JP4487614B2 - 情報表示制御装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報表示制御装置、及びプログラムに関する。
従来から、国語辞書、漢和辞書、英和辞書等、数種類の辞書データベース(以下、データベースを「DB」という。)が組み込まれた電子辞書装置(以下、単に「電子辞書」という。)と呼ばれる情報表示制御装置が知られている。
図21(a)は、従来の電子辞書100の概観の一例を示す図である。同図のように、電子辞書100は、ディスプレイ3と、操作入力キー群510とを備えている。
操作入力キー群510の各キーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザによってこれらのキーが押下されて、電子辞書100が操作される。具体的には同図(b)のように、操作の確定指示を入力する決定キー500、カーソルの移動指示等を入力するカーソルキー520、文字入力キー540、説明情報中の文字で始まる見出語を再検索させるためのジャンプキー560b、直前の表示画面に表示を戻すための戻るキー560c、辞書種別を選択するための辞書選択キー580等を備えている。辞書選択キー580には、電子辞書100が内蔵する各種辞書DBが対応付けられており、国語キー580a、漢和580bキー及び英和キー580c等を備えて構成される。
辞書DBは、見出語と当該見出語を説明解説等する説明情報とが対応付けられた情報を集合した辞書情報を、コンピュータを用いて検索処理することができるように体系的に構成させたものである。例えば、国語辞書DBにおいては、漢字を含む語句(見出語)と当該語句の読みとに、説明情報が対応付けられている。ユーザは、所望の語句の読みを入力すると、入力した読みから始まる語句が一覧表示され、当該語句の中から所望の語句を選択することで、選択した語句の説明情報を表示させることができる。
このような辞書DBの内容は、フルコンテンツの紙の辞書をそのまま電子化した内容である。そのため、表示される説明情報は、標準的な国語辞書DBであれば、高校生以上の学力を持つユーザを対象とし構成されているのが一般的である。しかし、電子辞書のユーザは、小学生から高校生、社会人といったように多岐に渡り、また、ユーザの学力も人それぞれである。そのため、ユーザによっては、表示される説明情報中には、読みの分からない漢字が含まれている場合がある。
このような場合に使用される電子辞書の機能として、いわゆるジャンプ機能が知られている。ジャンプ機能とは、表示されている説明情報中の一部の文字を指定し、指定した文字を検索対象として再度検索を行う機能である。具体的な操作としては、例えば、図21(a)のように、「にほん[日本]」の説明情報を表示させたときに、当該説明情報中の「天皇」の読みが分からなかったとする。このとき、ジャンプキー560bを押下すると、カーソルCS100が表示され、カーソルキー520でカーソルCS100を移動して、同図のように「天」の位置まで移動する。そして、決定キー500を押下すると、同図(b)のように、ジャンプ先の辞書を選択するための辞書選択画面W104が表示される。「天皇」の読みを知るために、同図においては「国語辞書」を選択して、更に決定キー500を押下すると、「天皇」及び「天」で始まる語句と当該語句の読みが国語辞書DBから読み出されて同図(c)のように見出語候補LST100として一覧表示される。ユーザは、表示された見出語候補LST100内の読みを、「天皇」の読みを知るための手掛かりとすることができる。
また、例えば、「すめらぎ」という読みの「天皇」の意味を知りたい場合は、反転表示M102で「すめらぎ[天皇]」を選択して、決定キー500を押下することにより、同図(d)のように「すめらぎ[天皇]」の説明情報を表示させることができる。
このようなジャンプ機能を用いる方法の他に、漢字の読みを表示する方法として、次のようなものが知られている。すなわち、英単語と、当該英語の訳語である日本語の単語と、この日本語の単語に含まれる漢字の読みとを対応付けて予め格納しておき、英語の翻訳時に、翻訳した日本語の単語に漢字が含まれている場合には、当該単語に対応付けられている読みを読み出すことによって、漢字の読みを表示する方法である(特許文献1参照)。
特開平6−119379号公報
しかし、特許文献1のような方法を電子辞書に適用して、説明情報中の漢字に振り仮名を表示させるためには、振り仮名用のデータを新たに作成し、追加記憶しておかなければならなかった。
また、上述したようにジャンプ機能を用いることにより、漢字の読みを調べることができるが、読みの手掛かりとなる見出語候補LST100を表示させるまでの操作は、文字を選択して、決定キー500を押下して、ジャンプ先の辞書を選択するといった煩わしい操作が要求される。
また、ジャンプ機能を用いて読みを知ることができたとしても、このジャンプ機能により画面が切り替わってしまうため、ユーザが本来行っていた説明情報の参照という行為が中断される。そのため、本来参照していた説明情報の画面を表示させるためには、所定の操作(例えば、戻るキー560cの押下操作)を行う必要があり、これも煩わしいものであった。
また、読みを知りたい漢字はその意味も知りたい場合が多い。この場合、当該意味を調べるために上述したジャンプ機能を用い、ジャンプ先において説明情報を表示させることとなる。しかし、ジャンプ先の説明情報を表示させるまでには、上述した操作により見出語候補を表示させた後、更に、所望の見出語を選択して決定キー500を押下するといった煩わしいものであり、また、画面が切り替わるという問題もあった。
本発明は、上述したような課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、内蔵メモリに新たなデータを追加することなく、表示中の説明情報内に含まれている漢字の読みを容易に表示させることのできる情報表示制御装置等を実現することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の情報表示制御装置は、
見出語、当該見出語の読み、及び当該見出語の説明情報がそれぞれ対応付けられ辞書情報として記憶されている記憶手段と、
この記憶手段に記憶されている辞書情報中の見出語のうち、一の見出語を選択する選択手段と、
この選択手段により選択された見出語に対応する説明情報を表示する制御を行う説明情報表示制御手段と、
この説明情報表示制御手段により表示制御された説明情報中の任意の文字をユーザ操作に応じて選択文字として識別表示する識別表示移動手段と、
この識別表示移動手段により識別表示された文字が移動される度に、当該文字が漢字であった場合に当該漢字を始めとする連続漢字からなり、かつ、前記辞書情報に含まれる見出語と一致する最長の文字列を前記説明情報表示制御手段により表示制御されている説明情報中から抽出する文字列抽出手段と、
この文字列抽出手段により抽出された文字列と一致する見出語の読みを前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う文字列読み表示制御手段と、
前記識別表示移動手段により識別表示された文字が漢字である際に決定操作がされると、前記文字列抽出手段により当該漢字が識別表示された際に抽出されていた文字列又は当該文字列の最後尾の文字を一字ずつ順次削除してなる各文字列と一致する全ての見出語の読みをその見出語とともに前記辞書情報から検索して一覧表示する読み候補一覧表示制御手段と、
を備えることを特徴としている。
また、請求項に記載のプログラムは、
コンピュータに、
見出語、当該見出語の読み、及び当該見出語の説明情報がそれぞれ対応付けられ辞書情報として記憶する記憶機能と、
この記憶機能により記憶されている辞書情報中の見出語のうち、一の見出語を選択する選択機能と、
この選択機能により選択された見出語に対応する説明情報を表示する制御を行う説明情報表示制御機能と、
この説明情報表示制御機能により表示制御された説明情報中の任意の文字をユーザ操作に応じて選択文字として識別表示する識別表示移動機能と、
この識別表示移動機能により識別表示された文字が移動される度に、当該文字が漢字であった場合に当該漢字を始めとする連続漢字からなり、かつ、前記辞書情報に含まれる見出語と一致する最長の文字列を前記説明情報表示制御機能により表示制御されている説明情報中から抽出する文字列抽出機能と、
この文字列抽出機能により抽出された文字列と一致する見出語の読みを前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う文字列読み表示制御機能と、
前記識別表示制御機能により識別表示された文字が漢字である際に決定操作がされると、前記文字列抽出機能により当該漢字が識別表示された際に抽出されていた文字列又は当該文字列の最後尾の文字を一字ずつ順次削除してなる各文字列と一致する全ての見出語の読みをその見出語とともに前記辞書情報から検索して一覧表示する読み候補一覧表示制御機能と、
を実現させることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の情報表示制御装置において、
前記読み候補一覧表示制御手段により表示制御された見出語を選択する読み候補選択手段と、
この読み候補選択手段により選択された見出語に対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う説明情報ジャンプ表示制御手段と、
を更に備えることを特徴としている。
請求項1又はに記載の発明によれば、表示した説明情報中の識別表示された文字が移動される度に、当該文字が漢字であった場合に当該漢字を含む見出語を辞書情報から検索して、検索された見出語の読みを読み出して表示する制御を行う。これにより、ユーザは、説明情報中の漢字の読みを容易に知ることができる。また、見出語を利用して「読み」を表示することができるため、説明情報中の各漢字についての読みのデータをわざわざ用意するといったことは不要である。
請求項に記載の発明によれば、一覧表示された見出語の中から選択された見出語に対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う。これにより、ユーザは、説明情報中の文字を選択することで表示された見出語及び読みの一覧の中から、所望の見出語を選択するといった簡単な操作により、選択した見出語の説明情報を表示させることができる。
〔第1実施形態〕
先ず、本発明の情報表示制御装置を電子辞書に適用した場合の第1実施形態について図1〜図11を参照して詳細に説明する。
図1(a)は、電子辞書1の概観の一例を示す図である。同図のように、電子辞書1は、ディスプレイ3と、操作入力キー群5とを備えている。操作入力キー群5は、従来の電子辞書100の操作入力キー群510に振り仮名キー560aが追加されて構成される。振り仮名キー560aは、本実施形態の特徴的な表示である振り仮名(読み)を説明情報中に表示させるためのキーである。尚、従来の電子辞書100と同一のキーについての説明は省略する。
第1実施形態において、振り仮名キー560aが押下されると、CPU10は、第1振り仮名表示処理を開始し、また、ジャンプキー560bが押下されると、ジャンプ処理を開始する。
図2は、電子辞書1の機能構成の一例を示すブロック図である。同図によれば、電子辞書1は、CPU(Central Processing Unit)10と、入力部20と、表示部30と、ROM(Read Only Memory)40と、RAM(Random Access Memory)50とがバス60に接続されて構成されている。
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの入出力を行う。具体的には、CPU10は、入力部20から入力される操作信号に応じてROM40に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果を表示するための表示データを表示部30に出力し、当該表示データに従った表示画面を表示部30に表示させる。
入力部20は、仮名、アルファベット等の文字入力や機能選択等に必要なキー群を備え、押下されたキーの押下信号等をCPU10に出力する。この入力部20におけるキー入力により、カーソルの移動、辞書種別の選択、文字入力、確定指示の入力等が実現される。尚、この入力部20は、図1に示す操作入力キー群5に相当するものである。
特に、本実施形態において、入力部20の一種であるカーソルキー520が指定手段を実現する。具体的には、ユーザは、表示部30に表示されたカーソル(例えば、図8(a)のカーソルCS)を、カーソルキー520を操作することによって移動し、このカーソルによって文字を指定する。
表示部30は、CPU10から入力される表示データに基づいて各種画面を表示させるための表示装置であり、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される。尚、この表示部30は、図1に示すディスプレイ3に相当するものである。
ROM40は、各種初期設定、ハードウェアの検査、又は必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムを格納する。CPU10は、電子辞書1の電源投入時にこの初期プログラムを実行することにより、電子辞書1の動作環境を設定する。また、ROM40は、電子辞書1の動作に係る種々の機能を実現するためのデータやプログラムを格納する。
図2によれば、ROM40は、見出語テーブル42a及び説明情報テーブル42bを有して構成される国語辞書DB42と、第1振り仮名表示プログラム44a及びジャンププログラム44bを含む辞書検索プログラム44とを格納する。
見出語テーブル42aは、漢字を含む語句及び当該語句の読みを有する見出語と、説明情報番号とを対応付けたレコードを集合して記憶するデータテーブルである。説明情報番号は、説明情報テーブル42bの各レコードに割り振られたレコード番号を指し示している。また、見出語テーブル42aに格納されるレコードは、各レコードに含まれる読みの五十音順に予め整列されている。
説明情報テーブル42bは、レコード番号と説明情報とを対応付けたレコードを集合して格納するデータテーブルである。
図3は、見出語テーブル42aのデータ構成の一例を示す図である。同図によれば、読みと語句とを含む見出語に説明情報番号が対応付けられて格納されている。例えば、読みが「にほん」、語句が「日本」である見出語には、説明情報番号“83”が対応付けられて格納されている。また、同図の「日本アルプス」のように、漢字と仮名文字で構成される語句も見出語テーブル42aに格納されている。尚、本実施形態において、平仮名と片仮名とを合わせて「仮名」ということとして、以下説明する。
図4は、説明情報テーブル42bのデータ構成の一例を示す図である。同図によれば、レコード番号に説明情報が対応付けられて格納されている。例えば、レコード番号“83”には、「にほん(日本)我が国の国号。神武天皇建国の地と・・・」という説明情報が対応付けられている。
前述した見出語テーブル42aの説明情報番号“83”は、この説明情報テーブル42bのレコード番号“83”を指し示している。従って、説明情報番号とレコード番号とにより、読み「にほん」及び語句「日本」の見出語と、説明情報「にほん(日本)我が国の国号。神武天皇建国の地と・・・」とが対応付けられる。このように、説明情報番号とレコード番号とにより、見出語テーブル42aの見出語と、説明情報テーブル42bの説明情報とが対応付けられて集合されて辞書情報が構成される。
この国語辞書DB42は、従来の電子辞書において内蔵される辞書DBと同様であり、通常の辞書検索(図5のステップS1〜S7の処理に相当)やジャンプ機能(図5のステップS15の処理に相当)等はこの国語辞書DB42を用いて実現される。また、第1実施形態の特徴的な処理となる振り仮名の表示もこの国語辞書DB42を用いることにより実現される。
辞書検索プログラム44は、辞書検索処理を実現するためのプログラムである。CPU10は、ユーザにより国語キー580aが押下されたことを検知すると、辞書検索プログラム44をROM40から読み出して辞書検索処理を開始する。
第1振り仮名表示プログラム44aは、第1実施形態に係る第1振り仮名表示処理を実現するためのプログラムである。CPU10は、ユーザにより振り仮名キー560aが押下されたことを検知すると、第1振り仮名表示プログラム44aをROM40から読み出して第1振り仮名表示処理を開始する。
ジャンププログラム44bは、ジャンプ処理を実現するためのプログラムである。CPU10は、ユーザによりジャンプキー560bが押下されたことを検知すると、ジャンププログラム44bをROM40から読み出してジャンプ処理を開始する。
RAM50は、CPU10が実行する各種プログラムやこれらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保管するメモリ領域を備える。図2によれば、RAM50は、入力文字列52と、抽出文字列54と、読み56a及び語句56bを含む選択見出語56とを格納する。
入力文字列52は、ユーザの文字入力キー540の押下によって入力された文字列である。CPU10は、文字が1文字入力される度に入力された文字を入力文字列52に追加記憶して更新する。
抽出文字列54は、表示部30に表示させた説明情報中からCPU10が抽出した文字列である。具体的に、第1実施形態において、CPU10は、ユーザにより指定された説明情報中の漢字1文字と、当該漢字の後ろへ連続して続く漢字とによる文字列、すなわち、指定された漢字を始めとする説明情報中の漢字の文字列を抽出して抽出文字列54として格納する。CPU10は、この抽出文字列54と完全一致する語句を含む見出語を見出語テーブル42aから検索し、この検索した見出語の読みを表示部30に表示させることにより、第1実施形態の特徴的な処理となる振り仮名の表示が実現される。
選択見出語56は、表示部30に表示させた見出語候補(例えば、図7(b)の見出語候補LST1)の中から、ユーザにより選択された見出語の読みと語句との組み合わせである。CPU10は、見出語候補の中から1つの見出語が選択されると、選択された見出語の読みを選択見出語56の読み56aとして、当該見出語の語句を選択見出語56の語句56bとしてRAM50に格納する。
次に、電子辞書1の辞書検索処理の具体的な動作について、図5及び6のフローチャートを用いて説明する。
先ず、CPU10は、ユーザにより国語キー580aが押下されると、辞書検索処理を開始する。CPU10は、ユーザにより文字列が入力されると(ステップS1:Yes)、入力された文字列を追加していくことで入力文字列52を更新する。そして、入力文字列52で始まる読みの見出語と、当該見出語以降の見出語とを見出語テーブル42aから読み出して、読み出した見出語を見出語候補として表示部30に表示させる(ステップS3)。
表示させた見出語候補の中から何れか1つの見出語が、ユーザによって選択されるまでステップS1〜S3の処理が繰り返される(ステップS5:No)。従って、見出語候補の中から見出語が選択されないまま、文字列が入力されれば、その文字列が入力文字列52に追加・更新されることで、入力文字列52が徐々に長くなり、その入力の都度、見出語候補の表示が入力文字列52に合わせて更新されることとなる。
CPU10は、1つの見出語が選択されたと判別したら(ステップS5:Yes)、選択見出語56に対応する説明情報を説明情報テーブル42bから読み出して表示部30に表示させる(ステップS7)。
そして、CPU10は、振り仮名キー560aが押下されたことを検知した場合は(ステップS9:Yes)、第1振り仮名表示処理を実行し(ステップS11)、ジャンプキー560bが押下されたことを検知した場合は(ステップS9→S13:Yes)、ジャンプ処理を実行して、辞書検索処理を終了する。また、なにもキーが押下されなかった場合は(ステップS9→S13:No)、そのまま辞書検索処理を終了する。
ここで、ジャンプ処理(ジャンプ機能)は、背景技術においても説明したように公知の技術であるため、その詳細な説明は省略するが、簡単に説明すると以下のようになる。すなわち、表示部30に表示させたカーソルがユーザにより移動されて、決定キー500が押下されると、CPU10はカーソルの位置の文字を抽出する。そして、辞書選択画面W104を表示させ、辞書DBが選択されると、抽出した文字で始まる語句又は、抽出した文字で始まる読みの見出語を選択された辞書DBの見出語テーブルから読み出して、見出語候補として一覧表示させる。そして、一覧表示させた見出語候補の中から、一の見出語が選択されると、その選択された見出語に対応する説明情報を表示させる。
次に、第1振り仮名表示処理の具体的な動作を説明する。CPU10は、第1振り仮名表示処理を開始すると、先ず、表示部30にカーソル(例えば、図8(a)のカーソルCS)を表示させた後、カーソルキー520が操作されたか否かを判別する(ステップS100)。カーソルキー520が操作されず、他のキーが操作されたと判別した場合は(ステップS100→S102:Yes)、CPU10は、第1読み仮名表示処理を終了して、操作されたキーに応じた処理を実行する。
CPU10は、カーソルキー520が操作されたと判別した場合(ステップS100:Yes)、当該操作に応じてカーソルを移動させる。そして、移動させたカーソルの表示位置(以下、「カーソル位置」という。)が最下行であって、更に説明情報が続いていて表示部30に表示されていなければ、説明情報を1行上へスクロールして表示を更新させる(ステップS104)。
次いで、CPU10は、カーソル位置の文字が漢字であるか否かを判別する(ステップS106)。漢字でないと判別した場合は(ステップS106:No)、ステップS100の処理へ移行し、漢字であると判別した場合は(ステップS106:Yes)、カーソル位置の漢字と、当該漢字の後ろに連続して続く漢字とを抽出して、抽出文字列54としてRAM50に格納させる(ステップS108)。
CPU10は、抽出文字列54と完全一致する語句を含む見出語を見出語テーブル42aの先頭から検索する(ステップS110)。該当する見出語が検索された場合は(ステップS112:Yes)、検索した見出語のうち、見出語テーブル42aに格納されている最先の見出語に含まれる読み(振り仮名)を、カーソルの近傍(例えば、図8(a)のようにカーソルCSの下方)に表示させる(ステップS118)。
一方、該当する見出語が検索されなかった場合(ステップS112:No)、CPU10は、抽出文字列54の最後尾の文字(末端側の文字)を一字削除する(ステップS114)。そして、その削除によって抽出文字列54が無くなってしまっていないか、文字があるかを判別し(ステップS116)、あると判別した場合は(ステップS116:Yes)、ステップS110の処理へ移行して、再度、抽出文字列54と完全一致する語句を含む見出語の検索を行う。換言すれば、見出語テーブル42aに格納されている見出語の語句と一致するまで、抽出文字列54の文字列が最後尾から一字ずつ削除されていく。従って、カーソルの近傍に表示される読みは、見出語テーブル42aに格納されている語句と、ユーザにより指定された漢字を始めとする説明情報中の文字列とが一致した最長の文字列について表示される。
また、ステップS116において、抽出文字列54がないと判別すると(ステップS116:No)、CPU10は、ステップS100へ処理を移行する。すなわち、ユーザにより指定された漢字を語句とする見出語が、見出語テーブル42aに格納されていないと判別された場合(例えば、指定された文字が特殊な漢字であったような場合)には、読みの表示は行わずにステップS100へ移行することとなる。
ステップS118においてカーソルの近傍に読みを表示させた後、CPU10は、ユーザにより決定キー500が押下されたか否かを判別し(ステップS120)、押下されなかった場合は(ステップS120:No)、ステップS100へ処理を移行する。
決定キー500が押下されたと判別した場合は(ステップS120:Yes)、見出語候補の一覧を表示させる。具体的には、以下の処理となる。先ず、抽出文字列54と完全一致する語句を含む見出語を見出語テーブル42aから全て検索する(ステップS124)。そして、該当する見出語があれば(ステップS126:Yes)、検索した見出語それぞれの語句と読みとを見出語候補として表示部30に表示させる(ステップS128)。
ステップS128の処理の後、又はステップS126において該当する見出語がないと判別した場合(ステップS126:No)、CPU10は、抽出文字列54の最後尾の文字一字を削除する(ステップS130)。そして、抽出文字列54に文字があるか否かを判別して(ステップS132)、あると判別した場合は(ステップS132:Yes)、ステップS124の処理へ移行して、再度、抽出文字列54と完全一致する語句を含む見出語の検索を行う。
ステップS132において、抽出文字列54に文字がないと判別した場合(ステップS132:No)、CPU10は、ステップS128において表示部30に表示させた見出語候補の先頭の見出語を反転表示M等により選択された状態とし、この選択された見出語に対応する説明情報を説明情報テーブル42bから読み出して、表示部30に小画面でプレビュー表示(例えば、図11の説明情報CT1)させる(ステップS134)。
そして、ユーザによりカーソルキー520が操作されたことを検知すると(ステップS136:Yes)、ステップS134へ処理を移行して、当該操作により選択されている見出語に対応する説明情報でプレビュー表示を更新させる。そして、決定キー500が押下されたと判別した場合(ステップS138:Yes)、選択されている見出語を選択見出語56として、選択見出語56に対応する説明情報を説明情報テーブル42bから読み出して表示部30に表示させた後(ステップS140)、第1振り仮名表示処理を終了する。
次に、ユーザの具体的な操作例と、当該操作に伴う表示画面の遷移の様子を、図7〜11を用いて説明する。
先ず、ユーザが、国語キー580aを押下すると、図7(a)のような国語辞書画面W1が表示部30に表示される。そして、読み入力領域ARに「にほん」と入力すると、「にほん」で始まる見出語の一覧が同図(b)のように見出語候補LST1として表示される(図5のステップS1→S3に相当)。
ユーザが、カーソルキー520により反転表示Mを移動して、「にほん[日本]」を選択して、決定キー500を押下すると、図8(a)のように、「にほん[日本]」の説明情報が表示される(図5のステップS5→S7に相当)。
そして、振り仮名キー560aを押下すると、「にほん[日本]」の「に」にカーソルCSが表示される(図示略)。
ユーザは、カーソルキー520によりカーソルCSを移動して、図8(a)のように「日本」の「日」を指定すると、カーソルCSの近傍に「にっぽん」という振り仮名KN1が表示される。
このとき、カーソル位置の「日」という漢字がCPU10により抽出され、更に、この「日」の後ろに連続して続く漢字「本」が抽出された結果、「日本」が抽出文字列54としてRAM50に格納される(図6のステップS100→S104→S106→S108に相当)。
そして、見出語テーブル42aの先頭から抽出文字列54である「日本」と完全一致する語句を含む見出語が検索される。図3において、「日本」と完全一致する見出語の読みは「にっぽん」と「にほん」とであるが、五十音順の読みで整列された見出語テーブル42aの先頭から検索するため、読み「にっぽん」及び語句「日本」を含む見出語が検索される。従って、図8(a)のように、「日」をカーソルCSで指定した場合は、「日」を含む語句「日本」の読みとして、「にっぽん」という振り仮名KN1が表示される(図6のステップS110→S112→S118に相当)。
次に、図8(b)のように、「わが国の」の「国」をカーソルCSで指定すると、カーソルCSの近傍に「くに」という振り仮名KN3が表示される。このとき、指定した「国」の後ろに続く文字は「の」という平仮名である。そのため、CPU10により「国」のみの漢字が抽出されて抽出文字列54として格納される。そして、図3の見出語テーブル42aにおいて、「国」と完全一致する語句を含む見出語の読みは「くに」であるので、この読みが振り仮名KN3として表示されることとなる。従って、ユーザは、所望の漢字を指定するだけで、その漢字の読みを容易に表示させることができる。
続いて、ユーザが、カーソルキー520の右矢印キーで、「の」を指定するが(図示略)、このとき指定している文字は平仮名であるので、振り仮名は表示されない。そして、図8(c)のように「国号」の「国」を指定すると、「こくごう」という振り仮名KN5が表示される。このとき、「国」の後ろに続く漢字は「号」であるので、CPU10により「国号」が抽出されて、抽出文字列54として格納される。そして、見出語テーブル42aにおいて、「国号」と完全一致する語句の読み「こくごう」が読み出されて振り仮名KN5として表示される。同様にして、図9(a)のように、「国号」の「号」を指定すると、「ごう」という振り仮名KN7が表示される。
そして、ユーザが、同図(b)のように「神武天皇建国の」の「神」をカーソルCSで指定すると、「じんむてんのう」という振り仮名KN9が表示される。このとき、先ず、指定した「神」という漢字と、当該漢字の後ろに連続して続く漢字「武天皇建国」という漢字とが抽出されて、「神武天皇建国」が抽出文字列54として格納される(図6のステップS100→S106→S108に相当)。
そして、「神武天皇建国」という語句を含む見出語が見出語テーブル42aより検索されるが、図3において、「神武天皇建国」は見出語テーブル42aには格納されていない。そのため、CPU10により、抽出文字列54の最後尾の一文字(「国」)が削除されて、抽出文字列54は「神武天皇建」となる(図6のステップS112→S114に相当)。
この「神武天皇建」を語句として含む見出語も、見出語テーブル42aには格納されていないため、更に、抽出文字列54の最後尾の一文字(「建」)が削除されて、抽出文字列54は「神武天皇」となる。この「神武天皇」を語句として含む見出語は、図3の見出語テーブル42aに格納されているので、読み「じんむてんのう」及び語句「神武天皇」を含む見出語がCPU10により検索され、その結果、「じんむてんのう」という振り仮名KN9が表示されることなる(図6のステップS116→S110→S112→S118に相当)。
表示される振り仮名は、見出語テーブル42aに格納されている語句の見出語の読みである。従って、「神」を指定して表示された振り仮名KN9によって、電子辞書1に内蔵されている国語辞書DB42には、「じんむてんのう」という読みの見出語が登録されていることを知ることもできる。
ユーザは、カーソルCSを移動して、図10(a)のように「現在の領土・・・」の「現」を指定すると、「げんざい」という振り仮名KN11が表示される。そして、カーソルCSを更に移動して、同図(a)の国語辞書画面W15において、最終行内の「大」にカーソルCSを移動すると、説明情報が1行スクロールされて同図(b)のように表示が更新される(図6のステップS100→S104に相当)と共に、当該スクロールにより新たに表示された行の上に「たいりく」という振り仮名KN11が表示される。
また、図11(a)のように、ユーザが「神武天皇建国の・・・」の「天」を指定すると、「すめらぎ」という振り仮名KN13が表示される。ユーザは、この「すめらぎ」という振り仮名KN13が、所望の読みではなかった場合、決定キー500を押下すると、同図(b)のような見出語候補LST3が国語辞書画面W21に表示される。そして、反転表示Mにより選択されている「すめらぎ[天皇]」の説明情報CT1が、国語辞書画面W21の下方にプレビュー表示される。
このとき、指定された「天」と、「天」の後ろに連続して続く漢字「皇建国」とが抽出されて、「天皇建国」が抽出文字列54として格納される。そして、見出語テーブル42aに格納されている語句と完全一致する語句となるまで抽出文字列54の最後尾の文字が削除されることにより、抽出文字列54は「天皇」となる。ユーザにより決定キー500が押下されたとき、先ず、CPU10により「天皇」と完全一致する語句を含む見出語が検索され、この検索された全ての見出語を見出語候補LST3−1として表示される(図6のステップS120→S124→S126→S128に相当)。
そして、CPU10により抽出文字列54の最後尾の文字である「皇」が削除されて、「天」と完全一致する語句を含む見出語が検索され、この検索された全ての見出語(見出語候補LST3−2)が見出語候補LST3に追加表示される。従来の電子辞書であれば、説明情報中の漢字の読みを調べるためには、その漢字を指定し、ジャンプ先の辞書DBを選択するための操作を行った後に、図11(b)のような見出語の一覧が表示されたが、第1実施形態においては、辞書DBを選択する操作を行うことなく、見出語候補を表示させることができる。
次いで、見出語候補LST100の先頭の「すめらぎ[天皇]」が選択された状態となるから、読み「すめらぎ」及び語句「天皇」を含む見出語に対応する説明情報が説明情報テーブル42bから読み出されて、プレビュー表示される(図6のステップS134に相当)。これにより、ユーザは、反転表示Mをカーソルキー520で移動して、選択した見出語に合わせてプレビュー表示を更新させることにより、所望の意味を持つ見出語を容易に調べることができる。
また、カーソルキー52を操作して、「すめらぎ[天皇]」を選択して、決定キー500を押下すると、図21(d)のように「すめらぎ[天皇]」の説明情報が表示される。これにより、ユーザは、プレビュー表示では表示されなかった説明情報部分を表示させて、見出語の詳細な意味を調べることができる。尚、決定キー500を押下することより、見出語を選択・決定することとしたが、例えば、見出語候補に付されているキー番号KY(例えば、“A”や“B”)に対応する文字入力キー540を押下することにより、見出語を選択・決定することとしてもよい。
以上、第1実施形態によれば、漢字を含む語句と当該語句の読みとを含む見出語に、説明情報を対応付けて格納した国語辞書DB42を内蔵する電子辞書1において、ユーザにより指定された説明情報中の文字が漢字である場合に、その漢字と、当該漢字の後ろに連続して続く漢字とを抽出文字列54として抽出する。そして、抽出文字列54と完全一致する語句を含む見出語を検索して、検索した見出語の振り仮名を、カーソルの近傍、すなわち、選択された漢字の近傍に表示させる。これにより、ユーザは、説明情報中の漢字を指定するといった簡単な操作によって、指定した漢字で始まる説明情報中の語句の読みを容易に知ることができる。また、既存の国語辞書DB42の見出語テーブル42aを利用することにより、振り仮名の表示を実現するため、新たな振り仮名用のデータを追加記憶する必要もない。
また、抽出文字列54と完全一致する語句が見出語テーブル42aに格納されていない場合は、抽出文字列54の最後尾の文字を削除して、再度、見出語テーブル42aの検索を行う。これにより、説明情報の中のユーザにより指定された漢字で始まる語句のうち、見出語テーブル42aに登録されている語句と一致し、且つ最も文字数の多い語句の振り仮名を表示させる。従って、例えば、図9(a)のように「神」が選択された場合に、「神」という漢字一字の読み「かみ」の振り仮名を表示させるのではなく、「神武天皇」の読み「じんむてんのう」を表示させることで、より説明情報の内容に合った振り仮名を表示させることができる。
また、説明情報中の漢字が指定されて決定キー500が押下されると、抽出文字列54と完全一致する語句を含む見出語を読み出して一覧表示させ、更に、選択された状態にある見出語の説明情報をプレビュー表示させる。これにより、ユーザは、説明情報中に表示された振り仮名が所望の振り仮名ではなかった場合に、決定キー500を押下するといった簡単な操作により、指定した漢字を含む見出語候補に表示される読みにより、所望の読みを探すことができる。
また、カーソルキー520で見出語候補の中から見出語を選択して、選択した見出語の説明情報のプレビュー表示を更新表示させることで、選択した見出語の意味を容易に知ることができ、適切な読みを探す手掛かりとすることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明を電子辞書1に適用した場合の第2実施形態について、図12〜16を用いて説明する。第2実施形態における電子辞書1は、図2に示した第1実施形態のROM40をROM40−1に置き換えた構成である。尚、第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
図12は、ROM40−1のデータ構成を示すブロック図である。同図によれば、ROM40−1は、国語辞書DB42と、第2振り仮名表示プログラム44c及びジャンププログラム44bを含む辞書検索プログラム44−1とを格納する。
第2実施形態において、CPU10は、第1実施形態と同様に、ユーザにより指定された説明情報中の漢字1文字と、当該漢字の後ろへ連続して続く漢字とを抽出して抽出文字列54として格納するが、また、ユーザにより指定された文字が、仮名文字である場合には、指定された仮名文字1文字と、当該仮名文字の後ろへ連続して続く仮名文字とを抽出して抽出文字列54として格納する。従って、抽出文字列54として格納される文字は、説明情報中に表示されている語句のうちの漢字のみにより構成される語句、又は、仮名文字のみによって構成される語句となる。尚、CPU10は、片仮名を抽出した場合は、平仮名に変換してから抽出文字列54に格納する。
辞書検索プログラム44−1は、第2実施形態に係る辞書検索処理を実現するためのプログラムである。尚、第2実施形態の辞書検索処理は、図5の辞書検索処理のステップS11の第1振り仮名表示処理を、第2振り仮名表示処理に置き換えた処理であるので、他の同一の処理ステップの説明は省略する。
第2振り仮名表示プログラム44cは、第2振り仮名表示処理を実現するためのプログラムである。図13は、第2振り仮名表示処理の具体的な動作を説明するためのフローチャートである。同図において、図6に示した第1振り仮名表示処理の処理ステップと同一の処理には、図6のステップ番号を200番台のステップ番号(ステップS100〜S116はステップS200〜S216に相当)として、以下、その説明を適宜省略する。
同図によれば、CPU10は、第2振り仮名表示処理を開始し、先ず、カーソルキー520が操作されたことを検知すると、カーソル位置の文字が漢字であるか否かを判別する。カーソル位置の文字が漢字であれば、カーソル位置の漢字と、当該漢字の後ろに連続して続く漢字とを抽出して、抽出文字列54としてRAM50に格納させる(ステップS200→S206→S208)。
そして、見出語テーブル42aから、抽出文字列54と完全一致する語句を含む見出語を検索し、該当する見出語があれば、小画面を表示して、その見出語全てを見出語候補とし小画面内(例えば、図14のプレビュー表示画面PW1)に表示させる(ステップS210→S212→S250)。この際、各見出語候補には、キー番号(例えば、文字入力キー540に付されている数字又は文字)が付されている表示される。
また、ステップS212において、該当する見出語がないと判別した場合は、抽出文字列54の最後尾の文字一字(末端側の文字)を削除して、抽出文字列54に文字があれば、ステップS210へ処理を移行して、再度、文字列候補である抽出文字列54と完全一致する見出語の検索を行う(ステップS212→S214→S216)。
一方、ステップS206において、カーソル位置の文字が漢字ではないと判別した場合(ステップS206:No)、CPU10は、カーソル位置の仮名文字と、当該仮名文字の後ろに連続して続く仮名文字とを抽出して、抽出文字列54として格納する(ステップS252)。
CPU10は、抽出文字列54と完全一致する読みを含む見出語を見出語テーブル42aから検索して(ステップS254)、該当する見出語があるか否かを判別する(ステップS256)。該当する見出語があると判別した場合は(ステップS256:Yes)、検索した見出語にキー番号を付して、見出語候補として表示部30にプレビュー表示させる(ステップS258)。
また、該当する見出語がないと判別した場合は(ステップS256:No)、抽出文字列54の最後尾の文字を一字削除して(ステップS260)、抽出文字列54がなくなるまで、ステップS254〜S258の処理を繰り返す(ステップS256:Yes)。従って、カーソル位置の文字が仮名文字である場合は、その仮名文字と、当該仮名文字の後ろに続く仮名文字とを読みとする語句のうち、最長の語句が見出語候補として表示される。
抽出文字列54に文字がなくなるまでステップS254〜S258の処理をした後、CPU10はプレビュー表示で表示させたキー番号に対応する文字入力キー540が押下されたか否かを判別する(ステップS264)。押下されなかったと判別した場合は(ステップS264:No)、ステップS200へ処理を移行する。また、押下されたと判別した場合は(ステップS264:Yes)、キー番号に対応する見出語を選択し、当該見出語に対応する説明情報を説明情報テーブル42bから読み出して表示部30に表示させた後(ステップS266)、第2振り仮名表示処理を終了する。
次に、ユーザの具体的な操作例と、当該操作に伴う表示画面の遷移の様子を、図14〜16を用いて説明する。
先ず、第1実施形態において説明した操作例と同様の操作により、「にほん[日本]」の説明情報が表示される。そして、振り仮名キー560aを押下すると、「にほん[日本]」の「に」にカーソルCSが表示され、更に、国語辞書画面W23の下方部分に、小画面であるプレビュー表示画面PW1が表示される(図14(a))。このプレビュー表示画面PW1は、3行分の表示領域を有しており、「にほん[二本]」、「にほん[二品]」、「にほん[日本]」といった見出語候補LST5が表示される。
このとき、カーソルCSによって選択されている文字「に」と、この「に」の後ろに連続して続く仮名文字「ほん」とがCPU10により抽出されて、抽出文字列54(「にほん」)として格納されている(図13のステップS206→S252に相当)。そして、抽出文字列54の「にほん」と完全一致する読みを含む見出語が見出語テーブル42aから検索される。図3の見出語テーブル42aにおいて、完全一致する読みを含む見出語は、語句「二本」、語句「二品」、及び語句「日本」を含む見出語の3つであるから、これらの見出語が検索されて、プレビュー表示画面PW1に見出語候補(「にほん[二本]」、「にほん[二品]」、「にほん[日本]」の読みと語句(見出語))LST5−1として表示される(図13のステップS254→S256→S258に相当)。
そして、抽出文字列54の最後尾の文字(「ん」)一字が削除されると、抽出文字列54は「にほ」となる。「にほ」と完全一致する読みを含む見出語は見出語テーブル42aには格納されていないため、CPU10により、更に抽出文字列54の最後尾の文字(「ほ」)が削除される(図13のステップS256→S260に相当)。このとき、抽出文字列54は「に」となり、「に」と完全一致する読みを含む見出語が見出語候補LST5−2として検索される。但し、見出語候補LST5−1が3行であって、プレビュー表示画面PW1が3行分の領域であるため、見出語候補LST5−2は、プレビュー表示画面PW1に表示されないが、所定の操作(例えば、振り仮名キー560aを再度押下してから、カーソルキー520を押下する操作)を行うことにより、見出語候補をスクロールさせて表示させることが可能である。
そして、抽出文字列54の最後尾の文字(「に」)が更に一字削除されると、抽出文字列54の文字がなくなり、キー番号に対応する文字入力キー540の押下の待機状態となる(図13のステップS262→S264に相当)。
図14(b)のように、カーソルキー520を操作して、カーソルCSを「国号。」の「国」へ移動すると、プレビュー表示画面PW3の表示が更新されて、見出語候補LST7が表示される。このとき、指定した「国」と、その後ろに連続して続く漢字「号」とがCPU10により抽出され、「国号」と完全一致する語句を含む見出語を見出語テーブル42aから検索した結果、見出語候補LST7−1が表示される。また、抽出文字列54の最後尾の文字(「号」)一字を削除し、抽出文字列54(「国」)と完全一致する語句を含む見出語を見出語テーブル42aから検索した結果、見出語候補LST7−2が表示される(図13のステップS206→S208→S212→S250に相当)。
続いて、図15(a)のように、カーソルCSを「神武天皇建国の」の「神」へ移動すると、プレビュー表示画面PW5の表示が更新されて、見出語候補LST9−1が表示される。見出語候補を表示するまでの処理は、上述した「国号」の見出語候補を表示するまでの処理と同様であるので省略する。ユーザは、見出語候補LST9−1を参照することにより、「神武天皇」が「じんむてんのう」という読みであることを知ることができる。また、「神武天皇建国」又は「神武天皇建」という語句は国語辞書DB42に登録されていないことも知ることができる。
図15(b)のように、カーソルCSを「神武天皇建国の」の「天」へ移動すると、プレビュー表示画面PW7の表示が更新されて、見出語候補LST11が表示される。また、図16(a)のように、「おほやまと」の「お」へカーソルCSを移動すると、見出語候補LST13が表示される。この表示により、ユーザは、「おほやまと」という語句が、国語辞書DB42には登録されていないことを知ることができるので、これにより、他のコンテンツ(例えば、古語辞典)等を調べる足がかりとすることもできる。
図16(b)のようにカーソルCSを「倭」へ移動すると、プレビュー表示画面PW11の表示が更新されて、見出語候補LST15が表示される。ユーザは、見出語候補LST15に表示された読みの「やまと」と「わ」とのどちらが、表示されている説明情報中での読みに適しているか分からない場合がある。この場合は、見出語候補LST15に付されたキー番号に対応する文字入力キー540を押下して、キー番号に対応する見出語の説明情報を表示させる(図13のステップS264→S266に相当)。
例えば、“A”キーを押下すると、読みが「やまと」、語句が「大和・倭」の説明情報が表示部30に表示される。従来の電子辞書であれば、説明情報を表示させるまでに、煩雑な操作を行わなければならなかったが、第2実施形態によれば、所望の文字をカーソルキー520で指定して、プレビュー表示内のキー番号に対応する文字入力キー540を押下するといった簡単な操作で、説明情報を表示させることが可能となる。また、表示された説明情報を手掛かりとして、語句の読みを判断することができる。
以上、第2実施形態によれば、ユーザにより指定された文字が漢字であれば、指定された漢字と、当該漢字の後ろに連続して続く漢字とを抽出し、抽出文字列54と完全一致する語句を含む見出語を検索した後、見出語候補としてプレビュー表示する。また、指定された文字が仮名文字であれば、指定された仮名文字と、当該仮名文字の後ろに連続して続く仮名文字とを抽出し、抽出文字列54と完全一致する読みを含む見出語を検索した後、見出語候補としてプレビュー表示する。これにより、ユーザは、所望の説明情報中の文字を指定するといった簡単操作によって、指定した文字で始まる見出語候補を容易に表示させることができる。また、見出語候補内に表示された語句と読みとによって、所望の読みを調べることができる。
また、見出語候補には、指定された文字で始まる説明情報中の語句のうち、見出語テーブル42aに登録されている最長の文字数の語句が表示される。例えば、図15(a)の例では、選択された文字「神」で始まる語句のうち、「神武天皇建国」や「神武天皇建」といった語句は見出語テーブル42aには登録されていないので、見出語候補としては表示されず、登録されている「神武天皇」や「神武」といった語句が見出語候補として表示される。これにより、ユーザは、指定した文字で始まる語句のうち、見出語テーブル42aに登録されている語句が、どのような語句であるのかを、見出語候補を参照することにより知ることができる。また、見出語候補内の語句と当該語句の読みを、所望の読みを調べるための手掛かりとすることができる。
また、プレビュー表示内のキー番号に対応する文字入力キー540が押下されると、当該キー番号に対応する見出語の説明情報を説明情報テーブル42bから読み出して表示させる。これにより、ユーザは、プレビュー表示内の所望の見出語の説明情報を簡単な操作で表示させることができる。従って、表示された見出語候補だけで適切な読みを判断できない場合は、当該判断の手掛かりとなる説明情報を容易な操作で表示させることができる。
尚、上述した第1及び第2実施形態において、振り仮名キー560aが押下された後にカーソルキー520で指定された漢字に関する振り仮名又は見出語候補を表示させることとしたが、次のようにしてもよい。すなわち、カーソルキー520で漢字が指定され、このときに振り仮名キー560aが押下されたならば、指定された漢字に関する振り仮名又は見出語候補を一時的に表示させることとしてもよい。これにより、必要に応じて振り仮名及び見出語候補を表示させることが可能となる。
また、カーソルキー520で説明情報中の文字を指定することとして説明したが、例えば、マウス等のポインティングデバイスによって説明情報中の文字を指定することとしてもよいし、表示部30にタッチパネルを一体的に構成して、タッチペンでタッチパネルを当接することにより文字を指定することとしてもよい。
また、カーソルにより1文字の文字を指定することとして説明したが、例えば、複数の文字を指定することとしてもよいし、また、単語や文節単位で指定することとしてもよい。
〔第3実施形態〕
次に、本発明を電子辞書1に適用した場合の第3実施形態について、図17〜19を用いて説明する。第3実施形態における電子辞書1は、図2に示した第1実施形態のROM40をROM40−2に置き換えた構成である。尚、第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
図17は、ROM40−2のデータ構成を示すブロック図である。同図によれば、ROM40−2は、国語辞書DB42と、第3振り仮名表示プログラム44d及びジャンププログラム44bを含む辞書検索プログラム44−2とを格納する。
辞書検索プログラム44−2は、第3実施形態に係る辞書検索処理を実現するためのプログラムである。尚、第3実施形態の辞書検索処理は、図5の第1実施形態の辞書検索処理と同様であり、ステップS11の第1振り仮名表示処理を、第3振り仮名表示処理に置き換えた処理であるので、他の同一の処理ステップの説明は省略する。
第3振り仮名表示プログラム44dは、第3振り仮名表示処理を実現するためのプログラムである。CPU10は、第3振り仮名表示プログラム44dをROM44−2から読み出して第3振り仮名表示処理を開始する。
次に、電子辞書1の第3振り仮名表示処理の具体的な動作について、図18のフローチャートを用いて説明する。
CPU10は、第3振り仮名表示処理を開始すると、先ず、表示部30に表示させている説明情報を、読み表示用スペースとしての行間(例えば、図19(b)の行間SP)を1行分ずつ空けて改行表示させる(ステップS300)。そして、表示させている説明情報の先頭から順に漢字を検索する(ステップS302)。
CPU10は、検索した漢字と、当該漢字の後ろに連続して続く漢字とを抽出して抽出文字列54としてRAM50に格納させた後(ステップS304)、抽出文字列54と完全一致する語句を含む見出語を見出語テーブル42aの先頭から検索して(ステップS306)、該当する見出語があるか否かを判別する(ステップS308)。
該当する見出語があると判別した場合は(ステップS308:Yes)、説明情報中の抽出文字列54の下の読み表示用スペースである空行に、検索した見出語に含まれる読みを表示させる(ステップS314)。また、該当する見出語がないと判別した場合は(ステップS308:No)、抽出文字列54の最後尾の文字一字(末端側の文字)を削除する(ステップS310)。そして、この削除後の抽出文字列54に文字がまだある場合は(ステップS312:Yes)、ステップS306の処理へ移行して、再度、抽出文字列54と完全一致する語句を含む見出語の検索を行う。この一連の処理により、見出語テーブル42aの語句と同一の文字列であり、且つ最長の文字列の検索が実現される。
ステップS314の処理後、又はステップS312において抽出文字列54に文字がないと判別した場合(ステップS312:No)、CPU10は、抽出文字列54が、表示させている説明情報の中で、最後尾の漢字であるか否かを判別し(ステップS316)、最後尾でなければ、抽出文字列54の次の漢字を説明情報中から検索して(ステップS318)、ステップS304の処理へ移行する。また、抽出文字列54が説明情報中の語句の最後尾であると判別した場合は(ステップS318:Yes)、そのまま第3振り仮名表示処理を終了する。
次に、ユーザの具体的な操作例と、当該操作に伴う表示画面の遷移の様子とを、図19を用いて説明する。
先ず、第1実施形態において説明した操作例により、「にほん[日本]」の説明情報が図19(a)のように表示される。そして、ユーザが、振り仮名キー560aを押下すると、表示されていた説明情報の行間が1行分ずつ空けられ、読み表示用スペースである空行SPが設けられて表示更新される(図18のステップS300に相当)。その空行SPには、同図(b)のように、説明情報中の漢字の振り仮名が表示される。
このとき、CPU10により説明情報の先頭から漢字が検索されて、「わが国の」の「国」が検索される。この「国」の後ろに続く漢字はないから、抽出文字列54は「国」となる(図18のステップS302〜S304に相当)。そして、この「国」と完全一致する語句を含む見出語が検索された結果、「くに」という振り仮名KN15が空行SP部分に表示される(図18のステップS306〜S308→S314に相当)。
そして、抽出文字列54である「国」の次の漢字を説明情報中から検索されると、「国号」の「国」が検索されて抽出される。そして、この「国」の後ろに連続して続く漢字は「号」であるから、「号」が更に抽出されて抽出文字列54は「国号」となる。そして、「国号」と完全一致する語句を含む見出語が検索された結果、「こくごう」という振り仮名KN17が空行SP部分に表示される。
この時点で抽出文字列54は、「国号」であるから、次は、「国号」の後ろの「神」が検索されて、この「神」と「神」の後ろに連続して続く漢字の「武天皇建国」が抽出文字列54として抽出されて、再度同様の読みの検索が行われる。第1実施形態で説明したように、「神武天皇建国」という語句は、見出語テーブル42aには格納されていないため、CPU10により抽出文字列54の最後尾が一字ずつ削除されて、「神武天皇」となったときに、「神武天皇」と完全一致する語句を含む見出語が検索された結果、「じんむてんのう」という振り仮名KN19が表示される。
このように、説明情報の先頭から漢字が検索されていき、検索された漢字と、当該漢字の後ろに連続して続く漢字とにより構成される語句の読みが見出語テーブル42aから読み出されて、空行に表示されていく。
尚、「神武天皇建国の地の・・・」の「地」の振り仮名KN21は、「じ」となっているが、これは、五十音順に整列されている見出語テーブル42aの先頭から「地」と一致する語句が検索されるために「ち」ではなく「じ」が表示される。このような場合は、例えば、抽出文字列54と完全一致する語句を含む見出語を見出語テーブル42aから全て検索して読み出して、その読み出した見出語の読みを一覧表示させることとしてもよい。これにより、「地」には「じ」、「ち」、「つし」及び「つち」という振り仮名が表示され、ユーザは、この中からふさわしい読みを認識することができる。
以上、第3実施形態によれば、表示させた説明情報の行間を1行空けて表示させて、当該説明情報の先頭から漢字を検索する。そして、検索した漢字と、当該漢字の後ろに連続して続く漢字とを抽出文字列54として抽出・格納し、この抽出文字列54と完全一致する語句を含む見出語を見出語テーブル42aから検索し、検索した見出語の読みを抽出文字列54の下の空行に表示させる。これにより、ユーザは、振り仮名キー560aを押下するといった簡単な操作だけで、説明情報中の漢字の振り仮名を表示させることができる。
尚、第3実施形態において、振り仮名キー560aが押下された場合、表示中の説明情報中の漢字の振り仮名を全て表示させることとしたが、次のようにしてもよい。すなわち、振り仮名キー560aが押下された場合に、説明情報の行間を1行空けて表示を更新した後、ユーザにより説明情報中の漢字が指定された場合に、上述した第1実施形態と同様の方法で、その漢字を含む文字列の読みを読み出して、指定された漢字の下の行間に読み出した読みを表示させることとしてもよい。
尚、本実施形態では電子辞書等を含む電子辞書を適用例として説明したが、このような製品に限定されず、携帯電話、パソコン、電子時計、PDA(Personal Digital Assistants)等の電子機器全般に適用可能である。
また、本実施形態では、電子辞書1を、単体で動作するいわゆるスタンドアローン型の装置として説明したが、本発明が適用可能な装置はこれに限られるものではなく、以下のようにしてもよい。即ち、通信装置を内蔵或いは接続可能に構成し、サーバと通信することによって本発明に係る装置を実現することも可能である。
図20は、通信装置を内蔵した電子辞書端末800と、サーバ900とが通信回線Nを介して通信可能に接続されたシステム構成の概略構成例を示す図である。サーバ900は、例えば、汎用のワークステーションやサーバ用コンピュータ等によって構成されるものであり、電子辞書端末800は、携帯電話機や、通信装置を内蔵したパソコン、通信装置を内蔵した電子辞書等により構成されるものである。通信回線Nは、有線/無線の電話網やインターネット網等である。
図20において、実施形態の電子辞書1の主要機能を有する機能ブロックを太線で示した。例えば、実施形態における電子辞書1のCPU10が実行する辞書検索処理等は、サーバ900のCPU902が実行する。また、ROM40が記憶する各種データや各種プログラム等は、サーバ900が備えるハードディスク等から構成される記憶部914が記憶する。また、辞書検索処理等の実行に伴うデータはサーバ900のRAM906が記憶する。
一方、電子辞書1の入力部20及び表示部30は、それぞれ、電子辞書端末800の入力部808及び表示部810に相当する。
すなわち、サーバ900がホスト(或いはサーバ)、電子辞書端末800が端末(或いはクライアント)に相当するホスト・端末のシステム(或いはクライアント/サーバ型のシステム)を形成する。そして、電子辞書端末800の入力部808から入力された入力文字や見出語候補の中から選択された見出語、カーソルにより指定された漢字等が通信装置812を介してサーバ900に送信される。サーバ900のCPU902は、記憶部914に記憶された各種データ及び各種プログラムに従って辞書検索処理等を実行し、通信装置912を通じて見出語候補や説明情報や検索した読み等の処理結果を電子辞書端末800に送信して表示部810に表示させる。
例えば、電子辞書端末800において、ユーザにより「にほん」と入力されると、「にほん」を入力文字列としてサーバ900に送信する。サーバ900は、入力文字列から始まる見出語と、その見出語に続く見出語を記憶部914に格納している見出語テーブル42aから読み出して、見出語候補として電子辞書端末800へ送信する。電子辞書端末800は、サーバ900から見出語候補を受信すると、図7(b)のように表示部810に見出語候補を表示させる。そして、ユーザにより選択された見出語をサーバ900へ送信する。サーバ900は、電子辞書端末800から送信された見出語に対応する説明情報を電子辞書端末800へ送信する。
電子辞書端末800は、受信した説明情報を表示させ、ユーザにより説明情報中の漢字が指定されると、指定された漢字をサーバ900へ送信する。サーバ900は、送信された漢字を基に、第1実施形態と同様の処理により当該漢字、又は当該漢字を含む語句の読みを見出語テーブル42aから読み出して、電子辞書端末800へ送信する。
電子辞書端末800は、読みを受信すると、図8(a)のように、ユーザにより選択された漢字の近傍に振り仮名を表示部810に表示させる。電子辞書端末800は、ユーザにより、漢字が指定されるたびにサーバ900との通信を行い、読みを受信して、表示部810に表示させる。
尚、サーバ900は、電子辞書端末800から送信される漢字を基に見出語候補を読み出して、電子辞書端末800へ送信し、電子辞書端末800は、受信した見出語候補を第2実施形態と同様にプレビュー表示することとしてもよい。
また、サーバ900は、説明情報中の漢字の読みを全て読み出して送信し、電子辞書端末800は、説明情報の行間を1行ずつ空けて表示した後、受信した読みを説明情報中の漢字に振り仮名として表示させることとしてもよい。
このように、サーバ900及び電子辞書端末800から構成されるシステムで、本発明を実現することも可能である。この場合、電子辞書端末800においては、国語辞書DB42や辞書検索プログラム44等を記憶しておく必要がなく、また辞書検索処理等を実行する必要もない。このため、演算処理能力が比較的低いCPU802や、記憶容量等が比較的小さいROM804等を具備する電子辞書端末800(例えば携帯電話)であってもよい。
尚、本実施形態において、振り仮名を平仮名で表示させることとしたが、例えば、平仮名をアルファベットに変換して表示させることとしてもよい。例えば、「こくごう」という振り仮名を「kokugou」というアルファベットに変換して表示させることにより、日本語に不慣れな外国人にも分かり易い表示内容とすることができる。
また、見出語テーブル42aに格納されている全ての漢字について、振り仮名を表示させることとして説明したが、例えば、次のようにしてもよい。すなわち、説明情報中の漢字が常用漢字である場合は、振り仮名は表示させず、常用漢字ではない漢字にのみ振り仮名を表示させることとしてもよい。また、ユーザの学年に応じて振り仮名を表示させることとしてもよい。例えば、ユーザが小学2年生である場合は、習得学年が小学3年生以上の漢字にのみ振り仮名を表示させる。これにより、ユーザの学力に応じた振り仮名を表示させることができる。
また、連続して続く漢字を抽出して、見出語テーブル42aを検索することとして説明したが、例えば、表示させた説明情報を単語又は文節単位で分割し、分割した単語又は文節に漢字が含まれる場合に、その単語又は文節で見出語テーブル42aを検索して振り仮名を表示させることとしてもよい。例えば、図19(b)においては、「古く中国では・・・」という説明情報を「古く」、「中国」及び「では」という単語に分割する。そして、漢字の含まれている「古く」及び「中国」のそれぞれについて見出語テーブル42aを検索して、検索した見出語の読みを表示させる。同様にして、「日の本の」には「ひのもとの」という振り仮名KN25を表示させる。これにより、同図(b)のように「古く」にも「ふるく」という送り仮名が含まれた振り仮名KN23を表示させることが可能となる。
また、国語辞書DB42のデータ構成は、上述したようなテーブル構成に限られるものではなく、例えば、見出語と、当該見出語の読みとを対応付けて記憶する見出語読みテーブル(図示略)と、見出語と、当該見出語の説明情報とを対応付けて記憶する見出語説明情報テーブルとを備えることとしてもよい。この場合は、ユーザにより指定された漢字を含む見出語を見出語読みテーブルから検索し、検索した見出語の読みを表示させることにより上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
(a)は電子辞書の概観図の一例、(b)は電子辞書のキー配列の一例を示す図。 電子辞書の機能構成の一例を示すブロック図。 見出語テーブルのデータ構成の一例を示す図。 説明情報テーブルのデータ構成の一例を示す図。 第1実施形態における辞書検索処理を説明するためのフローチャート。 第1実施形態における第1振り仮名表示処理を説明するためのフローチャート。 第1実施形態における電子辞書の画面例を示す第1の図。 第1実施形態における電子辞書の画面例を示す第2の図。 第1実施形態における電子辞書の画面例を示す第3の図。 第1実施形態における電子辞書の画面例を示す第4の図。 第1実施形態における電子辞書の画面例を示す第5の図。 第2実施形態におけるROMの構成の一例を示す図。 第2実施形態における第2振り仮名表示処理を説明するためのフローチャート。 第1実施形態における電子辞書の画面例を示す第1の図。 第1実施形態における電子辞書の画面例を示す第2の図。 第1実施形態における電子辞書の画面例を示す第3の図。 第3実施形態におけるROMの構成の一例を示す図。 第3実施形態における第3振り仮名表示処理を説明するためのフローチャート。 第3実施形態における電子辞書の画面例を示す図。 電子辞書端末とサーバとで構成されるシステムの概略構成例を示す図。 (a)は従来の電子辞書の概観図の一例、(b)は従来の電子辞書のキー配列の一例を示す図。 従来の電子辞書の画面例を示す図。
符号の説明
1 電子辞書
3 ディスプレイ
5 操作入力キー群
10 CPU
20 入力部
30 表示部
40 ROM
42 国語辞書DB
42a 見出語テーブル
42b 説明情報テーブル
44 辞書検索プログラム
44b ジャンププログラム
44a 第1振り仮名表示プログラム
50 RAM
52 入力文字列
54 抽出文字列
56 選択見出語
56a 読み
56b 語句
60 バス

Claims (3)

  1. 見出語、当該見出語の読み、及び当該見出語の説明情報がそれぞれ対応付けられ辞書情報として記憶されている記憶手段と、
    この記憶手段に記憶されている辞書情報中の見出語のうち、一の見出語を選択する選択手段と、
    この選択手段により選択された見出語に対応する説明情報を表示する制御を行う説明情報表示制御手段と、
    この説明情報表示制御手段により表示制御された説明情報中の任意の文字をユーザ操作に応じて選択文字として識別表示する識別表示移動手段と、
    この識別表示移動手段により識別表示された文字が移動される度に、当該文字が漢字であった場合に当該漢字を始めとする連続漢字からなり、かつ、前記辞書情報に含まれる見出語と一致する最長の文字列を前記説明情報表示制御手段により表示制御されている説明情報中から抽出する文字列抽出手段と、
    この文字列抽出手段により抽出された文字列と一致する見出語の読みを前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う文字列読み表示制御手段と、
    前記識別表示移動手段により識別表示された文字が漢字である際に決定操作がされると、前記文字列抽出手段により当該漢字が識別表示された際に抽出されていた文字列又は当該文字列の最後尾の文字を一字ずつ順次削除してなる各文字列と一致する全ての見出語の読みをその見出語とともに前記辞書情報から検索して一覧表示する読み候補一覧表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 前記読み候補一覧表示制御手段により表示制御された見出語を選択する読み候補選択手段と、
    この読み候補選択手段により選択された見出語に対応する説明情報を読み出して表示する制御を行う説明情報ジャンプ表示制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項記載の情報表示制御装置。
  3. コンピュータに、
    見出語、当該見出語の読み、及び当該見出語の説明情報がそれぞれ対応付けられ辞書情報として記憶する記憶機能と、
    この記憶機能により記憶されている辞書情報中の見出語のうち、一の見出語を選択する選択機能と、
    この選択機能により選択された見出語に対応する説明情報を表示する制御を行う説明情報表示制御機能と、
    この説明情報表示制御機能により表示制御された説明情報中の任意の文字をユーザ操作に応じて選択文字として識別表示する識別表示移動機能と、
    この識別表示移動機能により識別表示された文字が移動される度に、当該文字が漢字であった場合に当該漢字を始めとする連続漢字からなり、かつ、前記辞書情報に含まれる見出語と一致する最長の文字列を前記説明情報表示制御機能により表示制御されている説明情報中から抽出する文字列抽出機能と、
    この文字列抽出機能により抽出された文字列と一致する見出語の読みを前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う文字列読み表示制御機能と、
    前記識別表示制御機能により識別表示された文字が漢字である際に決定操作がされると、前記文字列抽出機能により当該漢字が識別表示された際に抽出されていた文字列又は当該文字列の最後尾の文字を一字ずつ順次削除してなる各文字列と一致する全ての見出語の読みをその見出語とともに前記辞書情報から検索して一覧表示する読み候補一覧表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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