JP4469468B2 - パチンコ玉揚送装置の玉導入停止機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機島に設置された各遊技台から排出されたパチンコ玉及び景品玉計数機から排出されたパチンコ玉等を回収樋にて回収し、該回収樋から導入整列樋に流入したパチンコ玉を研磨媒体にて研磨しながら上方に揚送するパチンコ玉揚送装置に関り、
さらに詳しくは、パチンコ玉揚送装置のメンテナンス作業(保守点検又は故障修理や部品交換)の際に、回収樋を流下するパチンコ玉を回収樋から導入整列樋への流入を阻止(玉止め)することが出来るパチンコ玉揚送装置の玉導入停止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、遊技機島の略中央位置には各遊技台(パチンコ台)から排出されたパチンコ玉(アウト玉)及び景品玉計数機から排出されたパチンコ玉(計数玉)等を回収樋にて回収し、回収したパチンコ玉を研磨媒体にて研磨しながら上方に揚送するパチンコ玉揚送装置が設置されている。
現在、種々提供されているパチンコ玉揚送装置としては、例えば合成樹脂材等の研磨粒でパチンコ玉を撹拌混合し、研磨しながら上方に揚送するタイプのものと、揚送ベルトと布磨きベルトとの間で挟持しながらパチンコ玉を磨いて上方に揚送するタイプのものとがある。
何れのタイプのパチンコ玉揚送装置においても、例えばメンテナンス作業(保守点検又は故障修理や部品交換)の際は、装置内へのパチンコ玉の導入を停止(阻止)させる必要があり、そのため何れのタイプのパチンコ玉揚送装置にも回収樋を流下するパチンコ玉の転動を停止させる玉止め機構を備えたものが、いくつかの提供されている。
例えば、玉止め機構の構成としては、実公昭56−18380号や特開平7−124325号において回収樋上に外部の玉止め操作部に応じて電気的構成からるソレノイドが作動して玉止めするような玉止め機構を設けて回収樋を流下するパチンコ玉の転動を停止させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば上記した揚送ベルトトと布磨きベルトにて挟持しながらパチンコ玉を磨いて上方に揚送するタイプのパチンコ玉揚送装置にソレノイドを採用した玉止め機構においては、布磨きベルトが直ぐに汚れてしまうため、布磨きベルトを頻繁に部品交換(例えば、新規な綿の布磨きベルト等)する必要があり、その都度(閉店後)玉止め機構を作動させて行うが長年使用しているとその回数に伴って増え、電気的構成のソレノイドや電気部品等が故障したりする。
ソレノイドが故障すると、交換しなくてはならず、メンテナンス作業(保守点検又は故障修理や部品交換)の際は、狭小の遊技機島内で行うため、手間が掛かり多くの時間を要していた。つまり、故障する要因の機構(電気的構成)を備えているためである。さらに、閉店時、玉止め作業を忘れてしまった状態で翌日開店してしまうことも有り、補給トラブルを招くことをあった。
【0004】
本発明の目的は、電気的構成(ソレノイドや電気的部品)を備えることなく、簡単な機構で故障する要因のなく左右の回収樋から転動してくるパチンコ玉を確実に玉止めして玉流入口への導入を阻止することが出来るパチンコ玉揚送装置の玉導入停止機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記、目的を達成するため請求項1記載のパチンコ玉揚送装置の玉導入停止機構は、複数の遊技台を配設した遊技機島の略中央付近にパチンコ玉揚送装置を設け、前記遊技台から排出されるパチンコ玉を回収する回収樋を前記パチンコ玉揚送装置の左右両側に備え、前記回収樋から導入整列樋の玉流入口を介してパチンコ玉を前記パチンコ玉揚送装置に導くように成し、前記導入整列樋の上方に両側壁を有する玉導入傾斜板を設け、該玉導入傾斜板は一端側を前記玉流入口の上方に固着し、他端側を上下動するように成した玉止め機構と成し、該玉導入傾斜板は支持された操作手段に応じて操作すると玉導入傾斜板が連動して上昇又は下降し、操作手段にて玉導入傾斜板が上昇位置の時は、左右の回収樋から流下してくるパチンコ玉は回収樋の終端の玉導入傾斜板の両側壁に当接して導入整列樋への流入が阻止され、操作手段にて玉導入傾斜板が下降位置の時は、玉導入傾斜板が連動して下降し左右の回収樋から流下してくるパチンコ玉はそのまま導入整列樋へ流入する構成としたものである。
【0008】
そのため、閉店後、パチンコ玉揚送装置を停止し、メンテナンス作業(保守点検又は故障修理や部品交換)する場合は、操作手段を人為的に操作するだけで回収樋終端から導入整列樋への流入が阻止し、また、回収樋から導入整列樋へのパチンコ玉の流入が可能になる。
つまり、操作手段にて上昇位置の時は、玉導入傾斜板の両側壁が回収樋の高さより持ち上がった状態と成り、左右の回収樋から流下してくるパチンコ玉は回収樋の終端の玉導入傾斜板の両側壁に当接して導入整列樋への流入が阻止される訳である。一方、操作手段にて下降位置の時は、玉導入傾斜板の他端側が連動して下降し、玉導入傾斜板の両側壁が回収樋の高さより低く成った状態と成るので、左右の回収樋から流下してくるパチンコ玉はそのまま導入整列樋へ流入することが出来る。この操作は、電気的構成を備えることなく行えるので、頻繁に起きていた故障や点検又は修理作業をする必要もなくなる。加えて、この操作手段(操作レバー)の操作により狭小の遊技機島内であっても容易に行える。
【0009】
上記、目的を達成するため請求項2記載のパチンコ玉揚送装置の玉導入停止機構は、請求項1記載のパチンコ玉揚送装置の玉導入停止機構において、前記玉止め機構に玉止め動作状態を検出する検知手段と、該検知手段の検知に基づいて外部に報知する報知手段とを設け、玉止め動作時の検出信号により前記報知手段を作動させて外部に表示するようにしたものである。
【0010】
そのため、玉止め状態(動作時)となると検知手段により検知され、報知手段が動作して外部に玉止め状態にあることが報知(表示点灯)される。
従って、店員は、開店時玉止め状態であるかどうか報知手段(表示点灯)にて確認してから営業することが出来るため、玉止め作業時(玉止め動作したまま)したまま忘れてしまった状態で生じる補給トラブル(還元玉不足)を防止することが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を図面に基づいて詳述する。図1は玉導入傾斜板が下降位置の状態斜視図であり、図3は同側面状態図、図2は玉導入傾斜板が上昇位置の状態斜視図であり、図4は同側面状態図である。
【0014】
ここでの実施例では、本発明の玉導入停止機構(玉止め機構10)を揚送ベルト6と布磨きベルト7との間で挟持しながらパチンコ玉を磨いて上方に揚送するパチンコ玉揚送装置1に採用したものについて説明するが、合成樹脂材等の研磨粒でパチンコ玉を撹拌混合し、研磨しながら上方に揚送するパチンコ玉揚送装置に採用しても良い。
【0015】
始めに、パチンコ玉揚送装置1の構成について説明する。
パチンコ玉揚送装置1は、図5に示すように遊技台30(パチンコ台)が多数並設された遊技機島31の略中央位置31aに設置されている。
該パチンコ玉揚送装置1は、上下のローラ(図示せず)に軸支され揚送ベルト6を巻回し、モータ(図示せず)にて駆動するように成し、該揚送ベルト6の対向した位置の布研磨ベルト7(例えば、綿から成る布磨きベルト)との間でパチンコ玉Pを挟持し、該布研磨ベルト7によって磨きながら揚送していくように構成されている。
該パチンコ玉揚送装置1の下部の中央付近には導入整列樋3及び導入整列通路4と玉流入口5が設けられ、左右の回収樋2から流下してきたパチンコ玉Pは垂直状に連接した導入整列樋3及び導入整列通路4を介して玉流入口5から一列整列状態と成ってパチンコ玉揚送装置1本体内へと導かれていく。
【0016】
また、パチンコ玉揚送装置1の下部には各遊技台30から排出されたパチンコ玉P(アウト玉)及び島端に設置された景品玉計数機(図示せず)から排出されたパチンコ玉P(計数玉)を回収するため断面略コの字型の樋状に形成された回収樋2が中央のパチンコ玉揚送装置1に向かって左右両側に傾斜状に設け、左右の回収樋2の終端から落下する位置に導入整列樋3が設けられている。
尚、導入整列樋3の略中央に振り分け弾性部材8を垂下状態に設けることにより、左右の回収樋2から流下転動してくるパチンコ玉Pの勢いを該振り分け弾性部材8にて衝突させ、その際の衝撃を吸収し、左右均等の量と成るようにするために設けられている。
【0017】
さらに、該パチンコ玉揚送装置1の下部の中央付近の導入整列樋3の上端位置には、図1乃至図4に示すように一端側を固着し、他端側を上下に開閉自在に成した玉導入傾斜板11が設けられている。
該玉導入傾斜板11は、矩形状の天板部11aと両側を折曲した両側壁部11bとで形成されている。該天板部11aは、通常、図1及び図3のように、その先端11c側が下方に傾斜していて、他端側の蝶番11dによって上下に開閉するように成している。
よって、導入整列樋3の奥の玉導入整列通路4内でパチンコ玉Pの詰まりが発生した際は、図1及び図3の点線のように手で持ち上げることにより上方に大きく開いて手が入り易くなり、異物等の詰まりの除去作業を容易に行うことが出来る。また、除去作業が終了して該玉導入傾斜板11を元の位置に戻すが、玉導入傾斜板11の裏面側が操作手段である操作レバー12の先端部12aによって支えられ一定角度以上は下方に傾斜しないように支持され、この下降位置の時は、左右の回収樋から流下してくるパチンコ玉Pをそのまま導入整列樋3へと流入させることが出来るのである。
【0018】
次に、本発明の玉導入停止機構(玉止め機構10)の構成について説明する。
本発明の玉導入傾斜板11は、手によって上下に開閉(開閉自在)する構成と、さらに支持された操作手段(操作レバー12の操作)を人為的操作に応じて(連動して)上下動し、左右の回収樋2から流下してくるパチンコ玉Pを導入整列樋3内へ流入させたり、導入整列樋3(玉流入口5)へ阻止したりする玉止め機構の構成も兼ね備えているのである。
【0019】
始めに、操作手段である操作レバー12の構成について説明する。
操作レバー12は、人為的操作(店員)によるためのもので、棒状の部材を略Z状のクランク形状に折り曲げて形成され、基台(図示せず)に立設し隣接した位置の支点金具13により先端側が、基台(図示せず)に立設した操作金具14により操作側がそれぞれ軸支され、先端側の先端部12aは上述した通り玉導入傾斜板11の裏面側に当接するように成している。
【0020】
操作レバー12は、図1に示すように略Z状のクランク形状に折り曲げた先端部12aと、第一折り曲げ部12bと、第二折り曲げ部12cと、軸部12dと、第三折り曲げ部12eと、腕部12fと、握り部12gとから形成されている。
該第一折り曲げ部12bは、玉導入傾斜板11の蝶番11dの直下に位置し、第一折り曲げ部12bと第二折り曲げ部12c間の軸部12dは操作レバー12の先端部12aが回動する支点と成っている。
該第二折り曲げ部12cは、隣接した支点金具13の穴部13aに遊嵌していて、第三折り曲げ部12eと第二折り曲げ部12c間は腕部12fとなって縦長穴14a内を遊嵌した状態で上下動し、これにより軸部12dが回動することにより前記先端部12aが上下動し、この先端部12aの上下動に連動して、玉導入傾斜板11が上昇したり(玉止め状態)、下降したり(玉止め解除状態)するのである。
【0021】
また、操作レバー12を、上方の位置と下方の位置に一旦ロックさせる機構が操作金具14側に設けられている。該操作金具14には操作レバー12が上下動するように遊嵌した縦長穴14aと、この縦長穴14aの延長した上下の位置にそれぞれ水平部14bと、水平部14cが形成されている。この上下の何れかの水平部14bと、水平部14cに操作レバー12の握り部12gを差込むことにより上方又は下方の位置でロック状態を維持することが出来る。
【0022】
次に、本発明の玉導入停止機構(玉止め機構10)の作用について説明する。
先ず、図1及び図3のように操作レバー12の握り部12gを上方に持ち上げ、縦長穴14aの水平部14bに操作レバー12の握り部12gを差込み上方の位置でロック状態にする。この時は、操作レバー12の先端部12a上にある玉導入傾斜板11はその先端11c側が下がって下降位置の状態と成る。
つまり、玉止め解除状態と成り、玉導入傾斜板11の両側壁部11bが回収樋2より下がった位置と成るので、回収樋2を流下してくるパチンコ玉Pは、そのまま玉導入傾斜板11の天板部11a上へと流下可能と成り、玉導入整列樋3内に落下した後、玉導入整列通路4を転動して順次玉流入口5に入っていき、一列整列状態と成ってパチンコ玉揚送装置1本体内へと導かれていく。
【0023】
これに対し、閉店後、パチンコ玉揚送装置1を停止し、メンテナンス作業(保守点検又は故障修理や部品交換)する場合は、図2及び図4に示すように操作レバー12の腕部12fを下方の位置に下げて縦長穴14aの水平部14cに握り部12gを差込みロック状態にする。この時は、操作レバー12の先端部12aの上に載っている玉導入傾斜板11はその先端11c側が回収樋2の高さより約パチンコ玉1個分以上持ち上がって上昇位置の状態と成る。
つまり、玉止めしている状態と成り、玉導入傾斜板11の両側壁部11bが回収樋2より上がった位置と成るので、左右の回収樋2を流下してくるパチンコ玉Pは、玉導入傾斜板11の両側壁部11bで堰き止められ、この付近に滞留し、玉導入整列樋3内への流入が阻止される。
上述した玉止めの操作は、電気的構成を備えることなく行えるので、頻繁に起きていた故障や点検又は修理作業をする必要もなくなる。加えて、この操作手段(操作レバー12)の操作により狭小の遊技機島内であっても容易に行える。
【0024】
尚、図2のように玉導入傾斜板11の蝶番11d側は回動の中心となるため回収樋2の底面とほぼ同じ高さにあり、その付近よりパチンコ玉Pが天板部11a上にわずかに転動するが、そのパチンコ玉Pは天板部11aの先端11cが回収樋2の底面より上方位置にあることから、玉導入整列樋3内への流入することが無く、その部分で左右からのパチンコ玉同士で衝突し滞留する。
【0025】
尚、本実施例においては、操作レバー12は、1本の棒状部材を略Z形状に折り曲げて形成したが、複数の部材を使用して同様の機能を有するように構成しても良く、また、操作レバーによる操作を略Z状のクランク形状による上下動としたが、これに限らず、操作レバーを前後動させたり、左右動させたりする構成のものであっても良い。
【0026】
次に、玉止め作業時における動作を検出する構成について説明する。
上述したように図2及び図4に示すように操作レバー12の腕部12fを下方の位置に下げて縦長穴14aの水平部14cに握り部12gを差込みロック状態にする。この時は、操作レバー12の先端部12aの上に載っている玉導入傾斜板11はその先端11c側が回収樋2の高さより約パチンコ玉1個分以上持ち上がっている。つまり、玉止めしている状態と成っている。
【0027】
この玉止め状態を外部に報知する構成としては、例えば、操作金具14の縦長穴14aの水平部14c付近に検知手段15(透過型センサー等)を設け、該検知手段15と遊技機島31の上部に設けた報知手段16とを電気的に接続させ、検出時は、操作レバー12が下方の位置に位置しているので検知手段15が検知して報知手段16を点灯表示させて玉止め中(補給トラブル・補給異常)であることを報知する。
尚、操作レバー12が上方の位置に位置している時は検知手段15が検知しないので報知手段16は消灯表示により揚送が正常に動作していることを報知する。
このように閉店後に店員がパチンコ玉揚送装置1にてメンテナンス作業(保守点検又は故障修理や部品交換)の際、玉止め作業を行い、玉止めしたままであることを忘れてしまってパチンコ玉Pの揚送が停止した状態であっても、翌日の開店時、その遊技機島31に設けた報知手段16の点灯又は消灯表示により補給トラブルであるか発見することが出来、未然に防止することが出来る。
【0028】
次に、玉止め動作時における玉抜きの構成について説明する。
パチンコ玉揚装置本体の故障時や新規のパチンコ玉Pと交換する際は、回収樋2中のパチンコ玉Pの流下を停止させて玉止め状態に成った時、回収樋2に滞留したパチンコ玉Pを抜き出すようにしている。以下、図6及び図7に基づいて玉抜きの構成を説明する。
【0029】
左右の回収樋2の終端2a付近のいずれかの側壁2bに玉抜き口17が設けられている。該玉抜き口17の両側部2dには切欠き部2cと、上下にはガイド板2eとが設けられている。該玉抜き口17の両側部2dの切欠き部2cと上下のガイド板2eとの間にL型の開閉金具17aが装着され開閉自在(上下スライド)と成している。
よって、玉抜きの作業は、操作レバー12に連動して玉導入傾斜板11の上昇位置に位置している時は、左右の回収樋2が玉導入傾斜板11の両側壁11bにて堰き止められる。この玉止め動作の時、玉抜き口17から開閉金具17aを開く(引き抜く)ことにより開放し、パチンコ玉Pを抜き取り出すことが出来る。
尚、玉抜きの作業が終了した時は、玉抜き口17に開閉金具17aを装着して玉抜き口17を閉鎖した元の状態に戻す。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明の請求項1記載のパチンコ揚送装置の玉導入停止機構によれば、閉店後、パチンコ玉揚送装置を停止し、メンテナンス作業(保守点検又は故障修理や部品交換)する場合は、操作手段を人為的に操作するだけで上下動し、その上下動に伴って玉止め機構が動作する。この動作により回収樋終端から導入整列樋への流入が阻止し、また、回収樋から導入整列樋へのパチンコ玉の流入が可能にすることが出来る。
この操作は、電気的構成を備えることなく行えるので、頻繁に起きていた故障や点検又は修理作業をする必要がない。
加えて、この操作手段(操作レバー)の操作によるため狭小の遊技機島内であっても容易に行える。
【0032】
また、本発明の請求項2記載のパチンコ玉揚送装置の玉導入停止機構によれば、玉止め状態(動作時)となると検知手段により検知され、報知手段が動作して外部に玉止め状態にあることが報知(表示点灯)される。
従って、店員は、開店時玉止め状態であるかどうか報知手段(表示点灯)にて確認してから営業することが出来るため、玉止め作業時(玉止め動作したまま)したまま忘れてしまった状態で生じる補給トラブル(還元玉不足)を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】玉導入傾斜板が下降位置にある状態斜視図である。
【図2】玉導入傾斜板が上昇位置にある状態斜視図である。
【図3】玉導入傾斜板が下降位置にある側面状態図である。
【図4】玉導入傾斜板が上昇位置にある側面状態図である。
【図5】本発明に係るパチンコ玉揚送装置の正面全体図である。
【図6】玉抜き口の状態斜視図である。
【図7】玉抜き口の拡大状態斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ玉揚送装置
2 回収樋
3 導入整列樋
5 玉流入口
10 玉止め機構
11 玉導入傾斜板
11b 側壁部
12 操作レバー
15 検知手段
16 報知手段
17 玉抜き口
Claims (2)
- 複数の遊技台を配設した遊技機島の略中央付近にパチンコ玉揚送装置を設け、前記遊技台から排出されるパチンコ玉を回収する回収樋を前記パチンコ玉揚送装置の左右両側に備え、前記回収樋から導入整列樋の玉流入口を介してパチンコ玉を前記パチンコ玉揚送装置に導くように成し、前記導入整列樋の上方に両側壁を有する玉導入傾斜板を設け、該玉導入傾斜板は一端側を前記玉流入口の上方に固着し、他端側を上下動するように成した玉止め機構と成し、該玉導入傾斜板は支持された操作手段に応じて操作すると玉導入傾斜板が連動して上昇又は下降し、操作手段にて玉導入傾斜板が上昇位置の時は、左右の回収樋から流下してくるパチンコ玉は回収樋の終端の玉導入傾斜板の両側壁に当接して導入整列樋への流入が阻止され、操作手段にて玉導入傾斜板が下降位置の時は、玉導入傾斜板が連動して下降し左右の回収樋から流下してくるパチンコ玉はそのまま導入整列樋へ流入する構成としたことを特徴とするパチンコ玉揚送装置の玉導入停止機構。
- 前記玉止め機構に玉止め動作状態を検出する検知手段と、該検知手段の検知に基づいて外部に報知する報知手段とを設け、玉止め動作時の検出信号により前記報知手段を作動させて外部に表示するようにしたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ玉揚送装置の玉導入停止機構。
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