JP4469087B2 - 高検知能力を有する不揮発性メモリおよびその方法 - Google Patents

高検知能力を有する不揮発性メモリおよびその方法 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、一般に、電気的に消去可能でプログラム可能な読出し専用メモリ(EEPROM)などのフローティングゲート半導体メモリおよびフラッシュEEPROMに関し、さらに詳しく言えば、これらのメモリの状態を読出しもしくは検出するための回路および技術に関する。
【0002】
データまたはプログラムを不揮発性の状態で記憶するためのディジタル回路において、EEPROMおよび電気的にプログラム可能な読出し専用メモリ(EPROM)が通常使用されている。これらのメモリは消去可能であり、それらのメモリセル内に書き込まれるかもしくは「プログラム」された新しいデータを有する。
【0003】
EPROMでは、電界効果型トランジスタ構造にあり、ソース領域とドレイン領域の間の上側に配置されているが、半導体基板のチャネル領域からは絶縁されているフローティング(非接続状態の)導電性ゲートが用いられている。次いで、フローティングゲート上にコントロールゲートが設けられているが、フローティングゲートからは絶縁されている。トランジスタのしきい値電圧特性は、フローティングゲートで保持される電荷量により制御される。すなわち、トランジスタのソース領域とドレイン領域の間が導電状態になるように、トランジスタが「オン」に切り換わる前にコントロールゲートに印加しなければならない電圧(しきい値)の最小量は、フローティングゲートの電荷レベルで制御される。
【0004】
フローティングゲートは、ある範囲の電荷を保持できるため、EPROMのメモリセルは、しきい値電圧窓内にあるあらゆるしきい値電圧レベルにプログラム可能である。デバイスの最小しきい値レベルと最大しきい値レベルによって範囲を定めたしきい値電圧窓の大きさは、デバイス特性、動作条件および履歴に左右される。このしきい値電圧窓内のそれぞれ別々に分解可能なしきい値電圧レベルを用いて、主に、セルの明確なメモリ状態が特定される。
【0005】
実際、セルのメモリ状態は、参照電圧がコントロールゲートに印加される場合、セルのソース電極とドレイン電極の間を流れる導電電流を検出することで通常読み出される。したがって、セルのフローティングゲートにかかる各所与の電荷に対して、対応するしきい値電圧が検出されるか、もしくは同等に、参照コントロールゲート電圧に対して対応する導電電流が検出される場合がある。同様に、フローティングゲートにプログラム可能な電荷の範囲は、対応するしきい値電圧窓かもしくは対応する導電電流窓を規定する。
【0006】
EPROMメモリに関して、メモリセルとして作用するトランジスタは通常、基板チャネル領域から薄いゲート誘電体を介してフローティングゲートに電子を加速することによって、2つの状態のうちの1つの状態にプログラムされる。メモリ状態は、紫外線を放射することでフローティングゲート上にかかる電荷を除去することによって消去可能である。
【0007】
電気的に消去可能でプログラム可能な読出し専用メモリ(EEPROM)は同様の構造をもっているが、適切な電圧を印加してフローティングゲートから電荷を除去するためのメカニズムをさらに備えるものである。
【0008】
このようなEEPROMセルのアレイは、セルアレイ全体かもしくはセルアレイのセルの有効グループが一緒に(すなわち、瞬間に)消去される場合、「フラッシュ」EEPROMアレイと称される。一旦消去されると、セルのグループは再度プログラム可能である。
【0009】
図1は、一連のビット線20、22、24、・・・とワード線30、32、・・・によりアスセス可能なEPROM、EEPROMまたはフラッシュEEPROMなどの不揮発性メモリセル10の通常のアレイが略図的に示されている。各メモリセル40は、ソース43、ドレイン44、コントロールゲート46およびフローティングゲート48を有する。
【0010】
EPROMまたはEEPROMセルの二次元アレイのある特定のセルを読出し用にアドレスするためには、通常、アドレスされるセルを含む列にある一組のソース線とドレイン線にソース・ドレイン電圧を印加し、さらにアドレスされるセルを含む行にあるコントロールゲートに接続されたワード線にコントロールゲート電圧を印加することによって行われる。
【0011】
図2は、行デコード回路50、列デコード回路52および読出し回路60を備えた不揮発性メモリセル10のアドレス可能なアレイを略図的に示すものである。
【0012】
図1を再度参照すると、セル40がプログラムかもしくは読出し用にアドレスされる場合、セルのコントロールゲート46、ソース43およびドレイン44に、それぞれ適切なプログラム電圧または読出し電圧(VCG、VS 、VD )が供給されなければならない。セル40のコントロールゲートに接続されるワード線30にVCGを接続するための行デコーダ50にアドレスが付与される。ソース線20にVS を接続しドレイン線22にVD を接続するための列デコーダ52に同じアドレスが付与され、これらはそれぞれセル40のソースとドレインに接続される。
【0013】
アドレスされたメモリセル40のメモリ状態は、セルのソースとドレイン全体に適切な動作電圧を印加し、ソースとドレイン間に流れる導電電流レベルを検出する読出し回路60で読み出される。
【0014】
通常の2状態EEPROMセルでは、少なくとも1つの電流ブレークポイントレベルを設けることで、導電窓を2つの領域に分けることができる。セルが読み出されると、このソース/ドレイン電流はブレークポイントレベル(または参照電流Iref )と比較することによって、1つのメモリ状態に決定される。読み出された電流がブレークポイントレベルもしくはIref よりも大きければ、セルは1つの論理状態(例えば、「0」状態)にあると決定され、電流がブレークポイントレベルよりも小さければ、セルは他の論理状態(例えば、「1」状態)にあると決定される。したがって、このような2状態セルには1ビットのディジタル情報が記憶される。外部にプログラム可能な参照電流源がメモリシステムの一部として設けられ、ブレークポイントレベル電流を発生する。
【0015】
セルがある所与の状態にプログラムされる場合、フローティングゲートにインクリメント電荷を加える毎に、セルは連続的なプログラム電圧パルスを受ける。これらのパルス間で、セルは読み返されるかもしくは検証されて、ブレークポイントレベルに対するソース・ドレイン電流を決定する。プログラミングは、電流の状態が導電窓を区切って出来た領域のうち望ましい領域にあることが検証された場合に停止する。
【0016】
複数状態または複数レベルのEEPROMメモリセルでは、導電窓は、各セルが2ビット以上のデータを記憶できるように2以上のブレークポイントによって3以上の領域に分けられる。したがって、所与のEEPROMアレイが記憶可能な情報は、各セルが記憶できる状態の数が増えれば増大する。複数状態もしくは複数レベルのメモリセルを有するEEPROMもしくはフラッシュEEPROMは、米国特許第5,172,338号公報に記載されている。
【0017】
図3Aは、従来の技術のもので、センスアンプSA1、・・・、SAkのバンクによって読み出されるメモリセル1〜kのチャンクを示すものである。各センスアンプは、これが接続されるセルのソース・ドレイン電流を検出する。読出し性能を上げるために、チャンク毎に平行して複数のセルが通常読出しされる。したがって、セル1、2、・・・、kはセンスアンプ1、2、・・・、kによりそれぞれ読出しされ、出力Φ1 、Φ2 、・・・、Φk はチャンクシフトレジスタが受け取る。チャンクの全てのビットがチャンクシフトレジスタに格納される場合、チャンクは一続きの状態にシフトされる。例えば、各セルの導電窓が3つのブレークポイントで区切られている例を挙げる。各センスアンプは、チャンクにあるセルのソース・ドレイン電流を検出し、それを3つの参照電流Iref1、Iref2 およびI ref3と比較してあるメモリ状態に決定する。したがって、3つのブレークポイントは主に、導電窓をセルの4つのメモリ状態を表す4つの領域に区分けすることができる。
【0018】
しかしながら、実際のところ、検出したセルの電流とそれと比較する参照電流の両方にノイズがあるため、2つの電流が共にエラーマージン内に近ければ、セルのメモリ状態を明確に決定することができない。これを補償するために、通常、区分けされた領域内にセルがプログラムされる。こうして、ノイズがあるために検証または読出しにエラーが生じても、安全マージンがプログラムされているため、セルのプログラムされた状態を正確に読出すことができる。これは、各ブレークポイントまたは参照電流の周辺にマージンまたはガードバンドを設けることで達成される。プログラム検証中、区分けした窓の所望の導電領域内に確実にプログラムされるように、検知されたセル電流はこのようなマージンをクリアしなければならない。
【0019】
図3B(a)は、各クロックサイクルで読出しが行われている場合の参照クロックを示してる。図3B(b)は、電流が不規則で読出し準備ができていない場所を読出す初期セットアップ期間を示している。このセットアップ期間が終了した後、電流は安定かつ静止した状態に落ちつき、読出し準備状態(すなわち、セルの電流と参照電流の比較)になる。図3B(c)は、読出しがクロックサイクル毎に取られる場合、検知したセル電流は、通常、ΔIで示されるノイズ変動を有する。
【0020】
図3Cは、不揮発性メモリの導電窓を個別の領域に区分けするために複数のブレークポイントレベルを用いてマルチ状態の記憶を可能にし、さらに各ブレークポイントレベルの周りにガードバンドを用いることで、ノイズ変動を可能にしている。この例において、導電窓は約1μA〜約50μAである。3つのブレークポイントIref1、Iref2、Iref3(例えば、6、20および40μA)は、ソース−ドレイン域または窓を、それぞれ「3」、「2」、「1」「0」のメモリ状態で表される4つの領域に区分けする。読出しは、5Vに設定されたコントロールゲートの電圧で実行される。4本のI(t)対VCGの実線は、それぞれが4つのメモリ状態に対応するもので、メモリセルのフローティングゲートにプログラムされる4つの電荷レベルを示すものである。ノイズ変動ΔIを可能にするために、セルがプログラムされる場合、ブレークポイントの片側にΔIのマージンが設定される。したがって、セルは、マージンをクリアする検出電流を起こす電荷でプログラムされなければならない。このように、セルが連続して読出される場合、ノイズ変動に関連するΔIのエラーがあっても、セルの状態を正確に読出すことができることになる。
【0021】
例えば、マージンは各ブレークポイントの周辺に±5μAのものを設けて、10μA幅のガードバンドを形成してもよい。3つのガードバンドを用いると、電流窓の60パーセントを占めることにもなる。したがって、マージンまたはガードバンドを用いることによって、メモリセルの導電窓の貴重な空間がかなり使用されてしまうため、形成可能な区分数が大幅に減少する。その結果、過去のフローティングゲートメモリデバイスのほとんどは2状態のものであり、これらのデバイスの記憶容量を2状態よりもかなり大きいものにすることは困難である。
【0022】
したがって、本発明の主要な目的は、各セルが2よりも実質的に大きいメモリ状態を支持できる場合、フローティングゲートメモリの記憶容量を高めることである。
本発明のさらなる目的は、EPROM、EEPROMまたはフラッシュEEPROM集積回路メモリチップの一部として、読出しプログラム回路を改良することである。
本発明のさらなる目的は、製造がより単純かつ容易で、使用期間を延長しても良好な精度と信頼性が得られる読出しプログラム回路を提供することである。
本発明のさらなる別の目的は、コンピュータシステムにおいて磁気ディスク記憶デバイスを取り替えることが可能なフラッシュEEPROM半導体チップを提供することである。
【0023】
上記および追加の目的は、メモリセルのフローティングゲート内にプログラム可能な電荷域がセルのソースおよびドレインにかかる対応するセル導電電流によって検出可能な対応する導電状態域を生じさせる場合と、各分解可能な導電状態が論理メモリ状態を表すために用いられる場合のEEPROMアレイの読出し書込み回路および技術を改良することによって達成され、この改良はセンスアンプであり、さらに、セル電流のノイズ変動に対して十分な時間の所定の期間にわたってセル電流を平均化してある所定の値に取消しすることによって、セル電流レベルの検知精度が実質的に向上し、さらにプロセス中にディジタルドメインでノイズを取消した電流レベルを直接あるメモリ状態に分解することも行う方法によって達成される。
【0024】
検知精度を上げることによって、セルの導電状態の範囲(導電窓)を微細に区分けすることができ、高密度の記憶が達成される。このようにして、メモリセルの寿命が延びた期間でも各メモリセル内に2以上または実質的に3以上の明確な状態をもつことが可能となるため、1以上または実質的に2以上のビットが各セル内に確実に記憶される場合がある。
【0025】
従来のセンスアンプが劣っている理由は、ノイズのセル電流を検知するためである。導電窓の状態を区別するために用いられるさらなる別のノイズ参照電流と比較することで、アナログドメインのメモリ状態を分解しなければならないことから、さらにエラーの度合いが増すことになる。瞬間で検知する入力ノイズの除去能力が低い。また、出力スイッチングからのノイズがあると同時に電力線のノイズの除去能力が低い。検知および分解エラーを補償するために、導電窓を区分けするためにマージンを設定しなければならない。これによって、導電窓を微細に区分けすることができなくなり、セルの記憶密度が低くなる。
【0026】
本発明の一実施形態によると、セル電流は、セル電流に比例する周波数で波列を出力する電流・周波数変換器によって平均化される。変換器は、セル電流のノイズ変動に比較して長いある所定の積分時間動作し、その時間内に波列セグメントを出力する。波列セグメントのサイクル数は、カウンタによって計数され、検知された時間平均化電流に比例する。タイマ回路は積分時間のタイミング(時間測定)を与える。
【0027】
nビットセルのカウンタの一実施形態において、カウンタは、一連の少なくともn個縦につながった2で割る分周器からなり、これを組み合わせて二進法でメモリ状態として波列セグメントにカウントを出力する。
【0028】
好適な実施形態では、セルのグループ(チャンク)が並列に検知され、検知された状態がシフトレジスタによりチャンク毎にシフトされる。このようにして、並列にセルのチャンクを検知する場合時間を短縮できることにより、各セルの時間平均化検知の実行にかかる長い時間が補償されるとになる。
【0029】
したがって、本発明は、未処理のノイズ変動を有するセル電流を検知し、アナルグドメインで別のノイズ参照電流と比較することにより、導電窓の検知された電流の相対位置を決定する必要がなくなることによって、さらに検知精度が上がることになる。
【0030】
本発明の別の実施形態によると、メモリセル電流が参照電流と比較される現存するセンスアンプ構造が適用される。所定の値に取消しするためにノイズ変動に必要な所定の期間中2つの電流間の比較が行われる場合、積分比較器が用いられる。積分比較器の好適な実施形態は、対称的で、スイッチングされたものかまたはスイッチングされていないコンデンサ差動増幅器を含む。この結果得られる利点は、現存する最適な回路にほとんど修正を加える必要がない点である。さらに、従来の公知の積分増幅器技術またはスイッチングされたコンデンサ差動増幅器が用いられてもよい。同様に、これらの技術は通常、フィルタリング、オフセット取消しおよび電源を含むアナログ・ディジタル変換かまたは他のノイズ除去などのすでに確立した他の技術と組み合わせて用いられる。
【0031】
本発明のさらなる目的、特徴および利点は、好適な実施形態の以下の記載から理解され、この記載は添付の図面と組み合わせてなされるべきものである。
【0032】
上述したように、従来のセンスアンプでは精度が低いため、フローティングゲートメモリデバイスの導電窓内にマージンおよびガードバンドを設ける必要がある。導電窓内の区分け数を大きくすると、このような占める割合も大きくなる。したがって、セルがマルチ状態のデータを記憶できるように区分け数を増やすことが難しくなる。
【0033】
本発明の1つの重要な特徴は、検知デバイスに固有のノイズを適切に処理することによって、検知精度を上げて、マージンまたはガードバンドの幅を大幅に減少させることである。
【0034】
図4Aは、本発明の一般的かつ好適な実施形態によるセンスアンプの略図的ブロック図である。セル100がセンスアンプ110で検知したソース・ドレイン電流I(t)を有する。I(t)には通常、ΔIで示されるノイズ変動があり、図3Bおよび図4Bで示すようなノイズ成分が存在する。センスアンプ110の1つの特別な特徴は、ある所定の期間Tにわたって時間平均化電流<I(t)>T を効果的に発生させる積分器112によりこのように変動する電流を処理することである。A/Dモジュール114はさらに、検知されたアナログ時間平均化電流を出力メモリ状態Φに対応するディジタル形式に変換する。
【0035】
図4Bは、ノイズの周期性の特徴を示す期間(以下、特性期間と呼称する)TΔ I でノイズ変動を有するソース・ドレイン電流I(t)と、その結果に生じた電流を本発明のセンスアンプで処理した時間平均化<I(t)>T を示す。メモリセルの検知したソース・ドレイン電流は、時間依存のランダムノイズ成分ΔIを有する。I(t)が十分な時間Tで平均化される場合、ノイズ変動は実質的に取り消される。<I(t)>T にその結果生じるエラーは、ΔIよりも実質的に小さいδIで与えられる。平均化に必要な時間は、ノイズ変動の特徴時間TΔ I よりも実質的に大きい時間Tである。この時間TΔ I は、所定量のノイズ変動が取消される時間として規定することができる。
【0036】
例えば、多くのEEPROMまたはフラッシュEEPROMデバイスにおいて、特性変動時間TΔ I は、10ナノ秒から数百ナノ秒のものとされる。したがって、これらの通常のデバイスでは、平均化または積分時間Tは、TΔ I よりも実質的に大きいものが好ましい。それとは対照的に、I(t)の従来の検知は、TΔ I よりも短い時間で瞬時に検知されている。
【0037】
図4Cは、どのようにこのような特性変動時間が規定されるかを示している。このグラフは、時間平均化した検知電流<I(t)>T 対平均化または積分時間Tのノイズ変動のプロットである。積分時間Tがゼロである場合、時間平均化を行わない従来の場合のように、検知電流のノイズ変動はΔIで与えられる。平均化時間が増大すると、時間平均化された検知電流のノイズ変動は、位相が取消されるため減少する。特性の平均化または積分時間TΔ I は、平均的な変動が因数κが例えばe-1であるκにより減少されるまで、検知電流の平均化を実行するための時間として規定される。
【0038】
図4Dは、従来の技術の図3Cのものと比較すると、ガードバンドがかなり減少した本発明の1つの利点を示すものである。時間平均化検知電流がエラーδI<<ΔIを有するため、区分けされた導電窓の各ブレークポイントの周辺にあるガードバンドは実質的に減少される。これにより、有益な導電窓の空間が無駄にならなくなり、より多くの区分けが可能になることで、さらに高密度のマルチ状態を達成することができる。
【0039】
図5は、本発明の好適な実施形態による図4Aに示すセンスアンプの詳細な略図的ブロック図である。
【0040】
k個(例えば、k=128)のセルのチャンクが、k個のセンスアンプ、例えば130、140、・・・、150などの対応するバンクによって並列に検知される。センスアンプのバンクは、チャンク毎にデータをシフトするマルチ状態チャンクシフトレジスタ160内に読み込まれたk個の検知状態Φ1 、Φ2 、・・・、Φk のデータチャンクを出力する。
【0041】
センスアンプ130などの各センスアンプは、電流・周波数(I/f)変換器132およびカウンタ134からなる。好適な実施形態では、I/f変換器は、セルの電流I1 を電流I1 に比例した周波数f1 を有する波列に変換する。次いで、この周波数f1 は、論理メモリ状態Φ1 を求めるためにカウンタ134により測定される。センスアンプ130内にあるI/f変換器132とカウンタ134は、積分時間Tにわたってこれらの動作を実行する。
【0042】
したがって、積分時間Tにわたって、波列区分がI/f変換器132により発生される。波列の周波数が電流I1 に比例するため、この区分に含まれるサイクル数にも当てはまる。カウンタ134でこの区分にあるサイクル数を計数することによって、I1 の大きさ、つまりはセル100のメモリ状態が求められる。I/f変換器132の動作とカウンタ134の動作は時間Tにわたって実行されるため、図4Aに示された積分器112による時間平均化動作と、A/Dユニット114によるディジタル変換動作とを組み合わせたものと同じである。
【0043】
タイマ回路170は、ストローブライン173のストローブ信号形式で積分時間Tのタイミングを発生する。ストローブ信号は、チャンクに関連するセンスアンプ、例えば130、140、・・・、150などの各センスアンプのタイミングを制御する。
【0044】
波列のサイクル数が積分時間に比例するため、正規化した積分時間は、参照電流Iref から発生した周波数fref を有する参照波列の所与のサイクル数Nref の計数にかかる時間によって決定される。タイマ回路170は、Iref を受信し参照波列区分を発生させるためのI/f変換器172と、参照区分にあるサイクル数を計数するためのカウンタ174とからなる。
【0045】
入力電流Iref は、参照電流を供給する電流源176によって与えられる。好適な実施形態では、Iref は、メモリセルのソース・ドレイン電流をスケーリングすることによって与えられる。同様の技術が米国特許第5,172,338号公報に記載されており、この内容全体が参照により本願明細書に引用されるものとする。Iref は、メモリデバイスのセルが容易にスケーリングされた導電窓の上限を表すように支持する最も高いとされる導電電流になるように選択されることが好ましい。
【0046】
カウンタ174は、I/f変換器172から波列の計数されたNref サイクルになった後、ストローブ発生器180にSTOP信号を出力する。
【0047】
図6(a)〜6(d)は、図5に示したストローブ発生器のタイミング図である。動作中、タイマ回路170のストローブ発生器180は、図6(d)に示されるストローブ信号STROBEを発生する。実質的に、積分時間Tは、HIGH状態のSTROBEで開始し、LOW状態のSTROBEで終了する。STOROBEは、図6(a)に示すSTART信号に応答して、立ち上がり縁でHIGHになり、STOP信号に応答してLOWになる。
【0048】
入力端171を介してタイマ回路によりSTART信号が受信される。STARTによりSTROBEがHIGH状態になり、またI/f変換器172およびカウンタ174もイネーブル状態になる。したがって、図6(b)に示す波列がI/f変換器172から出始め、そのサイクル数がカウンタ174で計数される。カウント数がNref に達したときにSTOMタイミングが制御される。この場合、図6(c)に示すSTOP信号がストローブ発生器に供給されて、STOROBEの立ち下がり縁を発生し、このとき積分時間Tは終了する。上述したように、積分時間Tは、特性の変動時間TΔ I よりもかなり大きいものが好ましく、通常のメモリデバイスでは、Tはおよそ100ナノ秒以上のものである。
【0049】
図7(a)〜7(e)は、図5に示されたセンスアンプのタイミング図である。図5に関連して記載したように、センスアンプ130、140、・・・、150の各センスアンプは、k個のメモリセル100、102、・・・、104のチャンクのソース・ドレイン電流I1 、I2 、・・・、Ik をそれぞれ検知する。検知した電流I1 、I2 、・・・、Ik の各電流は、関連するセンスアンプのI/f変換器により、図7(c)〜7(e)に示すように、周波数f1 、f2 、・・・、fk を有する関連する波列に変換される。
【0050】
図7(a)〜7(e)を比較しやすくするために、図6(d)および6(b)に示すタイマ回路のタイミングを図7(a)および7(b)として再度示す。上述したように、積分時間Tは、正規化される場合、Iref 変換により生じた波列のNref サイクル数の計数にかかる時間によって与えられ、Iref は導電窓の上限に対応する。したがって、Nref は、導電窓の上限に対応して、最も大きなカウントとなる。I1 、I2 、・・・、Ik などのその他すべての検知した電流は、Nref の端数である対応するカウントN1 、N2 、・・・、Nk を有する波列を発生する。このようにして、導電窓の全範囲にNref が広がっており、N1 、N2 、・・・、Nk の対応状態が導電窓のNref の端数として相対スケールで決定される。
【0051】
134および174などのカウンタは、波列のサイクル数を計数するために、略図的に記載されている。端数サイクスの計数も可能であることを理解されたい。
【0052】
図7(c)〜7(e)は、3つのメモリセルにプログラムされうるメモリ状態の例を示すものである。これらの状態は、0.55Nref 、0.2Nref および0.33Nref であるとそれぞれ検知されている。一つの例において、導電窓は、(1/8、2/8、3/8、4/8、5/8、6/8、7/8)Nref にある7個のブレークポイントで8個の領域に区分けされている。このように区分けすることによって、論理状態(「0」〜「9」)が区別され、各セルが3ビットのデータを格納できる。このような区分け法において、3つのセルは、それぞれ論理状態(「5」、「1」、「2」)にある。別の例では、導電窓は、(1/16、2/16、3/16、4/16、5/16、6/16、7/16、8/16、9/16、10/16、11/16、12/16、13/16、14/16、15/16)Nref にある15個のブレークポイントで16個の領域に区分けされてもよい。このように区分けすることによって、16個の論理状態が可能となり、各セルが4ビットのデータを格納できる。3つのセルは、それぞれ論理状態(「9」、「4」、「6」)にある。
【0053】
したがって、条件T>>TΔ I がすでに満たされている場合、セルの導電窓の区分け数かまたはその倍数に対応するようにNref を選択することが好ましいことが分かる。このようにして、検知されたセル電流<I(t)>T から生じるカウントは論理状態に対応することになる。
【0054】
図8は、図5に示すセンスアンプのカウンタの好適な実施形態を示すものである。上述した4ビットセルにおいて、16個の論理状態(「0」〜「15」)があることになり、3つのセルから検知された論理状態は、それぞれ(「9」、(4」、「6」)である。これらの論理状態が二進法で表される場合、これらの状態Φはそれぞれ(「1001」、「0100」、「0100」)である。電流が変換された波列を受信し、カウントして、検知した論理状態を4つの二進ビット(Φ11、Φ12、Φ13、Φ14)にコード化するカウンタ134は、連続した4つの2で割る分周器180、182、184、186により与えられる。4つの二進ビットは、適切な時に4ビットレジスタ161にラッチされる。4ビットレジスタ161は、図5に示したシフトレジスタ160のセル100の成分と関連するマルチビットレジスタ示すものである。波列f1 は、第1の分周器180により受信され、この除算器は周波数を2等分した波列f1 /2を出力する。この出力は、2つの経路に別れて送信される。第1の経路では、4ビットレジスタ161の最初のビットにラッチされる第1のビットΦ11として送信される。第2の経路では、第2の分周器182内に入力され、周波数を2等分した波列として出力して、周波数f1 /4を有する波列が得られる。再度、4ビットレジスタ161の第2のビットにΦ12として出力がラッチされる。同様に、分周器184、186からの出力は、それぞれΦ13およびΦ14としてラッチされる。一般に、nビットのセルでは、n個のつながった分周器がある。
【0055】
図9Aは、本発明の好適な実施形態によるもので、図5に示すストローブ発生器の略図的ブロック図である。4ビットセルの区分けの場合では、信号線181にSTOP信号を発生させるために、4入力NANDゲート178が用いられる。図6(c)に示すように、Nref サイクル数が参照電流Iref から変換された波列に計数された場合、STOP信号が発生する。4ビットセルでは、Nref =16であれば、16サイクルすべてのカウントは、二進状態「1111」に対応する最後の論理状態「16」になる。図5に示すタイマ回路を参照すると、カウンタ174は図8に示したカウンタに類似したものである。カウンタ174が周波数fref を有する参照波列の計数を終了した後、その出力二進状態は、(Φref1 、Φ ref2、Φref3、Φref4)=(1、1、1、1)で与えられる。信号線181のSTOP信号は、NANDゲート178への4つの入力がすべて「1」の場合に発生する。一般に、nビットセルでは、Nref =2n であり、二進形式の最後の論理状態は、n個の「1」で与えられ、NANDゲート178はn個の入力を有する。
【0056】
図9Bは、図5に示されたストローブ発生器の別の実施形態を示すものである。4ビットセルでは、タイマ回路のカウンタ174は、図8で示したものに2で割る分周器188を追加して修正されたものである。STOP信号が分周器188から出力され、最後のカウントがSTOP信号に「1」から「0」の状態に変化させる。
【0057】
図10Aは、図5に示した電流・周波数変換器の好適な実施形態を示すものである。変換される電流Iは、入力端200を介して2つの相補的な発振器210、220内に入力され、その結果生じた相補的な出力zとz* は、セット・リセット(S−R)ラッチ230への入力として使用され、変換された波列信号fとその相補信号f* を発生する。波列信号fとf* は、フィードバックされて、相補的な発振器220、210のタイミングを調節する。発振器210への入力線211のENABLE* 信号は、発振器を開始および停止させるように作用する。
【0058】
図10Bは、図10Aに示した発振器210をより詳細に示したものである。実質的に、一端で電圧源Vccに接続され、他端で入力線200からの電流源に繋がれたノード214に接続されたコンデンサ212は、常に充放電されている。この場合、電流源は、検知されるセルのソース・ドレイン電流である。充放電の速度は、検知された電流に比例している。また、この速度は、コンデンサ212の静電容量Cとトリップ点電圧Vref に依存している。Vref 電圧は、Vref 供給源215から供給され、ノード214での電圧Vs がVref 電圧に到達する時に、コンデンサ212の放電が始まる。コンデンサ212を分路するpチャネルトランジスタ218は、トランジスタ218の導電時に放電経路を形成する。pチャネルトランジスタ218のタイミングは、S−Rラッチの出力から線231を通して信号f* により供給されるゲート電圧で制御される。充放電の速度は、ノード214での電圧Vs により変化する。Vs は、パルス発生器240内に供給されて、線211にENABLE* によりイネーブル状態になったとき、パルス列zを発生する。次いで、S−Rラッチ230により波列fまたはf* を発生するために、パルス列zが使用される。
【0059】
図10Aに示すI/f変換器172の動作と、図10Bに示す発振器210の動作は、図11(a)〜11(g)に示すタイミング図と組み合わせて考慮すると最も理解しやすい。
【0060】
線211のENABLE* 信号がLOWの状態である場合、パルス発生器240はイネーブル状態になる。コンデンサ212が充電を開始すると、電位差がコンデンサに発生し、ノード214の電圧Vs がVccから線形に減少する(図11(b)の第2列目参照)。Vs が参照電圧Vref に達するとき、パルス発生器は、S−Rラッチ230を設定するために使用されるパルス(図11(d)の第2列目と第3列目の間)の形で信号zを出力する。波列fの次の立ち上がり縁を発生させる(図11(f)の第3列目参照)ために、この信号zがS−Rラッチ230をセットする。
【0061】
同時に、相補出力f* は、LOW状態に移行し、コンデンサ212を充電モードから放電モードへと変化させるようにフィードバックされる。これは、分路トランジスタ218の導電により達成される。f* のLOW状態は、コンデンサ212の放電経路を供給する分路トランジスタをオン状態にする。放電中、コンデンサの電圧が減少し、Vs がVref からVccへと増大することになる(図11(b)の第3列目参照)。
【0062】
分路トランジスタ218のゲートのf* がHIGH状態になると、コンデンサは充電モードに戻すように切換えを行う。f* の縁は、Vs をVref に到達させる相補的発振器220により引き起こされる。このようにして、発振器の1つが充電している間、もう一つの発振器は放電する。充放電モードを切換える前に発生しているであろうコンデンサ212の値と電圧Vref を調整することによって制御される。
【0063】
図10Cは、図10Bに示したパルス発生器の好適な実施形態を示す。パルス発生器240は、直列に接続した一対のpチャネルトランジスタとnチャネルトランジスタ242、244によって実行される。これらに共通のノード243は、信号zとして線219を介して出力される。実質的に、nチャネルトランジスタ244がオフ状態にある間(図11(d)の第2列目と第3列目の間参照)、ノード243は、トランジスタのしきい値電圧VT に等しいかまたはそれよりも小さい参照電圧Vref 、すなわちVref =VT にトランジスタのゲート電圧が下がる場合、ノード243はpチャネルトランジスタ242により引き上げられる。これが起こるのは、トランジスタ242のゲートに接続されるコンデンサ212からのVs がVref (=VT )に落ちるとき(図11(b)の第2列目参照)である。pチャネルトランジスタ242がオフ状態にある間、ゲートへのHIGH信号によりオン状態に切換わるときに接地するようにnチャネルトランジスタ244により引き下げられる。nチャネルトランジスタは、LOW(またはHIGH)状態の入力信号f* によりオン(またはオフ)状態に切換えられ、この信号はインバータ233によりHIGH(またはLOW)信号へと逆に換えられる。したがって、ノード243または信号zが高く引き上げられるとすぐに、LOW状態のf* (図11(g)の第2列目および第3列目の間参照)によって再度引き下げられる。第2のnチャネルトランジスタ248を用いて、ENABLE* 信号がゲートへの線211でHIGHになるときに接地するようにショートさせることによって、出力線219の信号zを不能にする。
【0064】
図12は、本発明の別の好適な実施形態によるもので、図4Aに示すセンスアンプのより詳細な略図的ブロック図を示すものである。さらに詳しく言えば、本発明の特徴は、EEPROMまたはフラッシュEEPROMデバイスの現存するセンスアンプに組み合わせることである。好適なマルチレベルのセンスアンプは、米国特許第5,163,021号公報に開示されており、その関連する内容は本願明細書に参照により引用されるものとする。
【0065】
図12は、ソース・ドレイン電流IC が3つの参照電流に対してセンスアンプにより検知されるメモリセル100を示すものである。ここに挙げた例は、3つの参照電流により区別されたしきい値窓の4つの区間のうちの1つの区間にプログラムされる電流を有することが可能なマルチレベルセルである。したがって、この例では、メモリセル100は2ビットのデータを格納することができる。センスアンプは、メモリセルカレントミラー300、参照セル310、参照セルカレントミラー320および比較器/エンコーダ330からなる。メモリセルカレントミラー300は、電流IC を3つの電流ブランチIC1、IC2、IC3に分けて複製する。複製した電流は、各ブランチと関連するトランジスタの相対サイズにより、元の電流IC からスケールされる。例えば、元の電流ブランチIC と関連するトランジスタ302が一致し、3つの発生したブランチと関連するトランジスタ304、306、308の大きさがそれぞれx1 、x2 、x3 であれば、各ブランチの複製した電流は、それぞれIC1=x1C 、IC2=x2C 、IC3=x3C になる。同様に、参照セルカレントミラー320は、相対サイズ1、y1 、y2 、y3 を有するトランジスタ322、324、326、328を有する。したがって、複製した参照電流の対応する3つのブランチは、IR1=y1R 、IR2=y2R 、IR3=y3R で与えられ、ここで参照電流IR は、参照セル310により供給される。比較器/エンコーダ330は、各電流ブランチに対して、ブランチセル電流とブランチ参照電流を比較するための積分比較器400からなる。各積分比較器400は、セル電流と参照電流の時間平均化読出しを実質的に行い、これら2つを比較する。すべての積分比較器400の出力は、二進データSとして出力されるエンコーダ340によりコード化される。
【0066】
図13Aは、図12に示す積分比較器400の一実施形態を示す。実質的に、メモリセルブランチ電流IC1は、時間Tにわたってノード404に電圧VC (T)を展開するコンデンサ402を充電する。同様に、参照セルブランチ電流IR1 は、同じ時間Tにわたってノード408で電圧VR (T)を発生するコンデンサ406を充電する。これら2つの電圧は、差動増幅器410により比較され、この比較を<V0Tとして出力する。この時間Tの前に、差動増幅器への入力、すなわちノード404とノード408は、両方のノードを予め充電した線PGに接続する導電トランジスタ420により同じ電圧に設定される。通常、予め充電した線は、Vccの約半分の電圧を保有している。トランジスタ420は、信号P0 によりt<0でオン状態にされる。t≧0では、P0 が使用されないことにより、均等トランジスタ420をオフ状態に切換え、IC1およびIR1によって、コンデンサ402、404がそれぞれ放電可能になる。したがって、t=0からt=Tまでの時間にわたって、電圧VC (T)はコンデンサ402に広がり、VR (T)はコンデンサ404に広がる。VC (T)がVR (T)よりも大きいかまたは小さいかにより、差動増幅器410<V0T の出力電圧は1つの極性またはもう1つの極性を示すようになる。このように、メモリセルブランチ電流IR1は、区別する参照セルブランチ電流IR1のいずれかの側にあるように決定される。
【0067】
図13Bは、切換えコンデンサ差動増幅器400’の形式の図12に示す積分比較器の別の実施形態を示す図である。実質的に、トランジスタ442、446によりゲート制御された電流IC1およびIR1により、ノード444での電圧VA (T)とノード448での電圧VB (T)は、時間Tの後、コンデンサC1 450に広がる。トランジスタ452、456によりゲート制御されたこれらの電圧は、差動増幅器460の入力454、458で現れる。差動増幅器460はオペアンプ構造で動作し、ここでは第2のコンデンサC2 470がフィードバックループにある。オペアンプの一般的な特性として、オペアンプの出力<V0T は、例えば、2つの入力454、458の電圧を均等にするものである。入力458が接地されている場合、効果的に、C1 の電荷がC2 に転送され、<V0T =C1 /C2 [VA (T)−VB (T)]である。時間t<0の場合、図13Aに記載された回路と類似して、一対の入力ノード434と438は、両方のノードを予め充電した線PGの両方に接続する導電トランジスタ480により同じ電圧に設定される。
【0068】
1つのサイクルのさまざまな信号のタイミングは以下の通りである。トランジスタ480は、t<0よりも前に使用された信号P0 により制御される。入力ノード434と438での2つの初期コンデンサC0 432、436により、そこに明確な電圧が広がることになる。t=0では、P0 は使用されず、信号P1 が用いられて、一定の時間Tの間一対のトランジスタ442、446をオン状態に切換える。同じ時間に、P1 が用いられて、コンデンサC2 を放電する分路トランジスタ472をオン状態に切換える。時間Tの終わりには、電圧VA (T)はノード444に広がり、ノード448の電圧VB (T)はコンデンサC1 にかかる。次いで、信号P1 が使用されず、信号P2 が使用されて、トランジスタ452と454をオン状態に切換えることにより、VA (T)とVB (T)を差動増幅器460の入力にわたす。
【0069】
図12および図13に示す実施形態は、本発明を現存するセンスアンプの構造に適用することに基づいている。その結果生じる利点は、現存する高度に最適化された回路にほとんど修正を加える必要がない点である。さらに、従来の公知の積分増幅器技術または切換えコンデンサ差動増幅器が用いられる。同様に、これらの技術は、通常、フィルタリング、オフセット取消や電源を含むアナログ・ディジタル変換、またはその他のノイズ除去などのすでに確立された他の技術と組み合わせて用いられる。
【0070】
図12に示すセンスアンプでマルチレベルの検知が実行される電流比較には数多くの構造がある。
【0071】
図14Aは、メモリセルの電流のものからスケールされた3つの実質的に同一の電流のコピーのセットと、3つの異なる参照電流のセットとを比較する一実施形態を示すものである。実質的に、セルのしきい値窓のどの領域にセル電流があるかを決定することである。4レベルセルの例では、3つの参照電流レベルにより領域が区分けされている。カレントミラーを実行することによって、セル電流と参照電流は、それぞれ関連したカレントミラー回路のトランジスタの比率に比例した因数によりそれぞれスケールされる。これにより、最適な範囲の電流で電流を比較することができる。参照電流IR からカレントミラー320により3つの参照電流IR1、IR2、IR3が複製され、この参照電流IR は参照メモリセルから得られることが好ましい。同様に、セル電流IC は、3つのコピーにカレントミラー300によって発生されるが、それぞれの電流は同じIC1である。このように、各IC1を用いて、並列に参照電流の1つに対して比較してもよい。
【0072】
図14Bは、メモリセルの電流と参照電流との間の比較を行う好適な一実施形態を示すもので、ここではすべてのレベルの比較は、同じ最適な値で行われる。言い換えれば、各レベルの電流比較は、検知に関して同じ所定レベルの最適値、例えば、IR1で行われ、検知されるメモリセルに格納されたデータには依存していないものである。カレントミラー320は、同じIR1になるように3つの参照電流を発生するように構成される。一方では、カレントミラー300は、セルのしきい値窓にある3つのブレークポイントレベルの相対位置に比したIC1、IC2 、I C3に発生したセル電流IC で構成される。このように、各IC1は、最適値に対して、並列した固定参照電流を各するために用いられてもよい。これは、すべての積分比較器が同一の場合に利点となる。
【0073】
上述した本発明の実施形態は好適な実施形態であるが、当業者はこれらを変更することも可能であることを理解されたい。例えば、ランダムノイズ変動を効果的に平均化する他のタイプの積分センスアンプはもまた適用可能である。3レベルに区分けしたセルの例が記載されているが、他の単一レベルまたはマルチレベルのセルも同様に適用可能である。したがって、本発明は添付の請求の全範囲内の保護を受けるものとされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一連のビット線とワード線でアクセス可能な典型的な不揮発性メモリセルのアレイを略図的に示すもので、各メモリセルは、ソース、ドレイン、コントロールゲートおよびフローティングゲートを有する。
【図2】 行デコード回路と列デコード回路および読出し回路と共に、アドレス可能な不揮発性メモリセルのアレイを示す図である。
【図3A】 従来の技術によるもので、センスアンプのバンクにより読出されたメモリセル1〜Kのチャンクを示す図である。
【図3B(a)〜3B(c)】 システムクロック、検知用データの準備状態および検知されるメモリセルのソース・ドレイン電流のノイズ変動をそれぞれ示す図である。
【図3C】 不揮発性メモリの導電窓を個別の領域に区分けするためにブレークポイントレベルを用いてマルチ状態の格納を可能にし、各ブレークポイントレベルの周辺にガードバンドを設けてノイズ変動を可能にしたものを示す図である。
【図4A】 本発明の一般的な好適な実施形態によるセンスアンプの略図的ブロック図である。
【図4B】 本発明のセンスアンプにより処理された場合、特性期間TΔ Iでノイズ変動を有するソース・ドレイン電流I(t)と、その結果の時間平均化した<I(t)>T を示す図である。
【図4C】 どのようにしてこの特性変動時間が規定されたかを示す図である。。
【図4D】 従来の技術の図3Cと比較して、ガードバンドをかなり減少させた本発明の1つの利点を示す図である。
【図5】 本発明の好適な実施形態による図4Aに示したセンスアンプの詳細な略図的ブロック図である。
【図6(a)〜6(d)】 図5に示したストローブ器のタイミング図である。
【図7(a)〜7(d)】 図5に示したセンスアンプのタイミング図である。
【図8】 図5に示したセンスアンプにあるカンタの好適な実施形態を示す図である。
【図9A】 本発明の好適な実施形態による図5に示すストローブ発生器の略図的ブロック図である。
【図9B】 図5に示すストローブ発生器の別の実施形態を示す図である。
【図10A】 図5に示す電流・周波数変換器の好適な実施形態を示す図である。
【図10B】 図10に示す発振器をより詳細に示す図である。
【図10C】 図10Bに示すパルス発生器の好適な実施形態を示す図である。
【図11(a)〜11(g)】 図10A〜10Cの発振器およびS−Rラッチからの出力を示すタイミング図である。
【図12】 本発明の別の好適な実施形態による図4に示すセンスアンプのより詳細な略図的ブロック図である。
【図13A】 図12に示す積分比較器の好適な実施形態を示す図である。
【図13B】 図12に示す積分比較器の別の好適な実施形態を示す図である。
【図14A】 メモリセルの電流と参照電流の間の比較を行う一実施形態を示す図である。
【図14B】 メモリセルの電流と参照電流の間の比較を行う好適な実施形態の図である。

Claims (18)

  1. ース、ドレイン、複数のメモリ状態を指定するためにその中に格納される可変電荷量を受け入れるフローティングゲートおよびコントロールゲートをそれぞれ有するメモリセルのアレイからなる不揮発性メモリであって、
    検知されるメモリセルのソース、ドレインおよびコントロールゲートに所定の電圧をそれぞれ印加することによって、前記検知されるメモリセルのフローティングゲートに格納される前記可変電荷量のうちの1つの電荷量に対応し、固有のノイズ変動成分を有するソース・ドレイン電流を発生する所定電圧と、
    ノイズ変動成分のある所定のレベルまでの取消しにかかるある所定の検知時間にわたって、前記ソース・ドレイン電流の平均値を測定するために、前記メモリセルに接続可能な検知回路と、
    前記ソース・ドレイン電流と関連する周波数を有する交流信号を発生させるために、前記ソース・ドレイン電流を受けるための第1の電流/周波数変換器と、
    前記可変電荷量のうちの1つの電荷量がフローティングゲート上に格納されるか、またはソース・ドレイン電流が計数されたサイクル数から決定されるように、前記所定の検知時間内に前記交流信号のサイクル数を計数することによって、前記所定の検知時間にわたって前記検知されるメモリセルの前記複数のメモリ状態のうちの対応する1つの状態を決定する第1のカウンタと、
    を備える不揮発性メモリ。
  2. 請求項1記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記所定の検知時間は、別の電流/周波数変換器によって発生される交流信号のある所定のサイクル数を計数する時間によって制御される不揮発性メモリ。
  3. 請求項1記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記検知回路は、前記所定の検知時間検知タイミング信号を発生するタイミング回路をさらに備える不揮発性メモリ。
  4. 請求項3記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記タイミング回路は、
    参照電流を供給する参照電流源と、
    参照交流信号を発生させるために前記参照電流を受ける第2の電流/周波数変換器と、
    前記参照交流信号のサイクル数を計数する第2のカウンタと、をさらに備え
    前記検知タイミング信号は、前記参照交流信号のある所定のサイクル数の計数にかかる時間によって決定される不揮発性メモリ。
  5. 請求項4記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記参照電流源は、フローティングゲートがある所定の電荷で格納される参照メモリセルのソース・ドレイン電流によって与えられる不揮発性メモリ。
  6. 請求項1記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記検知回路は、
    前記複数の指定されたメモリ状態のうち2つの状態を分路するための参照電流源からの参照電流と、
    前記所定の検知時間にわたって参照電流の平均値に対して検知されたメモリセルの平均的なソース・ドレイン電流を検知する積分比較器と
    をさらに備える不揮発性メモリ。
  7. 請求項6記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記積分比較器は、コンデンサ差分増幅器を備え、さらに
    1のコンデンサの容量と前記所定の検知時間にわたって蓄積した前記ソース・ドレイン電流の積によって実質的に与えられる第1の電圧が前記所定の検知時間後に前記第1のコンデンサに広がるように、前記メモリセルの前記ソース・ドレイン電流に連結された第1のコンデンサと
    第2の電圧が前記所定の検知時間後に前記第2のコンデンサに広がるように、前記参照電流に連結された前記第1のコンデンサに類似した第2のコンデンサと
    前記第1の電圧と前記第2の電圧を比較することによって、前記参照電流に対する前記メモリセルの前記ソース・ドレイン電流を決定する電圧比較器と、を備える不揮発性メモリ。
  8. 請求項6記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記積分比較器は、スイッチングしたコンデンサ差分増幅器を備える不揮発性メモリ。
  9. 請求項6記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記検知回路は、
    前記メモリセルの前記ソース・ドレイン電流を1以上のスケーリングされた前記電流のコピーに複製する第1のカレントミラーと、
    前記参照電流を1以上のスケーリングされた前記電流のコピーに複製る第2のカレントミラーと、をさらに備え
    これによって、前記メモリセルの前記ソース・ドレイン電流と前記参照電流の1以上のスケーリングされたコピーを並列に比較することができる不揮発性メモリ。
  10. 請求項9記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記第1のカレントミラーは、実質的に互いに同一であるメモリセルの前記ソース・ドレイン電流の1以上のスケーリングされたコピーを複製し、
    前記第2のカレントミラーは、メモリセルのメモリ区分け技術により実質的に互いの所定の比率にある前記参照電流の1以上のスケーリングされたコピーを複製する不揮発性メモリ。
  11. 請求項9記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記第1のカレントミラーは、メモリセルのメモリ区分け技術により実質的に互いの所定の比率にあるメモリセルの前記ソース・ドレイン電流の1以上のスケーリングされたコピーを複製し、
    前記第2のカレントミラーは、互いに実質的に同一である前記参照電流の1以上のスケーリングされたコピーを複製する不揮発性メモリ。
  12. 請求項1〜11のいずれか記載の不揮発性メモリにおいて、
    複数のメモリセルは、並列に検知される不揮発性メモリ。
  13. 請求項1〜11のいずれか記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記メモリセルアレイはEEPROMである不揮発性メモリ。
  14. 請求項1〜11のいずれか記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記メモリセルアレイはフラッシュEEPROMである不揮発性メモリ。
  15. 請求項1〜11のいずれか記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記複数の指定された状態は2である不揮発性メモリ。
  16. 請求項1〜11のいずれか記載の不揮発性メモリにおいて、
    前記複数の指定された状態は2よりも大きい不揮発性メモリ。
  17. ース、ドレイン、複数のメモリ状態を指定するためにその中に格納される可変電荷量を受け入れるフローティングゲートおよびコントロールゲートをそれぞれ有するメモリセルのアレイからなる不揮発性メモリにおいて、メモリセルの前記複数のメモリ状態のうちの1つの状態を検知する方法であって、
    前記検知されるメモリセルのソース、ドレインおよびコントロールゲートに所定の電圧をそれぞれ印加することによって、前記検知されるメモリセルのフローティングゲートに格納される前記可変電荷量のうちの1つの電荷量を決定し、固有のノイズ変動成分を有するソース・ドレイン電流を発生するステップと、
    ノイズ変動成分のある所定のレベルまでの取消しにかかるある所定の検知時間にわたって、前記ソース・ドレイン電流の平均値を測定するステップであって、前記ソース・ドレイン電流と関連する周波数を有する交流信号を発生させるために、前記ソース・ドレイン電流を変換することを含む測定するステップと、
    前記可変電荷量のうちの1つの電荷量がフローティングゲート上に格納されるか、またはソース・ドレイン電流が計数されたサイクル数から決定されるように、前記所定の検知時間内に前記交流信号のサイクル数を計数することによって、前記所定の検知時間にわたって前記検知されるメモリセルの前記複数のメモリ状態のうちの対応する1つの状態を決定するステップと、
    を含む方法。
  18. 請求項17記載の方法において、
    前記測定するステップは、前記所定の検知時間にわたって前記ソース・ドレイン電流を参照電流と比較することを含む方法。
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