JP4486779B2 - ネットオークションにおける利用制限設定方法、利用制限設定システム、コンピュータプログラム、プログラム格納媒体 - Google Patents

ネットオークションにおける利用制限設定方法、利用制限設定システム、コンピュータプログラム、プログラム格納媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ネットオークションを開催するオークションシステムと連携するコンピュータシステムによって、オークション参加者の過去の取引履歴に応じた利用制限を設定するためのネットオークションの利用制限設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネット上には、Webページを媒介として、オークションに係わる出品や入札の手続きを行えるネットオークションと呼ばれるサービスを開催しているWebサイト(以下、オークションサイト)がある(例えば、非特許文献1参照)。オークションサイトは、WWWサーバーを主体として、これと連携するコンピュータやデータベースを含むコンピュータシステム(以下、オークションシステム)により開催される。このシステムは、Webページによるユーザインタフェースをオークション参加者のコンピュータ(利用者コンピュータ)に提供し、このWebページを通じてオークションにおける出品や入札を受け付ける。また、オークション参加者に関する個人情報の管理を行い、落札したオークション案件が発生すればその事実を取引当事者となる出品者と落札者へ通知し、その後の当事者間での落札代金授受が円滑に行えるように仲介する。
【0003】
オークションシステムを活用したビジネスモデルは、オークションの場を提供する代償として、落札代金の一部をシステム利用手数料として出品者あるいは落札者から徴収することにある。もちろん、オークションサイトのWebページに掲載される広告も大きな収入源となる。したがって、オークションサイトを事業として成功させるためには、より大勢の参加者を募って、その取引規模を拡大することが重要となる。
【0004】
しかしながら、オークションには、落札代金や商品が正しく相手に届かないなど、何らかの問題が発生する可能性が少なからずある。中には当初から詐欺を目的としてオークションに参加している者もいる。このような不良参加者が多くなると、オークションサイトの信頼性が低下し、参加希望者を減少させる結果となる。そこでオークション開催者は、オークションへの参加資格として、参加者一人一人を固有の会員IDで識別するとともに、会員IDに個人を特定できる個人情報を対応付けしてデータベースに蓄積管理し、オークション取引に際して会員IDを名乗ってアクセスしてきた参加者の本人確認を適時に行っている。またオークション開催者は、本人確認手続きに対して所定の手数料を会員から徴収している。したがって、個人情報にクレジットカード番号や口座番号など、連絡先とは異なり、偽って申請することが難しい情報も含めることで個人情報の信憑性を高めている。そして、問題が発生したときには、特定した個人に対して警告文を送ったり、該当者に何らかのペナルティを課したりしている。
【0005】
さらに、オークション取引が成立すると、出品者と落札者がそれぞれ相手の取引態度に対して評価を行い、その評価情報もオークションシステムで管理している。オークションシステムは、取引が成立すると、当事者に相手に対する評価を付けてもらうためのWebページへ案内し、そのWebページ上で相手に対する評価情報を入力して返送してもらう。評価情報としては、当事者の所感に相当するコメント文と「非常に良い」「良い」「普通」「悪い」「非常に悪い」など、あらかじめ用意されている選択肢から択一してもらった評価などであり、オークションシステムは、コメント文と選択された評価に応じた所定の点数とを該当の会員IDに対応付けしてデータベースに蓄積管理する。そして、全会員についての評価情報をオークションサイトにて公開し、誰が過去にどのような評価を受けていたのかがオークション参加者全てにわかるようにしている。オークション参加者はその評価内容を見て、取引相手が信用できる人物(企業・商店)であるかどうかを判断し、評価内容が悪ければ、入札を控えたり取引を拒否したりするなどして各種トラブルに対して自己防衛することができる。その結果、不良なオークション参加者は自然と淘汰されることになる。
【0006】
【非特許文献1】
ヤフー株式会社、"Yahoo!オークション ヘルプ 用語集"、[online]、
[平成14年10月31日検索]、インターネット
<URL:http://help.yahoo.co.jp/help/jp/auct/aglos/index.html>
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、オークションシステムは、会員IDでオークションに参加できる仕組みを提供しているため、会員IDを変更していつでも新規参加者になりすますことができる。すなわち、評価が悪い会員が新規の参加者になりすまして再度オークションに参加すれば、オークションサイトの信頼性はなかなか向上しない。また、優良な会員であっても、評価した側の偏見によって悪評が付けられてしまえば、その優良会員は今後オークションに参加しにくくなり、オークション件数や会員数の停滞・減少につながる。その結果、オークションシステムによるビジネスモデルが成立しにくくなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、オークションでの取引実績、すなわち取引件数や取引によって実際に受け取った額に着目すると、より多くの実績があって、しかも総体的に好感を持った旨の評価が付けられた参加者は、例外的に悪評を付けた取引相手がいたとしても、その参加者は優良であると判断できると考えた。そして、より優良な参加者には利用制限を緩めてより多くの取引機会を与え、実績の少ない参加者に対しては取引をある程度制限して実績を積んだ時点で利用制限を緩めるようにすれば、自然に優良な参加者が増え、より信頼性の高いオークションサイトが構築できると考えた。
【0009】
本発明は上記考察に基づき創作されたものであって、オークション取引における実績を参考にしながら、多くの参加者にとって公平で納得のできる利用制限を設定するための方法を提供することを目的としている。
【0010】
この目的を達成するための本発明は、インターネット上で会員制のオークションサイトを管理しているオークションシステムと連携するコンピュータシステムが、あるオークションが落札された際に、当該オークションの出品者を特定するステップと、オークションの出品者と落札者の双方が相手に対して多肢択一方式で付けた評価得点を該当の会員に対応付けして蓄積管理する評価情報データベースにアクセスして、出品者が過去に付けられた評価得点の合計点を取得するステップと、オークション取引によって受け取った落札代金の受取履歴を会員ごとに管理する受取情報データベースにアクセスして、出品者が現在から過去所定期間までの間に受け取った落札代金の受取総額を取得するステップと、各会員について、評価合計点に応じて所定期間内にオークションによって受け取れる限度額を設定する限度額設定ステップと、あるオークション案件において、出品者の受取総額が受取限度額を超えている場合に、その旨をオークションシステムに適時に通知するステップとを実行することで実施されるネットオークションにおける利用制限設定方法としている。
【0011】
また、限度額設定ステップでは、前記評価合計点とともに、評価得点の内訳に応じて限度額を設定することとしてもよいし、落札したあるオークション案件について、当該落札によって出品者が受け取る落札代金と、当該出品者がそれまでに受け取った受取総額とを加算した額についても限度額を設定することとしてもよい。
【0012】
なお、落札されたあるオークション案件について、落札代金が所定の額を超えている場合に、その旨をオークションシステムに通知するステップを含むネットオークションにおける利用制限設定方法とすることもできる。
【0013】
本発明は、コンピュータシステムにより構成されて、上記の利用制限設定方法を実施するオークションシステムと連動する利用制限設定システムにも及んでいる。また、コンピュータにインストールされて実行されることで、当該コンピュータを前記利用制限設定システムとして機能させるコンピュータプログラムや、このコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取可能なプログラム格納媒体も本発明の範囲とした。
【0014】
【発明の実施の形態】
===ネットワーク構成と利用制限機能の概略===
図1は本発明の利用制限設定方法が適用されるネットワークの概略構成図を示している。インターネット20上にはオークション参加者が使用する利用者コンピュータ21とネットオークションを開催するオークションシステム10が接続されている。オークションシステム10は、オークションサイトを公開するためのWWWサーバー12、オークション参加資格を持つ多数の会員についての個人情報を管理するための各種情報を蓄積管理する個人情報データベース13、オークションサイトによって開催される全オークションについての各種情報を蓄積管理するオークションデータベース15、会員に対する各種通知を電子メールによって送信するためのメールサーバー14などを含んで構成されている。オークション参加者は、ブラウザや電子メール送受信ソフトウエアを実装する利用者コンピュータ21によってインターネット20を介してオークションサイトにアクセスする。オークションサイトでは、WWWサーバー12が提供している各種Webページを通じて、出品手続きの案内や、出品者と入札者との取引の仲介などをしながらオークションを開催している。
【0015】
オークションシステム10は、オークション開催者が管理運営するイントラネット11上に構築されている。このイントラネットには、落札されたオークション案件の落札者と出品者間の決済を仲介する落札代金決済サービス(以下、決済サービス)を提供する決済システム1が接続されている。この決済サービスは、決済システム1を管理運営する決済仲介業者が落札者に代わって落札代金を出品者に立て替え払いをするとともに、クレジットカード会社によって落札者の口座からクレジットカード決済によってその落札代金が後日引き落とされると、その代金を決済仲介業者の口座に振り込ませるという流れに従って提供される。したがって、落札者は落札代金をクレジットカード決済により支払うことができ、出品者は落札後短期間の内に落札代金が自分の受取口座に振り込まれる、という利点がある。
【0016】
決済システム1は、上記の決済サービスを提供するために、例えば、OBN(Open Business Network)40などの通信回線を介してクレジットカード会社のオンライン与信照会システムに接続し、落札者が所有するクレジットカードやそのカードによる落札代金決済についての与信照会を行う機能を備えている。そして、オークションシステム10によってあるオークションの出品商品が落札されたならば、落札者がその落札代金を出品者に支払う手続きに介在して個人間でのオークション取引であっても落札者のクレジットカードを利用して決済できる仕組みを提供している。なお本実施例では、決済仲介業者は、複数のクレジットカード会社と個別に契約していない。すなわち、落札者のクレジットカードに応じて各クレジット会社と個別に与信照会をする形態を採用していない。その代わりに、複数のクレジットカード会社と個別に契約している窓口機関のオンライン与信照会システム(以下、照会窓口システム)41に一括して各クレジットカード会社への与信照会を依頼している。本実施例ではe−SCOTT(登録商標)と呼ばれる照会窓口システムを利用している。
【0017】
照会窓口システム41は、各クレジットカード会社におけるカード利用者データベース42にアクセスする権限を有しており、このデータベースにはクレジットカード番号ごとにそのカード利用者についての個人情報やクレジットカード決済の利用状況などが蓄積管理されている。照会窓口システム41は、決済システム1から与信照会を依頼されたクレジットカード決済案件について、該当するクレジットカード会社のカード利用者データベース42にそのカード番号を照会するとともに、決済に対する与信の可否情報を決済システム1に返送する。なお、照会窓口システム41を介した与信照会では、カード利用者データベースに照会する情報(カード決済情報)として、クレジットカード番号とカードの有効期限に加え、カードの所有者本人を特定できる所定の個人情報(生年月日、氏名、電話番号など)もクレジットカード会社に照会することとしている。
【0018】
また決済システム1は、決済仲介業者が出品者に落札代金を立て替え払いするために、ISDN30などの通信回線を介して金融機関の電子銀行業務(Electronic banking:以下、EB)システム31に接続してデータ通信を行う機能を備えている。周知のごとく、EBシステム31は、金融機関のホストコンピュータと企業などの顧客側の経理業務用コンピュータとを通信回線によって接続し、口座振替など金融機関が顧客に対して提供している各種銀行業務に係わるサービスをオンラインで行えるものである。本実施例では全銀協TCP/IP手順に従って金融機関のEBシステム31と通信する。そして、EBシステム31に対し決済仲介業者の所定の口座から、出品者が指定する受取口座への落札代金の口座振替を依頼する。
【0019】
上記ネットワーク構成において、決済システム1は、決済サービスを提供する過程で本実施例の方法に基づいてその決済サービスに係わる利用に制限を設定する利用制限機能を備え、オークションが落札された際、出品者の過去の評価実績や取引実績に基づいて本決済サービスを利用する際に受取額などに制限を設定したり、その設定に基づいて決済サービスを利用させるか否かを判定したりする。そしてオークションシステムが、その設定された制限や判定結果を落札者や出品者に通知することとしている。
【0020】
===個人情報===
本実施例では、出品や入札などオークションに実際に参加したい利用者は、会員として固有の会員IDと、このオークションシステム10にログインするためのパスワードと、会員本人を特定できる情報とを個人情報データベース13に登録することとしている。そしてオークションシステム10は、オークション取引に際して会員IDを名乗ってアクセスしてきた参加者の本人確認を適時に行っている。またオークション開催者は、この本人確認の手続きに対して手数料(本人確認費)を会員から徴収することとしているため、この手数料の徴収に係わる各種情報も個人情報データベース13に登録することとしている。本実施例では、決済サービスよる落札代金の決済に利用するクレジットカードをこの本人確認費の支払にも利用でき、クレジットカード決済を希望する会員については、その決済に必要なクレジットカード番号、有効期限などのカード決済情報が登録されているものとする。
【0021】
オークションシステム10は、自身が開催している全オークション案件をオークションIDによって識別し、各オークションについての開催経過や出品・入札・落札・決済に関する情報などをオークションデータベース15に蓄積管理している。そして、出品者の会員IDや出品商品、入札者の会員IDや入札額などを対応付けさせながらオークションデータベース15を随時更新している。なお、出品者としてオークションに参加した際、落札代金を受け取るための口座についての情報(本実施例では、金融機関名、店名、名義、口座種別、口座番号:以下、受取口座情報)については金融機関のEBシステム31にその口座への振替を依頼することから、少なくとも決済システム1側のデータベース(以下、受取情報データベース)2で管理されることになる。個人情報データベース13でも受取口座情報を管理するようにしてもよい。
いずれにしても、オークションシステム10と決済システム1の双方が所要の情報にアクセスできるように各情報を管理しておけば、データベースの形態や構成はどのようなものであってもよい。すなわち、上述した各種データベースはどちらのシステムに所属していてもよいし、オークションシステム10や決済システム1が会員IDに対応付けされた特定の情報を取得できれば、そのハードウエア構成はどのようなものであってもよい。各情報が一つのデータベースによって一括して管理されていてもよいし、複数のデータベースによって所定の情報が分散管理されていてもよい。
【0022】
===評価情報===
オークションの開催やその入札および落札過程については、従来のオークションシステムによるネットオークションと同様である。オークションシステム10は新規のオークションIDがオークションデータベース15に登録されると、入札出品商品と入札期限をWebページによって提示して入札者を募るとともに、入札者がこのWebページを通じて入札額をオークションシステム10に通知してくると、該当するオークションIDにその会員のIDや入札額などを対応付けさせながらオークションデータベース15を随時更新していく。また、オークションデータベース15を随時参照して各オークション会場となるWebページに入札額をリアルタイムで反映させていく。そして、期限満了時において、最高入札額を提示した会員を落札者として認知する。もちろん、出品者が提示した希望落札額を入札者が入札金額として提示した場合など、オークションには期限の満了を待たずに落札を決定させるための各種ルールも存在する。
【0023】
いずれにしても、落札が決定すると、該当のオークションIDに、出品者と落札者の会員ID、および落札した入札金額などを対応付けしてオークションデータベース15に格納する。また、オークションデータベース15中に落札したオークション案件があれば、該当の落札者と出品者の電子メールアドレスを個人情報データベース13より取得して双方にオークションの内容と落札額などを記載した落札通知を電子メールによって送信する。
【0024】
またオークションシステム10は、オークションが落札されると、その当事者に相手の取引態度などを評価してもらうための機能を備えている。オークションシサイトの構造は、オークション取引が完了すると、その評価を通知してもらうためのWebページへと案内するように設計されている。その案内された先のWebページには、取引に際しての状況などを「非常に良い」「良い」「普通」「悪い」「非常に悪い」など、複数段階で評価してもらうための機能と、取引内容を評論したコメントの記入欄とが含まれている。取引当事者が自身の利用者コンピュータ21により、そのWebページ上で入力したそれら評価に関する情報をオークションシステム10に返送すると、オークションシステム10は当事者の会員IDにその評価情報を対応付けして個人情報データベース13やオークションデータベース15など所定のデータベースに格納する。
【0025】
段階評価については、例えば「非常に良い」を+2点として、以下、「良い」」「普通」…の順に、+1点・±0点・−1点・−2点に換算してデータベースに格納する。評価情報を決済システム1側の受取情報データベース2に格納するようにしてもよい。そして、新規に評価情報が送付されてくると、該当する会員IDに対応付けしてある得点に新規の得点を加算あるいは減算してデータベースを更新する。また、その段階評価とともに送付されてきたコメントを該当会員IDに対応付けして追記する。もちろんデータベースでは、各オークション案件について、出品商品や落札額・当事者双方の会員IDなど、オークション自体の取引内容が相互に対応づけされているため、アクセスしてきた利用者コンピュータ21のブラウザからの要求に応じて、誰が過去にどのような取引をしたのか、あるいはどのオークション案件において、誰が誰にどのようなコメントを残して、どんな評価をしたのかをWebページ上で確認できるようになっている。
【0026】
===受取履歴===
本実施例の決済サービスでは、所定期間内における会員一人当たりに対する立て替え払い額を制限している。そのため、決済システム1は、過去に出品者として落札代金を受け取ったことがある会員について、その代金受取履歴を受取情報データベース2にて蓄積管理している。なお、この履歴は決済サービスを利用してもしなくても受取情報データベース2に記録される。
【0027】
===利用制限設定機能の概略===
決済システム1における利用制限設定機能は、落札されたあるオークション案件について、その出品者が決済サービスによって落札代金を受け取る場合、過去のオークション取引によって付けられた累積評価得点と、過去1ヶ月間における該当会員の代金受取履歴とを参照し、その1ヶ月間で受取れる合計金額の上限を設定するものである。そして、その設定された金額以内であることを条件に決済サービスによる落札代金の受取を許可することとしている。本実施例では、過去1ヶ月の受取金額を原則30万円/月以下に制限しながら、その制限を過去の累積評価得点とその得点の内訳とに応じて100万円に緩和できるようになっている。
【0028】
===決済サービスの流れと利用制限設定機能===
あるオークションが落札されると、落札者は、その落札に係わる代金を決済システム1が提供する決済サービスを利用してクレジットカードで決済することができる。このサービスは、全てのオークション参加者が無条件で享受できるものではなく、決済システム1における利用制限機能により利用制限対象者に該当しない参加者のみに提供されるようになっている。図2に決済サービスが提供される過程の流れ図を示した。
【0029】
落札者に送信された落札通知には落札したオークション案件に固有のURLが記載されており、オークションシステム10は、落札者の利用者コンピュータ(落札者コンピュータ)21aのブラウザがこのURLを指定してアクセスしてくると、落札したオークションについての詳細な情報と落札者によって選択可能ないくつかの決済方法についての説明とが記載されたWebページ(決済案内ページ)を落札者コンピュータに送信する(s1,s2)。図3にこの決済案内ページの概略図を示した。また図4(A)〜(D)に決済サービスの提供過程を落札者コンピュータ21aのブラウザに表示される画面遷移図によって示した。
【0030】
落札者が決済案内ページ上で決済サービスを指定すると(s3)、オークションシステム10は、以後、決済システム1と落札者コンピュータ21aとのデータ通信をWebページを通じて仲介するユーザインタフェースとして機能する。すなわち、決済サービスに係わる各種指示を落札者コンピュータ21aから受け付けて、その指示やその指示に基づく所定のデータを決済システム1に随時転送し、決済システム1における各種データ処理の結果を受け付け、その処理結果を反映した内容のWebページを落札者コンピュータ21aに返送する。
【0031】
オークションシステム10は、決済サービスの利用指示を受け付けると、出品者の会員IDとそれまでの累積評価得点とを決済システム1に送付し(s4)、決済システム1は、ここで自身の利用制限機能によって出品者が決済サービスによって落札代金を受け取ることができるかどうかをまず判定する(s100)。そして、その判定結果をオークションシステムに返送する(s5)。図5にこの時点利用制限機能(s100)に係わる処理の流れ図を示した。ここでは、該当の会員について、過去1ヶ月の受取金額と累積評価得点とを取得し、累積評価得点が50点以下であれば、利用上限額を30万円として、月間受取総額が30万円以下であれば利用限度額が30万円である旨をオークションシステム10に通知する(s101→s103→s5b)。また、累積評価得点が51点以上であっても、利用上限額が100万円に設定されていなければ、同じく利用限度額が30万円である旨をオークションシステム10に通知する(s101→s102→s104→s5c)。
【0032】
累積評価得点が51点以上で、所定の条件に基づいて事前にその利用上限額が100万円に設定されている出品者であれば、月間受取総額が100万円以下であれば利用限度額が100万円である旨をオークションシステム10に通知する(s101→s102→s104→s105→s5e)。月間受取総額が累積評価得点や所定の条件に応じた利用限度額より多ければ決済サービスの利用ができない旨をオークションシステム10に通知する(s103→s5a、あるいはs105→s5d)。なお、上限額が100万円に設定される条件については後述する。
【0033】
オークションシステム10は、決済サービスの利用不可の旨が通知されてくると、エラー画面のWebページを落札者コンピュータ21aに送信し、決済サービスが利用できない旨を通知する(s6→s7)。利用可能であれば、オークションシステム10は、個人情報データベース13に落札者の会員IDを照会し、この落札者のカード決済情報が登録されているかどうかを確認する(s9,s10)。登録されている場合には、該当のクレジットカードで決済をするか、他のクレジットカードで決済をするか否かを問い合わせるための機能と、他のクレジットカードについてのカード決済情報の入力欄と、落札金額に付帯費用(送料など)を加えた送金金額の入力欄とを含んだWebページ(決済申し込みページ:図7(A))を落札者コンピュータ21aに送信する(s10→s12)。落札者がこの決済申し込みページを通じて送金金額と個人情報データベース13の登録情報を使わない旨と、このページの所定欄に入力されたその他のクレジットカードに関するカード決済情報とを返送してくれば、この送金金額とカード決済情報とを取得する(s13,s14→s17)。登録情報を使う場合には、送金金額を取得する(s13,s14→s15,s16)。
【0034】
個人情報データベース13にクレジットカード番号が登録されていない会員、あるいは本人確認費の支払いに関する情報自体が登録されていない新規のオークション参加者に対しては、送金金額とカード決済情報の入力欄を含んだ決済申し込みページ(図7(B))を送信する(s10→s11)。そして、このページに入力されて返送されてきた情報を取得する(s17,s18)。
【0035】
つぎに、オークションシステム10は、落札者コンピュータ21aからカード決済情報を受け取ると、送金金額と出品者の会員IDとを決済システム1に転送する(s19)。決済システム1は、ここでも利用制限機能に係わる処理(s200)を実行して、落札者がクレジットカード決済によって支払う送金金額に基づく判定と、この送金金額に出品者の過去1ヶ月の受取総額を加算した額に基づく判定の2段階で利用制限の可否を判定している。図6にここでの利用制限機能(s200)に係わる処理についての流れ図を示した。決済システム1は、転送されてきた送金金額が30万円より多ければ、決済サービスの利用を許可しない旨をオークションシステム10に通知する(s201→s20a)。30万円以下であれば、出品者の過去1ヶ月の受取総額に今回の送金金額(出品者が受け取る額)を加算した額を算出し、その額が所定の限度額に達していなければ、決済サービスが利用できる旨をオークションシステム10に通知する(s202→s204→s20c、あるいはs202→s203,s205→s20e)。限度額に達していれば、利用できない旨を通知する(s204→s20b、あるいはs205→s20d)。なお、この場合も出品者の累積評価得点に応じて、50点以下、すなわち出品者の利用限度額が30万円以下である場合、今回の送金金額を加算したときの額の上限を33万円以下とする。51点以上、すなわち利用限度額が100万円以下である場合には加算合計額の上限を105万円以下とする。なお、決済サービスの利用が可能である場合には、その利用手数料として、送金金額に対して所定の割合の金額を算出し(s206)、この手数料の金額も併せてオークションシステム10に通知している。
【0036】
オークションシステム10は、利用不許可の旨の通知を受け取ると、決済サービスが利用できない旨を記載したWebページを落札者コンピュータ21aに送信し、他の決済方法を利用するように案内する(s21→s22)。
【0037】
利用許可の旨の通知を受け取ったならば、決済システム1にて算出された決済サービス利用手数料を先に落札者コンピュータ21aから取得した送金金額に加えてこれを落札者の総支払額とし、この総支払額を落札者に提示するとともに、その支払いに対して同意するか否かを問うためのWebページ(支払い確認ページ:図4(C))を落札者コンピュータ21aに送信する(s21→s24)。そして、落札者が支払い確認ページ上で支払いに同意する旨を指示してその指示情報が落札者コンピュータ21aから送付されてくると、先に取得したカード決済情報と、総支払額とを決済システム1に送付する(s25,ss26→s29)。
【0038】
決済システム1は、オークションシステム10が送付してきたカード決済情報と総支払額とを照会窓口システム41に与えて与信照会を行ってもらう。照会窓口システム41から返送されてきた与信照会の結果として、与信の旨が返送されてくると、出品者の受取口座が受取情報データベース2に登録されているかどうかを調べる。そして、決済を特定するための決済IDと、与信の旨の情報と、受取口座についての調査結果とをオークションシステム10に返送するとともに、このクレジットカード決済に係わる内容情報を決済情報データベース3に格納する(s30〜s32→s34,s35)。なお、与信が得られなかった場合にはその旨をオークションシステム10に返送する(s32→s33)。
【0039】
また出品者は、落札者の与信が得られて実際にクレジットカード決済の実行が確実になった時点で、今回のクレジットカード決済によって受け取る額がそれまでの月間受取総額に加算されることになり、加算後の受取総額が先の累積評価得点に応じた利用限度額に達した場合、今月はこれ以上落札代金を受け取ることができなくなる。決済システム1は、この時点でも利用制限機能による処理(s300)を実行し、今回のオークション取引によって月間受取総額を超えてしまった出品者には、今月はこれ以上落札代金を受取ることができない旨をオークションシステム10に通知するようにしている。
【0040】
図7にここでの利用制限機能に係わる処理の流れ図を示した。加算後の受取総額が限度額に達した場合には、その旨をオークションシステム10に通知し(s301→s303→s36a、あるいはs301→s302,s305→s36b)、オークションシステム10は、今月分の落札代金については決済システム1を利用して受け取れない旨を記載した電子メール(利用制限到達通知)を出品者のメールアドレスに宛てて送信する(s45→s46)。
【0041】
また上述したように、累積評価得点が51点以上であれば、誰でも利用上限額が100万円に設定されるわけではない。月間受取額の上限が100万円に設定されている会員は、事前に所定の審査基準を満たしている必要がある。この例では、過去の累積評価得点が51点以上で、さらに、その評価履歴において、悪いと評価された割合が5%未満である場合に限って、その会員の月間受取限度額を100万円としている。なお、該当する会員については、上限額を100万にできる旨をオークションシステム10に通知しs303→s304,s306→s36d)、オークションシステム10は、この通知を受け取ると、上限額を100万にすることができる旨や、希望により上限額を100万円にするための手続き方法などを案内する電子メール(利用限度額増額通知)をこの会員に宛てて送付している(s48→s49)。
【0042】
なお、オークションシステム10は、落札者のクレジットカード決済に対して与信の旨の情報が返送されてきたならば、決済IDとクレジットカード決済が完了した旨の記載とを含んだWebページ(決済完了ページ:図4(D))を落札者コンピュータ21aに送信する。併せて、決済IDと決済完了の旨を落札者と出品者の双方に電子メールにより通知する(s37→s40,s41,s42→s44)。なお、与信が得られたものの、出品者の受取口座がまだ未登録であった場合には、出品者に送信する決済完了の電子メールに受取口座を登録するように督促する内容を記載する(s42→s43)。
【0043】
なお与信が得られなかった場合、本実施例では、決済サービス申し込みページを再送するなどして、他のクレジットカードのカード決済情報を再入力させて上記と同様に与信照会を行うループ処理に移行する(s37→s38,s39)。もちろん。このループ回数に上限を設定し、その回数を超えた時点で、エラー画面を送付してその後の処理を中止するようにしてもよい。もちろん、与信が得られなかった旨を記載したWebページを落札者コンピュータ21aに送信して他の決済方法を選択するように案内してもよい。
【0044】
決済システム1は、毎日定時など、定期的に決済情報データベース3にアクセスし、クレジットカード決済の受け付けを完了したオークション案件について、送金金額と出品者の受取口座情報とを取得する。そして、適宜な金融機関のEBシステム42に接続して、送金金額の口座振替を依頼する。また、EBシステム31よりこの依頼に対して該当の送金処理がなされた旨の情報を受け取ると、落札者が出品者に対する送金金額相当分の金額を窓口機関に対する売り上げとして計上してその旨を決済情報データベース3に格納する。
【0045】
なお決済システム1は、受取人の口座がある金融機関に決済仲介業者の口座がある場合には、その金融機関のEBシステム31に対して口座振替を依頼するようにして振込手数料を可能な限り節約している。また、同じ金融機関に口座が無くても、都市銀行同士、地方銀行同士など、より手数料の安い経路で口座振替を行うように口座振替を依頼するEBシステム31を適宜に決定している。
【0046】
===利用制限設定機能の適用範囲===
上記実施例では、決済サービスに本発明の利用制限設定方法を適用し、出品者の受取総額が受取限度額を超えている場合、その決済サービスの利用を制限していた。この例に限らず、例えば、出品者の受取総額が受取限度額を超えている場合、その月のオークション取引や参加を認めないなど、制限の対象となるサービスなどは適宜に設定できる。もちろん、利用制限を設定する際に採用する累積評価得点や受取総額などの基準は適宜に設定できるものである。
【0047】
【発明の効果】
本発明のネットオークションにおける利用制限設定方法によれば、実際のオークション取引の実績やその取引の際に取引当事者が相手に対してした評価に基づいてオークションに係わる利用制限を設定している。そのため、優良なオークション参加者が積極的に利用でき、より信頼性の高いオークションサイトが構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における利用制限設定方法が適用されるネットワーク構成図である。
【図2】上記ネットワークを構成する決済システムが提供する決済サービスに係わる処理の流れ図である。
【図3】上記決済サービスの利用申し込みを受け付けるWebページの画面概略図である。
【図4】上記決済サービスの提供過程で利用者コンピュータに表示される画面の遷移図である。
【図5】上記決済システムにおける利用制限設定機能に係わる処理の流れ図である。
【図6】上記決済システムにおける利用制限設定機能に係わる処理の流れ図である。
【図7】上記決済システムにおける利用制限設定機能に係わる処理の流れ図である。
【符号の説明】
1 決済システム
2 受取情報データベース
3 決済情報データベース
10 オークションシステム
13 個人情報データベース
15 オークションデータベース
31 電子銀行業務システム
41 照会窓口システム

Claims (6)

  1. 利用者コンピュータとオークションシステムと決済システムとが通信回線を介して相互に接続されて構成するコンピュータシステムによる会員制のネットオークションにおける利用制限設定方法であって、
    前記オークションシステムは、オークションの出品者と入札者の会員IDをオークションIDに関連付けてオークションデータベース記憶手段に記憶するステップと、
    出品者情報を、前記オークションデータベース記憶手段に記憶されているオークションIDに関連付けられた入札者の会員IDに基づいて特定するステップと、
    当該落札されたオークションの出品者と落札者の双方が相手に対して付ける評価であって、過去の評価及びコメントを確認するためのWebページ、評価を入力するためのWebページをそれぞれ利用者コンピュータに表示させるステップと、
    前記Webページにおいて入力を受け付けた評価情報を受信して、評価得点に換算して会員IDに対応付けて評価情報データベース記憶手段に累積記憶するステップと、
    オークション取引によって前記出品者が受け取った落札代金の受取履歴を、前記決済システムにアクセスして取得し、前記会員IDに関係付けて受取情報データベース記憶手段に記憶するステップと、を実行し、
    前記決済システムは、前記評価情報データベース記憶手段を読み出して、出品者の会員IDに対応付けて記憶されている評価得点を取得するステップと、
    取得した前記評価得点に基づいて累積評価得点を算出するステップと、
    前記受取情報データベース記憶手段を読み出して、出品者の会員IDに対応付けて記憶されている前記受取履歴の合計金額を算出するステップと、
    前記累積評価得点が所定の得点を超えない場合において、前記受取履歴の合計金額が所定の額を超えないとき、出品者が受け取れる限度額を前記所定の額に設定し、
    前記累積評価得点が前記所定の得点を超える場合において、出品者が受け取れる限度額の上限が前記所定の額よりも大きい額に設定されており、かつ、前記受取履歴の合計金額が前記所定の額よりも大きい額を超えないとき、出品者が受け取れる限度額を前記所定の額よりも大きい額に設定する限度額設定ステップと、を実行する会員制ネットオークションにおける利用制限設定方法。
  2. 請求項1において、
    前記累積評価得点が所定の得点を超える場合において、前記評価得点の内訳の中で相対的に低い評価得点の全体に占める割合が所定の割合を超えないとき、前記出品者が受け取れる限度額の上限を前記所定の額よりも大きい額に設定する上限額設定ステップを更に含むことを特徴とするネットオークションにおける利用制限設定方法。
  3. 請求項1または2において、
    前記限度額設定ステップでは、
    前記累積評価得点が前記所定の得点を超える場合において、出品者が受け取れる限度額の上限が前記所定の額よりも大きい額に設定されていないとき、出品者が受け取れる限度額を前記所定の額に設定することを特徴とするネットオークションにおける利用制限設定方法。
  4. 請求項1から3のいずれかにおいて、
    前記限度額設定ステップでは、
    前記累積評価得点が前記所定の得点を超えない場合において、前記受取履歴の合計金額が前記所定の額を超えるとき、または、
    前記累積評価得点が前記所定の得点を超える場合において、前記受取履歴の合計金額が前記所定の額よりも大きい額を超えるとき、前記出品者による前記決済システムの利用を不可とすることを特徴とするネットオークションにおける利用制限設定方法。
  5. 請求項1からのいずれかに記載の利用制限設定方法の各ステップを前記コンピュータシステムに実行させるコンピュータプログラム。
  6. 利用者コンピュータとオークションシステムと決済システムとが通信回線を介して相互に接続されて構成する、会員制のネットオークションにおける利用制限設定システムであって、
    前記オークションシステムは、オークションの出品者と入札者の会員IDをオークションIDに関連付けてオークションデータベース記憶手段に記憶するオークションデータベース記憶手段と、
    出品者情報を、前記オークションデータベース記憶手段に記憶されているオークションIDに関連付けられた入札者の会員IDに基づいて特定するオークション特定手段と、
    当該落札されたオークションの出品者と落札者の双方が相手に対して付ける評価であって、過去の評価及びコメントを確認するためのWebページ、評価を入力するためのWebページをそれぞれ利用者コンピュータに表示させる手段と、
    前記Webページにおいて入力を受け付けた評価情報を受信して、評価得点に換算して会員IDに対応付けて累積記録する評価情報データベース記憶手段と、
    オークション取引によって前記出品者が受け取った落札代金の受取履歴を、前記決済システムにアクセスして取得し、前記会員IDに関係付けて記憶する受取情報データベース記憶手段と、を備え、
    前記決済システムは、前記評価情報データベース記憶手段を読み出して、出品者の会員IDに対応付けて記憶されている評価得点を取得する評価得点算定手段と、
    取得した前記評価得点に基づいて累積評価得点を算出する累積評価得点算出手段と、
    前記受取情報データベース記憶手段を読み出して、出品者の会員IDに対応付けて記憶されている前記受取履歴の合計金額を算出する受取情報算出手段と、
    前記累積評価得点が所定の得点を超えない場合において、前記受取履歴の合計金額が所定の額を超えないとき、出品者が受け取れる限度額を前記所定の額に設定し、
    前記累積評価得点が前記所定の得点を超える場合において、出品者が受け取れる限度額の上限が前記所定の額よりも大きい額に設定されており、かつ、前記受取履歴の合計金額が前記所定の額よりも大きい額を超えないとき、出品者が受け取れる限度額を前記所定の額よりも大きい額に設定する限度額設定手段と、を備える会員制ネットオークションにおける利用制限設定システム。
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