JP4467313B2 - 車両周辺撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両周辺撮像装置及びそれに関連する技術に関するものである。
従来、例えば図19の如く、車両前部に前方に広がる領域を撮影するフロントカメラ1と、車両左側部に側方および前側方に広がる領域を撮影するサイドカメラ3とを設け、車室内に運転者が視認可能に配設された表示ディスプレイに、サイドカメラ3で撮像された側方撮像画像とフロントカメラ1で撮像された前方撮像画像とを切り替える技術(第1の従来技術)があった。この第1の従来技術では、各種センサを用いて検出したステアリングホイールの舵角および車速に基づいて、車両の向きの変化量を検出する。そして、最初に表示ディスプレイにサイドカメラ3による側方撮像画像の表示を開始しておき、車両の向きの変化量が所定値に達した場合に、表示ディスプレイに表示される撮像画像を、サイドカメラ3による側方撮像画像からフロントカメラ1による前方撮像画像へ切り替えるようになっている。
また、他の従来の例として、図20の如く、車両の左側面前部に設置された左カメラと、車両の右側面前部に設置された右カメラとで撮像されたそれぞれの撮像画像を、画像処理により車室内のモニタの単一画面5に並べて表示させる技術(第2の従来技術)があった。
上記した第1の従来技術では、複数のカメラ1,3の撮像画像を同時に確認できない。したがって、例えば車庫入れ時など複雑なハンドル切り返し操作を要求される場合には、複数のカメラ1,3の撮像画像を同時に確認したい状況になるが、先行技術では複数のカメラ1,3の撮像画像を択一的に表示するためこれができず不便である。
また、上記の第2の従来技術では、複数カメラの撮像画像を同時に表示しているが、ハンドル操作に応じてモニタに表示される画像が変化しないため、運転者が本来注目すべき映像が直感的に視認しにくく不便である。
そこで、本発明の課題は、複数のカメラで撮像した画像を同時に確認でき、且つ注目すべき映像の認識が容易になる車両周辺撮像装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1に記載の発明は、車両の周辺の映像を撮像して当該車両内に設置された表示装置に表示する車両周辺撮像装置であって、前記車両の複数の視野範囲の撮像映像をそれぞれ撮像する複数のカメラと、前記車両内に設置された前記表示装置と、前記車両の走行に係る舵角を検出する舵角検出手段と、少なくとも、前記舵角検出手段で検出された前記舵角に基づいて、全ての前記カメラで撮像された撮像映像のうち複数の撮像映像を、単一画面に並べて表示可能なように前記表示装置の画面中に占める表示面積の割合を変化させて合成し、合成された撮像映像を前記表示装置に表示する制御部とを備えるものである。
さらに、請求項1に記載の発明は、前記制御部が、前記各撮像映像について任意の仮想視点位置から見た変換映像を生成する機能を有し、当該機能が、複数の撮像装置の撮像映像での車両の進行方向が同一方向になるよう、少なくとも一つの撮像映像が視点変換するものである。
請求項に記載の発明は、請求項1記載の車両周辺撮像装置であって、前記制御部が、前記舵角検出手段で検出された前記舵角に基づいて判断された前記車両の進行方向の情報を、前記各撮像映像に重ねて前記表示装置に表示するものである。
請求項1に記載の発明は、舵角検出手段により車両の走行に係る舵角を検出しながら、車両の複数の視野範囲の撮像映像を複数のカメラでそれぞれ撮像し、舵角検出手段で検出された舵角に基づいて、全てのカメラで撮像された撮像映像のうち複数の撮像映像を、表示装置の画面中に占める表示面積の割合を変化させて合成し、合成された撮像映像を表示装置に表示するので、同一画面に表示された複数の撮像映像の中から注目すべき映像を認識しやすくするため、ハンドル操作の状態により表示割合を変化させることができる。したがって、複数の撮像映像を同時に表示しながらも、その都度、重要度の高い撮像映像の表示割合を高めて表示でき、視認性のよい車両周辺撮像装置を提供できる。
また、視点変換により各カメラ映像上での進行方向を一致させるので、同時表示された各映像がどこを撮像しているか認識しやすくなる。
請求項に記載の発明は、舵角検出手段で検出された舵角に基づいて判断された車両の進行方向の情報を、各撮像映像に重ねて表示装置に表示するので、進行方向に存在する障害物を確認しやすくなる。
<構成>
図1は本発明の一の実施形態に係る車両周辺撮像装置が設置された車両10を示す平面図、図2は車両周辺撮像装置を示すブロック図である。この車両周辺撮像装置は、図1の如く、車両10の周辺を撮像するものであって、車両10から見て異なる方向の周辺を撮像するために複数のカメラ11,12を備えており、図2の如く、複数のカメラ11,12で撮像された各撮像映像を合成してディスプレイに表示するのに際して、各撮像映像がディスプレイに占める割合を舵角に応じて図3〜図5に示すように変化させるものである。
具体的に、この車両周辺撮像装置は、車両10の前部に設置されて前方に広がる領域を撮影するフロントカメラ(カメラA)11と、車両10の左側部に設置されて側方および前側方に広がる領域を撮影するサイドカメラ(カメラB)12と、ドットマトリクス表示型の表示装置13と、両カメラ11,12及び表示装置13を制御する制御部14と、車両10の走行舵角を検出するためにハンドルの舵角を検出して制御部14に伝達するハンドル舵角検出手段15と、車両10の前進や後退等のシフトレバーの操作位置を検出するシフト位置検出手段16とを備えて構成される。
フロントカメラ11は、図1の如く、フロントバンパーの左隅付近に設置され、例えばCCD等の撮像素子が使用された一般的な撮像デバイスが適用される。このフロントカメラ11は、その撮像中心が左前側に向けて設置され、且つその視野範囲が、車両10の前方から左側方にかけた範囲に設定される。かかる視野範囲は、図示しないレンズ等の光学系部品により設定される。
サイドカメラ12は、左サイドミラー付近に設置され、例えばフロントカメラ11と同様のCCD等の撮像素子が使用された一般的な撮像デバイスが適用される。このサイドカメラ12は、その撮像中心が左側に向けて設置され、且つその視野範囲が、車両10の斜め左前から斜め左後ろにかけた範囲に設定される。かかる視野範囲は、図示しないレンズ等の光学系部品により設定される。
表示装置13(図2)は、有機EL表示装置やTFT型等の液晶表示装置(LCD)などによって構成され、車両10の車室内における前部パネル(例えば、センタクラスタパネル、ヒータコントロールパネル等)の例えば左右方向中央部等に嵌め込まれて設置される。この表示装置13には、制御部14との電気的な接続のための接続部13aが設けられている。
制御部14(図2)は、両カメラ11,12で撮像された撮像映像を表示装置13に表示するもので、特に、ハンドル舵角検出手段15で検出されたハンドルの舵角に基づいて車両10の走行舵角を判断し、その判断結果に応じて各カメラ11,12で撮像された撮像映像の表示装置13中に占める表示面積の割合を、ハンドル舵角検出手段15により検出されたハンドル舵角の値に対応して、図3〜図5に示すように変化させるものである。
具体的に、制御部14は、図2の如く、画像処理部21と、メモリ23と、マイクロコンピュータチップ(以下、単に「マイコン」と略称する)25と、操作部27とが備えられている。
また、この制御部14には、コネクタ等からなる複数の接続部31a〜31dが設けられている。例えば、接続部31aと接続部13aとを接続することにより表示装置13と画像処理部21とが電気的に接続され、接続部31bが車内LAN当の車内通信線33に接続されることによりその車内通信線33を通じてハンドル舵角検出手段15とマイコン25とが電気的に接続される。また、接続部31c,31dを介して各カメラ11,12が画像処理部21に電気的に接続される。
画像処理部21は、表示装置13の表示画像を制御するものであり、その具体的な機能としては、マイコン25からの制御信号に基づいて、各カメラ11,12で撮像された各撮像映像の表示装置13の画面に占める割合を、図3〜図5に示すように変化させる画像処理機能等がある。この図3〜図5に示した表示装置13の画面については後述する。尚、メモリ23は、画像処理部21による画像処理等に用いられる。操作部27は、図示しないエアコンや各種車載機器等を操作するための操作入力を受け付けるためのものであり、複数の操作スイッチを有し、表示装置13の周辺部等に設置される。
尚、単一の表示装置13に複数のカメラ11,12の撮像映像を合成して表示する場合に、同時表示された各映像がどこを撮像しているか認識しにくいと、その視認性を阻害してしまう。したがって、画像処理部21は、同時表示された各映像がどこを撮像しているか認識しやすくするため、視点変換により各カメラ映像上での進行方向を一致させる機能を有している。具体的に、この画像処理部21は、各カメラ11,12で撮像された撮像映像を任意の仮想視点位置から見た変換映像を生成する機能を備えており、複数のカメラ11,12の撮像映像での車両10の進行方向が互いに同一方向になるよう、少なくとも一つの撮像映像が視点変換される。例えば、フロントカメラ11とサイドカメラ12のいずれか一方の撮像映像を基準として、他方の撮像映像の画面方向が例えば90度回転しているような場合は、他方の撮像映像を一方の撮像映像の画面方向に対応するように90度だけ逆回転させて表示装置13に表示するようになっている。これにより、同時表示された各映像がどこを撮像しているか認識しやすくなる。
マイコン25は、CMOSまたはフラッシュROM等を用いて構成された所定のソフトウェアプログラムに基づいて動作するようになっており、特に、ハンドル舵角検出手段15からの信号に基づいて、車両10の進行方向についての操舵角を判断し、その判断結果に基づいて、図3〜図5に示した表示装置13の表示モードを選択し、その選択結果を画像処理部21に制御信号として出力する。このマイコン25の具体的な制御動作については後述する。
ハンドル舵角検出手段15は、運転者が操作したハンドルの回転角を検出するものであり、例えば光学式エンコーダ等が使用される。かかるハンドル舵角検出手段15での検出結果は、電気信号として車内通信線33を通じて制御部14のマイコン25に入力される。
シフト位置検出手段16は、運転者が操作したシフトレバーの操作位置を検出し、その検出結果を電気信号として車内通信線33を通じて制御部14のマイコン25に入力するものである。このシフト位置検出手段16としては、シフトレバーがドライバ状態やバック状態等のそれぞれの傾倒状態になったときに、機械な接触の有無によりスイッチがオンオフする接触式スイッチ等が使用される。
<動作>
上記構成の車両周辺撮像装置の動作について説明する。ここでは、図6のように、一台の車両41の左右に他の車両42,43が駐車しており、この状況から車両41が左後方(矢示方向D1)に後進した後、右方向(矢示方向D2)に前進して抜ける場合を考える。尚、車両41はこの実施形態の車両周辺撮像装置を搭載しており、よって、フロントバンパーの左隅付近にフロントカメラ11が設置され、且つ左サイドミラー付近にサイドカメラ12が設置されているものとする。また、図6〜図8中の符号44は車両41〜43の前方に位置する壁を示している。
まず車両41の運転者は、エンジンキーを回して車両41のエンジンをオンにするとともに、車両周辺撮像装置の電源をオンにする。そうすると、フロントカメラ11とサイドカメラ12で撮像された撮像映像が画像処理部21に入力される。ここで、ハンドルの初期状態の回転角度が正面方向(直進状態)に対応したものである場合、ハンドル舵角検出手段15によりその旨が検出され、これに基づいてマイコン25は、フロントカメラ11での撮像映像とサイドカメラ12での撮像映像との表示装置13中に占める表示面積の割合を1:1に設定し、図3の如く、表示装置13の表示画面の右半分の領域46aにフロントカメラ(カメラA)11での撮像映像を、同じく表示装置13の表示画面の左半分の領域47aにサイドカメラ(カメラB)12での撮像映像を並べて表示する旨の制御信号が、マイコン25から画像処理部21に入力される。この制御信号に基づいて、画像処理部21は、図3の通りに表示装置13の表示制御を行う。
次に、運転者は、シフトレバーを操作してこれをバック状態とする。このときのシフトレバーの操作位置(バック操作位置)は、シフト位置検出手段16によって検出されて、車内通信線33を通じてマイコン25に入力される。
そして、運転者は、ハンドルを左に切りながら車両41を後進させて、車両41を矢示方向D1に移動させる。このときのハンドルの回転角は、ハンドル舵角検出手段15によって検出されて、車内通信線33を通じてマイコン25に入力される。
マイコン25においては、シフト位置検出手段16から与えられた信号に基づいて、車両41が後退する予定であるか、または実際に後退しているかのいずれかであることを判断する。そして、この判断結果と、ハンドル舵角検出手段15から与えられた信号とに基づいて、図7に示すように、車両41の走行舵角が左後方である旨を判断する。
この場合、運転者にとっては、車両41の左側面と左側に駐車している車両42との間隔を確認する必要があるため、サイドカメラ12での撮像映像が重要であり、相対的にフロントカメラ11での撮像映像の重要性は低い。したがって、マイコン25は、図4に示すように、表示装置13の表示画面の右側の比較的小さな領域46bにフロントカメラ(カメラA)11での撮像映像を表示し、同じく表示装置13の表示画面の左側の比較的大きな領域47bにサイドカメラ(カメラB)12での撮像映像を表示するよう画像処理部21に制御信号を出力する。そしてこの制御信号に従って、画像処理部21が表示装置13を表示制御し、表示装置13の画面が図4に示すようなものとなる。
次に、図8に示すように、車両41が車両43の後端部を避けながら右方向(矢示方向D2)に抜ける際、運転者はハンドルを右に切り、シフトレバーを前進側に切り替える。このときのハンドルの回転角は、ハンドル舵角検出手段15により検出されてマイコン25に入力され、またシフトレバーの状態もマイコン25に入力される。
この場合、運転者にとっては、車両43の後端部との間隔を確認する必要があるため、フロントカメラ11での撮像映像が重要であり、相対的にサイドカメラ12での撮像映像の重要性は低い。したがって、マイコン25は、図5に示すように、表示装置13の表示画面の右側の比較的大きな領域46cにフロントカメラ(カメラA)11での撮像映像を表示し、同じく表示装置13の表示画面の左側の比較的小さな領域47cにサイドカメラ(カメラB)12での撮像映像を表示するよう画像処理部21に制御信号を出力する。そしてこの制御信号に従って、画像処理部21が表示装置13を表示制御し、表示装置13の画面が図5に示すようなものとなる。
このように、車両41の舵角を検出した結果に応じて、運転者にとって重要度の高い撮像映像が、相対的に重要度の低い撮像映像よりも広い領域に表示されるように、両カメラ11,12で撮像された両撮像映像の表示装置13の画面に占める割合を変化するので、運転者にとって視認性がよく且つ直感的に理解しやすい撮像映像の表示を行うことが可能である。
ただし、例えば駐車スペースが狭い場合のように、何度かハンドルを切り返す作業が必要となる場合がある。この場合は、フロントカメラ(カメラA)11の撮像映像とサイドカメラ(カメラB)12の撮像映像とを同時に確認したい状況になることが多いと考えられる。しかしながら、この実施形態では、両方のカメラ11,12で撮像した撮像映像の両方を表示装置13に表示しており、その表示領域の割合を変化させているだけなので、常に両カメラ11,12の撮像映像を表示できて便利である。
即ち、この実施形態では、車両10(41)の舵角に応じて複数のカメラ11,12の撮像映像が表示装置13に表示される割合を変化させることで、複数のカメラ11,12の撮像映像を同時に確認できると共に、より注目すべき映像が瞬時に判断できるようになる。
尚、単一の表示装置13に複数のカメラ11,12の撮像映像を合成して表示する場合に、同時表示された各映像がどこを撮像しているか認識しにくいと、その視認性を阻害してしまう。
しかしながら、この実施形態では、画像処理部21が、各カメラ11,12で撮像された撮像映像を任意の仮想視点位置から見た変換映像を生成する機能を備えており、複数のカメラ11,12の撮像映像での車両10の進行方向が互いに同一方向になるよう、少なくとも一つの撮像映像が視点変換される。例えば、フロントカメラ11とサイドカメラ12のいずれか一方の撮像映像を基準として、他方の撮像映像の画面方向が例えば90度回転しているような場合は、他方の撮像映像を一方の撮像映像の画面方向に対応するように90度だけ逆回転させて表示装置13に表示する。これにより、同時表示された各映像がどこを撮像しているか認識しやすくなる。
尚、この実施形態の図3〜図5では、2つのカメラ11,12の撮像映像を左右に合成した例を示したが、上下に合成したり、あるいは図9及び図10のように、割合の大きな撮像映像47d,46eの上の隅部に割合の小さな撮像映像46d,47eを重ね合わせるように合成してもよい。
また、マイコン25において、ハンドルを左に切る角度が大きくなるほど、サイドカメラ12(カメラB)の撮像映像の割合を多くするよう、領域の割合を変化させるようにしてもよい。さらにこの場合において、設定値以上の角度になったらサイドカメラ12(カメラB)の撮像映像のみ表示するようにしてもよい。
さらに、車両10の周辺を撮像するカメラとしては、フロントカメラ11及びサイドカメラ12といった2つのカメラに限らず、3台以上であってもよい。例えば、1台の車両10に、図1に示したフロントカメラ(カメラA)11とサイドカメラ(カメラB)12に加え、図11の如く、左後方を撮像するバックカメラ(カメラC)48を設置し、これらで撮像された撮像映像51〜53を、図12〜図15に示すレイアウトのなかからひとつのレイアウトを適宜選択して合成表示し、さらに表示される各撮像映像が表示装置13の画面に表示される割合を、車両10の舵角に応じて変化させるようにしてもよい。この場合も、複数のカメラ11,12,48で撮像された撮像映像51〜53の全てを表示装置13に表示しながら、且つ重要度の高い撮像映像51〜53の表示割合を大きくして目立たせることが可能である点に変わりない。
さらにまた、表示装置13に各カメラの撮像映像を表示する場合に、マイコン25で判断された車両10の舵角の方向を、図16及び図17のように矢印等の所定の図形または記号により撮像映像51〜53に重ねて表示してもよい。これにより、車両10の進行方向に存在する障害物等の検出が容易になる。ここで、図16は、図13に示した表示装置13の画面中に車両10の進行方向を矢印P1〜P3で表示した例である。また、図17は、各カメラの撮像映像51〜53を視点変換し、進行方向を一致させるよう表示した例である。この場合、各カメラの撮像映像51〜53の視野方向を、矢印P1〜P3の表示により直感的に認識することがさらに容易になる。
さらに、上記実施形態では、フロントカメラ11及びサイドカメラ12を車両10の左側に設置していただけであったが、図18に示すように、車両10の前端の左右両側にフロントカメラ11a,11bを設置し、車両10の側部の左右両側にサイドカメラ12a,12bを設置し、車両10の後端の左右両側にバックカメラ48a,48bを設置するとともに、これらの6個のカメラ11a,11b,12a,12b,48a,48bで撮像された6個の全ての撮像映像を合成表示してもよい。この場合も、表示される各撮像映像の表示装置13の画面に表示される割合を、車両10の舵角に応じて変化させるようにする。この場合も、重要度の高い撮像映像の表示割合を大きくして目立たせることが可能である。
さらにまた、図18に示した6個のカメラ11a,11b,12a,12b,48a,48bで撮像された6個の撮像映像のうち、車両10の進行方向に応じて例えば3つまたは4つ等の複数の撮像映像を適宜選択し、この選択された複数の撮像映像を合成表示してもよい。この場合も、表示される各撮像映像の表示装置13の画面に表示される割合を、車両10の進行方向及び舵角に応じて変化させるようにする。この場合は、左前方+右前方等、左側方+右側方等、左側方+左後方等、左後方+右後方等、といった様々な組合せで表示を行いながら、しかも重要度の高い撮像映像の表示割合を大きくして目立たせることが可能である。
本発明の一の実施形態に係る車両周辺撮像装置が設置された車両を示す平面図である。 本発明の一の実施形態に係る車両周辺撮像装置を示すブロック図である。 本発明の一の実施形態に係る車両周辺撮像装置で撮像された撮像映像が表示装置の画面に表示された状態の一例を示す図である。 本発明の一の実施形態に係る車両周辺撮像装置で撮像された撮像映像が表示装置の画面に表示された状態の一例を示す図である。 本発明の一の実施形態に係る車両周辺撮像装置で撮像された撮像映像が表示装置の画面に表示された状態の一例を示す図である。 本発明の一の実施形態に係る車両周辺撮像装置を搭載した自動車の動作例を示す模式図である。 本発明の一の実施形態に係る車両周辺撮像装置を搭載した自動車の動作例を示す模式図である。 本発明の一の実施形態に係る車両周辺撮像装置を搭載した自動車の動作例を示す模式図である。 本発明の一の実施形態に係る車両周辺撮像装置で撮像された撮像映像が表示装置の画面に表示された状態の一例を示す図である。 本発明の一の実施形態に係る車両周辺撮像装置で撮像された撮像映像が表示装置の画面に表示された状態の一例を示す図である。 本発明の一の変形列に係る車両周辺撮像装置を搭載した車両を示す平面図である。 本発明の一の変形列に係る車両周辺撮像装置で撮像された撮像映像が表示装置の画面に表示された状態の一例を示す図である。 本発明の一の変形列に係る車両周辺撮像装置で撮像された撮像映像が表示装置の画面に表示された状態の一例を示す図である。 本発明の一の変形列に係る車両周辺撮像装置で撮像された撮像映像が表示装置の画面に表示された状態の一例を示す図である。 本発明の一の変形列に係る車両周辺撮像装置で撮像された撮像映像が表示装置の画面に表示された状態の一例を示す図である。 本発明の他の変形列に係る車両周辺撮像装置で撮像された撮像映像が表示装置の画面に表示された状態の一例を示す図である。 本発明のさらに他の変形列に係る車両周辺撮像装置で撮像された撮像映像が表示装置の画面に表示された状態の一例を示す図である。 本発明のさらに他の変形列に係る車両周辺撮像装置を搭載した車両を示す平面図である。 従来の一例の車両周辺撮像装置が設置された車両を示す正面図である。 従来の他の例の車両周辺撮像装置の表示画面を示す図である。
符号の説明
10,41 車両
11,11a,11b フロントカメラ
12,12a,12b サイドカメラ
13 表示装置
14 制御部
15 ハンドル舵角検出手段
16 シフト位置検出手段
48,48a,48b バックカメラ

Claims (2)

  1. 車両の周辺の映像を撮像して当該車両内に設置された表示装置に表示する車両周辺撮像装置であって、
    前記車両の複数の視野範囲の撮像映像をそれぞれ撮像する複数のカメラと、
    前記車両内に設置された前記表示装置と、
    前記車両の走行に係る舵角を検出する舵角検出手段と、
    少なくとも、前記舵角検出手段で検出された前記舵角に基づいて、全ての前記カメラで撮像された撮像映像のうち複数の撮像映像を、単一画面に並べて表示可能なように前記表示装置の画面中に占める表示面積の割合を変化させて合成し、合成された撮像映像を前記表示装置に表示する制御部と
    を備え
    前記制御部が、前記各撮像映像について任意の仮想視点位置から見た変換映像を生成する機能を有し、当該機能が、複数の撮像装置の撮像映像での車両の進行方向が同一方向になるよう、少なくとも一つの撮像映像が視点変換する、車両周辺撮像装置。
  2. 請求項1に記載の車両周辺撮像装置であって、
    前記制御部が、前記舵角検出手段で検出された前記舵角に基づいて判断された前記車両の進行方向の情報を、前記各撮像映像に重ねて前記表示装置に表示する、車両周辺撮像装置。
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