JP4468416B2 - 機器遠隔監視方式、機器遠隔監視方法、及び移動端末 - Google Patents

機器遠隔監視方式、機器遠隔監視方法、及び移動端末 Download PDF

Info

Publication number
JP4468416B2
JP4468416B2 JP2007177330A JP2007177330A JP4468416B2 JP 4468416 B2 JP4468416 B2 JP 4468416B2 JP 2007177330 A JP2007177330 A JP 2007177330A JP 2007177330 A JP2007177330 A JP 2007177330A JP 4468416 B2 JP4468416 B2 JP 4468416B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile terminal
state
specific
positioning
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007177330A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009017280A (ja
Inventor
博文 中山
剛志 加藤
希世子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2007177330A priority Critical patent/JP4468416B2/ja
Publication of JP2009017280A publication Critical patent/JP2009017280A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4468416B2 publication Critical patent/JP4468416B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、携帯端末等の移動端末を用いて宅の機器を遠隔監視する方式及び方法及びその方式に使用される移動端末に関する。
従来の遠隔監視制御方法としては、例えば特許文献1に記載の方法がある。この方法では、サーバに装備された位置情報管理局で、移動端末の現在位置情報を算出し、その算出した位置情報に基づき留守か否かを判定している。
また、サーバが、移動端末の位置を定期的に取得して移動端末の現在位置が留守と判定される位置か否かを判定する。留守と判定すると、その移動端末に対応付けられた宅に設置されているセキュリティ端末装置が警備モードに設定され、上記宅に設けられた機器の状態監視を行う。そして、セキュリティ端末装置が機器の異常を検出すると、異常を解消する制御信号を機器に出力する。また、サーバを通じて、上記機器の状態情報が移動端末に送信される。
特開2003−274037号公報
しかし、上記従来技術では、サーバが、移動端末の位置を算出し、且つ当該移動端末の位置状態が特定の位置状態である留守状態か否かの判定処理を行っている。このため、対象とする移動端末の数が増えるほど、サーバの負荷が大きくなってしまう。
特に、特許文献1に記載の構成では、機器の状態とは関係無く、常時、定期的に位置の測位処理(取得処理)を行う必要があるので、この点からもサーバの負荷が大きくなってしまう。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、サーバ側の負荷を抑えつつ、移動端末の位置測位の確実性を向上させること課題としている。
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載した機器遠隔監視方式は、特定の宅に対応付けられた位置測位機能付き移動端末と、上記宅に設置された特定の機器の状態を、通信網を介して上記移動端末に通知する機能を有するサーバと、を備え、
上記機器の状態が特定の状態となっているか否かを判定する機器状態判定手段と、上記移動端末の位置を取得する位置取得手段と、位置取得手段が取得した位置情報に基づき、移動端末の位置が、宅に対して予め設定した特定位置状態か否かを判定する特定位置判定手段と、機器状態判定手段の判定に基づき機器が特定の状態と判定し、且つ特定位置判定手段の判定に基づき特定位置状態と判定すると、移動端末の使用者に通知する通知手段と、を備え、
上記位置取得手段は、
上記移動端末が自己の位置測位機能をアプリケーション起動して位置を取得する自己取得手段と、上記アプリケーション起動による位置取得に失敗したことを検出すると、上記移動端末の位置測位機能を遠隔操作して当該移動端末の位置を取得する第2取得手段と、
を備え、当該位置取得手段は、上記機器の状態が特定の状態となっていると判定しているときにだけ、位置の取得を行い、
上記自己取得手段、及び通知手段を、移動端末に装備し、第2取得手段を、サーバに装備することを特徴とするものである。
に、請求項に記載した発明は、請求項1に記載した構成に対し、特定位置判定手段は、移動端末とサーバの両方に存在し、自己取得手段が位置を取得した場合には、移動端末側の特定位置判定手段が作動し、第2取得手段が位置を取得した場合にはサーバ側の特定位置判定手段が作動することを特徴とするものである。
次に、請求項に記載した発明は、請求項1又は請求項2に記載した構成に対し、上記特定の機器は、電子鍵であり、特定状態とは鍵が開いている状態であることを特徴とするものである。
次に、請求項に記載した発明は、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載した構成に対し、上記位置測位機能はGPS受信装置からなることを特徴とするものである。
次に、請求項に記載した機器遠隔監視方法は、特定の宅に対応付けられた位置測位機能付き移動端末と、上記宅に設置された特定の機器の状態を上記移動端末に通知する機能を有するサーバと、を備え、上記機器が特定状態となり且つ移動端末の位置が特定の位置状態となると、移動端末の使用者に通知する機器遠隔監視方法であって、
移動端末が、自己の位置測位機能をアプリケーション起動して位置を取得して、上記機器が特定状態となり且つ移動端末の位置が特定の位置状態となったか否かを判定し、
移動端末が位置の取得に失敗したことを検知すると、上記サーバが上記位置測位機能を操作して当該移動端末の位置を取得し、
上記位置の取得は、上記機器が特定状態となっていると判定している場合にだけ行うことを特徴とするものである。
本発明によれば、原則として移動端末側で位置測位を行うことで、サーバ側の負担が軽減する。
また、移動端末側で位置測位に失敗した場合に、サーバ側から移動端末の位置測位機能を起動して位置測位を行うことで、確実に移動端末の位置測位が可能となる。この結果、機器が特定状態となっており、且つ移動端末の位置も特定位置状態となっていることを、より確実に移動端末の使用者に通知可能となる。
ここで、サーバ側から移動端末の位置測位機能を起動して位置測位する場合に比べて、移動端末側のアプリケーションで位置測位機能を起動して位置測位する場合の方が安価である。このため、上述のように、原則として移動端末側で位置測位を行うことは、システム全体で見て、コスト軽減に繋がる。
また、常時には、移動端末の位置測位処理が行われず、機器が特定状態になったときだけ位置測位処理が行われる。この結果、位置測位処理のために使用されるエネルギー消費が抑えられ、移動端末のバッテリ消費を抑えることに繋がる。
また、機器が特定の状態のときにだけ位置測位処理が行われる。このため、通知手段において、機器が特定の状態となっているか否かを定期的に判断する処理を省略することが可能となる。
また、請求項に記載した発明によれば、原則として移動端末側で、特定位置状態か否かの処理が行われる。この結果、さらにサーバ側の負担が軽減する。
また、請求項に記載した発明によれば、通常、電子鍵は閉じていることが多いと推定され、その電子鍵が開状態であることを機器の特定状態とすることで、位置測位のための処理を行う期間を短くすることが出来る。
また、請求項に記載した発明によれば、移動端末で位置の測位が可能となる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、システム全体の概要構成図である。
(構成)
本システムは、図1に示すように、使用者が操作すると共にGPS受信機能部を有する移動端末1と、基地局2と、移動体通信網3と、管理サーバ4と、宅に設置された電子鍵5の状態を監視するホームサーバ6とを、備える。
ここで、上記宅に設置された機器としての電子鍵5は、玄関の開閉ドア等に取り付けた錠前であっても良いし、開閉窓に取り付けた錠前であっても良い。また、宅内に設置された金庫や収納庫等の錠前であっても良い。また、上記のような複数の電子鍵5を一括して管理する形式であっても良い。
ホームサーバ6は、宅に設置した電子鍵5の状態を有線若しくは無線にて監視し、電子鍵5の状態が変化(開→閉、閉→開)したことを検知すると、その機器の状態を、通信網3を介して管理サーバ4に通知する。
管理サーバ4は、図2に示すように、移動体通信網3を介した呼処理を行う通信部4Aと、機器の状態を取得・監視する機器監視部4Bと、移動端末監視部4Cと、情報通知部4Dと、を備える。なお、管理サーバ4は、加入者情報データベース7にアクセスすることで、適宜、各移動端末1の情報を取得、及び更新を行う。
機器監視部4Bは、ホームサーバ6から機器の状態の通知を取得する。取得した機器情報に基づき、機器が特定状態となったか否かを判定し、特定状態と判定すると、対応する移動端末1に対し、その旨の情報を通信部4Aを介して送信して通知する。更に、移動端末監視部4Cにもその旨の情報信号を通知する。また、ホームサーバ6から取得した機器の状態通知に基づき、機器が特定状態となったと通知した後に、再び機器が特定状態で無くなったことを検出すると、その旨の情報を、対応する移動端末1及び移動端末監視部4Cに通知する。
本実施形態では、電子鍵5が開状態の場合を、機器の特定状態に予め設定しておく。
移動端末監視部4Cは、機器監視部4Bから機器が特定状態の旨の通知を受信すると、対応する移動端末1に対する処理を開始し、機器監視部4Bから機器が特定状態で無くなった旨の通知を受信すると、対応する移動端末1に対する処理を終了する。
その移動端末監視部4Cは、図3に示すように、端末位置測位監視部4Caと、端末位置測位処理部4Cbと、端末特定位置判定部4Ccとを備える。
端末位置測位監視部4Caは、対応する移動端末1での位置測位状況について監視を行う。端末位置測位監視部4Caは、所定時間単位間隔毎に、対応する移動端末1からの位置測位が正常に終了した旨の通知を受信したか否かを判定し、正常に終了した旨の通知を受信している場合には、端末位置測位処理部4Cbに終了信号を出力する。一方、端末位置測位監視部4Caは、対応する移動端末1からの位置測位が正常に終了した旨の通知を受信しない場合には、端末位置測位処理部4Cbに開始信号を出力する。
端末位置測位処理部4Cbは、開始信号を入力すると、終了信号を入力するまで、定期的に、通信部4Aを介して、対応する移動端末1のGPS受信装置20に対して起動信号及びGPS測位の結果を管理サーバ4に通知する旨の信号を送信することで、GPS受信装置20から対応する移動端末1の位置情報を取得する。そして、位置情報を取得すると、端末特定位置判定部4Ccに起動信号を通知する。
端末特定位置判定部4Ccは、起動信号を受信すると、端末特定位置判定部4Ccが取得した位置情報に基づき対応する移動端末1の位置が、特定位置状態か否かを判定する。特定位置状態とは、例えば、対応する宅から移動端末1が所定距離以上(例えば2km以上)離れた、宅を留守にしていると推定される状態を指す。なお、この状態は、予め設定しておく。
そして、端末特定位置判定部4Ccが特定状態と判定した場合には、情報通知部4Dは、対応する移動端末1に対して、メールその他によって、機器が特定状態であり且つ宅に対する移動端末1の位置が特定位置状態となったことを、通信部4Aを介して対応する移動端末1に通知する。これによって、使用者に対して家電制御操作を促すことができる。一方、端末特定位置判定部4Ccは、特定状態で無いと判定した場合には、そのまま処理を終了する。
移動端末1は、例えば、GPS受信機能付きの携帯端末やPDA端末等から構成される。その移動端末1は、図4に示すように、無線基地局2と無線電波で呼処理を行う通信部15と、各種の表示を行って使用者に通知する表示部10と、通話や画像などの情報を送信・取得するコンテンツ情報処理部11と、端末での電波状況を取得する電波状況取得部12と、位置測位制御部13と、その他の各種のアプリケーション14と、を備える。さらに、移動端末1は、位置測位機能としてGPS受信装置20を装備する。
位置測位制御部13は、サーバの機器監視部4Bから機器が特定状態となった旨の通知を受信すると以下のような処理を開始し、サーバの機器監視部4Bから機器が特定状態で無くなった旨の通知を受信すると処理を終了する。
その位置測位制御部13の処理を、図5を参照しつつ説明する。
まず、一定間隔毎に定期的に、ステップS10にて、GPS起動用のアプリケーションを起動する。GPS起動用のアプリケーションは、GPS受信装置20を作動させて、GPS衛星から位置測位のための信号を受信し、ステップS20に移行する。
ここで、GPSによる位置測位には、公知の方式として、移動端末1で単独に測位を行う単独測位方式や、サーバからの通知によってGPS受信装置20が作動してGPS衛星からの信号を通信網3上のサーバに送信するドリブン方式などがあり、この公知の方式を使用すればよい。また、一般に、移動端末1の無線部とGPS受信装置20の無線部とは独立して動作する。
ステップS20では、GPS起動用のアプリケーションを起動して情報を取得するたびに、位置測位が正常に完了したか否かを判定し、位置測位が正常に完了していないと判定した場合には、ステップS80に移行して、そのまま待機状態となる。
一方、位置測位が正常終了したと判定すると、ステップS30に移行して、取得した位置情報に基づき対応する移動端末1の位置が、特定位置状態か否かを判定する。特定位置状態とは、例えば、対応する宅から移動端末1が所定距離以上(例えば2km以上)離れた、宅を留守にしていると推定される状態を指す。なお、この状態は、予め設定しておく。
ステップS30にて、自己の移動端末1が特定位置状態ではないと判定した場合には、ステップS80に移行して待機状態となる。一方、ステップS30にて、自己の移動端末1が特定位置状態と判定した場合には、ステップS40にて、電波状況取得部12の取得情報に基づき、現在圏外か否かを判定し、圏内と判定した場合には、ステップS50に移行して、サーバに対して位置測位が正常に終了した旨を、通信部15を介して管理サーバ4に通知する。
続いてステップS60にて、機器が特定状態であることを通知、つまり使用者に対し機器の遠隔操作を促すメッセージを表示部10に表示する。その後、ステップS80に移行して待機状態となる。
一方、ステップS40にて圏外と判定した場合には、機器の遠隔操作が出来ないので、ステップS100に移行して、使用者に機器が特定状態であることを通知し、機器の遠隔制御操作(電子鍵5を閉状態とする制御操作)を予約するか否かを問い合わせの表示を表示部10に行い、入力を促す。入力は、例えば、予約する場合には「1」キーを押し、予約しない場合には「2」キーを押すことを促す。
続いて、ステップS110にて、使用者が予約したか否かを判定し、使用者が予約しないことを選択した場合には、ステップS120に移行して、短時間の間隔で電波状況取得部12の取得情報に基づき、現在圏外か否かを判定を繰り返し、圏内になったと判定した時点で、ステップS60に移行して、機器が特定状態であることを通知し、使用者に対し機器の遠隔操作を促すメッセージを表示部10に表示する。その後、ステップS80に移行して待機状態となる。
一方、ステップS110にて、使用者が予約することで選択したと判定した場合には、ステップS130に移行して短時間の間隔で電波状況取得部12の取得情報に基づき、現在圏外か否かを判定を繰り返し、圏内になったと判定した時点で、ステップS140に移行して、機器を非特定状態とする制御信号を通信部4Aを介してホームサーバ6に出力する。
ここで、サーバ(若しくは加入者情報データベース7)及び対応する移動端末1には、対象とする機器に対する情報、特定位置条件情報がテーブル形式で記憶されていて、その情報は、移動端末1からの操作などによって更新可能となっている。
ここで、電子鍵5が特定の機器を構成する。機器監視部4Bは、機器状態判定手段を構成する。端末位置測位処理部4Cbが第2取得手段を構成する。位置測位制御部13のステップS30が特定位置判定手段を構成する。位置測位制御部13のステップS60が通知手段を構成する。
(動作)
(自己の測位が正常処理される場合)
図6のシーケンスのように、管理サーバ4は、ホームサーバ6から、特定の機器としての電子鍵5が解錠状態の通知を受けると、対応する移動端末1について測位可能な状態になると共に、対応する移動端末1に対し解錠情報を通知する。通知を受けた移動端末1は、位置測位を開始して、定期的に、自己のGPS受信装置20を使用した自己位置の測位処理を行う。そして、自己の位置が宅から一定距離だけ離れた特定位置状態と判定した場合には、その旨を使用者に通知する。また、自己の位置測位が正常処理されている場合には、その旨の通知を管理サーバ4に通知することで、管理サーバ4側での測位処理を抑制する。
(自己測位に失敗した場合の例)
一方、移動端末1で、位置測位に失敗している場合には、図7のように、管理サーバ4は、測位処理が成功した旨の通知を一定期間受けていないことから、サーバ側の操作によって対応する移動端末1のGPS受信装置20が起動されて、移動端末1の位置測位情報を管理サーバ4が取得する。そして、サーバ側で取得した位置情報に基づき、対応する移動端末1が宅から一定距離だけ離れた特定位置状態と判定した場合には、メールなどによって、その旨の情報を移動端末1の使用者に通知する。
なお、移動端末1側で正常な測位が行われた旨の通知を受けると、上記サーバ側の測位処理は終了する。
(電子鍵5が施錠に代わる場合)
電子鍵5が解錠状態の旨の通知を受けると、上記のように移動端末1若しくは管理サーバ4で測位処理が行われるが、図8のように、電子鍵5が施錠状態の通知を受けると、移動端末1及び管理サーバ4での測位処理が終了する。
(圏外の場合)
解錠が通知され測位処理中に、移動端末1が圏外となると、移動端末1と管理サーバ4との間で通信が出来なくなるが、移動端末1側では測位処理が行うことが出来るので、自己の位置が特定状態となった場合に、その旨の通知を使用者に行うことが出来る。
なお、この場合に、管理サーバ4には、移動端末1での測位が正常に完了した旨の通知を受信出来ないが、管理サーバ4は移動端末1側への通信が出来ないので、この場合には、測位処置を行わないように設定しておく。
また、移動端末1と管理サーバ4との間の通信が出来ないので、機器の遠隔操作も出来ない。このため、遠隔制御の予約を選択可能として、遠隔操作内容を記憶しておき、圏内へ移行後すぐに電子鍵5を施錠状態に変更可能としておく。
(効果)
(1)原則として移動端末1側で位置測位を行うことで、サーバ側の負担が軽減する。
また、移動端末1が圏外に位置して管理サーバ4との通信が出来ない状態であっても、自己のGPS受信装置20で測位するので、機器が特定状態であり且つ自己の位置が特定位置状態か否かの判定が可能となり、圏外にいても早期に使用者へ通知することが可能となる。
(2)移動端末1側で位置測位に失敗した場合に、サーバ側から移動端末1のGPS受信装置20を起動して位置測位を行うことで、確実に移動端末1の位置測位が可能となる。この結果、機器が特定状態となっており、且つ移動端末1の位置も特定位置状態となっていることを、より確実に移動端末1の使用者に通知可能となる。
ここで、移動端末1側で位置測位に失敗する場合とは、例えば、移動端末1が通話中やテレビの視聴など、他のアプリケーションが起動していて、位置測位のアプリケーションを起動出来ない場合である。通常、携帯端末では、1つのアプリケーションが起動されていると、他のアプリケーションは起動することが出来ない。
(3)また、サーバ側から移動端末1のGPS受信装置20を起動して位置測位する場合に比べて、移動端末1側のアプリケーションでGPS受信装置20を起動して位置測位する場合の方が安価である。このため、上述のように、原則として移動端末1側で位置測位を行うことは、システム全体で見て、コスト軽減に繋がる。
(4)また、常時には、移動端末1の位置測位処理が行われず、機器が特定状態になったときだけ位置測位処理が行われる。この結果、位置測位処理のために使用されるエネルギー消費が抑えられ、移動端末1側で位置測位及び通知のための判定処理を行っても、移動端末1のバッテリ消費を抑えることに繋がる。また、機器が特定状態になったときだけ位置測位処理を行う事は、通信網上の通信負荷を減らすことにも繋がる。
(5)また、機器が特定状態のときにだけ位置測位処理が行われる。このため、通知手段において、機器が特定の状態と判定する処理を省略することが出来る。
(6)また、原則として移動端末1側で、特定位置状態か否かの処理が行われる。この結果、さらにサーバ側の負担が軽減する。
(7)また、通常、電子鍵5は閉じていることが多いと推定され、その電子鍵5が開状態であることを機器の特定状態とすることで、さらに位置測位のための処理をする回数を減らすことが出来る。
(8)また、電子鍵5が解錠状態であり、自己の位置が例えば宅から所定以上離れた特定位置状態となったことを、使用者に通知する場合に、現在の位置が圏外である場合には、施錠への遠隔操作は出来ない。このとき、本実施形態では、予め遠隔操作を登録しておいて予約することで、圏外から圏内に切り替わることを検知するとすぐに施錠に変更することが可能となり、移動端末1の使用者による機器への早期の対処が可能となる。
なお、このとき、予約によって自動的に遠隔操作の制御を行う代わりに、圏外から圏内に切り替わることを検知したら、使用者に遠隔操作を促す通知を行うように処理を行っても良い。この場合でも、圏外から圏内に切り替わってから早期に機器への対応が可能となる。
(変形例)
(1)位置測位制御部13において、ステップS130(図5参照)にて圏内と判定された場合に、ステップS140に移行して半自動的に機器の操作を行うようにしているが、これに限定されない。
例えば図9に示すように、ステップS130にて圏内と判定された場合に、ステップS132に移行して、移動端末1の位置が特定位置状態か否かを判定し、特定位置状態と判定されたら、ステップS140に移行する。一方、ステップS132にて、特定位置状態でないと判定した場合には、ステップS134にて、再度、操作予約通りに制御するか否かを確認する。確認は、使用者に対して押しボタンなどによる入力によって判断する。
操作予約通りと判断した場合には、ステップS140に移行し、そうで無い場合には、ステップS80に移行して待機状態となる。
なお、ステップS134にて、特定位置状態では無くなっているので、記憶している遠隔制御情報を廃棄してその旨を使用者に通知するようにしても良い。
(2)使用者への通知は、表示部10へのメッセージの表示に限定されず、アラーム音を鳴らしたり、バイブレーション機能を利用して通知したりしても良い。
(3)自己の位置の位置測位機能としてGPS受信装置20を例示したが、これに限定されない。自己の位置測位としては、移動端末1がどの基地局2の配下にいるかの情報を用いて位置測位をするようにしても良い。
また、自動改札機や決済用のカードリーダにかざした際の当該リーダの設置位置から位置を推定しても良い。この場合には、機器の特定状態の通知を受けて測位処理状態のときに、定期的な位置測位とは別に、リーダにかざした際に位置を取得しておいても良い。
(4)また、上記説明では、位置測位状態の場合に一定時間間隔で定期的に測位受信の処理を行うように説明しているが、宅と自己の端末との距離に基づき、距離が近いほど測位の頻度を上げて、早期に通知するように設定しても良い。
(5)また、上記説明では、特定機器として電子鍵5を例示しているが、特定の機器は、エアコンや照明などであっても良い。この場合には、例えば、作動状態や明かりがついている状態を特定状態とする。
(6)また、上記説明では、機器が特定状態になったときに、位置測位の処理を行う場合を例示しているが、常時定期的に位置測位処理を行うように設定しても良い。
(7)なお、機器が特定状態となり位置が特定位置状態となっているかの判定は、使用者の操作によって停止することは可能にしておく。
本発明に基づく実施形態に係るシステム概要構成図である。 本発明に基づく実施形態に係る管理サーバの構成概要図である。 移動端末監視部の構成概要図である。 移動端末の構成概要図である。 位置測位制御部の処理フローを示す図である。 動作例を示すシーケンス図である。 動作例を示すシーケンス図である。 動作例を示すシーケンス図である。 位置測位制御部の処理の変形例を示す図である。
符号の説明
1 移動端末
3 移動体通信網
4 管理サーバ
4B 機器監視部
4C 移動端末監視部
4Ca 端末位置測位監視部
4Cb 端末位置測位処理部
4Cc 端末特定位置判定部
4D 情報通知部
5 電子鍵(機器)
6 ホームサーバ
7 加入者情報データベース
10 表示部
12 電波状況取得部
13 位置測位制御部
20 GPS受信装置

Claims (5)

  1. 特定の宅に対応付けられた位置測位機能付き移動端末と、上記宅に設置された特定の機器の状態を、通信網を介して上記移動端末に通知する機能を有するサーバと、を備え、
    上記機器の状態が特定の状態となっているか否かを判定する機器状態判定手段と、
    上記移動端末の位置を取得する位置取得手段と、
    位置取得手段が取得した位置情報に基づき、移動端末の位置が、宅に対して予め設定した特定位置状態か否かを判定する特定位置判定手段と、
    機器状態判定手段の判定に基づき機器が特定の状態と判定し、且つ特定位置判定手段の判定に基づき特定位置状態と判定すると、移動端末の使用者に通知する通知手段と、を備え、
    上記位置取得手段は、
    上記移動端末が自己の位置測位機能をアプリケーション起動して位置を取得する自己取得手段と、
    上記アプリケーション起動による位置取得に失敗したことを検出すると、上記移動端末の位置測位機能を遠隔操作して当該移動端末の位置を取得する第2取得手段と、
    を備え、当該位置取得手段は、上記機器の状態が特定の状態となっていると判定しているときにだけ、位置の取得を行い、
    上記自己取得手段、及び通知手段を、移動端末に装備し、
    第2取得手段を、サーバに装備することを特徴とする機器遠隔監視方式。
  2. 特定位置判定手段は、移動端末とサーバの両方に存在し、自己取得手段が位置を取得した場合には、移動端末側の特定位置判定手段が作動し、第2取得手段が位置を取得した場合にはサーバ側の特定位置判定手段が作動することを特徴とする請求項1に記載した機器遠隔監視方式。
  3. 上記特定の機器は、電子鍵であり、特定の状態とは鍵が開いている状態であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した機器遠隔監視方式。
  4. 上記位置測位機能はGPS受信装置からなることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載した機器遠隔監視方式。
  5. 特定の宅に対応付けられた位置測位機能付き移動端末と、上記宅に設置された特定の機器の状態を上記移動端末に通知する機能を有するサーバと、を備え、
    上記機器が特定状態となり且つ移動端末の位置が特定の位置状態となると、移動端末の使用者に通知する機器遠隔監視方法であって、
    移動端末が、自己の位置測位機能をアプリケーション起動して位置を取得して、上記機器が特定の状態となり且つ移動端末の位置が特定の位置状態となったか否かを判定し、
    移動端末が位置の取得に失敗したことを検知すると、上記サーバが上記位置測位機能を操作して当該移動端末の位置を取得し、
    上記位置の取得は、上記機器が特定状態となっていると判定している場合にだけ行うことを特徴とする機器遠隔監視方法。
JP2007177330A 2007-07-05 2007-07-05 機器遠隔監視方式、機器遠隔監視方法、及び移動端末 Expired - Fee Related JP4468416B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007177330A JP4468416B2 (ja) 2007-07-05 2007-07-05 機器遠隔監視方式、機器遠隔監視方法、及び移動端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007177330A JP4468416B2 (ja) 2007-07-05 2007-07-05 機器遠隔監視方式、機器遠隔監視方法、及び移動端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009017280A JP2009017280A (ja) 2009-01-22
JP4468416B2 true JP4468416B2 (ja) 2010-05-26

Family

ID=40357606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007177330A Expired - Fee Related JP4468416B2 (ja) 2007-07-05 2007-07-05 機器遠隔監視方式、機器遠隔監視方法、及び移動端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4468416B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6235865B2 (ja) * 2013-10-30 2017-11-22 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009017280A (ja) 2009-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140279397A1 (en) Retrieving Vehicular Collateral via Wi-Fi
JP2004362252A (ja) 機械警備システム、制御装置、リモート報知器、制御方法、ならびに制御プログラム、制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN104023132A (zh) 移动终端的防丢方法及装置
JP2007133693A (ja) 警備装置、警備システム、及び警備方法
JP2007317122A (ja) 異常通知システム、携帯通信装置、異常通知装置及び異常通知方法
JP2004266691A (ja) 通信端末、通信方法及びプログラム
KR100742754B1 (ko) 무인 감지 보안 시스템 및 그 작동방법
JP4468416B2 (ja) 機器遠隔監視方式、機器遠隔監視方法、及び移動端末
JP2002186021A (ja) 電源制御機能付き携帯電話機とその制御方法
JP2001202581A (ja) セキュリティ強化システム
CN107147692B (zh) 一种车辆体检方法及服务器
JP5045762B2 (ja) 置き忘れ防止システム、置き忘れ防止方法、および携帯端末
JP2009130734A (ja) 携帯通信端末および携帯通信端末のロック解除方法
JP2005229362A (ja) 移動端末装置およびそのプログラム
JP2007083763A (ja) 遠隔管理システムの作業機械側動態データ管理装置
EP1583375A2 (en) Information providing system, information notification apparatus and information providing apparatus
KR101754766B1 (ko) 원격제어 불능 상태에서 신속한 피드백을 발생시키는 차량 원격제어 시스템 및 방법
JP2009141498A (ja) コールシステム、コール方法、コール発信装置、及びコールプログラム
JP2007028370A (ja) 無線通信端末及び無線通信端末制御方法
JP4779256B2 (ja) 無線データ収集システム
JP2007221466A (ja) 予約システム、方法、プログラム、及び、携帯端末装置
JP2001023068A (ja) 異常警報装置
JP2010074273A (ja) 防災支援システム、およびこれに使用する家電操作履歴情報生成装置
JP3864894B2 (ja) 車両位置情報通知システム、センタ、および無線通信装置
JP2006277394A (ja) 警備システム、警備装置及び警備方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4468416

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305

Year of fee payment: 4

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees