JP4475622B2 - 画像処理装置及びその制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像処理装置及び方法及びコンピュータプログラム及び記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、画像情報中に、画像に関連のある他の情報を多重化する研究が盛んに行われている。
【0003】
近年では、電子透かし技術と称し、写真、絵画等の画像情報中に、その著作者名や、使用許可の可否等の付加情報を視覚的に判別しづらい様に多重化して、インターネット等のネットワークを通じて流通する技術が標準化されつつある。
【0004】
また、他の応用分野としては、複写機、プリンタ等の画像出力装置の高画質化に伴い、紙幣、印紙、有価証券等の不正な偽造を防止する目的で、紙上に出力された画像から出力機器、及び、その機体番号を特定する為に、画像中に付加情報を埋め込む技術がある。例えば、特開平7-123244号公報では、視覚的に感度の低い色差成分、及び彩度成分の高周波域に付加情報を埋め込むことにより情報の多重化を行う技術を提案している。
【0005】
また、多くの付加情報を埋め込むため、出願人は誤差拡散法によって生じるテクスチャを利用し、通常の疑似階調処理では発生し得ない量子化値の組み合わせを人工的に作成することにより符号の埋め込みにする方法を既に提案している。この方法は、テクスチャの形状が微視的に多少変化するだけなので、視覚的には画質が劣化するものではない。また、誤差拡散法の量子化閾値を変更する方法を用いれば、視覚的に面積階調の濃度値も保たれる為、極めて容易に異種信号の多重化が実現できる。
【0006】
図1は、先に出願人により提案された発明の、画像処理システムの構成を表すブロック図である。
【0007】
図中、100及び104はともに入力端子を示し、100からは多階調の画像情報を、104からは、画像情報の中に埋め込むべき必要な付加情報が入力される。この付加情報は、入力端子100にて入力される画像情報とは別の情報、例えば音声情報や、入力端子100にて入力される画像に関する著作権情報等、様々な応用が考えられる。付加情報には、誤り訂正符号化部103において、誤り訂正のための符号化処理が施される。この誤り訂正符号には、BCH符号、リードソロモン符号等いかなる種類の符号を用いてもよい。誤り訂正符号が施された結果得られた多重化情報は、付加情報多重化部101に入力される。この付加情報多重化部101は、視覚的に判別しづらいように、画像情報中に付加情報を埋め込ませる装置である。この付加情報多重化部は、付加情報の多重化とともに、入力した多階調の画像情報の量子化をも司る。102はプリンタを示し、付加情報多重化部で作成された情報をプリンタエンジンにて出力する。プリンタは、インクジェットプリンタ、レーザープリンタ等、疑似階調処理を用いることにより階調表現を実現するプリンタを想定する。
【0008】
出力された印字物は、スキャナ105を用いて印字物上の情報を読みとり、付加情報分離部106によって、印字物中に埋め込まれた付加情報を分離する。分離された付加情報は、誤り訂正復号化部107において、誤り訂正復号化処理が行われた後、出力端子108から出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
さて、これまでの電子透かし技術は、確かに、埋め込み対象となる画像情報の画質劣化を抑えつつ、その画像情報中に付加情報を埋め込むだけでなく、より多くの情報をも埋め込むことが可能となった。
【0010】
しかしながら、埋め込まれる側である付加情報の性質にかかわらず、一律の同じ誤り訂正符号化処理で行っていたので、まだまだ改善の余地がある。例えば、付加情報には、復元する際に1ビットの情報でも誤れば、情報全体が復元不可能となってしまうものも存在するし、その一方で、付加情報自体に冗長性があり、多少のビット誤りが生じても、付加情報の復元に大きな支障をきたさないものもある。前者の例としては、画像圧縮フォーマットであるJPEGが挙げられ、後者の例としては、BMPファイル(画像を非圧縮で画素毎のデータを単純に並べた形式のファイル)、WAVファイル(音響サンプリングしたデータを単純に並べた形式のファイル)等が挙げられる。
【0011】
つまり、BMPファイルやWAVファイル等については、多少のビットの欠落があったとしても、再現(再生)する際に問題とはならない。換言すれば、かかる情報を埋め込む場合には、誤り訂正のための強度は低くても構わないことになる。
【0012】
本発明は、埋め込まれる情報の性質に応じてその誤り訂正の能力を決定することで、埋め込まれる情報に依存して最大限の埋め込み量を確保することを可能ならしめる画像処理装置及び符号装置及び方法及びコンピュータプログラム及び記憶媒体を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この課題を可決するため、例えば本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
画像情報に、当該画像情報とは異なる付加情報を多重化する画像処理装置であって、
前記付加情報となるファイルの拡張子に応じて、前記ファイルのデータ部に対する誤り訂正強度のパラメータをを決定する決定手段と、
前記付加情報となるファイルの拡張子を含むファイル名、当該ファイルのファイルヘッダ部のサイズ、並びに、当該ファイル全体のサイズを表わす情報を含む多重化フォーマット用ヘッダ部を生成する生成手段と、
該生成手段で生成された多重化フォーマット用ヘッダ部、及び、当該多重化フォーマットヘッダ部に後続させる前記ファイルのファイルヘッダ部については、予め設定された誤り訂正強度のパラメータに従って誤り訂正符号化し、
前記ファイルヘッダ部に後続させる、前記ファイルのデータ部については、前記決定手段で決定したパラメータに従って誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号化手段と、
該誤り訂正符号化手段から出力された符号化情報を、前記画像情報に多重化する多重化手段とを有する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
【0015】
尚、実施形態における画像処理装置はパーソナルコンピュータ等の汎用情報処理装置上で動作するアプリケーションに適用した場合について説明する。また、稼動するOSは如何なるものでも良いが、ここでは米国マイクロソフト社が提供するWindowsを例にする。
【0016】
図2は実施形態における画像処理システムの構成を表すブロック図である。
【0017】
図中、200及び204はともに入力端子を示し、200からは多階調の画像情報を、204からは画像情報の中に埋め込むべき必要な大きさ“size”ビットの付加情報が入力される。この付加情報 は、入力端子200にて入力される画像情報とは別の情報、例えば音声情報や、入力端子200にて入力される画像に関する著作権情報等、様々な応用が考えられる。該付加情報は、誤り訂正符号化部203に入力され、誤り訂正処理が行われる。
【0018】
誤り訂正符号は様々なものが提案されており、代表的なものとしては、リードソロモン符号、BCH符号、ファイア符号、ピーターソン符号等があげられる。誤り訂正方式として、これらのうちいずれを用いてもかまわないが、本実施形態では、その構成の容易さや符号化率の高さから、既に様々なシステムに採用されているBCH符号を採用して説明する。なお、BCH符号のアルゴリズムに関しては、既に様々な場所で説明されているため、本稿では割愛することとする。
【0019】
また、本実施形態においては、BCH符号をBCH(n,k,d)と表現するが、これは、BCH符号の符号長がnビットで、そのうちkビットが情報ビットであり、残りのn−kビットが検査ビット、この構成で、t=[d/2]ビットまでの誤りを訂正することが可能であることを示している。なお、ここで[]は、自身を超えない最大の整数を意味している。誤り訂正符号部203は、入力された付加情報x(i)に対して検査ビットが付加し、その結果多重化情報y(j)(j>size)を出力する。
【0020】
前記誤り訂正符号部203において必要となるパラメータ(nD,kD,dD)を決定するのが、誤り訂正パラメータ決定部205である。同部205には、付加情報のファイル名に付随している拡張子ext(通常は、3乃至4文字)が入力され、その結果に応じて、パラメータ(nD,kD,dD)が決定される。なお、ここで、(nD,kD,dD)はデータ部に対する誤り訂正パラメータを示している。後述するが、多重化フォーマットのヘッダ部には、データ部の種類に関係なく、一定のパラメータである(nH,kH,dH)を用いて、比較的訂正能力の高い誤り訂正符号化が行われることになる。
【0021】
201は、付加情報多重化部を示し、視覚的に判別しづらいように、画像情報中に多重化情報y(i)を埋め込ませる装置である。この付加情報多重化部は、付加情報の多重化とともに、入力した多階調の画像情報の量子化をも司る。202はプリンタを示し、付加情報多重化部で作成された情報をプリンタエンジンにて出力する。プリンタは、インクジェットプリンタ、レーザープリンタ等、疑似階調処理を用いることにより階調表現を実現するプリンタであればその機種は問わない。
【0022】
出力された印字物は、スキャナ等の光学読み取り装置207を用いて印字物上の情報を読みとり、付加情報分離部208によって、印字物中に埋め込まれた付加情報を分離し、読みとった多重化情報y'(i)を、誤り訂正復号化部209に入力する。誤り訂正復号化部では誤り訂正処理を行い、その結果得られた付加情報x'(i)を出力端子210に出力する。
【0023】
以上であるが、上記処理を汎用情報処理装置上で実現する場合、そのほとんどの処理はプロセッサが実行するプログラムによるものである。具体的な装置構成は例えば図3に示す構成となろう。
【0024】
図中、301は装置全体の制御を司るCPUであり、302はブートプログラムやBIOSを記憶しているROMである。303はCPU301のワークエリアとして使用されるRAMであり、304は2次記憶装置であるハードディスク装置であり、OSや実施形態における電子透かしにかかるアプリケーション、画像ファイル等が記憶されている。305はネットワーク(インターネットを含む)と接続するためのネットワークインタフェースであり、306はキーボードやマウスである。307は表示制御部であって、内部に表示用メモリ(不図示)を有し、CPU301の制御下においてその表示用メモリに対する書き込み(描画)処理すると共に、表示用メモリに格納されたデータを映像信号として表示相違308に出力する処理を行う。309はプリンタインタフェース、310は先に説明したいずれかのプリンタである。
【0025】
上記構成において、本装置に電源が投入され、OSが稼動した後、電子透かし埋め込みのためのアプリケーションがHDD304からRAM303に読み込まれた際の動作について説明する。
【0026】
先ず、先に説明した図2における誤り訂正パラメータ決定部205と誤り訂正符号化部203として機能する部分の詳細な説明をフローチャートに沿って行う。
【0027】
図4は、誤り訂正パラメータ決定部205に対応する処理手順を示すフローチャートである。
【0028】
本実施形態では、 種類のファイルの拡張子毎に、あらかじめ最適なBCHパラメータ(nD i,kD i,dD i)を決定しておき、図5に示すようなリスト(テーブル)の状態で、ハードディスク304等に記憶しておく。図5では、それぞれの拡張子に対して、最適なパラメータ(nD i,kD i,dD i)が設定されている。なお、Ext[I]として格納されているパラメータ は、いずれの拡張子にも該当しなかった付加情報に対して与えられるパラメータである。
【0029】
また、以下の説明に先立ち、ユーザーは実施形態におけるアプリケーションを用いて、埋め込み対象となる画像を表示し、それに埋め込まれる情報をダイアログボックス等を介して指定しているものとする。
【0030】
図4において、ステップS400で初期設定を行い、ステップS401〜S403で、図2の端子206から入力された付加情報(ユーザに選択されたファイル)の拡張子が、リスト上に存在するか否かの判定を行う。もし存在していれば、その拡張子に最適なパラメータ(nD i,kD i,dD i)が、誤り訂正符号化部203に入力される。また、リスト上に存在していなければ、(nD I,kD I,dD I)がBCHパラメータとして決定される。
【0031】
図6は、誤り訂正符号化部203に対応する処理手順を示すフローチャートである。以下、同図に沿って、各部の説明する。
【0032】
同図では、先ず、ステップS600において、付加情報を格納するフォーマットのヘッダ部分を生成する。図7は、画像中に多重化する情報のフォーマットである。ヘッダ部には、多重化画像を作成した日時や、印字媒体の情報、また付加情報の大きさや付加情報のファイル名等が格納される。図7に示されたようなフォーマットに対して、ステップS601およびS602において、誤り訂正のための検査ビットを付加する。ステップS601では、ヘッダ部分に対し、予め設定されたパラメータ(nH,kH,dH)を用いたBCH誤り訂正処理を施す。但し、ヘッダ部分は、その情報が確実に再現されることが望まれるので、誤り訂正の強度を最大限にさせる。ステップS602では、付加情報部分に対し、誤り訂正パラメータ決定部より入力されたパラメータ(nD,kD,dD)を用いて、BCH誤り訂正処理を施す。本実施形態の中で用いているBCH符号は、誤り訂正を施すビットストリームをkDビット毎に分割し、それぞれに対して ビットの検査ビットを付加する。その結果、誤り訂正符号化部203から出力される多重化情報y(i)は、図8(b)に示すような状態になる。生成された多重化情報y(i)は、付加情報多重化部に入力される。
【0033】
埋め込み処理は以上である。この後は、埋め込まれた画像をプリンタ310で印刷するか、或いは、記憶媒体に保存するか、又は、ネットワークを介して送信する等の処理を行えば良い。
【0034】
次に、本実施形態における埋め込まれた画像データから付加情報を抽出する際の誤り訂正復号化部209について説明する。この処理は、図3に示した装置構成と同じで良いので、装置の具体的な構成についての説明は省略する。
【0035】
同図では、まずステップS901において、パラメータ(nH,kH,dH)を用いて、ヘッダ部の誤り訂正復号化を行う。その結果、データ部に格納されている付加情報のサイズやファイル名(ファイル名(filename)+拡張子名(ext))を得ることができる。ステップS902では、得られたファイル名の拡張子extを用いて、誤り訂正パラメータ決定部205と全く同様の処理を行い、誤り訂正パラメータ(nD,kD,dD)を決定する。ステップS903では、決定された前記パラメータ(nD,kD,dD)を用いて、データ部の誤り訂正復号化処理を行い、その結果得られた付加情報x'(i) は、出力端子210から出力される。
【0036】
以上が、本発明における実施形態の説明である。なお、本実施形態においては、付加情報として一つのファイルのみを想定したが、複数のファイルが付加情報として選択されても、同様の処理を行うことが可能である。
【0037】
また、抽出した付加情報の出力先は、その付加情報の拡張子に依存して切り替える。例えば、拡張子がWAVであった場合には、OSに登録された、拡張子WAV用のアプリケーションにそのデータを渡すようにすると、画像再生と共に音響再生も同時に行われることになる。
【0038】
<第2の実施形態>
上記実施形態(第1の実施形態)では、冗長度の高いデータの種類をあらかじめリストアップしておき、該当する付加情報に対しては、比較的訂正能力の低い誤り訂正を施すことにより、多重化可能情報量に占める検査ビットの割合を下げる方法を提案した。しかし、一般的に冗長度が高いと思われるBMPファイルにも、BMPファイルのヘッダ情報のように、欠落してはならない情報が存在する(図10)。このような付加情報ファイルのヘッダ部に対しても、訂正能力が低い誤り訂正を行ってしまうと、付加情報を完全に復元できない場合が起こりうる。そこで、本第2の実施形態では、冗長度が低い付加情報ヘッダ部には、フォーマットのヘッダ部と同様の、比較的強い誤り訂正処理を施し、純粋なデータ領域にのみ、訂正能力の低い誤り訂正符号化を行う場合について述べる。
【0039】
図11は、本第2の実施形態における誤り訂正符号化部203のフローチャートを示している。以下、本実施形態に沿って説明を行う。
【0040】
同図において、まずステップS1101で多重化フォーマットのヘッダ部を生成する。ヘッダ部の例としては、図10に示されるように、多重化情報の作成日時、印字媒体の種類、付加情報全体のバイト数や、付加情報のファイル名が記述される。加えて、本実施形態では、付加情報のヘッダ部のバイト数もヘッダに加えられている。復号側では、この情報量を参照して、付加情報ヘッダ部の誤り訂正復号化を行うことになる。なお、付加情報のヘッダ部のバイト数は、それぞれの拡張子に依存するので、図5のリスト(テーブル)にヘッダ部のバイト数を示す欄を設ければ良い。
【0041】
ステップS1102では、パラメータ(nH,kH,dH)を用いて、多重化フォーマットのヘッダ部に対し誤り訂正符号化を行う。
【0042】
ステップS1103〜S1104では、パラメータ(nH,kH,dH)を用いて、付加情報ヘッダ部に対し誤り訂正符号化を行う。
【0043】
ステップS1105〜ステップS1106では、誤り訂正パラメータ決定部205より入力されたパラメータ(nD,kD,dD) を用いてデータ部の誤り訂正符号化を行う。なお、誤り訂正パラメータ決定部205の動作は、第1の実施形態で説明したものと同様である。
【0044】
上記処理を行うことにより、生成された多重化情報 は、図12(b)のようになる。データ部には、一般的にヘッダ部よりも訂正能力の低い誤り訂正符号化が行われるため、訂正のための検査ビットの量が、データ部では小さくなっている。
【0045】
図13は、本第2の実施形態における誤り訂正復号化部209のフローチャートである。以下、同図に沿って説明を行う。
【0046】
先ず、ステップS1301において多重化画像から分離された多重化情報y'(i)の、ヘッダ部分の誤り訂正復号化を行う。パラメータは(nH,kH,dH)を使用する。その結果、付加情報ヘッダ部の大きさや、付加情報全体の大きさ、及びファイル名等を取得することができる。
【0047】
次に、ステップS1302において、前記ステップS1301で得られた付加情報の拡張子を用いて、第1の実施形態で述べた方法と同様に、データ部に対して、その拡張子に依存した誤り訂正パラメータ(nD,kD,dD)を決定する。
【0048】
次に、ステップS1303〜S1304において、パラメータ(n H ,k H ,d H を用いて、付加情報ヘッダ部の誤り訂正復号化を行う。復号化処理は、前記ステップS1301で得られた付加情報ヘッダ部のバイト数分だけ行う。
【0049】
ステップS1305〜S1306では、前記S1302で決定したパラメータを用いて、誤り訂正復号化処理が施される。復号化処理は、前記S1301で得られた付加情報部のバイト数から、付加情報ヘッダ部のバイト数を差し引いた分だけ行う。以上述べた処理を行うことで、冗長度が高い付加情報に含まれる重要ビットを効率良く保護することができる。
【0050】
以上が、第2の実施形態の説明である。なお、本実施形態においては、付加情報として一つのファイルのみを想定したが、複数のファイルが付加情報として選択されても、同様の処理を行うことが可能である。また、本実施形態では、純粋なデータ部にもパラメータ を用いて誤り訂正処理を加えたが、データ部には一切誤り訂正処理を加えない場合も、本発明の範疇であることはいうまでもない。なお、その場合の多重化情報は図14のようになる。
【0051】
以上、情報を埋め込む付加情報多重化装置、及び、情報の抽出を行う付加情報分離装置の各々について説明してきたが、本発明は、この組み合わせに限定するものではない。
【0052】
また、実施形態では、上記付加情報の埋め込みと抽出(分離)とをそれぞれアプリケーション(これら2つの機能を1つのアプリケーションで実現しても構わない)で実現する例を説明したが、例えば、埋め込み部分はプリンタドライバで実現してもよい。
【0053】
すなわち、プリンタドライバに適用する場合には、アプリケーション上で印刷する際に、付加情報を埋め込むか否かを問い合わせるダイアログメッセージを表示し、埋め込む場合にはそのファイルを選択するウインドウを表示させ、ファイルを少なくとも1つ選択させる。その後、上記処理を行い、印刷データを生成し、出力するようにすれば良い。
【0054】
また、実施形態では、ホストコンピュータ上で動作するアプリケーション或いはプリンタドライバとして説明したが、複写機、ファクシミリ、プリンタ本体等にハードウエア、及びソフトウエアとして内蔵することも効果がある。
【0055】
また、上記実施形態で説明したように、本発明の主要部分はアプリケーション或いはプリンタドライバ等のソフトウェアによって実現できるものである。従って、本発明はコンピュータプログラムに適用できるのは明らかである。通常、コンピュータにプログラムを組み込む場合、フロッピーディスクやCDROM等の記憶媒体をセットしてインストール或いはコピーするものであるので、上記実施形態を実現するコンピュータを含むのであれば、かかる記憶媒体も本願発明に含まれるのは明らかである。
【0056】
以上説明したように本発明によれば、画像情報に、その画像情報の品質を劣化させることなく付加情報を多重化する際に、その付加情報の性質に応じて誤り訂正の能力を可変にすることで、その付加情報に適した適応した誤り訂正のための検査ビットを設定できるようになり、より多くの付加情報を多重化させることが可能となる。特に、誤差拡散法の量子化条件変更に伴うテクスチャ発生の変化を符号埋め込みに利用することで、更に顕著なものとすることができる。
【0057】
また、実施形態によれば、容易に画像情報への付加情報の多重化が実現できる為、画像情報中に音声情報や秘匿情報を埋め込むサービス、アプリケーションが提供できる。また、紙幣、印紙、有価証券等の不正な偽造行為を抑制したり、画像情報の著作権侵害を防止したりすることも可能となる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、埋め込まれる情報の性質に応じてその誤り訂正の能力を決定することで、埋め込まれる情報に依存して最大限の埋め込み量を確保することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な多重化装置及び復号装置のブロック構成図である。
【図2】実施形態における多重化装置及び復号装置のブロック構成図である。
【図3】実施形態が適用する装置の具体的構成を示す図である。
【図4】実施形態における誤り訂正パラメータ決定部の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】実施形態におけるファイルの種類と誤り訂正パラメータの関係を示す図である。
【図6】実施形態における誤り訂正符号化部の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】実施形態におけるヘッダの構造を示す図である。
【図8】実施形態における多重化フォーマットを示す図である。
【図9】実施形態における誤り訂正復号化部の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】実施形態における付加情報のファイルフォーマットを示す図である。
【図11】第2の実施形態における誤り訂正符号化部の処理手順を示すフローチャートである。
【図12】多重化フォーマットを示す図である。
【図13】第2の実施形態における誤り訂正復号化部の処理手順を示すフローチャートである。
【図14】データ部に誤り訂正を行わない場合のフォーマット例を説明するための図である。

Claims (9)

  1. 画像情報に、当該画像情報とは異なる付加情報を多重化する画像処理装置であって、
    前記付加情報となるファイルの拡張子に応じて、前記ファイルのデータ部に対する誤り訂正強度のパラメータをを決定する決定手段と、
    前記付加情報となるファイルの拡張子を含むファイル名、当該ファイルのファイルヘッダ部のサイズ、並びに、当該ファイル全体のサイズを表わす情報を含む多重化フォーマット用ヘッダ部を生成する生成手段と、
    該生成手段で生成された多重化フォーマット用ヘッダ部、及び、当該多重化フォーマットヘッダ部に後続させる前記ファイルのファイルヘッダ部については、予め設定された誤り訂正強度のパラメータに従って誤り訂正符号化し、
    前記ファイルヘッダ部に後続させる、前記ファイルのデータ部については、前記決定手段で決定したパラメータに従って誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号化手段と、
    該誤り訂正符号化手段から出力された符号化情報を、前記画像情報に多重化する多重化手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記決定手段は、前記付加情報となるファイルの拡張子に応じて、当該ファイルのデータ部の冗長度に対応する誤り訂正強度になるように前記パラメータを決定することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記決定手段は、前記付加情報となるファイルの拡張子と、誤り訂正強度のパラメータとを対応づけて格納しているテーブルを用い、前記付加情報となるファイルのデータ部に応じた誤り訂正強度のパラメータを決定することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 更に、前記多重化手段で多重化した画像情報を印刷する印刷手段を備えることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 画像情報に多重化された付加情報を抽出する画像処理装置であって、
    前記画像情報に多重化された付加情報を当該画像情報から分離する分離手段と、
    該分離手段で分離した付加情報に、予め設定された誤り訂正強度で誤り訂正された多重化フォーマット用ヘッダ部が含まれているものと見なし、当該多重化フォーマット用ヘッダ部を復号することで、当該多重化フォーマット部に後続して付加されたファイルのファイル名、当該ファイルのファイルヘッダ部のサイズ、並びに、当該ファイルのサイズを表わす情報を抽出する第1の復号手段と、
    前記付加情報中の前記多重化フォーマットヘッダ部に後続して、前記第1の復号手段で抽出したサイズのファイルが付加されているものと見なし、
    当該ファイルにおけるファイルヘッダ部については、前記第1の復号手段で抽出したファイルヘッダ部のサイズ分が前記予め設定された誤り訂正強度で誤り訂正符号化されているものと見なして復号し、
    前記ファイルヘッダ部に後続するデータ部については、前記第1の復号手段で抽出したファイル名の拡張子に応じた誤り訂正強度で誤り訂正符号化されているものと見なして復号することで、前記画像情報に多重化されたファイルを復号する第2の復号手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置
  6. 画像情報に、当該画像情報とは異なる付加情報を多重化する画像処理装置の制御方法であって、
    前記付加情報となるファイルの拡張子に応じて、前記ファイルのデータ部に対する誤り訂正強度のパラメータをを決定する決定工程と、
    前記付加情報となるファイルの拡張子を含むファイル名、当該ファイルのファイルヘッダ部のサイズ、並びに、当該ファイル全体のサイズを表わす情報を含む多重化フォーマット用ヘッダ部を生成する生成工程と、
    該生成工程で生成された多重化フォーマット用ヘッダ部、及び、当該多重化フォーマットヘッダ部に後続させる前記ファイルのファイルヘッダ部については、予め設定された誤り訂正強度のパラメータに従って誤り訂正符号化し、
    前記ファイルヘッダ部に後続させる、前記ファイルのデータ部については、前記決定工程で決定したパラメータに従って誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号化工程と、
    該誤り訂正符号化工程から出力された符号化情報を、前記画像情報に多重化する多重化工程と
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  7. 画像情報に多重化された付加情報を抽出する画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像情報に多重化された付加情報を当該画像情報から分離する分離工程と、
    該分離工程で分離した付加情報に、予め設定された誤り訂正強度で誤り訂正された多重化フォーマット用ヘッダ部が含まれているものと見なし、当該多重化フォーマット用ヘッダ部を復号することで、当該多重化フォーマット部に後続して付加されたファイルのファイル名、当該ファイルのファイルヘッダ部のサイズ、並びに、当該ファイルのサイズを表わす情報を抽出する第1の復号工程と、
    前記付加情報中の前記多重化フォーマットヘッダ部に後続して、前記第1の復号工程で抽出したサイズのファイルが付加されているものと見なし、
    当該ファイルにおけるファイルヘッダ部については、前記第1の復号工程で抽出したファイルヘッダ部のサイズ分が前記予め設定された誤り訂正強度で誤り訂正符号化されているものと見なして復号し、
    前記ファイルヘッダ部に後続するデータ部については、前記第1の復号工程で抽出したファイル名の拡張子に応じた誤り訂正強度で誤り訂正符号化されているものと見なして復号することで、前記画像情報に多重化されたファイルを復号する第2の復号工程と
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法
  8. コンピュータに読み込ませ実行させることで、前記コンピュータを、画像情報に、当該画像情報とは異なる付加情報を多重化する画像処理装置として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記付加情報となるファイルの拡張子に応じて、前記ファイルのデータ部に対する誤り訂正強度のパラメータをを決定する決定手段、
    前記付加情報となるファイルの拡張子を含むファイル名、当該ファイルのファイルヘッダ部のサイズ、並びに、当該ファイル全体のサイズを表わす情報を含む多重化フォーマット用ヘッダ部を生成する生成手段、
    該生成手段で生成された多重化フォーマット用ヘッダ部、及び、当該多重化フォーマットヘッダ部に後続させる前記ファイルのファイルヘッダ部については、予め設定された誤り訂正強度のパラメータに従って誤り訂正符号化し、
    前記ファイルヘッダ部に後続させる、前記ファイルのデータ部については、前記決定手段で決定したパラメータに従って誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号化手段、
    該誤り訂正符号化手段から出力された符号化情報を、前記画像情報に多重化する多重化手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. コンピュータに読み込ませ実行させることで、前記コンピュータを、画像情報に多重化された付加情報を抽出する画像処理装置として機能させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記画像情報に多重化された付加情報を当該画像情報から分離する分離手段、
    該分離手段で分離した付加情報に、予め設定された誤り訂正強度で誤り訂正された多重化フォーマット用ヘッダ部が含まれているものと見なし、当該多重化フォーマット用ヘッダ部を復号することで、当該多重化フォーマット部に後続して付加されたファイルのファイル名、当該ファイルのファイルヘッダ部のサイズ、並びに、当該ファイルのサイズを表わす情報を抽出する第1の復号手段、
    前記付加情報中の前記多重化フォーマットヘッダ部に後続して、前記第1の復号手段で抽出したサイズのファイルが付加されているものと見なし、
    当該ファイルにおけるファイルヘッダ部については、前記第1の復号手段で抽出したファイルヘッダ部のサイズ分が前記予め設定された誤り訂正強度で誤り訂正符号化されているものと見なして復号し、
    前記ファイルヘッダ部に後続するデータ部については、前記第1の復号手段で抽出したファイル名の拡張子に応じた誤り訂正強度で誤り訂正符号化されているものと見なして復号することで、前記画像情報に多重化されたファイルを復号する第2の復号手段
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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