JP4475024B2 - 電磁弁およびその組み付け方法 - Google Patents

電磁弁およびその組み付け方法 Download PDF

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Description

本発明は、圧力センサを一体化した電磁弁に関するもので、例えば車両用ブレーキユニットの管路中に設けられるブレーキ液圧制御弁に用いて好適である。
従来の圧力センサを一体化した電磁弁として、圧力センサをストッパの端面に装着したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような電磁弁で、車両用ブレーキユニットに使用されるものは、ECUと液圧ユニットとを分離できるようにするために、電磁弁のコイルはECUの基板に接続されている。
また、ECUと液圧ユニットとを分離できるようにするために、電磁弁は、ヨーク内にコイルを収納したコイルサブアッセンブリと、ストッパやアーマチュア等を主体として構成されて流体通路を開閉する弁部サブアッセンブリとからなり、電磁弁を組み立てるときは、圧力センサが一体化された弁部サブアッセンブリを液圧ユニットのハウジングに固定した後、弁部サブアッセンブリにコイルサブアッセンブリを被せるようになっている。このため、ヨークの内径は、圧力センサやストッパ等の最大外径よりも大きくする必要がある。
特表2003−522677号公報
しかしながら、特許文献1に示された電磁弁のように、圧力センサがストッパの外径よりも小さい場合はよいが、圧力センサが大型化してストッパの外径よりも大きくなった場合は、ヨークの内径を圧力センサの外径よりも大きくする必要があるため、ストッパとヨークとの間に大きなエアギャップが生じてしまい、磁気抵抗が増えて電磁弁の性能が低下してしまうという問題が発生する。
このエアギャップをなくすために弁部サブアッセンブリの外径を大きくすることもできるが、大型圧力センサ付きの弁部サブアッセンブリとそうでない場合で構成部品を別々に設定する必要が生じるため、部品の種類が増えてコスト高を招く恐れがあった。
本発明は上記点に鑑みて、圧力センサが大型化した場合でも、磁気抵抗の増加を抑制可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、通電時に磁界を形成するコイル(9)と、コイル(9)を収納する磁性材料製のヨーク(11)と、ヨーク(11)の内周側に配置されるとともに、内部に空間(S)を形成する筒状のスリーブ(5)と、一端側がスリーブ(5)に接合されてスリーブ(5)の一端を閉塞する磁性材料製のストッパ(6)と、スリーブ(5)内の空間(S)に摺動自在に配置される磁性材料製のアーマチュア(7)と、ストッパ(6)の他端側に装着されて、スリーブ(5)内の空間(S)の圧力を検出する圧力センサ(12)とを備え、スリーブ(5)、ストッパ(6)、アーマチュア(7)、および圧力センサ(12)からなる弁部サブアッセンブリを、コイル(9)およびヨーク(11)からなるコイルサブアッセンブリに挿入するようにして組み立てられる電磁弁であって、ストッパ(6)の最大外径が、スリーブ(5)の最大外径よりも大きく、且つ、ヨーク(11)の最小内径よりも小さく、ヨーク(11)とアーマチュア(7)とを磁気的につなぐ磁性材料製の筒状の磁気回路部材(15、63e)が、ヨーク(11)とスリーブ(5)との間に配置され、磁気回路部材(15、63e)は、スリーブ(5)に接合されており、ストッパ(6)の他端側で、圧力センサ(12)を収納する筒状のセンサカバー(13)を有し、センサカバー(13)の最大外径が、スリーブ(5)の最大外径よりも大きく、且つ磁気回路部材(15、63e)の最大外径よりも小さいことを特徴とする。
これによると、圧力センサが大型化した場合でも、ストッパとヨークとの間のエアギャップを小さくして、磁気抵抗の増加を抑制することができる。
また、スリーブやアーマチュア等の部品については、小型の圧力センサを使った場合や、圧力センサを設置しない小径の電磁弁の部品と共用化できる。
さらに、液圧ユニットのハウジングに固定される部分を大型にする必要がないため、液圧ユニット全体を小型・軽量・低コストにすることができる。
また、磁気回路部材によりヨークとアーマチュアとの間のエアギャップを小さくして、磁気抵抗の増加を抑制することができる。
また、磁気回路部材をスリーブに接合して磁気回路部材の位置決めを行うことにより、磁気回路部材をヨークとアーマチュアとの間の所定位置に確実に配置させることができる。
また、弁部サブアッセンブリにコイルサブアッセンブリを組み付ける際、最初に挿入される側の方が相対的に小径であるため、コイルサブアッセンブリを容易に組み付けることができる。
請求項2に記載の発明では、ストッパ(6)の最大外径が、ヨーク(11)の最小内径とほぼ同等であることを特徴とする。
これによると、ストッパの最大外径部によりストッパとヨークとの間のエアギャップを小さくして、磁気抵抗の増加を抑制することができる。
請求項3に記載の発明では、ストッパ(6)の最大外径が、磁気回路部材(15、63e)の最大外径よりも小さいことを特徴とする。これによると、弁部サブアッセンブリにコイルサブアッセンブリを組み付ける際、最初に挿入される側の方が相対的に小径であるため、コイルサブアッセンブリを容易に組み付けることができる。
請求項に記載の発明では、センサカバー(13)を磁性材料製とし、センサカバー(13)をヨーク(11)とストッパ(6)との間に介在させたことを特徴とする。
これによると、磁性材料製のセンサカバーによりストッパとヨークとの間のエアギャップを小さくして、磁気抵抗の増加を抑制することができる。
また、センサカバーが電磁弁本体側に喰い込むような構成になるため、電磁弁の全長が短くなる。
請求項に記載の発明では、センサカバー(13)の最大外径が、ヨーク(11)の最小内径よりも小さいことを特徴とする。
これによると、圧力センサが一体化された弁部サブアッセンブリにコイルサブアッセンブリを組み付けることができる。
請求項に記載の発明のように、ストッパ(6)は、コイル(9)への通電時にアーマチュア(7)を吸引する第1磁気回路部(62e)と、ヨーク(11)とアーマチュア(7)とを磁気的につなぐ第2磁気回路部(63e)と、第1磁気回路部(62e)と第2磁気回路部(63e)との間に設けられた非磁性部(61e)とを備えるものでもよい。
請求項に記載の発明では、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の電磁弁の組み付け方法であって、磁気回路部材(15、63e)をスリーブ(5)に接合した後、磁気回路部材(15、63e)を保持してスリーブ(5)とストッパ(6)との接合を行うことを特徴とする。
これによると、スリーブとストッパとを接合する際、スリーブを保持しないため、薄肉で強度が低いスリーブの変形を防止することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る電磁弁について説明する。図1は第1実施形態に係る電磁弁1の全体構成を示す断面図である。
図1に示すように、電磁弁1は、例えばABSアクチュエータにおける液圧ユニットのハウジング2に装着され、ハウジング2に形成されたブレーキ液の管路Aをコイルへの通電状態に応じて開閉するブレーキ液圧制御弁として用いられる。
電磁弁1は、磁性体金属にて円筒状に形成されたガイド3を備えており、このガイド3は、その一部がABSアクチュエータのハウジング2の凹部2a内に嵌入されている。そして、凹部2aの開口端近傍をかしめることにより、ハウジング2の一部をガイド3の窪み内に入り込ませて、ガイド3をハウジング2に固定するようになっている。
ガイド3の一端側には、金属にて円筒状に形成されたバルブシート4が圧入され、ガイド3の他端側には、非磁性体金属よりなる薄肉円筒状のスリーブ5が圧入されている。スリーブ5には、磁性体金属にて形成された有底円筒状のストッパ6が圧入され、このストッパ6によりスリーブ5の内部の空間Sの一端が閉塞されている。
空間Sは、ガイド3の側面に形成された連通穴3aや、バルブシート4における径方向中心部に形成された連通穴4aを介して、管路Aと連通している。また、空間Sには、磁性体金属にて円柱状に形成されたアーマチュア7が配置されており、このアーマチュア7はスリーブ5に摺動自在に保持されている。
アーマチュア7におけるバルブシート4側の端部に、球状の弁体7aが固定されている。また、バルブシート4の連通穴4aにおける空間S側の端部には、アーマチュア7の弁体7aが接離するテーパ状の弁座4bが形成されている。
ストッパ6に形成されたスプリング穴6aにはスプリング8が設置され、このスプリング8により、アーマチュア7はバルブシート4側に向かって付勢されている。
スリーブ5およびストッパ6の外周側には、通電時に磁界を形成するコイル9が配置されている。コイル9からはターミナル10が引き出されており、このターミナル10を介して外部からコイル9への通電が行えるようになっている。
コイル9は、第1フレーム部材111と第2フレーム部材112とからなるヨーク11内に収納されている。第1フレーム部材111は、磁性体金属よりなり、底部に穴があいたカップ状になっている。より詳細には、第1フレーム部材111は、外側筒部111a、底部111b、および内側筒部111cを有している。第2フレーム部材112は、磁性体金属よりなり、リング状になっている。
そして、第1フレーム部材111内にコイル9を挿入した後、第1フレーム部材111の開口端部側に第2フレーム部材112を圧入することにより、コイル9とヨーク11を一体化したコイルサブアッセンブリが得られる。
ストッパ6の端部には、ブレーキ液圧に応じて変形する薄肉部6bが形成され、ストッパ6の内部には、空間S内のブレーキ液圧を薄肉部6bに伝達するための圧力伝達穴6cが形成されている。
ストッパ6における薄肉部6bには、薄肉部6bの変形量に基づいて空間S内のブレーキ液圧を検出する圧力センサ12が装着されている。本実施形態では、圧力センサ12として、応力に応じて比抵抗が変化する半導体ひずみゲージ式圧力センサを用いている。
ストッパ6の端部には、スリーブ5の最大外径よりも外径が大きな端部側筒部6dが形成され、この端部側筒部6dには、金属または樹脂にて薄肉円筒状に形成されたセンサカバー13が装着されている。センサカバー13内には、圧力センサ12からの信号を処理する信号処理回路14が配置されている。
そして、センサカバー13の最大外径は、スリーブ5の最大外径よりも大きくなっている。また、センサカバー13の最大外径は、ヨーク11の最小内径、すなわち内側筒部111cの内径および第2フレーム部材112の内径よりも小さくなっている。
ストッパ6の外周は段付き形状になっており、ストッパ6の外周部には、ストッパ6内で最も外径が大きくなった大径部6eが、第1フレーム部材111における内側筒部111cに対向する位置に形成されている。この大径部6eの外径は、スリーブ5の最大外径よりも大きく、且つ、内側筒部111cの内径および第2フレーム部材112の内径よりも小さくなっている。但し、この大径部6eの外径は、内側筒部111cや第2フレーム部材112の内径とほぼ同等、より詳細には、内側筒部111cや第2フレーム部材112の内径よりもわずかに小さくなっている。
スリーブ5の外周部には、磁性体金属よりなる円筒状の磁気回路部材15が、圧入・溶接等にて接合されている。磁気回路部材15は、アーマチュア7の外周側で且つ第2フレーム部材112に対向する位置にあり、アーマチュア7と第2フレーム部材112とを磁気的につなぐものである。
磁気回路部材15の外径は第2フレーム部材112とほぼ同等とすることで、ヨーク11とアーマチュア7間のエアギャップを小さくして、磁気抵抗の増加を抑制することができる。
また、磁気回路部材15の外径を磁気抵抗の増加の影響がない程度に第2フレーム部材112よりも小さく形成すれば、コイルサブアッセンブリの組み付けの際に磁気回路部材15に引っかかることなく、より組み付けやすい構造とすることができる。
因みに、磁気回路部材15をスリーブ5に接合した後、磁気回路部材15を保持してスリーブ5にガイド3やストッパ6を接合することにより、薄肉で強度が低いスリーブ5の変形を防止することができる。
上記構成になる電磁弁1は、コイル9に通電されていないときには、図1に示すように、スプリング8の弾性力によってアーマチュア7がバルブシート4側に向かって付勢され、弁体7aがバルブシート4の弁座4bに着座し、管路Aを閉じる。
一方、コイル9に通電されているときには、コイル9が磁界を形成し、ストッパ6、アーマチュア7等により磁路が形成される。そして、磁気吸引力によりアーマチュア7がストッパ6側に吸引され、アーマチュア7がスプリング8に抗して移動する。これにより、弁体7aがバルブシート4の弁座4bから離れた状態となり、管路Aは、連通穴3a、4a、および空間Sを介して連通状態となる。
本実施形態では、圧力センサ12が大型化した場合でも、ストッパ6の大径部6eによりストッパ6とヨーク11との間のエアギャップを小さくして、磁気抵抗の増加を抑制することができる。一方、磁気回路部材15によりヨーク11とアーマチュア7との間のエアギャップを小さくして、磁気抵抗の増加を抑制することができる。
また、ガイド3、バルブシート4、スリーブ5、アーマチュア7等の部品については、圧力センサ12を設置しない小径の電磁弁や小型の圧力センサを使った場合の電磁弁の部品と共用化できる。
さらに、ハウジング2に固定される部分(すなわち、ガイド3)を大型にする必要がないため、液圧ユニット全体を小型・軽量・低コストにすることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図2は第2実施形態に係る電磁弁の全体構成を示す断面図である。第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図2に示すように、センサカバー13は磁性体金属よりなり、センサカバー13の一端にストッパ6の端部側筒部6dが挿入されて接合され、センサカバー13の一端およびストッパ6の端部側筒部6dが、第1フレーム部材111の内側筒部111cに対向する位置に配置されている。換言すると、センサカバー13の一端は、ヨーク11とストッパ6との間に介在されている。
これによると、センサカバー13が電磁弁本体側に喰い込むような構成になるため、電磁弁の全長が短くなる。
また、磁性体金属製のセンサカバー13によりストッパ6とヨーク11との間のエアギャップを小さくして、磁気抵抗の増加を抑制することもできる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図3は第3実施形態に係る電磁弁の全体構成を示す断面図である。第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態は、第1実施形態における磁気回路部材15に相当する部分を、ストッパ6に一体に設けたものである。
すなわち、図3に示すように、ストッパ6の大径部6eが、第2フレーム部材112に対向する位置まで軸方向に延ばされている。また、ストッパ6は、磁性体金属にて所定の形状に加工された後、大径部6eの途中が非磁性に改質されて非磁性部61eが設けられている。
大径部6eのうち、非磁性部61eよりも圧力センサ12側の部分が、第1磁気回路部62eとなる。この第1磁気回路部62eは、第1フレーム部材111の内側筒部111cに対向しており、コイル9への通電時にアーマチュア7が第1磁気回路部62eに吸引される。
また、大径部6eのうち、非磁性部61eよりもガイド3側の部分が、第2磁気回路部63eとなる。この第2磁気回路部63eは、アーマチュア7の外周側で且つ第2フレーム部材112に対向する位置にあり、アーマチュア7と第2フレーム部材112とを磁気的につなぐものである。なお、第2磁気回路部63eは、本発明の磁気回路部材に相当する。
そして、第1磁気回路部62eと第2磁気回路部63eは、非磁性部61eにより、機械的には繋げられ、磁気的には分断されている。
本実施形態では、圧力センサ12が大型化した場合でも、ストッパ6の第1磁気回路部62eによりストッパ6とヨーク11との間のエアギャップを小さくして、磁気抵抗の増加を抑制することができる。一方、ストッパ6の第2磁気回路部63eによりヨーク11とアーマチュア7との間のエアギャップを小さくして、磁気抵抗の増加を抑制することができる。
また、ガイド3、バルブシート4、スリーブ5、アーマチュア7等の部品については、圧力センサ12を設置しない小径の電磁弁や小型の圧力センサを使った場合の電磁弁の部品と共用化できる。
さらに、ハウジング2に固定される部分(すなわち、ガイド3)を大型にする必要がないため、液圧ユニット全体を小型・軽量・低コストにすることができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。図4は第4実施形態に係る電磁弁の全体構成を示す断面図である。第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、圧力センサ12をストッパ6の薄肉部6bに設置し、信号処理回路14をセンサカバー13に装着したが、本実施形態では、図4に示すように、圧力センサ12および信号処理回路14をストッパ6の薄肉部6bに設置し、センサカバー13を廃止している。なお、信号処理回路は図示しない制御用基板上にあってもよい。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、圧力センサ12として半導体ひずみゲージ式圧力センサを用いたが、静電容量式圧力センサ、あるいは光ファイバ式圧力センサ等を用いることができる。因みに、光ファイバ式圧力センサは、先端部に干渉計を組み込んだファブリ・ペロー干渉式のセンサーであり、シリコン製のダイヤフラムの内側をミラーに見立て光ファイバーの端面と一対の干渉計をなし、このミラー間隔(キャビティ長)を光の波長で計測して、圧力値に換算するものである。
また、上記実施形態ではN/C弁(常閉弁)について説明したが、コイルへの通電時にアーマチュアが閉弁方向に作用するN/O弁(常開弁)にも適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る電磁弁1の全体構成を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電磁弁1の全体構成を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る電磁弁1の全体構成を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る電磁弁1の全体構成を示す断面図である。
符号の説明
5…スリーブ、6…ストッパ、7…アーマチュア、9…コイル、11…ヨーク、12…圧力センサ、13…センサカバー、S…空間。

Claims (7)

  1. 通電時に磁界を形成するコイル(9)と、
    前記コイル(9)を収納する磁性材料製のヨーク(11)と、
    前記ヨーク(11)の内周側に配置されるとともに、内部に空間(S)を形成する筒状のスリーブ(5)と、
    一端側が前記スリーブ(5)に接合されて前記スリーブ(5)の一端を閉塞する磁性材料製のストッパ(6)と、
    前記スリーブ(5)内の空間(S)に摺動自在に配置される磁性材料製のアーマチュア(7)と、
    前記ストッパ(6)の他端側に装着されて、前記スリーブ(5)内の空間(S)の圧力を検出する圧力センサ(12)とを備え、
    前記スリーブ(5)、前記ストッパ(6)、前記アーマチュア(7)、および前記圧力センサ(12)からなる弁部サブアッセンブリを、前記コイル(9)および前記ヨーク(11)からなるコイルサブアッセンブリに挿入するようにして組み立てられる電磁弁であって、
    前記ストッパ(6)の最大外径が、前記スリーブ(5)の最大外径よりも大きく、且つ、前記ヨーク(11)の最小内径よりも小さく、
    前記ヨーク(11)と前記アーマチュア(7)とを磁気的につなぐ磁性材料製の筒状の磁気回路部材(15、63e)が、前記ヨーク(11)と前記スリーブ(5)との間に配置され、
    前記磁気回路部材(15、63e)は、前記スリーブ(5)に接合されており、
    前記ストッパ(6)の他端側で、前記圧力センサ(12)を収納する筒状のセンサカバー(13)を有し、
    前記センサカバー(13)の最大外径が、前記スリーブ(5)の最大外径よりも大きく、且つ前記磁気回路部材(15、63e)の最大外径よりも小さいことを特徴とする電磁弁。
  2. 前記ストッパ(6)の最大外径が、前記ヨーク(11)の最小内径とほぼ同等であることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記ストッパ(6)の最大外径が、前記磁気回路部材(15、63e)の最大外径よりも小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の電磁弁。
  4. 前記センサカバー(13)を磁性材料製とし、前記センサカバー(13)を前記ヨーク(11)と前記ストッパ(6)との間に介在させたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁弁。
  5. 前記センサカバー(13)の最大外径が、前記ヨーク(11)の最小内径よりも小さいことを特徴とする請求項に記載の電磁弁。
  6. 前記ストッパ(6)は、前記コイル(9)への通電時に前記アーマチュア(7)を吸引する第1磁気回路部(62e)と、前記ヨーク(11)と前記アーマチュア(7)とを磁気的につなぐ第2磁気回路部(63e)と、前記第1磁気回路部(62e)と前記第2磁気回路部(63e)との間に設けられた非磁性部(61e)とを備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電磁弁。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1つに記載の電磁弁の組み付け方法であって、前記磁気回路部材(15、63e)を前記スリーブ(5)に接合した後、前記磁気回路部材(15、63e)を保持して前記スリーブ(5)とストッパ(6)との接合を行うことを特徴とする電磁弁の組み付け方法。
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