JP4487728B2 - Container detection device in rice washing apparatus - Google Patents
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Description
この発明は、貯米手段、米の計量手段、洗米手段、制御手段を有する洗米装置において、洗米タンクへ所定量の米を入れて洗米処理し、下方に待機する容器に投下する際、この容器の有無を検出して投下の可否等を判定するための容器検出装置に関する。 This invention is a rice washing apparatus having a rice storage means, a rice weighing means, a rice washing means, and a control means. When a predetermined amount of rice is put into a rice washing tank, the rice is washed and dropped into a container waiting on the lower side. The present invention relates to a container detection device for detecting the presence or absence of a drop and determining whether or not it can be dropped.
貯米手段、米の計量手段、洗米手段、制御手段を有する洗米装置において、洗米タンクへ所定量の米を入れて洗米処理し、下方に待機する容器に投下する際、この容器の有無を検出して投下の可否等を判定するため、従来は、釜の上面に作用するアクチュエータを備えた釜蓋検出センサを構成している(特許文献1)。
ところが、上記の公知例では、容器の上面に作用する構成であるから、容器の高さが異なる場合には、感知できないこととなり、あるいはそのアクチュエータ自体が邪魔となって架台に容器を載置できず、改善が求められている。 However, in the above-described known example, since the structure acts on the upper surface of the container, it cannot be detected when the height of the container is different, or the container itself can be placed on the gantry because the actuator itself becomes an obstacle. There is a need for improvement.
また、容器の底面に接触して容器の存否を判定する手段も講じられるが、直接容器と接するアクチュエータに連動するスイッチ本体も容器を載せる架台部に配置構成する必要があり、汚損や接触事故によるスイッチ不良に陥り易い。 In addition, a means to determine the presence or absence of the container by contacting the bottom surface of the container is also taken, but it is necessary to arrange the switch body linked to the actuator directly in contact with the container on the gantry part on which the container is placed. Easy to fall into a switch failure.
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、計量手段から所定計量の米の供給を受けて洗米する洗米タンク(5)を設け、洗米タンク(5)の下部には排水管(63a,63b)を取り付けたジャケット部(32)を接続し、洗米タンク(5)の下方には、径の小さいバケツ(6a)又は径が大きくかつ鍔状張り出し部(6c)を上部に形成する炊飯内釜(6b)を載置可能にすると共に前後に出し入れ自在の架台(9)を設け、洗米タンク(5)の後方には、架台(9)に載置したバケツ(6a)又は炊飯内釜(6b)を検知するスイッチ部材(84)を設け、該スイッチ部材(84)は、洗米タンク(5)を支持する左右支柱(1b,1b)を連結する横桟(1c)の左右の中央部に設け、このスイッチ部材(84)から垂下状に設けられ下方を前方に向けたアクチュエータ(88)を常時は一定位置にばね(89)で付勢して設け、前方に引き出してバケツ(6a)又は炊飯内釜(6b)を載置した架台(9)を後方に押し込むと、バケツ(6a)又は炊飯内釜(6b)がアクチュエータ(88)に作用し、アクチュエータ(88)は前記ばね(89)に抗して回動支点(P)回りに後方に回動することによってスイッチ部材(84)をオンまたはオフに切り換える構成とし、該回動支点(P)をジャケット部(32)に略沿う高さ位置に構成し、アクチュエータ(88)は弾性線材で構成し、取付け箇所から垂下する垂下部分(88a)と、該垂下部分(88a)から折り曲げて前方に向かう中間部分(88b)と、下方に向けて折り曲げられて延長する先端部分(88c)とからなる構成とした洗米装置における容器検出装置の構成とする。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
請求項2に記載の発明は、先端部分(88c)をT字状に形成したことを特徴とする請求項1記載の洗米装置における容器検出装置の構成とする。
The invention according to
請求項1に記載の発明によると、アクチュエータ88のうち、先端部分88cでバケツ6a又は炊飯内釜6bの後面に接触し、中間部分88bや垂下部分88aが後方にやや退避動してスイッチ部材84を切り換える。容器の直径が大小に異なっても、アクチュエータの形状を後方側から前方に延長させ架台に近い低い位置を接触位置とし、スイッチ手段位置を比較的高い位置に配置させると、アクチュエータの先端側作動範囲に対してスイッチ手段側の作動量を比較的少なくできて、スイッチ作動側範囲を大きく確保せずとも径の大小異なる容器に対応させることが可能である。つまり容器検出手段のアクチュエータは大きさの異なる容器に対して良好にその後端に接触し得るものでありながら、スイッチ部材は高い位置に配置できるため、先端部分の後退動が大きくともスイッチ部材付近での揺動角度は小さく、スイッチ部材の作動は容器の大小に関わらず小さい範囲の作動で済むため作動不良が少ない。
According to the first aspect of the present invention, the
また、径の異なるバケツや炊飯内釜を容器とする場合に、バケツに接触させる場合は先端部分が下方に向けて形成されるため、径が小さくとも届き易く、また径の大きい炊飯内釜においてもその上部に形成される鍔状張り出し部への接触を、垂下部分88aから中間部分への屈曲部で回避しながら釜の後方に接触して退避動でき、その際後端部となる垂下部分から中間部分への上記屈曲部が支柱後方にはみ出さない形状に形成でき、後部他物との不測の接触による破損の恐れもなく良好に検出動作を行うことができる。 Also, when buckets with different diameters or cooking pots are used as containers, the tip part is formed facing downward when contacting the bucket, so it is easy to reach even if the diameter is small. In addition, it is possible to retreat by contacting the rear of the hook while avoiding contact with the hook-shaped projecting portion formed on the upper portion thereof by a bent portion from the hanging portion 88a to the intermediate portion, and at this time, the hanging portion serving as a rear end portion The bent portion from the intermediate portion to the intermediate portion can be formed in a shape that does not protrude to the rear of the column, and the detection operation can be satisfactorily performed without fear of damage due to unexpected contact with the rear portion.
また、請求項2記載の発明においては、先端にT字部を構成して幅方向に多少の位置ずれが生じても良好に検出しうる。
Further, in the invention according to
洗米タンクの下方に容器架台を前後に引出し自在に構成し、スイッチ手段はジャケット後方に配置すると共に、アクチュエータは垂下部分、中間部分及び先端部分が折曲状態に前方下方へ延長して、径の異なる容器の後方側に良好に接触しうる。 The container frame is constructed so that it can be pulled back and forth under the rice washing tank, and the switch means is arranged at the rear of the jacket. Good contact with the rear side of different containers.
以下、この発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
大量の米飯を供給する食堂等において使用される洗米炊飯装置の正面図を図1に、その側面図を図2に、また側面断面図を図3に示す。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
A front view of a rice-washing rice cooker used in a canteen or the like for supplying a large amount of cooked rice is shown in FIG. 1, a side view thereof is shown in FIG. 2, and a side sectional view thereof is shown in FIG.
コ型又は角筒材を縦横に枠組みする支持部材1は、下部にキャスタを備えた長方形状の台枠1aと、所定幅及び所定高さの左右支柱1b,1bと、左右支柱1b,1b間に支架した複数の横桟1c,1c…により構成されている。この支持部材1には貯米タンクや洗米タンクなどを支持する構成である。
A
上記支持部材1には各機材を装着すべく平板状の仕切り部材3を設け、その上部に貯米タンク4を設け、この貯米タンク4の下方には洗米タンク5を設け、洗米タンク5の下方には、引き出し式の架台9を備え適宜の容器6を配置できる構成である。
The
貯米タンク4は、断面方形状の上部の主タンク4aと、下部の漏斗状ホッパ部4bとからなり、このホッパ部4bの下端部に計量ドラムケース10が取り付けられている。該計量ドラムケース10内には、円筒状で切欠き部11を形成したドラム部11aと、前後の側壁部12a,12bとからなる計量ドラム13を設け、該前後の側壁部12a,12bを貫通すべく横軸14によって回転自在にドラムケース10に支持している。またこの軸14を直接連動すべくドラムケース10の後面側にモータ15を装着し、貯米タンク4から切欠き部11を介して計量ドラム13に一定量ずつ流下した米が充填され、回転によって切欠き部11位置が下方に反転してドラムケース10に形成した排出口16に至ると計量ドラム13から流下排出される構成である。
The
前記仕切り部材3には排出口16に対応する開口17を備え、上記計量ドラム13を所定回転数だけ回転させることで、所定量の米を貯米タンク4から洗米タンク5に繰り出すよう構成されている。又、その繰り出し回数をカウントする回転センサ(図示せず)の検出によって所定量を供給できる構成としている。
The
上記ドラムケース10と漏斗状ホッパ4bとは、一体的に構成され、上部の主タンク4aを取り外した後、このホッパ4bとドラムケース10との一体物は、仕切り部材3から外すことができるよう構成される。即ち、後方側は仕切り部材3に形成したフック状部18にドラムケース10の係合凸状部19を係脱可能に係合部20を設け、前方側にはこれら仕切り部材3とドラムケース10との間に螺子で着脱固定自在の着脱係合ステー21を設け、螺子22を緩めてステー21を螺子部中心に回動することにより、ドラムケース10との係合を解く構成である。ドラムケース10はその下端縁が仕切り部材3の長方形状の開口に嵌合すべく形成されるが、上記の係合ステー21の係合を外してその側を上方にやや持ち上げて上記下端縁の仕切り部材3からの嵌合を解き、前方から手前方向斜めに引き抜くことによって後方側の下端縁の嵌合を解きつつ係合部20の係合から解放できる。
The
前記貯米タンク2及び計量部は、外方をカバー部材23で覆う構成で、左右側壁及び後側壁は適宜前記仕切り部材3等に固定して設けられ、前側壁23aは例えば正面視右側部を支点として開閉可能な扉形態に構成される。従って、前記貯米タンク2やドラムケース10の点検着脱はこの前側壁23aを解放した状態で行える。なお、24は上方から着脱自在に施蓋する方形の覆板である。
The
25は、漏斗状ホッパ部4bの一側(図例では前側)に設けた排米用の排出シャッタで、起立姿勢で排米を遮断し、軸支部回りに回動することによって傾斜案内シュート状になり内部の米を排出できる構成としている。
25 is a discharge shutter for draining rice provided on one side (front side in the illustrated example) of the funnel-
55は前記電動モータ15と連繋して排出口16を開閉動するシャッタで、モータ15の回転をリンク機構56,57を介してシャッタ支軸58部に連結しドラム開口部が排出口16に一致するときシャッタ55開状態となるよう連動構成している。このため、常時はシャッタ55は閉じ姿勢にあり、洗米タンク3における洗米途中での拡散水の飛散を防いで計量ドラム13内の水の浸入を防止している(図9)。
A
図9は計量ドラム13部の断面図を示し、漏斗状の下部ホッパ4bとドラムケース10との間に米を傾斜案内するガスケット26a,26bを斜設し、計量ドラム13外周とドラムケース10内周との間隔を米の浸入によってもこれを圧砕しない程度の隙間t(例えば約1mm)を有する構成とし、さらに、この隙間tに上部側から米が浸入しても、該浸入米が外部に退避できるように、上記ガスケットのうち、計量ドラム10回転上手側のガスケット26a支持構成を、ドラムケース10延長部10aに対するボルト27及びナット28による固定とするが、さらにナット29を当該延長部10aとガスケット26a保持金具との間に介在する。もってこのナット29による周辺部から米が退避しうる空間が形成でき、不測に米が計量ドラム13とドラムケース10との間隔に浸入しても計量ドラム13の回転に伴い容易に脱出できる。
FIG. 9 shows a cross-sectional view of the
前記計量ドラム13はモータ15によって一定方向イに回転、停止を繰り返すが、計量ドラム13の停止位置は図9の実線にて示す位置としている。即ち、漏斗状ホッパ4bの側壁に加振手段(図例では後記空気供給用のポンプ66としている)を回転後方側ガスケット26bの存在側近傍の傾斜壁に装着して内部の米流動の促進を図る構成とし、併せて計量ドラム13はその開口端縁が当該加振側ガスケット26bの回転後位にて停止し、他方の開口端縁は非加振側ガスケット26aの前位にて停止するようになして、上記加振手段の振動によって入り込もうとする米を計量ドラム13をもって遮蔽する一方、非加振側では自然に計量ドラム13内に米を送り込むことにより供給量の精度を安定できる。
The
洗米タンク5は、図3に示すように、天井部に上記ドラムケース10から供給される米を案内する受け筒部31を備え、中間部に円筒状の胴部と、下部にホッパ状部を持つ構成である、洗米タンク3のホッパ状部の下方にジャケット部32を接続し、ホッパ状部とジャケット部32との境界部に米粒を漏下させない程度の開口を持つ網状体からなるフィルタ33を設けている。
As shown in FIG. 3, the
洗米タンク5の中心部には鉛直方向の回転軸34を設け、この回転軸34には棒状体を逆L型に折り曲げ成形した複数の攪拌棒35,35…を、これらの上側端部を軸34に溶接等によって取り付ける。回転軸34は洗米モータ36によりベベルギヤ機構37を介して回転され、回転によってタンク内の米と水とを撹拌すべく構成する。
A vertical
上記回転軸34は中空軸であり、内側の軸38は外側の中空軸34の内部に上下摺動自在に遊嵌されていて、下方に延出するこの軸38の下端に着脱自在に円錐形状の投下弁39を設ける。該軸38の上端を投下弁駆動用モータ40で駆動するカム41、投下アーム90等の連動機構により上下動させて、投下弁39の開閉制御がなされる構成である。投下弁39が開くと、洗米タンク5内の米は下方に待機する容器6中に落下するよう構成する。
The rotating
上記投下弁39は、上記の軸38に下方側から嵌合装着する構成である。すなわち、円錐状の弁体39aの中央に軸案内部39bを形成し、軸38側には先端側38aを断面小判型に形成すると共に異径部38bを形成し、弁体39a側に固着したプレート39cに小判型開口を形成して、上記軸38側の小判型先端38aが所定の位相角度ではプレート39cの小判型開口に抜き差し自在で所定に挿通して位相角度を変更すると抜けない構成である。弁体39aの側に適宜に固定した左右一対の取付スプリング39dは上記異径部38bを挟持すべく作用して不測の軸の回転を防止して弁体39aの下方への抜け止めを行う構成である。ところで、弁体39aの軸38に対する装着方向は一定であるにもかかわらず、弁体39a側には軸案内部39bの装着孔39eのほか、弁体39a加工上で対抗側にも開口39fが形成されるため、逆組付けの恐れがある。このため図10,11に示すように、非装着側には逆付け防止プレート39gを装着し開口39fを塞いで当該側からの誤組付けを防止している。逆付け防止プレート39gには全く開口のない場合(図10)と、軸38を嵌合できない程度の開口39hとする場合がある(図11)。
The
42は、洗米タンク5の正面側において、上部の円筒状部からこれに続く円錐状部に亘って開口した点検窓43を覆う点検蓋で、左右の一側と上記円錐状部との間にヒンジ44を設け、他方には所謂パッチン錠形態の固着具45をもって点検蓋42は施蓋状態に維持される。従って、ヒンジ44の開閉支持軸芯ハは、上記円錐状部に沿う傾斜方向となって、開蓋状態では不測に施蓋状に自然復帰せず、常時開蓋姿勢を維持して、点検作業に支障を来たさない。なお、このヒンジ44部に、弾性付勢力による位置規制手段を構成すると、施蓋位置や開蓋位置で固定維持でき、軸芯回りの不測の回動を阻止して一層便利である。さらに、この点検蓋42の内面には、施蓋時点検窓43の周縁に略沿わせて軟質性の弾性体による線状パッキン42aを配置するとともに、点検蓋42の内側面の略全面には硬質性の弾性体による面状パッキン42bが構成されている。従来は上記面状パッキン42bのみで線状パッキン42aが無いために、シール性が悪かったが、この線状パッキン42aが面状パッキン42cに囲われる状態となって保護され、シール性を向上しながら、パッキン42a,b自体の耐久性を増加させることができる。なお、線状パッキン42aは、開口部の全周にあたる部分に点検蓋42と面状パッキン42bとの間で挟み状態で貼付け固定する構成である。なお、図12(2)のように、洗米タンク5の点検窓43の外周縁に沿って線状パッキン42cを設け、点検蓋42側の面状パッキン42dとの関係によっても同様の効果がある。
洗米タンク5への水の供給は水道蛇口に連通する主配水管46、上側給水弁47及び2連の可撓性の上給水管48,48、洗米タンク5の天井部の上部給水口49,49を経由する上側給水ルートと、上記主配水管46から分岐して下側給水弁50、配水管51、下部給水口52からジャケット部32を経由する下側給水ルートの2系統で行われる。なお各給水ルートには流量センサを備えている。
The supply of water to the
即ち、前記ドラムケース10近傍で仕切り部材3をベースにして、主配水管46に通じる2本の上給水管48,48を配設すると共に、仕切り部材3を貫通状に設ける配水管51には下給水管53を接続している。
That is, in the vicinity of the
洗米タンク3の下部後方には排水箱60が設けられる。排水口61を有した排水箱60は、上端が洗米タンク3の上部側面に開口する開口部62aに接続したオーバーフロー管62の下端部と、一端部が前記ジャケット部32に連通する2本のジャケット排水管63a,63bの他端部とが接続されている。これらジャケット排水管63a,63bからの排水は排水弁64の開閉で行われ、水位弁65で洗米タンク5内の水位を下げながら所定水量に調整する。
A
常時、排水箱60は排水弁64及び水位弁65で閉鎖されているが、洗米タンク5内の水を排水する場合には、ジャケット部32のフィルタ33から、ジャケット排水管63a,63b、排水弁64及び/または水位弁65、排水箱60及び排水口61を経て排水される。排水弁64及び水位弁65は適宜の開閉出力によって開閉する。また、洗米タンク3内上部には洗米タンク5内の水量を検出する電気接点付きフロートセンサ(図示せず)を備えている。
The
前記洗米タンク5への水の供給は、洗米タンク5の天井部の上部給水口48を経由する上部給水ルートと、下部給水口51,下給水管53からジャケット部32を経由する下部給水ルートの2系統で行われる構成とするが、下部給水ルートの下給水管52に並列して、ポンプ66に連通して空気を噴出する空気噴出管67を配置し、下部給水ルートの水と並列して空気を併せてジャケット部32内に噴出する構成としており、下部給水管52、空気噴出管67は、それぞれ図13(b)において、ジャケット部32の中心より偏芯した位置に設けられ、空気と水が混合された旋回流が生じやすくしている。
The water supply to the
さらに、洗米タンク5での洗米作業時には、洗米タンク5内の回転軸34に設けられている大小の攪拌棒35,35…の回転方向と、下部給水ルートからの水噴出方向及び空気噴出管67からの空気噴出方向を互いに逆方向となるように構成している。
Further, during the rice washing operation in the
即ち、洗米作業時には、攪拌棒35,35…を、図13(b)に示すように、反時計方向に回転させ、下部給水ルートからの水及び空気噴出管67の空気の噴出方向を時計方向に回転するように噴出させる。すると、洗米タンク5内の特に底部近傍において、米は攪拌棒35,35…による撹拌と共に、空気の噴出により気泡が生じて気泡洗米状態となって、高い洗米効果を得ることができる。
That is, at the time of washing the rice, the stirring
図14において、糠抜き工程イ(T1)、研米・気泡洗米工程ロ(T2〜T4)、荒ゆすぎ工程ハ(T5〜T7)、及び仕上げゆすぎ工程ニ(T8〜T12)の順に洗米処理される。糠抜き工程イは、排水弁64・水位弁65共に開いた状態のまま上側給水弁46によって給水しながら洗米モータ20を駆動状態に置くもので(区間T1)、水をたれ流しながらの攪拌棒35,35…による撹拌を行なうものである。研米・気泡洗米工程ロは、上下の給水を停止したまま、湿潤状態の米を洗米モータ36の駆動によって撹拌する(区間T2,T4)ものである。上記気泡洗米の工程(区間T3)をこの研米工程の途中に組み込んでいる。荒ゆすぎ工程ハは、上側給水弁47の開動作によるたれ流しによる撹拌状態(区間T5)の後、排水弁64・水位弁65共に閉じて上・下側給水弁47,50によって給水しながらポンプ66駆動し空気噴出管67から空気を噴出する上記気泡洗米状態(区間T6)とする。区間T6の後、排水弁64・水位弁65共に開いて洗米モータ36のみ駆動の研米処理を行なう(区間T7)。
In FIG. 14, the rice washing process is performed in the order of the kneading process (T1), the polished rice / bubble washing process (T2 to T4), the rough rinse process C (T5 to T7), and the finish rinse process D (T8 to T12). The In the brewing step (a), the
最後に仕上げ工程ニは、排水弁64・水位弁65共に閉じて下側給水弁50から給水しながらポンプ66駆動する気泡洗米状態(区間T8)とし、この気泡洗米状態を洗米タンク5が満水となってフロートセンサ(図示せず)がオンするまで継続し、満水となると一旦ポンプ66を停止した洗米に切り換える(T9)ようになし、もって洗米モータ36を停止して洗米を終了する。なお、区間T11は、上側給水弁47を開いて給水する処理を施し、タンク壁面に付着残留する米を洗い流す。後この上側給水を停止して所定時間(区間T12)経過後洗米工程を終了する。
Finally, in the finishing step D, both the
図15には、操作パネル(操作表示装置)70を示している。
操作パネル70には、工程表示部72、予約スイッチ73、設定スイッチ群74、スタートスイッチ75、ヘルプスイッチ76等が配置され、下方には液晶表示画面77を備えている。上記工程表示部72には米の計量、洗米及び浸し(浸漬)からなる洗米タンク側工程、及び容器準備、浸漬、洗米完了の容器側工程を夫々表記し、現在どの工程を実行中であるかを各工程表示部毎に設けたLED78,78…を点灯して識別できるようにし、正常な運転状態では緑色、異常時に赤色の2色に発光するようにして、運転状態を容易に認識できるようにしている。
FIG. 15 shows an operation panel (operation display device) 70.
On the
上記設定スイッチ群74は、上下左右に「UP(+)」「DOWN(−)」及び「送り」の各スイッチを配設してなり、詳細な設定方法は省略するが、主な洗米量設定、水加減調整、浸漬時間設定等を行なえる構成である。また、上記洗米タンク側工程の表記部近傍には投下スイッチ68、および容器側工程の表記部近傍には洗浄スイッチ69を配設している。このうち投下スイッチ68は、前記投下弁駆動モータ40を起動して前記投下弁39を下降させる構成である。オペレータは投下弁39やジャケット部32の分解によって清掃メンテを行うことができる。洗浄スイッチ69は、以下のような洗米タンク5が空の状態で内部洗浄する際にオンするスイッチである。
The above-mentioned
次に前記操作表示装置(操作パネル)70の操作に基づく洗浄機能を説明する。洗米タンク5が空の状態で内部を洗浄することができるもので、上記の洗浄スイッチ69を操作することで実行できる。
Next, a cleaning function based on the operation of the operation display device (operation panel) 70 will be described. The inside of the
上記の洗浄モードが選択されると、上給水手段、下給水手段、排水弁64、水位弁65、洗米モータ36、およびポンプ66へ図16に基づき各信号が出力される。洗浄モードは図例では工程t1〜t5の5段階に構成される。工程t1では、下給水手段で給水、水位弁65・排水弁64共閉じ、洗米モータ36駆動、およびポンプ66駆動の状態とし、気泡洗浄状態とする。従って、この工程t1では、排水を遮断し下給水手段で給水しながら気泡供給状態で攪拌することとなり、主としてジャケット部32内フィルタ33周辺の洗浄が行われる。
When the washing mode is selected, each signal is output to the upper water supply means, the lower water supply means, the
工程t2は、工程t1の状態が継続して洗米タンク5が満水となってフロートセンサがオンする状態である。しばらく満水状態を継続して浮遊する塵埃類をオーバーフローによって排出できる。所定時間を継続の後、下給水手段をオフし、かつ水位弁65・排水弁64を開く工程t3に入る。この工程t3は、満水状態から各弁からの排水によって、一定水圧を確保した状態でポンプ66駆動を伴うから気泡が発生する状態で勢いよく排水するから、ジャケット部32内フィルタ33以降の排水管63a,63b、排水弁64・水位弁65、および排水箱60の排水経路の洗浄を行う。
Step t2 is a state in which the state of step t1 continues, the
続いて工程t4では洗米モータ36およびポンプ66駆動を伴いながら上給水手段で給水するもので、洗米タンク5の内側をすすぎ洗浄するものである。あらかじめ設定した所定時間のすすぎ洗浄の工程を終えると上給水手段をオフし、あらかじめ設定した時間遅れて洗米モータ36およびポンプ66を停止することで(工程t5)、洗浄モードは終了する。
Subsequently, in step t4, water is supplied by the upper water supply means while driving the
上記のように、工程t1およびt3では、水流と共に気泡が発生して上記各部が洗浄できるが、下給水手段からの(t1)あるいは満水水位からの(t3)高い水圧を維持しながらポンプ66駆動を行わせることにより洗浄効果を助長するものである。
As described above, in steps t1 and t3, bubbles are generated along with the water flow, and the above-described parts can be washed. However, the
上記の洗米モードは、標準的な洗米炊飯の設定状態から拡張モードに入り、拡張機能初期画面の選択、洗米タンク洗浄選択の順で指定することにより当該洗浄モードに入る構成としているが、予約炊飯を選択するときはその際に洗浄モードに入るよう構成してもよい。すなわち、所定時間(または日)後に洗米を開始しあるいは炊飯終了とさせる所謂予約炊飯モードにおいて、各種予約条件を設定しそれらを確定する予約スイッチをオンすることに関連して上記洗浄モードに入るように構成してもよい。例えば予約スイッチオン動作と同時に開始し、または予約時間中所定の時間毎に実行させるものである。なお後者の場合は予約条件設定のほかに洗浄のタイミングを設定する手段およびその操作手段を要する。 The above rice washing mode is configured to enter the extended mode from the standard rice washing rice setting state, and enter the washing mode by specifying in the order of selecting the expanded function initial screen and selecting the rice washing tank washing. May be configured to enter the cleaning mode at that time. That is, in the so-called reservation rice cooking mode in which rice washing is started or rice cooking is ended after a predetermined time (or day), the washing mode is entered in connection with turning on a reservation switch for setting various reservation conditions and confirming them. You may comprise. For example, it is started at the same time as the reservation switch-on operation, or is executed every predetermined time during the reservation time. In the latter case, in addition to setting the reservation conditions, a means for setting the cleaning timing and its operation means are required.
上記のように、予約スイッチ操作に伴って洗浄モードに入る構成とすると、通常作業者が次回の予約をして当該作業の終了とするが、その都度洗米タンク5内の洗浄を行うことができ、水加減の安定や清掃効果が大きい。
As described above, when the cleaning mode is entered in accordance with the reservation switch operation, the normal worker makes the next reservation and finishes the work, but the inside of the
図17に基づき上記水位弁65・排水弁64の構成について、ジャケット排水管63a,63bの排水側夫々に、バルブユニット92を構成している。該バルブユニット92は、ジャケット排水管63a,63bに嵌合する収容部92aと、この収容部92a内には支軸93周りに回動すべくバルブ体94をリンク機構95を介して正逆転モータ96に連携している。該モータ96の正転によってバルブ体94は開き、逆転によって閉じる構成である。ところで、バルブ体94は、ガスケット94aをジャケット排水管63a,63bの端面に押し当てて閉じたり、角度をもって離れて開く構成である。この開き姿勢のときにはジャケット排水管63a,63bは分解状態で洗浄ブラシ97の作用をもって内部洗浄が行われる。従って、ブラシ97先端がガスケット94aを強く押されるため台座部94bに接着されている該ガスケット94aは剥がれてしまうことがあった。このため、図17(2)(3)におけるように、台座部94bは、コ型に形成されてガスケット94aを抱きこむ状態に保持されるからその立ち上がりをもってブラシ97の押圧に耐える構成とするものである。
With respect to the configuration of the
次いで洗米タンク5の下方に構成する架台9へ容器6を載置する構成について説明する。架台9がガイドレール81に沿って前後に往復移動可能に設けてなる。すなわち、架台9の左右側は、支持部材1の下部フレーム1dの内側に構成したガイドレール81によって前後に引出しまたは収納自在に構成される。この架台9の前側には取っ手82を設けてなる。架台9に載せる容器6を検知して洗米投下指令信号を許可する容器検知手段83を架台9の奥側であって横桟1cの略中央部に構成している。取っ手82’は高さをバケツ6aの把手6dを受け得る構成で、架台9への載置状態でこの取っ手82’に把手6dを載せておくことにより、洗米を受けて取出す際に把手6dを容易に掴み上げることができて便利である。
Subsequently, the structure which mounts the
上記容器検知手段83は、左右の支柱1b、1bを連結する横桟1cの中央部において、スイッチ部材84と、このスイッチ部材84を囲うように上記横桟1cに取り付けられる筐体85と、該筐体85に横軸86を介して前後に揺動可能に設けたプレート部材87と、このプレート部材87に対して固定され湾曲延長部が載置台の前後中央側に延びたアクチュエータ88とから構成される。なおプレート部材87がスイッチ部材84の前方に接近位置するときはスイッチ部材84はオフし、後方側に回動して所定距離以上に離れるとオンに切りかわる構成としている。プレート部材87は常時はスイッチ部材84に接近位置してこれをオフすべくばね89で付勢されている。上記アクチュエータ88は弾性線材によって構成する。プレート部材87に対するアクチュエータ88の取付けは、弾性線材をU状に折り曲げ該折り曲げ端部を受け座90と共に固定する構成である。一方この弾性線材は、この取付け箇所からプレート部材87に平行に沿わせて下向きに垂下する部分88aを有し、該垂下部分88aから略直角に折り曲げて前方に向かう中間部分88bとやや下方に向けて折り曲げられ先端をT字状に形成した先端部分88cとからなるよう1本の弾性線材を屈曲形成している。なお、上記筐体85の延長部85aを横桟1cに装着している。この装着位置は適宜範囲で前後に位置調整可能に長孔と固定具等の組み合わせで構成される。従って、上記回動支点Pはバケツのように高さの高い容器6aの上端でジャケット部32に略沿う高さ位置に構成され、アクチュエータ88の先端はジャケット32の投影圏内にまで延長されている。
The container detection means 83 includes a
従って、上記アクチュエータ88はその先端部分88cがバケツ等のように径がやや小さい容器6aから炊飯釜のように径が大きい容器6bに至るまで左右方向に多少の位置ずれがあっても適確に作用し得て、前後方向に正規の容器載置位置にあるときは、その後方側のアクチュエータ88を押してプレート部材87を支点P回りに回動させ、スイッチ部材84からプレート部材87を離してスイッチ部材87をオンに切り替えるものとなる。
Therefore, the
引き出された架台9に容器6を乗せて押し込むと、アクチュエータ88が容器6の後面に接当して支点P周りに回動させ、スイッチ部材84をオン状態とする。そして操作パネル70の各操作に従って洗米条件や浸漬条件の設定を行ない、スタートスイッチ75をオンすると、運転開始される。
When the
即ち、図20に示すステップ1でスタートスイッチ75を押すと、ステップ2で貯米タンク4の米を計量ドラムで計量し、洗米タンク5に設定量の米を供給し、ステップ3で洗米する。
That is, when the
ステップ3の洗米工程は、水をたれ流しながら米を攪拌する糠抜き工程、一旦給水した後水切りし米を湿潤状態で攪拌する研米工程、所定水位で米を攪拌する荒ゆすぎ工程、水をタンクよりオーバーフローしながら攪拌する仕上げゆすぎ工程からなる。荒ゆすぎ工程及び仕上げゆすぎ工程は米を水中で撹拌する狭義の洗米工程を意味する。
The rice washing process in
上記ステップ3の洗米工程の次は、ステップ4の水加減処理工程に進む。このステップ4では洗米タンク3内の米の量、米の質、気温、水温等に見合った水量をマイクロコンピュータが計算して、洗米タンク5に給水し、洗米タンク5の満水後に、水位弁65を算出された時間分「開」して水加減をする。
After the rice washing process in
ステップ6では、洗米タンク5内の洗米済の米とステップ4の水加減の計量された水が、投下弁39の開閉により容器6に投下される。この投下弁39の開信号出力は、ステップ4の洗浄が終わり、容器検知手段83のスイッチ部材84がオンのとき(ステップ5)、立ち上がる構成である。
In
容器検出手段83による容器6の検出の作用については、径や高さの異なるバケツ6aや炊飯内釜6bを容器とする場合、バケツ6aに接触させる場合はアクチュエータ88の先端部分88cがジャケット部32の投影圏内に入る程度に下方に向けて延長形成されるため、径が小さくとも届き易い。一方径の大きい炊飯内釜6bにおいては、その上部に形成される鍔状張り出し部6cへの接触を、垂下部分88aから中間部分88bへの屈曲部で迂回回避しながら釜の後方に接触して退避動できる上、その際後端部となる垂下部分から中間部分への上記屈曲部88dが支柱1bの後端部Xから後方にはみ出さない形状に形成でき、後部において他物との不測の接触による破損の恐れもなく良好に検出動作を行うことができる。また、先端にT字部を構成して幅方向に多少の位置ずれが生じても良好に検出しうる。
Regarding the operation of detecting the
上記のように、容器検出手段83のアクチュエータ88は大きさの異なる容器6に対して良好にその後端に接触し得るものでありながら、スイッチ部材84はジャケット部32高さ程度にまで高い位置に配置できるため、先端部分88cの後退動が大きくとも支点P部付近での揺動角度は小さく、スイッチ部材84の作動は容器の大小に関わらず小さい範囲の作動で済むため作動不良が少ない。
As described above, the
なお、投下開始から終了までは図21のタイムチャートのように、投下信号出力に伴い、上下の給水を停止し、水位弁65・排水弁64を閉じた状態で洗米モータ36を駆動する。所定短時間経過後、投下弁駆動モータ40を駆動すると投下弁39が開き投下が開始される。その後洗米モータ36をオフしてしばらくの間で投下弁39を閉じると投下が完了する。引き続き、洗浄工程に入るが、先ず上給水状態として水を溜め、所定時間経過で水位弁65・排水弁64を開くと同時に下給水を開始して洗浄終了となす。
Note that, from the start to the end of dropping, as shown in the time chart of FIG. 21, in accordance with the dropping signal output, the upper and lower water supply is stopped and the
上記投下工程から洗浄工程を経て、当該洗米を完了するが、順次洗米を行う多量処理に関しては、投下完了をもって当該洗米完了とするモードを併せ備えると利便である。すなわち、適宜のモード切替手段によって、洗米完了を投下弁駆動モータ40による投下弁39の閉じ作動をもって洗米完了とするもので、以後の洗浄工程を省略する構成である。このように構成することによって、時間短縮の効果があり、徒に洗浄水として無駄にしないで済む。
The rice washing is completed through the washing process from the dropping process, but it is convenient to have a mode for completing the washing with the completion of the dropping for a large amount of processing in which the washing is performed sequentially. That is, the rice washing is completed by the closing operation of the dropping
また上記のような洗米工程に入る前に、洗浄スイッチ69操作により洗浄工程を実行することによって、ジャケット部32や排出部の洗浄を行い得るものである。
操作パネル70の液晶表示画面77には、洗米量、水加減、浸漬の各表示があり、このうち浸漬は、洗米タンク5内あるいは容器6内、もしくはその両方における浸漬時間を設定するもので、洗米中は設定時間を表示し、洗米完了時点からカウントダウンして浸漬残時間を表示できる構成としている。ところで従来は、所定浸漬時間の経過によって洗米完了の報知を行う構成としてオペレータは次工程に以降しうるものとなっている。ところがこの報知を逃してしまうと、浸漬過多の状態になるが、カウントダウン値は「0」表示で止まり、実際の浸漬時間を把握できない構成となっている。したがって、浸漬過多の米は所望の硬さを得られないなど炊き上がりに影響していた。そこで、図22におけるように、設定浸漬時間の経過後はその経過時間を表示する構成として、浸漬過多の状況を具体的にオペレータに知らせる構成とした。例えば前記液晶表示画面77に浸漬の項目を設け、ここに設定浸漬時間を表示する(図22(1))と共に、時間経過と共に減算して残時間を表示し、所定浸漬時間が経過後はその過剰時間を順次表示するように構成する。このように構成することにより、所望浸漬時間からの延長時間を具体的に把握でき、炊飯条件を再設定することで対応が可能である。なお、延長の時間について、実施例ではマイナス表示としたが、他の方法でもよい。
Further, before entering the rice washing process as described above, the
On the liquid
次いで図23の洗米方法について説明する。洗米対象の米の形態としての通常の白米(以下、「白米」という)、所謂無洗米処理を施して流通する無洗米(以下、「無洗米」という)、および所定計量されてパック詰めされている米(以下、「パック米」という)があり、これらに効率的に対応させようとする。スタートスイッチ操作後(ステップ101)、上記使用する米の形態によって、モードを選択する(ステップ102)。白米モードでは通常の洗米が実行される。すなわち、洗米量設定、水加減設定、浸漬時間設定、洗い方設定すると(ステップ103〜106)、装置は計量工程に入る(ステップ107)。次いで無洗米でないときは(ステップ108)、以下洗米工程、水加減工程を経て(ステップ109〜110)、洗米タンク5内の処理が完了し、容器有無検知手段83による容器有りの判定を条件に当該容器6に洗米と水加減水とが投下される(ステップ111,112)。容器内での浸漬が必要のときはこれを行い(ステップ113)、その後洗米終了のブザー報知がなされ(ステップ114)、一連の工程が終了する。
Next, the rice washing method of FIG. 23 will be described. Ordinary white rice (hereinafter referred to as “white rice”) as a form of rice to be washed, non-washed rice circulated after so-called no-wash rice treatment (hereinafter referred to as “no-wash rice”), and a predetermined weighed and packed There is rice (hereinafter referred to as “packed rice”), and we try to deal with them efficiently. After the start switch is operated (step 101), the mode is selected according to the form of rice used (step 102). Normal rice washing is performed in the white rice mode. That is, when the rice washing amount setting, water adjustment setting, soaking time setting, and washing method setting are set (steps 103 to 106), the apparatus enters the weighing process (step 107). Next, when the rice is not washed (step 108), the rice washing process and the water adding / decreasing process are performed (steps 109 to 110), and the processing in the
上記ステップ102で無洗米モードが選択されると、洗米量、水加減、浸漬時間が各設定され(ステップ115〜117)、以下予め計量済の無洗米パック米であるか否かを判定し(例えばスイッチ手動入力でよい。ステップ118)、無洗米パックでないときは、前記ステップ107に移行して、計量し水加減して容器に投下される。なお、ステップ118でパック米であるときは既に計量済としてステップ110の水加減工程に入ることができる。予め計量済の場合は計量工程が省略でき、かつ予め無洗米処理を施されているから洗米工程の省略される。
When the washing-free rice mode is selected in the above step 102, the washing amount, water adjustment and soaking time are set (steps 115 to 117), and it is determined whether or not the washing-free rice packed rice is measured in advance ( For example, the switch may be manually input Step 118) If the rice pack is not washed, the process proceeds to Step 107, where it is weighed, added and subtracted, and dropped into a container. In addition, when it is packed rice in
前記ステップ2でパック米モードが選択されると、洗米量、水加減、浸漬時間が各設定され(ステップ119〜122)、以下前記ステップ109の洗米工程移行を順次実行するもので、計量工程の省略がなされる。
When the packed rice mode is selected in
以上のように各種の作業前設定手段による設定の後、扱う米の形態によって、通常の白米モードにおける計量工程(ステップ107)及び/または洗米工程(ステップ109)を省略して各部運転を行わせる構成であるから、扱う米形態が白米、無洗米、またはパック米と夫々異なっても、扱う米のモードを選択できる手段とこれに基づき作動する装置各部の構成とすることにより、扱う米形態に関わらず下方に待機する容器内に、所定の水加減と浸漬時間を実施した米を供給することができる。 As described above, after setting by the various pre-operation setting means, depending on the form of rice to be handled, the weighing process (step 107) and / or the rice washing process (step 109) in the normal white rice mode is omitted, and each part is operated. Because it is a configuration, even if the type of rice handled is different from white rice, non-washed rice, or packed rice, it is possible to select the mode of rice to be handled and the configuration of each part of the device that operates based on this means, so that the rice shape to handle Regardless, it is possible to supply rice that has been subjected to a predetermined amount of water and soaking time in a container waiting downward.
なお、図24は前記パック米を扱う場合の改良構造を示すもので、貯米タンクを2区分に形成して一方の第1貯米タンク4Aは計量ドラム13等からなる計量手段へ供給可能に構成され、他方の第2貯米タンク4Bは直接洗米タンク5に連通する構成である。従って、この第2貯米タンク4Bには計量の必要がない形態のパック米(パック入り無洗米を含む)を供給することとなる。従って多機能を備える洗米装置の貯米タンクとして有効である。
FIG. 24 shows an improved structure for handling the packed rice. The storage rice tank is formed in two sections, and the first
図25のフローチャートは、無洗米の工程管理に関する。なお扱う無洗米は予め無洗米処理を施されるがバラ状態で持ち込まれる形態である。スタートスイッチ操作後ステップ202で洗米条件を設定の後、扱う米形態として無洗米が選択されると、先ず水加減工程が先に行われ(ステップ204)、その後計量工程(ステップ205)に入る。その後待機する容器6内に投下処理される。流通する無洗米は様々で個々の外観形状も相違し、特に満杯状態から排水水位をもって所定の水加減を行う形態では水抜けに差が生じて正確な水加減が不可能である。また、計量後の水加減では無洗米が水分を含み外観形状を変化させてしまうこととなり、ひいては上記のように正確な水加減が行えない。そこで、前記のように無洗米のときは、計量工程を先に行うことによって正確な水加減量を確保できる効果がある。
The flowchart of FIG. 25 relates to process management of non-washed rice. In addition, the washing-free rice to handle is a form brought into the rose state although a washing-free rice process is performed beforehand. After the start switch operation, after setting the washing condition in step 202, when washing-free rice is selected as the type of rice to be handled, the water adding / decreasing process is first performed (step 204), and then the weighing process (step 205) is entered. Thereafter, a drop process is performed in the waiting
1…支持部材、2…横移動フレーム、4…貯米タンク、5…洗米タンク、6…容器、9…架台、83…容器検出手段、84…スイッチ部材、85…筐体、86…横軸(支点P)、87…プレート部材、88…アクチュエータ、88a…垂下部材、88b…中間部材、88c…先端部材、89…ばね、90…受け座
DESCRIPTION OF
Claims (2)
洗米タンク(5)の下部には排水管(63a,63b)を取り付けたジャケット部(32)を接続し、
洗米タンク(5)の下方には、径の小さいバケツ(6a)又は径が大きくかつ鍔状張り出し部(6c)を上部に形成する炊飯内釜(6b)を載置可能にすると共に前後に出し入れ自在の架台(9)を設け、
洗米タンク(5)の後方には、架台(9)に載置したバケツ(6a)又は炊飯内釜(6b)を検知するスイッチ部材(84)を設け、該スイッチ部材(84)は、洗米タンク(5)を支持する左右支柱(1b,1b)を連結する横桟(1c)の左右の中央部に設け、
このスイッチ部材(84)から垂下状に設けられ下方を前方に向けたアクチュエータ(88)を常時は一定位置にばね(89)で付勢して設け、
前方に引き出してバケツ(6a)又は炊飯内釜(6b)を載置した架台(9)を後方に押し込むと、バケツ(6a)又は炊飯内釜(6b)がアクチュエータ(88)に作用し、アクチュエータ(88)は前記ばね(89)に抗して回動支点(P)回りに後方に回動することによってスイッチ部材(84)をオンまたはオフに切り換える構成とし、
該回動支点(P)をジャケット部(32)に略沿う高さ位置に構成し、
アクチュエータ(88)は弾性線材で構成し、取付け箇所から垂下する垂下部分(88a)と、該垂下部分(88a)から折り曲げて前方に向かう中間部分(88b)と、下方に向けて折り曲げられて延長する先端部分(88c)とからなる構成とした洗米装置における容器検出装置。 A rice washing tank (5) is provided for receiving and washing a predetermined amount of rice from the weighing means ,
A jacket part (32) with drainage pipes (63a, 63b) is connected to the lower part of the rice washing tank (5),
Below the rice washing tank ( 5 ), a bucket (6a) having a small diameter or a rice cooker (6b) having a large diameter and having a bowl-shaped overhanging portion (6c) formed thereon can be placed and put in and out before and after. Set up a free mount ( 9 ) ,
Behind the rice washing tank (5) is provided a switch member ( 84 ) for detecting the bucket (6a) or the rice cooker (6b) placed on the gantry (9), the switch member (84) being a rice washing tank. (5) provided at the left and right central portions of the horizontal rail (1c) connecting the left and right support columns (1b, 1b),
An actuator ( 88 ) provided in a suspended manner from the switch member ( 84 ) and directed downward is forwardly biased to a fixed position by a spring ( 89 ) ,
When the rack (6a) or the rice cooking pot (6b) is pulled back and the platform (9) on which the bucket (6b) is placed is pushed backward, the bucket (6a) or the rice cooking pot (6b) acts on the actuator (88). (88) is configured to switch the switch member ( 84 ) on or off by rotating backward about the rotation fulcrum (P) against the spring ( 89 ) ,
The rotation fulcrum (P) is configured at a height position substantially along the jacket portion (32),
The actuator (88) is formed of an elastic wire, and extends from a hanging part (88a) hanging from the attachment point, an intermediate part (88b) bent forward from the hanging part (88a), and bent downward. The container detection apparatus in the rice-washing apparatus comprised from the front-end | tip part (88c) to perform .
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