JP4462475B2

JP4462475B2 - Pouch nozzle

Info

Publication number: JP4462475B2
Application number: JP2003048406A
Authority: JP
Inventors: 博小林
Original assignee: Nippon Closures Co Ltd
Current assignee: Nippon Closures Co Ltd
Priority date: 2003-02-26
Filing date: 2003-02-26
Publication date: 2010-05-12
Anticipated expiration: 2023-02-26
Also published as: JP2004256140A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗剤、シャンプー、食用油、液状あるいはゼリー状飲料、調味料、経口あるいは経腸栄養剤、輸液などを収容する袋状容器の端部に取り付ける、通常スパウトと呼ばれるパウチ用ノズルに関するものであり、より詳しくは、内容物注出具の口部に、分離可能な脆弱部を介して栓部を接続し、口部から栓部を分離するための引張片を袋状容器の長径側に位置する前記口部に沿わせるように設けたパウチ用ノズルに関する。
【０００２】
【従来の技術】
スパウトと呼ばれる袋状容器の内容物注出具（以下、パウチ用ノズルということがある）を取り付けてなる袋状容器は、洗剤、シャンプー、食用油などの詰替容器として、あるいは液状、ゼリー状飲料及び調味料の容器として、さらには経口及び経腸栄養剤、輸液などの医療用容器として多用されている。詰替容器用としての内容物注出用の構成は、容器を構成するフィルム自体で細口のノズルを形成し、シールして、使用時にその細口ノズルを切断し、内容物を正式容器に補充するものである。このフィルム自体の細口ノズルでは使い勝手が悪いため、ノズル部分を型押しして若干膨らませたり、ノズル部分のフィルムを厚手にしたり、やや硬質のフィルムにしたりして、使い勝手を改善したものも見受けられるが、これでは内容物注出に際して使い勝手が悪く不十分である。
【０００３】
また、このフィルム自体の細口ノズルはリシールできないため、内容物が使い切れずに余った場合に他の容器に詰め替える必要があり、その対応が煩わしいという問題がある。
また、詰替容器としてのパウチ用ノズルに、射出成形による硬質ノズルに別ピースのキャップを螺着するものもあるが、詰替用のものとしては高価となりすぎるきらいがある。
【０００４】
また、飲料及び調味料の容器あるいは医療用容器として、ノズルの一部に分離可能な脆弱部を形成し、引張片により脆弱部を破断して開封するものがある。これは引張片により不用意に脆弱部を破断しないように、防護カバーによりノズル及び引張片を覆っている。特に、このタイプのものは、従来、ノズルの開口部が５ｍｍ以下のものが多く存在し、この場合引張片により脆弱部を破断することは比較的容易であったが、１０ｍｍ以上のものも作られるようになり、この場合には引張片を大きくしないと、脆弱部を破断することができなくなり、引張片を覆う防護カバーも大きくする必要がある。
【０００５】
【特許文献１】
特許第２９３０５８１号公報
また、ノズルの脆弱部を引張片により破断して開封した後、再び蓋をしてシールできるものとして、特許文献１が知られている。
この特許文献１に開示された技術は、図１０に示したように、収容物を取り出す口部ａと、この口部ａの内径に対して薄肉部ｂに接続し、口部ａに嵌合可能であり口部ａの内周に密着するシール用の凸部ｃ、ｃを形成した有底筒状の栓体部ｄと、この栓体部ｄに取り付けた引掛部ｅとを有し、栓体部ｄに薄肉となった口部ａとの接続部の上方に、周方向に亘り切欠部ｆを形成し且つその内部にリブを配し、引掛部ｅによる力を薄肉とした口部ａの一部に集中させ、口部ａから栓体部ｄを容易且つ確実に分離でき、分離後の栓体部ｄを口部ａに嵌合し直接再封止でき、液漏れ、液だれを確実に防止しようとするものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献１のパウチ用ノズルは、引掛部ｅによる力を集中させて口部ａから栓体部ｄを容易に分離でき、分離後の栓体部ｄを口部ａに嵌合して、液漏れ、液だれを防止することはできる。しかしながら、このパウチ用ノズルは、力を集中させて分離し易くしているものの、その構造が複雑であり、しかも依然として引掛部ｅが大きくなりがちであり、不用意に薄肉部ｂを破断して口部ａを分離してしまう虞も払拭することができないことから、その対策として防護カバーを被せる必要がある。したがって、構造が複雑な点及び防護カバーが必要となる点においてコストの上昇要因となるし、パウチ用ノズルの部分が大きく、防護カバーを被せばより大きくなって、内容物を収容した状態での袋状容器の輸送時や保管時に、余分にスペースを占めることになる。
【０００７】
そこで、本発明の目的は、内容物の取り出しが容易で、栓部を分離するための引張片を限りなく小型化でき、防護カバーがなくても栓部を不用意に分離することもなく、しかも開封後の口部をリシールできる安価なパウチ用ノズルを提供することにある。
【０００８】
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであって、下記の構成からなることを特徴とするものである。
すなわち、本発明によれば、袋状容器の端部に取り付けた内容物注出具の口部に、分離可能な脆弱部を介して栓部を接続し、該口部は円筒状ノズルと該円筒状ノズルの下端に設けた中空台座部からなり、該栓部は有底短円筒体と鍔部からなり、前記口部の円筒状ノズルが前記鍔部に脆弱部を介して接続され、該有底短円筒体の外径が前記円筒状ノズルの内径とほぼ同径であり、且つ前記栓部の外周に１以上の環状の封止用凸部を設けて、前記円筒状ノズルに分離後の前記栓部を逆さにして嵌合してリシール可能とし、前記鍔部の一部から延出した前記脆弱部破断用の引張片を、前記袋状容器の長径側に位置する前記円筒状ノズルに沿わせて設けたことを特徴とするパウチ用ノズルが提供される。
【０００９】
また、本発明によれば、前記口部に前記引張片を易分離可能な連結部によりつないで、前記引張片の振れを防止するパウチ用ノズルが提供される。
【００１２】
また、本発明によれば、前記引張片の基端側に折り目を付け、前記口部に分離後の前記栓部を嵌合した後、前記折り目により前記引張片を前記口部側に垂れるようにしたパウチ用ノズルが提供される。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図１は本発明の実施の形態を示すパウチ用ノズルを取り付けた袋状容器の正面図、図２はその側面図、図３はパウチ用ノズルの平面図、図４はその半裁断面図、図５はその底面図、図６は図４のVI-VI 線に沿う断面図、図７は図４の側面図である。
上記図において、パウチ用ノズル１は、袋状容器（パウチ）２の端部にヒートシール（溶着）によって取り付けられ、袋状容器２は、ヒートシール可能なプラスチックシート、通常ポリオレフィン系の２枚の胴体を構成するシートを重ね合わせ、図１の斜線部分を溶着して作られる。パウチがスタンディングパウチである時は、２枚の胴体を構成するシート間に底材を構成するシートを介在させて、側断面が略三角垂形状になるようにして立脚可能なスタンディングパウチとしてもよい。
【００１４】
胴体を構成するプラスチックシートは、少なくとも内層がヒートシール可能なプラスチックフィルムで構成されているものであれば、シート単体でも良いが、通常、ガスバリア層などのプラスチックフィルム層あるいは印刷層や着色層としてのプラスチックシートを積層したものが用いられる。
本発明のパウチ用ノズル１は、袋状容器２の端部に溶着により取り付けると共に袋状容器２の内容物を注出する口部３に、栓部４を分離可能な脆弱部５を介して接続し、この脆弱部５を破断して口部３から栓部４を分離する引張片６を、上記した栓部４に、袋状容器２の長径７側に位置する口部３に沿わせて設けたものである。
【００１５】
前記口部３は、円筒状ノズル１０の下端に袋状容器２の開口した端部に溶着するためのほぼ菱形をなした中空台座部１１を設けてなり、円筒状ノズル１０の外周に整列搬送用鍔部１２を設け、この整列搬送用鍔部１２と中空台座部１１との間にガイドレールを通すことで、パウチ用ノズル１の整列搬送に寄与している。中空台座部１１はその上面部が若干外方に張り出し周縁部１３を形成し、この周縁部１３は袋状容器２の端部にパウチ用ノズル１を挿入して溶着する際の上下方向の位置決めとして作用する。中空台座部１１の側壁に溶着用リブ１４を形成し、この溶着用リブ１４は袋状容器２の端部との溶着を容易且つ確実にする。
【００１６】
口部３の円筒状ノズル１０の上端には、上述のとおり、分離可能な脆弱部５を介して栓部４が接続され、この栓部４は有底短円筒体１５に鍔部１６を設けて構成される。この鍔部１６の一部から延出して引張片６を形成し、この引張片６は上記した袋状容器２の長径７側に位置する口部の円筒状ノズル１０に沿わせて設け、その先端部に膨出部１７を設けて、前記脆弱部５を破断する際のすべり止めとしている。この引張片６の幅寸法は、口部３の円筒状ノズル１０及び栓部４の最大径よりも小さく設定し、更に、この引張片６は、その先端部側が易分離可能な連結部１８により口部３の円筒状ノズル１０に接続されており、引張片６の振れを防止している。
【００１７】
したがって、この引張片６は、栓部４及び口部３よりも幅が小さく、これらに沿って設けてあり、更に引張片６の先端部側が易分離可能な連結部１８により口部３の円筒状ノズル１０に接続されているから、引張片６により不用意に脆弱部５を破断することはなく、この引張片６により、口部３の円筒状ノズル１０の上端から栓部４を分離するには、まず、手指にて引張片６の膨出部１７をつかみ、易分離可能な連結部１８を破断し、更に引張片６を上方に引き上げれば、脆弱部５の引張片６に一番近い部位に力が集中し、そこから徐々に脆弱部５を破断して行き、それほど力を入れなくても、口部３の円筒状ノズル１０から栓部４を分離することができる。このため、図１０に示す従来例のように、袋状容器２の端部に大きな引掛部ｅを設けたり、破断し易くするための複雑な構造を必要としないで、不用意に脆弱部５を破断することのない引張片６により、脆弱部５を容易に破断でき、スペースを占領することもない。
【００１８】
そして、この栓部４はその外径（Ｒ１）が口部３の円筒状ノズル１０の内径（Ｒ２）とほぼ同径であり（図７、８参照）、且つ栓部４の外周に１以上の環状の封止用凸部２０を設けて、口部３の円筒状ノズル１０に分離後の栓部４を逆さまに嵌合してリシールを可能とするものであり、上記した環状の封止用凸部２０によりシール性を向上させている。なお、口部３の円筒状ノズル１０に分離後の栓部４を逆さまにして嵌合すると、引張片６が栓部４から大きく張り出すことになり邪魔であることから、引張片６の基端側に近い部位に折り目２１を付け、この折り目２１により引張片６を図８中矢線の方向に折り曲げて、口部３の円筒状ノズル１０側に垂れるようにすることができる。
【００１９】
このような形状のパウチ用ノズル１は、金型上におけるキャビテイ側を、図７に示す状態でその中心線Ｌを境とした割型構造となるが、これを利用すれば、脆弱部５、袋状容器２の長径７側に位置する口部３の円筒状ノズル１０に沿わせた引張片６、すべる止めの膨出部１７及び連結部１８などは容易に一体に成形することができて、安価となる。
【００２０】
次に、上記構成になるパウチ用ノズル１の利用方法について説明する。
まず、胴体を構成する２枚のプラスチックシートを重ね合わせ溶着して作られた袋状容器２の開口端部にパウチ用ノズル１を溶着するが、これはパウチ用ノズル１の整列搬送用鍔部１２と中空台座部１１上との間にガイドレールを通し、整列搬送したパウチ用ノズル１を袋状容器２の開口端部に挿入し、周縁部１３により上下方向の位置決めをして、溶着機により溶着用リブ１４を活用して袋状容器２の端部にパウチ用ノズル１を容易且つ確実に溶着する。次に、袋状容器２の開けてある底部から内容物を充填しその底部をシールして、必要に応じて包装して最終製品とする。この際、先にパウチ用ノズル１を挿入する開口端部から内容物を充填し、そのあと開口端部にパウチ用ノズル１を溶着してもよい。この場合、当然に袋状容器２の底部は閉じられている。
【００２１】
容器の開蓋に際しては、パウチ用ノズル１部分を裸出し、引張片６の膨出部１７を手指にてつかみ、まず易分離可能な連結部１８を破断し、更に引張片６を上方に引き上げて、脆弱部５の引張片６に一番近い部位に応力を集中させ、そこから徐々に脆弱部５を破断して行き、口部３の円筒状ノズル１０から栓部４を分離する。
栓部４を分離後、口部３から袋状容器２の内容物を他の容器などに移す。容器内容物が一度には使い切れず、一次的にあるいは短期間ではあるが袋状容器２に内容物を留めおきたい場合が生じた時、栓部４を逆さにして口部３の円筒状ノズル１０に嵌合すれば、環状の封止用凸部２０によりシール性を上げ、袋状容器２に内容物を容易に留めおくことができる。そして、再び、袋状容器２の内容物が必要となれば、口部３の円筒状ノズル１０から栓部４を嵌脱して内容物を取り出せばよい。
【００２２】
図９は本発明の実施の形態を示すパウチ用ノズル１を他の形状、すなわち傾斜した端部を有する袋状容器２ａに装着した構成を示すものであり、このパウチ用ノズル１は袋状容器２に適用したものと同じであるから、その説明は省略する。
なお、図１から図９に示すパウチ用ノズル１は、その口部３の簡易的なリシールを示したが、そのシール性を高めるには口部３の開口端部の内周に内ネジを刻設し、栓部４の外周に上記の内ネジに沿う外ネジを刻設して、螺着すれば実現でき、また、リシールの必要性が無ければ、栓部４の有底短円筒体１５の代わりに板状にして、その板に引張片を延出して口部３に沿わせるようにしてもよい。
【００２３】
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更は適宜なし得るものと理解されるべきである。
【００２４】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、前記栓部に引張片を袋状容器の長径側に位置する口部に沿わせて設けたことにより、引張片が嵩張らず不用意に外力がかかることも無く、引張片により応力が集中して脆弱部の破断もスムーズにできる。したがって、内容物の取り出しが容易で、引張片を限りなく小型化でき、防護カバーが無くても栓部を不用意に分離することもなく、しかも安価にすることができる効果がある。
さらに、口部に引張片を連結部により接続した場合には引張片の振れが無く、脆弱部あるいは連結部を破断する際、膨出部により滑らないという効果を享受できる。また、口部から栓部を分離したあと、必要に応じて口部に栓部を嵌合してリシールすることができるし、口部に分離後の栓部を嵌合した後、引張片を折り目により口部側に折り曲げることによって、リシール後の栓部をコンパクトに折りたため、袋状容器の扱いが良好となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示すパウチ用ノズルを取り付けた袋状容器の正面図である。
【図２】図１の側面図である。
【図３】本発明のパウチ用ノズルの平面図である。
【図４】図３の半裁断面図である。
【図５】同上の底面図である。
【図６】図４のVI-VI 線に沿う断面図である。
【図７】同上の側面図である。
【図８】本発明のパウチ用ノズルの使用状態の一例を示す断面図である。
【図９】本発明のパウチ用ノズルを取り付けた他の形状の袋状容器の正面図である。
【図１０】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
１パウチ用ノズル
２，２ａ袋状容器（パウチ）
３，ａ口部
４栓部
５脆弱部
６引張片
７袋状容器の長径
１０円筒状ノズル
１１中空台座部
１２整列搬送用鍔部
１３周縁部
１４溶着用リブ
１５有底短円筒体
１６鍔部
１７膨出部
１８連結部
２０封止用凸部
２１折り目
ｂ薄肉部
ｃシール用の凸部
ｄ栓体部
ｅ引掛部
ｆ切欠部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a nozzle for a pouch, usually called a spout, which is attached to the end of a bag-like container containing detergent, shampoo, edible oil, liquid or jelly-like beverage, seasoning, oral or enteral nutrient, infusion, etc. More specifically, a plug portion is connected to the mouth portion of the contents pouring tool via a separable fragile portion, and a tensile piece for separating the plug portion from the mouth portion is disposed on the longer diameter side of the bag-like container. The present invention relates to a pouch nozzle provided so as to be along the mouth portion.
[0002]
[Prior art]
A pouch-shaped container with a pouch-shaped contents extraction tool (hereinafter sometimes referred to as a pouch nozzle) attached as a spout can be used as a refill container for detergent, shampoo, edible oil, etc., or as a liquid or jelly-like beverage In addition, it is frequently used as a container for seasonings and further as a container for medical use such as oral and enteral nutrients and infusions. The structure for dispensing contents for a refill container is formed by forming a narrow nozzle with the film itself constituting the container, sealing it, cutting the narrow nozzle at the time of use, and refilling the official container with the contents. Is. Since the narrow nozzle of this film itself is not easy to use, some of the improved usability can be seen by embossing the nozzle part to make it slightly swell, making the film of the nozzle part thick, or making it a slightly hard film. , This is not convenient and sufficient for content extraction.
[0003]
Moreover, since the narrow-mouth nozzle of the film itself cannot be resealed, it is necessary to refill the container when the remaining contents are not used up.
In addition, some pouch nozzles as refill containers are screwed with a separate piece cap on a hard nozzle by injection molding, but they may be too expensive for refills.
[0004]
Further, as a beverage and seasoning container or a medical container, there is a container in which a fragile portion that can be separated is formed in a part of a nozzle, and the fragile portion is broken and opened by a tensile piece. This prevents the fragile part from being inadvertently broken by the tension piece, and covers the nozzle and the tension piece by the protective cover. In particular, there are many nozzles with an opening of 5 mm or less in this type, and in this case, it was relatively easy to break the fragile part with a tensile piece. In this case, if the tension piece is not enlarged, the fragile portion cannot be broken, and the protective cover for covering the tension piece needs to be enlarged.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2930581 is also known as one in which a fragile portion of a nozzle is broken and opened with a tensile piece, and then sealed with a lid again.
As shown in FIG. 10, the technique disclosed in Patent Document 1 is connected to the mouth portion a for taking out the contents and the thin portion b with respect to the inner diameter of the mouth portion a, and is fitted to the mouth portion a. It has a bottomed cylindrical plug body portion d that is formed and has a sealing convex portion c, c that is in close contact with the inner periphery of the mouth portion a, and a hook portion e attached to the plug body portion d. A mouth part in which a notch part f is formed in the circumferential direction above the connection part between the stopper part d and the mouth part a which is thin, and a rib is arranged inside the mouth part to reduce the force by the hook part e. The plug body d can be easily and reliably separated from the mouth a, and can be re-sealed by fitting the plug body d after the separation into the mouth a. This is to surely prevent this.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The nozzle for the pouch of Patent Document 1 can easily separate the plug part d from the mouth part a by concentrating the force by the hook part e, and fit the plug part d after the separation to the mouth part a to Leakage and dripping can be prevented. However, although this pouch nozzle is easy to separate by concentrating force, its structure is complicated, and the hook portion e tends to be large, and the thin portion b is inadvertently broken. Since the possibility of separating the mouth part a cannot be wiped out, it is necessary to cover the protective cover as a countermeasure. Therefore, it becomes a cost increase factor in terms of the complicated structure and the need for a protective cover, and the part of the pouch nozzle is large, and if the protective cover is covered, it becomes larger and the contents are accommodated. Extra space will be occupied when the bag-like container is transported or stored.
[0007]
Therefore, the purpose of the present invention is to easily take out the contents, the tension piece for separating the plug part can be miniaturized as much as possible, and without the protective cover, the plug part is not carelessly separated, And it is providing the cheap nozzle for pouches which can reseal the mouth part after opening.
[0008]
The present invention has been proposed in order to achieve the above object, and is characterized by having the following configuration.
That is, according to the present invention, the plug portion is connected to the mouth portion of the content pouring tool attached to the end portion of the bag-like container through the fragile portion that can be separated, and the mouth portion is connected to the cylindrical nozzle and the cylinder. A hollow pedestal provided at the lower end of the cylindrical nozzle, and the stopper is composed of a bottomed short cylindrical body and a flange, and the cylindrical nozzle of the mouth is connected to the flange through a fragile portion, The outer diameter of the bottom short cylindrical body is substantially the same as the inner diameter of the cylindrical nozzle , and one or more annular sealing projections are provided on the outer periphery of the stopper, and the cylindrical nozzle is separated into the cylindrical nozzle after separation. The stopper portion is fitted upside down so that it can be resealed, and the pulling piece for breaking the fragile portion extending from a part of the flange portion is attached to the cylindrical nozzle located on the long diameter side of the bag-like container. A pouch nozzle characterized by being provided along the side is provided.
[0009]
Moreover, according to this invention, the nozzle for pouches which connects the said tension | pulling piece to the said opening | mouth part by the connection part which can be separated easily and prevents the said deflection | deviation of a tension | pulling piece is provided.
[0012]
Further, according to the present invention, a crease is formed on the base end side of the tension piece, and the plug part after separation is fitted to the mouth part, and then the tension piece is hung to the mouth part side by the crease. A pouch nozzle is provided.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a front view of a bag-like container with a pouch nozzle attached, showing a side view, FIG. 3 is a plan view of the pouch nozzle, and FIG. 5 is a bottom view thereof, FIG. 6 is a sectional view taken along line VI-VI in FIG. 4, and FIG. 7 is a side view of FIG.
In the figure, the pouch nozzle 1 is attached to the end of a bag-like container (pouch) 2 by heat sealing (welding), and the bag-like container 2 is a heat-sealable plastic sheet, usually two polyolefin-based sheets. It is made by stacking the sheets constituting the body and welding the hatched portions in FIG. When the pouch is a standing pouch, a standing pouch that can be made to stand by placing a sheet constituting the bottom material between the sheets constituting the two trunks so that the side cross-section has a substantially triangular shape. .
[0014]
The plastic sheet constituting the fuselage may be a single sheet as long as at least the inner layer is formed of a heat-sealable plastic film, but is usually a plastic film layer such as a gas barrier layer or a printed or colored layer. A laminate of plastic sheets is used.
The pouch nozzle 1 of the present invention is attached to the end portion of the bag-like container 2 by welding, and at the mouth portion 3 for pouring out the contents of the bag-like container 2 via the weakened portion 5 that can separate the stopper portion 4. The pulling piece 6 that connects and breaks the fragile portion 5 to separate the plug portion 4 from the mouth portion 3 is placed along the mouth portion 3 located on the major diameter 7 side of the bag-like container 2 with the plug portion 4 described above. Is provided.
[0015]
The mouth 3 is provided with a hollow base 11 having a substantially rhombus shape for welding to the open end of the bag-like container 2 at the lower end of the cylindrical nozzle 10, and is aligned and conveyed on the outer periphery of the cylindrical nozzle 10. By providing the flange portion 12 and passing the guide rail between the alignment conveyance flange portion 12 and the hollow pedestal portion 11, it contributes to the alignment conveyance of the pouch nozzle 1. The upper surface of the hollow pedestal 11 protrudes slightly outward to form a peripheral edge 13, and this peripheral edge 13 is positioned in the vertical direction when the pouch nozzle 1 is inserted and welded to the end of the bag-like container 2. Acts as A welding rib 14 is formed on the side wall of the hollow pedestal portion 11, and the welding rib 14 facilitates and reliably welds the end of the bag-like container 2.
[0016]
As described above, the plug portion 4 is connected to the upper end of the cylindrical nozzle 10 of the mouth portion 3 via the fragile portion 5 that can be separated, and this plug portion 4 is provided with a flange 16 on a bottomed short cylindrical body 15. Configured. A tension piece 6 is formed by extending from a part of the flange 16, and the tension piece 6 is provided along the cylindrical nozzle 10 of the mouth located on the major axis 7 side of the bag-like container 2, The bulging part 17 is provided in the front-end | tip part, and is used as the slip prevention at the time of fracture | rupturing the said weak part 5. FIG. The width of the tension piece 6 is set to be smaller than the maximum diameter of the cylindrical nozzle 10 and the plug part 4 of the mouth 3 , and the tension piece 6 is further connected by a connecting part 18 whose tip side can be easily separated. It is connected to the cylindrical nozzle 10 of the mouth 3 and prevents the tension piece 6 from shaking.
[0017]
Accordingly, the tension piece 6 has a width smaller than that of the plug portion 4 and the mouth portion 3 and is provided along these. Further, the pulling piece 6 has a cylindrical portion of the mouth portion 3 by a connecting portion 18 that can be easily separated on the tip end side. The fragile portion 5 is not inadvertently broken by the tension piece 6, and the plug portion 4 is separated from the upper end of the cylindrical nozzle 10 of the mouth portion 3 by the tension piece 6. First, the bulging portion 17 of the tension piece 6 is grasped with a finger, the easily separable connecting portion 18 is broken, and the tension piece 6 is further lifted upward. The force concentrates on the nearest part, and the fragile part 5 is gradually broken from there, and the plug part 4 can be separated from the cylindrical nozzle 10 of the mouth part 3 without applying much force. Therefore, unlike the conventional example shown in FIG. 10, the brittle portion 5 is inadvertently provided without providing a large hook portion e at the end of the bag-like container 2 or requiring a complicated structure for facilitating breakage. The fragile portion 5 can be easily broken by the tension piece 6 that does not break the wire, and the space is not occupied.
[0018]
The plug portion 4 has an outer diameter (R1) that is substantially the same as the inner diameter (R2) of the cylindrical nozzle 10 of the mouth portion 3 (see FIGS. 7 and 8), and one or more on the outer periphery of the plug portion 4 sealing of the annular sealing ridge 20 is provided, which allows the resealing and upside down fitting plug portion 4 after separation in the cylindrical nozzle 10 of the mouth portion 3, an annular above The projecting portion 20 improves the sealing performance. In addition, if the plug part 4 after separation is fitted upside down to the cylindrical nozzle 10 of the mouth part 3, the tensile piece 6 protrudes greatly from the plug part 4, which is obstructive. A crease 21 is attached to a portion close to the end side, and the tension piece 6 can be bent by the crease 21 in the direction of the arrow in FIG. 8 so as to hang down to the cylindrical nozzle 10 side of the mouth 3.
[0019]
The pouch nozzle 1 having such a shape has a split structure with the center line L as the boundary in the state shown in FIG. 7 on the cavity side on the mold. The tension piece 6 along the cylindrical nozzle 10 of the mouth portion 3 located on the long diameter 7 side of the bag-like container 2, the bulging portion 17 of the slip stopper, the connecting portion 18 and the like can be easily formed integrally. It will be cheaper.
[0020]
Next, a method of using the pouch nozzle 1 configured as described above will be described.
First, the pouch nozzle 1 is welded to the opening end of a bag-like container 2 made by laminating and welding two plastic sheets constituting the body. 12 is inserted between the pouch nozzle 1 and the pouch nozzle 1 that are aligned and conveyed into the opening end of the bag-like container 2 and positioned in the vertical direction by the peripheral portion 13. Thus, the pouch nozzle 1 is easily and reliably welded to the end of the bag-like container 2 by utilizing the welding rib 14. Next, the contents are filled from the opened bottom of the bag-like container 2, the bottom is sealed, and packaged as necessary to obtain a final product. At this time, the contents may be filled from the opening end where the pouch nozzle 1 is first inserted, and then the pouch nozzle 1 may be welded to the opening end. In this case, the bottom of the bag-like container 2 is naturally closed.
[0021]
When opening the container, the pouch nozzle 1 is bare, the bulging portion 17 of the tension piece 6 is grasped with fingers, the easily separable connecting portion 18 is broken, and the tension piece 6 is further pulled upward. Then, the stress is concentrated on the portion of the fragile portion 5 closest to the tensile piece 6, and the fragile portion 5 is gradually broken from there and the plug portion 4 is separated from the cylindrical nozzle 10 of the mouth portion 3.
After separating the stopper part 4, the contents of the bag-like container 2 are transferred from the mouth part 3 to another container or the like. When the contents of the container cannot be used at one time, and there is a case where it is desired to keep the contents in the bag-like container 2 temporarily or for a short period of time, the stopper 4 is inverted and the cylindrical nozzle of the mouth 3 10 , the sealing performance can be increased by the annular sealing convex portion 20, and the contents can be easily retained in the bag-like container 2. Then, if the contents of the bag-like container 2 are required again , the contents may be taken out by fitting and removing the stopper portion 4 from the cylindrical nozzle 10 of the mouth portion 3.
[0022]
FIG. 9 shows a configuration in which the pouch nozzle 1 according to the embodiment of the present invention is mounted in a bag-like container 2a having another shape, that is, an inclined end, and the pouch nozzle 1 is a bag-like container. The description is omitted because it is the same as that applied to FIG.
In addition, although the pouch nozzle 1 shown in FIGS. 1 to 9 showed a simple reseal of the mouth portion 3, an internal screw is provided on the inner periphery of the opening end portion of the mouth portion 3 to improve the sealing performance. It can be realized by engraving and engraving the outer screw along the inner screw on the outer periphery of the plug part 4 and screwing it, and if there is no need for resealing, the bottomed short cylindrical body of the plug part 4 Instead of 15, a plate shape may be used, and a tensile piece may be extended on the plate so as to be along the mouth portion 3.
[0023]
Although the embodiment of the present invention has been described above, it should be understood that the specific configuration is not limited to this, and design changes can be made as appropriate without departing from the scope of the present invention.
[0024]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, the tension piece is provided along the mouth located on the longer diameter side of the bag-like container in the stopper portion, so that the tension piece is not bulky and an external force is inadvertently applied. There is no such thing, and stress is concentrated by the tension piece, so that the fragile portion can be smoothly broken. Therefore, the contents can be easily taken out, the tension piece can be reduced in size as much as possible, and there is an effect that even if there is no protective cover, the plug portion is not carelessly separated, and the cost can be reduced.
Furthermore, when the tension piece is connected to the mouth portion by the connecting portion, there is no swing of the tension piece, and when the fragile portion or the connecting portion is broken, the effect of not slipping by the bulging portion can be enjoyed. Moreover, after separating the plug part from the mouth part, it can be resealed by fitting the plug part to the mouth part as necessary, and after fitting the plug part after separation to the mouth part, Since the plug portion after resealing is folded in a compact manner by folding it to the mouth side by the fold, there is an effect that the handling of the bag-like container becomes good.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a bag-like container equipped with a pouch nozzle according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of FIG.
FIG. 3 is a plan view of a pouch nozzle according to the present invention.
4 is a half sectional view of FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is a bottom view of the same.
6 is a cross-sectional view taken along line VI-VI in FIG.
FIG. 7 is a side view of the above.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing an example of a usage state of the pouch nozzle of the present invention.
FIG. 9 is a front view of a bag-like container having another shape to which the pouch nozzle of the present invention is attached.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
1 Pouch nozzle 2, 2a Bag-like container (pouch)
3, a Mouth part 4 Plug part 5 Fragile part 6 Tensile piece 7 Long diameter 10 of bag-like container Cylindrical nozzle 11 Hollow pedestal part 12 Alignment conveyance collar part 13 Peripheral part 14 Welding rib 15 Bottomed short cylindrical body 16 Cage part 17 bulging part 18 connection part 20 sealing convex part 21 crease b thin part c sealing convex part d plug part e hook part f notch part

Claims

袋状容器の端部に取り付けた内容物注出具の口部に、分離可能な脆弱部を介して栓部を接続し、該口部は円筒状ノズルと該円筒状ノズルの下端に設けた中空台座部からなり、該栓部は有底短円筒体と鍔部からなり、前記口部の円筒状ノズルが前記鍔部に脆弱部を介して接続され、該有底短円筒体の外径が前記円筒状ノズルの内径とほぼ同径であり、且つ前記栓部の外周に１以上の環状の封止用凸部を設けて、前記円筒状ノズルに分離後の前記栓部を逆さにして嵌合してリシール可能とし、前記鍔部の一部から延出した前記脆弱部破断用の引張片を、前記袋状容器の長径側に位置する前記円筒状ノズルに沿わせて設けたことを特徴とするパウチ用ノズル。A plug part is connected to the mouth part of the content extraction tool attached to the end part of the bag-like container via a separable weak part, and the mouth part is a hollow provided in the cylindrical nozzle and the lower end of the cylindrical nozzle. Comprising a pedestal part, the plug part comprising a bottomed short cylindrical body and a collar part, the cylindrical nozzle of the mouth part being connected to the collar part via a fragile part, the outer diameter of the bottomed short cylinder body being The cylindrical nozzle has a diameter substantially the same as that of the cylindrical nozzle , and one or more annular sealing convex portions are provided on the outer periphery of the plug portion, and the plug portion after separation is fitted to the cylindrical nozzle upside down. The pulling piece for breaking the fragile portion extending from a part of the flange portion is provided along the cylindrical nozzle located on the long diameter side of the bag-like container. And pouch nozzle.

前記口部に前記引張片を易分離可能な連結部によりつないで、前記引張片の振れを防止する請求項１記載のパウチ用ノズル。 The pouch nozzle according to claim 1, wherein the pulling piece is connected to the mouth portion by an easily separable connecting portion to prevent the pulling piece from swinging.

前記引張片の基端側に折り目を付け、前記口部に分離後の前記栓部を嵌合した後、前記折り目により前記引張片を前記口部側に垂れるようにした請求項１または２記載のパウチ用ノズル。Creasing the base end side of the tension member, after fitting the said plug portion after separation into the opening, according to claim 1 or 2 wherein the so drooping of the tension piece to the opening side by the fold line Nozzle for pouches.