JP4460919B2 - 電動歯ブラシ - Google Patents

電動歯ブラシ Download PDF

Info

Publication number
JP4460919B2
JP4460919B2 JP2004055582A JP2004055582A JP4460919B2 JP 4460919 B2 JP4460919 B2 JP 4460919B2 JP 2004055582 A JP2004055582 A JP 2004055582A JP 2004055582 A JP2004055582 A JP 2004055582A JP 4460919 B2 JP4460919 B2 JP 4460919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
cam follower
shaft
electric toothbrush
elastic member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004055582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005237900A (ja
Inventor
卓男 占部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Time Creation Inc
Original Assignee
Seiko Clock Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Clock Inc filed Critical Seiko Clock Inc
Priority to JP2004055582A priority Critical patent/JP4460919B2/ja
Publication of JP2005237900A publication Critical patent/JP2005237900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4460919B2 publication Critical patent/JP4460919B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Brushes (AREA)

Description

本発明は、電動歯ブラシに関する。
従来の電動歯ブラシの一例として、駆動モータのピニオンと噛合するフェイスギアの回転軸に取り付けられた偏心カムの回動運動がカムフォロアに伝達されて、このカムフォロアが往復直線運動をし、このカムフォロアに固着された駆動軸がカムフォロアに連動して往復直線運動をすることにより、ネック部の先端のブラシ体を往復直線運動させたり、回動運動させて、歯をブラッシングするものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−191626号公報 (第1図)
上述したカムフォロアとカムフォロアに固着された駆動軸は、往復直線運動をする際に、回動運動をしてしまうことがあり、このため、ブラシ体の動きが不安定になったりするので、この回動運動を規制する必要がある。このカムフォロア及び駆動軸の回動方向の動きを規制するために、フェイスギアとケースに形成されたフェイスギアの回転軸の軸支部との間にカムフォロアを挟みこんだり、あるいは、ケースに突起を形成して、この突起とフェイスギアとの間にカムフォロアを挟みこんだりしていた。
しかしながら、このようにカムフォロア及び駆動軸の回動運動を規制しても、カムフォロア及び駆動軸の回動方向の動き(暴れ)により、ケースとカムフォロアとの間に隙間が生じてしまい、生じた隙間においてカムフォロアが回動振動して、ケースにぶつかり、騒音が発生してしまうという問題があった。電動歯ブラシは耳の近くで使用するために、騒音は不快なものとなる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、カムフォロア及び駆動軸の回動運動を規制するとともに騒音の発生を低減することができる電動歯ブラシを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る電動歯ブラシは、
回転軸に回動自在に取り付けられ、駆動モータにより回動される歯車と、
前記回転軸と中心がずらされて前記歯車一体に形成された偏心カムと、
楕円形の孔を有し、該孔の内周面が前記偏心カムに摺接することにより前記歯車の回動に応じて往復動するカムフォロアと、
前記カムフォロアに固定され、ブラシ体を往復動させる駆動軸と
前記回転軸が軸支されるケースと、
前記ケースと前記カムフォロアとの間に弾性力が生じる状態で挟持される弾性部材とを有する電動歯ブラシであって、
前記弾性部材は、その弾性力により前記カムフォロアを前記歯車方向に付勢する
ことを特徴とする。
また、前記弾性部材は、前記回転軸が挿通する貫通孔を有することを特徴とする。
また、前記ケースは、第1のケースと、該第1のケースに嵌る第2のケースと、から構成され、
前記第1のケース及び前記第2のケースのそれぞれは、前記回転軸を軸支する軸支部を有し、
前記第2のケースは、前記弾性部材の前記貫通孔が前記回転軸に挿通された状態で前記第1のケースに嵌められ、
前記弾性部材は、前記カムフォロアに対向する側の前記軸支部と前記カムフォロアとの間に挟持されることを特徴とする。
また、前記弾性部材は、プラスチックフィルムであることを特徴とする。
本発明によれば、カムフォロア及び駆動軸の回動運動を規制するとともに騒音の発生を低減することができる電動歯ブラシを提供することができる。
本発明の実施形態に係る電動歯ブラシについて、以下図面を参照して説明する。この電動歯ブラシは、図2および図3に示すように、ケース1と、ネック部2とを備えている。ネック部2は、ケース1に着脱自在に取り付けられている。
ケース1は、外ケース11と内ケース12とにより構成されている。外ケース11の内部に内ケース12が収納される。外ケース11は、本体ケース11aと電池カバー11bとにより構成されている。電池カバー11bは、本体ケース11aに着脱自在に取り付けられ、電池カバー11bを着脱して電池を交換することが可能になっている。
内ケース12は、第1の内ケース12aと第2の内ケース12bとにより構成されている。第2の内ケース12bは、第1の内ケース12aに嵌められて取り付けられる。第1の内ケース12aは、電池収納室121a、モータ収納室122a、カム部材収納室123a、および、駆動軸収納室124aにより構成されている。電池収納室121aには、電池13が装着されている。モータ収納室122aには、駆動モータ14が取り付けられている。電池13が、駆動モータ14の駆動電源である。また、第2の内ケース12bには、スイッチ30が設けられている。スイッチ30をオンして通電することにより、駆動モータ14は駆動する。
カム部材収納室123aには軸支部15が形成されている。カム部材収納室123aには、図1に示すように、軸支部15に軸支された回転軸16と、回転軸16に回動自在に取り付けられたフェイスギア17と、フェイスギア17に一体に形成された偏心カム18と、偏心カム18に摺接するカムフォロア19と、弾性部材である弾性円板20とが収納されている。なお、第2の内ケース12bにも、回転軸16を軸支するための軸支部21が形成されている。
フェイスギア17は、駆動モータ14のモータ軸22に圧入されたピニオン23と噛合することにより、駆動モータ14のモータ軸22の回動に伴って回動する。
偏心カム18は、円柱状に形成されている。カムフォロア19には、図3に示すように、楕円形状の孔19aが形成されており、この楕円形状の孔19a内に、偏心カム18は位置する。回動する偏心カム18にカムフォロア19の楕円形状の孔19aの内周面が摺接することにより、カムフォロア19は電動歯ブラシの長手方向に往復直線運動を行う。また、カムフォロア19には、駆動軸24が固着されている。よって、カムフォロア19と駆動軸24とは一体となって往復直線運動を行う。
弾性円板20は、ばね性を有し、カムフォロア19および駆動軸24の回動を規制するための部材である。弾性円板20は、プラスチックフィルムからなり、例えば、ポリカーボネイトにより形成されている。弾性円板20は、中央に孔20aが形成されており、この孔20aに回転軸16を挿入することにより、回転軸16に弾性円板20を取り付けることができる。弾性円板20の径は、カムフォロア19の楕円形状の孔19aの長径より大きいことが望ましい。
第2の内ケース12bの軸支部21に、第1の内ケース12aの軸支部15に軸支された回転軸16を挿入するように、第2の内ケース12bを第1の内ケース12aに取り付けることにより、弾性円板20は、カムフォロア19と第1の内ケース12aの軸支部15との間に挟まれるように配置される。これにより、弾性円板20には、カムフォロア19をフェイスギア17の方向へ付勢する弾性力が生じるので、カムフォロア19は、軸支部15上の弾性円板20とフェイスギア17との間に挟まれることになり、カムフォロア19および駆動軸24の回動運動は規制されることになる。
駆動軸収納室124aには、カムフォロア19に固着された駆動軸24と、駆動軸24を支持する2つの軸受25とが収納されている。
ネック部2内には、アーム26が設けられている。アーム26の一方の端には、駆動軸24をアーム26と連結するための連結部材26aが形成されている。これにより、駆動軸24を介してアーム26も往復直線運動を行う。ネック部2の先端には、回動ブラシ体27が回動自在に取り付けられている。回動ブラシ体27の中心から偏心した位置に図示しない駆動ピンが取り付けられており、この駆動ピンにアーム26の他方の端が取り付けられている。これにより、アーム26の往復直線運動を回動ブラシ体27の回動運動に変換することができ、回動ブラシ体27の回動運動によって歯磨きを行うことができる。
このように本実施形態の電動歯ブラシでは、弾性円板20をカムフォロア19と第1の内ケース12aの軸支部15との間に挟んで配置するようにして、カムフォロア19を、フェイスギア17方向に付勢する力を有するとともに軸支部15上にある弾性円板20とフェイスギア17とにより挟み込むようにしたので、カムフォロア19に過負荷をかけることなく、カムフォロア19および駆動軸24の回動運動を規制することができる。よって、カムフォロア19および駆動軸24の回動方向の暴れを低減することができ、カムフォロア19が内ケース12に回動振動してぶつかることにより生じる騒音を低減することができる。その結果、電動歯ブラシ使用者は快適な歯磨きを行うことができる。
また、弾性円板20はばね性を有するので、カムフォロア19の動きに対して柔軟性をもって、カムフォロア19および駆動軸24の回動規制を行うことができる。
また、弾性円板20は、回転軸16を孔20aに挿入させることにより容易に回転軸16に取り付けることができるので、弾性円板20をねじ止めしたり、溶着で固定したりする煩わしさがない。
また、第2の内ケース12bの軸支部21に、第1の内ケース12aの軸支部15に軸支された回転軸16を挿入すれば、弾性円板20には、カムフォロア19をフェイスギア17の方向へ付勢する弾性力が容易に生じて、容易にカムフォロア19等の回動運動を規制することができる。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形が可能である。例えば、本実施形態では、回動ブラシ体27を用いる例について説明したが、ブラシ体は軸方向に往復直線運動するものであってもよい。
また、本実施形態では、外ケース11と内ケース12によりケース1が構成される例について説明したが、内ケース12は必ずしも必要なく、外ケース11内部に部材を収納するようにしてもよい。
また、本実施形態では、弾性円板20を、カムフォロア19と第1の内ケース12aの軸支部15との間に挟んで配置する例について説明したが、第1の内ケース12aとカムフォロア19との隙間を小さく、または、無くすために、第1の内ケース12aに突起を形成して、この第1の内ケース12aの突起とカムフォロア19との間に弾性円板20を配置するようにしてもよい。
また、本実施形態では、ネック部2をケース1に着脱自在としたが、ネック部2とケース1は一体であってもよい。
また、本実施形態では、フェイスギア17を用いる例について説明したが、傘歯車を用いてもよい。
また、本実施形態では、弾性円板20を用いる例について説明したが、弾性部材であればよく円形である必要はない。
また、弾性円板20の径は、カムフォロア19の楕円形状の孔19aの長径より大きいことが望ましいが、弾性円板20の径は、弾性円板20がカムフォロア19の楕円形状の孔19aに落ちて傾いたりしない大きさであればよい。
また、本実施形態では、第1の内ケース12aの軸支部15に軸支された回転軸16に、弾性円板20、カムフォロア19、フェイスギア17を順に取り付けた例について説明したが、一方の内ケースの軸支部に軸支された回転軸16に、フェイスギア17、カムフォロア19、弾性円板20を順に取り付けるようにしてもよい。そして、軸支されていない回転軸16の端を他方の内ケースの軸支部に挿入して2つの内ケースを組み立てることにより、弾性円板20にカムフォロア19をフェイスギア17の方向へ付勢する弾性力を生じさせるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る電動歯ブラシのカム部材付近の拡大側面図である。 本発明の実施形態に係る電動歯ブラシの側面図である。 本発明の実施形態に係る電動歯ブラシの背面図である。
符号の説明
1 ケース
2 ネック部
14 駆動モータ
16 回転軸
17 フェイスギア
18 偏心カム
19 カムフォロア
19a 孔
15 軸支部
24 駆動軸

Claims (4)

  1. 回転軸に回動自在に取り付けられ、駆動モータにより回動される歯車と、
    前記回転軸と中心がずらされて前記歯車一体に形成された偏心カムと、
    楕円形の孔を有し、該孔の内周面が前記偏心カムに摺接することにより前記歯車の回動に応じて往復動するカムフォロアと、
    前記カムフォロアに固定され、ブラシ体を往復動させる駆動軸と
    前記回転軸が軸支されるケースと、
    前記ケースと前記カムフォロアとの間に弾性力が生じる状態で挟持される弾性部材とを有する電動歯ブラシであって、
    前記弾性部材は、その弾性力により前記カムフォロアを前記歯車方向に付勢する
    ことを特徴とする電動歯ブラシ。
  2. 前記弾性部材は、前記回転軸が挿通する貫通孔を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動歯ブラシ。
  3. 前記ケースは、第1のケースと、該第1のケースに嵌る第2のケースと、から構成され、
    前記第1のケース及び前記第2のケースのそれぞれは、前記回転軸を軸支する軸支部を有し、
    前記第2のケースは、前記弾性部材の前記貫通孔が前記回転軸に挿通された状態で前記第1のケースに嵌められ、
    前記弾性部材は、前記カムフォロアに対向する側の前記軸支部と前記カムフォロアとの間に挟持される
    ことを特徴とする請求項2に記載の電動歯ブラシ。
  4. 前記弾性部材は、プラスチックフィルムである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電動歯ブラシ。
JP2004055582A 2004-02-27 2004-02-27 電動歯ブラシ Expired - Fee Related JP4460919B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004055582A JP4460919B2 (ja) 2004-02-27 2004-02-27 電動歯ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004055582A JP4460919B2 (ja) 2004-02-27 2004-02-27 電動歯ブラシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005237900A JP2005237900A (ja) 2005-09-08
JP4460919B2 true JP4460919B2 (ja) 2010-05-12

Family

ID=35020232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004055582A Expired - Fee Related JP4460919B2 (ja) 2004-02-27 2004-02-27 電動歯ブラシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4460919B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4600549B2 (ja) 2008-08-29 2010-12-15 トヨタ自動車株式会社 車両用動力伝達装置の制御装置
KR20170140248A (ko) * 2015-04-02 2017-12-20 테-쿵 리 일정 하중 브러시

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005237900A (ja) 2005-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4998012B2 (ja) 電動歯ブラシ
JP3731209B2 (ja) 口腔内衛生装置
EP3300685B1 (en) Electrically driven device
US7810200B2 (en) Electric toothbrush
CN109789006B (zh) 电驱动装置
WO2008058030A3 (en) Oscillating motor for a personal care appliance
KR102597106B1 (ko) 로터리식 전기 면도기
WO2006004316A1 (en) Brushhead for an electric toothbrush
JPS6216114B2 (ja)
JP2005521512A (ja) 電動歯ブラシ
KR20050027918A (ko) 전동칫솔
CN114557788A (zh) 一种替换刷头及口腔卫生装置
WO2004049861A1 (ja) 電動歯ブラシ
CN108030427B (zh) 一种绕动式机芯组件及使用其的个人清洁护理装置
US8087116B2 (en) Electric toothbrush
JPH08299372A (ja) 電動歯ブラシ
JP4460919B2 (ja) 電動歯ブラシ
CN217525467U (zh) 一种替换刷头及口腔卫生装置
JP2565883Y2 (ja) 電動歯ブラシ
JP2009240611A (ja) 往復式電気かみそり
WO2023082876A1 (zh) 清洁护理用具
CN213788752U (zh) 一种基于弹性耦合的振动装置及振动式按摩器
JP2003260072A (ja) 電動歯ブラシ
CN212326934U (zh) 按摩枪
JP2010088577A (ja) 小型マッサージ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees