JP4463744B2 - ユニット連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用空調装置に用いられる複数のユニット同士の連結を可能とするユニット連結構造に関する。
従来から、車両に搭載される空調装置には、例えば、内気又は外気を車内へと送り込むファンを備える送風機ユニットと、前記送風機ユニットから供給される空気を加熱可能なヒータコアを有する熱交換器ユニットと、前記空気を冷却可能なエバポレータを有するクーラユニットと、前記空気を車内に導くインテークユニットから構成されているものがある。これらの各ユニットはそれぞれ別体に形成され、前記各ユニット同士がそれぞれ開口部を介して連結されることにより互いに連通している。
このような空調装置において、各ユニット同士を互いに連結する連結構造としては、一般的に、ボルトやナットのような締付具を利用した構造が知られている。この場合には、前記締付具を工具等により締め付ける際の作業性を考慮する必要があるため、前記締付具の配置に制約が生じると共に、前記締付具により連結する部位の形状が複雑となるという問題がある。
そこで、上述した課題に対して、各ユニット同士の連結を簡便に行うことが可能な連結構造を有する空調装置が、特許文献1に開示されている。
この特許文献1には、図21に示されるように、空調装置1が送風機ケーシング2とダクト3とを備え、前記送風機ケーシング2には、長方形状に開口した開口部4に前記ダクト3側に向かって断面略L字状に突出したL字状突出部5が形成され、前記L字状突出部5の上部には、前記開口部4の開口方向と略直交したねじ止め部6が形成される。また、L字状突出部5の下部には、略水平方向に突出した係止壁7が形成されている。
一方、ダクト3には、長方形状に開口した開口部8に、送風機ケーシング2側に向かって断面略L字状に突出したL字状突出部9が形成されている。このL字状突出部9の内壁面には、送風機ケーシング2が連結された際に当接する部位にシール材10aが装着され、同様に、ダクト3の外周面にも前記送風機ケーシング2と当接する部位にシール材10bが装着されている。
そして、送風機ケーシング2とダクト3は、互いのL字状突出部5、9がそれぞれ当接するように連結され、係止壁7を前記ダクト3の下部に形成された溝部11に係合させる。この状態で前記ダクト3を送風機ケーシング2に接近させる方向に回動させ、該ダクト3の上部に形成された固定部12と送風機ケーシング2のねじ止め部6とをねじ部材13で連結している。この際、ダクト3に装着されたシール材10a、10bは、送風機ケーシング2に当接することにより挟持される。
また、図22に示されるように、他の連結構造を有する空調装置20としては、インテークユニット21及びヒータユニット22の端部に、互いに対向するようにL字状に突出した突出部23a、23bがそれぞれ設けられ、該突出部23a、23bには上部側及び下部側にそれぞれ突出した突片24にガイドピン25が設けられている。前記インテークユニット21とヒータユニット22との間にはクーラユニット26が連結され、該クーラユニット26の端部に前記インテークユニット21及びヒータユニット22側に突出した突出部27が形成される。また、クーラユニット26には、インテークユニット21及びヒータユニット22と連結された際にガイドピン25と対向する部位に凹状の嵌合部28が設けられている。
そして、インテークユニット21、ヒータユニット22及びクーラユニット26を一体的に連結する際には、前記インテークユニット21及びヒータユニット22をクーラユニット26の開口部に向かって略水平に変位させ、前記クーラユニット26の突出部27をそれぞれインテークユニット21及びヒータユニット22の突出部23a、23bに対して係合させると共に、ガイドピン25を嵌合部28に嵌合させる。この際、インテークユニット21及びヒータユニット22の開口部に装着されたシール材29が、クーラユニット26の端部にそれぞれ当接する(例えば、特許文献2参照)。
実開昭64−49409号公報 特開平10−100641号公報
ところで、特許文献2に係る従来技術においては、クーラユニット26に対してインテークユニット21及びヒータユニット22を連結する際に、該インテークユニット21及びヒータユニット22を略水平方向に移動させる必要がある。その際、インテークユニット21及びヒータユニット22に装着されたシール材29が、その開口部の壁面より突出しているため、前記シール材29に対してクーラユニット26の端部が接触しながら変位して連結されることとなる。その結果、シール材29がユニット同士の連結時においてクーラユニット26の端部によって押圧され、該シール材29が壁面から剥離してしまうことが懸念されると共に、前記シール材29の耐久性が低下するという問題がある。
また、これによりユニット同士を連結する際に、シール材29とクーラユニット26の端部との接触を考慮しつつ慎重に組み付け作業を行う必要があり、空調装置20の組み付け作業が煩雑であると共に、その組付作業性が低下することとなる。
一方、特許文献1の空調装置1における連結構造では、送風機ケーシング2の下端部側となる係止壁7が、ダクト3の溝部11内において単に係合されているだけで完全に固定されておらず、前記送風機ケーシング2とダクト3とは、ねじ止め部6及び該ねじ止め部6に締め付けられたねじ部材13のみで固定されている状態である。そのため、送風機ケーシング2とダクト3との間で係止壁7及び溝部11を介してがたつきが生じる恐れがあり、空調装置1が搭載された車両の走行時等に振動が発生することが懸念される。
本発明は、前記の種々の課題を考慮してなされたものであり、複数のユニットを互いに連結する際の組付作業性を向上させると共に、該ユニット同士を確実に連結してがたつきを防止することが可能なユニット連結構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車両用空調装置を構成する複数のユニットにおいて、空気が導入・導出され、且つ、前記ユニット間の気密を保持するシール部材が装着された前記ユニットの開口部同士を連結するユニット連結構造であって、
一方のユニットに設けられ、該一方のユニットと連結される他方のユニット側に突出し、且つ、該他方のユニット側に向かって徐々に先細状に形成された嵌合部を有する第1連結部と、
前記他方のユニットに設けられ、前記嵌合部から離間する方向に向かって徐々に先細状に形成されて該嵌合部が嵌合される嵌合穴を有する第2連結部と、
を備え、
前記嵌合部を前記嵌合穴に対して嵌合させることにより、前記第1連結部と第2連結部を介して一方及び他方のユニットが互いに前記開口部を介して連結されることを特徴とする。
本発明によれば、一方のユニットに第1連結部を設けると共に、該一方のユニットと連結される他方のユニットに第2連結部を設け、前記第1連結部の嵌合部を、第2連結部の嵌合穴に対して嵌合させることにより、前記一方のユニットと他方のユニットとを連結している。この際、嵌合部を他方のユニット側に向かって徐々に先細状となるように突出させると共に、嵌合穴を前記嵌合部に対応して該嵌合部から離間する方向に向かって徐々に先細状とすることにより、前記嵌合穴に対して嵌合部を挿入した際に、該嵌合部と嵌合穴との間に間隙が生じるため、前記嵌合部を嵌合穴に対して容易に挿入させることができる。反対に、嵌合穴に嵌合された嵌合部を、該嵌合穴から離間させる方向に変位させることにより、該嵌合部と嵌合穴との間に生じる間隙を徐々に大きくすることができるため、容易に離脱させることができる。
従って、第1連結部及び第2連結部の組み付けと脱着を共に簡便に行うことができる。そのため、一方のユニットと他方のユニットとを組み付ける際の組み付け作業性及びメンテナンス性を向上させることができる。
また、嵌合部を嵌合穴の内壁面に沿って変位させることにより、前記嵌合部と嵌合穴との間に生じる間隙が徐々に減少し、嵌合状態とすることができるため、第1及び第2連結部を介して一方のユニットと他方のユニットとの間においてがたつきが発生することがなく、両ユニットの位置決めが確実になされ、前記両ユニットを確実且つ強固に連結させることができる。
さらに、嵌合部を嵌合穴に対して嵌合させる際、該嵌合部と嵌合穴とがその軸線に対して所定角度傾斜した状態で接近しながら嵌合されるため、一方のユニットにおける開口部と、他方のユニットにおける開口部とが斜め方向から当接して連結される。そのため、一方のユニットの開口部に装着されたシール部材に対して、他方のユニットの開口部が斜め方向から当接するため、前記開口部からシール部材に対して該シール部材の装着面と略平行な方向から押圧力が付与されることがなく、前記シール部材がユニットから剥離することが防止されると共に、前記開口部からのシール部材への負荷が軽減されるためその耐久性を向上させることができる。
さらにまた、嵌合部は、略中央に形成され軸線方向に延在する円筒部と、前記円筒部の周面から半径外方向に突出した羽根部とを備えると共に、前記嵌合穴には、前記円筒部が嵌合される孔部と、前記羽根部が嵌合される溝部とを備えるとよい。これにより、嵌合部を嵌合穴に嵌合させた際に、該嵌合部における円筒部の周面及び羽根部の側面と前記嵌合穴の内壁面とを接触させることができる。そのため、嵌合部と嵌合穴との接触面積を増大させることにより、前記嵌合部に円筒部及び羽根部を備えていない場合と比較し、前記嵌合部と嵌合穴とを嵌合させた際の保持力を増大させ、第1連結部と第2連結部とを一層強固に連結させることができる。
またさらに、嵌合部に、嵌合穴側となる先端部からユニットの開口部側に向かって所定角度傾斜した鍔部を備えることにより、前記鍔部を介して嵌合部を嵌合穴に対して嵌合させる際に、該嵌合部を有する一方のユニットが、他方のユニットに対して前記鍔部の傾斜角度に沿って斜め方向から接近させることができる。そのため、従来の連結構造のようにユニット同士が略水平方向に変位して連結されることがなく、第1及び第2連結部を介してユニット同士を連結する際に、一方のユニットに装着されたシール部材に対して該シール部材の装着面と平行方向からの他方のユニットの接触を確実に阻止することができ、前記シール部材の耐久性の向上、且つ、前記シール部材の剥離防止を図ることができる。
さらにまた、嵌合部は、軸線方向に突出した断面略矩形状の突出部と、前記突出部の側面から前記軸線と略直交方向に突出した羽根部とを備えると共に、嵌合穴には、前記突出部が嵌合される孔部と、前記羽根部が嵌合される溝部とを備えるとよい。これにより、嵌合部を嵌合穴に嵌合させた際に、該嵌合部における突出部の側面及び羽根部の側面と前記嵌合穴の内壁面との接触面積を大きく確保することができるため、前記嵌合部に突出部及び羽根部を備えていない場合と比較し、前記嵌合部と嵌合穴とを嵌合させた際の保持力を増大させ、第1連結部と第2連結部とを一層強固に連結させることが可能となる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、第1連結部の嵌合部を他方のユニット側に向かって徐々に先細状となるように突出させると共に、第2連結部の嵌合穴を前記嵌合部に対応して該嵌合部から離間する方向に向かって徐々に先細状とすることにより、該嵌合部を嵌合穴に嵌合させる際及び該嵌合穴より離脱させる際に、前記嵌合部と嵌合穴との間に間隙を生じさせることができるため、前記嵌合部及び嵌合穴を介して第1連結部及び第2連結部の組み付けと脱着を共に簡便に行うことができ、それに伴って、一方のユニットと他方のユニットとを組み付ける際の組付作業性を向上させることができる。
また、第1及び第2連結部を嵌合部及び嵌合穴を介して嵌合状態で連結することができるため、一方のユニットと他方のユニットとにがたつきが生じることがなく、前記ユニット間の位置決めが確実になされ、前記ユニット同士を確実且つ強固に連結することができる。
本発明に係るユニット連結構造について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、ここでは、ユニット連結構造が適用される車両用空気調和装置について説明する。
本発明の第1の実施の形態に係るユニット連結構造50が適用された車両用空気調和装置52は、空気を取り入れて送風する送風機54が装着される送風機ユニット56と、導入された前記空気を加熱する熱交換器と該空気を冷却する冷却器とを有する温度調整ユニット(図示せず)と、前記送風機ユニット56と温度調整ユニットとの間に連結され、該送風機ユニット56からの空気を温度調整ユニットへと流通させる連結ユニット58とを備える。
送風機ユニット56は、樹脂製材料から略矩形状に形成された第1ケーシング60と、該第1ケーシング60の略中央部に配設される送風機54とからなる。
第1ケーシング60には、略中央部の装着孔62を介して送風機54が装着され、該送風機54を中心として半径方向に徐々に拡幅するように渦巻状の通路64が形成される。そして、通路64の端部には、連結ユニット58側に開口した断面略長方形状の第1ダクト(開口部)66が形成されている(図3参照)。すなわち、送風機54の回転作用下に吐出された空気が、渦巻状の通路64に沿って流通し、第1ダクト66を介して連結ユニット58側へと導出される。
この第1ダクト66の開口部には、断面略L字状の第1突出部68が連結ユニット58側に向かって所定長だけ突出している。この第1突出部68は、第1ダクト66における4辺中の2辺となる該第1ダクト66の下部側及び側部側に形成され、前記第1ダクト66の内壁面と略同一平面となるように形成される。
また、第1ダクト66には、該第1ダクト66の周囲を覆うようにシール部材70a、70bが装着されている。このシール部材70a、70bは、例えば、ウレタン等の弾性材料から所定厚さで形成され、一方のシール部材70aが前記第1ダクト66の外周部に貼着されると共に、他方のシール部材70bが前記第1突出部68の内周面に沿って貼着されている。すなわち、シール部材70bが、略L字状となるように第1突出部68に対して第1ダクト66の内周側となるように装着され、シール部材70aが、略L字状となるように該第1突出部68以外となる前記第1ダクト66の外周側に装着され、前記第1ダクト66の外周面及び第1突出部68の内周面より所定長さだけ突出している。なお、上述したシール部材70a、70bを設ける代わりに、該シール部材70a、70bを一体に形成した単一のシール部材を設けるようにしてもよい。
第1ダクト66の側部には、第1ケーシング60の外側面に対して第1連結部72が設けられる。なお、この第1連結部72は、連結ユニット58における第2連結部74(後述する)と連結され、ユニット連結構造50の一部として機能する。
第1連結部72は、断面略コ字状に形成され、第1ダクト66の側部から略鉛直上方に向かって立設されるアーム部76と、該アーム部76の上端から第1ダクト66側に向かって略水平方向に突出する嵌合凸部(嵌合部)78とを含む。
この嵌合凸部78は、図4〜図6に示されるように、略中央に軸線方向に沿って形成される円筒部80と、該円筒部80を中心として半径外方向に向かって突出した複数(例えば、4枚)の羽根部82とからなり、該羽根部82は、円筒部80の軸線方向に沿ったその先端に向かって徐々に幅狭状となるようにテーパ状に形成されている。
換言すれば、羽根部82は、図6に示されるように、円筒部80を中心として互いに約90°毎離間するように略十字状に4枚設けられると共に、前記アーム部76から離間するに伴って前記円筒部80の中心に向かって徐々に幅狭状となる。この羽根部82は、例えば、円筒部80の軸線L1に対する傾斜角度θ1が約3°で設定されている(図5参照)。なお、傾斜角度θ1は、特にこの角度に特に限定されるものではない。
連結ユニット58は、図1及び図2に示されるように、樹脂製材料から中空状に形成された第2ケーシング84からなり、該第2ケーシング84には、送風機ユニット56の第1ダクト66と接続される第2ダクト(開口部)86と、前記第2ダクト86の側部に設けられ、連結ユニット58の第1連結部72と連結される第2連結部74とを備える。なお、前記連結ユニット58は、図示しない第3ダクトを通じて温度調整ユニットに接続され、送風機ユニット56から導入された空気を前記温度調整ユニットへと流通させている。
第2ダクト86は、送風機ユニット56側に向かって断面略長方形状に開口すると共に、その開口形状が第1ダクト66の開口形状と略同一に形成される。この第2ダクト86の開口部には、断面略L字状の第2突出部88が送風機ユニット56側に向かって所定長だけ突出している。第2突出部88は、第2ダクト86における4辺中の2辺となる該第2ダクト86の上部側及び側部側に形成され、前記第2ダクト86の内壁面と略同一平面となるように形成される。
すなわち、第2突出部88は、送風機ユニット56と連結ユニット58とが連結された際に、第1突出部68と重複することがない位置に形成され、第1突出部68と第2突出部88とが係合されることにより、該第1突出部68及び第2突出部88によって第1ダクト66と第2ダクト86とが接続される。この際、第1突出部68の内周面に装着されたシール部材70bが、第2ダクト86の外周面との間に挟持されると共に、第1ダクト66の外周面に装着されたシール部材70aが、第2突出部88の内周面との間に挟持される。
また、第2ケーシング84の外側面には、第2ダクト86の近傍となる位置に第2連結部74が設けられる。この第2連結部74は、送風機ユニット56の第1連結部72と連結されるユニット連結構造50の一部として機能する。第2連結部74は、前記外側面より送風機ユニット56側に突出するように断面略矩形状に設けられ、その内部には略水平方向に窪んだ嵌合穴90を備えている。前記嵌合穴90は、第2ダクト86側とは反対方向に開口し、第1連結部72の嵌合凸部78の形状に対応して断面略十字状で有底状に形成されている。この第2連結部74は、略中央部に形成される孔部92と、該孔部92を中心として半径外方向に突出するように窪んだ複数の溝部94とからなる(図4、図7参照)。すなわち、第1及び第2連結部72、74が連結されて嵌合穴90に嵌合凸部78が挿入された際、該嵌合凸部78の円筒部80が孔部92に挿入されると共に、複数の羽根部82がそれぞれ溝部94に挿入される。
この孔部92の内周径は、円筒部80の外周径と略同等に設定されているため、該孔部92に円筒部80が挿入されることにより、前記孔部92の内周面と円筒部80の外周面とが面接触する。
溝部94の内壁面は、嵌合凸部78が挿入される開口部側から底部90a(図8参照)側に向かって徐々に先細状となるようにテーパ状に形成されている。換言すれば、孔部92に対する溝部94の半径外方向への突出量は、第1連結部72における円筒部80に対する羽根部82の半径外方向への突出量と略同等に設定される。すなわち、溝部94の形状は、テーパ状に形成された羽根部82の形状に対応して形成されている。
この溝部94の内壁面は、例えば、孔部92の軸線L2に対する傾斜角度θ2が約3°に設定され、羽根部82の傾斜角度θ1と略同等に設定される(θ2≒θ1)。なお、この傾斜角度θ2は、特にこの角度に限定されるものではなく、前記傾斜角度θ2と羽根部82の傾斜角度θ1とが略同等に設定されれば、その大きさには限定されるものではない。
さらに、嵌合穴90の軸線方向に沿った長さは、該嵌合穴90に挿入される嵌合凸部78の軸線方向に沿った長さより若干長く形成するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るユニット連結構造50が適用された車両用空気調和装置52は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に前記ユニット連結構造50を介して送風機ユニット56と連結ユニット58とを連結する場合について説明する。
先ず、送風機ユニット56の第1ダクト66と、連結ユニット58の第2ダクト86とが向かい合うように前記送風機ユニット56と連結ユニット58とを所定間隔離間させて配置し、前記送風機ユニット56を略水平状態に保持すると共に、第2連結部74における嵌合穴90の軸線L2が所定角度傾斜するように連結ユニット58を傾斜させる(図9参照)。そして、連結ユニット58の第2連結部74を、送風機ユニット56の第1連結部72に向かって斜め下方に接近させ、前記第2連結部74が略水平となるように連結ユニット58を回転させながら該第1連結部72の嵌合凸部78に対して挿通させる。これにより、嵌合凸部78の羽根部82が、その先端から前記嵌合穴90の溝部94にそれぞれ挿入されると共に、円筒部80が孔部92に挿入される。
その際、前記羽根部82は、アーム部76から離間した先端側に向かって徐々に幅狭状となるように形成され、該羽根部82が挿入される溝部94も嵌合穴90の底部90a側に向かって先細状に形成されているため、該嵌合凸部78が溝部94に沿って徐々に孔部92の軸心に向かうように変位する。なお、嵌合穴90は、嵌合凸部78が挿入される開口部側がより大きく開口した形状に形成されているため、前記嵌合凸部78の挿入が容易である。
そして、嵌合凸部78を有する第1連結部72を介して送風機ユニット56が、所定角度で斜め方向から第2連結部74を有する連結ユニット58側へと接近し、該送風機ユニット56の第1ダクト66と連結ユニット58の第2ダクト86とが互いの第1及び第2突出部68、88を介して係合される。また、嵌合凸部78と嵌合穴90とは略同一形状に形成されているため、嵌合凸部78における円筒部80の外周面と嵌合穴90における孔部92の内周面とが面接触すると共に、羽根部82の側面と溝部94の内壁面とが面接触している。
この第1ダクト66の外周面に装着されたシール部材70aには、連結ユニット58の変位作用下に第2ダクト86の第2突出部88が斜め方向から接近して当接すると共に、該第1ダクト66の第1突出部68に装着されたシール部材70bには、第2ダクト86の外周面が斜め方向から接近して当接し、前記シール部材70a、70bが、第1ダクト66と第2ダクト86との間で挟持される。なお、このシール部材70a、70bは、弾性材料から形成されているため、前記第1及び第2ダクト66、86の間で圧接された状態で保持される。すなわち、シール部材70a、70bが、第1ダクト66と第2ダクト86との間に保持されることにより、該第1及び第2ダクト66、86内の気密性が保持される。
換言すれば、このシール部材70a、70bには、該シール部材70a、70bの装着面70cに対して第2ダクト86が所定角度方向から当接することになるため、前記シール部材70a、70bが前記装着面70cと略平行方向に押圧されることがない。そのため、シール部材70a、70bに対して装着面70cから剥離させる方向に押圧力が付与されることがなく、且つ、前記シール部材70a、70bに対する第2ダクト86からの負荷も軽減される。
一方、第1及び第2連結部72、74を介して連結された送風機ユニット56と連結ユニット58とを脱着させる場合には、前記とは反対に、前記送風機ユニット56及び連結ユニット58を互いに離間させる方向に移動させることにより、第1連結部72の嵌合凸部78が第2連結部74の嵌合穴90より離脱し、該送風機ユニット56と連結ユニット58とが脱着される。この際、前記嵌合穴90は、その開口部に向かって徐々に拡幅するようにテーパ状に形成されているため、前記嵌合穴90に挿入されている嵌合凸部78の離脱が容易であり、前記第1及び第2連結部72、74の脱着性が良好となる。
以上のように、第1の実施の形態では、送風機ユニット56における第1ダクト66の近傍に円筒部80と、該円筒部80を中心とした複数の羽根部82とを有する第1連結部72を備え、該送風機ユニット56に連結される連結ユニット58の第2ダクト86近傍に第2連結部74を備えている。そして、第1連結部72の羽根部82を、その先端に向かって徐々に幅狭状となるテーパ状に形成すると共に、該羽根部82が挿入される嵌合穴90の溝部94も同様に底部90aに向かって徐々に先細状となるように形成することにより、前記嵌合穴90に対して嵌合凸部78を挿入する際に、先細状の嵌合凸部78と嵌合穴90との間に間隙が生じるため、前記嵌合凸部78を嵌合穴90に対して余裕を持って挿入して嵌合させることができる。そのため、ユニット連結構造50では、締付具等を介してユニット同士を連結する従来の連結構造と比較し、送風機ユニット56と連結ユニット58との組み付け作業性を向上させることができる。
また、反対に、送風機ユニット56と連結ユニット58とを脱着させる場合には、第1連結部72の嵌合凸部78を第2連結部74から離間させる方向に変位させることにより、該嵌合凸部78と嵌合穴90との間に生じる間隙が徐々に大きくなるため、前記第1連結部72と第2連結部74とを簡便に離脱させることができる。
このように、締付具等を用いることなく第1及び第2連結部72、74を介して送風機ユニット56と連結ユニット58との連結・脱着を簡便に行うことができる。
さらに、嵌合凸部78の羽根部82を嵌合穴90の溝部94に沿って変位させることにより、前記嵌合凸部78と嵌合穴90との間に生じる間隙が徐々に減少し、最終的に嵌合状態とすることができるため、第1及び第2連結部72、74を介して送風機ユニット56と連結ユニット58との間でがたつきが発生することがなく相対的な位置決めを簡便且つ確実に行うことができる。その結果、前記送風機ユニット56と連結ユニット58とを確実且つ強固に連結させることができる。
さらにまた、第1及び第2連結部72、74を介して送風機ユニット56と連結ユニット58とを連結する際、シール部材70a、70bが装着された送風機ユニット56の第1ダクト66に対して斜め方向から連結ユニット58の第2ダクト86を当接させ、該第1ダクト66と第2ダクト86との間で該シール部材70a、70bを挟持することができる。そのため、シール材が装着された一方のユニットの端部に対して他方のユニットを略水平に変位させ、ユニット同士を連結させていた従来の連結構造と比較し、第2ダクト86からシール部材70a、70bに対して該シール部材70a、70bの装着面70cと略平行方向に押圧力が付与されることがないため、前記シール部材70a、70bの第1ダクト66からの剥離が防止されると共に、該シール部材70a、70bに対する負荷が軽減されることからその耐久性を向上させることができる。
またさらに、第1連結部72の嵌合凸部78は、その略中央に形成される円筒部80と、該円筒部80を中心として半径外方向に突出した複数の羽根部82とを組み合わせた構成とすることにより、単に、前記円筒部80又は羽根部82のいずれか一方のみから嵌合凸部を構成した場合と比較し、前記嵌合凸部78と嵌合穴90の間での接触面積を増大させることができるため、前記第1及び第2連結部72、74の嵌合による保持力を増大させて一層強固に連結させることが可能となる。
また、第1連結部72における羽根部82の傾斜角度θ1、第2連結部74の嵌合穴90における溝部94の傾斜角度θ2を共に大きく設定することにより、前記第1及び第2連結部72、74を介して第1ダクト66と第2ダクト86とを連結する際に、該第1ダクト66のシール部材70a、70bに対して第2ダクト86をさらに所定角度傾斜した斜め方向から当接させることができる。すなわち、第2ダクト86が、前記シール部材70a、70bに対して略水平方向から接触することを一層確実に阻止することができる。
そのため、この羽根部82の傾斜角度θ1、溝部94の傾斜角度θ2を大きく設定することにより、さらにシール部材70a、70bの剥離を阻止し、且つ、該シール部材70a、70bの耐久性を向上させることが可能である。
次に、第2の実施の形態に係るユニット連結構造100を図11〜図16に示す。なお、上述した第1の実施の形態に係るユニット連結構造50と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第2の実施の形態に係るユニット連結構造100では、図11〜図13に示されるように、第1連結部102の嵌合凸部104に複数(例えば、4枚)の第1〜第4羽根部106a〜106dが設けられ、該第3及び第4羽根部106c、106dの先端からアーム部76に向かって徐々に傾斜した一組の鍔部108a、108bがそれぞれ形成されると共に、該嵌合凸部104が挿入される第2連結部110の嵌合穴112に、該鍔部108a、108bに対応した傾斜溝114a、114bがそれぞれ形成されている点で、第1の実施の形態に係るユニット連結構造50と相違している。
この第1羽根部106aは、円筒部80を中心として鉛直上方に向かって突出し、第2羽根部106bが鉛直下方に突出し、第3及び第4羽根部106c、106dが前記円筒部80を中心として略水平方向にそれぞれ突出している。
第1羽根部106aは、第1の実施の形態に係るユニット連結構造50と同様に、アーム部76側から先端側に向かって徐々に幅狭となるようにテーパ状に形成されている。
また、第2羽根部106bは、その先端からアーム部76側に向かって傾斜して形成され、図14に示されるように、前記傾斜角度θ3が第1羽根部106aの傾斜角度θ1(図5参照)より大きく設定されている(θ3>θ1)。換言すれば、第2羽根部106bは、下方に向かって徐々に拡幅するように形成されている。
さらに、第3及び第4羽根部106c、106dは、前記第1羽根部106aと同様にアーム部76側から先端側に向かって徐々に幅狭状となるように形成されると共に、図11及び図12に示されるように、該第3及び第4羽根部106c、106dの軸線方向に沿った外縁部には、鉛直下方向に向かって延在する鍔部108a、108bがそれぞれ形成されている。
この鍔部108a、108bは、第3及び第4羽根部106c、106dの先端部からアーム部76側に向かって傾斜して形成され、図14に示されるように、前記鍔部108a、108bの傾斜角度θ4は、例えば、円筒部80の軸線L1に対して約26°に設定される。すなわち、この傾斜角度θ4は、第2羽根部106bの傾斜角度θ3と略同等若しくは小さく設定される(θ4≦θ3)。
一方、第2連結部110の嵌合穴112は、図13に示されるように、第1連結部102の第1羽根部106aが挿入される第1溝部113aと、第2羽根部106bが挿入される第2溝部113bと、第3及び第4溝部113c、113dが形成されている。
この第1溝部113aは、第1羽根部106aに対応した傾斜角度θ1で傾斜すると共に、第2溝部113bは、第2羽根部106bに対応した傾斜角度θ3で傾斜している。
また、第3及び第4溝部113c、113dは、第3及び第4羽根部106c、106dに対応した傾斜角度で傾斜して形成され、その外縁部から鉛直下方に向かって傾斜溝114a、114bがそれぞれ形成されている。
このように構成することにより、第2の実施の形態に係るユニット連結構造100では、第1連結部102における嵌合凸部104に、鉛直上方に突出した第1羽根部106aよりその傾斜角度が大きく設定された第2羽根部106b及び鍔部108a、108bを鉛直下方向に延在するように設けている。そのため、第2羽根部106b及び鍔部108a、108bを第2連結部110の嵌合穴112に沿って挿入させることにより、第1連結部102を第2連結部110に対して斜め下方から挿入して連結することになるため、送風機ユニット56の第1ダクト66に対して連結ユニット58の第2ダクト86が斜め下方から当接するように係合される。その結果、第1ダクト66に装着されたシール部材70a、70bに対して第2ダクト86の端部を該シール部材70a、70bの装着面70cに対してより大きな傾斜角度で斜め方向から当接させることができる。
これにより、第1及び第2ダクト66、86を介して送風機ユニット56と連結ユニット58とを連結する際、シール部材70a、70bに対して第2ダクト86が略平行方向から接触することを確実に防止することができ、前記シール部材70a、70bの耐久性の向上、且つ、前記シール部材70a、70bの剥離防止を図ることが可能となる。
次に、第3の実施の形態に係るユニット連結構造150を図17〜図20に示す。なお、上述した第1及び第2の実施の形態に係るユニット連結構造50、100と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第3の実施の形態に係るユニット連結構造150では、図17及び図18に示されるように、第1連結部152の嵌合凸部154が、断面略長方形状に形成されアーム部76より突出した突出部156と、該突出部156の上面から鉛直上方向に向かって延在した羽根部158とを備え、図19に示されるように、該嵌合凸部154が挿入される第2連結部160の嵌合穴162に、前記羽根部158に対応した溝部164が形成されている点で、第1及び第2の実施の形態に係るユニット連結構造50、100と相違している。
突出部156は、羽根部158が設けられる上面156a、該上面156aと略直交する一組の側面156bが、アーム部76から離間する方向に向かって徐々に先細状となるテーパ状に形成され、前記突出部156の軸線に対する上面156a及び側面156bの傾斜角度は略同一に形成される。なお、突出部156に設けられる羽根部158の位置、数量は、この場合に限定されるものではなく、例えば、複数の羽根部を突出部に対して略水平方向に設けるようにしてもよい。
また、突出部156の下面156cは、前記上面156a及び側面156bと同様に、アーム部76から離間する方向に向かって徐々に先細状となるテーパ状に形成され(図20参照)、その傾斜角度は、前記上面156a及び側面156bより大きく設定される。
嵌合穴162は、嵌合凸部154に対応して内壁面が開口部側から徐々に先細状に形成され、その傾斜角度は、突出部156における上面156a、側面156b及び下面156cの軸線に対する傾斜角度と略同一に形成される。すなわち、嵌合穴162では、突出部156の下面156cに対応する内壁面が、前記上面156a及び側面156bに対応する内壁面より傾斜角度が大きく形成される。
このように構成することにより、第3の実施の形態に係るユニット連結構造150では、第1連結部152の嵌合凸部154を、第2連結部160の嵌合穴162に嵌合させた際、前記嵌合凸部154の上面156a、側面156b及び下面156cが嵌合穴162の内壁面に対してそれぞれ当接すると共に、羽根部158が溝部164内に当接することにより嵌合される。
この際、嵌合凸部154における下面156cの傾斜角度を、該嵌合凸部154の上面156a及び側面156bより傾斜角度を大きく形成しているため、前記嵌合凸部154を嵌合穴162に沿って挿入させることにより、第1連結部152が第2連結部160に対して斜め下方から挿入されることとなる。そのため、送風機ユニット56の第1ダクト66に対して連結ユニット58の第2ダクト86を斜め下方から当接するように係合させることができ、送風機ユニット56と連結ユニット58とを連結する際、シール部材70a、70bに対して第2ダクト86が略平行方向から接触することを確実に防止できる。
また、平面状に形成された上面156a、側面156b及び下面156cを有する突出部156を嵌合凸部154に設けると共に、該嵌合凸部154が嵌合される嵌合穴162の内壁面形状を前記突出部156の形状に対応させることにより、前記嵌合凸部154と嵌合穴162とを嵌合させた際の接触面積を増大させることができる。換言すれば、嵌合凸部154と嵌合穴162とを面接触させることができるため、第1及び第2連結部152、160をより一層確実に嵌合させることが可能となる。
さらに、上述した第1及び第2の実施の形態におけるユニット連結構造50、100と比較し、嵌合凸部154及び嵌合穴162の形状を簡素とすることができるため、例えば、第1及び第2連結部152、160を成形等によって製造する際の製造性を向上させることができる。
なお、上述した第1及び第2の実施の形態に係るユニット連結構造50、100では、嵌合凸部78、104及び嵌合穴90、112の形状が、断面略十字状に形成される場合について説明し、第3の実施の形態に係るユニット連結構造150では、嵌合凸部154及び嵌合穴162の形状が、断面略長方形状に形成される場合について説明したが、これに特に限定されるものではなく、該嵌合穴90、112、162に対して嵌合凸部78、104、154が挿入された際に、その接触面積が所定範囲内となる形状であればよい。換言すれば、この接触面積をより大きく設定することにより、第1連結部72、102、152及び第2連結部74、110、160を介して送風機ユニット56と連結ユニット58とをより強固に連結することが可能であるが、該送風機ユニット56と連結ユニット58とを脱着させることが困難となる。そのため、第1連結部72、102、152及び第2連結部74、110、160との連結を強固とすることが可能であると共に、該第1及び第2連結部72、74、102、110との脱着性が考慮された所望の接触面積が設定される。
また、前記ユニット連結構造50、100、150は、車両用空気調和装置52における連結ユニット58と温度調整ユニット(図示せず)との連結に用いるようにしてもよい。
本発明に係るユニット連結構造は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本発明の第1の実施の形態に係るユニット連結構造が適用された車両用空気調和装置の一部省略概略平面図である。 図1の送風機ユニット及び連結ユニットにおいて互いの第1ダクトと第2ダクトとを展開させた状態を示す一部省略分解斜視図である。 図1の送風機ユニットを第1ダクト側から見た単体側面図である。 図1のユニット連結構造における第1連結部と第2連結部とが離間した状態を示す拡大斜視図である。 図4の第1連結部における拡大側面図である。 図4の第1連結部を嵌合凸部側から見た拡大正面図である。 図4の第2連結部を嵌合穴の開口側から見た拡大正面図である。 図4のユニット連結構造において第1連結部と第2連結部とが連結された状態を示す拡大縦断面図である。 送風機ユニットにおける第1連結部と連結ユニットにおける第2連結部とが対向配置されたユニット連結構造が連結される前の状態を示す拡大側面図である。 図9のユニット連結構造において第1連結部の嵌合凸部が第2連結部の嵌合穴に挿入されて互いに連結された状態を示す拡大側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るユニット連結構造において第1連結部と第2連結部とが離間した状態を示す拡大斜視図である。 図11の第1連結部を嵌合凸部側から見た拡大正面図である。 図11の第2連結部を嵌合穴の開口側から見た拡大正面図である。 図11のユニット連結構造において第1連結部と第2連結部とが連結された状態を示す拡大縦断面図である。 送風機ユニットにおける第1連結部と連結ユニットにおける第2連結部とが対向配置されたユニット連結構造が連結される前の状態を示す拡大側面図である。 図15のユニット連結構造において第1連結部の嵌合凸部が第2連結部の嵌合穴に挿入されて互いに連結された状態を示す拡大側面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るユニット連結構造において第1連結部と第2連結部とが離間した状態を示す拡大斜視図である。 図17の第1連結部を嵌合凸部側から見た拡大正面図である。 図17の第2連結部を嵌合穴の開口側から見た拡大正面図である。 図17のユニット連結構造において第1連結部と第2連結部とが連結された状態を示す拡大縦断面図である。 従来技術に係る連結構造が適用された空調装置を示す分解斜視図である。 他の従来技術に係る連結構造が適用された空調装置を示す分解斜視図である。
符号の説明
50、100、150…ユニット連結構造 52…車両用空気調和装置
56…送風機ユニット 58…連結ユニット
66…第1ダクト 68…第1突出部
70a、70b…シール部材 72、102、152…第1連結部
74、110、160…第2連結部 78、104、154…嵌合凸部
80…円筒部 82、158…羽根部
86…第2ダクト 88…第2突出部
90、112、162…嵌合穴 92…孔部
94、164…溝部
106a〜106d…第1〜第4羽根部 108a、108b…鍔部
114a、114b…傾斜溝

Claims (3)

  1. 車両用空調装置を構成する複数のユニットにおいて、空気が導入・導出され、且つ、前記ユニット間の気密を保持するシール部材が装着された前記ユニットの開口部同士を連結するユニット連結構造であって、
    一方のユニットに設けられ、該一方のユニットと連結される他方のユニット側に突出し、且つ、該他方のユニット側に向かって徐々に先細状に形成された嵌合部を有する第1連結部と、
    前記他方のユニットに設けられ、前記嵌合部から離間する方向に向かって徐々に先細状に形成されて該嵌合部が嵌合される嵌合穴を有する第2連結部と、
    を備え、
    前記嵌合部には、前記嵌合穴側となる先端部から前記ユニットの開口部側に向かって所定角度傾斜した鍔部を備えると共に、前記嵌合部を前記嵌合穴に対して嵌合させることにより、前記第1連結部と第2連結部を介して一方及び他方のユニットが互いに前記開口部を介して連結されることを特徴とするユニット連結構造。
  2. 請求項1記載のユニット連結構造において、
    前記嵌合部は、略中央に形成され軸線方向に延在する円筒部と、前記円筒部の周面から半径外方向に突出した羽根部とを備えると共に、前記嵌合穴には、前記円筒部が嵌合される孔部と、前記羽根部が嵌合される溝部とを備えることを特徴とするユニット連結構造。
  3. 請求項1記載のユニット連結構造において、
    前記嵌合部は、軸線方向に突出した断面略矩形状の突出部と、前記突出部の側面から前記軸線と略直交方向に突出した羽根部とを備えると共に、前記嵌合穴には、前記突出部が嵌合される孔部と、前記羽根部が嵌合される溝部とを備えることを特徴とするユニット連結構造。
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