JP4483511B2 - 体温調節システム - Google Patents

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Description

本発明は、体温調節装置及び体温調節システム並びに体温調節方法に関し、例えば安眠枕に適用できる。
氷枕で頭部を冷却することで、夏場のように高温多湿の環境下でも寝つきが良くなることが、経験的に知られている。
従って従来から、頭部を冷却する装置が多々提案されている。例えば、冷水などの熱媒体を循環可能な装置で頭部を冷却する技術が、特許文献1〜4に開示されている。
なお、本発明に関連する技術を以下に示す。センサで検出された体温に基づいて環境温度を制御する技術が、特許文献5,6に開示されている。センサで検出された入眠時点に基づいて環境温度を制御する技術が、特許文献7,8に開示されている。上半身及び下半身の温度を調節する温調器を備えた装置が、特許文献9に開示されている。入眠時に環境温度を低下させ、覚醒時に環境温度を上昇させる技術が、特許文献10に開示されている。
実開平5−21930号公報 実開平6−52645号公報 特開平8−84744号公報 特開2003−126139号公報 第2876882号公報 第2987981号公報 特開平4−270843号公報 特許第2811977号公報 特開2003−125908号公報 特開平9−303840号公報
しかしながら、氷枕を用いた場合、氷が溶けてしまうため、長時間の冷却を行えないという不都合や、過剰な冷却で睡眠を阻害する可能性があった。
従来から提案されている頭部を冷却する装置においても、過剰な冷却で睡眠を阻害する可能性があった。
また、上述した氷枕や頭部を冷却する装置では、入眠前から頭部の冷却が行われていたため、入眠前に感じる寒気によって入眠を阻害する可能性があった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、入眠を阻害することなく頭部などの人体の局部を冷却することで、良好な睡眠を得ることが目的とされる。
この発明にかかる体温調節システムは、体温調節装置(1)と、空調機(4)とを有する。前記体温調節装置は、人体の第1部分を局所的に冷暖する温調部(12)と、制御部(11)とを備え、前記制御部は、温度センサ(2)で検出される前記人体の局部である第2部分の温度(T)に基づいて、前記温調部に前記第1部分を冷暖させる。前記空調機は、前記体温調節装置が備える前記温調部(12)の冷却/加熱に応じて、少なくとも前記第1部分をそれぞれ冷却/加熱する。
この発明の請求項1にかかる体温調節システムでは、前記空調機は、前記体温調節装置で前記第2部分の温度(T)を所定の閾値まで低下させた後、前記人体が所在する場所の環境温度を低下させる。
この発明の請求項2にかかる体温調節システムでは、前記空調機は、前記体温調節装置で前記第2部分の温度(T)を所定の閾値まで上昇させた後、前記人体が所在する場所の環境温度を上昇させる。
この発明の請求項にかかる体温調節システムは、請求項1又は請求項2記載の体温調節システムであって、前記第2部分は頭部である。
この発明の請求項にかかる体温調節システムは、請求項記載の体温調節システムであって、前記温調部(12)が前記第1部分を冷却する際には、前記第2部分の温度(T)を36℃から35℃まで低下させる。
この発明の請求項にかかる体温調節システムは、請求項または請求項記載の体温調節システムであって、前記温調部(12)が前記第1部分を加熱する際には、前記第2部分の温度(T)を35℃から36℃まで上昇させる。
この発明の請求項にかかる体温調節システムは、請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載の体温調節システムであって、前記第1部分は頭部である。
この発明の請求項にかかる体温調節システムは、請求項記載の体温調節システムであって、前記温調部(12)は、前記第1部分近傍の温度を0℃乃至36℃の範囲とする。
この発明の請求項にかかる体温調節システムは、請求項記載の体温調節システムであって、前記温調部(12)は、温調した空気を前記第1部分に送風しつつも、前記空気を28.5℃から26.5℃まで低下させる。
この発明の請求項にかかる体温調節システムは、請求項記載の体温調節システムであって、前記温調部(12)は前記第1部分と接触し、前記温調部前記第1部分と接触する部位は前記第1部分を冷却しつつ、14℃乃至18℃のいずれかの温度から2℃低下する。
この発明の請求項10にかかる体温調節システムは、請求項7記載の体温調節システムであって、前記温調部(12)は、温調した空気を前記第1部分に送風しつつも、前記空気を26.5℃から28.5℃まで上昇させる。
この発明の請求項11にかかる体温調節システムは、請求項7記載の体温調節システムであって、前記温調部(12)は前記第1部分と接触し、前記温調部の前記第1部分と接触する部位は前記第1部分を加熱しつつ、12℃乃至16℃のいずれかの温度から2℃上昇る。
この発明の請求項12にかかる体温調節システムは、請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載の体温調節システムであって、前記制御部(11)は、入眠時点(t0)から前記温調部(12)に前記第1部分を冷却させる。
この発明の請求項13にかかる体温調節システムは、請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載の体温調節システムであって、前記制御部(11)は、入眠時点(t0)から所定期間(Δt1)経過後に前記温調部(12)に前記第1部分を加熱させる。

この発明の請求項14にかかる体温調節システムは、請求項12または請求項13記載の体温調節システムであって、前記入眠時点(t0)を検出する入眠センサ(3)をさらに備える。
この発明の請求項15にかかる体温調節システムは、請求項14記載の体温調節システムであって、前記入眠センサ(3)は、前記人体の体動を検出する体動センサ(31)と、前記体動に基づいて前記入眠時点を求める判定部(32)とを有する。
この発明にかかる体温調節システムによれば、入眠後に第1部分を冷却するだけで、躯幹の深部体温が低下して深い睡眠へ導かれ、以って良好な睡眠が得られる。あるいは覚醒前に第1部分を加熱するだけで、躯幹の深部体温が上昇し、以って覚醒へと導かれる。また第1部分の冷暖を空調機によって補うことができるので、体温調節装置を小型化できる。
また、その請求項1にかかる体温調節システムによれば、第2部分の温度が低下して所定の閾値に達した後さらに環境温度が低下されるので、躯幹の深部体温がより低下してより深い睡眠へと導かれる。よって、より良好な睡眠が得られる。
また、その請求項2にかかる体温調節システムによれば、第2部分の温度が上昇して所定の閾値に達した後さらに環境温度が上昇されるので、躯幹の深部体温がより上昇して覚醒後に有する眠気が低減される

この発明の請求項にかかる体温調節システムによれば、頭部の温度の低下/上昇に伴って躯幹の深部体温がそれぞれ低下/上昇するので、第2部分である頭部の温度に基づいて第1部分を冷却/加熱することで躯幹の深部体温がそれぞれ低下/上昇する。
この発明の請求項にかかる体温調節システムによれば、頭部の温度の低下に伴って躯幹の深部体温が低下するので、第2部分である頭部の温度に基づいて第1部分を冷却することで躯幹の深部体温が低下する。
この発明の請求項にかかる体温調節システムによれば、頭部の温度の上昇に伴って躯幹の深部体温が上昇するので、第2部分である頭部の温度に基づいて第1部分を加熱することで躯幹の深部体温が上昇する。
この発明の請求項にかかる体温調節システムによれば、頭部を冷却/加熱することで躯幹の深部体温がそれぞれ低下/上昇するので、請求項1乃至請求項のいずれか一つにかかる体温調節装置に適用できる。
この発明の請求項にかかる体温調節システムによれば、凍傷などによる頭部への影響が回避される。
この発明の請求項または請求項にかかる体温調節システムによれば、頭部を冷却することで躯幹の深部体温が低下するので、深い睡眠へ導かれ、以って良好な睡眠が得られる。
この発明の請求項10または請求項11にかかる体温調節システムによれば、頭部を加熱することで躯幹の深部体温が上昇するので、覚醒へと導かれる。
この発明の請求項12にかかる体温調節システムによれば、入眠時点から第1部分を冷却することで、入眠を阻害することなく躯幹の深部体温の低下を導く。
この発明の請求項13にかかる体温調節システムによれば、例えば入眠時点から所定期間経過した時点を覚醒予定時刻前とすることで、覚醒時点で躯幹の深部体温の上昇が伴う。
この発明の請求項14にかかる体温調節システムによれば、入眠センサで検出した入眠時点から第1部分を冷却することで、入眠を阻害することなく躯幹の深部体温の低下を導ける。あるいは、例えば入眠センサで検出した入眠時点から所定期間経過した時点を覚醒予定時刻前として、その時点から第1部分を加熱することで、覚醒時点で躯幹の深部体温の上昇を伴わせられる。
この発明の請求項15にかかる体温調節システムによれば、体動に基づいて入眠時点が求められるので、入眠時点が精度良く検出される。
第1の実施の形態.
図1は、本実施の形態にかかる体温調節装置を概念的に示すブロック図である。体温調節装置は、冷暖部1、温度センサ2及び入眠センサ3を有する。入眠センサ3については後述し、まず冷暖部1及び温度センサ2を有する体温調節装置について説明する。
温度センサ2は、人体の局部の温度Tを検出する。温度Tは、例えばデータとして取得される。図1では、温度Tを検出する人体の局部に頭部が採用されているが、例えば頚部を採用してもよい。また、温度Tには例えば深部温度が採用できる。
冷暖部1は、制御部11及び温調部12を備える。制御部11には、温度センサ2で検出された頭部の温度Tが例えばデータとして与えられる。制御部11は、当該頭部の温度Tに基づいて、温調部12に人体の局部である頭部を冷暖させる。温調部12で冷暖する人体の局部には、例えば頚部を採用してもよい。
具体的には、温調部12で温調した空気100を頭部に送風して頭部を冷暖する。あるいは、温調部12に例えばペルチェ素子等の熱電素子や熱媒体の循環装置を採用して、これを頭部に接触させることで頭部を冷暖する。この場合、空気100の供給は必須ではない。
温度センサ2で温度Tを検出する人体の局部および温調部12で冷暖する人体の局部は、図1ではいずれも頭部であったが、後述する理由からいずれも頚部である場合や、互いに異なる場合であってもよい。
後述するように、頭部や頚部の温度Tの低下/上昇に伴って躯幹の深部体温がそれぞれ低下/上昇するので、温度センサ2で検出された人体の局部である頭部や頚部の温度Tに基づいて頭部や頚部を冷却/加熱することで、躯幹の深部体温がそれぞれ低下/上昇する。
以下では、特に上記体温調節装置を入眠時に適用した場合を具体的に説明する。
図2は、温度センサ2で検出される人体の局部の温度Tの目標値について、その時間変化を模式的に例示し、これをグラフ101で表している。冷暖部1によって人体の局部を入眠時点t0から時点t1まで冷却することで、温度センサ2で検出される人体の局部の温度を温度T1から温度T2まで低下させることを目標とする。温度T1,T2は、温度センサ2で温度Tを検出する人体の局部ごとにそれぞれ設定される。図2では、時点t1以降のグラフも示されているが、これについては第2の実施の形態で説明する。
入眠時点t0は、例えば体温調節装置が備える入眠センサ3で検出される。図1では、入眠センサ3が体動センサ31及び判定部32を有する場合が示されている。
体動センサ31は、人体の体動を検出し、これを判定部32に与える。体動を検出する箇所は、図1で示されるように人体の胴体であってもよいし、あるいは頭部であってもよい。
判定部32は、体動センサ31で検出された体動に基づいて入眠時点t0を求める。例えば、体動センサで体動を検出した時点から次の検出までの時間が所定の期間よりも大きい場合に、入眠したと判定し、後者の検出時点を入眠時点t0とする。
このような入眠センサ3によれば、体動に基づいて入眠時点t0が求められるので、入眠時点t0が精度良く検出される。
入眠時点t0は冷暖部1の制御部11に与えられて、制御部11は入眠時点t0から温調部12に人体の局部を冷却させる。
上述した目標値で体温調節装置を制御することで、入眠後に人体の局部を冷却するだけで、躯幹の深部体温が低下して深い睡眠へ導かれ、以って良好な睡眠が得られる。特に、入眠時点t0から人体の局部の冷却を開始することで、入眠が阻害されることなく躯幹の深部体温が低下して深い睡眠へと導かれ、以ってより良好な睡眠が得られる。
以下では、人体の局部を冷却することで躯幹の深部体温が低下し、深い睡眠へと導かれることを、特に頭部を冷却した場合について説明する。
図3は、冷暖部1で頭部を冷却した場合について、温度センサ2で検出される頭部の温度Tの時間変化を示す。ここでは、温度Tとして深部温度を採用している。破線で示されるグラフ101は、図2で示されるグラフ101について温度T1,T2に36,35(℃)を採用し、入眠時点t0から時点t1までの期間(t1−t0)に240(分)を採用したものである。
実線で示されるグラフ102は、グラフ101を目標値とした制御によって頭部を冷却した場合の頭部の温度Tの実測値である。当該制御の具体的な態様は、温調した空気100を頭部に送風しつつも、当該空気100を180分で28.5℃から26.5℃まで単調に低下させて、26.5℃で1時間維持した後、180分で26.5℃から28.5℃まで単調に上昇させている。ここで入眠時点は、図3では時間の原点として示されており、以下図4、図5についても同様である。
図4は、図3で示されるグラフ102に従って頭部の温度Tが変化した場合の躯幹の深部体温の変化を、グラフ201に示す。ここで、躯幹の深部体温として直腸の温度が採用されている。図4では、グラフ201との比較のため、人体が睡眠する場所の環境温度を調節した場合の直腸の温度の変化を示すグラフ202,203も表示している。グラフ202は、環境温度を180分で29℃から27℃まで単調に低下した後、180分で27℃から29℃まで単調に上昇させた場合の直腸温度の変化を示す。グラフ203は、環境温度を29℃で維持した場合の直腸の温度変化を示す。
グラフ201では、240分が経過するまで約37.2℃から約36.7まで直腸の温度が低下し、グラフ202とほぼ同様の変化を示す。一方、グラフ203では、直腸の温度が時間に対して低下するものの、グラフ201,202に比べて直腸の温度が低下しにくいことを示している。
さらにグラフ201によれば、頭部の温度Tの変化に追従して直腸の温度が変化する。すなわち、240分以降では、頭部の温度Tが35℃に維持されており、直腸の温度もまた約36.7℃で維持されている。これに比べ、グラフ202では、入眠時点から180分経過時までは環境温度の低下に追従して直腸の温度も低下しているが、180分経過後からは環境温度を上昇させているにもかかわらず直腸の温度が低下しており、直腸の温度が環境温度に追従しにくくなっている。
図5は、図4で示されるグラフ201〜203に従って直腸の温度が変化した場合の睡眠段階の変化を、それぞれグラフ301〜303に示す。グラフ301,302,303はこの順にグラフ201,202,203にそれぞれ対応する。ここでは、睡眠段階を4段階で示す。すなわち、睡眠段階1は深睡眠、睡眠段階2は軽睡眠、睡眠段階3はレム睡眠、睡眠段階4は覚醒をそれぞれ示す。
グラフ301では、睡眠段階1にある時間が100分程度であって、グラフ302と同等以上に深い睡眠が得られる。一方、グラフ303では、睡眠段階1にある時間がグラフ301,302に比べて著しく短い。
よって、環境温度を低下させなくても頭部を冷却することで躯幹の深部体温が低下して、深い睡眠へと導かれる。
図6は、図3で示されるグラフ101を目標値とする制御によって頭部を冷却した場合について、頚部の深部温度を実測した結果をグラフ103で示す。図6では、頭部を冷却した場合の頭部の温度Tの実測値を示すグラフ102(図3)も示されている。グラフ103によれば、頚部の深部温度は頭部の深部温度と同程度で推移する。
上述した頚部と頭部の各々の温度の関係を考慮すれば、頭部の温度Tを測定する代わりに、温度センサ2によって頚部の温度を測定し、頚部の温度に基づいて人体の局部である頭部を冷却してもよい。
さらには、頚部の温度に限らず人体の局部である他の部分の温度、例えば脇の温度と、頭部の温度との関係を実測することで予め把握しておいて、温度センサ2で測定される当該他の部分の温度に基づいて頭部を冷却してもよい。
上述した内容では人体の局部に頭部を採用し、これを冷暖部1で冷却したが、人体の局部として他の部分、例えば頚部を採用して、これを冷暖部1で冷却してもよい。このとき、温度センサ2で測定される温度は、頚部の温度に限らず、頚部の温度との関係が予め把握された他の部分であってよい。
上述の内容から、温度センサ2によって検出された頭部の温度Tに基づいて、温調した空気100を頭部に送風しつつも、当該空気100を28.5℃から26.5℃まで低下させることで、頭部が冷却されて躯幹の深部体温が低下するので、深い睡眠へ導かれ、以って良好な睡眠が得られる。
同様の効果は、例えば温調部12を頭部に接触し、温度センサ2によって検出された頭部の温度Tに基づいて、その接触する部位を14℃乃至18℃のいずれかの温度から、頭部を冷却しつつ2℃低下することでも得られる。
第2の実施の形態.
本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した体温調節装置の異なる態様を示す。体温調節装置の構成は図1で示されると同様であるので、その説明を省略する。本実施の形態においても、温度センサ2で温度Tが検出される人体の局部および冷暖される人体の局部として、いずれにも頭部が採用される。しかし、第1の実施の形態と同様に、それらはいずれも頚部である場合や、互いに異なる場合であってもよい。
以下では、特に上記体温調節装置を覚醒前に採用した場合を具体的に説明する。
図2で例示されるグラフ101に従って説明すると次のようになる。冷暖部1によって、入眠センサ3で検出された入眠時点t0から所定期間Δt1が経過した時点、すなわち覚醒予定時刻t3から所定期間Δt2だけ遡った時点t2から、人体の局部を加熱し始める。そして、所定期間Δt2で、温度センサ2で検出される人体の局部の温度Tを温度T2から温度T1まで上昇させることを目標とする。覚醒予定時刻t3での人体の局部の温度Tは、入眠時点t0での温度T1と同じでもよいし、異なっていてもよい。
入眠時点t0は第1の実施の形態で説明した同様にして、入眠センサ3によって得られる。
入眠時点t0は冷暖部1の制御部11に与えられて、制御部11は入眠時点t0から所定期間Δt1が経過した時点から温調部12に人体の局部を加熱させる。
上述した目標値で体温調節装置を制御することで、覚醒前に人体の局部を加熱するだけで、躯幹の深部体温が上昇して、以って覚醒へと導かれる。特に、入眠時点t0から所定期間Δt1経過した時点t2を覚醒予定時刻t3前とすることで、覚醒予定時刻t3で躯幹の深部体温の上昇が伴い、以って覚醒へと導きやすい。
本実施の形態の具体的な態様として、グラフ101で示される目標値として頭部の温度Tを35℃から36℃まで上昇させることが望ましい。
また、温度センサ2によって検出された頭部の温度Tに基づいて、温調した空気100を頭部に送風しつつも、当該空気100を26.5℃から28.5℃まで上昇させることで、頭部が加熱されて躯幹の深部体温が上昇するので、以って覚醒へと導かれる。
同様の効果は、例えば温調部12を頭部に接触し、温度センサ2によって検出された頭部の温度Tに基づいて、その接触する部位を12℃乃至16℃のいずれかの温度から、頭部を加熱しつつ2℃上昇することでも得られる。
上述した体温調節装置は、第1の実施の形態及び本実施の形態で説明した態様の両方を備えてもよい。図2で例示されるグラフ101に従って説明すれば、体温調節装置によって以下のように制御することが目標とされる。このときの制御は、上述したように温度センサ2で検出された人体の局部の温度Tに基づいて行われる。
入眠時において第1の実施の形態で説明したと同様の制御を行うことで、入眠時点t0から所定の期間(t1−t0)で、温度センサ2で検出される人体の局部の温度Tを温度T1から温度T2まで低下させる。その後、入眠時点t0から所定期間Δt1経過した時点t2に至るまで温度T2を維持する。そして、覚醒前において第2の実施の形態で説明したと同様の制御を行うことで、時点t2から所定期間Δt2で人体の局部の温度Tを温度T2から温度T1まで上昇させる。
図2では、人体の局部の温度Tを温度T2で維持する時点t1から時点t2までの期間(t2−t1)を設けたが、例えば温度T2まで低下した後すぐに人体の局部の温度Tを上昇し始めてもよい。
このような目標値で体温調節装置を制御することで、入眠後に人体の局部が冷却されるので、躯幹の深部体温が低下して深い睡眠へ導かれ、以って良好な睡眠が得られる。また、覚醒前に人体の局部が加熱されるので、躯幹の深部体温が上昇して、以って覚醒へと導かれる。
第3の実施の形態.
図7は、本実施の形態にかかる体温調節システムを概念的に示すブロック図である。体温調節システムは、体温調節装置及び空調機4を有する。体温調節装置は、第1の実施の形態あるいは第2の実施の形態で説明したと同様の構成を有するので、その説明を省略する。図7で示される構成要素のうち、図1で示される構成要素と同じものについては、同符号が付されている。本実施の形態においても、温度センサ2で温度Tが検出される人体の局部および冷暖される人体の局部として、いずれにも頭部が採用される。しかし、第1の実施の形態と同様に、それらはいずれも頚部である場合や、互いに異なる場合であってもよい。
空調機4は、人体が睡眠する場所の環境温度を調節する。人体の体温、具体的には躯幹の深部体温は、環境温度に従って変化する。具体的には、環境温度を低下することで躯幹の深部体温も低下し、また環境温度を上昇することで躯幹の深部体温も上昇し、例えば図4で示されるグラフ202のように変化する。環境温度の制御に並行して、湿度の調節を空調機で行ってもよい。
上記体温調節システムを入眠時に採用した場合を具体的に説明する。まず、体温調節装置によって、第1の実施の形態で説明したと同様にして、温度センサ2で検出される頭部の温度Tに基づいて頭部を冷却する。特に入眠センサ3で検出された入眠時点t0から頭部の冷却を行うことが、入眠を阻害しない点で望ましい。
温度センサ2で検出される頭部の温度Tが、予め設定しておいた所定の閾値に到達した時点からは、空調機による環境温度の制御に切り換える。当該所定の閾値は、例えば温調部12が低下させることのできる頭部の温度Tの最下点である。これによって、体温、具体的には躯幹の深部体温も、上記所定の閾値に対応した躯幹の深部体温の所定値まで低下する。
その後、空調機で環境温度を低下して、人体の躯幹の深部体温をさらに低下させる。このとき、体温調節装置によって、温度センサ2で検出される頭部の温度Tが所定の閾値を維持することが、環境温度によって躯幹の深部体温を効率良く低下させる点で望ましい。
このような体温調節システムの制御技術によれば、温度センサ2で検出される人体の局部である頭部の温度Tが低下して所定の閾値に達した後さらに環境温度が低下されるので、躯幹の深部体温がより低下してより深い睡眠へと導かれる。よって、より良好な睡眠が得られる。
上記体温調節システムを覚醒前に採用した場合を具体的に説明する。まず、体温調節装置によって、第2の実施の形態で説明したと同様にして、温度センサ2で検出される頭部の温度Tに基づいて頭部を加熱する。特に入眠センサ3で検出された入眠時点t0から所定期間Δt1経過した時点を覚醒予定時刻t3前とすることで、覚醒予定時刻t3で躯幹の深部体温の上昇が伴う。
温度センサ2で検出される頭部の温度Tが、予め設定しておいた所定の閾値に到達した時点からは、空調機による環境温度の制御に切り換える。当該所定の閾値は、例えば温調部12が上昇させることのできる頭部の温度Tの最上点である。これによって、体温、具体的には躯幹の深部体温も、上記所定の閾値に対応した躯幹の深部体温の所定値まで上昇する。
その後、空調機4は環境温度を上昇して、人体の躯幹の深部体温をさらに上昇させる。このとき、体温調節装置によって、温度センサ2で検出される頭部の温度Tを所定の閾値で維持しておくことが、環境温度によって躯幹の深部体温を効率良く上昇させる点で望ましい。
このような体温調節システムの制御技術によれば、温度センサ2で検出される人体の局部の温度Tが上昇して所定の閾値に達した後さらに環境温度が上昇されるので、覚醒後に有する眠気が低減される。
上述した体温調節システムの入眠時と覚醒時の各々の態様を組み合わせて適用してもよい。これによれば、温度センサ2で検出される人体の局部の温度Tが低下して所定の閾値に達した後さらに環境温度が低下されるので、より深い睡眠へと導かれ、以ってより良好な睡眠が得られる。また、温度センサ2で検出される人体の局部の温度Tが上昇して所定の閾値に達した後さらに環境温度が上昇されるので、覚醒後に有する眠気が低減される。
本実施の形態において、制御部11は体温調節装置の冷暖部1に備えられていたが、例えばこれを空調機4に備えて温調部12の動作を制御してもよい。
本実施の形態にかかる内容は、次のように把握することができる。つまり、空調機は、体温調節装置が備える温調部12の冷却/加熱に応じて、少なくとも温調部12で冷暖される人体の局部をそれぞれ冷却/加熱する。換言すれば、人体が所在する場所の環境温度を、温調部12の冷却/加熱に応じて、それぞれ低下/上昇させる。
このような体温調節システムによれば、人体の局部の冷暖を空調機4によって補うことができるので、体温調節装置を小型化できる。
図8では、本実施の形態にかかる体温調節システムの利用の形態を概念的に示す。図8では、冷暖部1が枕として利用されている。
上述した実施の形態のいずれにおいても、温度センサ2を冷暖部1に内蔵してもよい。この場合、温度センサ2は、冷暖部1で冷却する人体の局部の温度を検出する。
さらには、入眠センサ3を冷暖部1に内蔵してもよい。入眠センサ3が、第1の実施の形態で説明したように体動センサ31及び判定部32を有する場合には、冷暖部1で冷却する人体の局部の体動を体動センサ31で検出することで、判定部32によって入眠時点t0を求める。
上述した各々の実施の形態では、温調部12で頭部を冷暖する際に制御される温度について具体的な数値を例示したが、これらの内容は次のように把握することができる。つまり、温調部12は、頭部近傍の温度を0℃〜36℃の範囲で制御する。これによれば、凍傷などによる頭部への影響が回避される。例えば凍傷は、頭部近傍の温度を0℃より低くした場合に生じやすい。
頭部近傍の温度を0℃以上とした場合であっても、0℃〜5℃の範囲にあっては子供などは凍瘡を生じるおそれがある。よって、頭部近傍の温度を5℃以上にすることが特に望ましい。ただし、子供などに凍瘡が生じないような制御、例えば長時間の冷却を回避する制御を行う場合には、頭部近傍の温度は0℃〜5℃の範囲であってもよい。
ところで本発明では、頭部などの人体の局部を冷却等することで、全身を直接的に冷却等しなくても、直腸の温度(いわば全身の温度)が変化することを利用している。
一方、上記特許文献4では、癌や難治性感染症の治療のために、患者の全身を41℃〜43℃に加熱することが前提とされ、その条件下で頭部を保護するために頭部を冷却している。これでは、頭部を冷却しても躯幹の深部体温の低下は阻害されると考えられる。
よって、上述したいずれの実施の形態においても、人体の局部を冷却する際には人体の躯幹を加熱しないことが、躯幹の深部体温の低下が阻害されない点で望ましい。
第1の実施の形態で説明される、体温調節装置を概念的に示すブロック図である。 温度センサ2で検出される人体の局部の温度の目標値について、その時間変化を模式的に示す図である。 温度センサ2で検出される頭部の温度の実測値について、その時間変化を示す図である。 実測した直腸の温度の時間変化を示す図である。 実測した睡眠段階の時間変化を示す図である。 実測した頸部の温度の時間変化を示す図である。 第3の実施の形態で説明される、体温調節システムを概念的に示すブロック図である。 体温調節システムの利用の形態を概念的に示す斜視図である。
符号の説明
1 冷暖部
2 温度センサ
3 入眠センサ
4 空調機
11 制御部
12 温調部
31 体動センサ
32 判定部
T 温度
t0 入眠時点
Δt1 所定期間

Claims (15)

  1. 人体の第1部分を局所的に冷暖する温調部(12)と制御部(11)とを備え、前記制御部は、温度センサ(2)で検出される前記人体の局部である第2部分の温度(T)に基づいて、前記温調部に前記第1部分を冷暖させる、体温調節装置(1)と、
    前記体温調節装置が備える前記温調部(12)の冷却/加熱に応じて、少なくとも前記第1部分をそれぞれ冷却/加熱する空調機(4)と
    を有する、体温調節システムであって、
    前記空調機(4)は、前記体温調節装置で前記第2部分の温度(T)を所定の閾値まで低下させた後、前記人体が所在する場所の環境温度を低下させる体温調節システム。
  2. 人体の第1部分を局所的に冷暖する温調部(12)と制御部(11)とを備え、前記制御部は、温度センサ(2)で検出される前記人体の局部である第2部分の温度(T)に基づいて、前記温調部に前記第1部分を冷暖させる、体温調節装置(1)と、
    前記体温調節装置が備える前記温調部(12)の冷却/加熱に応じて、少なくとも前記第1部分をそれぞれ冷却/加熱する空調機(4)と
    を有する、体温調節システムであって、
    前記空調機(4)は、前記体温調節装置で前記第2部分の温度(T)を所定の閾値まで上昇させた後、前記人体が所在する場所の環境温度を上昇させる体温調節システム。
  3. 前記第2部分は頭部である、請求項1又は2記載の体温調節システム。
  4. 前記温調部(12)が前記第1部分を冷却する際には、前記第2部分の温度(T)を36℃から35℃まで低下させる、請求項3記載の体温調節システム。
  5. 前記温調部(12)が前記第1部分を加熱する際には、前記第2部分の温度(T)を35℃から36℃まで上昇させる、請求項3または請求項4記載の体温調節システム。
  6. 前記第1部分は頭部である、請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の体温調節システム。
  7. 前記温調部(12)は、前記第1部分近傍の温度を0℃乃至36℃の範囲とする、請求項6記載の体温調節システム。
  8. 前記温調部(12)は、温調した空気を前記第1部分に送風しつつも、前記空気を28.5℃から26.5℃まで低下させる、請求項7記載の体温調節システム。
  9. 前記温調部(12)は前記第1部分と接触し、
    前記温調部の前記第1部分と接触する部位は前記第1部分を冷却しつつ、14℃乃至18℃のいずれかの温度から2℃低下する、請求項7記載の体温調節システム。
  10. 前記温調部(12)は、温調した空気を前記第1部分に送風しつつも、前記空気を26.5℃から28.5℃まで上昇させる、請求項7記載の体温調節システム。
  11. 前記温調部(12)は前記第1部分と接触し、
    前記温調部の前記第1部分と接触する部位は前記第1部分を加熱しつつ、12℃乃至16℃のいずれかの温度から2℃上昇する、請求項7記載の体温調節システム。
  12. 前記制御部(11)は、入眠時点(t0)から前記温調部(12)に前記第1部分を冷却させる、請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載の体温調節システム。
  13. 前記制御部(11)は、入眠時点(t0)から所定期間(Δt1)経過後に前記温調部(12)に前記第1部分を加熱させる、請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載の体温調節システム。
  14. 前記入眠時点(t0)を検出する入眠センサ(3)をさらに備える、請求項12または請求項13記載の体温調節システム。
  15. 前記入眠センサ(3)は、
    前記人体の体動を検出する体動センサ(31)と、
    前記体動に基づいて前記入眠時点を求める判定部(32)と
    を有する、請求項14記載の体温調節システム。
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