JP4475152B2 - ランプソケット - Google Patents

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Description

この発明は、ランプソケットに関するものである。
図7から図9に示す従来のランプソケットは、ランプ口金と嵌合する受金部(図示せず)を有する電線50付きのソケット本体51と、ランプ(図示せず)を保持するランプ保持ばね52と、これらを一体化する樹脂カバー53とで構成されている。
このようなランプソケットにおいて、ソケット本体51を樹脂カバー53に組み込む際、組立作業性の向上や金型の簡略化を図るため、ねじ止めや樹脂のばね性による係止を行わず、樹脂カバー53のリブ54、55やボス等により位置規制する場合が多い。
しかし、ソケット本体51には電線50が付いており、ランプソケット全体の小型化が必要な場合は、樹脂カバー53の内部での無理な電線引き回しを余儀なくされることがある。例えば、図9に示すように電線50が引き回される場合、ソケット本体51が矢印56の方向に引っ張られ、ソケット本体51の前面側が矢印57の方向に回転し片寄りする。このように、電線50の引き回し方向によっては、リブ54、55やボス等で規制されているだけのソケット本体51は、一方向に片寄り外観品質やランプ口金との接触に影響を及ぼす。また、この片寄り量は同じ商品でも一定しないことがあり、設計する際の不確定要素となる。
この解決策として、ソケット本体51と樹脂カバー53の嵌合クリアランスを小さくしたり、ソケット本体51が片寄る側に片寄り防止リブ54、55を予め設けておくことがある。しかし、前者ではソケット本体51と樹脂カバー53の嵌合クリアランスを小さくすると、組立容易でなくなり、また個片に高い寸法精度が要求され、金型の高額化や不良率の増大が懸念される。後者では、ソケット本体51と樹脂カバー53がともに寸法公差内にあっても干渉する場合がある。このときは、リブが潰れることによって片寄りを吸収しており、応力がかかり続けるため、経年変化が他の部位よりも大きくなる。
別の従来例(例えば特許文献1参照)は、ソケット本体にピンを設けてカバーのガイド溝にガイドさせることより、ソケット本体を出没自在に保持し、ランプ口金の非装着状態でソケット本体をランプホルダの前面に突出させる押圧ばねと、ランプ口金の装着時に押圧ばねに抗してソケット本体を後退させる補助ばねとを設けている。
実開平4−27511号公報
しかし、特許文献1は、別部材を追加しているためコストアップとなる。
したがって、この発明の目的は、ソケット本体とカバーの嵌合クリアランスを小さくすることなく、また別部材を追加することもコストアップもなしにソケット本体の片寄りを防止することが可能なランプソケットを提供することである。
この発明のランプソケットは、ランプ口金を受ける受金部を有し前記受金部に接続された電線を有するソケット本体と、前記電線を外部に引き出した状態に前記ソケット本体を収納する収納スペースを内部に有し前記ランプ口金を受ける面に隣接する一側面を受けるリブを有するカバーと、このカバーに設けられたランプ保持ばねとを備え、前記ランプ保持ばねは、前記受金部に接続されたランプを保持するランプ保持部と、前記ソケット本体を前記収納スペース内の前記リブに押付け固定するソケット押圧部とを有する。
別の発明のランプソケットは、ランプ口金を受ける受金部を有し前記受金部に接続された電線を有するソケット本体と、前記電線を外部に引き出した状態に前記ソケット本体を収納する収納スペースを有するカバーと、このカバーに設けられて前記受金部に接続された前記ランプ口金を抱持する一対のランプ保持部を有するとともに各ランプ保持部に一体に設けられて前記収納スペース内の前記ソケット本体の両側を挟持するソケット押圧部を有する一対のランプ保持ばねとを備えたものである。
この発明のランプソケットによれば、ランプ保持ばねに設けたソケット押圧部によりソケット本体を押圧するため、ソケット本体とカバーの嵌合クリアランスを小さくすることなく、また別部材を追加することもコストアップもなしにソケット本体の片寄りを弾性的に補正することが可能となる。
この発明の第1の実施の形態を図1から図4により説明する。このランプソケットは、ソケット本体1と、カバー2と、ランプ保持ばね3とで構成されている。
ソケット本体1は、前面にランプピン挿入孔(図示せず)を有し、ランプピン挿入孔に挿入されたランプ口金のランプピンに接触する受金部(図示せず)を内部に有し、受金部に接続された電線4を後部から引き出している。
カバー2は樹脂製であり、それぞれ側面に開口を有する第1のカバー5と第2のカバー6からなり、両カバー5、6の開口側を対向して連結することにより内部にソケット本体1を収納する収納スペース7を形成している。カバー2の前端のコーナ部に凹部8を形成し、凹部8に収納スペース7の前開口部9を形成し、前開口部9にソケット本体1の前面を配置している。第1のカバー5の後端に後開口部10を切欠き形成し、電線4を外部に引き出している。また、収納スペース7にはソケット本体1の後部両側を位置決めするリブ11、12を設けるとともに前部両側は前開口部9の開口縁部26により位置決めしている。カバー2の凹部8の近傍の第1のカバー5と第2のカバー6の対向面にそれぞればね挿通溝を形成することによりばね挿通孔13を形成している。第1のカバー5と第2のカバー6の結合構造については後述する。
ランプ保持ばね3は弾性のある材質の部材例えば板ばねを用いており、一端にランプを保持するランプ保持部14を有し、他端にソケット本体1に押圧するソケット押圧部15を有する。ランプ保持ばね3の中間部がカバー2の前端部の凹部8の一側寄りに形成したばね挿通孔13に通され、ばね挿通孔13の奥側に形成したばね固定部16により固定されている。ランプ保持部14はカバー2に露出したソケット本体1の前面に対向するように曲げられ、その先端を反対向きに折り返してランプ口金が挿入しやすいようにしている。ソケット押圧部15はU字形の先端部でソケット本体1の側面を押圧している。これによりソケット本体1はリブ12と前開口部9の開口縁部26のソケット押圧部15と反対側の部分に押し当てられ、これらに支持される。
つぎに第1のカバー5と第2のカバー6の結合構造について説明する。第1のカバー5の収納スペース7内には複数のかしめ突起18が立設され、第2のカバー6のかしめ突起18を挿通するかしめ用孔19を形成している。かしめ用孔19は第2のカバー6の外面に形成したかしめ用凹部20内に形成されている。図1に示すように第1のカバー5にソケット本体1およびランプ保持ばね3を配置した状態で第2のカバー6を第1のカバー5に被せ、図2に示すようにかしめ突起18をかしめ用孔19に通す。図3に示すようにかしめ突起18の先端をかしめ機によって潰して径大のかしめ部21を形成し、第1のカバー5と第2のカバー6とを結合する。
図4(a)はかしめ突起18のかしめ部21を示している。かしめ用凹部20内に予めかしめ用凹部20の底面に金型により、かしめ部21のかしめ径を目視検査する際の基準となる円形状の溝22を形成しておく。これにより、かしめ突起18をかしめたときのかしめ部21のかしめ径が溝22の直径Rより大きいことを目視検査することにより、かしめ工程のかしめ部21の大きさの管理を行うことができる。
図4(b)は目視検査用基準として、かしめ用凹部20の内周面に表面からの所定のかしめ深さHの突起23をアンダーカットにより形成し、かしめ部21のかしめ深さが所定のかしめ深さHより大きいことを目視検査している。図4(c)はかしめ用凹部20を段付き穴により形成し、その段部24を基準のかしめ深さHとしている。
通常コールドかしめの出来ばえの管理には、かしめ部21の直径や基準面からのかしめ深さを測定して管理する。しかし、図4に示すようにカバー2に金型で溝22、突起23および段部24などの目印(かしめ径最小値、かしめ深さ最大値など)を形成すれば、かしめの出来ばえ管理を工程での目視検査にて実施することができる。
この実施の形態によれば、ランプ保持ばね3の中間部をばね固定部16で固定しその両側にランプ保持部14とソケット押圧部15があるため、それぞれが互いに影響を受けずに機能することができる。
ソケット本体1の開口縁部10およびリブ12を、ソケット押圧部15によりソケット本体1が押し当てられることを前提に設計することができる。
かしめ部21はその直径やカバー2の表面からの深さを測定して管理される場合が多いが、金型により予め溝22、突起23、段部24などを基準の目印としてかしめの直径やかしめ深さの管理を目視により容易に管理することができる。
この発明の第2の実施の形態を図5により説明する。このランプソケットは、第1のカバー5と第2のカバー6からなるカバー2の一側にソケット本体1の前面を露出し、その両側より一対のランプ保持ばね3、28を突出し、電線4をカバー2の一側に隣接する端面より引き出している。ランプ口金はランプピンをソケット本体1の受け口に差し込み内部の受金部に挿着するとともに一対のランプ保持ばね3、28のランプ保持部14により抱持される。またランプ保持ばね3の内端部には第1の実施の形態と同様にソケット押圧部(図示せず)を設けている。
この発明の第3の実施の形態を図6により説明する。このランプソケットは、第2の実施の形態において、ソケット押圧部15を一対のランプ保持ばね3、28に設け、ソケット押圧部15でソケット本体1の両側を挟持している。また図6は第1のカバー5のみを示し、第1のカバー5にかしめ突起18を形成し、第2のカバーにかしめ用孔を形成している。そのかしめについては第1の実施の形態と同様にしている。30はカバー2の取付け部である。
この発明の第1の実施の形態の第2のカバーを外した状態の第1のカバーの内部を示す側面図である。 第1のカバーと第2のカバーの組み合わせ状態の斜視図である。 かしめ結合した状態の斜視図である。 かしめ部分の断面図である。 第2の実施の形態の斜視図である。 第3の実施の形態の第2のカバーを外した状態の第1のカバーの内部を示す側面図である。 従来例の斜視図である。 その分解斜視図である。 その第2のカバーを外した状態の第1のカバーの側面図である。
符号の説明
1 ソケット本体
2 カバー
3 ランプ保持ばね
4 電線
7 収納スペース
14 ランプ保持部
15 ソケット押圧部

Claims (2)

  1. ランプ口金を受ける受金部を有し前記受金部に接続された電線を有するソケット本体と、前記電線を外部に引き出した状態に前記ソケット本体を収納する収納スペースを内部に有し前記ランプ口金を受ける面に隣接する一側面を受けるリブを有するカバーと、このカバーに設けられたランプ保持ばねとを備え、前記ランプ保持ばねは、前記受金部に接続されたランプを保持するランプ保持部と、前記ソケット本体を前記収納スペース内の前記リブに押付け固定するソケット押圧部とを有することを特徴とするランプソケット。
  2. ランプ口金を受ける受金部を有し前記受金部に接続された電線を有するソケット本体と、前記電線を外部に引き出した状態に前記ソケット本体を収納する収納スペースを有するカバーと、このカバーに設けられて前記受金部に接続された前記ランプ口金を抱持する一対のランプ保持部を有するとともに各ランプ保持部に一体に設けられて前記収納スペース内の前記ソケット本体の両側を挟持するソケット押圧部を有する一対のランプ保持ばねとを備えたランプソケット。
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