JP4490863B2 - 品目分類支援システムおよび品目分類支援プログラム - Google Patents

品目分類支援システムおよび品目分類支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、製品等に関する種々の任意の指標に応じて品目等をグループ化し、分類するための画面を表示し、ユーザによる製品等の分析を支援するコンピュータシステムあるいはグループ化や分類を支援するプログラムなどの技術に関する。
一般に、企業活動で扱う製品には多種多様なものがあるため、コンピュータシステムにより一律に在庫管理を行う場合には、管理に適さない品目が多く存在し不便である。そこで、ユーザが適切に在庫管理を行うために、品目をグループ化し、分類できるようにしたコンピュータシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1は、「品目別の実受注データを、最終需要時期と需要頻度とから定まる需要の繰り返し性を示す指標と、需要量で定まる指標とで分析して、需要の繰り返し性が高く、需要量も多い第1の類と、需要の繰り返し性は低いが、需要量は多い第2の類と、需要の繰り返し性は高いが、需要量が少ない第3の類と、需要の繰り返し性が低く、需要量も少ない第4の類の4つの類に分類し、第3の類について、在庫量に対する最適発注点を求めることを特徴とした在庫管理システム」に関するものである。
特開2005−29368号公報(段落0019〜0021等、図1等)
しかし、前記特許文献1では、品目の需要の繰り返しを示す指標と需要量で定まる指標とを用いて、第1類〜第4類の4品目に分類できても、ユーザの意思で分類するわけではないため、多種多様な品目に対してユーザの意図どおりに分類することは困難である。
そこで、本発明は、品目のグループ化や分類を、ユーザの意図どおりに容易に行えるようにすることを目的とする。
本発明は、任意の複数の指標を軸とする座標空間を表示し、分類対象の品目の製品位置情報に該当する座標にキャラクタやアイコン等のマークをプロットし、任意の分割線により囲まれる品目のキャラクタごとにグループ化して、分類を行うようにしたものである。つまり、分割線の位置や形状を表示画面上で選択して表示させて、製品位置情報を囲んでグループ化し、グループ単位で分離し、記憶するようにしたものである。分割線の位置や形状は例えばドラッグ操作により行うことで実現できる。なお、分割線とは、複数の品目を指標に応じてグループ化し、分類するための線をいう。
本発明によれば、品目のグループ化や分類を、ユーザの意図(戦略)どおりに容易に行えるようになる
以下、本発明に係わる品目分類支援システムの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、品目分類支援システムを在庫分析に利用する場合を例に説明するが、これに限るものではない。以下品目分類支援システムをシステムと略す。
まず、図1に示すブロック図を参照して、品目分類支援システムの構成を説明する。
この品目分類支援システムは、品目を分類するための基本情報を記憶する記憶手段(以下「品目分類基本情報記憶手段」と記す)1と、品目の分類を設定する設定手段(以下「品目分類設定手段」と記す)2と、品目を分類し評価する分類・評価手段(以下「品目分類/評価手段」と記す)7と、ユーザの操作に従って品目の分類を決定する決定手段(以下「品目分類決定手段」と記す)10と、品目を分類した結果やその結果の評価値を記憶する記憶手段(以下「品目分類結果/評価値記憶手段」と記す)13とで構築されている。
なお、このシステムは、一般的な図示しないコンピュータの図示しないCPU(Central Processing Unit)(演算装置)が図示しないメモリに展開されたプログラム(品目分類支援プログラム)を順次実行することにより、品目分類設定手段2や品目分類決定手段10等の手段として機能するものとする。また、このシステムの各記憶手段は、一時的に記憶するための図示しないメモリと共に、HD(Hard Disk)等の長期的に記憶するための記憶媒体により実現される。なお、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体読み書き装置(記憶装置)は、このシステムに関係するコンピュータに直接的にインターフェースを介して接続する場合に限らず、LAN(Local Area Network)やインターネット等の各種ネットワークを介して他のコンピュータに接続していても構わない。また、このシステムは、ポインティングデバイスやキーボード等の入力装置およびディスプレイやプリンタ等の出力装置等、すなわち入出力装置を備えている。
システムが有する品目分類基本情報記憶手段1は、品目を分類するための基本情報をシステムが記憶する手段である。この基本情報としては、後述する製品マスタデータを表すテーブル11T(図2参照)と、後述する在庫分析結果データを表すテーブル12T(図3参照)と、後述する在庫分析判定結果データを表すテーブル13T(図4参照)とがある。
システムが有する品目分類設定手段2は、ユーザに品目の分類を決定させるために、ユーザの操作に基づきシステムが表示画面上で品目の分類ごとにグループ化し、分類するための分割線の位置情報および形状情報を設定し、システムの動作において記憶する手段である。そのため、この品目分類設定手段2は、設定手段3と設定手段4と編集手段5と記憶手段6とを備えている。
なお、データを表すテーブルとは、データを蓄積し、ユーザやプログラムからのアクセス等に応じ、データの追加、削除、変更と表示を行うテーブルを意味する。
設定手段(以下「分類指標設定手段」と記す)3は、製品の品目を分類するための指標をユーザが設定し、その指標に基づいて対象の品目を区別するように指標座標空間内における位置情報を定義する操作をシステムが支援する手段である。
設定手段(以下「分割線設定手段」と記す)4は、製品の品目を分類するための複数の分割線の位置情報をシステムが設定する手段である。編集手段(以下「分割線編集手段」と記す)5は、分割線設定手段4により設定された分割線の形状を編集する手段である。記憶手段(以下「分割線位置情報記憶手段」と記す)6は、分割線設定手段4と分割線編集手段5とにより形成された分割線の位置情報と形状情報とをシステムが記憶する手段である。
システムが有する品目分類/評価手段7は、システムが有する品目分類基本情報記憶手段1により記憶された基本情報と、システムが有する品目分類設定手段2により設定され、記憶された分割線の位置情報および形状情報とを用いて、システムが品目の分類を行い、品目分類結果に対する評価値をシステムが計算する手段である。そのため、この品目分類/評価手段7は、品目を分類する分類手段(以下「品目分類手段」と記す)8と、品目の分類を評価する評価手段(以下「品目分類評価手段」と記す)9とを備えている。
品目分類手段8は、製品の品目をいくつかのグループに、システムが分類する(品目分類する)手段である。品目分類評価手段9は、品目分類手段8によって、品目分類された各分類の後述する評価値をシステムが計算する手段である。
システムが有する品目分類決定手段10は、ユーザによる品目分類の決定をシステムが支援する手段である。そのため、この品目分類決定手段10は、製品分布図表示手段である品目分類結果/評価表示手段11と、製品判定指標切り替え手段12とを備えている。品目分類結果/評価表示手段11は、品目分類/評価手段7により計算された品目分類結果と評価値とを表示画面上にシステムが表示する手段である。製品判定指標切り替え手段12は、製品を判定する指標の切り替えを行う手段である。より具体的には、製品判定指標切り替え手段12は、品目分類基本情報記憶手段1に記憶されている製品の在庫分析の判定結果に関する在庫分析判定結果データの中で、どの判定結果を画面上に表示するかをユーザによる指令に従ってシステムが切り替える手段である。
システムが有する品目分類結果/評価値記憶手段13は、品目分類決定手段10により表示される品目分類の指標や分割線と、品目分類決定手段10の支援に従ってユーザにより決定された品目分類結果と、評価値とをシステムが記憶する手段である。具体的には、品目分類結果/評価値記憶手段13は、分割線データを表すテーブル14T(その1)と、品目分類評価結果データを表すテーブル15Tと、後述する品目分類結果データを表すテーブル16Tとを記憶する。
そして、前記構成の品目分類支援システムでは、このシステムが、複数の指標と複数の分割線の位置や形状をユーザの操作に従い設定することにより、複数の指標に従って分割線により品目をグループ化し、分類できるようになっている。また、システムが、複数の指標によって品目を細かく分類できるため、ユーザの意図(戦略)に沿った在庫管理等を行えるようになる。
次に、図2〜図4のそれぞれを参照しつつ、システムが有する品目分類基本情報記憶手段1に記憶される、製品マスタデータを表すテーブル11Tと、在庫分析結果データを表すテーブル12Tと、在庫分析判定結果データを表すテーブル13Tとについて順に説明する。
システムが有する品目分類基本情報記憶手段1に記憶される製品マスタデータを表すテーブル11Tは、図2に示すように、製品を識別する番号である製品コード11aをキーとして行方向に製品のマスタ情報を対応付けて複数行作成されたものである。マスタ情報としては、製品コード11aの名称である製品名11bと、製品を発注してから到着するまでの時間を表す発注リードタイム11cと、製品を発注する最小単位であるロットサイズ11dと、製品の単価を示す単価11eとがある。
システムが有する品目分類基本情報記憶手段1に記憶される在庫分析結果データを表すテーブル12Tは、図3に示すように、製品コード12aをキーとして行方向に製品の在庫分析の結果情報を対応付けて複数行作成されたものである。その結果情報としては、製品コード12aと、平均在庫量12bと、出荷総量12cと、出荷変動12dと、季節性判定指数12eと、需要予測誤差12fと、欠品率12gと、在庫月(週、日)数12hとがある。
なお、製品コード12aは、製品を識別する番号であり、製品マスタデータを表すテーブル11Tのキーとしての製品コード11a(図2参照)と同一の番号を外部キーとしてリンク付けしている。平均在庫量12bは、在庫を分析する期間における製品の平均在庫量である。出荷総量12cは、在庫を分析する期間における製品の出荷量を合計した値である。需要予測誤差12fは、需要予測値と実際の出荷量との誤差を評価した値である。
出荷変動12dは、在庫を分析する期間における製品の出荷量のばらつきを評価した値である。季節性判定指数12eは、製品に季節性がどれぐらいあるかを評価した値である。欠品率12gは、在庫を分析する期間における製品の欠品の割合である。在庫月(週、日)数12hは、在庫を分析する期間における製品の在庫月数または、在庫週数、または在庫日数の値である。なお、期間の時間単位が月の場合は在庫月数とし、また、週の場合は在庫週数とし、日の場合は在庫日数とする。
システムが有する品目分類基本情報記憶手段1に記憶される在庫分析判定結果データを表すテーブル13Tは、図4に示すように、製品コード13aをキーとして行方向に、製品を様々な角度で判定した結果情報を対応付けて複数行作成されたものである。その結果情報としては、製品コード13aと、在庫過多判定結果13bと、出荷金額大小判定結果13cと、出荷頻度大小判定結果13dとがある。
なお、製品コード13aは、製品を識別する番号であり、製品マスタデータを表すテーブル11Tのキーとしての製品コード11a(図2参照)と同一の番号を外部キーとしてリンク付けしている。在庫過多判定結果13bは、製品の在庫が多いか否かを判定した結果である。ここで、「1」は「在庫が多い」との判定結果を意味し、「0」は「在庫が少ないまたは無い(そうでない)」との判定結果を意味するものとする。
出荷金額大小判定結果13cは、製品の出荷金額が大きいか否かを判定した結果である。ここで、出荷金額は、ある期間の出荷量の合計値と単価を乗じた値を意味する。また、「1」は「在庫金額が多い」との判定結果を意味し、「0」は「在庫金額が少ないまたは無い(そうでない)」との判定結果を意味するものとする。
出荷頻度大小判定結果13dは、製品の出荷頻度が大きいか否かを判定した結果である。ここで、出荷頻度とは、ある期間において出荷があった割合を意味する。また、「1」は「出荷頻度が高い」との判定結果を意味し、「0」は「出荷頻度が低い(そうでない)」との判定結果を意味するものとする。
次に、図5〜図7のそれぞれを参照しつつ、システムが有する品目分類結果/評価値記憶手段13に記憶される分割線データを表すテーブル14T(その1)と、品目分類評価結果データを表すテーブル15Tと、品目分類結果データを表すテーブル16Tとについて順に説明する。
分割線データを表すテーブル14T(その1)は、図5に示すように、ユーザにより分割線の位置や形状が設定されたときに、その分割線の位置情報を対応付けて複数行作成され、システムが有する品目分類結果/評価値記憶手段13に記憶されるものである。
具体的には、分割線データを表すテーブル(その1)14Tは、X軸分割線値(1)14aと、X軸分割線値(2)14bと、Y軸分割線値(1)14cと、Y軸分割線値(2)14dとで構成される。X軸分割線値(1)14aは、X軸分割線(1)607の指標値615(図9参照)を取得したデータである。X軸分割線値(2)14bは、X軸分割線(2)608の指標値615を取得したデータである。Y軸分割線値(1)14cは、Y軸分割線(1)609の指標値615を取得したデータである。Y軸分割線値(2)14dは、Y軸分割線(2)610の指標値615を取得したデータである。
分類評価結果テーブルテーブル15T(その2)は、図6に示すように、品目分類結果/評価値記憶手段13に記憶されるものである。品目分類評価結果データを表すテーブル15Tには、分類No15aと、在庫過多製品数15bと、在庫過多否製品数15cと、出荷金額大製品数15dと、出荷金額小製品数15eと、出荷頻度大製品数15fと、出荷頻度小製品数15gと、平均在庫量15hと、平均在庫月(週、日)数15iと、平均
欠品率15jとが対応付けて複数行作成され、システムが有する品目分類結果/評価値記憶手段13に記憶されるものである。
なお、分類No15aは、品目分類結果データを表すテーブル16Tの分類No16aを外部キーとして関連付けられた、分類Noである。在庫過多製品数15bは、分類No15aに属する製品の中で、在庫分析判定結果データを表すテーブル13Tの在庫過多判定結果13bの値が1である製品の合計数を示す。在庫過多否製品数15cは、分類No15aに属する製品の中で、在庫分析判定結果データを表すテーブル13Tの在庫過多判定結果13bの値が0である製品の合計数を示す。出荷金額大製品数15dは、分類No15aに属する製品の中で、在庫分析判定結果データを表すテーブル13Tの出荷金額大小判定結果13cの値が1である製品の合計数を示す。
出荷金額小製品数15eは、分類No15aに属する製品の中で、在庫分析判定結果データを表すテーブル13Tの出荷金額大小判定結果13cの値が0である製品の合計数を示す。出荷頻度大製品数15fは、分類No15aに属する製品の中で、在庫分析判定結果データを表すテーブル13Tの出荷頻度大小判定結果13dの値が1である製品の合計数を示す。出荷頻度小製品数15gは、分類No15aに属する製品の中で、在庫分析判定結果データを表すテーブル13Tの出荷頻度大小判定結果13dの値が0である製品の合計数を示す。
平均在庫量15hは、分類No15aに属する製品について、在庫分析結果データを表すテーブル12Tの平均在庫量12bの平均値を示す。平均在庫月(週、日)数15iは
、分類No15aに属する製品について、在庫分析結果データを表すテーブル12Tの在庫月(週、日)数12hの平均値を示す。平均欠品率15jは、分類No15aに属する製品について、在庫分析結果データを表すテーブル12Tの欠品率12gの平均値を示す。
次に、品目分類結果データを表すテーブル16Tは、図7に示すように、品目を分類する分類No16aと、製品コード16bとを対応付けて複数行作成され、システムが有する品目分類結果/評価値記憶手段13に記憶されるものである。分類No16aは、品目分類で分類されたグループを識別する番号である。製品コード16bは、品目分類No16aに属する製品を識別する番号で、製品マスタデータを表すテーブル11Tのキーとしての製品コード11a(図2参照)と同一の番号を外部キーとしてリンク付けしている。
ここで、図8を参照して、システムが有する品目分類決定手段10により品目分類の決定を行わせるようにユーザの入力を支援するためのメインウィンドウ101の画面の一例を説明する。
メインウィンドウ101には、大項目としてファイルメニュー102と、表示メニュー103と、計画メニュー等とのメニューバーが設けられている。ファイルメニュー102は、「新規作成」、「開く」、「保存」、「終了」の4項目で構成される。
「新規作成」は、品目分類を新規に作成する場合に選択するメニューであり、品目分類基本情報記憶手段1に記憶されているデータ(図2〜図4)の作成、読込み、編集等の操作によりシステムが指定する。「開く」は、品目分類を再開する場合に利用するメニューであり、品目分類結果/評価値記憶手段13に記憶されている情報を、画面上にシステムが復元することができる。「保存」は、これを選択することで、品目分類結果とその評価値の情報を品目分類結果/評価値記憶手段12にシステムが記憶する。保存データは、データベースやCSV(Comma Separated Values)形式のファイル等として、システムによって保存されるようになっている。「終了」は、これを選択することで、品目分類支援システムを終了させることができる。
表示メニュー103には、品目分類ウィンドウ表示領域104が割り当てられている。品目分類ウィンドウ表示領域104には、後述する品目分類ウィンドウ501(図9)が表示される。この品目分類ウィンドウ501では、ユーザにより、品目分類を行うための指標の設定や分割線の設定および分割線の編集が行われ、また、品目分類結果と製品判定指標とに対する評価値が表示される。
次に、図9を参照して、システムが有する品目分類設定手段2による設定支援や結果表示を行うために、システムが有する品目分類設定手段10の品目分類結果/評価表示手段(製品分布図表示手段)11に表示される品目分類ウィンドウ画面の一例を説明する。
この品目分類ウィンドウ501には、品目分類編集タグ601と、品目分類表タグ701とが設けられている。各タグは、クリックされることで、品目分類編集シートS1と品目分類表シートS2(図10参照)とに切り替えるようになっている。図9では、品目分類編集シートS1が選択されている状態を示している。この品目分類ウィンドウ501は、システムが有する品目分類結果/評価表示手段(製品分布図表示手段)11に表示される。
品目分類編集タグ601には、品目分類切り替え領域602と、製品分布図領域605と、製品判定指標切り替え領域617と、製品分布表領域619とが品目分類編集シートS1として割り当てられて、品目分類ウィンドウ501内に表示されるようになっている。
品目分類切り替え領域602には、X軸分類指標欄603とY軸分類指標欄604とが設けられている。X軸分類指標欄603およびY軸分類指標欄604には、平均在庫量、出荷総量、出荷変動、季節性判定指数、需要予測誤差等の指標を設定することができる。分類指標である平均在庫量は、平均在庫量12b(図3)に対応する。分類指標である出荷総量は、出荷総量12c(図3)に対応する。分類指標である出荷変動は出荷変動12d(図3)に対応する。分類指標である季節性判定指数は季節性判定指数12e(図3)に対応する。分類指標である需要予測誤差は需要予測誤差12f(図3)に対応する。なお、X軸分類指標欄603とY軸分類指標欄604とには、互いに異なる指標を設定する場合に限らず、同一の指標を設定するようにしてもよい。したがって、X軸とY軸とで、座標に応じた直交する指標座標空間が形成される。
製品分布図領域605には、製品分布図605Aが表示される。ここでは、製品分布図605Aは、矩形状のものを示している。この製品分布図605Aは、X軸最小値611と、X軸最大値612と、Y軸最小値613と、Y軸最大値614とにより囲まれる矩形状になっている。なお、この製品分布図605AのX軸およびY軸には、所定の指標値が割り当てられている。
X軸最小値611は、X軸分類指標欄603の指標別に、あらかじめデフォルトで設定されているものとする。また、同様に、Y軸最小値613は、Y軸分類指標欄604の指標別に、あらかじめデフォルトで設定されている。
そして、この製品分布図605Aには、X軸分割線(1)607と、X軸分割線(2)608と、Y軸分割線(1)609と、Y軸分割線(2)610とが、波線により、矩形内部を矩形状に区切るように示されている。これにより、製品位置情報にプロットされているキャラクタ606は、いずれかの矩形状の領域に含まれることになる。ここでは、右隅上から右隅下に向けて分類1,2,3が形成され、中央上から中央下に向けて分類4,5,6が形成され、左隅上から左隅下に向けて分類7,8,9が形成されている。
また、この製品分布図605Aには、製品位置情報にプロットされている「×」印のキャラクタ606または「○」印のキャラクタ606が、二つの指標により形成される指標座標空間上に示されている。この製品位置情報は、品目分類切り替え602で設定された各軸の分類指標に応じた各製品の位置情報である。例えば、X軸分類指標欄603の分類指標が出荷量で、Y軸分類指標欄604が出荷変動と指定した場合、品目分類支援システムではX座標は在庫分析結果データを表すテーブル12Tの平均在庫量12b(図3)の値、Y座標は在庫分析結果データを表すテーブル12Tの出荷変動12d(図3)の値を用いて、各製品の位置情報を製品分布図A605上で表示する。
また、製品位置情報は、品目分類切り替え602で設定された各軸の分類指標が変更されるたびに、品目分類支援システムで自動的に更新される。その場合、X軸分割線(1)607、X軸分割線(2)608、Y軸分割線(1)609、Y軸分割線(2)610は、ユーザにより入力されるデフォルト値に自動的に設定される。
なお、製品分布図605Aでは、X軸分割線(1)607は、X軸最小値611とX軸分割線(2)608の間を移動することができる。X軸分割線(2)608は、X軸分割線(1)607とX軸最大値612との間を移動することができる。また、Y軸分割線(1)609は、Y軸最小値613とY軸分割線(2)610の間を移動する。Y軸分割線(2)610は、Y軸分割線(1)609とY軸最大値614との間を移動することができる。そのため、製品は9通りに分類することができる。分割線の数を増やせば、分類する数を増やすことができる。なお、ここでは、各分割線が、座標軸に平行な直線となる場合を示している。
また、X軸分割線(1)607およびX軸分割線(2)608と、Y軸最小値613を示すX軸との交点には、スライダ607A,608Aが設けられている。スライダ607A,608Aは、ドラッグしてX軸上を移動させることにより、X軸分割線(1)607とX軸分割線(2)608とをその動きに合わせて平行移動させる。同様に、Y軸分割線(1)609およびY軸分割線(2)610と、X軸最小値611を示すY軸との交点には、スライダ609A,610Aが設けられている。同様に、スライダ609A,610Aは、Y軸分割線(1)609とY軸分割線(2)610とをその動きに合わせて平行移動させる。したがって、スライダ607A,608A,609A,610Aのドラッグ操作により、分類1〜9の矩形面積(形状)が変化することになるため、製品位置情報にプロットされたキャラクタ606の属する分類を換えることができる。なお、各分割線(波線)上をドラッグすることにより、移動させるようにしてもよい。
また、スライダ607A,608A,609A,610Aの近傍には、指標値615が表示されている。指標値615は、スライダ607Aの移動に伴い変化する値(2300)を変化させて表示される。例えば、スライダ607Aが図9中右側にドラッグされた場合には、2300,2301,2302…のように値を変化させる。他のスライダ608A,609A,610Aについても同様である。そして、この指標値615が決定されると、X軸分割線607,608やY軸分割線608,609の位置が決定される。そのため、この指標値615は分割線の位置情報と呼ぶことができる。なお、ドラッグは、図示しないポインティングデバイスのポインタが画面上に表示されている状態で行うことができる。
また、製品分布図領域605には、製品分布図605Aと共に、品目分類実行ボタン616が設けられている。この品目分類実行ボタン616が分類が終了したときにユーザによりクリックされることで、品目分類決定手段10が、分類指標、各分割線の位置情報や形状情報、品目分類結果/評価値を表示中の製品分布図605Aに従って設定し、システムが有する品目分類結果/評価値記憶手段13に記憶させる。
製品判定指標切り替え領域617には、製品判定指標欄618が設けられている。ここでは、この製品判定指標欄618には、「在庫過多」の製品判定指標が選択されている。この製品判定指標は、製品分布表619A中に、その指標と分類とが表示されており、その指標(ここでは「在庫過多」)と分類とにより決定される数だけが、製品分布図605Aに「×」印や「○」印により表示されている。なお、製品分布表619Aは、製品分布図605A上にある各分類の「○」印と「×」印の合計値を表示している。
製品判定指標欄618が「在庫過多」の場合には、製品位置情報にプロットされたキャラクタ606に対応する製品について、在庫分析判定結果データを表すテーブル13Tの在庫過多判定結果13bが「1」(評価値)のとき、システムが有する品目分類評価手段9は在庫過多であると判断する。そして、このように在庫過多である場合には、システムが有する品目分類結果/評価表示手段11に、キャラクタ606を「×」印として表示させる。また、在庫過多判定結果13bが「0」(評価値)のとき、システムが有する品目分類評価手段9は在庫過多でないと判断し、システムが有する品目分類結果/評価表示手段11に、キャラクタ606を「○」印として表示させる。
例えば、図9に示すように、製品分布図605Aの分類1には「×」印が二つ表示されているが、これは、製品分布表619Aの在庫過多の指標の分類1の「2」に該当している。つまり、図9の製品分布図605Aは、在庫過多の場合の「×」印および「○」印を示している。このように、システムが有する品目分類結果/評価表示手段11には、評価値と当該分類結果とから品目ごとの指標に応じて異なる「×」印や「○」印等のキャラクタ606が表示される。
また、製品判定指標欄618が出荷量の場合には、製品位置情報にプロットされたキャラクタ606に対応する製品について、在庫分析判定結果データを表すテーブル13Tの出荷金額大小判定結果13cが「1」(評価値)のとき、システムが有する品目分類評価手段9は出荷量が小であると判断する。そして、このように出荷量が小である場合には、システムが有する品目分類結果/評価表示手段11に、キャラクタ606を「×」印として表示させる。また、出荷金額大小判定結果13cが「0」(評価値)のとき、システムが有する品目分類評価手段9は出荷量が大であると判断し、システムが有する品目分類結果/評価表示手段11に、キャラクタ606を「○」印として表示させる。
また、製品判定指標欄618が出荷頻度の場合には、製品位置情報にプロットされたキャラクタ606に対応する製品について、在庫分析判定結果データを表すテーブル13Tの出荷頻度大小判定結果13dが「1」(評価値)のとき、システムが有する品目分類評価手段9は出荷頻度が小であると判断する。そして、このように出荷頻度が小である場合には、システムが有する品目分類結果/評価表示手段11に、キャラクタ606を「×」印として表示させる。また、出荷頻度大小判定結果13dが「1」(評価値)のとき、システムが有する品目分類評価手段9は出荷頻度が大であると判断し、システムが有する品目分類結果/評価表示手段11に、キャラクタ606を「○」印として表示させる。
したがって、この製品判定指標欄618は、ここに表示される製品判定指標を切り替えることにより、製品分布図610上にあるキャラクタ606の表示内容を変更させることとなる。
なお、製品判定指標欄618が「合計」の場合には、図9に示す製品分布表619A中の判定結果(1)621と判定結果(2)622との合計623の数だけ各分類ごとに表示させるようにしてもよい。例えば、分類2では、在庫過多が「3」であり、良製品が「1」であり、その合計が「4」である場合に、その合計「4」分の「×」印および「○」印を製品分布図605A中に表示させるようにしてもよい。
また、製品分布表領域619には、製品分布表619Aが表示される。この製品分布表619Aには、分類1〜9までの分類No620と、判定結果(1)621と、判定結果(2)622と、合計623とが割り振られている。
次に、図10を参照して、品目分類表シートS2を説明する。この品目分類表シートS2は、図9において、品目分類表タグ701がクリックされた場合に、品目分類編集タグ601に付随する品目分類編集シートS1に替わり、品目分類ウィンドウ501(図7参照)内に表示されるようになっている。この品目分類表シートS2には、品目分類結果表領域702と、品目分類結果製品情報表領域709とを品目分類表タグ701に割り当てたものになっている。
品目分類結果表領域702には、品目分類結果表702Aが示されている。この品目分類結果表702Aには、品目分類評価結果データを表すテーブル15T(図6参照)の内容として、分類No703と、平均在庫量704と、平均在庫月(週、日)数705と、平均欠品率706とが示されている。具体的には、分類No703の列には、分類No15aのデータが示されている。平均在庫量704の列には、平均在庫量15hが示されている。在庫月(週、日)数705の列には、在庫月(週、日)数15iが示されている。
平均欠品率706の列には、平均欠品率15jが示されている。
このように、品目分類結果表702Aには、各品目分類ごと評価値が示されるので、ユーザが品目分類を評価するための基準に用いることができる。そのため、ユーザの利便性が非常によくなる。
品目分類結果製品情報表領域709には、品目分類結果製品情報表709Aと、検索入力フィールド716と、検索ボタン717とが備えられている。
品目分類結果製品情報表709Aには、品目分類結果データを表すテーブル16T(図7参照)の内容として、分類No710と、製品コード711と、製品名712と、発注LT713と、ロットサイズ714と、単価715とが示されている。具体的には、分類No710には、分類No16aが示される。製品コード711には、製品コード16bが示される。製品名712には、同行の製品コード711に表示する製品コードをキーとした発注リードタイム11cが示される。
発注リードタイム(LT)713には、同行の製品コード711に表示する製品コードをキーとした発注リードタイム11cが示される。ロットサイズ714には、同行の製品コード711に表示する製品コードをキーとしたロットサイズ11dが示される。単価715には、同行の製品コード711に表示されている製品コードをキーとした単価11eが示される。
このように、ユーザは、どの分類No710にどの製品が分類されているかを容易に確認することができる。そのため、システムにより、ユーザの利便性が非常によくなる。
また、ユーザが、検索入力フィールド716に検索文字列を入力し、検索ボタン717をクリックした場合には、品目分類結果製品情報表709Aに表示されているセル以外の列についても検索文字列の検索を行い、直近の該当文字列までカーソルを移動させるようにしてもよい。これにより、ユーザによる特定文字列の検索を、システムが支援できる。
次に、図11のフローチャートに従い、図1〜10を適宜参照しつつ、前記構成の品目分類支援システムによる品目分類支援処理の全体について説明する。この品目分類支援システムでは、品目分類立案者(ユーザ)の指示に従って、品目分類の立案・決定が行われる。なお、後述する各手段は、前記したシステムが有する各手段であり、後述する処理はシステムが処理を行うものである。
まず、分類指標設定手段3が、品目分類決定手段10の品目分類結果/評価表示手段11に、メインウィンドウ101(図8参照)を表示させる。ここでは、ファイルメニュー102の「新規作成」が、品目分類立案者(ユーザ)による図示しないマウス等のポインティングデバイスの操作によりクリックされたこととする。
そして、分類指標設定手段3は、品目分類結果/評価表示手段11に表示されるメインウィンドウ101で「新規作成」が選択されると、表示メニューの103の品目分類ウィンドウ表示領域104(図8参照)内に、品目分類ウィンドウ501(図9参照)を表示する。このとき、品目分類編集タグ601内の品目分類切り替え領域602のX軸分類指標欄603およびY軸分類指標欄604に、ユーザが分類指標を入力すると、品目分類設定手段2は、入力された指標に従って、品目分類結果/評価表示手段11の画面が更新され、分類指標設定手段3がX軸分類指標やY軸分類指標に従った製品分布図605Aを表示させる。これに伴い、品目分類決定手段10は、分類指標を品目分類結果/評価値記憶手段13に、入力された分類指標を設定する(S101)。
次に、品目分類/評価手段7は、前記したX軸分類指標欄603とY軸分類指標欄604とに設定された指標について、品目分類基本情報記憶手段1に記憶されている在庫分析結果データを表すテーブル12Tのデータ(品目分類結果)を読み出す。そして、品目分類決定手段10では、品目分類結果/評価表示手段11に表示されている製品分布図605上(図7)に、キャラクタ606を「×」印や「○」印等によりプロットして表示する。
続いて、分割線設定手段4は、S101で表示された品目分類ウィンドウ501内に、製品を分類するための分割線をユーザに設定させる(S102)。この設定は、前記したとおり、X軸分割線(1)607等やスライダ607A等をドラッグすることにより、X軸分割線(1)607を移動させて、分類1等の各領域の面積を変化させて行う。そのため、ユーザは、各製品の製品位置情報に対応する位置にプロットされたキャラクタ606を考慮して、X軸分割線(1)607、X軸分割線(2)608、Y軸分割線(1)609、Y軸分割線(2)610を移動して製品の分類を指示し、品目分類支援システムでその指示どおり自動で分類することができ、非常に便利である。
次に、品目分類/評価手段7が、品目分類実行ボタン616(図9参照)がユーザによりクリックされると、品目分類処理を実行する(S103)。この品目分類処理では、品目分類/評価手段7は、各X軸分割線607,608により区切られた各分類1等の領域内にあるキャラクタ606の製品位置情報を判定して、指標に応じた製品の分類の仕分けを行うと共に、評価値を計算する。
なお、このS103については、後述してさらに詳しく説明することとする(図12,13参照)。
そして、品目分類結果/評価表示手段11は、品目分類評価結果データを表すテーブル15T(図6)を、品目分類結果表702A(図10参照)として表示し、品目分類結果データを表すテーブル16T(図7)を、品目分類結果製品情報表709A(図10参照)として表示する(S104)。製品判定指標切り替え手段12は、必要に応じて、ユーザにより製品判定指標欄618(図9参照)の選択が変更されると、それに伴い、製品分布図605Aの表示を切り替えさせる。
次に、品目分類結果/評価表示手段11は、前記S103で品目分類された結果を保存するか否かを判定する(S105)。これは、保存対象としてアクティブ化している品目分類ウィンドウ105のメインウィンドウ101にあるファイルメニュー102の保存が、ユーザにより選択されたか否かで判定できる。そして、品目分類結果/評価表示手段11は、「保存」が選択された場合(S105のYES)には、品目分類や評価結果を品目分類結果/評価値記憶手段13に記憶する(S106)。
また、所定時間「保存」が選択されなかった場合(S105のNO)や品目分類結果/評価値記憶手段13への記憶が終了した場合には、品目分類/評価手段7は、品目分類を継続するか否かを判定する(S107)。この判定は、ユーザによりメインウィンドウ101が閉じられるか、メインウィンドウ101にあるファイルメニュー102の終了が選択されるかにより行うことができる。そして、所定時間、「終了」の選択等が行われない場合には品目分類の継続として(S107のYES)、処理をS101に戻し、また、例えば、「終了」が選択された場合等(S107のNO)には、処理を終了する。
次に、図12を参照して、品目分類実行処理(S103,図11参照)について説明する。なお、ここでも、後述する各手段は、前記したシステムが有する各手段であり、後述する処理はシステムが処理を行うものである。
X軸分割線607等の移動により品目の分類がユーザにより行われると、品目分類/評価手段7では、品目分類手段8が、品目分類結果データを表すテーブル16T(図7参照)を作成する。そして、品目分類手段8が、指標に応じて製品を分類する(S201)。例えば、平均在庫量704および平均在庫月数705の指標に応じて、分類1〜9に品目がグループ化される。
なお、前記したとおり、この分類結果である品目分類結果データを表すテーブル16T(図7参照)は、品目分類結果/評価表示手段11により品目分類結果表702Aとして表示させ(S104)、品目分類結果/評価値記憶手段13に記憶される(S105のYES,S106)。
続いて、品目分類評価手段9が、品目分類された各分類に対する評価値を計算する(S202)。なお、前記したとおり、その評価値は、品目分類結果製品情報表709Aとして品目分類結果/評価表示手段11に表示される(S104)。品目分類評価結果データを表すテーブル15Tとして品目分類結果/評価値記憶手段13に記憶されると共に、これにより、前記S103の処理が終了する。
次に、図13を参照して、品目分類手段8がプログラムに従って自動的に実行する製品の分類処理(S201,図12参照)について、さらに具体的に説明する。なお、ここでは、製品マスタデータを表すテーブル11Tの製品コード11aを示す製品iが、どの分類に属するかについて説明する。なお、ここでも、後述する各手段は、前記したシステムが有する各手段であり、後述する処理は全てシステムが処理を行うものである。
品目分類手段8は、分割線データを表すテーブル(その1)14T上のデータを変数として設定する(S301)。具体的には、分割線データを表すテーブル14Tは、X1にX軸分割線値(1)14a、X2にX軸分割線値(2)14b、Y1にY軸分割線値(1)14c、Y2にY軸分割線値(2)14dを設定する。また、XMINにX軸分類指標欄603の指標におけるX軸最小値611の値を設定する。XMAXにX軸分類指標欄603の指標におけるX軸最大値612の値を設定する。YMINにY軸分類指標欄604の指標におけるY軸最小値613の値を設定する。YMAXにY軸分類指標欄604の指標におけるY軸最大値614の値を設定する。
次に、品目分類手段8は、製品iについて、キャラクタ606の製品位置情報の値を取得する(S302)。具体的には、SxにX軸分類指標欄603の指標における製品iの値、SYにY軸分類指標欄604の指標における製品iの値を設定する。
そして、品目分類手段8は、X2<Sx≦XMAXとY2<SY≦YMAXとの条件を満たすか否かを判定する(S303)。品目分類手段8は、その条件を満たした場合(S303のYES)には、製品iは分類1に属することになり、製品iを分類1に追加して(S304)、処理を終了する。また、品目分類手段8は、その条件を満たさない場合(S303のNO)には、S305の処理に進む。
次に、品目分類手段8は、X2<Sx≦XMAXとY1<SY≦Y2との条件を満たすか否かを判定する(S305)。品目分類手段8は、その条件を満たした場合(S305のYES)には、製品iは分類2に属することになり、製品iを分類2に追加して(S306)、処理を終了する。また、品目分類手段8は、その条件を満たさない場合(S305のNO)には、S307の処理に進む。
次に、品目分類手段8は、X2<Sx≦XMAXとYMIN≦SY≦Y1との条件を満たすか否かを判定する(S307のYES)。品目分類手段8は、その条件を満たした場合(S307のYES)には、製品iは分類3に属することになり、製品iを分類3に追加して(S308)、処理を終了する。また、品目分類手段8は、その条件を満たさない場合(S307のNO)には、S309の処理に進む。
次に、品目分類手段8は、X1<Sx≦X2とY2<SY≦YMAXとの条件を満たすか否かを判定する(S309)。品目分類手段8は、その条件を満たした場合(S309のYES)には、製品iは分類4に属することになり、製品iを分類4に追加して(S310)、処理を終了する。また、品目分類手段8は、その条件を満たさない場合(S309のNO)には、S311の処理に進む。
次に、品目分類手段8は、X1<Sx≦X2とY1<SY≦Y2との条件を満たすか否かを判定する(S311)。品目分類手段8は、その条件を満たした場合(S311のYES)には、製品iは分類5に属することになり、製品iを分類5に追加して(S312)、処理を終了する。また、品目分類手段8は、その条件を満たさない場合(S311のNO)には、S313の処理に進む。
次に、品目分類手段8は、X1<Sx≦X2とYMIN≦SY≦Y1との条件を満たすか否かを判定する(S313)。品目分類手段8は、その条件を満たした場合(S313のYES)には、製品iは分類6に属することになり、製品iを分類6に追加して(S314)、処理を終了する。また、品目分類手段8は、その条件を満たさない場合(S313のNO)には、S315の処理に進む。
次に、品目分類手段8は、XMIN≦Sx≦X1とY2<SY≦YMAXとの条件を満たすか否かを判定する(S315)。品目分類手段8は、その条件を満たした場合(S315のYES)には、製品iは分類7に属することになり、製品iを分類7に追加して(S316)、処理を終了する。また、品目分類手段8は、その条件を満たさない場合(S315のNO)には、S317の処理に進む。
次に、品目分類手段8は、XMIN≦Sx≦X1とY1<SY≦Y2との条件を満たすか否かを判定する(S317)。品目分類手段8は、その条件を満たした場合(S317のYES)には、製品iは分類8に属することになり、製品iを分類7に追加して(S318)、処理を終了する。また、品目分類手段8は、その条件を満たさない場合(S317のNO)には、製品iは分類9に属することになり、製品iを分類9に追加して(S319)、処理を終了する。
このように、品目分類基本情報記憶手段1に記憶されている製品すべてについて、品目分類を行い、図12のS201の処理を終了する。
したがって、ユーザは、品目分類支援システムが提供する機能で製品を複数の指標と複数の分割線を用いて、様々な角度で製品を容易にシステムによって分類し、また、その分類結果をシステムの評価機能によって容易に評価することができる。
[分割線の変形例1]
この変形例1は、折れ曲がった斜めの分割線とする場合である。
まず、図11のS102で、ユーザが、分割線設定手段4によって、製品を分類するための分割線を設定する処理に相当する処理を説明する。なお、ここでも、後述する各手段は、前記したシステムが有する各手段であり、後述する処理はスベテbシステムが処理を行うものである。
図14に示すように、製品分布図領域801には、製品分布図801Aが表示されている。この製品分布図801には、右下がりな分割線802,805が表示されている。分割線802は、Y軸最小値809のX軸上を移動可能なスライダ803と、X軸最小値810のY軸上を移動可能なスライダ803とを通る線分である。また、分割線805は、X軸最大値811のY軸に平行な直線上を移動可能なスライダ806と、Y軸最大値812のX軸に平行な直線上を移動可能なスライダ807とを通る線分である。
各分割線802,805は、それぞれスライダ803,804またはスライダ806,807をドラッグして移動することで、設定することができる。なお、右上がりな分割線としてもよい。
さらに、分割線802または分割線805の形状は、折れ曲がるように編集するようにしてもよい。この編集は、分割線編集手段5によって実行される。分割線編集手段5は、例えば、分割線805にカーソルが合わされ、右クリックにより頂点の編集が選択された後に、分割線805の変更したい個所が選択されると(左クリック)、該当箇所に頂点の編集808のキャラクタ(ここでは「頂点の編集」のコメント等)を表示させる。そして、分割線編集手段5は、ドラッグされることで、頂点の編集808の部分が頂点となるように分割線805を折れ曲がらせて編集することとなる。
ただし、この例では、頂点の編集808によって、編集された分割線802と分割線805は交差することはできないこととする。そのため、分割線編集手段5は、ユーザの編集操作を自動的に制御し交差操作を抑止するようにする。
このように、斜めに傾いた分割線により、システムが分類作業を行うことができ、また、頂点の編集により分割線を自由に折れ曲がらせることができる。そのため、分割線の形状を自由に変えて、分割線により囲まれる領域の形状をシステムが自由に設定することができる。そのため、ユーザは様々な分類をシステムにより行うことができるため、非常に便利である。
また、このように、頂点の編集が行われた場合に、品目分類/評価手段7は、製品分布図801上にある品目分類実行ボタン814がクリックされると、品目分類処理を実行し(S103)、品目分類結果の評価値を計算する。このとき、品目分類処理を実行する処理(図10のS201)について説明する。なお、ここでも、後述する各手段は、前記したシステムが有する各手段であり、後述する処理はシステムが処理を行うものである。
この処理では、品目分類設定手段2で設定した分類指標と分割線の情報とを用いて製品を分類する。分割線の情報は、分割線位置情報記憶手段6により品目分類結果/評価値記憶手段13から取得される。この場合、取得された分割線の情報は図15の分割線データを表すテーブル(その2)17Tである。
図15に示すように、分割線データを表すテーブル(その2)17Tは、分割線802と分割線805の位置情報であり、システムが有する品目分類結果/評価値記憶手段13に記憶されている。分割線802と分割線805とは、複数の線分で構成されているので、例えば、分割線番号17a、線分番号17b、頂点1X座標17c、頂点1Y座標17d、頂点2X座標17e、頂点2Y座標17fのように、線分と頂点とが指定できるようになっている。
分割線番号17aは、分割線802または分割線805を識別する番号である。線分番号17bは、分割線802,805を構成する線分を識別する番号である。ここで、線分とは、分割線802や分割線805を構成する直線を意味する。頂点1X座標17cと頂点1Y座標17dは、分割線番号17aと線分番号17bで指定される線分のひとつ目の頂点のX座標とY座標である。頂点2X座標17eと頂点2Y座標17fは、分割線番号17aと線分番号17bで指定される線分のもうひとつの頂点のX座標とY座標である。したがって、この場合の分割線は、少なくとも2本の線分を接続して構成することとなる。
次に、図16に示すフローチャートに従って、折れ曲がった分割線により品目の分類を行う品目分類処理について説明する。この品目分類処理は、図13に示すフローチャートに従って説明した品目分類処理に相当する処理である。ここでも、製品マスタデータを表すテーブル11Tの製品コード11aを示す製品iが、どの分類に属するかによって分類処理を行うものとする。なお、ここでも、後述する各手段は前記したシステムが有する各手段であり、後述する処理はシステムが処理を行うものである。
まず、品目分類手段8がすべての製品について行い、品目分類結果データを表すテーブル16Tを得て、品目分類結果/評価表示手段11に品目分類結果製品情報表709Aを表示する。
品目分類手段8は、分割線データを表すテーブル(その2)17Tの各データを用いて、分割線802の線分の方程式H1と分割線805の線分の方程式H2を求める(S401)。そして、品目分類手段8は、製品iについて、キャラクタ606製品位置情報の値を取得する。SxにX軸分類指標欄603の指標における製品iの値、SYにY軸分類指標欄604の指標における製品iの値を設定する(S402)。
次に、品目分類手段8は、座標(Sx,SY)が線分H1の下側の領域に存在するか否かを判定する(S403)。そして、品目分類手段8は、その領域に存在する場合(S403のYES)には、製品iを分類1に追加し(S404)、処理を終了する。また、品目分類手段8は、その領域に存在しない場合(S403のNO)には、S405の処理に進む。
次に、品目分類手段8は、座標(Sx,SY)が線分H1の上側の領域に存在し、かつ、線分H2の下側に存在するか否かを判定する(S405)。そして、品目分類手段8は、その領域に存在する場合(S405のYES)には、製品iを分類2に追加し(S406)、処理を終了する。また、品目分類手段8は、その領域に存在しない場合(S405のNO)には、製品iを分類3に追加し(S407)、処理を終了する。
[分割線の変形例2]
この変形例2は、ユーザがフリーハンドで描画する場合である。
図11のS102で、分割線設定手段4によって、製品を分類するための分割線を設定する処理に相当する処理について説明する。なお、ここでも、後述する各手段は、前記したシステムが有する各手段であり、後述する処理は全てシステムが処理を行うものである。
図17に示すように、製品分布図領域901には、製品分布表901Aと、フリーハンドボタン902と、品目分類実行ボタン907とが表示されている。製品分布表901Aは、前記製品分布表605A等と同様に、X軸904とY軸905とからなる二次元の直交座標として表している。また、製品位置情報にキャラクタ906が「×」印や「○」印で表示されている。また、分割線903が表示されている。
この分割線903は、フリーハンドボタン902が選択されているときに、製品分布図901A上で、任意の場所でドラッグを介して、カーソルを移動させたときにできる軌跡として表されるものである。そのため、ユーザはフリーハンドで分割線903を引くことができる。ここでは、分割線903は、始点と終点が一致するようにし、線が途中で交わるような描き方は、品目分類手段8による判定機能で実行できなくしている。また、分割線903は、他の分割線903を含んだり、逆に含まれたり、交わることはできないように、品目分類手段8による判定機能で制御されている。
これにより、ユーザの意思を反映した様々な分類をシステムが行えるので非常に便利である。
次に、図11のS103において、フリーハンドの分割線903の場合に、品目分類評価手段9が、品目分類結果の評価値を計算する処理の他の例について説明する。なお、ここでも、後述する各手段は、前記したシステムが有する各手段であり、後述する処理は全てシステムが処理を行うものである。
品目分類評価手段9は、製品分布図領域901上にある品目分類実行ボタン907がクリックされると、品目分類結果の評価値を計算する。
なお、この処理では、品目分類設定手段2で設定した分類指標と分割線の情報を用いて製品を分類する。分割線の情報は、分割線位置情報記憶手段6で品目分類結果/評価値記憶手段13から取得される。
この場合、各分割線903は、多角形となるため、図14を参照して説明した場合の分割線804,805と同様に、線分によって表すことができる。そのため、分割線903は、図15の分割線データを表すテーブル(その2)17Tによって表すことができる。但し、分割線903がM個の点で構成されている場合には、一つの分割線903に対して、分割線データを表すテーブル(その2)17Tには、M行のデータが品目分類結果/評価値記憶手段13に保存されることとなる。したがって、この場合の分割線も、少なくとも2本の線分を接続して構成することとなる。但し、この場合は、さらに、互いの線分同士を接続した形状が閉じている場合である。一方、変形例1の場合は、その形状が開いている場合と説明することができる。
次に、図18に示すフローチャートに従って、フリーハンドの分割線により品目の分類を行う品目分類処理について説明する。この品目分類処理は、図13に示すフローチャートに従って説明した品目分類処理に相当する処理である。ここでも、製品マスタデータを表すテーブル11Tの製品コード11aを示す製品iが、どの分類に属するかによって分類処理を行うものとする。品目分類手段8がすべての製品について行い、品目分類結果データを表すテーブル16Tを得て、品目分類結果/評価表示手段11に品目分類結果製品情報表709Aを表示する。なお、ここでも、後述する各手段は、前記したシステムが有する各手段であり、後述する処理は全てシステムが処理を行うものである。
まず、品目分類手段8は、分割線データを表すテーブル14T(その1)の代わりに品目分類結果/評価値記憶手段13に記憶される分割線データを表すテーブル(その2)17Tを用いて、多角形で構成される分割線j(j=1〜分割線の総数N)における多角形の線分方程式Hjを求める(S501)。品目分類手段8は、製品iについて、キャラクタ606の製品位置情報の値を取得する。そして、SxにX軸分類指標欄603の指標における製品iの値、SYにY軸分類指標欄604の指標における製品iの値を設定する(S502)。
次に、品目分類手段8は、インデックスjを初期化し1に設定し(S503)、座標(Sx,Sy)が方程式Hjの内側の領域に存在するか否かを判定する(S504)。そして、品目分類手段8は、座標(Sx,Sy)が方程式Hjの内側の領域に存在する場合(S504のYES)には、製品iを分類iに追加し(S505)、処理を終了する。また、品目分類手段8は、座標(Sx,Sy)が方程式Hjの内側の領域に存在しない場合(S504のNO)には、S506の処理に進む。
続いて、品目分類手段8は、インデックスjが分割線の総数Nより大きいかを判定する(S506)。そして、品目分類手段8は、インデックスjが分割線の総数Nより大きくない場合(S506のNO)には、インデックスjに1を追加して(S507)、S504の処理に戻る。また、品目分類手段8は、インデックスjが分割線の総数Nより大きい場合(S506のYES)には、S508の処理に進み、製品iを分類N+1に追加して(S508)、処理を終了する。
以上、説明したように、本実施形態の品目分類支援システムによれば、製品を複数の指標と複数の分割線とを用いて、製品を様々な角度で容易に分類することができる。また、製品を分類する場合に用いる分割線は、操作画面上で、ユーザが自由度を持って設定・編集を行うことができるため、ユーザにとって好ましい分類を容易に行うことができる。さらに、その分類評価も様々な角度で評価することができる。
また、演算装置には、品目分類設定手段(但し、分割線位置情報記憶手段6を除く)2(図1参照)と、品目分類/評価手段7(図1参照)と、品目分類決定手段10(図1参照)とが備えられている。なお、品目分類設定手段2(図1参照)を構成する各手段(分割線位置情報記憶手段6を除く)と、品目分類/評価手段7(図1参照)を構成する各手段と、品目分類決定手段10(図1参照)を構成する各手段とも、同様に、演算装置の一部をなすものである。また、記憶装置には、品目分類基本情報記憶手段1と、品目分類結果/評価値記憶手段13と、品目分類設定手段2に含まれる分割線位置情報記憶手段6とが備えられている。
また、本実施形態の品目分類支援システムは、多種多様な製品を取り扱っているメーカの生産管理部門や物流部門、流通業の製品管理部門等の部門で、グループ単位で適切な在庫管理方法を選択したい場合に、まず、製品をどのようにグループ化するか否かを検討するときに利用できる。
また、本実施形態の品目分類支援システムは、コンサルタント会社所属の在庫分析コンサルタントが、メーカの生産管理部門や物流部門、流通業の製品管理部門等を顧客として、在庫管理方法をコンサルティングする場合にも利用できる。
また、本実施形態では、直交するX軸とY軸とで決定される二次元の直交する指標座標空間を例にして説明したが、3個の指標を用いて、互いに直交する三軸により決定される三次元の指標座標空間として表すようにしてもよい。この場合、分割線は、分割面として表示されることとなる。そのため、分類を表す領域は、直方体として表すことができる。さらに、一つの指標を直線として表した一次元の指標座標としても構わない。
また、前記実施形態では、分割線の設定は、ドラッグ操作によって行う場合を説明したが、これに限らない。例えば、座標値を入力させて、点同士を結ぶ線分により設定するようにしてもよい。例えば、座標値(a,b)と座標値(c,d)とを結ぶ線分のように表してもよい。また、あらかじめ分割線を定義しておき、その分割線を選択させることにより、設定するようにしてもよい。例えば、縦分割線1,2…、横分割線1,2,3…、右下がり分割線1,2,3…のように表してもよい。
また、前記実施の形態では、「×」印や「○」印のキャラクタ60をマークとして指標座標空間上に示した場合を説明したが、キャラクタ60の代わりにアイコン等のマークを用いて示すようにしてもよい。なお、アイコンとしては、例えば、製品を象徴する図柄を用いることができる。
本発明の実施形態に係る品目分類支援システムのブロック図である。 図1の品目分類基本情報記憶手段に記憶される製品マスタデータを表すテーブルの一例を示した図である。 図1の品目分類基本情報記憶手段に記憶される在庫分析結果データを表すテーブルの一例を示した図である。 図1の品目分類基本情報記憶手段に記憶される在庫分析判定結果データを表すテーブルの一例を示した図である。 図1の分割線位置情報記憶手段で記憶される分割線データを表すテーブルの一例を示す構成図である。 図1の品目分類評価手段で出力される品目分類評価結果データを表すテーブルの一例を示す構成図である。 図1の品目分類手段で出力される品目分類結果データを表すテーブルの一例を示した図である。 図1の在庫管理品目分類支援システムのメインメニューの一例を示した図である。 図1の品目分類設定手段で分類指標や分割線を設定したり、品目分類決定手段で品目分類の結果を表示したりする画面の一例を示した図である。 図1の品目分類結果/評価表示手段で品目分類の結果やその評価値を表示する画面の一例を示した図である。 図1の在庫管理品目分類支援システムの全体の流れの一例を示したフローチャートである。 図1の品目分類/評価手段における処理の一例を示したフローチャートである。 図1の品目分類手段における処理の一例を示したフローチャートである。 図1の品目分類設定手段で分割線を設定・編集を行う画面の一例を示した図である。 図1の分割線位置情報記憶手段で記憶される分割線データを表すテーブルの一例を示す構成図である。 図1の品目分類手段における処理の一例を示したフローチャートである。 図1の品目分類設定手段で分割線を設定する画面の一例を示した図である。 図1の品目分類手段における処理の一例を示したフローチャートである。
符号の説明
1・・・品目分類基本情報記憶手段
2・・・品目分類設定手段
3・・・分類指標設定手段
4・・・分割線設定手段
5・・・分割線編集手段
6・・・分割線位置情報記憶手段
7・・・品目分類/評価手段
8・・・品目分類手段
10・・・品目分類決定手段
11・・・品目分類結果/評価表示手段(製品分布図表示手段)
12・・・製品判定指標切り替え手段
13・・・品目分類結果/評価値記憶手段
11T・・・製品マスタデータを表すテーブル
12T・・・在庫分析結果データを表すテーブル
13T・・・在庫分析判定結果データを表すテーブル
14T・・・分割線データを表すテーブル(その1)
15T・・・品目分類評価結果データを表すテーブル
16T・・・品目分類結果データを表すテーブル
17T・・・分割線データを表すテーブル(その2)
501・・・品目分類ウィンドウ
S1・・・・品目分類編集シート
S2・・・・品目分類表シート

Claims (2)

  1. 任意の指標に応じて製品の品目をグループ化し、分類することを支援する品目分類支援システムであって、
    前記システムは、入出力装置と記憶装置と演算装置とを有し、
    前記記憶装置には品目分類基本情報、判定結果、製品判定指標、分類指標および分割線の位置情報が記憶され、
    前記演算装置は、
    任意の指標を座標とする座標空間上に、製品の品目の指標値に対応する座標に前記製品判定指標に基づく品目ごとの前記判定結果に対応したマークをプロットして、任意の指標に対する製品の分布を示した製品分布図を表示する製品分布図表示手段と、
    前記製品分布図表示手段により表示された前記製品分布図上に、前記製品分布図を少なくとも2つの領域に分割する前記分割線を設定して表示させる分割線設定手段と、
    ポインティングデバイスのポインタをドラッグさせることで、前記分割線の位置および形状を編集する分割線編集手段と、
    前記分割線設定手段により設定され、又は前記分割線編集手段により編集された前記分割線により区分けされた領域ごとに、その領域に含まれる前記マークをグループ化して、品目を分類する品目分類手段と、
    品目を分類した分類結果の評価値を計算する品目分類評価手段と、
    前記品目分類手段により分類された前記分類結果と、前記品目分類評価手段により計算された前記評価値を前記入出力装置に表示する品目分類結果/評価表示手段と、
    を備えたことを特徴とする品目分類支援システム。
  2. 任意の指標に応じて製品の品目をグループ化し、分類することを支援する品目分類支援システムのコンピュータにより実行される品目分類支援プログラムであって、
    前記システムの前記コンピュータは、入出力装置と記憶装置と演算装置とを有し、
    前記記憶装置には品目分類基本情報、判定結果、製品判定指標、分類指標および分割線の位置情報が記憶され、
    前記演算装置に、
    任意の指標を座標とする座標空間を表示したコンピュータ画面上に、製品の品目の指標値に対応する座標に前記製品判定指標に基づく品目ごとの前記判定結果に対応したマークをプロットして、任意の指標に対する製品の分布を示した製品分布図を表示させるステップと、
    前記表示された前記製品分布図上に、前記製品分布図を少なくとも2つの領域に分割する前記分割線を設定して表示させるステップと、
    ポインティングデバイスのポインタをドラッグさせることで、前記分割線の位置および形状を編集するステップと、
    前記設定され、又は編集された前記分割線により区分けされた領域ごとに、その領域に含まれる前記マークをグループ化して、品目を分類するステップと、
    品目を分類した分類結果の評価値を計算するステップと、
    前記分類結果と、計算された前記評価値を前記入出力装置に表示するステップと、
    を順に実行させることを特徴とする品目分類支援プログラム。
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