JP4489211B2 - ディスプレイ支持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に机上等でディスプレイを移動自在に支持するディスプレイ支持装置に係わり、特に、ディスプレイを所定高さ位置まで安定移動し得るディスプレイ支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、主にパソコンやテレビ等のディスプレイとして、薄型の液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等が急速に普及しつつある。このような液晶ディスプレイはこれまでの主流だったCRT等に比べて薄型であるため、例えばオフィスや家庭における机上で使用しようとする場合においても広いスペースを占有することがなく、便利であった。
【0003】
このような液晶ディスプレイを有効に利用するために、例えば照明器具等に使用されるような多関節のアーム装置により、ディスプレイを任意方向に移動自在に、かつ任意の高さ位置まで安定的に移動させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この種のアーム装置にあっては、関節部における回転軸の近傍に摩擦力を与え、関節部における摺接移動によって生じる摩擦熱によってエネルギーを吸収し、アームの回動を規制し、急激な落下を防止する手段が一般的である。この場合、回動軸近傍に力を与えるため、ディスプレイの移動を効果的に規制するには、単一面積当たりに与える抗力を大きくしなければならず、そのため、ディスプレイの移動時において摩擦音が発生することがあるばかりか、ディスプレイが安定して動かなくなるといった問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、より効果的な摩擦抵抗を利用して、ディスプレイを任意の高さに確実に安定移動出来るディスプレイ支持装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のディスプレイ支持装置は、一端に固定基部、他端にディスプレイが設けられたアームによりディスプレイを移動自在に支持するディスプレイ支持装置であって、
前記アームの一部が、2つのリンク部材からなる平行リンクにより構成され、前記ディスプレイの少なくとも上下移動が、前記平行リンクの回動により行われるようになっており、前記2つのリンク部材の互いの相対平行移動が、摩擦部材を介して規制され、前記摩擦部材が、前記いずれか一方のリンク部材に対して長手方向に摺動可能に摺接する面板からなり、かつ、この面板の一部が、他方のリンク部材に対して垂直方向に移動可能に支持されていることを特徴としている。
この特徴によれば、アームの回動に伴い、互いのリンク部材同士の相対移動、すなわち平行リンクの回転に伴いリンク部材同士が正逆方向に互いに移動するため、単一面積当たりに与える抗力が例えば半分まで小さくても、平行リンクの回動を簡単な構造で従来と同様に規制出来、ディスプレイの移動時における摩擦音が生じにくくなるばかりか、安定してディスプレイを移動させることが出来る。
【0007】
本発明のディスプレイ支持装置は、前記摩擦部材と前記少なくともいずれか一方のリンク部材との抗力が、抗力調整手段を介して調整可能になっていることが好ましい。
このようにすれば、支持するディスプレイの重量変更に対応して、ディスプレイを安定して支持することが可能となる。
【0009】
本発明のディスプレイ支持装置は、前記抗力調整手段が、前記摩擦部材と前記リンク部材とを狭持するボルト・ナットであり、前記ボルトを軸周りに回動操作する把手部材が、前記平行リンクの外部に設けられていることが好ましい。
このようにすれば、平行リンクを、手動で外部から簡単に固定出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、まず図1には、液晶のディスプレイ1が、机の天板2上に取り付けられたディスプレイ支持装置としてのアーム装置3に支持されている状態が示されている。4はディスプレイ1をアーム装置3の先端に取り付けるための取付板、5はディスプレイ1の左右側に突出された把手部(図5参照)をそれぞれ示しており、使用者は把手部5を掴んだ状態でディスプレイ1を天板2上の任意の位置に移動し、固定することが出来るようになっている。
【0012】
アーム装置3は、図1〜図3に示されるように、ディスプレイ側の第1垂直軸7と、この反対側の第2垂直軸8とに、前後両端がそれぞれ水平軸9a〜9ディスプレイにより上下方向に回動自在に軸着された第1リンク10と第2リンク11とで平行リンクを構成する第1アーム12と、第1垂直軸7に一端が左右方向に水平回動可能に軸着され、他端に取付板4が取り付けられた第2アーム13と、第2垂直軸8の下部を軸心周りに回動自在に支持するとともに、下部に天板2に対して着脱自在とするブラケット14を有する固定基部15とから構成されている。なお、アーム装置3の天板2への取付けはブラケット14以外の種々の方法により取付可能である。
【0013】
第1リンク10は、長手方向に対して垂直な断面が下向き略コ字形をなす板部材により構成されており(図6参照)、この第1リンク10の左右側板10aの前後には、水平軸9a、9bの挿通孔が形成されている。第2リンク11は、前後位置にそれぞれ水平軸9c、9ディスプレイの挿通孔が形成された2枚の側板11aからなり、側板11aはそれぞれ第1リンク10の側板10aの内側に位置するように設けられている。
【0014】
これら2枚の側板11aの内面には、図6に示されるように、左右の垂直板33aと、水平板33bと、垂直板33aの下端縁と水平板33bの左右端縁とを連設する傾斜板33cとから構成される区画板33の垂直板33aの外面が固着されており、左右の側板11aが区画板33により連結されている。この区画板33は、後述するコイルバネの外周面に沿うように第1アーム12の長手方向に設けられており、この区画板33と、下向きに開口する第1リンク10と、側板11aとにより、第1アーム12内に空間部Sが形成されている。
【0015】
空間部S内には、図1、図4、図6に示されるように、一端が水平軸9cに係止され、他端が後述する付勢力調整機構34(図7参照)を介して水平軸9bに係止されている略円筒形をなすコイルバネ35が収納されている。コイルバネ35は引っ張りバネであり、第1アーム12の下方への回動に伴い伸長する。
【0016】
第2リンク11の左右側板11aの下端は、図6に示されるようにそれぞれ区画板33の垂直板33aと傾斜板33cとの連設部よりも下方に垂下されており、それぞれの側板11aの下部には、係合孔36が長手方向の複数箇所に形成されている。37は、長手方向に対して垂直な断面が上向き略コ字形をなす合成樹脂製のカバー部材であり、側板の上部外側に形成された係止部38を係合孔36に対して係脱させることにより、第2リンク11の下方に着脱自在に取付け出来るようになっている。
【0017】
このカバー部材37が第2リンク11の下方に取り付けられることにより、図6に示されるように区画板33の下方における左右側に、すなわち傾斜板33cの外側に第2リンク11の長手方向に延びる電源コードやケーブル類の配線収納空間39が形成される。
【0018】
この配線収納空間39は、カバー部材37の底面が区画板33に近接するように取り付けられても、コイルバネ35の周面に沿うように設けられる傾斜板33cにより確実に確保される。よって、カバー部材37を下方に大きく張り出して第1アーム12全体に上下の厚みを形成することなく、複数本の電源コードやケーブル類をコンパクトに収納することが出来る。
【0019】
第2垂直軸8は、図2に示されるように、上下が開口する筒状部材8aと、この筒状部材8a内の略中心部に、取付板40介して取り付けられる筒状部材41とから構成されており、筒状部材8aの上部には、第1リンク10及び第2リンク11を支持する水平軸9b、9ディスプレイの挿通孔が形成された支持板8bが固着されている。この筒状部材41の直径は筒状部材8aの直径よりも小径であり、筒状部材41の外周面と筒状部材8aの内面との間に、電源ケーブルやケーブル類挿通用の周状の配線収納空間46が形成されている。この筒状部材41内に、ブラケット14の上板14a上に立設された支持棒42を挿通し、支持棒42の上端面と筒状部材41の蓋板下面とが摺接された状態で、筒状部材41が支持棒42の軸心周りに回動自在に支持される。
【0020】
ブラケット14の上板14a上には、図3に示されるように、上面に支持棒42を中心とする同心円弧状に形成された溝部44が形成された支持部材43が固設されている。この溝部44内には、筒状部材41の支持棒42への挿通時において、筒状部材41の外周面所定箇所に固着された棒材45の下端が挿通されるようになっている。本実施例における溝部44は半円弧形状に形成されており、棒材45により第2垂直軸8の回転角度が約180度に規制されている。
【0021】
支持部材43後部の円弧の一部は直線状に切り欠かれており、筒状部材8aの下部に、筒状部材8a内の配線収納空間46内を挿通する電源コードやケーブル類を外部に延出するための開口が確保されている。また、この配線収納空間46の上部も開口され、第2リンク11のカバー部材37により形成される配線収納空間39に連通している。
【0022】
第2リンク11を構成する左右の側板11aの前方における上部所定箇所には、図1及び図5、図6に示されるように、それぞれ内向きに屈曲される先端に係止溝48を有する側面視L字形の係止片47が形成されている。また、上板10bの下面10cには、係止溝48に両端縁が係止される垂直片51と、上面が上板10bの下面10cに摺接する摺接板52とから側面視L字形に形成される摩擦部材としての摺接部材53が、上板10bの前方所定箇所に形成される挿通孔50、及び摺接板52に形成される長溝54内を挿通する調整ボルト49と、この他端に螺入され、かつ、摺接板52の裏面に設けられる押圧板56に固着され、調整ボルト49の軸周りの回動に伴う回転が規制されたナット55との締め付けにより保持されている。これら調整ボルト49及びナット55とにより、摺接部材53と上板10bとの抗力調整手段を構成している。
【0023】
図3に示されるように、第1アーム12が上下動すると、第2リンク11に設けられた係止片47は第1リンク10に対して前後方向に相対移動する。この移動に伴い、摺接部材53の摺接板52が、長溝54を介して調整ボルト49に案内されながら下面10cに摺接した状態で長手方向に摺動するようになっている。
【0024】
コイルバネ35の付勢力調整機構34は、図7に示されるように、フック部57aを介して水平軸9bに係止されたフック片57に、軸心周りに回転自在に挿通されるボルト58と、コイルバネ35の一端を係止する係止板59に一体化され、ボルト58に螺入するナット60とからなる。
【0025】
支持板8bの上部には、支持板8の後方開口を開閉自在とする蓋部材62が、水平方向を向く軸部材61を介して上下方向に回動自在に枢支されており、蓋部材62を開放することで、六角レンチ63の先端をボルト58の頭部58aに形成された六角形状の孔(図示略)内に嵌挿出来るようになっている。すなわち、コイルバネ35の付勢力の調整を行うには、頭部58aの孔内に六角レンチ63を嵌挿し、ボルト58を軸心周りに正逆回転させればよい。
【0026】
図1に戻って、第2アーム13の一端は、第1垂直軸7上部に水平方向に回動自在に軸着されている。第2アーム13の他端には水平方向を向く水平軸21が取り付けられており、この水平軸21が取付板4の裏面に、軸心周りに回転自在に保持されているため、図1中実線と2点鎖線で示されるように、ディスプレイ1を前後方向に傾けることが出来るようになっている。
【0027】
パイプ状のフレームからなる把手部5は、ディスプレイ1の左右端部にそれぞれ突設されており、ディスプレイ1の利用者はそれぞれの把手部5を把持した状態でディスプレイ1を任意の方向に移動出来るようになっている。
【0028】
次にこのように構成された本発明実施例としてのアーム装置3の作用を、以下図面に基づいて説明する。停止状態にあるディスプレイ1の上下方向の移動は、図3に示されるように第1アーム12の上下回動により行われる。この時、第1、第2リンク10、11からなる平行リンク機構により、第1垂直軸7は垂直状態が保持された状態で上下移動されるので、ディスプレイ1は上下方向の向きを変えることなく上下移動される。よって、使用者はディスプレイ1の手前からディスプレイ1の画面部(図示略)を見ながら上下位置を容易に調整することが出来る。なお、ディスプレイ1の上下向きの微妙な調整は、水平軸21を中心にディスプレイ1を回動させることにより行うことが出来る。
【0029】
第1アーム12内に設けられたコイルバネ35は、第1アーム12の上方向への回動時において収縮されて第1アーム12を上方に付勢するため、アーム装置3の先端にディスプレイ1等の重量物を支持する場合にあっても、小さい力でディスプレイ1を上方向へ容易に移動出来るとともに、コイルバネ35が第1アーム12の下方向への回動時において伸長することで、ディスプレイ1の急激な落下等が防止されるようになっている。
【0030】
ディスプレイ1を左右方向に移動させる場合、第1、第2垂直軸7、8のいずれかを中心に第1、第2アーム12、13を介してディスプレイ1を回動させればよい。本実施例においてこれら第1、第2垂直軸7、8の回動固定手段等は特に図示されていないが、適宜摩擦抵抗を有する摩擦部材等をアームと垂直軸間にかませることで適量な固定感を得ることが出来る。
【0031】
また、アーム装置3の先端に支持されたディスプレイ1から延出され、本体側に接続すべく電源コードやケーブル類は、図1に示されるように、カバー部材37と区画板33との間に形成される配線収納空間39内から第2垂直軸8の配線収納空間46の上部から下部へ挿通させた後、下方に延出させることが出来るため、外部に露呈してアーム装置3の移動の邪魔になったり、外部に露呈して外観が損なわれること等がない。
【0032】
カバー部材37と区画板33との間に形成される配線収納空間39は、区画板33の傾斜板33cの外側面にそれぞれ形成されるため、複数本の電源コードやケーブル類を、第1アーム12の上下に厚みを形成することなく、コンパクトに収納することが出来る。
【0033】
また、区画板33により、配線収納空間39内の電源コードやケーブル類が第1アーム12の移動に伴い伸縮するコイルバネ35に挟まれたり、空間部S内で振れ動くコイルバネ35に押し潰されたりする等の干渉を受けることがない。
【0034】
さらに、第2垂直軸8内を挿通する電源コードやケーブル類は、大径の筒状部材8aと、支持棒42に嵌挿される小径の筒状部材41との間に形成される配線収納空間46内に挿通されるため、第2垂直軸8の回転により捩れて断線することがない。
【0035】
第1アーム12の上下回動時において、特に図3、図5に示されるように、摺接部材53と第1リンク10とが互いに長手方向の逆方向に相対移動するため、摺接板52の上板10bの下面10cとの摺接により摩擦抵抗が生じる。この摩擦抵抗により、第1アーム12の下方向への回動速度が抑制され、ディスプレイ1の急速な落下が防止される。
【0036】
本実施例にあっては、上記のように互いに長手方向の逆方向に相対移動する摺接部材53と上板10bとを、調整ボルト49とこれに螺合するナット55の締め付けにより狭持するため、小さな抗力で、第1アーム12の平行移動を確実に規制することが出来る。よって、摩擦音が生じにくくなるばかりか、ディスプレイ1を所望の高さ位置まで安定して移動できる。
【0037】
また、調整ボルト49を軸周りに正逆回転させれば、摺接部材53と第1リンク10の上板10cとに与える抗力を容易に調整することが出来るため、アーム装置3にて支持するディスプレイ1の変更によるディスプレイ1の重量の変化に対応して、ディスプレイ1を安定して支持することが出来る。
【0038】
また、付勢力調整機構34を構成するボルト58を六角レンチ63等の適宜工具にて回動させることで、コイルバネ35を適宜伸縮させ、コイルバネ35の引っ張り力を調整することが出来るので、アーム装置3にて支持するディスプレイ1の変更によるディスプレイ1の重量の変化に対応してディスプレイ1を安定して支持することが出来る。また、長期の仕様により撓みが生じた場合にあってもコイルバネ35の付勢力の調整を容易に行える。
【0039】
本実施例においては、第1アーム12がほぼ水平状態にある時にのみ、付勢力調整機構33を構成するボルト58の頭部58aが後方を向き、第2垂直軸8の後方の開口から六角レンチ63を差し込めるようになっている。すなわち、アームに最大のモーメントがかかっている状態において付勢力の調整が可能となるので、調整後におけるディスプレイ1の落下が確実に防止され、調整時における安全性が高まる。
【0040】
図8には、抗力調整手段としての調整ボルト49の変形例が示されている。このように、調整ボルト49の上端部に、大径の把手部材64を設ければ、付与する抗力の調整を工具等を用いることなく、外部から手動で容易に操作出来る。また、把手部材64が第1アーム12におけるディスプレイ1寄りに設けられているので、使用者はディスプレイ1を任意の高さ位置に支持した状態で把手部材64を容易に操作し、ディスプレイ1の任意の高さ位置で容易に固定することが出来る。
【0041】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0042】
例えば、上記実施例において、摺接部材53は上板10bにおけるディスプレイ1側に設けられていたが、この配設位置は特に限定されるものではなく、固定基部15側に設けられていてもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0044】
(a)請求項1項の発明によれば、アームの回動に伴い、互いのリンク部材同士の相対移動、すなわち平行リンクの回転に伴いリンク部材同士が正逆方向に互いに移動するため、単一面積当たりに与える抗力が例えば半分まで小さくても、平行リンクの回動を簡単な構造で従来と同様に規制出来、ディスプレイの移動時における摩擦音が生じにくくなるばかりか、安定してディスプレイを移動させることが出来る。
【0045】
(b)請求項2項の発明によれば、支持するディスプレイの重量変更に対応して、ディスプレイを安定して支持することが可能となる。
【0046】
(c)請求項3項の発明によれば、平行リンクを、手動で外部から簡単に固定出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としてのディスプレイ支持装置の使用状態を示す側面図である。
【図2】図1のディスプレイ支持装置の内部構造を示す一部破断側面図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】図1ののディスプレイ支持装置の使用状態を示す側面図である。
【図5】図1のディスプレイ支持装置の内部構造を示す一部破断平面図である。
【図6】図1のA−A断面図である。
【図7】付勢力調整機構を示す要部拡大断面図である。
【図8】抗力調整手段としてのボルトの変形例が示されている。
【符号の説明】
1 ディスプレイ
2 天板
3 アーム装置
4 取付板
5 把手部
7 第1垂直軸
8 第2垂直軸
8a 筒状部材
8b 支持板
9a〜9d 水平軸
10 第1リンク(リンク部材)
10a 側板
10b 上板
10c 下面
11 第2リンク(リンク部材)
11a 側板
12 第1アーム(平行リンク)
13 第2アーム
14 ブラケット
14a 上板
15 固定基部
21 水平軸
33 区画板
33a 垂直板
33b 水平板
33c 傾斜板
34 付勢力調整機構
35 コイルバネ
36 係合孔
37 カバー部材
38 係止部
39 配線収納空間
40 取付板
41 筒状部材
42 支持棒
43 支持部材
44 溝部
45 棒材
46 配線収納空間
47 係止片
48 係止溝
49 調整ボルト(抗力調整手段)
50 挿通孔
51 垂直片
52 摺接板(面板)
53 摺接部材(摩擦部材)
54 長溝
55 ナット(抗力調整手段)
56 押圧板
57 フック片
57a フック部
58 ボルト
58a 頭部
59 係止板
60 ナット
61 軸部材
62 蓋部材
63 六角レンチ
64 把手部材
S 空間部

Claims (3)

  1. 一端に固定基部、他端にディスプレイが設けられたアームによりディスプレイを移動自在に支持するディスプレイ支持装置であって、
    前記アームの一部が、2つのリンク部材からなる平行リンクにより構成され、前記ディスプレイの少なくとも上下移動が、前記平行リンクの回動により行われるようになっており、前記2つのリンク部材の互いの相対平行移動が、摩擦部材を介して規制され、前記摩擦部材が、前記いずれか一方のリンク部材に対して長手方向に摺動可能に摺接する面板からなり、かつ、この面板の一部が、他方のリンク部材に対して垂直方向に移動可能に支持されていることを特徴とするディスプレイ支持装置。
  2. 前記摩擦部材と前記少なくともいずれか一方のリンク部材との抗力が、抗力調整手段を介して調整可能になっている請求項1に記載のディスプレイ支持装置。
  3. 前記抗力調整手段が、前記摩擦部材と前記リンク部材とを狭持するボルト・ナットであり、前記ボルトを軸周りに回動操作する把手部材が、前記平行リンクの外部に設けられている請求項に記載のディスプレイ支持装置。
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