT仮ID生成部が、
前記ID管理部に記憶されている仮IDと一致しないように前記仮IDハッシュ回数を更新して前記仮IDを生成し、
前記端末と前記ローミング網サーバとが、
前記生成した仮IDと前記ホーム網識別子とを組として送受信し、
前記生成した仮IDと前記ホーム網識別子との組が互いに一致することを判定することにより、互いに識別する、
ことを特徴とする請求項1に記載のローミングシステム。 - 前記ローミング網サーバが、
前記ローミング網内にローミングした端末の仮IDを記憶しているID管理部を有し、
前記NEXT仮ID生成部が、
前記ID管理部に記憶されている仮IDと一致しないように前記仮IDハッシュ回数を更新して前記仮IDを生成し、
前記端末と前記ローミング網サーバとが、
前記生成した仮IDと前記端末がローミング端末であるか否かを示すローミング端末識別子とを組として送受信し、
前記生成した仮IDと前記ローミング端末識別子との組が互いに一致することを判定することにより、互いに識別する、
ことを特徴とする請求項1に記載のローミングシステム。 - 前記ローミング網サーバが、
前記ローミング網内にローミングした端末の仮IDを記憶しているID管理部を有し、
前記NEXT仮ID生成部が、
前記ID管理部に記憶されている仮IDと一致しないように、かつ、前記端末がローミング端末であるか否かを示す情報である識別情報を前記仮IDの一部に含むように、前記仮IDハッシュ回数を更新して前記ローミング網でユニークとなる前記仮IDを生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載のローミングシステム。 - 前記ローミング網サーバが、
前記ローミング網内の全ての端末の仮IDを記憶しているID管理部を有し、
前記NEXT仮ID生成部が、
前記ID管理部に記憶されている仮IDと一致しないように前記仮IDハッシュ回数を更新して前記ローミング網でユニークとなる前記仮IDを生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載のローミングシステム。 - 前記端末の端末記憶部が、
前記ホーム網識別子と前記初期仮IDハッシュ種と前記初期仮IDと前記仮IDハッシュ回数と、該初期仮IDハッシュ種と論理演算して新たな初期仮IDハッシュ種を生成するための情報である初期登録回数とを記憶し、
前記ホーム網サーバのID管理記憶部が、
前記本IDと前記初期仮IDハッシュ種と前記仮IDハッシュ回数と前記初期仮IDと前記初期登録回数とを関連付けて端末ごとに記憶し、
前記ホーム網サーバの端末認証応答送信部が、
前記本IDに該当する初期登録回数を前記端末認証応答に含めて送信し、
前記ローミング網サーバのNEXT仮ID生成部が、
前記端末認証応答を受信し、該受信した端末認証応答に含まれる初期仮IDハッシュ種を該受信した端末認証応答に含まれる初期登録回数に基づいて論理演算し新たな初期仮IDハッシュ種を生成し、該生成した初期仮IDハッシュ種に基づいて前記仮IDを生成し、
前記ローミング網サーバの端末認証応答送信部が、
前記受信した端末認証応答に含まれる初期登録回数を含めた端末認証応答を前記端末に送信し、
前記端末の端末仮ID生成部が、
前記端末認証応答を前記ローミング網サーバから受信し、前記端末記憶部から読み出した初期仮IDハッシュ種を該受信した端末認証応答に含まれる初期登録回数基づいて論理演算し新たな初期仮IDハッシュ種を生成し、該生成した初期仮IDハッシュ種に基づいて前記仮IDを生成する、
ことを特徴とする請求項1から請求項5に記載のローミングシステム。 - 端末と、該端末を収容するホーム網のサーバであり、網識別子がホーム網識別子であるホーム網サーバと、前記端末のローミング先のローミング網のサーバであり、前記網識別子がローミング網識別子であるローミング網サーバと、を有するローミングシステムであって、
前記ホーム網サーバと前記ホーム網サーバと前記端末とは、第1のハッシュ関数Hをそれぞれの内部に予め記憶しており、
前記端末が、
前記ホーム網識別子と、予め定められた端末固有の初期仮IDハッシュ種と、該初期仮IDハッシュ種に基づいて前記ホーム網においてユニークとなるように予め生成されている初期仮IDと、該初期仮IDハッシュ種をハッシュする回数である仮IDハッシュ回数と、を記憶する端末記憶部と、
前記ホーム網識別子と前記ローミング網識別子とに基づいて、前記端末が前記ローミング網の圏内に入ったことを検出するローミング検出部と、
前記ローミング検出部が前記端末の前記ローミングの圏内に入ったことを検出した場合には、前記端末記憶部から読み出したホーム網識別子と初期仮IDとを関連付けて端末認証要求として送信する端末認証要求送信部と、
を有し、
前記ローミング網サーバが、
前記端末認証要求を受信し、該受信した端末認証要求に含まれる初期仮IDを該受信した端末認証要求に含まれるホーム網識別子に基づいて前記ホーム網サーバへ転送する端末認証要求転送部、
を有し、
前記ホーム網サーバが、
前記端末を全ての網においてユニークに識別する本IDと前記初期仮IDハッシュ種と前記仮IDハッシュ回数と前記初期仮IDとを関連付けて端末ごとに記憶するID管理記憶部と、
前記初期仮IDを受信したことに応じて、該受信した初期仮IDに該当する本IDを前記ID管理記憶部から読み出して検出する本ID検出部と、
前記本ID検出部が検出した本IDに該当する仮IDハッシュ回数と初期仮IDハッシュ種とを前記ID管理記憶部から読み出し、該読み出した仮IDハッシュ回数と初期仮IDハッシュ種と前記第1のハッシュ関数Hとに基づいて、前記ID管理記憶部に記憶されている仮IDとは異なる前記ホーム網内でユニークな仮IDを生成するNEXT仮ID生成部と、
前記NEXT仮ID生成部が生成した仮IDと、前記NEXT仮ID生成部が前記仮IDを生成したハッシュ回数である仮IDハッシュ回数とを端末認証応答として送信する端末認証応答送信部と、
を有し、
前記ローミング網サーバが、
前記ホーム網サーバから受信した端末認証応答を前記端末に転送する端末認証応答転送部、
を有し、
前記端末が、
前記端末認証応答を受信し、前記端末記憶部に記憶されている仮IDハッシュ回数を該受信した端末認証応答に含まれる仮IDハッシュ回数で更新し、前記端末記憶部から読み出した仮IDハッシュ回数だけ前記端末記憶部から読み出した初期仮IDハッシュ種を前記第1のハッシュ関数Hでハッシュして仮IDを生成する端末仮ID生成部、
を有し、
前記端末と前記ローミング網サーバとが、
前記生成した仮IDと前記ホーム網識別子とを組として送受信し、
前記生成した仮IDと前記ホーム網識別子との組が互いに一致することを判定することにより、互いに識別する、
ことを特徴とするローミングシステム。 - 前記端末の端末記憶部が、
前記ホーム網識別子と前記初期仮IDハッシュ種と前記初期仮IDと前記仮IDハッシュ回数と、該初期仮IDハッシュ種と論理演算して新たな初期仮IDハッシュ種を生成するための情報である初期登録回数とを記憶し、
前記ホーム網サーバのID管理記憶部が、
前記本IDと前記初期仮IDハッシュ種と前記仮IDハッシュ回数と前記初期仮IDと前記初期登録回数とを関連付けて端末ごとに記憶し、
前記ホーム網サーバのNEXT仮ID生成部が、
前記本ID検出部が検出した本IDに該当する仮IDハッシュ回数と初期仮IDハッシュ種と初期登録回数とを前記ID管理記憶部から読み出し、該読み出した初期仮IDハッシュ種を該読み出した初期登録回数に基づいて論理演算し新たな初期仮IDハッシュ種を生成し、該生成した初期仮IDハッシュ種に基づいて前記仮IDを生成し、
前記ホーム網サーバの端末認証応答送信部が、
前記読み出した初期登録回数を含めた端末認証応答送信部を送信し、
前記端末の端末仮ID生成部が、
前記端末認証応答を受信し、前記端末記憶部に記憶されている仮IDハッシュ回数と初期登録回数とを該受信した端末認証応答に含まれる仮IDハッシュ回数と初期登録回数とで更新し、前記端末記憶部から読み出した初期仮IDハッシュ種を前記端末記憶部から読み出した初期登録回数基づいて論理演算し新たな初期仮IDハッシュ種を生成し、該生成した初期仮IDハッシュ種に基づいて前記仮IDを生成する、
ことを特徴とする請求項7に記載のローミングシステム。 - 端末と、該端末を収容するホーム網のサーバであり、網識別子がホーム網識別子であるホーム網サーバと、前記端末のローミング先のローミング網のサーバであり、前記網識別子がローミング網識別子であるローミング網サーバと、を有するローミングシステムであって、
前記ホーム網サーバと前記ローミング網サーバと前記端末とは、第1のハッシュ関数Hをそれぞれの内部に予め記憶しており、
前記端末が、
前記ホーム網識別子と、予め定められた端末固有の初期仮IDハッシュ種と、該初期仮IDハッシュ種に基づいて前記ホーム網においてユニークとなるように予め生成されている初期仮IDと、該初期仮IDハッシュ種をハッシュする回数である仮IDハッシュ回数と、を記憶する端末記憶部と、
前記ホーム網識別子と前記ローミング網識別子とに基づいて、前記端末が前記ローミング網の圏内に入ったことを検出するローミング検出部と、
前記ローミング検出部が前記端末の前記ローミングの圏内に入ったことを検出した場合には、前記端末記憶部から読み出したホーム網識別子と仮IDとを関連付けて端末認証要求として送信する端末認証要求送信部と、
を有し、
前記ローミング網サーバが、
前記端末認証要求を受信し、該受信した端末認証要求に含まれる仮IDを該受信した端末認証要求に含まれるホーム網識別子に基づいて前記ホーム網サーバへ転送する端末認証要求転送部、
を有し、
前記ホーム網サーバが、
前記端末を全ての網においてユニークに識別する本IDと前記初期仮IDハッシュ種と前記仮IDハッシュ回数と前記仮IDとを関連付けて端末ごとに記憶するID管理記憶部と、
前記仮IDを受信したことに応じて、該受信した仮IDに該当する本IDを前記ID管理記憶部から読み出して検出する本ID検出部と、
前記本ID検出部が検出した本IDと、該本IDに該当する仮IDハッシュ回数と初期仮IDハッシュ種とを前記ID管理記憶部から読み出して関連付けて端末認証応答として送信する端末認証応答送信部と、
を有し、
前記ローミング網サーバが、
前記端末認証応答を前記ローミング網サーバから受信し、該受信した端末認証応答に含まれる仮IDハッシュ回数と初期仮IDハッシュ種と、前記第1のハッシュ関数Hとに基づいて仮IDを生成するNEXT仮ID生成部と、
前記NEXT仮ID生成部が生成した仮IDと、前記NEXT仮ID生成部が前記仮IDを生成したハッシュ回数である仮IDハッシュ回数とを端末認証応答として前記端末に送信する端末認証応答送信部と、
を有し、
前記端末が、
前記端末認証応答を前記ローミング網サーバから受信し、前記端末記憶部に記憶されている仮IDハッシュ回数を受信した端末認証応答に含まれる仮IDハッシュ回数で更新し、前記端末記憶部から読み出した仮IDハッシュ回数だけ前記端末記憶部から読み出した初期仮IDハッシュ種を前記第1のハッシュ関数Hでハッシュして仮IDを生成する端末仮ID生成部、
を有し、
前記端末と前記ローミング網サーバとが、
前記生成した仮IDが互いに一致することを判定することにより、互いに識別する、
ことを特徴とするローミングシステム。 - 前記端末の端末記憶部が、
前記ホーム網識別子と前記初期仮IDハッシュ種と前記初期仮IDと前記仮IDハッシュ回数と、該初期仮IDハッシュ種と論理演算して新たな初期仮IDハッシュ種を生成するための情報である初期登録回数とを記憶し、
前記ホーム網サーバのID管理記憶部が、
前記本IDと前記初期仮IDハッシュ種と前記仮IDハッシュ回数と前記初期仮IDと前記初期登録回数とを関連付けて端末ごとに記憶し、
前記ホーム網サーバの端末認証応答送信部が、
前記本IDに該当する初期登録回数を前記端末認証応答に含めて送信し、
前記ローミング網サーバのNEXT仮ID生成部が、
前記端末認証応答を受信し、該受信した端末認証応答に含まれる初期仮IDハッシュ種を該受信した端末認証応答に含まれる初期登録回数に基づいて論理演算し新たな初期仮IDハッシュ種を生成し、該生成した初期仮IDハッシュ種に基づいて前記仮IDを生成し、
前記ローミング網サーバの端末認証応答送信部が、前記受信した端末認証応答に含まれる初期登録回数を含めた端末認証応答を前記端末に送信し、
前記端末の端末仮ID生成部が、
前記端末認証応答を前記ローミング網サーバから受信し、前記端末記憶部から読み出した初期仮IDハッシュ種を該受信した端末認証応答に含まれる初期登録回数基づいて論理演算し新たな初期仮IDハッシュ種を生成し、該生成した初期仮IDハッシュ種に基づいて前記仮IDを生成する、
ことを特徴とする請求項9に記載のローミングシステム。 - 前記ローミング網サーバが、
前記端末から認証完了を受信したことに応じて、該受信した認証完了に端末に該当する本IDと初期登録回数とを含む端末情報通知を前記ホーム網サーバに送信する端末情報通知部と、
前記ローミング網サーバが、
前記端末情報通知を受信したことに応じて、該受信した端末情報通知に含まれる本IDに該当する前記ID管理記憶部に記憶されている初期登録回数を、該受信した端末情報通知に含まれる初期登録回数に更新する初期登録回数更新部、
を有することを特徴とする請求項10に記載のローミングシステム。 - 前記ホーム網サーバの端末認証応答送信部が、
前記本ID検出部が検出した本IDと前記仮IDとを組として前記端末認証応答に含めて送信し、
前記ローミング網サーバが、
前記ホーム網サーバから受信した端末認証応答に含まれる本IDと仮IDとを関連づけて記憶する保持データ記憶部を有し、
前記ローミング網サーバが、
前記保持データ記憶部に記憶されている本IDと仮IDとに基づいて、前記端末と送受信する情報の送受信をする、
ことを特徴とする請求項1から請求項11に記載のローミングシステム。 - 前記ホーム網サーバのID管理記憶部が、
前記ローミング網識別子と前記本IDと前記初期仮IDハッシュ種と前記仮IDハッシュ回数と前記初期仮IDとを関連付けて端末ごとに記憶し、
前記ホーム網サーバが、
前記端末認証要求を前記ローミング網サーバから受信したことに応じて、該ローミング網サーバまたは該ローミング網サーバの端末認証要求転送部との間の通信接続情報に基づいて、該ローミング網サーバのローミング網識別子を検出して取得するローミング網識別子検出部と、
前記受信した端末認証要求に含まれる初期仮IDに該当する前記ID管理記憶部のローミング網識別子を、前記ローミング網識別子検出部が取得したローミング網識別子に更新する在圏ローミング網記録部と、
を有し、
前記端末のローミング検出部が、前記端末の前記ローミング網から前記ホーム網への移動を検出した場合には、前記端末認証要求送信部が、前記初期仮IDを前記端末認証要求として送信し、
前記ホーム網サーバが、
前記初期仮IDのみを含む端末認証要求を受信した場合には、前記受信した端末認証要求に含まれる初期仮IDに該当する本IDとローミング網識別子とを前記ID管理記憶部から読み出し、該読み出した本IDで識別される端末に関する情報を削除するための該読み出した本IDを含む端末情報削除要求を、該読み出したローミング網識別子で識別されるローミング網サーバへ送信する端末情報削除要求部、
を有し、
前記ローミング網サーバが、
前記端末情報削除要求を受信したことに応じて、該受信した端末情報削除要求に含まれる本IDに該当する前記保持データ記憶部に記憶されている情報を削除する端末情報削除部、
を有することを特徴とする請求項12に記載のローミングシステム。 - 前記ホーム網サーバが、前記ホーム網識別子を報知信号として報知し、
前記ローミング網サーバが、該ローミング網識別子を報知信号として報知し、
前記端末が、
前記端末記憶部に、前回受信した報知信号に含まれる網識別子である在圏網識別子を記憶し、
前記ローミング検出部が、
前記報知された網識別子を受信したことに応じて、該受信した網識別子と、前記端末記憶部から読み出した在圏網識別子およびホーム網識別子とが一致するか否かを順に判定することにより、前記端末の、前記ホーム網内での移動と、前記ホーム網から前記ローミング網への移動と、前記ローミング網から前記ホーム網への移動と、または、前記ローミング網内または前記ローミング網から他のローミング網への移動とのうちいずれの移動であるかを検出する、
ことを特徴とする請求項1から請求項13に記載のローミングシステム。 - 前記ホーム網サーバと前記ローミング網サーバと前記端末とは、第2のハッシュ関数Gをそれぞれの内部に予め記憶しており、
前記NEXT仮ID生成部および前記端末仮ID生成部が、
前記生成した仮IDを、更に前記第2のハッシュ関数Gでハッシュして前記仮IDを生成する、
ことを特徴とする請求項1から請求項11に記載のローミングシステム。 - 端末と、該端末を収容するホーム網のサーバであり、網識別子がホーム網識別子であるホーム網サーバと、前記端末のローミング先のローミング網のサーバであり、前記網識別子がローミング網識別子であるローミング網サーバと、を有するローミングシステムで用いられるローミング方法であって、
前記ホーム網サーバと前記ローミング網サーバと前記端末とは、第1のハッシュ関数Hをそれぞれの内部に予め記憶しており、
前記端末が、
前記ホーム網識別子と前記ローミング網識別子とに基づいて、前記端末が前記ローミング網の圏内に入ったことを検出し、
前記端末の前記ローミング網の圏内に入ったことを検出した場合には、前記ホーム網識別子と、予め定められた端末固有の初期仮IDハッシュ種と、該初期仮IDハッシュ種に基づいて前記ホーム網においてユニークとなるように予め生成されている初期仮IDと、該初期仮IDハッシュ種をハッシュする回数である仮IDハッシュ回数と、を記憶する端末記憶部から読み出したホーム網識別子と初期仮IDとを関連付けて端末認証要求として送信し、
前記ローミング網サーバが、
前記端末認証要求を受信し、該受信した端末認証要求に含まれる初期仮IDを該受信した端末認証要求に含まれるホーム網識別子に基づいて前記ホーム網サーバへ転送し、
前記ホーム網サーバが、
前記初期仮IDを受信したことに応じて、前記端末を全ての網においてユニークに識別する本IDと前記初期仮IDハッシュ種と前記仮IDハッシュ回数と前記初期仮IDとを関連付けて端末ごとに記憶するID管理記憶部から、該受信した初期仮IDに該当する本IDを読み出して検出し、
前記検出した本IDと、該本IDに該当する仮IDハッシュ回数と初期仮IDハッシュ種とを前記ID管理記憶部から読み出して関連付けて端末認証応答として送信し、
前記ローミング網サーバが、
前記端末認証応答を前記ローミング網サーバから受信し、該受信した端末認証応答に含まれる仮IDハッシュ回数と初期仮IDハッシュ種と、前記第1のハッシュ関数Hとに基づいて仮IDを生成し、
前記生成した仮IDと、前記仮IDを生成したハッシュ回数である仮IDハッシュ回数とを端末認証応答として前記端末に送信し、
前記端末が、
前記端末認証応答を前記ローミング網サーバから受信し、前記端末記憶部に記憶されている仮IDハッシュ回数を受信した端末認証応答に含まれる仮IDハッシュ回数で更新し、前記端末記憶部から読み出した仮IDハッシュ回数だけ前記端末記憶部から読み出した初期仮IDハッシュ種を前記第1のハッシュ関数Hでハッシュして仮IDを生成し、
前記端末と前記ローミング網サーバとが、
前記生成した仮IDが互いに一致することを判定することにより、互いに識別する、
ことを特徴とするローミング方法。 - ホーム網サーバと端末およびローミング網サーバと前記端末との間のネットワークを介した通信における前記端末を識別する端末識別方法において、
前記ホーム網サーバと前記ローミング網サーバと前記端末との双方において第1のハッシュ関数Hを予め共有し、
前記ホーム網サーバと前記端末との双方において前記端末毎に固有な初期値S(k,0)を予め共有し、
前記ホーム網サーバと前記端末それぞれにおいて、前記初期値S(k,0)を前記第一のハッシュ関数Hでi回ハッシュした値S(k,i)に基づいて仮IDを算出し、
前記ホーム網サーバと前記端末との間でハッシュする回数を同じとすることにより、前記ホーム網サーバと前記端末とで同じ仮IDを算出し、該仮IDを用いて前記端末を識別し、
前記端末が前記ローミング網サーバにローミングした場合には、
前記ローミング網サーバが、前記初期値S(k,0)および前記ハッシュする回数を前記ホーム網サーバから受信し、
前記ローミング網サーバと前記端末それぞれにおいて、前記初期値S(k,0)を前記第一のハッシュ関数Hでi回ハッシュした値S(k,i)に基づいて仮IDを算出し、
前記ローミング網サーバと前記端末との間でハッシュする回数を同じとすることにより、前記ローミング網サーバと前記端末とで同じ仮IDを算出し、該仮IDを用いて端末を識別する、
ことを特徴とする端末識別方法。
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