JP4471699B2 - 帯鋸刃の刃先ガード - Google Patents

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本発明は帯鋸刃の刃先を保護するための帯鋸刃の刃先ガードに関する。
従来より、帯鋸盤は、よく知られているように、帯鋸刃を有し、この帯鋸刃は、近年刃先が益々硬くなる傾向があり、これにより、切削性能を向上させている。
ところが、硬くなればなるほど、反対に靱性が低下し、刃先はチッピングを起こし易くなる。
例えば、帯鋸刃を運搬している途中で、刃先どうしが衝突したり、刃先が他の硬い物に衝突することにより、チッピングを起こし、その結果、帯鋸刃の切削性能が低下し、製品価値が著しく低下する。
そこで、この課題を解決するために、例えば図10に示す刃先ガード50が開発された。
無し
図10の刃先ガード50は、両脚部51、52を左右方向(Y軸方向)に開いた後帯鋸刃53に押し込めば、図示するように、刃先ガード50は帯鋸刃53に装着され、これにより、刃先54は保護される。
この場合、一旦使用した帯鋸刃53であっても、刃先ガード50を装着して保管しておき、次回に再度使用することがあり、切断材に応じて何種類もの帯鋸刃を使い分けている。
従って、作業者にとっては、刃先ガード50は、帯鋸刃53に対して手動で装着し易い構成となっていることが必要となる。
しかし、従来は、両脚部51、52の長さ(Z軸方向)が同じであり、また、幅(Y軸方向)が一般には極めて小さいので、作業者が手動により左右方向に開きにくく、このため、帯鋸刃53に対する刃先ガード50の装着作業が困難な場合がある。
その結果、作業者は、刃先ガード50の装着作業に時間を食われてしまい、他の作業ができないことが多く、従って、作業効率は明らかに低下している。
また、帯鋸刃53は、図11(A)に示すように、刃先ガード50を装着した状態で例えば三つ折りにして保管し、更に、このように三つ折りした帯鋸刃53は、図11(B)に示すように、段積みにした状態で梱包したり、運搬するようになっている。
しかし、従来は、保管中や、梱包中乃至運搬中に、図11(C)に示すように、刃先ガード50を介して、帯鋸刃53が上下方向に重なる場合があり、この場合に、下側の帯鋸刃53に外力が働くと、該下側の帯鋸刃53に装着された刃先ガード50の頭部55により、上側の帯鋸刃53に装着された刃先ガード50の脚部51が押し上げられ、上側の刃先ガード50が外れることがある。
その結果、この状態を放置しておけば、既述したように、刃先54どうしが衝突したりして、チッピングを起こし、また、作業者が前記刃先ガード50が外れたことに気が付いたとしても、その都度、上側の帯鋸刃53に対して、外れた刃先ガード50を装着し直さなければならず、このような作業は、極めて面倒であり、また煩雑であり、この点でも、作業効率が低下している。
本発明の目的は、刃先ガードの帯鋸刃に対する手動装着作業を容易にし、また、帯鋸刃に一旦装着した刃先ガードが外れにくいようにすることにより、作業効率の向上を図る。
上記課題を解決するために、本発明は、図1に示すように、
帯鋸刃20の長手方向(X軸方向)に沿って延びる頭部2と、該頭部2の両側(Y軸方向)から上下方向(Z軸方向)に延びる開閉自在な脚部3、4と、該脚部3、4側から挿入した刃先22を収納する刃先収納室5を有し、頭部2の外側面2Bに円弧面E1 、E2を設けると共に、両脚部3、4の長さを異ならせた帯鋸刃20の刃先ガード1において、上記頭部2の外側面2Bに設けられた円弧面E 1 、E 2 の半径rは、両脚部3、4の下端3a、4aの幅t以上であることを特徴とする帯鋸刃20の刃先ガードという技術的手段を講じている。
上記本発明の構成によれば、刃先ガード1を構成する両脚部3、4の長さを異ならせ段違いにしたことにより、長さが大きい方の脚部4(図7(A))の下部内側面4Cを、帯鋸刃20側の刃先22に当接させた状態で、反対側の長さが小さい脚部3を外側に引っ張れば、両脚部3、4が簡単に開くので、両脚部3(図7(B))、4を刃先22に当接した状態で、刃先ガード1を帯鋸刃20の背面23方向に押し込めば、両脚部3、4が(図7(C))刃先22上を摺動した後、該刃先22が刃先収納室5に収納されることにより、刃先ガード1は、帯鋸刃20に装着され(図7(D))、従って、刃先ガード1の帯鋸刃22に対する手動装着作業が容易になる。
また、頭部2の外側面2Bに円弧面E1 、E2 を設けたことにより、例えば下側の帯鋸刃20(図9(A))に装着された刃先ガード1の頭部2が、上側の帯鋸刃20に装着された刃先ガード1の脚部4を押し上げようとしても、頭部2の円弧面E1 が、脚部4の下端4aに当たって滑ってしまい、下側の刃先ガード1と帯鋸刃20全体が外側にずれるので、下側の刃先ガード1は上側の刃先ガード1を押し上げる程の力をそれに及ぼすことができず、従って、上側の刃先ガード1は、帯鋸刃20から外れにくくなる。
上記のとおり、本発明によれば、刃先ガードの帯鋸刃に対する手動装着作業を容易にし、また、帯鋸刃に一旦装着した刃先ガードが外れにくいようになり、それにより、作業効率の向上を図ることが可能となる。
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図1は本発明の実施の形態を示す全体図である。
図1に示す刃先ガード1は、後述する帯鋸刃20に装着されることによりそれを保護し、可撓性材料、例えば柔軟性、弾力性を有するプラスチックで形成されている。
上記刃先ガード1は、その断面が、図示するように全体として逆U字形状であって、帯鋸刃20の長手方向(X軸方向)に沿って延びる頭部2を有し、該頭部2の両側(Y軸方向)からは、脚部3、4が上下方向(Z軸方向)に延びている。
上記両脚部3、4は、開閉自在である。
即ち、図1に示すように、刃先ガード1が帯鋸刃20に装着されていない場合には、両脚部3、4は、閉じていて、その下部内側面3C、4Cどうしが当接しているが、後述するように、帯鋸刃20に装着する場合には(図2(A))、両脚部3、4は、手動により左右方向(Y軸方向)に開くことが可能であり、これにより、両脚部3、4の下部内側面3C、4Cは、帯鋸刃本体21の側面に接触する。
また、両脚部3(図1)、4の長さは異なっており、既述したように(図7)、刃先ガード1の帯鋸刃20に対する手動装着作業を容易にしている。
更に、両脚部3(図1)、4の中央部内側面3B、4Bと上部内側面3A、4A、及び前記頭部2の内側面2Aにより、刃先ガード1の内部上方には、刃先収納室5が形成されている。
即ち、帯鋸刃20の刃先22は、よく知られているように、隣接する刃先22が、帯鋸刃本体21に関して、交互に左右方向(Y軸方向)に突出している。
従って、帯鋸刃20を長手方向(X軸方向)から見ると(図1の下方左図)、刃先22の部分は、全体として逆三角形形状となっている。
上記刃先収納室5は、このような逆三角形形状の刃先22部分に対応しており、刃先ガード1(図2(A))を帯鋸刃20に装着した場合に、該刃先収納室5に刃先22が完全に収納される形状となっている。
この刃先ガード1(図1)を構成する頭部2の外側面2Bには、図示する例では、両側(Y軸方向)に円弧面E1 、E2 が設けられており、これにより、既述したように(図9)、下側の刃先ガード1が上側の刃先ガード1に当たっても、該上側の刃先ガード1は帯鋸刃20から外れにくくなる。
この場合、上記頭部2の外側面2Bに設けられた円弧面E1 又はE2 の半径rは(図2(A))、脚部3又は4の下端3a又は4aの幅t以上である。
即ち、刃先ガード1が装着された帯鋸刃20が、保管時・梱包時・運搬時に(図11(A)や図11(B)に相当)、図9(A)に示すように、刃先ガード1を介して、上下方向に重なる場合に、下側の刃先ガード1を構成する頭部2の円弧面E1 の半径rと、上側の刃先ガード1を構成する脚部4の下端4aの幅tとの大小関係は、図9(B)〜図9(D)のようになる。
図9(B)は、頭部2の円弧面E1 の半径rが、脚部4の下端4aの幅tより大きい場合である。
この場合には、円弧面E1 が、脚部4の下端4aに当接しているので、円弧面E1 が脚部4を押し上げようとしても滑ってしまい、下側刃先ガード1(図9(A))と帯鋸刃20全体が外側にずれる。
従って、下側刃先ガード1は、上側刃先ガード1を押し上げる程の力をそれに及ぼすことができず、該上側刃先ガード1は、帯鋸刃20から外れにくくなる。
また、図9(C)は、頭部2の円弧面E1 の半径rが、脚部4の下端4aの幅tに等しい場合である。
この場合には、頭部2の円弧面E1 と平坦面Tの境界部Kが、脚部4の下端4aに当接しているので、境界部K1 が脚部4を押し上げようとしても、バランスが崩れて円弧面E1 が下端4aに当接して滑る可能性があり、この場合も、下側刃先ガード1(図9(A))と帯鋸刃20全体が外側にずれる。
従って、この場合も、同様に、下側刃先ガード1は、上側刃先ガード1を押し上げる程の力をそれに及ぼすことができず、該上側刃先ガード1は、帯鋸刃20から外れにくくなる。
図9(D)は、頭部2の円弧面E1 の半径rが、脚部4の下端4aの幅tより小さい場合である。
この場合には、前記図9(B)、図9(C)の場合と異なり、頭部2の円弧面E1 は、脚部4の下端4a側に進入しているので、頭部2の平坦面Tが、完全に、上側刃先ガード1の脚部4の下端4aに当接している。
このため、平坦面Tが、脚部4を押し上げようとすると、該平坦面Tは、滑ることなく、そのまま上側刃先ガード1を押し上げる力をそれに及ぼすことにより、該上側刃先ガード1を簡単に押し上げてしまい、それが帯鋸刃20から外れてしまう。
よって、既述したように、上記頭部2の外側面2Bに設けられた円弧面E1 、E2 の半径rは、両脚部3、4の下端3a、4aの幅t以上とすることにより(図9(B)、図9(C))、帯鋸刃20に一旦装着した刃先ガード1が外れにくいようになっている。
一方、両脚部3(図2(A))、4の長さは、既述したように、異なっており、両者3、4の長さの差dは、例えば1mm以上である。
そして、この差dが(図7(A))あまりに小さいと、長さが大きい方の脚部4の下部内側面4Cを刃先22に当接させたときに、長さが小さい方の脚部3の下端3aが刃先22の上端に接触するおそれがあり、そのため該脚部3を外側に引っ張ることが困難である。
このため、前記したように、両脚部3、4の長さの差dは、所定の値以上、例えば1mm以上となっている。
この構成により、前記脚部4(図7(A))の下部内側面4Cを、帯鋸刃20側の刃先22に当接させた状態で、脚部3を外側に引っ張ることができ,これにより、両脚部3、4が左右方向に簡単に開く。
この開いた両脚部3(図7(B))、4を刃先22に当接させた状態で、刃先ガード1を帯鋸刃20の背面23方向に押し込めば、既述したように(図7(C)→図7(D))、刃先ガード1は容易に帯鋸刃20に対して装着でき、これにより、刃先ガード1の帯鋸刃20に対する手動装着作業が容易になる。
図2〜図4は、本発明による刃先ガード1の種々の例を示し、図2は、頭部2の外側面の例を、図3は、脚部3、4の下端と外側面の例を、図4は、脚部3、4の内側面と、頭部2の内側面の例をそれぞれ示す。
図2において、図2(A)は、既述したように、頭部2の外側面2Bの両側に、円弧面E1 、E2 を設けた場合であり、図2(B)は、頭部2の外側面2B全体に、円弧面Eを設けた場合である。
図3において、図3(A)は、両脚部3、4の下端3a、4aに、把持部7、8を設けた場合であり、図3(B)は、両脚部3、4の外側面3D、4Dが、平行で上下方向(Z軸方向)に真っ直ぐ延びており、一方と他方の外側面3D、4Dに、互いに嵌合可能な凸部9と凹部10を設けた場合である。
図3(A)の把持部7、8は、図示するように、外側面が円弧状に形成されていると共に、幅が(Y軸方向)両脚部3、4の下端3a、4aの幅tよりも大きい。
この構成により、作業者がこの把持部7、8を手で把持することにより、両脚部3、4を、より簡単に開くことができ、従って、刃先ガード1の帯鋸刃20に対する手動装着作業が一層容易になる。
また、把持部7、8の幅を、両脚部3、4の下端3a、4aの幅tよりも大きくすることにより、刃先ガード1装着時に(図7(B))、開いた両脚部3、4間に、帯鋸刃20側の刃先22が挿入し易くなり、この点でも、刃先ガード1の帯鋸刃20に対する手動装着作業が一層容易になる。
これは、両脚部3、4の下端3a、4aの幅tが(図7(B))、小さ過ぎると、刃先ガード1装着時に、帯鋸刃20側の刃先22により、両脚部3、4が切断されてしまい、該刃先ガード1を帯鋸刃20に対して円滑に装着できなくなるからである。
また、図3(B)の凸部9と凹部10は、刃先ガード1が装着された帯鋸刃20をコイル状に巻いたときに、全体が崩れないように固定する機能を有する。
即ち、図5(A)に示すように、前記凸部9(図3(B))と凹部10が設けられた刃先ガード1が装着された帯鋸刃20をコイル状に巻くと、このコイルの半径R方向の刃先ガード1の密着状態は、図5(B)に示すようになり、隣接する刃先ガード1の凸部9と凹部10どうしが対向して互いに嵌合する。
これにより、コイル状に巻かれたものが(図5(A))、確実に固定され、保管、梱包、運搬中に崩れることはなく、保管・梱包・運搬効率がいずれも向上する。
図4において、図4(A)は、両脚部3、4の内側面、例えば下部内側面3C(図1)、4Cに、鋸歯状の突起11(図4(A))、12を複数設けた場合であり、図4(B)は、刃先収納室5の天井に、突起13を設けた場合である。
図4(A)では、鋸歯状の突起11、12を複数設けたことにより、該両脚部3、4の下部内側面3C(図1)、4Cには、凹凸が形成されていることになる。
この構成により、刃先ガード1(図4(A))を帯鋸刃20に装着した場合に、両者1、20間の摩擦力が大きくなり、帯鋸刃20に一旦装着した刃先ガード1が、一層外れにくいようになる(例えば図9(A))。
また、図4(B)の突起13は、前記頭部2の(図1)内側面2A、即ち、刃先収納室5(図4(B))の天井に設けられていることになる。
この構成により、刃先ガード1を帯鋸刃20に装着した場合に、刃先22が上記突起13に突き刺さり、従って、帯鋸刃20に一旦装着した刃先ガード1が、より一層外れにくいようになる(例えば図9(A)に相当)。
図6は、前記図2〜図4に記載した構成要件を全て兼ね備えた刃先ガード1の実施例を示す図である。
図6において、刃先ガード1が有する頭部2の外側面2Bに、円弧面E1 、E2 を設けると共に、両脚部3、4の長さを異ならせ、また、上記両脚部3、4の内側面には、複数の突起11、12から成る凹凸を設け、刃先収納室5の天井には、突起13を設け、両脚部3、4の下端3a、4aに、把持部7、8を設け、更に、上記両脚部3、4の平行で真っ直ぐな外側面3D、4Dには、互いに嵌合可能な凸部9と凹部10を設けた。
この構成により、既述したように、刃先ガード1の帯鋸刃20に対する手動装着作業が、より一層容易になり(図7に相当)、また、帯鋸刃20に一旦装着した刃先ガード1が、より一層外れにくいようになり(図9(A)に相当)、従って、作業効率の一層の向上が図られる。
以下、上記構成を有する本発明の動作を、図7と図9に基づいて説明する。
(1)刃先ガード1の帯鋸刃20に対する装着動作。
刃先ガード1を帯鋸刃20に装着する場合には、先ず、図7(A)に示すように、長さが大きい方の脚部4の下部内側面4Cを、帯鋸刃20側の刃先22に当接させた状態で、反対側の長さが小さい脚部3を引っ張れば、両脚部3、4は、左右方向に簡単に開くことができる。
そして、この開いた脚部3、4を、図7(B)に示すように、左右に突出した刃先22に当接させた状態で、刃先ガード1を帯鋸刃20の背面23方向に押し込んで行く。
これにより、両脚部3、4が、図7(C)に示すように、刃先22上を摺動し、それに伴って、帯鋸刃20側の刃先22は、刃先収納室5に近付くので、刃先ガード1を更に押し込めば、図7(D)に示すように、刃先22が刃先収納室5に収納されることにより、刃先ガード1は、帯鋸刃20に装着される。
実際には、刃先ガード1は、帯鋸刃20に対応して長手方向(X軸方向)に延びており、そのため、図8に示すように、刃先ガード1を傾斜させた状態で、各刃先22ごとに前記図7(A)〜図7(D)の動作を順次繰り返して行ない、帯鋸刃20側の全ての刃先22が刃先収納室5に収納されたときに、該刃先ガード1が水平になって帯鋸刃20に装着される。
(2)刃先ガード1を装着した帯鋸刃20の保管時・梱包時・運搬時の動作。
刃先ガード1が装着された帯鋸刃20を、例えば三つ折りにしたり(図11(A)に相当)、三つ折りにしたものを段積みにし(図11(B)に相当)、保管中や、梱包又は運搬中に、図9(A)に示すように、刃先ガード1を介して、帯鋸刃20が上下方向に重なったとする。
この状態で、下側の帯鋸刃20に外力が働くと、下側の帯鋸刃20に装着された刃先ガード1の頭部2が、上側の帯鋸刃20に装着された刃先ガード1の脚部4に当たり、それを押し上げようとする。
しかし、例えば下側の頭部2の円弧面E1 が(図9(B))、上側の脚部4の下端4aの幅tよりも大きいとすれば、この円弧面E1 が下端4aに当たっても滑ってしまい、下側の刃先ガード1と帯鋸刃20全体が外側にずれる(図9(A)。
このため、下側の刃先ガード1は、上側の刃先ガード1を押し上げる程の力をそれに及ぼすことができず、従って、上側の刃先ガード1は、帯鋸刃20から外れにくい。
上記のとおり、本発明は、刃先ガードの帯鋸刃に対する手動装着作業を容易にし、また、帯鋸刃に一旦装着した刃先ガードが外れにくいようにすることにより、作業効率の向上を図る帯鋸刃の刃先ガードに利用され、具体的には、帯鋸盤などの切断機に有用である。
本発明の全体図である。 本発明による刃先ガード1を構成する頭部2の外側面の例を示す図である。 本発明による刃先ガード1を構成する脚部3、4の下端と外側面の例を示す図である。 本発明による刃先ガード1を構成する脚部3、4の内側面と、頭部2の内側面の例を示す図である。 図3(B)の使用態様を説明する図である。 本発明による構成要件を全て兼ね備えた刃先ガード1の実施例を示す図である。 本発明による刃先ガード1の帯鋸刃20に対する装着時の動作説明図である。 図7の場合の刃先ガード1と帯鋸刃20との関係を示す図である。 本発明による刃先ガード1を装着した帯鋸刃20の保管時・梱包時・運搬時の動作説明図である。 従来の刃先ガードの第1課題説明図である。 従来の刃先ガードの第2課題説明図である。
符号の説明
1 刃先ガード
2 頭部
2A 内側面
2B 外側面
3、4 脚部
3A、4A 上部内側面
3B、4B 中央部内側面
3C、4C 下部内側面
3D、4D 外側面
5 刃先収納室
7、8 把持部
9 凸部
10 凹部
11、12 鋸歯状の突起
13 突起
d 両脚部3、4の長さの差
1 、E2 、E 円弧面
T 平坦面
r 円弧面E1 、E2 、Eの半径
t 両脚部3、4の下端3a、4aの幅

Claims (4)

  1. 帯鋸刃の長手方向に沿って延びる頭部と、該頭部の両側から上下方向に延びる開閉自在な脚部と、該脚部側から挿入した刃先を収納する刃先収納室を有し、頭部の外側面に円弧面を設けると共に、両脚部の長さを異ならせた帯鋸刃の刃先ガードにおいて、上記頭部の外側面に設けられた円弧面の半径は、両脚部の下端の幅以上であることを特徴とする帯鋸刃の刃先ガード。
  2. 上記両脚部の内側面には、凹凸が設けられている請求項記載の帯鋸刃の刃先ガード。
  3. 上記刃先収納室の天井には、突起が設けられている請求項から記載の帯鋸刃の刃先ガード。
  4. 上記両脚部の外側面が平行で上下方向に真っ直ぐ延びており、一方と他方の外側面には、互いに嵌合可能な凸部と凹部が設けられている請求項から記載の帯鋸刃の刃先ガード。
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