JP4478493B2 - 図面作成プログラムおよび図面作成方法 - Google Patents

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この発明は、モデリングカーネルを利用して3次元モデルから要素情報を取得し、該取得した要素情報をもとに、前記3次元モデルに対する図面を作成する図面作成プログラムおよび図面作成方法に関し、特に、設計者が必要とする図面を作成することができる図面作成プログラムおよび図面作成方法に関するものである。
従来、3DCAD(3dimension Computer aided design)を用いて、部品等の3Dモデルを生成し、生成した3Dモデルから自動的に部品等の図面を作成する図面作成プログラムが考案されてきた。
この図面作成プログラムは、3Dモデルから図面を作成する際に、該3Dモデルから要素情報(隠線、輪郭線、始点座標および終点座標などの情報)を取り出すことができるモデリングカーネルと呼ばれるモジュールを利用していた。
すなわち、従来の図面作成プログラムは、モデリングカーネルを利用して、部品等の3Dモデルから要素情報を取得し、取得した要素情報をもとに部品等の図面を作成していた。
なお、特許文献1に記載された図形データ処理方式では、図面化の効率を高めるべく、図面化の対象となる構造物にかかる情報を、記憶領域に予め記憶し、該記憶領域に記憶した情報を利用して、構造物の図面を作成している。
特開昭63−217472号公報
しかしながら、従来技術では、3Dモデルから、モデリングカーネルを利用して、正確な要素情報を取得できず、設計者が必要とする図面を正確に作成することができないという問題点があった。
具体的に、モデリングカーネルは、部品という概念と、部品に存在する穴や突起などを示すフィーチャという概念があり、各部品単位、または予め存在するフィーチャ単位の要素情報は正確に取り出すことができるが、各部品が組み合わされた際に生成されるフィーチャなどは、要素情報を正確に取り出すことができなかった。
したがって、各部品が組み合わさり、新たなフィーチャが生成された3Dモデルであっても、モデリングカーネルを利用して、正確な要素情報を取得し、設計者が必要とする図面を正確に作成することが極めて重要な課題となっていた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消し、課題を解決するためになされたものであり、3Dモデルから正確な要素情報を取得し、設計者が必要とする図面を作成することができる図面作成プログラムおよび図面作成方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、モデリングカーネルを利用して3次元モデルから要素情報を取得し、該取得した要素情報をもとに、前記3次元モデルに対する図面を作成する図面作成プログラムであって、編集前の前記3次元モデルを構成する形状データを記憶部に記憶する記憶手順と、前記3次元モデルを構成する形状データに重なっている部分が存在するか否かを判断する判断手順と、前記判断手順により、前記3次元モデルを構成する形状データに重なっている部分が存在すると判断した場合に、重なっている部分が存在する形状データに和集合演算を行い1つの形状データに編集する編集処理手順と、前記編集処理手順において編集した3次元モデルを構成する形状データから要素情報を取得した後に、該編集した3次元モデルを、前記記憶部に記憶された編集前の3次元モデルを構成する形状データに変更する変更手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記判断手順は、前記3次元モデルを構成する形状データに対して積集合演算を実施し、該積集合演算結果がゼロでない場合に、前記3次元モデルを構成する形状データに重なっている部分が存在すると判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記判断手順は、更に、前記3次元モデルを構成する形状データに非多様体フィーチャが存在するか否かを判断し、前記編集処理手順は、更に、前記判断手順により、前記3次元モデルを構成する形状データに非多様体フィーチャが存在すると判断した場合に、前記非多様体フィーチャを部品化することを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータが、3次元モデルを構成する形状データを元に図面を作成する図面作成方法であって、前記3次元モデルを構成する形状データに対して積集合演算を実施し、前記積集合演算結果がゼロでない場合に、前記3次元モデルを構成する形状データに重なっている部分が存在すると判断し、前記重なっている部分が存在すると判断した3次元モデルを構成する形状データに和集合演算を行い1つの形状データに編集し、前記編集後の前記3次元モデルを構成する形状データから要素情報を取得し、該取得した要素情報をもとに、前記3次元モデルに対する図面を作成することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記コンピュータは、更に、前記3次元モデルを構成する形状データに非多様体フィーチャが存在するか否かを判断し、前記3次元モデルを構成する形状データに非多様体フィーチャが存在すると判断した場合に、前記非多様体フィーチャを部品化する第2の編集を行い、前記図面を作成する場合、前記編集及び前記第2の編集後の前記3次元モデルを構成する形状データから要素情報を取得し、該取得した要素情報をもとに、前記3次元モデルに対する図面を作成することを特徴とする。
本発明によれば、3次元モデルを構成する形状データに重なっている部分が存在するか否かを判断し、前記3次元モデルを構成する形状データに重なっている部分が存在すると判断した場合に、重なっている部分が存在する形状データに和集合演算を行い1つの形状データに編集するので、設計者が求める正確な図面を作成することができる。
編集前の前記3次元モデルを構成する形状データを記憶部に記憶させ、編集した3次元モデルを構成する形状データから要素情報を取得した後に、該編集した3次元モデルを、前記記憶部に記憶された編集前の3次元モデルを構成する形状データに変更するので、効率よく、元の3次元モデルに戻すことができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る図面作成プログラムおよび図面作成方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。この実施例では、それぞれの機能を物理的に独立して構成したCAD装置について説明を行うが、それぞれの機能をソフトウェアによって実現することで図面作成プログラムとして実施してもよい。
まず、本実施例にかかる図面作成の概念について説明する。実施例に示すCAD(Computer aided design)装置は、図面作成の対象となる3D(dimension)モデルに対して、重なっている部品が存在するか、または非多様対フィーチャが存在するかなどを調査する。
そして、3Dモデルに、重なっている部品が存在する場合や、非多様対フィーチャが存在する場合には、3Dモデルを編集し、該編集した3Dモデルをもとに図面を作成する。
図1は、本実施例にかかるCAD装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、CAD装置30は、入力装置10および表示装置20に接続されている。入力装置10は、CAD装置30に、3Dモデルを作成するために必要となるモデルの断面形状の情報や、寸法値の情報を入力するための装置である。
表示装置20は、CAD装置30で作成された3Dモデル、および3Dモデルに対する図面などを表示する装置である。
また、CAD装置30は、制御部40と、記憶部90とを有する。また、制御部40は、モデリングカーネル部50と、形状編集処理部60と、座標変換処理部70と、図面処理部80とを有する。
モデリングカーネル部50は、3Dモデルの作成や3次元要素情報の計算などを行う処理部である。モデリングカーネル部50は、3Dモデル作成部50aと、3次元要素情報計算部50bとを有する。
3Dモデル作成部50aは、入力装置10から入力される3Dモデルの断面形状の情報や、寸法値の情報をもとに、3Dモデルを作成する処理部である。
3次元要素情報計算部50bは、後述する形状編集処理部60によって編集された3Dモデルの形状データをもとに、3Dモデルの奥行きや重なり具合などを計算し、3次元要素情報を求める処理部である。この3次元要素情報は、図2に示すように、3次元の線種情報、始点座標情報、終点座標情報および任意属性情報を含む。
形状編集処理部60は、モデリングカーネル部50が作成した3Dモデルの形状データと、記憶部90に記憶された形状編集処理テーブル90aとを利用して、3Dモデルの形状データを編集するか否かを判断し、編集すると判断した場合に、形状データを編集する処理部である。形状編集処理部60は、3Dモデルチェック処理部60aと、3Dモデル編集処理部60bとを有する。
3Dモデルチェック処理部60aは、モデリングカーネル部50から3Dモデルの形状データを取得し、取得した形状データと形状編集処理テーブル90aとを利用して、3Dモデルを編集するか否かを判定する。
具体的に、3Dモデルチェック処理部60aは、形状編集処理テーブル90aに登録された判別方法を、3Dモデルの形状データに対して順に実行し、編集が必要となるチェック内容に該当しているかを判断する。
図3に形状編集処理テーブル90aの一例を示す。同図に示すように、形状編集処理テーブル90aは、登録Noと、チェック内容と、判別方法と、処理情報とからなる。ここで、登録Noは、チェック内容、判別方法および処理情報をそれぞれ識別するための数値である。
チェック内容は、編集が必要な3Dモデルの状態を示す情報であり、判別方法は、チェック内容に示された内容に、3Dモデルの形状データが該当するかを判別する方法を示す。また、処理情報は、判別方法に応じた処理を行った結果、編集が必要だと判断した場合に、形状データに対して行う処理の内容を示す。
図3において、登録No「1」のチェック内容は、「重なっている部品がある」であり、判別方法は、「積集合演算を実施し、実施した値が0でない場合」であり、処理情報は、「集合演算の実施」であることを示す。また、登録No「2」のチェック内容は、「非多様体フィーチャがある」であり、判別方法は、「和集合の実施結果、Parasolidからの返答値で実施」であり、処理情報は、「フィーチャを部品化する」である。
すなわち、3Dモデルチェック処理部60aは、形状編集処理テーブル90aの判別方法を、3Dモデルの形状データに対して順に行う。そして、形状データが、チェック内容に該当する場合には、形状データと、該当する登録Noと、編集を行う旨の情報とを形状編集データ90bとして記憶部90に記憶させる。
図4に、形状編集データ90bのデータ構造の一例を示す。同図に示すように、形状編集データ90bは、形状記録領域901と、登録No情報記録領域902と、編集実行情報記録領域903とを有する。ここで、形状記録領域901は、編集前の3Dモデルの形状データを記録する領域であり、登録No情報記録領域902は、形状データに対応する登録Noを、記録する領域であり、編集実行情報記録領域は、形状データを編集するか否かの情報を記録する領域である。
3Dモデル編集処理部60bは、3Dモデルチェック処理部60aが、3Dモデルの形状データを編集する必要があると判断した場合に、形状データを編集する処理部である。
また、3Dモデル編集処理部60bは、登録No情報記録領域902に記録された数値と、形状編集処理テーブル90aとをもとに、形状データを編集する。例えば、3Dモデル編集処理部60bは、登録No情報記録領域902に記録された数値が、「1」ならば、形状データに対して、「集合演算を実施」し、登録No情報記録領域902に記録された数値が、「2」ならば、「フィーチャを部品化」することになる。
そして、3Dモデル編集処理部60bは、編集した3Dモデルの形状データを、上述した3次元要素情報計算部50bに渡す。
このように、形状編集処理部60は、3Dモデルの形状データに対して編集が必要か否かを判断し、編集が必要な場合に、形状データを編集するので、モデリングカーネル部50は、正確な3次元要素情報を求めることができる。
座標変換処理部70は、3次元要素情報計算部50bから3次元要素情報を受信し、受信した3次元要素情報を2次元要素情報に変換する。なお、2次元要素情報のデータ構造の一例を図5に示す。この2次元要素情報は、図5に示すように、2次元の線種情報、始点座標情報、終点座標情報および任意属性情報を含む。
図面処理部80は、座標変換処理部70から2次元要素情報を取得し、取得した2次元情報を図面情報に変換する。また、図面処理部80は、3Dモデルの形状データが編集されている場合には、編集された3Dモデルの形状データを、形状記録領域901に記録された編集前の形状データと置き換える。
そして、図面処理部80は、図面情報と、3Dモデルの形状データを表示装置20に出力し、表示装置20に図面と、3Dモデルとを表示させる。
次に、CAD装置30が、3Dモデルおよび図面を作成する処理について説明する。図6は、CAD装置30が、3Dモデルおよび図面を作成する処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、モデリングカーネル部50が、断面形状の情報および寸法値の情報を取得し(ステップS101)、3Dモデルを作成し(ステップS102)、3Dモデルの形状データを形状編集処理部60に渡す(ステップS103)。
そして、形状編集処理部60は、形状データチェック処理を行い(ステップS104)、編集を行うか否かの情報を取得し(ステップS105)、編集が必要であるか否かを判断する(ステップS106)。
編集が必要でない場合には(ステップS106,No)、ステップS111に移行する。一方、編集が必要である場合には(ステップS106,Yes)、3Dモデルの形状データを形状記憶領域901に記録する(ステップS107)。
そして、形状編集処理部60は、登録No情報記録領域902から登録Noを取得し(ステップS108)、登録Noをもとに、形状データに対する処理情報を形状編集処理テーブル90aから検索し(ステップS109)、形状編集処理を行う(ステップS110)。
そして、形状編集処理部60は、形状データをモデリングカーネル部50に渡し(ステップS111)、3次元要素情報を計算し(ステップS112)、計算した3次元要素情報を座標変換部70に渡す(ステップS113)。
座標変換部70は、3次元要素情報を2次元要素情報に変換し(ステップS114)、変換した2次元要素情報を図面処理部80に渡し(ステップS115)、形状編集後処理を行い(ステップS116)、3Dモデルと図面情報とを表示装置20に出力する(ステップS117)。
次に、図6のステップS104に示した形状データチェック処理について説明する。図7は、形状データチェック処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、Iに形状編集処理テーブル90aの登録されている登録Noの数(本実施例ではR)を代入し(ステップS201)、CNT(カウンタ)に1を代入する(ステップS202)。
そして、形状データが、登録No(CNT)に登録されているか否かを判定し(ステップS203)、形状データが、登録No(CNT)に登録されている場合には(ステップS203,Yes)、編集実行情報記録領域903に編集が必要な旨を書き込み(ステップS204)、登録No情報記録領域902に、現在のCNTの値を書き込む(ステップS205)。
一方、形状データが、登録No(CNT)に登録されていない場合には(ステップS203,No)、CNTの値が、Iの値と等しいか否かを判定し(ステップS206)、CNTの値が、Iの値と等しくない場合には(ステップS206,No)、CNTの値に1を加算し(ステップS207)、ステップS203に移行する。一方、CNTの値が、Iの値と等しい場合には(ステップS206,YES)、形式データチェック処理を終了する。
このように、形状データチェック処理では、3Dモデルの形状データを編集するか否かを、形状編集処理テーブル90aの登録No1〜Rに登録された判別方法を利用して順に判別する。
次に、図6のステップS110で示した形状編集処理について説明する。ここでは、形状データに重なりがあった場合の形状編集処理について説明する。図8は、形状データに重なりがあった場合の形状編集処理の処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、3Dモデル編集処理部60bが、形状データに対して積集合演算を行い(ステップS301)、重なっている各部品データを、重複リストL[0]〜L[N](Nはリストの登録数)に登録する(ステップS302)。
そして、iの値に1を代入し(ステップS303)、重複リストL[i]に登録されている部品データを、重複リストL[0]に登録されている部品データに対して和集合演算を行う(ステップS304)。
そして、iの値がNと等しいか否かを判断し(ステップS305)、iの値がNと等しくない場合には(ステップS305,No)、iの値に1を加算し(ステップS306)、ステップS304に移行する。
一方、iの値がNと等しい場合には(ステップS305,Yes)、そのまま移行し、重複リストL[1]〜L[N]に登録されている部品データに該当するデータを、形状データから削除し(ステップS307)、重複リストL[0]に登録された部品データを、形状データに追加する(ステップS308)。
このように、形状データに重なりが存在する場合は、3Dモデル編集処理部60bは、形状データの各重複部分に対して和集合演算を行い、形状データを編集することで、適切な3次元要素情報を取得することができる。
なお、説明は省略するが、形状データに非多様体フィーチャが存在する場合には、3Dモデル編集処理部60bは、形状データに存在する非多様体フィーチャを部品化することになる。
次に、図6のステップS116に示した形状編集後処理について説明する。図9は、形状編集後処理の処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、図面処理部80は、形状編集処理を行ったか否かを判断し(ステップS401)、形状編集処理を行っていない場合には(ステップS401,No)、形状編集処理を終了する。
一方、形状編集処理を行っている場合には(ステップS401,Yes)、形状記録領域901から編集前の形状データを取得し(ステップS402)、編集した形状データを編集前の形状データに置き換える(ステップS403)。
上述してきたように、本実施例では、3Dモデルチェック処理部60aが、3Dモデルの形状データと形状編集処理テーブル90aとをもとに、形状データを編集するか否かを判断し、編集すると判断した場合に、3Dモデル編集処理部60bが、形状編集処理テーブル90aに登録された処理情報に基づいて、形状データを編集し、編集した形状データをもとに図面を作成するので、部品と部品とが組み合わさって初めて形成されるフィーチャなどから正確な要素情報を求めることができ、設計者が必要とする図面を作成することができる。
なお、本実施例では、3Dモデル編集処理部60bが、編集した3Dモデルの形状データと記憶部90に記録した編集前の3Dモデルの形状データとを入れ替えて、もとの3Dモデルの形状データに戻し、表示装置20に出力していたが、編集した3Dモデルの形状データを削除し、記憶部に記録された形状データを表示装置20に出力してもよい。
この場合、編集後の形状データと編集後の形状データを置き換えるという作業を無くし、編集前の形状データをそのまま表示装置10に出力すればよいので、CAD装置30にかかる負担を減らすことができる。
なお、本実施例では、CAD装置について説明したが、このCAD装置を有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する図面作成プログラムを得ることができる。そこで、この図面作成プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明する。
図10は、本実施例に係る図面作成プログラムを実行するコンピュータシステムを示す図である。同図に示すように、このコンピュータシステム100は、本体部101と、本体部101からの指示により表示画面102aに情報を表示するディスプレイ102と、このコンピュータシステム100に種々の情報を入力するためのキーボード103と、ディスプレイ102の表示画面102a上の任意の位置を指定するマウス104と、LAN106または広域エリアネットワーク(WAN)に接続するLANインタフェースと、公衆回線107に接続するモデム105とを有する。ここで、LAN106は、他のコンピュータシステム(PC)111、サーバ112、プリンタ113などとコンピュータシステム100とを接続している。
また、図11は、図10に示した本体部101の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この本体部101は、CPU121と、RAM122と、ROM123と、ハードディスクドライブ(HDD)124と、CD−ROMドライブ125と、FDドライブ126と、I/Oインタフェース127と、LANインタフェース128とを有する。
そして、このコンピュータシステム100において実行される図面作成プログラムは、フロッピィディスク(FD)108、CD−ROM109、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの可搬型記憶媒体に記憶され、これらの記憶媒体から読み出されてコンピュータシステム100にインストールされる。そして、インストールされた動画配信プログラムは、HDD124に記憶され、RAM122、ROM123などを利用してCPU121により実行される。
(付記1)モデリングカーネルを利用して3次元モデルから要素情報を取得し、該取得した要素情報をもとに、前記3次元モデルに対する図面を作成する図面作成プログラムであって、
編集を必要とする3次元モデルの特徴に関する情報を含んだ判別情報をもとに、前記3次元モデルに対して編集を行うか否かを判断する判断手順と、
前記判断手順により、前記3次元モデルを編集すると判断した場合に、前記3次元モデルに対する編集方法を含んだ処理情報をもとに前記3次元モデルを編集するとともに、前記モデリングカーネルを利用して、該編集した3次元モデルから要素情報を取得する編集処理手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする図面作成プログラム。
(付記2)前記処理情報は、前記編集を必要とする3次元モデルの特徴に応じた編集方法を含み、前記編集処理手順は、前記処理情報をもとにして、前記3次元モデルの特徴に応じた編集方法によって前記3次元モデルを編集し、前記モデリングカーネルを利用して、該編集した3次元モデルから要素情報を取得すること特徴とする付記1に記載の図面作成プログラム。
(付記3)前記判断手順は、前記3次元モデルを構成する各部品に重なっている部分が存在する場合に、該3次元モデルを編集すると判断することを特徴とする付記1に記載の図面作成プログラム。
(付記4)前記判断手順は、前記3次元モデルに対して積集合演算を実施する集合演算手順と、前記集合演算手順による演算結果がゼロでない場合に、前記3次元モデルに対して編集を行うと判定する判定手順と、をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の図面作成プログラム。
(付記5)前記編集処理手順は、前記判断手順が前記3次元モデルを編集すると判断した場合に、前記3次元モデルを構成する各部品の重なっている部分に対して和集合演算を実施すること特徴とする付記3または4に記載の図面作成プログラム。
(付記6)編集前の前記3次元モデルを記憶部に記憶する記憶手順と、前記編集処理手順において、編集した3次元モデルから要素情報を取得した後に、該編集した3次元モデルを、前記記憶部に記憶された編集前の3次元モデルに変更する変更手順と、をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の図面作成プログラム。
(付記7)モデリングカーネルを利用して3次元モデルから要素情報を取得し、該取得した要素情報をもとに、前記3次元モデルに対する図面を作成する図面作成方法であって、
編集を必要とする3次元モデルの特徴に関する情報を含んだ判別情報をもとに、前記3次元モデルに対して編集を行うか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程により、前記3次元モデルを編集すると判断した場合に、前記3次元モデルに対する編集方法を含んだ処理情報をもとに前記3次元モデルを編集するとともに、前記モデリングカーネルを利用して、該編集した3次元モデルから要素情報を取得する編集処理工程と、
を含んだことを特徴とする図面作成方法。
以上説明したように、本発明にかかる図面作成プログラムおよび図面作成方法は、複雑な形状を有する3Dモデルであっても、適切な図面を作成する必要がある図面作成プログラムなどに対して有効である。
本実施例にかかるCAD装置の構成を示す機能ブロック図である。 3次元要素情報のデータ構造の一例を示す図である。 形状編集処理テーブルの一例を示す図である。 形状編集データのデータ構造の一例を示す図である。 2次元要素情報のデータ構造の一例を示す図である。 CAD装置30が、3Dモデルおよび図面を作成する処理手順を示すフローチャートである。 形状データチェック処理の処理手順を示すフローチャートである。 形状データに、重なりがあった場合の形状編集処理の処理手順を示すフローチャートである。 形状編集後処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例に係る図面作成プログラムを実行するコンピュータシステムを示す図である。 図10に示した本体部101の構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
10 入力装置
20 表示装置
30 CAD装置
40 制御部
50 モデリングカーネル部
50a 3Dモデル作成部
50b 3次元要素情報計算部
60 形状編集処理部
60a 3Dモデルチェック処理部
60b 3Dモデル編集処理部
70 座標変換処理部
80 図面処理部
90 記憶部
90a 形状編集処理テーブル
90b 形状編集データ

Claims (5)

  1. モデリングカーネルを利用して3次元モデルから要素情報を取得し、該取得した要素情報をもとに、前記3次元モデルに対する図面を作成する図面作成プログラムであって、
    編集前の前記3次元モデルを構成する形状データを記憶部に記憶する記憶手順と、
    前記3次元モデルを構成する形状データに重なっている部分が存在するか否かを判断する判断手順と、
    前記判断手順により、前記3次元モデルを構成する形状データに重なっている部分が存在すると判断した場合に、重なっている部分が存在する形状データに和集合演算を行い1つの形状データに編集する編集処理手順と、
    前記編集処理手順において編集した3次元モデルを構成する形状データから要素情報を取得した後に、該編集した3次元モデルを、前記記憶部に記憶された編集前の3次元モデルを構成する形状データに変更する変更手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする図面作成プログラム。
  2. 前記判断手順は、前記3次元モデルを構成する形状データに対して積集合演算を実施し、該積集合演算結果がゼロでない場合に、前記3次元モデルを構成する形状データに重なっている部分が存在すると判定することを特徴とする請求項1に記載の図面作成プログラム。
  3. 前記判断手順は、更に、前記3次元モデルを構成する形状データに非多様体フィーチャが存在するか否かを判断し、
    前記編集処理手順は、更に、前記判断手順により、前記3次元モデルを構成する形状データに非多様体フィーチャが存在すると判断した場合に、前記非多様体フィーチャを部品化する
    請求項1または2に記載の図面作成プログラム。
  4. コンピュータが、3次元モデルを構成する形状データを元に図面を作成する図面作成方法であって、
    前記3次元モデルを構成する形状データに対して積集合演算を実施し、
    前記積集合演算結果がゼロでない場合に、前記3次元モデルを構成する形状データに重なっている部分が存在すると判断し、
    前記重なっている部分が存在すると判断した3次元モデルを構成する形状データに和集合演算を行い1つの形状データに編集し、
    前記編集後の前記3次元モデルを構成する形状データから要素情報を取得し、該取得した要素情報をもとに、前記3次元モデルに対する図面を作成する
    ことを特徴とする図面作成方法。
  5. 前記コンピュータは、更に、
    前記3次元モデルを構成する形状データに非多様体フィーチャが存在するか否かを判断し、
    前記3次元モデルを構成する形状データに非多様体フィーチャが存在すると判断した場合に、前記非多様体フィーチャを部品化する第2の編集を行い、
    前記図面を作成する場合、前記編集及び前記第2の編集後の前記3次元モデルを構成する形状データから要素情報を取得し、該取得した要素情報をもとに、前記3次元モデルに対する図面を作成する
    請求項に記載の図面作成方法。
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