JP4476475B2 - 保険申込サーバシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを利用した保険申込システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、保険の契約は、申込者が代理店を介して必要な申込書を入手し、これに必要事項の記入及び署名・捺印を行って申込書を作成して提出することにより行われていた。
【0003】
最近では、インターネットの普及に伴い、保険の商品紹介や設計シミュレーションなどをウェブ上で提供し、さらに申込希望者に対して申し込み書類を郵送で、又はデータの形態で提供することも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、今後は申込書の提供のみではなく、徐々に申込手続などもオンライン上で進行させることが望まれる。よって、申込や保険料の支払いなどについて、利用者の様々の希望に対応して効率的に保険申込処理を実行することが要求される。また、インターネットなどを介してオンラインにより手続を行う場合には、契約に伴う重要情報や支払い情報などのセキュリティを確保する必要がある。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、インターネットを利用して種々の形態で保険申込手続を円滑かつ確実に行うことが可能な保険申込システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ネットワークを通じてユーザ端末、保険会社端末及び代理店端末に接続された保険申込サーバシステムにおいて、各種保険商品の申込書に対応する電子フォームを記憶するデータベースと、ユーザ端末から、ユーザによる保険申込方法の指定を受け取る手段と、ユーザが指定した保険商品の申込書に対応する電子フォームを前記データベースから取得し、ユーザの端末へ送信して表示させる電子フォーム表示手段と、ユーザが指定した保険申込方法に対応する保険申込手続を実行する手続実行手段と、を備え、前記手続実行手段は、ユーザによる保険申込方法の指定に従って、ユーザ端末から仮申込データを受け取って代理店端末へ送信し、代理店端末から契約完了通知を受け取ると契約データを保険会社端末へ送信する第1の処理と、ユーザ端末から仮申込データを受け取ってユーザ端末へ申込書データを送信し、保険会社端末から契約完了通知を受け取ると契約データを保険会社端末へ送信する第2の処理と、ユーザ端末から本申込データを受け取って保険会社端末へ契約データを送信する第3の処理と、のいずれかを実行する
【0007】
上記のように構成されたシステムによれば、ユーザが指定した保険商品の申込書に対応した電子フォームがユーザ端末上に表示され、ユーザはこれに必要事項を入力する。また、ユーザが指定した申込方法に従って申込手続が実行される。
【0008】
また、ユーザが指定した申込方法に応じて申し込み手続が実行される。
【0009】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の保険申込サーバシステムにおいて、前記手続実行手段は、前記第3の処理において、ユーザから受け取った本申込データに電子署名が添付されているかを調べ、電子署名が添付されている場合にのみ契約データを送信する。こうして、電子署名を利用することによりオンラインで保険申込を完了することができる。
【0010】
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の保険申込サーバシステムにおいて、前記契約データに基づいて証券データを作成し、証券データをユーザ端末へ送信する手段を有する。これにより、保険証券の発行までオンライン処理で完了することができる。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の保険申込サーバシステムにおいて、前記証券データには、前記保険申込サーバシステム及び前記保険会社の少なくとも一方の電子署名が付されている。これにより、ユーザは証券データが真正なものであることを確認できる。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれかに記載の保険申込サーバシステムにおいて、各手段が行った処理のログ記録を行う手段を有する。これにより、手続の記録を保管し、必要な場合に確認、証明などに利用することができる。
【0013】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の保険申込サーバシステムにおいて、ユーザ端末又は前記保険会社端末からの要求に応じて、前記ログ記録を提示する手段を有する。これにより、ユーザや保険会社は、ログ記録を取得することができる。
【0014】
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれかに記載の保険申込サーバシステムにおいて、前記手続実行手段は、前記ユーザが入力した入力データを前記ユーザ端末から受信した時に、前記入力データに受領確認としての電子署名を付し、電子署名付きの入力データを本申込データとして扱う。よって、電子署名を利用して受領確認を行うことにより、オンライン申込の信頼性を向上させることができる。
【0015】
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれかに記載の保険申込サーバシステムにおいて、前記手続実行手段は、所定の認証機関から前記ユーザの本人認証を示すデータを取得することを条件として、前記保険申込手続を実行する。これにより、本人以外による不正な保険申込を排除することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[1]システム構成
図1に、本発明の実施形態にかかる保険申込システムの概略構成を示す。図1において、保険の申込者であるユーザの端末2と、保険会社の営業所の端末5と、保険代理店の端末6と、保険会社の端末8と、保険会社に代わってユーザの保険申込手続を代行するA社のサーバ10とが、インターネット1を介して接続されている。
【0017】
A社は、ウェブ上で保険会社のウェブサイトを運営し、その中で保険商品の紹介や設計シミュレーションに加えて、保険申込手続を行う。A社サーバ10は、種々の保険商品に対応する申込書の電子フォームを記憶した電子フォームデータベース13を有している。ユーザがA社サーバのウェブ上で所定の保険商品を選択すると、A社サーバ10は電子フォームデータベース13からその保険商品用申込書の電子フォームデータを取得する。A社は、ユーザの要求に応じて申込書(紙媒体)をユーザに郵送し、又は、電子フォームとしてインターネット1を介してユーザの端末2へ送信する。また、A社サーバ10はプリント工場12に接続されている。プリント工場12は、A社からの指示に基づいて保険申込書、保険証券などの紙媒体を印刷し、ユーザ宛に郵送する業務を行う。
【0018】
ユーザ端末2は、必要に応じてプリンタ3に接続される。ユーザが保険申込書を電子フォームの形態でA社サーバ10から取得した場合、ユーザはその電子フォームをプリンタ3を使用してプリントアウトすることにより紙媒体の申込書を得ることができる。
【0019】
また、ユーザ端末2は図示しないICカードリーダを備えることができ、ユーザは自己のICカード4を挿入してICカード4内の情報を利用することができる。後述する電子署名付与において使用される秘密鍵などはICカード4内に記憶しておくことができる。これにより、ユーザは勤務先に設置された共用端末などを容易に利用することができる。
【0020】
代理店端末6は、A社から送信された仮申込データをプリントアウトして申込書を作成するためのプリンタ7を備える。
【0021】
次に、図1のシステムを利用した保険申込手続の概略について説明する。まず、ユーザが端末2を使用してA社サーバ10が運営するウェブサイトを訪問し、必要に応じて保険商品紹介やシミュレーションなどを行って申込みを行う保険商品を決定し、その申込書を取得する。申込書は電子フォームの形態で電子フォームデータベース13に保存されており、これに基づいてユーザは紙媒体又は電子データのいずれかの形態で申込書を取得する。いずれの形態で申込書を取得するかはユーザが選択することができる。
【0022】
次に、ユーザは代理店を訪問して申込書を記入するか、申込書を保険会社へ郵送するか、又は申込データとしてA社を介して保険会社へ送信することにより申込処理を行う。また、ユーザは代理店で保険料を支払うか、オンライン決済を利用して保険料を支払う。保険料の決済が完了し保険契約が成立すると、保険証券が作成され、契約者であるユーザへ送られる。なお、保険証券を電子データの形態でユーザに提供することもできる。また、保険証券は約款を含むことができる。
【0023】
次に、図1のシステムを利用した保険申込システムによる保険申込処理について詳細に説明する。
【0024】
図2に本発明の保険申込システムによる保険申込処理の流れを示す。先ず、ユーザは端末2を使用してA社が運営する保険販売ウェブにアクセスし(ステップS101)、保険商品の紹介や設計シミュレーションなどを行って保険商品を選択する(ステップS102)。保険商品が選択されると、A社サーバ10はユーザに対して申込方法の選択画面を表示し、希望する申込方法を選択させる。申込方法の選択画面例を図3に示す。方法Aは、ユーザが代理店を訪問し、代理店で契約する方法である。方法Bは、紙媒体の申込書がユーザ宛に郵送され、ユーザがそれに署名・捺印を行って保険会社へ郵送する方法である。方法Cは、申込書データがユーザ端末2に送信され、ユーザがそれをプリントアウトして申込書を作成し、署名・捺印して保険会社へ郵送する方法である。方法Dは、インターネットを介してオンラインで申込を行う方法である。ユーザが希望する申込方法を選択すると(ステップS103)、その方法に従って申し込み処理が行われる(ステップS104〜S107)。こうして、ユーザは自分の希望する方法で保険申込を行うことができる。
【0025】
次に、各申込方法のサブルーチンについて説明する。
[2]方法A
先ず、方法Aについて図4を参照して説明する。方法Aは、ユーザが代理店を訪問して申込を行う方法である。
【0026】
図4において、まずユーザは仮申込を行う(ステップS1)。具体的には、A社サーバ10は、ユーザがステップS102で指定した保険商品の申込書の電子フォームを電子フォームデータベース13から取得し、ユーザ端末2へ送信して表示させる。ユーザは端末画面上で住所、氏名、その他の必要事項を入力する。ユーザが入力を完了すると、A社サーバ10はそのデータを仮申込データとして保存する。なお、この場合、A社サーバ10は電子フォームデータとユーザの入力データの両方を組にして記憶してもよいし、ユーザの入力データのみを記憶してもよい。
【0027】
次に、A社サーバ10は仮申込データを代理店端末6へ送信する(ステップS2)。ユーザが代理店を訪れると、店員は代理店端末6から仮申込データを読み出し、プリンタ7によりプリントアウトして申込書とする(ステップS3)。ユーザは申込書の内容を確認して署名・捺印し、さらに保険料を支払って契約する(ステップS4)。
【0028】
契約が完了すると、その旨が代理店端末6からA社サーバ10へ送信される(ステップS5)。A社サーバはまず、契約データをプリント工場へ送信し(ステップS6)、プリント工場はこれに基づいて保険証券を作成し、ユーザ宛に郵送する(ステップS7)。また、A社サーバは保険会社端末8へ契約データを送信し(ステップS8)、さらに営業所報告用として営業所端末5へも契約データを送信する(ステップS9)。こうして、方法Aによる保険申込は完了する。
[3]方法B
次に、方法Bによる申込について図5を参照して説明する。方法Bは、ユーザが郵送で受け取った申込書を使用して郵送により申込を行う方法である。
【0029】
図5において、まずユーザは仮申込を行う(ステップS11)。具体的には、A社サーバ10は、ユーザがステップS102で指定した保険商品の申込書の電子フォームを電子フォームデータベース13から取得し、ユーザ端末2へ送信して表示させる。ユーザは端末画面上で住所、氏名、その他の必要事項を入力する。ユーザが入力を完了すると、A社サーバ10はそのデータを仮申込データとして保存する。なお、ユーザは同時にオンライン決済により保険料の支払いを行うことができる。
【0030】
次に、A社サーバ10は仮申込データをプリント工場12へ送信する(ステップS12)。プリント工場12は受け取った仮申込データをプリントして申込書(紙媒体)を作成する。この申込書には、ステップS11でユーザが入力した事項がプリントされている。プリント工場12は、申込書をユーザ宛に郵送する(ステップS13)。ユーザは郵送された申込書を受け取り、内容を確認し、署名・捺印を行う。そして、保険会社宛に郵送し、申込を行う(ステップS14)。
【0031】
保険会社は申込書を受け取り、保険契約を成立させ(ステップS15)、A社サーバ10へ契約完了を報告する(ステップS16)。A社サーバはまず、契約データをプリント工場へ送信し(ステップS17)、プリント工場はこれに基づいて保険証券を作成し、ユーザ宛に郵送する(ステップS18)。また、A社サーバは保険会社端末8へ契約データを送信し(ステップS19)、さらに営業所報告用として営業所端末5へ、ならびに代理店報告用として代理店端末6へそれぞれ契約データを送信する(ステップS20)。こうして、方法Bによる保険申込は完了する。
[4]方法C
次に、方法Cによる申込について図6を参照して説明する。方法Cは、ユーザが、ユーザ端末2へ送信された申込書データを使用して申込書を作成し、郵送により申込を行う方法である。
【0032】
図6において、まずユーザは仮申込を行う(ステップS21)。具体的には、A社サーバ10は、ユーザがステップS102で指定した保険商品の申込書の電子フォームを電子フォームデータベース13から取得し、ユーザ端末2へ送信して表示させる。ユーザは端末画面上で住所、氏名、その他の必要事項を入力する。ユーザが入力を完了すると、A社サーバ10はそのデータを仮申込データとして保存する。なお、ユーザは同時にオンライン決済により保険料の支払いを行うことができる。
【0033】
次に、A社サーバ10は申込書データをユーザ端末2へ送信する(ステップS22)。ユーザは受け取った申込書データをプリンタ3によりプリントして申込書(紙媒体)を作成する(ステップS23)。この申込書には、ステップS21でユーザが入力した事項が含まれている。ユーザは、内容を確認し、署名・捺印を行う。そして、保険会社宛に郵送し、申込を行う(ステップS24)。
【0034】
保険会社は申込書を受け取り、保険契約を成立させ(ステップS25)、A社サーバ10へ契約完了を報告する(ステップS26)。A社サーバはまず、契約データをプリント工場へ送信し(ステップS27)、プリント工場はこれに基づいて保険証券を作成し、ユーザ宛に郵送する(ステップS28)。また、A社サーバは保険会社端末8へ契約データを送信し(ステップS29)、さらに営業所報告用として営業所端末5へ、ならびに代理店報告用として代理店端末6へそれぞれ契約データを送信する(ステップS30)。こうして、方法Cによる保険申込は完了する。
[5]方法D
次に、方法Dによる申込について図7を参照して説明する。方法Dは、ユーザが、ユーザ端末2を利用してオンラインで申込を行う方法である。
【0035】
図7において、まずユーザは本申込を行う(ステップS31)。具体的には、A社サーバ10は、ユーザがステップS102で指定した保険商品の申込書の電子フォームを電子フォームデータベース13から取得し、ユーザ端末2へ送信して表示させる。ユーザは端末画面上で住所、氏名、その他の必要事項を入力し、さらに電子署名を付す。電子署名は、ユーザ端末2又はICカード4などに予め記憶したユーザの秘密鍵を使用して作成される。この電子署名は、方法A〜Cにおいてユーザが紙媒体の申込書に行った署名・捺印に相当する。よって、サーバ10は電子署名が添付されていない場合は正式な申込データと取り扱わない。電子署名が付与された申込データは、本申込データとしてA社サーバ10へ送信されて申込がなされる。
【0036】
A社サーバ10はユーザ端末2から本申込データを受信し、申込の受け付け確認の意味でA社及び/又は保険会社の電子署名を付与する。これにより契約が成立する。A社サーバ10は、契約データを保険会社へ送信する(ステップS32)。保険会社端末8は電子署名を利用した受信確認を行う。また、A社サーバ10は契約データをプリント工場へ送信し(ステップS33)、プリント工場はこれに基づいて保険証券を作成し、ユーザ宛に郵送する(ステップS34)。さらに、保険会社端末8は営業所報告用として営業所端末5へ、ならびに代理店報告用として代理店端末6へそれぞれ契約データを送信する(ステップS35)。こうして、方法Dによる保険申込は完了する。
【0037】
なお、保険証券は、電子データの形態でユーザに提供することもできる。その場合は、A社サーバ10は電子データとしての保険証券データを作成しユーザ端末2へ送信する(ステップS33’)。
【0038】
方法Dにおいては、種々のデータの送受信時に電子署名を利用した受領確認が行われる。一つの方法は、データの送信者が自らの電子署名を付してデータを送信し、受信者が送信者の電子署名を、対応する公開鍵を利用して復号化して検証する。検証が正しく行われれば、そのデータが送信者から送信されたもので改変などがなされていないことが証明される。また、別の方法は、データの受信者が受信したデータに基づいて自己の秘密鍵を使用して電子署名を作成し、これを受け取り証明として送信者へ返信する。送信者は、これを受け取り、受信者の公開鍵を利用して電子署名を復号化及び検証する。検証が正しく行われれば、正しくデータが受領されたことがわかる。
【0039】
このように、本発明の保険申込システムによれば、ユーザは自分が希望する形態で効率的かつ確実に保険の申込を行うことができる。
【0040】
なお、上記の方法A〜Dにおいては、A社サーバ10は各ステップにおいて送受信したデータを記憶しておく。また、これに加えて、各ステップにおいて実行された手続の履歴(ログ記録)を保管する。即ち、ユーザの端末2から仮申込や本申込を受けた日時、代理店端末6やプリント工場12へ仮申込データを送信した日時、保険会社端末8、営業所端末5及び代理店端末6へ契約データを送信した日時など、各ステップにおいて行った処理の履歴を記憶する。よって、手続完了後に手続の成否や成立時刻などについて疑義が生じた場合は、A社はその手続に関するログ記録をユーザや保険会社へ提供することができる。本申込や保険料のオンライン決済完了日時などは保険契約の成立日時を確定する役割を有する場合もある。よって、このログ記録は、保険契約の成立に関して契約者と保険会社との間で問題が生じた場合などに一種の証明として機能するので特に有益である。
【0041】
以上に説明した方法A〜Dの詳細において、処理手順は単なる例示であり、手順の変更や署名付与の有無などの種々の変更を加えることができる。例えば、プリント工場12の代わりにA社サーバ10内で申込書や保険証券のプリント、郵送などを行うこともできる。また、各方法において、A社サーバ10が保険会社端末8、営業所端末5及び代理店端末6に契約データを送信する順序は変更することができる。また、A社サーバは、保存したログ記録に基づいて、申込手続の進行状況をユーザに知らせることができる。
【0042】
方法Dでは、申込手続の各ステップ毎に必要に応じて各種データに電子署名を付与しているが、データ全体ではなく部分的に電子署名を付すこともできる。例えば、ユーザやA社がオンライン決済に関連するデータについて独立に署名を付与することもできる。
【0043】
また、あるステップで付与すべき電子署名を特定のものに限定することもできる。例えば、図7の例において本申込データに対してユーザが付与すべき電子署名をオンライン決済に関して登録された電子署名のみに限定し、それ以外の電子署名では本申込を受け付けないようにA社サーバ10を構成することも可能である。また、その際に、ユーザ端末2に送信する申込書の電子フォームに対して、ユーザの所持する複数の電子署名から登録済みの電子署名を自動選択して付与する機能を付加することもできる。
【0044】
また、ユーザが携帯するICカード内に電子署名用秘密鍵を記憶しておき、共有端末を使用して保険申込を行うことができる。こうすると、ユーザは会社などに設置された共有端末を利用して手続を行うことができる。この場合、電子署名付与に必要なユーザの秘密鍵もICカード内から抽出して使用することができる。また、方法Dにおいて本申込データに電子署名を付与する際には、ユーザは必要事項の入力済みの本申込データを自己のICカード内に一時的に読み込み、ICカード内で電子署名付与処理を行って、電子署名を付与した本申込データを作成することができる。この方法は、ユーザの秘密鍵を共有端末などに読み込む必要がなく、ICカード外へ移動する必要がないので、セキュリティの面で優れている。
【0045】
また、A社サーバ10は、契約データの原本データを保管してバックアップデータを保険会社等へ提供することもできるし、原本データを保険会社へ提供してA社がバックアップデータを保管し、バックアップデータを営業所や代理店へ送信することもできる。また、A社は本申込データなどに付与されたユーザの電子署名のみを保管することもできる。
【0046】
また、A社サーバはユーザの保険申込手続において、特定の機関によるユーザの本人認証が得られた場合に限り保険契約を成立させるように構成することができる。例えば、ユーザがある認証機関に対して予め登録を行い、その認証機関によりユーザの本人認証処理が成功したことを示すデータなどをA社サーバが認証機関から取得することを条件に保険契約を成立させるようにシステムを構成することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、インターネットを利用して種々の形態で保険申込を効率的かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による保険申込システムの概略構成を示す。
【図2】保険申込手続の流れを示すフローチャートである。
【図3】保険申込方法の選択画面例である。
【図4】保険申込方法の一例を示す。
【図5】保険申込手続の他の一例を示す。
【図6】保険申込手続のさらに他の一例を示す。
【図7】保険申込手続のさらに他の一例を示す。
【符号の説明】
1…インターネット
2…ユーザ端末
3…プリンタ
4…ICカード
5…営業所端末
6…代理店端末
7…プリンタ
8…保険会社端末
10…A社サーバ
12…プリント工場
13…電子フォームデータベース

Claims (8)

  1. ネットワークを通じてユーザ端末、保険会社端末及び代理店端末に接続された保険申込サーバシステムにおいて、
    各種保険商品の申込書に対応する電子フォームを記憶するデータベースと、
    ユーザ端末から、ユーザによる保険申込方法の指定を受け取る手段と、
    ユーザが指定した保険商品の申込書に対応する電子フォームを前記データベースから取得し、ユーザの端末へ送信して表示させる電子フォーム表示手段と、
    ユーザが指定した保険申込方法に対応する保険申込手続を実行する手続実行手段と、
    を備え
    前記手続実行手段は、
    ユーザによる保険申込方法の指定に従って、ユーザ端末から仮申込データを受け取って代理店端末へ送信し、代理店端末から契約完了通知を受け取ると契約データを保険会社端末へ送信する第1の処理と、
    ユーザ端末から仮申込データを受け取ってユーザ端末へ申込書データを送信し、保険会社端末から契約完了通知を受け取ると契約データを保険会社端末へ送信する第2の処理と、
    ユーザ端末から本申込データを受け取って保険会社端末へ契約データを送信する第3の処理と、
    のいずれかを実行する保険申込サーバシステム。
  2. 前記手続実行手段は、前記第3の処理において、ユーザから受け取った本申込データに電子署名が添付されているかを調べ、電子署名が添付されている場合にのみ契約データを送信する請求項に記載の保険申込サーバシステム。
  3. 前記契約データに基づいて証券データを作成し、証券データをユーザ端末へ送信する手段を有する請求項1または2に記載の保険申込サーバシステム。
  4. 前記証券データには、前記保険申込サーバシステム及び前記保険会社の少なくとも一方の電子署名が付されている請求項に記載の保険申込サーバシステム。
  5. 各手段が行った処理のログ記録を行う手段を有する請求項1乃至のいずれかに記載の保険申込サーバシステム。
  6. ユーザ端末又は前記保険会社端末からの要求に応じて、前記ログ記録を提示する手段を有する請求項に記載の保険申込サーバシステム。
  7. 前記手続実行手段は、前記ユーザが入力した入力データを前記ユーザ端末から受信した時に、前記入力データに受領確認としての電子署名を付し、電子署名付きの入力データを本申込データとして扱う請求項1乃至のいずれかに記載の保険申込サーバシステム。
  8. 前記手続実行手段は、所定の認証機関から前記ユーザの本人認証を示すデータを取得することを条件として、前記保険申込手続を実行する請求項1乃至のいずれかに記載の保険申込サーバシステム。
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