JP4460348B2 - パック剤除去器 - Google Patents

パック剤除去器 Download PDF

Info

Publication number
JP4460348B2
JP4460348B2 JP2004130811A JP2004130811A JP4460348B2 JP 4460348 B2 JP4460348 B2 JP 4460348B2 JP 2004130811 A JP2004130811 A JP 2004130811A JP 2004130811 A JP2004130811 A JP 2004130811A JP 4460348 B2 JP4460348 B2 JP 4460348B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
remover
pack agent
magnet
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004130811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005312497A (ja
Inventor
優親 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2004130811A priority Critical patent/JP4460348B2/ja
Publication of JP2005312497A publication Critical patent/JP2005312497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4460348B2 publication Critical patent/JP4460348B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

本発明は、肌に塗布された磁性体配合パック剤を磁石の磁力によって肌から吸着除去するパック剤除去器に関する。
本発明者は、塗布したパック剤を肌から除去するのに手間や時間のかからない新規の美容方法として、磁性流体や鉄粉等の磁性体を配合したパック剤を肌に塗布した後、該パック剤を磁石によって肌から吸着除去する方法を先に提案した(下記の特許文献1参照)。この美容方法によれば、磁性体配合パック剤を肌に塗布した後、磁石を肌に近づけるだけで、該パック剤を肌から簡単にかつ短時間で吸着除去することができる。
また、本発明者は、上記の美容方法に用いられるパック剤吸着器として、上端部に磁石が取り付けられている除去器本体と、磁石を覆うように除去器本体の上端部に嵌め被せられるキャップとを備えてなり、肌に塗布された磁性体配合パック剤を磁石の磁力によってキャップの頂壁部表面に吸着させるものを併せて提案している(下記特許文献1の段落番号0009および図3参照)。
上記のパック剤除去器は、キャップの頂壁部表面にパック剤を吸着させるものであるため、キャップを除去器本体から外せば、その頂壁部表面に付着したパック剤を比較的容易に除去することができる。
しかしながら、上記のパック剤除去器の場合、頂壁部表面にパック剤が吸着された状態のキャップを除去器本体から外す際に、パック剤が手の指や服等に付着するおそれがあった。また、肌に塗布したパック剤を一度に吸着できない場合には、除去器本体からキャップを外してパック剤を拭き取った後、再度キャップを嵌めるといった作業を繰り返し行う必要があり、面倒であった。
また、キャップを除去器本体から完全に外すと、磁力が全く作用しなくなるため、パック剤がキャップの頂壁部表面からしたたり落ちるおそれがあった。
さらに、除去器本体の上端部に取り付けられる磁石としては、例えば3500ガウス前後の比較的強い磁力を有するものが用いられる。したがって、上記のパック剤除去器をかばん等に入れて携帯した場合、たとえ除去器本体の上端部にキャップを嵌め被せておいたとしても、磁石とキャップの頂壁部との距離は極めて近いものであるため、磁石の磁力が他の携帯品である磁気カード等に作用して影響を及ぼすおそれがあった。
特開2003−199620号公報
本発明の目的は、肌に塗布された磁性体配合パック剤を磁力によって肌から吸着除去するパック剤除去器として、吸着したパック剤をより簡単に除去器から取り除くことができ、また、携帯に適したものを提供することにある。
本発明パック剤除去器は、円筒部の下端から径方向へ把持部が突出された除去器本体と、その除去器本体の円筒部へ上方から嵌め込み固定された磁石と、その磁石を上方から被覆するように、除去器本体の円筒部へ上下移動と回動の可能に套嵌されたキャップとから成り、
そのキャップにおける周壁部内面の下端に、一対の突起を直径方向対称位置に形成する一方、
その各突起と係合するキャップ用移動案内溝を、上記除去器本体における円筒部の外周面に対応形成すると共に、
その各移動案内溝を上記円筒部の最下レベルから斜め上方に伸びる傾斜溝部として、且つその傾斜溝部の下端に第1係止部と、同じく上端の少なくとも1つのレベルに第2係止部とを各々形成し、
上記除去器本体側の傾斜溝部に沿いキャップを下方へ移動するように回動操作して、そのキャップ側の突起を上記第1係止部と各々係合させることにより、キャップをその円形な頂壁部の表面に磁性体配合パック剤が吸着可能となる位置に保持する一方、
同じく除去器本体側の傾斜溝部に沿いキャップを逆な上方へ移動するように回動操作して、そのキャップ側の突起を上記第2係止部と各々係合させることにより、キャップをその頂壁部の表面に吸着されている上記パック剤が拭き取り可能となる位置に保持するように設定したことを特徴としている。
上記の構成によれば、キャップを回動操作して、その突起が第1係止部と係合する下方位置まで移動させることにより、その頂壁部表面にパック剤が吸着可能となる状態に保持することができ、また、突起が第2係止部と係合する上方位置まで移動させることにより、頂壁部に付着したパック剤が拭き取り可能となるような状態に保持することができる。したがって、パック剤の吸着の際およびパック剤の拭き取りの際に、キャップを手で保持しておく必要がなく、使い勝手が良い。
上記の場合、キャップの周壁部内面およびこれと対向する除去器本体の外周面がそれぞれ円形の断面を有し、キャップ用移動案内溝における第1係止部とこれに最も近い第2係止部との間の部分は、キャップを除去器本体に対して所要方向に回動させることによって、突起が前記係止部同士の間を移動するように、斜め方向に伸びた傾斜溝部となっている。
このように、キャップを所要方向に回動させることによって、突起を第1係止部とこれに最も近い第2係止部との間で移動させることができるため、キャップのスライド操作が容易となる。特に、キャップを、その頂壁部表面にパック剤を吸着させた状態から、パック剤の拭き取りが可能となる状態に移動させる際には、そのための操作が複雑であると、パック剤が手の指等に付いたりするおそれがあるが、上記のようにキャップの回動操作だけで移動可能であるため、そのような心配がない。
上記において、第2係止部は、少なくとも1つあればよいが、キャップの頂壁部と磁石との距離が段階的に大きくなるような複数のレベルで突起と係合するように複数個形成されておれば、頂壁部表面に付着したパック剤の量に応じて、拭き取り作業をより簡単にかつ安心して行い得るキャップの位置を、適宜に選択することができる。
また、上記の場合、突起がいずれの係止部と係合しているか、換言すれば、キャップがいずれの移動位置にあるかを使用者が把握し易いように、キャップの周壁部外面に、少なくとも1つの第1表示部を形成しておくとともに、除去器本体の外周面に、突起が各係止部と係合しているときに、各第1表示部と隣接する第2表示部を形成しておくことが好ましい。
本発明のパック剤除去器における除去器本体は、上端部に磁石取付部を有する円筒部と、円筒部の下端部から径方向外方に突出するように形成され、かつ手の平が円筒部の上端側を向くように片手で握り得る把持部とを備えている。
上記の場合、把持部を片手で握り持てば、その手の平が円筒部の上端側、即ち、キャップの頂壁部側を向くようになるので、肌に塗布されたパック剤をキャップの頂壁部表面に吸着させる際に、その作業がやり易くなる。また、上記の場合、除去器全体の長さを比較的短くすることができるので、携帯にも便利である。
次に、図1〜図7を参照して、本発明の実施形態を詳しく説明する。
図1〜図3に示すように、本発明のパック剤除去器(1)は、上端部に磁石(3)が取り付けられている除去器本体(2)と、磁石(3)を覆うように除去器本体(2)に嵌め被せられるキャップ(4)とを備えている。
除去器本体(2)およびキャップ(4)は、例えば、アクリル樹脂やABS樹脂等の合成樹脂によって、それぞれ一体に成形される。
除去器本体(2)は、上端部に磁石取付部(210)を有する円筒部(21)と、円筒部(21)の下端部から径方向外方に突出するように形成された把持部(22)とを備えている。
円筒部(21)には、その内周面の上端寄りに水平な環状段差が形成されており、該段差よりも上方部分が磁石取付部(210)となされている。図2に示すように、円筒部(21)の下端開口は、底壁部(23)によって閉鎖されている。
把持部(22)は、下端に向かうに連れて次第に外径が大きくなるスカート状のものであって、その外周部には、握り持ち手の指先が嵌まり得る大きさを有する複数の弧状凹部(221)が、周方向に等間隔おきに形成されている。この把持部(22)は、手の平が円筒部(21)の上端側を向くように片手で握ることができるようになっている(図7参照)。
磁石(3)は、円板状に形成され、かつ表面において約1800〜4000ガウス(好ましくは約2300〜3800ガウスで、標準的には約3500ガウス)程度の磁力を有するフェライト磁石等の永久磁石よりなる。この磁石(3)は、除去器本体(2)の磁石取付部(210)に上方から嵌め込まれて、接着剤等により固定されている。図2に示すように、磁石(3)の裏側には、円板状のヨーク(5)が配されている。
キャップ(4)は、円形の頂壁部(41)と、頂壁部(41)の周縁から下方に伸びる周壁部(42)とを備えている。頂壁部(41)の表面は、肌に塗布された磁性体配合パック剤(P)を磁石(3)の磁力によって吸着させるためのパック剤吸着面となされる。周壁部(42)は、円筒部(21)の外径よりも若干大きい内径を有し、円筒部(21)の高さのほぼ半分の高さを有している。周壁部(42)の内面には、垂直方向に伸びかつ横断面凸弧状の複数の間隔保持用凸条部(422)が周方向に等間隔おきに形成されている。以上の構成により、キャップ(4)は、除去器本体(2)に対して、ほぼ周壁部(42)の長さ分だけ、上下方向へ移動することができる。
キャップ(4)の周壁部(42)内面には、その下端部における直径方向対称位置に、一対(計2つ)の突起(421)が形成されている。
一方、キャップ(4)の周壁部(42)内面と対向する除去器本体(2)の円筒部(21)の上部外面には、前記2つの突起(421)をそれぞれ案内する2つの移動案内溝(211)が形成されている。図3に示すように、そのキャップ用移動案内溝(211)は、円筒部(21)の上部外面の最下レベルから同図の右方に向かって斜め上方に伸びる傾斜溝部(211a)と、傾斜溝部(211a)の上端から図3の右方に向かって短く伸びる下部水平溝部(分岐部)(211b)と、傾斜溝部(211a)の上端から上方に短く伸びる下部垂直溝部(211c)と、下部垂直溝部(211c)の上端から図3の左右両方向に向かって短く伸びる上部水平溝部(分岐部)(211d)と、上部水平溝部(211d)における図3の左端から円筒部(21)上端に向かって短く伸びる上部垂直溝部(211e)とを有している。上部垂直溝部(211e)の上端は上方に開放している。
各移動案内溝(211)の下端、即ち、傾斜溝部(211a)の下端に、第1係止部(212)が形成されている。この第1係止部(212)は、突起(421)と係合することによって、キャップ(4)をその頂壁部(41)の表面にパック剤(P)が吸着可能となる位置に保持するものである。第1係止部(212)は、傾斜溝部(211a)の下端壁と、これから斜め上方に若干離れた傾斜溝部(211a)の底壁部分に形成された凸部(215)とによって形成されている。凸部(215)は、傾斜溝部(211a)の深さよりも低くなされている。
突起(421)が第1係止部(212)と係合した状態では、図2に示すように、キャップ(4)の頂壁部(41)が磁石(3)の表面に当接(または近接)しており、それによって磁石(3)から出る磁力がキャップ(4)の頂壁部(41)表面に最も作用しやすくなる。
また、各移動案内溝(211)における第1係止部(212)よりも上方の2つのレベルに、第2係止部(213a)(213b)が形成されている。これらの第2係止部(213a)(213b)は、突起(421)と係合することによって、キャップ(4)をその頂壁部(41)の表面に付着したパック剤(P)が拭き取り可能となる位置に保持するものである。
下側の第2係止部(213a)は、下部水平溝部(211b)における図2の右側の端壁と、これから左方に若干離れた底壁部分に形成された凸部(215)とによって形成されている。上側の第2係止部(213b)は、上部水平溝部(211d)における図2の右側の端壁と、これから左方に若干離れた底壁部分に形成された凸部(215)とによって形成されている。これらの凸部(215)は、各水平溝部(211b)(211d)の深さよりも低くなされている。
突起(421)が下側の第2係止部(213a)と係合した状態では、図4に示すように、キャップ(4)の頂壁部(41)が磁石(3)の表面と距離(X1)だけ離れており、これによって、キャップ(4)の頂壁部(41)表面に作用する磁石の磁力が弱くなる。
また、突起(421)が上側の第2係止部(213b)と係合した状態では、図5および図6に示すように、キャップ(4)の頂壁部(41)と磁石(3)の表面との距離(X2)が、図4に示す状態の同距離(X1)よりも大きくなっており、これによって、キャップ(4)の頂壁部(41)表面に作用する磁石(3)の磁力がさらに弱くなる。
キャップ(4)の周壁部(42)外面に、計2つの第1表示部(424)が形成されている。一方、除去器本体(2)の円筒部(21)外周面に、突起(421)が各係止部(212)(213a)(213b)と係合しているときに各第1表示部(424)と上下に隣接する計6つの第2表示部(217)が形成されている。
第1表示部(424)は、キャップ(4)の周壁部(42)外面における下縁部分の直径方向対称位置にそれぞれ形成された縦長方形状の凸部によって構成されている。第2表示部(217)は、除去器本体(2)の円筒部(21)外周面における各係止部(212)(213a)(213b)の下側部分に形成された円形状の凹部によって構成されている。使用者は、第1表示部(424)がいずれの第2表示部(217)と隣接しているのかを確認することによって、突起(421)がどの係止部(212)(213a)(213b)と係合しているか、換言すれば、キャップ(4)がいずれの移動位置にあるかを容易に知ることができる。
磁性体配合パック剤(P)としては、例えば、シリコン等によりコーティングされた鉄粉(磁性体)を約55〜80重量%配合し、残部が、基剤、凝固剤、乳化剤、pH調整剤や、保湿剤、皮膚保護剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、およびその他の各種美肌成分よりなるものが用いられる。上記において、鉄粉以外の成分は、通常のパック剤配合成分のうち非水性を示すものの中から適宜に選択して用いられる。
上記のパック剤除去器(1)は、例えば次のようにして使用される。即ち、まず、肌に塗布された磁性体配合パック剤(P)を肌から吸着除去する場合には、図1および図2に示すように、突起(421)が第1係止部(212)と係合する下方位置までキャップ(4)を移動させておいてから、図7に示すように、把持部(22)を片手で持って、キャップ(4)の頂壁部(41)を肌に近づける。そうすると、肌に塗布された磁性体配合パック剤(P)が、磁石(3)の磁力によって、キャップ(4)の頂壁部(41)表面に吸着される。
キャップ(4)の頂壁部(41)表面にある程度の量のパック剤(P)が付着すると、これを拭き取る必要があるが、この場合、図4に示すように、突起(421)が下側の第2係止部(213a)と係合する位置までキャップ(4)を引き上げ移動させる。この際、第1係止部(212)と下側第2係止部(213a)との間を結んでいる移動案内溝(211)が主として傾斜溝部(211a)によって構成されているので、突起(421)を下側第2係止部(213a)まで移動させるには、把持部(22)を持っていない方の手でキャップ(4)の周壁部(42)を持って、該キャップ(4)を所定方向に回動させるだけでよい。したがって、移動作業が簡単であり、手の指や服等にパック剤(P)が付着する心配がない。
また、突起(421)が下側第2係止部(213a)と係合する際、該突起(421)が凸部(215)を乗り越えることによってクリック感が得られ、しかも、第1表示部(424)が下側第2係止部(213a)の下方の下側第2表示部(217)と隣接するので、これらによって、使用者は、突起(421)が下側第2係止部(213a)と係合したことを確認することができる。
キャップ(4)を上記引き上げ位置まで移動させることにより、キャップ(4)の頂壁部(41)が磁石(3)の表面と距離(X1)だけ離れ、作用する磁力が弱くなるので、パック剤(P)をキャップ(4)の頂壁部(41)表面から容易に拭き取ることができる。また、この位置では、パック剤除去器(1)を横向きや下向きにしてもパック剤(P)がしたたり落ちない程度の弱い磁力が作用するため、安心して拭き取り作業を行うことができる。
また、キャップ(4)の頂壁部(41)表面に吸着させたパック剤(P)の量が多い場合、キャップ(4)が図4に示す位置にあったままでは、やや拭き取りが困難なことがある。この場合には、図5に示すように、突起(421)が上側の第2係止部(213b)と係合する上方位置まで更にキャップ(4)を移動させる。
この際、キャップ(4)を上方に引き上げながら所定方向に回動させると、突起(421)が、下側第2係止部(213a)から外れ、下部水平溝部(211b)および下部垂直溝部(211c)を経て、上部水平溝部(211d)に達する。次いで、キャップ(4)を前記と逆方向に回動させると、突起(421)が上側の第2係止部(213b)と係合する。
突起(421)が上側第2係止部(213b)と係合する際、該突起(421)が凸部(215)を乗り越えることによってクリック感が得られ、また、第1表示部(424)が上側第2係止部(213b)の下方の上側第2表示部(217)と隣接するので、これらによって、使用者は、突起(421)が上側第2係止部(213b)と係合したことを確認することができる。キャップ(4)を上記引き上げ位置まで更に移動させることにより、キャップ(4)の頂壁部(41)と磁石(3)の表面との間の距離(X2)が、図4の場合の同距離(X1)よりも大きくなって、作用する磁力が更に弱くなるので、比較的大量に付着したパック剤(P)をキャップ(4)の頂壁部(41)表面から容易に拭き取ることができる。
上記のパック剤除去器(1)によって引き続きパック剤(P)の吸着を行う場合には、上記と逆の操作により、キャップ(4)を図1および図2に示す下方位置まで移動させる。
なお、上記のパック剤除去器(1)は、磁気マッサージ器として使用することも可能である。即ち、図1および図2に示すように、突起(421)が第1係止部(212)と係合する下方位置までキャップ(4)を移動させておいてから、除去器本体(2)の把持部(22)を片手で持ち、キャップ(4)の頂壁部(41)表面で肌をパッティングする。これによって、磁石(3)の磁気作用による優れた美肌効果が得られる。
キャップ(4)を除去器本体(2)から完全に取り外して、水洗い等を行いたい場合には、例えば、次のようにすればよい。即ち、キャップ(4)を図5および図6に示す状態から上方に持ち上げつつ所定方向に回動させると、突起(421)が上側第2係止部(213b)から外れて、上部水平溝部(211d)および上部垂直溝部(211e)を経て、キャップ用移動案内溝(211)から抜けるので、これによって、図3に示すように、キャップ(4)が除去器本体(2)から分離される。
上記のパック剤除去器(1)をかばん等に入れて携帯する場合、図4に示す状態または図5および図6に示す状態(好ましくは図5および図6に示す状態)となるように、キャップ(4)を引き上げ移動させておく。こうすることによって、キャップ(4)の頂壁部(41)と磁石(3)の表面との間の距離が大きくなるので、かばん等に入っている磁気カード等の他の携帯品が磁石(3)の磁力によって影響を受け難くなる。
上記の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜に変更を加えた上で本発明を実施することも勿論可能である。
本発明の実施形態を示すものであって、キャップの頂壁部表面に磁性体配合パック剤を吸着させるために、突起が第1係止部に係合する下方位置までキャップを移動させた状態のパック剤除去器の斜視図である。 図1のII−II線に沿うパック剤除去器の垂直縦断面図である。 パック剤除去器のキャップと除去器本体とを分離した状態を示す一部切り欠き正面図である。 キャップの頂壁部表面に付着した磁性体配合パック剤を拭き取るために、突起が下側第2係止部に係合する上方位置までキャップを移動させた状態のパック剤除去器の正面図である。 キャップの頂壁部表面に付着した磁性体配合パック剤を拭き取るために、突起が上側第2係止部に係合する上方位置までキャップを更に移動させた状態のパック剤除去器の正面図である。 図5のVI−VI線に沿うパック剤除去器の垂直縦断面図である。 本発明によるパック剤除去器を用いて、肌に塗布した磁性体配合パック剤を吸着除去する状態を示す正面図である。
(1):パック剤除去器
(2):除去器本体
(21):円筒部
(211):キャップ用移動案内(211a)・傾斜溝部
(212):第1係止部
(213a)(213b):第2係止部
(217)・第2表示部
(22):把持部
(221)・凹部
(3):磁石
(4):キャップ
(41):頂壁部
(42):周壁部
(421):突起
(424)・第1表示部
(P):磁性体配合パック剤

Claims (3)

  1. 円筒部(21)の下端から径方向へ把持部(22)が突出された除去器本体(2)と、その除去器本体(2)の円筒部(21)へ上方から嵌め込み固定された磁石(3)と、その磁石(3)を上方から被覆するように、除去器本体(2)の円筒部(21)へ上下移動と回動の可能に套嵌されたキャップ(4)とから成り、
    そのキャップ(4)における周壁部(42)内面の下端に、一対の突起(421)を直径方向対称位置に形成する一方、
    その各突起(421)と係合するキャップ用移動案内溝(211)を、上記除去器本体(2)における円筒部(21)の外周面に対応形成すると共に、
    その各移動案内溝(211)を上記円筒部(21)の最下レベルから斜め上方に伸びる傾斜溝部(211a)として、且つその傾斜溝部(211a)の下端に第1係止部(212)と、同じく上端の少なくとも1つのレベルに第2係止部(213a)(213b)とを各々形成し、
    上記除去器本体(2)側の傾斜溝部(211a)に沿いキャップ(4)を下方へ移動するように回動操作して、そのキャップ(4)側の突起(421)を上記第1係止部(212)と各々係合させることにより、キャップ(4)をその円形な頂壁部(41)の表面に磁性体配合パック剤(P)が吸着可能となる位置に保持する一方、
    同じく除去器本体(2)側の傾斜溝部(211a)に沿いキャップ(4)を逆な上方へ移動するように回動操作して、そのキャップ(4)側の突起(421)を上記第2係止部(213a)(213b)と各々係合させることにより、キャップ(4)をその頂壁部(41)の表面に吸着されている上記パック剤(P)が拭き取り可能となる位置に保持するように設定したことを特徴とするパック剤除去器。
  2. キャップ(4)における周壁部(42)外面の下端に、一対の第1表示部(424)を直径方向対称位置に形成する一方、
    そのキャップ(4)側の突起(421)が除去器本体(2)側の第1、2係止部(212)(213a)(213b)と各々係合したことを示す少なくとも上下一対づつ合計4個の第2表示部(217)を除去器本体(2)における円筒部(21)の外周面へ、上記キャップ(4)側の第1表示部(424)と上下に隣接する位置関係に対応形成したことを特徴とする請求項1記載のパック剤除去器。
  3. 除去器本体(2)の把持部(22)を下方へ行く程外径が大きくなるスカート形態として、その外周面に握り持ち手の指先が嵌まり得る複数の弧状凹部(221)を設けたことを特徴とする請求項1記載のパック剤除去器。
JP2004130811A 2004-04-27 2004-04-27 パック剤除去器 Expired - Lifetime JP4460348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004130811A JP4460348B2 (ja) 2004-04-27 2004-04-27 パック剤除去器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004130811A JP4460348B2 (ja) 2004-04-27 2004-04-27 パック剤除去器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005312497A JP2005312497A (ja) 2005-11-10
JP4460348B2 true JP4460348B2 (ja) 2010-05-12

Family

ID=35440587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004130811A Expired - Lifetime JP4460348B2 (ja) 2004-04-27 2004-04-27 パック剤除去器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4460348B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105120822A (zh) * 2013-03-07 2015-12-02 朱塞佩·特罗 用于性刺激的具有空心活塞的装置

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101194560B1 (ko) * 2010-03-18 2012-10-31 이용식 마그네트를 이용한 마사지장치가 하부에 부착된 화장품용기
JP6043686B2 (ja) 2012-08-10 2016-12-14 株式会社 Mtg 美容器具
JP5887229B2 (ja) 2012-08-10 2016-03-16 株式会社 Mtg 美容剤除去用リムーバーの使用方法
JP2015016292A (ja) * 2013-06-11 2015-01-29 株式会社 Mtg リムーバー
JP6522281B2 (ja) * 2013-12-25 2019-05-29 株式会社 Mtg 美容器具の作動方法
JP5918887B2 (ja) * 2015-08-06 2016-05-18 株式会社 Mtg 美容品セット
CN106540375B (zh) * 2015-09-18 2019-03-12 乐慈元(武汉)生物科技发展有限公司 一种对人体美容、除皱的磁力装置及其美容方法
JP6630134B2 (ja) * 2015-11-23 2020-01-15 株式会社 Mtg リムーバー
CN106512205B (zh) * 2016-11-03 2019-02-05 杭州益贴康智能科技有限公司 一种带有助眠美容功能的面膜控制装置及其使用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105120822A (zh) * 2013-03-07 2015-12-02 朱塞佩·特罗 用于性刺激的具有空心活塞的装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005312497A (ja) 2005-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4460348B2 (ja) パック剤除去器
WO2007053669A3 (en) Plug for beverage container lid
JP2013512831A5 (ja)
KR20210110603A (ko) 회전식 시퍼 및 가요성 핸들을 갖는 용기 뚜껑
US20110265809A1 (en) Portable nail art device and nail art method using the same
EP1614365B1 (en) Dye cup
JP5994250B2 (ja) 液状化粧料塗布容器
KR20140075226A (ko) 마사지 볼을 구비한 화장품 용기
WO2019164733A1 (en) Gripping attachment for a bottle
US20050105262A1 (en) Decorative/ergonomic cover or sheath for computer peripherals and other electronic devices
KR20140040308A (ko) 동물 세정제 저장용기의 뚜껑 및 이를 포함하는 저장용기 조립체
KR20140002991U (ko) 화장품 케이스
KR101762915B1 (ko) 네일 광택기
CN214711076U (zh) 一种便携多功能手部置物固定座
CN207383775U (zh) 一种方便佩戴的隐形眼镜盒
JP4209283B2 (ja) 化粧品容器
CN107427349A (zh) 口内清洗用装置
CN201619750U (zh) 包装盒
KR101436940B1 (ko) 슬립 및 파손 방지 기능을 가지는 화장품 케이스
KR101392325B1 (ko) 골무형 마그네틱 매니큐어 성형장치
JP4502438B2 (ja) 化粧料容器
KR200459826Y1 (ko) 미세패턴 형성용 매니큐어 용기
JP3974073B2 (ja) 洗浄具
JP2009101037A (ja) 吸引式洗浄具
KR20150143387A (ko) 화장품 용기

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060119

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060201

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20060117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060707

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4460348

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140219

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250