JP4484323B2 - 画像・情報記録装置 - Google Patents

画像・情報記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4484323B2
JP4484323B2 JP2000173884A JP2000173884A JP4484323B2 JP 4484323 B2 JP4484323 B2 JP 4484323B2 JP 2000173884 A JP2000173884 A JP 2000173884A JP 2000173884 A JP2000173884 A JP 2000173884A JP 4484323 B2 JP4484323 B2 JP 4484323B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
image
path
recording
image receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000173884A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001347698A (ja
Inventor
洋暢 佐藤
充 沢野
雅利 戸田
哲也 村瀬
勇一郎 濱野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Fujifilm Corp
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc, Fujifilm Corp filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2000173884A priority Critical patent/JP4484323B2/ja
Publication of JP2001347698A publication Critical patent/JP2001347698A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4484323B2 publication Critical patent/JP4484323B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録材料に付着した塵埃を除去する塵埃除去手段を備えた画像・情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
サーマルヘッドやレーザヘッド等により画像や文字情報等を記録する画像・情報記録装置においては、受像シートや記録材料等に付着した塵埃が仕上がり画像、特にK(黒)、C(シアン)、M(マゼンタ)およびY(イエロー)の各色トナーシートを用いたカラー画像の品質に重大な影響を与えることがある。
【0003】
例えば、図2に示すように、トナーシートTと受像シートRとを密着させてレーザヘッドまたはサーマルヘッドを用いて加熱し、熱現像により生成した画像や文字情報等をトナーシートTから受像シートRに転写する方式の画像・情報記録装置において、上述のトナーシートTと受像シートRとの間に塵埃Xが存在する場合には、塵埃XによるトナーシートTと受像シートRとの密着不良のため、図中の矢印Aの範囲で画像の抜け(白抜け)が発生してしまう。
【0004】
このように、受像シートや記録材料等に塵埃が付着していると、仕上がり画像に画像ムラや白抜け等の不具合が生じるため、予め付着した塵埃を除去してから記録を行う必要がある。したがって、従来では、塵埃を除去するために利用者がクリーニングペーパ等を用いて直接手で清掃していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の方法では、清掃時に利用者の衣服等から新たな塵埃が受像シートや記録材料等の表面に付着してしまうおそれがある。特に、受像シート等の傷の付きやすい記録材料に関しては、この表面に傷を付けるおそれがあるため、このような方法では扱うことができない。したがって、従来の画像・情報記録装置では、本紙に記録してみなければ受像シートや記録材料等に塵埃が付着しているかが判別できず、記録された本紙に画像ムラまたは白抜け等の印画不良を発見してはじめて塵埃の存在が明らかとなるため、受像シートやトナーシート等の記録材料または本紙を無駄に使用してしまうという問題点があった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、記録材料に付着した塵埃を除去することによって、塵埃による印画不良を防止する画像・情報記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る画像・情報記録装置は、記録材料に画像・情報を記録する記録手段と、前記記録材料を蓄積する記録材料蓄積部と、前記記録材料を一時保持する記録材料保持部と、前記記録材料を前記記録材料蓄積部から前記記録材料保持部に搬送するための第1経路と、前記記録材料を前記記録材料保持部から前記記録手段方向に搬送するための第2経路と、を備え、前記記録材料は前記記録材料蓄積部から前記第1経路を移動して一旦前記記録材料保持部に保持され、スイッチバックするように前記記録材料保持部から前記第2経路を移動して前記記録手段方向に搬送され、前記記録手段と前記記録材料保持部との間を複数回往復して該記録手段において複数回記録される画像・情報記録装置において、前記第1経路を移動する前記記録材料の記録面に付着した塵埃を除去する第1塵埃除去手段と、前記第2経路を移動する前記記録材料の記録面に付着した塵埃を除去する第2塵埃除去手段と、を備え、前記第1および前記第2塵埃除去手段は、前記記録材料の表面に接して回転する粘着ローラであって、前記第1塵埃除去手段の粘着力は、前記第2塵埃除去手段の粘着力より強いものである。
【0008】
また、請求項2に係る画像・情報記録装置は、請求項1に記載の画像・情報記録装置において、前記第1および第2塵埃除去手段は、前記記録材料保持部と、前記第1経路または前記第2経路と、の節点近傍に位置するものである。
【0010】
また、請求項3に係る画像・情報記録装置は、請求項1、または2に記載の画像・情報記録装置において、前記第2塵埃除去手段の粘着力は27hPa以下であり、表面粗さは1.16μmである。
【0011】
また、請求項4に係る画像・情報記録装置は、請求項1、または2に記載の画像・情報記録装置において、前記第1塵埃除去手段の粘着力は33hPa以下であり、表面粗さは1.16μmである。
【0012】
さらに、請求項5に係る画像・情報記録装置は、請求項1、2、3または4に記載の画像・情報記録装置において、前記第1塵埃除去手段は前記第1経路と前記第2経路との間に位置し、前記記録材料が前記第2経路を移動するとき、前記記録材料の記録面の裏面に付着した塵埃を除去するものである。
【0013】
本発明の請求項1に係る画像・情報記録装置は、第1塵埃除去手段および第2塵埃除去手段の少なくともいずれか一方を備え、特に請求項2では、第1および第2塵埃除去手段が記録材料保持部と、第1経路または第2経路と、の節点近傍に位置する。したがって、第1または第2塵埃除去手段によって記録材料の記録面に付着した塵埃が除去されるため、白抜けおよび画像ムラを防止することができる。
【0014】
また、請求項3に係る画像・情報記録装置では、第1および第2塵埃除去手段が記録材料の搬送に連動して、記録材料の表面に接して回転する粘着フリーローラであるため、記録材料に付着した塵埃によって記録材料表面を傷つけることなく塵埃を除去することができる。
【0015】
また、請求項4および5に係る画像・情報記録装置では、第1および第2塵埃除去手段の粘着力および表面粗さがそれぞれ異なる。第1塵埃除去手段においては粘着力を強くすることにより塵埃を確実に除去することができ、第2塵埃除去手段においては粘着力を第1塵埃除去手段よりも弱くすることにより、記録材料上に記録されたトナー等の材料をはがすことなく塵埃を除去することができる。
【0016】
さらに、請求項6に係る画像・情報記録装置では、記録材料が第2経路を移動するとき、第1塵埃除去手段が記録材料の記録面とは裏側の面に付着した塵埃を除去する。したがって、第2経路以降の搬送系に付着する塵埃を減少させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像・情報記録装置の一実施形態例について、図1を参照して詳細に説明する。なお、図1は本発明の一実施形態の画像・情報記録装置を示す横面図である。
【0018】
図1において、本実施形態の画像・情報記録装置は薄膜熱転写方式の記録装置であって、主に、特許請求の範囲に記載の記録手段に該当するサーマルヘッド(TPH)101と、トナーシート103と、トナーシート供給ロール105と、トナーシート巻取りロール107と、記録材料に該当する受像シート109と、記録材料蓄積部に該当する受像シートカセット(ASF)111と、記録材料保持部に該当する受像シート保持部113と、第2塵埃除去手段に該当する第2粘着ローラ115と、第1塵埃除去手段に該当する第1粘着ローラ117とを備えて構成されている。また本装置は、受像シート109を受像シートカセット111から受像シート保持部113に搬送するための第1経路119と、受像シート109を受像シート保持部113からサーマルヘッド101方向に搬送するための第2経路121とを備え、受像シート保持部113の一端から先の経路は第1経路119と第2経路121とに分かれている。以下、本明細書においては、第1経路119と第2経路121とに分かれる点を節点と称することとする。
【0019】
サーマルヘッド101は、トナーシート103と受像シート109とを密着させてトナーシート103側から加熱し、熱現像により生成した画像をトナーシート103から受像シート109に転写するものである。なお、トナーシート103は、トナーシート供給ロール105から供給され、サーマルヘッド101とプラテンローラ123との間を通ってトナーシート巻取りロール107によって巻き取られる。また、トナーシート103はK(黒)、C(シアン)、M(マゼンタ)およびY(イエロー)の4色の領域を有し、受像シート109一枚に対してこれら4色分の領域のトナーシートを用いる。
【0020】
受像シートカセット111は、シート状の受像シート109を蓄積しておくためのものである。受像シートカセット111から供給された受像シート109は、ローラ125,127によって第1経路119を通って受像シート保持部113に搬送される。次に、受像シート保持部113に保持されている受像シート109は、紙送りローラ129およびローラ131によって第2経路を通ってサーマルヘッド101方向に搬送される。さらに、トナーシート103と密着して、上述のようにサーマルヘッド101によって画像や文字情報等が転写される。このようにして転写された受像シート109は、ピンチローラ133およびキャプスタンローラ135によって再び第2経路121を通って受像シート保持部113に搬送される。なお、受像シート109は、KCMY4色のトナーシート103によって各色の画像や文字情報等が4回転写されなければならないため、第2経路121を4回往復する。なお、本実施形態では、シート状の受像シート109を受像シートカセット111に蓄積しているが、複数枚分の受像シート109を連ねてロール状としたものを用いても良い。
【0021】
第2粘着ローラ115は、サーマルヘッド101から受像シート保持部113方向(以下、上流側と称す)にサーマルヘッド101の発熱部から所定の距離(約85mm)だけ離れた、第1経路119および第2経路121の節点近傍の第2経路に配置されている。また第2粘着ローラ115は、受像シート109が第2経路121を移動するとき、受像シート109のトナーシート103によって転写される側の面(以下、受像面と称す)が接するように配置されている。
【0022】
また、第2粘着ローラ115はフリーローラであり、受像シート109の搬送に連動して回転するローラである。また、第2粘着ローラ115は、受像シート109が第2経路121を通って受像シート保持部113からサーマルヘッド101方向に搬送される際、またはサーマルヘッド101から受像シート保持部113に搬送される際に、受像シート109の受像面に付着した塵埃を除去する。
【0023】
次に、第1粘着ローラ117は、受像シートカセット111の出口から受像シートを搬送する方向に所定の距離(約60mm)だけ離れた、第1経路119および第2経路121の節点近傍の第1経路119と第2経路121との中間に配置されている。また第1粘着ローラ117は、受像シート109が第1経路119を移動するとき、受像シート109の受像面と接するように配置されている。
【0024】
また、第1粘着ローラ117も第2粘着ローラ115と同様にフリーローラであり、受像シート109の搬送に連動して回転するローラである。また、第1粘着ローラ117は、受像シート109が第1経路119を通って受像シートカセット111から受像シート保持部113に供給される際に、受像シート109の受像面に付着した塵埃を除去するローラである。なお、受像シート109が第2経路121を移動する際に、受像シート109の受像面とは反対側の面(以下、支持面と称す)が第1粘着ローラ117と接するため、第1粘着ローラ117は受像シート109の支持面に付着した塵埃をも除去する。
【0025】
第2粘着ローラ115および第1粘着ローラ117はそれぞれ同じ材質のものであり、表面粗さはともに約1.16μmであるが、表1に示すように粘着力が異なる。第2粘着ローラ115に関しては、粘着力が強いと受像シート109の受像面に転写されたトナーがはがれてしまうため、トナーがはがれないような粘着力とされている。一方、第1粘着ローラ117に関しては、第2粘着ローラ115に比べて粘着力が強く設定されている。
【0026】
【表1】
Figure 0004484323
【0027】
なお、上記の表1における塵埃量は、A3サイズの受像シート上で綿タオルを20回叩き、受像面上に繊維ゴミを付着させて、画像・情報記録装置にて単色ベタをプリント出力し、プリントサンプル上の白抜け数(300μm未満)を数えた数値である。
【0028】
また、第2粘着ローラ115は脱着可能であり、かつ取り外して清掃することができる。また、第1粘着ローラ117も清掃可能である。
【0029】
また、第2粘着ローラ115および第1粘着ローラ117の材質に関しては、例えば、各粘着ローラ115,117の表面に設けられているゴムのメインポリマーがイソブチレン系であり、充填剤がSiO2/TiO2/ZnO2であり、可塑剤が炭化水素系化合物である。また、各粘着ローラ115,117の表面粘着力は上記した通りであるが、他の実施形態の場合においても、表面粘着力が20hPa〜33hPaであることが望ましい。
【0030】
次に、本実施形態の画像・情報記録装置の動作について説明する。
受像シートカセット111からシート状の受像シート109が1枚取り出され、ローラ125,127によって第1経路119を通って受像シート保持部113に搬送される。このとき、受像シート109の受像面に付着した塵埃は、第1粘着ローラ117によって除去される。受像シート109が受像シート保持部113に搬送され終わると、次に、受像シート109は、紙送りローラ129およびローラ131によって受像シート保持部113から第2経路121を通ってサーマルヘッド101方向に搬送される。このとき、受像シート109の受像面に付着した塵埃は第2粘着ローラ115によって除去され、受像シート109の支持面に付着した塵埃は第1粘着ローラ117によって除去される。このして塵埃が除去された受像シート109は、サーマルヘッド101とプラテンローラ123とに挟まれY(イエロー)のトナーシート103と密着した状態で、サーマルヘッド101を用いてYに関する画像や文字情報等がトナーシート103から熱転写される。
【0031】
次に、Yに関する画像や文字情報等が転写された受像シートは、ピンチローラ133およびキャプスタンローラ135によって再び第2経路121を通って受像シート保持部113に搬送される。このとき、受像シート109の受像面に付着した塵埃は第2粘着ローラ115によって除去され、受像シート109の支持面に付着した塵埃は第1粘着ローラ117によって除去される。このようにして、受像シート109は受像シート保持部113およびサーマルヘッド101間をさらに3回往復して、順にM(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の画像や文字情報等が転写されていく。
【0032】
なお、本実施形態の画像・情報記録装置を実施するカラープリンタとして、次に記載のプリンタを用いて実施した。
[条件]
・プリンタ:富士写真フイルム(株)製デジタルカラープルーフ FIRST PROOFプリンタ
・ラミネータ:富士写真フイルム(株)製デジタルカラープルーフ FIRST PROOFラミネータ
・受像シート:富士写真フイルム(株)製デジタルカラープルーフ FIRST PROOF用レシーバーシートA3WL
・トナーシート:富士写真フイルム(株)製デジタルカラープルーフ FIRST PROOF用プルーフリボンJ
・本紙:特菱アート紙
【0033】
このように、本実施形態の画像・情報記録装置では、サーマルヘッド101から上流側にサーマルヘッド101の発熱部から所定の距離(約85mm)だけ離れた、第1経路119および第2経路121の節点近傍の第2経路側に第2粘着ローラ115を配置し、受像シートカセット111の出口から受像シートを搬送する方向に所定の距離(約60mm)だけ離れた、第1経路119および第2経路121の節点近傍の第1経路119と第2経路121との中間に第1粘着ローラ117を配置した。またこれらは、受像シート109が第1経路191および第2経路121を移動する際に、受像シート109の受像面と接するため、受像シート109の受像面に付着した塵埃を記録前に除去することができる。このため、白抜けおよび画像ムラを防止することができる。
【0034】
また、受像シート109が第2経路121を移動する際に、受像シート109の支持面が第1粘着ローラ117と接するため、第1粘着ローラ117は受像シート109の支持面に付着した塵埃をも除去することもできる。
【0035】
また、第2粘着ローラ115および第1粘着ローラ117は、受像シート109の搬送に連動して回転するフリーローラであるため、受像シート109に付着した塵埃によって受像シート109表面を傷つけることなく塵埃を除去できる。
【0036】
さらに、第2粘着ローラ115の粘着力を第1粘着ローラ117の粘着力よりも弱めることで、第2粘着ローラ115によって受像シート109の受像面に付着した塵埃を除去するときに、受像シート109の受像面に転写されたトナーがはがれないようにすることができる。
【0037】
なお、本実施形態の画像・情報記録装置では第2粘着ローラ115および第1粘着ローラ117の二つを備えたが、いずれか一方のみを用いても良い。また、第2粘着ローラ115および第1粘着ローラ117に同様なローラをそれぞれ複数個備えても良い。
【0038】
また、第2粘着ローラ115および第1粘着ローラ117の代わりに、例えば、高圧のエアーを吹き付けて塵埃を除去する手段等を用いても良い。
【0039】
また、記録後の受像シート109に接触するように、表面粘着力が27hPa以下で、表面粗さが2μm以下の粘着ローラ(図示せず)を備えても良い。
【0040】
さらに、給紙中の受像シート109は通過するが、記録後の受像シート109は通過しない位置に、表面粘着力が33hPa以下で、表面粗さが2μm以下の粘着ローラ(図示せず)を備えても良い。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像・情報記録装置によれば、第1塵埃除去手段および第2塵埃除去手段の少なくともいずれか一方を備え、これらによって記録材料に付着した塵埃が除去されるため、白抜けおよび画像ムラを防止することができる。
【0042】
また、第1および第2塵埃除去手段を、記録材料の搬送に連動して記録材料の表面に接して回転するローラとすることにより、記録材料に付着した塵埃によって記録材料表面を傷つけることなく塵埃を除去することができる。
【0043】
さらに、第1および第2塵埃除去手段の粘着力および表面粗さをそれぞれ異なるものとし、第1塵埃除去手段においては粘着力を強くすることにより塵埃を確実に除去することができ、第2塵埃除去手段においては粘着力を第1塵埃除去手段よりも弱くすることにより、記録材料上に記録されたトナー等の材料をはがすことなく塵埃を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の画像・情報記録装置を示す横面図である。
【図2】レーザプリンタやサーマルプリンタ等の熱転写プリンタの、トナーシートと受像シートとの間に存在する塵埃の問題点を説明する図である。
【符号の説明】
101 サーマルヘッド
103 トナーシート
105 トナーシート供給ロール
107 トナーシート巻取りロール
109 受像シート
111 受像シートカセット
113 受像シート保持部
115 第2粘着ローラ
117 第1粘着ローラ
119 第1経路
121 第2経路
123 プラテンローラ
125,127,131 ローラ
129 紙送りローラ
133 ピンチローラ
135 キャプスタンローラ

Claims (5)

  1. 記録材料に画像・情報を記録する記録手段と、前記記録材料を蓄積する記録材料蓄積部と、前記記録材料を一時保持する記録材料保持部と、前記記録材料を前記記録材料蓄積部から前記記録材料保持部に搬送するための第1経路と、前記記録材料を前記記録材料保持部から前記記録手段方向に搬送するための第2経路と、を備え、前記記録材料は前記記録材料蓄積部から前記第1経路を移動して一旦前記記録材料保持部に保持され、スイッチバックするように前記記録材料保持部から前記第2経路を移動して前記記録手段方向に搬送され、前記記録手段と前記記録材料保持部との間を複数回往復して該記録手段において複数回記録される画像・情報記録装置において、
    前記第1経路を移動する前記記録材料の記録面に付着した塵埃を除去する第1塵埃除去手段と、
    前記第2経路を移動する前記記録材料の記録面に付着した塵埃を除去する第2塵埃除去手段と
    備え、
    前記第1および前記第2塵埃除去手段は、前記記録材料の表面に接して回転する粘着ローラであって、前記第1塵埃除去手段の粘着力は、前記第2塵埃除去手段の粘着力より強いことを特徴とする画像・情報記録装置。
  2. 前記第1および第2塵埃除去手段は、前記記録材料保持部と、前記第1経路または前記第2経路と、の節点近傍に位置することを特徴とする請求項1記載の画像・情報記録装置。
  3. 前記第2塵埃除去手段の粘着力は27hPa以下であり、表面粗さは1.16μmであることを特徴とする請求項1、または2記載の画像・情報記録装置。
  4. 前記第1塵埃除去手段の粘着力は33hPa以下であり、表面粗さは1.16μmであることを特徴とする請求項1、または2記載の画像・情報記録装置。
  5. 前記第1塵埃除去手段は前記第1経路と前記第2経路との間に位置し、前記記録材料が前記第2経路を移動するとき、前記記録材料の記録面の裏面に付着した塵埃を除去することを特徴とする請求項1、2、3または4記載の画像・情報記録装置。
JP2000173884A 2000-06-09 2000-06-09 画像・情報記録装置 Expired - Fee Related JP4484323B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000173884A JP4484323B2 (ja) 2000-06-09 2000-06-09 画像・情報記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000173884A JP4484323B2 (ja) 2000-06-09 2000-06-09 画像・情報記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001347698A JP2001347698A (ja) 2001-12-18
JP4484323B2 true JP4484323B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=18676024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000173884A Expired - Fee Related JP4484323B2 (ja) 2000-06-09 2000-06-09 画像・情報記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4484323B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4871746B2 (ja) * 2006-02-17 2012-02-08 キヤノン株式会社 消耗品カセット及び記録装置
JP5586434B2 (ja) * 2010-11-24 2014-09-10 株式会社金陽社 印刷用除塵ブランケット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001347698A (ja) 2001-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04219264A (ja) 被記録材を搬送するための搬送装置、および、その搬送装置を備える記録装置
JP2009166373A (ja) 画像形成装置及びそれに用いる改質シートカートリッジ
JPH1158901A (ja) 熱記録装置
JP2007320667A (ja) 画像形成装置
CN101021698A (zh) 供纸盒以及图像形成装置
JP4484323B2 (ja) 画像・情報記録装置
JP3694109B2 (ja) クリーニングローラの運転方法
JP2004046561A (ja) インクジェット記録装置及び該記録装置の制御方法
US7255042B2 (en) Recording apparatus and method of foreign material removal thereof
JP2021041593A (ja) 熱転写受像シート、熱転写受像シートのロール及び熱転写印画装置
JPH01141075A (ja) 画像記録装置
JP2000255089A (ja) 接触型記録ヘッド及びこれを用いた画像形成装置
US20060232656A1 (en) Thermal printer, print head, printing method and substrate for use therewith
JP2005007760A (ja) インクジェット記録装置
JPH01141078A (ja) 画像記録装置における清掃部材のクリーニング方法
JP2579245B2 (ja) カラープリンタ装置
JP2000127562A (ja) 画像記録装置
JP2001030524A (ja) サーマルプリンタ
JP3382333B2 (ja) 画像形成装置及びそのクリーニング装置
JPH0449074A (ja) 記録シート
JP2000127561A (ja) サーマルヘッドのクリーニング方法
JP3331725B2 (ja) 熱転写型プリンターのクリーニング用カートリッジ及びクリーニング方法
JP2003122162A (ja) 画像形成方法および画像形成装置
JPH01141081A (ja) 画像記録装置
JP3369744B2 (ja) 搬送ローラのクリーニングシート

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060424

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070517

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071112

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071119

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees