JP4474254B2 - 成形品取出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、射出成形機で成形された成形品を射出成形機の金型から射出成形機の機外へ取り出し、機外の成形品収容部へ収容する成形品取出装置に関するものである。
従来、上記の成形品取出装置の構成として、例えば下記の特許文献1に記載されたように、成形品を把持するためのクランプ爪を有し空気圧で駆動されるエアチャックを用い、1回の成形の終了後で固定側金型と可動側金型が開かれたときに、エアチャックを金型上の待機位置から可動側金型と固定側金型の間で可動側金型の前面に露出している成形品に対向する位置に下降させ、クランプ爪により成形品を把持して可動側金型から引き抜き、上昇させて機外へ取り出す構成が採用されている。また、下記の特許文献2に記載されたように、負圧で成形品を吸着して保持する保持手段を複数配設した保持装置を移動させて成形品を吸着保持し、機外へ取り出す構成も採用されている。
特開平10−113958号公報 特開2003−165147号公報
しかしながら、上記のような従来の構成では、特に成形品の形状がギヤ形状など凹凸が複雑な形状である場合、その形状に合わせた高価な専用のエアチャックや吸着部材を作製して使用しなければ、金型からの成形品の取り出しが困難であるので、その専用のエアチャックや吸着部材などの作製のためにコストがかかってしまうという問題があった。
また、金型上の成形品の位置に対して、エアチャックや吸着部材で成形品を把持したり吸着したりする位置を厳密に正確に合わせないと、成形品を保持できなかったり傷付けてしまったりして支障なく取り出しを行なえないので、その位置合わせに時間がかかり、射出成形機の稼動率が下がってしまうという問題があった。
本発明の課題は、射出成形機の成形品取出装置において、上記のような問題を解決し、成形品取出装置自体のコストダウンと共に射出成形機の稼動率の向上を図ることができる構成を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明では、
射出成形機で成形され金型から突き出される成形品を受け取って射出成形機の機外に取り出し、機外の成形品収容部に収容する成形品取出装置であって、
成形品を受け入れるための開口を有し、カバーに対して第1と第2の回動位置に回動可能で、第1の回動位置にあるときには開口がカバーから露出して開き、第2の回動位置にあるときには開口がカバーにより覆われて閉じるポケットを備え、
該ポケットが成形品の金型からの受け取り時と成形品収容部への収容時には第1の回動位置にあり、成形品の受け取り直後から収容直前までは第2の回動位置にあることを特徴とする。
本発明の成形品取出装置によれば、成形品がポケットに収まる大きさであれば、成形品の形状の複雑さなどに関係なく、成形品を確実にポケットで受け取って取り出すことができ、成形品の形状に関係なくポケットに収まる大きさの成形品の取り出しに汎用的に使用することができる。したがって、その作製のためのコストがかからず、成形品取出装置のコストダウンが図れる。また、ポケットの大きさが成形品の大きさに対して余裕があれば、金型上の成形品の位置と、ポケットの成形品を受け取る位置との位置関係が多少ずれていても、支障なく成形品を受け取ることができるので、ポケットの成形品受け取り位置の位置合わせを厳密に行なう必要がなく、簡単に短時間で行なうことができる。従って、射出成形機の稼動率を向上させることができるという優れた効果が得られる。
以下、添付した図を参照して本発明の実施の形態を説明する。ここでは、可動側金型が固定側金型に対して水平に接近する一方向と離間する逆方向に移動して金型が開閉する横型の射出成形機であって一度に4個の成形品を成形する射出成形機の金型から成形品を4個ずつ射出成形機の機外へ取り出し、機外の成形品収容部へ収容する成形品取出装置の実施例を示す。
図1は、本実施例の成形品取出装置5を機上に設けた射出成形機1の全体の外観を示している。上述したように、射出成形機1は、可動側金型2が固定側金型3に対して水平に接近する一方向と離間する逆方向(以下、金型の開閉方向ないし前後方向という)に移動して金型が開閉する横型の射出成形機であって一度に4個の成形品を成形するものとする。
成形品取出装置5の構成として、横ガイドフレーム6が固定側金型3の上方で金型の開閉方向に直交する水平な横方向に沿って延びるように固定されており、この横ガイドフレーム6上には金型の開閉方向に沿って延びる前後ガイドフレーム7が搭載され、不図示の横方向駆動機構のモータなどの駆動源の駆動により横ガイドフレーム7に案内されて上記の横方向に走行する。前後ガイドフレーム7にはキャリッジ8が搭載されており、不図示の前後方向駆動機構の駆動源の駆動により前後ガイドフレーム7に案内されて前後方向(金型の開閉方向)に移動する。キャリッジ8の上下に昇降機構9と、これの駆動により昇降する製品(成形品)側アーム10が搭載されており、製品側アーム10の先端(下端)には、金型の型開き時に可動側金型2から4個ずつ突き出される成形品を受け取って取り出すための取出装置用アタッチメント(以下、取出アタッチメントと略す)11が取り付けられる。上述した横方向駆動機構、前後方向駆動機構及び昇降機構9のそれぞれの駆動源の駆動によって製品側アーム10と共に取出アタッチメント11が横方向及び前後方向に移動すると共に上下方向に昇降し、射出成形機1の金型からの成形品の機外への取り出しと機外の成形品収容部への収容を行うことができる。
なお、図1には示していないが、後述する図5(A)〜図5(H)に示すようにランナー13の取り出しと収容を行うためのランナー側アーム12が成形品取出装置5に設けられ、製品側アーム10と同様に横方向及び前後方向に移動し、上下方向に昇降できるようになっている。
図2及び図3(A),(B)は、取出アタッチメント11の構成の詳細を説明するもので、取出アタッチメント11が鉛直な向きにありポケット18が閉じた状態での正面図、及びポケット18が閉じた状態と開いた状態での側面図である。なお図2では軸22を、また図3ではねじりコイルバネ23を透視して示してある。
取出アタッチメント11は、その構成部材の全体を支持する支持部材15、これに固定された4つのフレーム16、このフレーム16のそれぞれに固定された4つのポケット上面カバー(以下、カバーと略す)17、このカバー17のそれぞれの下側に回動可能に設けられた4つのポケット18、及び、このポケット18のそれぞれを独立して回動させるための4つのエアーシリンダ19などからなる。
支持部材15は、上下2枚のプレート15a,15bをフレーム15cで連結したもので、上側のプレート15aに形成された2つの長穴15dを介して4本のねじ20により製品側アーム10の先端に設けられたアタッチメント取付部21に対して上下方向に位置調整可能に固定される。
なお、取付部21は軸21aを支点として回動可能に設けられると共に、製品側アーム10に設けられたエアーシリンダ29の駆動軸29aに対してピン21bにより連結され、エアーシリンダ29の駆動により軸21aを回動中心として図3中で反時計方向と時計方向に回動するようになっている。これにより取出アタッチメント11は、図3及び後述する図5(A)〜図5(G)に示すように支持部材15の向きが鉛直になる第1の向きの回動位置と、後述する図5(H)及び図5(I)に示すようにポケット18を下側として水平になる第2の向きの回動位置に回動できるようになっている。
フレーム16は、それぞれ上下左右に整列する配置でねじにより下側のプレート15bに固定され、プレート15bの前記ねじを通すねじ穴を複数組にする、或いはねじ穴を長穴にすることなどにより、固定位置を上下左右に調整することが可能であり、これにより、カバー17とポケット18のそれぞれの上下左右のピッチが射出成形機の金型の図示していない4つのキャビティのピッチに対応して調整できるようになっている。
カバー17は、それぞれ図4(A),(B)に示すように、円周の4分の1(90度分)の円弧形状に湾曲したプレート状に形成され、その湾曲の円周方向の両端部17a,17bが湾曲の外側に直角に折曲されており、一方の端部17aが手前の上側で垂直になり、他方の端部17bが奥の下側で水平になるようにして、それぞれねじなどでフレーム16のそれぞれに固定される。
ポケット18は、それぞれ図4(A),(B)に示すように、カバー17の湾曲の内側に丁度収まる円形の4分の1周分の扇形である枡形状、すなわち左右の側面が扇形であって前面と背面が長方形である枡形状に形成され、扇形の円弧の側が成形品を受け入れるための開口として開放されている。そして、扇形の円周方向がカバー17の湾曲の円周方向に沿う配置で、左右の両側面の扇形の頂点付近をフレーム16の左右両側の下端部に設けられた軸受部16aに軸受された軸22により軸支され、軸22を回動中心として、カバー17の湾曲の円周方向に沿って図3及び図4の(A)に示す回動位置と(B)に示す回動位置に回動可能に設けられている。
(A)の回動位置では、支持部材15が鉛直な向きの状態でポケット18の前面と背面がそれぞれ鉛直と水平になり、ポケット18の開口全体がカバー17により覆われて閉じる(以下、この回動位置を閉鎖位置という)。(B)の回動位置では、支持部材15が鉛直な向きの状態でポケット18の前面が水平方向に対して所定角度θ(例えば30度前後)をなすように前側に傾斜し、ポケット18の開口の大部分((90度−θ)/90度の部分)がカバー17から露出して開く(以下、この回動位置を開放位置という)。また、ポケット18のそれぞれは軸22を介してポケット18に弾装されたねじりコイルバネ23のそれぞれの弾性力により(B)の開放位置へ回動する回動方向に付勢されている。
エアーシリンダ19は、加圧エアーが供給されると駆動軸19aが引っ込む単動引き型のものであり、ポケット18のそれぞれの右側ないし左側においてフレーム16に固定された不図示のシリンダ取付板に対してピン25により回動可能に取り付けられている。エアーシリンダ19の駆動軸19aの先端はベアリング26を介して、ポケット18の右側面ないし左側面に突設された軸27に対して回動可能に連結されている。エアーシリンダ19は、それぞれ不図示のチューブを介してエアーを供給されて駆動される。
エアーシリンダ19の非駆動状態、すなわちエアーが供給されていない状態では、ポケット18はねじりコイルばね23の弾性力によって図3(B)及び図4(B)に示された開放位置に回動して不図示のストッパにより係止されており、駆動軸19aはエアーシリンダ19の本体から引き出された状態にある。この状態からエアーシリンダ19にエアーが供給されると、その圧力によって駆動軸19aが引っ込んでポケット18を引張することにより、ポケット18がねじりコイルバネ23の弾性力に抗して図3(A)及び図4(A)に示された閉鎖位置に回動して閉じると共に、エアーシリンダ19が図3(A)に示された回動位置に回動する。更に、この状態からエアーの供給を停止すると、駆動軸19aの引張力がなくなり、ねじりコイルバネ23の弾性力によりポケット18が図3(B)及び図4(B)に示された開放位置へ回動させられ、これに伴って駆動軸19aがエアーシリンダ19の本体から引き出され、エアーシリンダ19が図3(B)に示された回動位置へ回動させられる。
次に、本実施例の成形品取出装置による成形品の取出動作について図5(A)〜図5(I)により説明する。
図5(A)は、1回の射出成形が終了した後、可動側金型2が型開き方向の図中左方向に所定距離移動し、これに連動して固定側型板4も型開き方向に移動し、可動側金型2と固定側型板4と固定側金型3が互いに所定距離離間して型開きが完了した状態を示しており、可動側金型2の前面に形成されたキャビティ部のそれぞれに成形品30が露出し、固定側金型3の前面には型開き時に成形品30と切り離されたランナー13が露出している。この状態で製品側アーム10と取出アタッチメント11は可動側金型2と固定側型板4の間の上方の待機位置にあり、取出アタッチメント11は支持部材15が鉛直になる向きになっており、各ポケット18が前述した開放位置に回動して上向きに開いた状態にある。また、ランナー側アーム12は固定側金型3と固定側型板4の間の上方の待機位置にある。
この状態から図5(B)に示すように両アーム10,12を下降させ、それぞれ、取出アタッチメント11の上向きに開いた各ポケット18の開口が各成形品30の下側に対向する位置と、ランナー側アーム12の先端に設けられた不図示のチャック部がランナー13を把持し得る位置まで下降させる。なお、このときに各ポケット18の開口を各成形品30の下側に対向させ得るように、予め、金型の各キャビティの上下左右のピッチに対応して、支持部材15のアタッチメント取付部21に対する取り付け位置と、支持部材15に対する各フレーム16の取り付け位置、すなわち各カバー17と各ポケット18の取り付け位置を調整しておく。
次に、図5(C)に示すように、製品側アーム10を図中で左方向に前進させ、取出アタッチメント10の各ポケット18が各成形品30より少し低い位置で可動側金型2の前面に当接する寸前の位置まで移動させると共に、ランナー側アーム12のチャック部を駆動してランナー13を把持させる。
次に、可動側金型2の不図示の突き出しピンの駆動により、図5(D)に矢印で示す様に可動側金型2から各成形品30を前側に突き出させる。突き出された各成形品30は落下して各ポケット18の開口から各ポケット18内に投入され受け取られる。
次に、各エアーシリンダ19にエアーを供給することにより、図5(E)に示すように各ポケット18を閉鎖位置に回動させて閉じ、各ポケット18内に各成形品30を保持した後、図5(F)に示すように、製品側アーム10を図5(B)の位置まで後退させると共に、ランナー側アーム12を図中左方向に前進させ、把持したランナー13を固定側金型3から引き抜かせる。
次に、図5(G)に示すように、取出アタッチメント11とランナー13が金型2,3より上方に離間する位置まで両アーム10,12を上昇させた後、図5(G)の位置から、製品側アーム10を左方向に前進させ、ランナー側アーム12を右方向に後退させる。
次に、図3で先述したエアーシリンダ29の駆動により取出アタッチメント11を図3中で反時計方向に90°回転させ、図5(H)に示すように、各ポケット18を下側として支持部材15の向きが水平になる回動位置に回動させる。
その後、両アーム10,12を図5(H)の紙面に垂直な横方向の一方向に移動させ、製品側アーム10については、射出成形機1の機外で図5(I)に示す成形品収容部(容器)31上の位置に移動させた後、成形品収容部31より少しだけ高い位置まで下降させ、さらに各エアーシリンダ19の駆動により、図5(I)に示す様に、各ポケット18を開放位置に回動させて開く。開いた各ポケット18の下向きになった開口から各成形品30が成形品収容部31内に落下して収容される。
また、ランナー側アーム12については、不図示のランナー収容部上の位置に移動させてチャック部で把持したランナー13を放し、ランナー13はランナー収容部内に落下して収容される。
なお、この間に、可動側金型2と固定側型板4を図5(G)中で右方向に移動させ、図5(H)に示すように固定側型板4が固定側金型3に密着し、可動側金型2が固定側型板4に密着して型締めされる位置まで移動させる。そして、型締めが完了したら次の回の成形を開始する。
一方、成形品30の収容後、製品側アーム10を図5(I)の位置から上昇させた後、エアーシリンダ29の駆動により取出アタッチメント11を図5(I)の回動位置から時計方向に90°回動させ、支持部材15の向きが鉛直になる回動位置に回動させる。その後、両アーム10,12を横方向と後ろ方向ないし前方向に移動させ、図5(A)の待機位置に戻す。そして、次の回の成形が終了して図5(A)のように型開きが完了するのを待ち、型開きが完了したら上述した動作を繰り返す。こうして順次4個ずつの成形品の取り出しを行なうことができる。
以上のような本実施例の成形品取出装置によれば、成形品がポケット18に収まる大きさであれば、成形品の形状の複雑さなどに関係なく、成形品を確実にポケットで受け取って取り出すことができ、取出アタッチメント11を成形品の形状に関係なくポケット18に収まる大きさの成形品の取り出しに汎用的に使用することができる。したがって、成形品の形状に応じて専用の取出アタッチメントを作製して使用する必要がなく、その作製のためのコストがかからず、成形品取出装置のコストダウンが図れるという利点がある。
また、ポケット18の大きさが成形品の大きさに対して余裕があれば、可動側金型2上の成形品の位置と、ポケット18の成形品を受け取る位置との位置関係が多少ずれていても、支障なくポケット18により成形品を受け取ることができるので、ポケット18の成形品受け取り位置の位置合わせを厳密に行なう必要がなく、簡単に短時間で行なうことができる。従って、射出成形機の稼動率を向上させることができるという利点がある。
また、取出アタッチメント11(の支持部材15)の製品側アーム10に対する取り付け位置が上下方向に調整可能であると共に、カバー17,ポケット18,エアーシリンダ19を取りつけたフレーム16の支持部材15に対する取り付け位置が上下及び左右方向に調整可能であるので、異なる金型のキャビティピッチに対応することができる。
なお、以上に説明した実施例では、ポケット18の数を4つとしたが、その数は射出成形機が1度に成形する成形品の数に応じるなどして4に限らないことは勿論である。
また、実施例では、4つのポケット18を4つのエアーシリンダ19によってそれぞれ独立して回動させるようにしたが、1つのエアーシリンダで4つのポケット全部を回動させるようにしてもよく、2つのエアーシリンダでポケットを2つづつ回動させるようにしてもよい。ただし1つのエアーシリンダで複数のポケットを回動させる構成では、エアーシリンダによる回動力を各ポケットに伝達する機構が複雑になったりするなどの問題がある。
また、実施例では、4つのポケット18で成形品を1つづつで合計4つ受け取るものとしたが、例えば、ポケット18の幅を2倍以上としてポケット18を上下に2つ設け、各ポケット18で成形品を2つづつで合計4つ受け取るというようにして、1つのポケットで複数の成形品を受け取るようにしてもよい。なお、ポケットの幅を大きくしておくことにより、1つのポケットにより1つの成形品を受け取る場合と2以上の複数の成形品を受け取る場合に兼用することもできる。
本発明の実施例による成形品取出装置を機上に設けた射出成形機の全体の外観を示す斜視図である。 成形品取出装置の取出アタッチメントの構造を示す正面図である。 (A),(B)は、それぞれ取出アタッチメントのポケットが閉じた状態と開いた状態を示す側面図である。 (A),(B)は、それぞれポケットが閉じた状態と開いた状態を示すポケットとカバーの斜視図である。 成形品取出装置の製品側アームとランナー側アームが待機位置にあり型開きが完了した状態を示す成形品取出動作の説明図である。 両アームが金型間に下降した状態を示す成形品取出動作の説明図である。 製品側アームが前進し、ランナー側アームがランナーを把持した状態を示す成形品取出動作の説明図である。 成形品が突き出される様子を示す成形品取出動作の説明図である。 取出アタッチメントのポケットが閉じて成形品を保持した状態を示す成形品取出動作の説明図である。 製品側アームが後退し、ランナー側アームが前進してランナーを引き抜いた状態を示す成形品取出動作の説明図である。 両アームが上昇した状態を示す成形品取出動作の説明図である。 ランナー側アームが後退し、製品側アームが前進して水平に回動した状態を示す成形品取出動作の説明図である。 成形品収容部上でポケットが開き成形品が落下して収容される様子を示す成形品取出動作の説明図である。
符号の説明
1 射出成形機
2 可動側金型
3 固定側金型
4 固定側型板
5 成形品取出装置
10 製品側アーム
11 取出アタッチメント
12 ランナー側アーム
13 ランナー
15 支持部材
16 フレーム
17 ポケット上面カバー
18 ポケット
19 エアーシリンダ
23 ねじりコイルバネ
29 エアーシリンダ
30 成形品

Claims (5)

  1. 射出成形機で成形され金型から突き出される成形品を受け取って射出成形機の機外に取り出し、機外の成形品収容部に収容する成形品取出装置であって、
    成形品を受け入れるための開口を有し、カバーに対して第1と第2の回動位置に回動可能で、第1の回動位置にあるときには開口がカバーから露出して開き、第2の回動位置にあるときには開口がカバーにより覆われて閉じるポケットを備え、
    該ポケットが成形品の金型からの受け取り時と成形品収容部への収容時には第1の回動位置にあり、成形品の受け取り直後から収容直前までは第2の回動位置にあることを特徴とする成形品取出装置。
  2. 前記ポケットとカバーを支持する支持部材を有し、該支持部材は、前記ポケットの開口が開いた状態で開口が上向きになる第1の向きの回動位置と、開口が下向きになる第2の向きの回動位置に回動可能であり、成形品の成形品収容部への収容時以外は第1の向きの回動位置にあり、収容時には第2の向きの回動位置にあることを特徴とする請求項1に記載の成形品取出装置。
  3. 前記ポケットが複数設けられると共に、ポケットのそれぞれを独立して前記第1と第2の回動位置に回動させるためのポケットと同数の駆動手段が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の成形品取出装置。
  4. 前記ポケットと前記カバーが前記支持部材に複数取り付けられ、それぞれの取り付け位置が調整可能であることを特徴とする請求項2に記載の成形品取出装置。
  5. 前記カバーは、円周の略4分の1の円弧形状に湾曲したプレート状に形成されており、
    前記ポケットは、前記カバーの湾曲の内側に丁度収まる扇形の枡形状であって、カバーの湾曲の円周方向に沿って前記第1と第2の回動位置に回動可能とされたことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の成形品取出装置。
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