JP4458512B2 - Powder material container - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧品としてのルースパウダー等の粉状物を収容するとともに収容された粉状物を振り出す目的に用いられる粉状物振出容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の粉状物振出容器としては、例えばルースパウダーが収容された収容部を有し、この収容部内からルースパウダーを振り出すための振出孔が前端部に形成され、所望量のルースパウダーを振り出すことを可能としたものが開示されている（例えば、特許文献１参照）。
【特許文献１】
特開２００２−３６０１３３７号公報
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の粉状物振出容器においては、ルースパウダーの振出動作を行うことなどにより振出孔において粉状物の目詰まりを生じてしまう場合も少なくない。このような場合には、振出孔において粉状物の目詰まりを取り除かない限り、ルースパウダーを振り出す機能を損なうことになってしまう。
そこで、本発明の課題は、振出孔における粉状物の目詰まりによって粉状物を振り出す機能が損なわれない粉状物振出容器を提供することにある。
【０００８】
上記課題を解決するため、第一の発明に係る紛状物振出容器は、粉状物が収容される収容部及び該収容部に面して設けた空気吸引部を有しており、前記粉状物を前方に振り出すための振出孔が前端部に形成されている粉状物振出容器であって、前記空気吸引部は、後から前記収容部内に連通するシリンダーと、振出動作に追従して前記シリンダー内を前後方向に摺動するピストンとを備え、前記振出孔内に詰まった前記粉状物を前記ピストンの後方向への摺動により該収容部内の空気を吸引することで該収容部内に引き戻すことを特徴としている。
【０００９】
第一の発明に係る粉状物振出容器によれば、振出孔内に詰まった粉状物を収容部内の空気を吸引することで収容部内に引き戻す空気吸引部を備えることとし、この空気吸引部は、後から収容部内に連通するシリンダーと、振出動作に追従してシリンダー内を前後方向に摺動するピストンとを備え、ピストンの後方向への摺動により収容部内の空気を吸引することが出来るので、振出孔において粉状物の目詰まりを生じた場合でも、使用者は空気吸引部により粉状物の目詰まりを容易かつ確実に解消し得ることになり、さらに目詰まりが解消された振出孔を通じて粉状物を振り出すことが可能となる。
【００１０】
したがって、これによれば、振出孔における粉状物の目詰まりによって粉状物を振り出す機能が損なわれないことになる。
【００１２】
また、第二の発明に係る粉状物振出容器は、第一の収容部と第二の収容部とを衝撃伝達部及び空気吸引部をはさんで対向する前後にそれぞれ有しており、第一の収容部に粉状物が収容されており、第二の収容部に振出動作により衝撃伝達部に衝撃を付与するためのおもりが移動自在に収容されており、粉状物を前方に振り出すための振出孔が前端部に形成されている粉状物振出容器であって、空気吸引部が、後から第一の収容部内に連通するシリンダーと、振出動作に追従してシリンダー内を前後方向に摺動するピストンとを備えており、衝撃伝達部が、ピストンの前方向への摺動を止めるストッパーを有しており、衝撃伝達部が、ピストンの後端に付与された衝撃をストッパーを介して第一の収容部側に伝達することで振出孔から粉状物を吐き出させるとともに、空気吸引部が、振出孔内に詰まった粉状物をピストンの後方向への摺動により第一の収容部内に引き戻すことを特徴としている。
【００１３】
第二の発明に係る粉状物振出容器によれば、付与された衝撃を第一の収容部側に伝達することで振出孔から粉状物を吐き出させる衝撃伝達部を備えることとしたので、使用者はおもりにより勢いを付けて粉状物を振出孔から振り出すことが可能となり、これにより、振出孔において粉状物の目詰まりを生じさせないことが可能となる。また、振出孔において粉状物の目詰まりを起こしていても、使用者はおもりによる衝撃を第一の収容部側に付与することにより粉状物の目詰まりを容易かつ確実に解消し得ることになり、これにより、目詰まりが解消された振出孔を通じて粉状物を振り出すことが可能となる。
さらに、第二の発明に係る粉状物振出容器は、上述した効果と併せて第一の発明に係る紛状物振出容器による効果も併用することになる。
【００１４】
したがって、これによれば、振出孔における粉状物の目詰まりによって粉状物を振り出す機能が損なわれないことになる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【００１６】
なお、ここでは、化粧品としてのルースパウダーを振り出す目的に用いる場合について説明するが、これに限られるものではなく、例えば食品その他の物品としての粉状物を振り出す目的に用いる場合でも、以下の説明が妥当する。
【００１７】
図１は本発明の一実施の形態に係る粉状物振出容器の構成を示す図（図１（ａ）は正面図、図１（ｂ）は断面図）、図２は同粉状物振出容器の作用を説明する断面図である。
【００１８】
なお、これらの図において、説明の便宜上、前端部５１を覆うように取り付けられるキャップ及び前端部５１から突出して設けられる毛状の塗布具についての図示は省略する。
【００１９】
本実施の形態において、粉状物振出容器は、図１（ｂ）に示すように、粉状物としてのルースパウダー１０を収容するとともに、収容されたルースパウダー１０を振り出す目的に用いられるものである。
【００２０】
そして、この紛状物振出容器は、同図に示すように、第一の収容部１と、第二の収容部２と、衝撃伝達部たるストッパー（２１、３１ｃ）と、空気吸引部３とを備えるものとして構成されている。
【００２１】
以下、これらの各構成要素についてさらに詳細に説明する。
【００２２】
（１）第一の収容部１
第一の収容部１は、図１（ｂ）に示すように、ストッパー（２１、３１ｃ） 及び空気吸引部３をはさんで第二の収容部２の前に位置するようにして設けられている。
【００２３】
この第一の収容部１は、同図に示すように、ルースパウダー１０を収容する役割を果たすものとして構成されている。
【００２４】
具体的には、第一の収容部１は、同図に示すように、筒状のスリーブ１１と、スリーブ１１の後端部に対して連結される筒状の本体１２の前側とによって形成されている。
【００２５】
スリーブ１１は、図１に示すように、本実施の形態に係る粉状物振出容器の前端部５１を含むものとして構成されている。そして、同図に示すように、この前端部５１には、ルースパウダー１０を前方に振り出すための振出孔５１ａが形成されている。
【００２６】
ここで、振出孔５１ａとしては、図１（ａ）に示すように、前端部５１に複数の孔を間欠的に形成してなるものが用いられており、具体的には、使用者のニーズに適合的である大きさ・個数及び間隔に設定されている。
【００２７】
もちろん、振出孔５１ａとしては、これに限られるものではなく、その形態・寸法の別を問わず、ルースパウダー１０の性状、すなわち、ルースパウダー１０の粒径・粒度・アスペクト比・吸油量・吸水量などの性状に応じて適宜選定して差し支えない。すなわち、振出孔５１ａとして、メッシュ形態のものなども用いることができる。
【００２８】
なお、本体１２の後側は、後記するように、シリンダー３１及び第二の収容部２を形成している。
【００２９】
（２）第二の収容部２
第二の収容部２は、図１（ｂ）に示すように、ストッパー（２１、３１ｃ）及び空気吸引部３をはさんで第一の収容部１の後に位置するようにして設けられている。
【００３０】
この第二の収容部２は、同図に示すように、おもりとしての可動ボール２０を前後方向に移動自在に収容する役割を果たすものとして構成されている。
【００３１】
ここで、可動ボール２０は、使用者によって振出動作が行われることによりストッパー（２１、３１ｃ）に衝撃を付与する役割を果たす（同図参照）。
【００３２】
もちろん、おもりとしては、使用者が振出動作を行うことでストッパー（２１、３１ｃ）に衝撃を付与し得るものであれば、その形状・材料・形態・寸法の別や個数を問わず、予想される目詰まりの頻度や使用者のニーズに応じて適宜選定して差し支えない。すなわち、おもりとして、粒状物や液状物なども用いることができる。
【００３３】
具体的には、第二の収容部２は、同図に示すように、筒状の後側ピストン３２ｂと、筒状の本体２２の後側と、筒状の尾栓２３とによって形成されている。
【００３４】
ここで、同図に示すように、ピストン３２は、後側が筒状をなしている後側ピストン３２ｂを有しており、この後側ピストン３２ｂの内部に第二の収容部２が形成されている。
【００３５】
尾栓２３は、同図に示すように、収容部の後端を形成する底２３ａを有しており、この底２３ａによって可動ボール２０の後方向への移動が規制されている。
【００３６】
ここで、使用者は、図２（ａ）に示すように、この底２３ａによって可動ボール２０を保持しながら振出動作を行うことが可能となっている。つまり、この底２３ａは、使用者が振出動作を行うに際して可動ボール２０に勢いを付与する役割をも果たす。
【００３７】
（３）空気吸引部３
空気吸引部３は、図１（ｂ）に示すように、振出孔５１ａ内に詰まったルースパウダー１０を第一の収容部１内の空気５２を吸引することで第一の収容部１内に引き戻す役割を果たすものとして構成されている。
【００３８】
空気吸引部３は、同図に示すように、第一の収容部１と第二の収容部２との間にはさまれるようにして設けられている。
【００３９】
ここで、空気吸引部３は、同図に示すように、シリンダー３１と、ピストン３２と、コイルバネ３３とからなっている。
【００４０】
これにより、空気５２の吸引が不十分となるような不測の事態を招く虞を少なくすることが可能となっており、その結果、ルースパウダー１０の目詰まりがより容易かつ確実に解消されることになっている。
【００４１】
すなわち、シリンダー３１は、同図に示すように、後から第一の収容部１内に連通するものとして構成されている。
【００４２】
このシリンダー３１は、同図に示すように、第一の収容部１の後側に連続する前側シリンダー３１ａと、前側シリンダー３１ａの後側に連続する後側シリンダー３１ｂとからなっている。
【００４３】
ここで、同図に示すように、前側シリンダー３１ａに対して後側シリンダー３１ｂが大きい内径寸法に設定されている。換言すれば、同図に示すように、シリンダー３１の内部には、前側シリンダー３１ａの内周と、後側シリンダー３１ｂの内周との段差部３１ｃが形成されている。
【００４４】
また、ピストン３２は、同図に示すように、振出動作に追従してシリンダー３１内を前後方向に摺動するものとして構成されている。
【００４５】
このピストン３２は、同図に示すように、前側シリンダー３１ａ内を前後方向に摺動可能に設けられる柱状の前側ピストン３２ａと、前側ピストン３２ａの後側に連続して設けられ、後側シリンダー３１ｂ内を前後方向に摺動可能に設けられる筒状の後側ピストン３２ｂとからなっている。
【００４６】
ここで、後側ピストン３２ｂの外部の後側には、外周の前側より外側に突出した第一の突出部３２ｃが周方向に沿って設けられており、この第一の突出部３２ｃが、後側シリンダー３１ｂ内を前後方向に摺動可能に設けられている。つまり、段差部３１ｃから第一の突出部３２ｃまでの区間においては、後側ピストン３２ｂの外部のうち第一の突出部３２ｃ以外の部分と後側シリンダー３１ｂの内部との間に隙間が形成されている。
【００４７】
さらに、コイルバネ３３は、図２（ｂ）及び（ｃ）に示すように、弾性部材としての役割を果たすものであり、可動ボール２０による衝撃の付与によって前方向に移動することとなったピストン３２を元の位置に復帰させる役割を果たす。
【００４８】
それゆえ、コイルバネ３３に代えて、弾性復帰力を発揮し得るよう樹脂製筒の適宜箇所に周方向に沿ってスリットを入れてなる樹脂製バネなども用いることができる。
【００４９】
ここで、このコイルバネ３３は、図１（ｂ）に示すように、後側ピストン３２ｂの外部と後側シリンダー３１ｂの内部との隙間であって、段差部３１ｃと第一の突出部３２ｃとの間に設けられている。
【００５０】
すなわち、このような空気吸引部３によれば、振出孔５１ａにおいてルースパウダー１０の目詰まりを生じた場合でも、使用者が可動ボール２０による衝撃によってピストン３２を前方向に移動させれば、コイルバネ３３によってピストン３２を元の位置に復帰させて第一の収容部１内の空気５２を吸引することが可能となっており、これにより、使用者はルースパウダー１０の目詰まりを容易かつ確実に解消することが可能となっている。
【００５１】
なお、コイルバネ３３などの弾性力や機械力によってピストン３２を元の位置に復帰させなくても、使用者が本容器を掴んで振出動作を行うことによりピストン３２を元の位置に復帰させることも可能であり、これによっても、ルースパウダー１０の目詰まりを解消し得る。つまり、コイルバネ３３は、本発明の成立にとって、任意の技術的要素となっている。
【００５２】
（
４ ） ストッパー（２１、３１ｃ）
ストッパーは、図１（ｂ）に示すように、第一の収容部１と第二の収容部２との間にはさまれるようにして設けられている。
【００５３】
このストッパー（２１、３１ｃ）は、同図に示すように、ピストン３２の前方向への摺動を止める、つまり、ピストン３２に付与された衝撃を第一の収容部１側に伝達することで振出孔５１ａからルースパウダー１０を振り出す役割を果たすものとして構成されている。
【００５４】
具体的には、このストッパーは、シリンダー３１の内部のうち前側シリンダー３１ａの内周と後側シリンダー３１ｂの内周との間に形成される段差部３１ｃと、ピストン３２の外部から外側に突出した第二の突出部２１であって周方向に設けられるものとからなっている。
【００５５】
すなわち、このようなストッパー（２１、３１ｃ） によれば、前側ピストン３２ａの後端に付与された衝撃を第一の収容部１側に伝達することが可能となっており、これにより、使用者は可動ボール２０により勢いを付けてルースパウダー１０を振出孔５１ａから振り出すことが可能となっている。加えて、振出孔５１ａにおいてルースパウダー１０の目詰まりを起こしていても、使用者は可動ボール２０による衝撃を第一の収容部１側に付与することによりルースパウダー１０の目詰まりを容易かつ確実に解消することが可能となっている。
【００５６】
上記したように、このような粉状物振出容器によれば、付与された衝撃を第一の収容部１側に伝達することで振出孔５１ａを通じてルースパウダー１０を吐き出させるストッパー４を備えているので、使用者は可動ボール２０により勢いを付けてルースパウダー１０を振出孔５１ａから振り出すことが可能となっており、これにより、振出孔５１ａにおいてルースパウダー１０の目詰まりを生じさせないことになっている。
【００５７】
また、振出孔５１ａにおいてルースパウダー１０の目詰まりを起こしていても、使用者は可動ボール２０による衝撃を第一の収容部１側に付与することによりルースパウダー１０の目詰まりを容易かつ確実に解消し得ることになっており、さらに目詰まりが解消された振出孔５１ａを通じてルースパウダー１０を振り出すことが可能となっている。
【００５８】
さらに、振出孔５１ａ内に詰まったルースパウダー１０を収容部内の空気５２を吸引することで収容部内に引き戻す空気吸引部３を備えているので、振出孔５１ａにおいてルースパウダー１０の目詰まりを生じた場合でも、使用者は空気吸引部３によりルースパウダー１０の目詰まりを容易かつ確実に解消し得ることになっており、さらに目詰まりが解消された振出孔５１ａを通じてルースパウダー１０を吐き出させることが可能となっている。
【００５９】
したがって、このような粉状物振出容器によれば、振出孔５１ａにおけるルースパウダー１０の目詰まりによってルースパウダー１０を振り出す機能が損なわれないことになっている。
【００６０】
【発明の効果】
本発明に係る粉状物振出容器によれば、振出孔における粉状物の目詰まりによって粉状物を振り出す機能が阻害されないことになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態に係る粉状物振出容器の構成を示す図（図１（ａ）は正面図、図１（ｂ）は断面図）である。
【図２】本発明の一実施の形態に係る粉状物振出容器の作用を説明する断面図である。
【符号の説明】
１
第一の収容部
２
第二の収容部
３
空気吸引部
２１，３１ｃ 衝撃伝達部（ストッパー）
１０
ルースパウダー
１１
スリーブ
１２
本体
２０
可動ボール
２２
本体
２３
尾栓
２３ａ
底
３１
シリンダー
３１ａ
前側シリンダー
３１ｂ
後側シリンダー
３１ｃ
段差部
３２
ピストン
３２ａ
前側ピストン
３２ｂ
後側ピストン
３２ｃ
第一の突出部
３３
コイルバネ
２１ 第二の突出部
５１
前端部
５１ａ
振出孔
５２
空気[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a powdery substance dispensing container used for the purpose of containing a powdery substance such as loose powder as a cosmetic and shaking out the contained powdery substance.
[0002]
[Prior art]
For example, a conventional powdered material dispensing container has a housing part that contains loose powder, and a dispensing hole is formed at the front end for dispensing loose powder from the inside of the housing part. A device that can be used is disclosed (for example, see Patent Document 1).
[Patent Document 1]
JP 2002-3601337 A
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional powdery substance dispensing container, there are not a few cases where clogging of the powdery substance occurs in the dispensing hole due to a loose powder dispensing operation or the like. In such a case, unless the clogging of the powdery material is removed at the outlet hole, the function of dispensing the loose powder will be impaired.
Accordingly, an object of the present invention is to provide a powdery material dispensing container in which the function of dispensing the powdery material by clogging of the powdery material in the dispensing hole is not impaired.
[0008]
In order to solve the above-mentioned problems, a powdery substance dispensing container according to a first aspect of the present invention has a housing part for storing a powdery material and an air suction part provided facing the housing part, and the powder A powdery material dispensing container in which a dispensing hole for dispensing the object forward is formed at a front end, wherein the air suction unit follows a cylinder that communicates with the inside of the storage unit later and a dispensing operation. And a piston that slides in the front-rear direction in the cylinder, and the powdery material clogged in the ejection hole is accommodated by sucking air in the accommodating part by sliding the piston in the rearward direction. It is characterized by being pulled back into the department.
[0009]
According to the powdery substance dispensing container according to the first aspect of the invention, the air suction part is provided with an air suction part that draws the powdery substance clogged in the outlet hole into the housing part by sucking the air in the housing part. Is equipped with a cylinder that communicates with the inside of the housing portion from the rear and a piston that slides back and forth in the cylinder following the swinging operation, and is capable of sucking air in the housing portion by sliding the piston backward. As a result, even if powder clogging occurs in the outlet hole, the user can easily and reliably eliminate clogging of the powder by the air suction part, and clogging is further eliminated. It becomes possible to sprinkle the powdery substance through the outlet hole.
[0010]
Therefore, according to this, the function which shakes out a powdery material by clogging of the powdery material in a dispensing hole will not be impaired.
[0012]
In addition , the powdery substance dispensing container according to the second invention has the first storage portion and the second storage portion respectively before and after facing the impact transmission portion and the air suction portion, A powdery material is accommodated in one accommodating part, and a weight for applying an impact to the impact transmitting part by a swinging operation is movably accommodated in the second accommodating part, and the powdery substance is swung forward. This is a powdered material dispensing container with a dispensing hole formed at the front end, and an air suction part is connected to the first storage part afterwards, and the inside and the back of the cylinder following the dispensing action. A piston that slides in the direction, and the impact transmission unit has a stopper that stops the piston from sliding forward, and the impact transmission unit stops the impact applied to the rear end of the piston. By transferring the powder to the first container through the Causes out come, the air suction unit, is characterized in that pull back the powdery substance jammed in the drawer hole in the first housing portion by the sliding in the direction following the piston.
[0013]
According to the powdery substance dispensing container according to the second invention, since it is provided with an impact transmission part that discharges the powdery substance from the outlet hole by transmitting the applied impact to the first accommodating part side, The user can apply a momentum with the weight and swing out the powdery substance from the outlet hole, thereby preventing clogging of the powdery substance in the outlet hole. In addition, even if the powder hole is clogged in the outlet hole, the user can easily and surely eliminate the clogging of the powder substance by applying an impact due to the weight to the first housing portion side. Thus, the powdered material can be spouted through the spout hole from which clogging has been eliminated.
Furthermore, the powdery substance dispensing container according to the second invention also uses the effect of the powdery substance dispensing container according to the first invention in combination with the effects described above.
[0014]
Therefore, according to this, the function which shakes out a powdery material by clogging of the powdery material in a dispensing hole will not be impaired.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0016]
In addition, here, the case where it is used for the purpose of sprinkling loose powder as cosmetics will be described, but the present invention is not limited to this. The explanation is reasonable.
[0017]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a powdery substance dispensing container according to an embodiment of the present invention (FIG. 1 (a) is a front view, FIG. 1 (b) is a cross-sectional view), and FIG. It is sectional drawing explaining the effect | action of a container.
[0018]
In these drawings, for convenience of explanation, illustration of a cap attached so as to cover the front end portion 51 and a hair-like applicator provided protruding from the front end portion 51 is omitted.
[0019]
In the present embodiment, as shown in FIG. 1 (b), the powdery substance dispensing container is used for containing loose powder 10 as a powdery substance and for dispensing the contained loose powder 10. It is.
[0020]
As shown in the drawing, the powdery substance dispensing container includes a first housing part 1, a second housing part 2, a stopper (21, 31c) as an impact transmission part, an air suction part 3, and It is comprised as what is provided.
[0021]
Hereinafter, each of these components will be described in more detail.
[0022]
(1) 1st accommodating part 1
As shown in FIG. 1 (b), the first housing part 1 is provided so as to be positioned in front of the second housing part 2 with the stoppers (21, 31c) and the air suction part 3 interposed therebetween. Yes.
[0023]
As shown in the figure, the first accommodating portion 1 is configured to play a role of accommodating the loose powder 10.
[0024]
Specifically, as shown in the figure, the first accommodating portion 1 is formed by a cylindrical sleeve 11 and a front side of a cylindrical main body 12 connected to the rear end portion of the sleeve 11. ing.
[0025]
As shown in FIG. 1, the sleeve 11 is configured to include a front end portion 51 of the powdery substance dispensing container according to the present embodiment. As shown in the figure, the front end portion 51 is formed with a swing hole 51a for swinging the loose powder 10 forward.
[0026]
Here, as shown in FIG. 1A, the swing hole 51a is formed by intermittently forming a plurality of holes in the front end portion 51. Specifically, the needs of the user are used. Is set to a size, number and interval that are suitable for
[0027]
Of course, the outlet 51a is not limited to this, and the properties of the loose powder 10, regardless of the form and size, that is, the particle size, particle size, aspect ratio, oil absorption, water absorption of the loose powder 10. It may be selected appropriately according to the properties such as quantity. That is, a mesh-type thing etc. can be used as the oscillating hole 51a.
[0028]
In addition, the cylinder 31 and the 2nd accommodating part 2 are formed in the rear side of the main body 12 so that it may mention later.
[0029]
(2) Second housing part 2
As shown in FIG. 1B, the second housing part 2 is provided so as to be positioned behind the first housing part 1 with the stoppers (21, 31 c) and the air suction part 3 interposed therebetween. .
[0030]
As shown in the figure, the second accommodating portion 2 is configured to play a role of accommodating a movable ball 20 as a weight so as to be movable in the front-rear direction.
[0031]
Here, the movable ball 20 plays a role of applying an impact to the stoppers (21, 31c) by performing a swinging operation by the user (see the figure).
[0032]
Of course, any weight can be used as long as the user can give an impact to the stopper (21, 31c) by performing the swinging operation, regardless of the shape, material, form, size, or number. Depending on the frequency of clogging and the needs of the user, it may be selected as appropriate. That is, a granular material or a liquid material can be used as the weight.
[0033]
Specifically, as shown in the figure, the second accommodating portion 2 is formed by a cylindrical rear piston 32b , a rear side of the cylindrical main body 22, and a cylindrical tail plug 23. Yes.
[0034]
Here, as shown in the figure, the piston 32 has a rear piston 32b having a cylindrical rear side, and the second accommodating portion 2 is formed inside the rear piston 32b. Yes.
[0035]
As shown in the figure, the tail plug 23 has a bottom 23a that forms the rear end of the accommodating portion, and the rearward movement of the movable ball 20 is restricted by the bottom 23a.
[0036]
Here, as shown in FIG. 2A, the user can perform the swinging operation while holding the movable ball 20 by the bottom 23a. That is, the bottom 23a also plays a role of imparting momentum to the movable ball 20 when the user performs the swinging motion.
[0037]
(3) Air suction part 3
As shown in FIG. 1B, the air suction unit 3 sucks the air 52 in the first storage unit 1 into the first storage unit 1 by sucking the loose powder 10 clogged in the outlet hole 51a. It is configured to play the role of pulling back.
[0038]
The air suction part 3 is provided so as to be sandwiched between the first accommodation part 1 and the second accommodation part 2 as shown in FIG.
[0039]
Here, the air suction portion 3 includes a cylinder 31, a piston 32, and a coil spring 33, as shown in FIG.
[0040]
As a result, it is possible to reduce the possibility of an unexpected situation in which the suction of the air 52 becomes insufficient, and as a result, clogging of the loose powder 10 is more easily and reliably eliminated. It has become.
[0041]
That is, as shown in the figure, the cylinder 31 is configured to communicate with the first housing portion 1 later.
[0042]
As shown in the figure, the cylinder 31 is composed of a front cylinder 31a continuous to the rear side of the first accommodating portion 1 and a rear cylinder 31b continuous to the rear side of the front cylinder 31a.
[0043]
Here, as shown in the figure, the rear cylinder 31b is set to have a larger inner diameter than the front cylinder 31a. In other words, as shown in the figure, a step portion 31c between the inner periphery of the front cylinder 31a and the inner periphery of the rear cylinder 31b is formed in the cylinder 31.
[0044]
Further, as shown in the figure, the piston 32 is configured to slide in the front-rear direction in the cylinder 31 following the swinging operation.
[0045]
As shown in the figure, the piston 32 is continuously provided on a columnar front piston 32a that is slidable in the front-rear direction in the front cylinder 31a and on the rear side of the front piston 32a. It consists of a cylindrical rear piston 32b that is slidable in the front-rear direction.
[0046]
Here, on the rear side outside the rear piston 32b, a first protrusion 32c that protrudes outward from the front side of the outer periphery is provided along the circumferential direction. It is provided in the side cylinder 31b so as to be slidable in the front-rear direction. That is, in the section from the step portion 31c to the first protrusion 32c, a gap is formed between the outside of the rear piston 32b and the portion other than the first protrusion 32c and the inside of the rear cylinder 31b. ing.
[0047]
Furthermore, as shown in FIGS. 2B and 2C, the coil spring 33 plays a role as an elastic member, and the piston 32 moved forward by the application of an impact by the movable ball 20. It plays the role of returning to the original position.
[0048]
Therefore, in place of the coil spring 33, a resin spring or the like in which slits are provided along the circumferential direction at appropriate portions of the resin cylinder so that an elastic restoring force can be exhibited.
[0049]
Here, as shown in FIG. 1B, the coil spring 33 is a gap between the outside of the rear piston 32b and the inside of the rear cylinder 31b, and is formed between the stepped portion 31c and the first protruding portion 32c. It is provided in between.
[0050]
That is, according to such an air suction portion 3, even when the loose powder 10 is clogged in the outlet hole 51 a, if the user moves the piston 32 forward by the impact of the movable ball 20, the coil spring 33, the piston 32 can be returned to the original position to suck the air 52 in the first housing portion 1, and the user can easily and reliably clog the loose powder 10. It is possible to eliminate it.
[0051]
Even if the piston 32 is not returned to the original position by the elastic force or mechanical force of the coil spring 33 or the like, the user may return the piston 32 to the original position by holding the container and performing a swinging operation. This is also possible, and the clogging of the loose powder 10 can be eliminated. That is, the coil spring 33 is an arbitrary technical element for the establishment of the present invention.
[0052]
(
4) Stopper (21, 31c)
The stopper is provided so as to be sandwiched between the first housing portion 1 and the second housing portion 2 as shown in FIG.
[0053]
As shown in the figure, the stoppers (21, 31c) stop the sliding of the piston 32 in the forward direction, that is, transmit the impact applied to the piston 32 to the first accommodating portion 1 side. The loose powder 10 is configured to play the role of swinging out from the swing hole 51a.
[0054]
Specifically, the stopper protrudes outward from the outside of the piston 32 and the stepped portion 31c formed between the inner periphery of the front cylinder 31a and the inner periphery of the rear cylinder 31b in the interior of the cylinder 31. The second protrusion 21 is provided in the circumferential direction.
[0055]
That is, according to such a stopper (21, 31c) , it is possible to transmit the impact applied to the rear end of the front piston 32a to the first accommodating portion 1 side, thereby allowing the user to Can move the loose powder 10 out of the outlet hole 51a by applying momentum with the movable ball 20. In addition, even if the loose powder 10 is clogged in the swing hole 51a, the user can easily and surely clog the loose powder 10 by applying an impact by the movable ball 20 to the first accommodating portion 1 side. It is possible to eliminate it.
[0056]
As described above, according to such a powdery material dispensing container, the stopper 4 is provided to discharge the loose powder 10 through the ejection hole 51a by transmitting the applied impact to the first accommodating portion 1 side. Therefore, the user can apply momentum with the movable ball 20 to swing out the loose powder 10 from the swinging hole 51a, and thus the clogging of the loose powder 10 does not occur in the swinging hole 51a. ing.
[0057]
Further, even if the loose powder 10 is clogged in the swing hole 51a, the user can easily and reliably clog the loose powder 10 by applying an impact by the movable ball 20 to the first accommodating portion 1 side. The loose powder 10 can be squeezed out through the squeezing hole 51a which is further free from clogging.
[0058]
Furthermore, the loose powder 10 clogged in the outlet hole 51a is provided with the air suction part 3 that draws back the air 52 in the container part by sucking the air 52 in the container part. Even in this case, the user can easily and reliably eliminate clogging of the loose powder 10 by the air suction unit 3, and can further discharge the loose powder 10 through the ejection hole 51a from which clogging has been eliminated. It is possible.
[0059]
Therefore, according to such a powdery substance dispensing container, the function of dispensing the loose powder 10 is not impaired by the clogging of the loose powder 10 in the dispensing hole 51a.
[0060]
【The invention's effect】
According to the powdery substance dispensing container according to the present invention, the function of dispensing the powdery substance is not hindered by clogging of the powdery substance in the dispensing hole.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is a diagram (FIG. 1 (a) is a front view and FIG. 1 (b) is a cross-sectional view) showing a configuration of a powdery substance dispensing container according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view for explaining the operation of the powdery substance dispensing container according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1
First housing part 2
Second housing part 3
Air suction part
21, 31c shock transmission part (stopper)
10
Loose powder 11
Sleeve 12
Body 20
Movable ball 22
Body 23
Tail plug 23a
Bottom 31
Cylinder 31a
Front cylinder 31b
Rear cylinder 31c
Step part 32
Piston 32a
Front piston 32b
Rear piston 32c
First protrusion 33
Coil spring
21 Second protrusion 51
Front end 51a
Swing hole 52
air

Claims (2)

粉状物が収容される収容部及び該収容部に面して設けた空気吸引部を有しており、前記粉状物を前方に振り出すための振出孔が前端部に形成されている粉状物振出容器であって、A powder having an accommodating part for accommodating a powdery substance and an air suction part provided facing the accommodating part, and having an outlet hole for ejecting the powdery substance forwardly formed at the front end part A container for ejecting objects,
前記空気吸引部は、後から前記収容部内に連通するシリンダーと、振出動作に追従して前記シリンダー内を前後方向に摺動するピストンとを備え、前記振出孔内に詰まった前記粉状物を前記ピストンの後方向への摺動により該収容部内の空気を吸引することで該収容部内に引き戻すことを特徴とする粉状物振出容器。The air suction part includes a cylinder that communicates with the inside of the housing part later, and a piston that slides in the front-rear direction in the cylinder following the swinging operation, and the powdery substance clogged in the swinging hole. A powdery substance dispensing container, wherein the piston is pulled back into the housing portion by sucking air in the housing portion by sliding backward of the piston. 第一の収容部と第二の収容部とを衝撃伝達部及び空気吸引部をはさんで対向する前後にそれぞれ有しており、前記第一の収容部に粉状物が収容されており、前記第二の収容部に振出動作により前記衝撃伝達部に衝撃を付与するためのおもりが移動自在に収容されており、前記粉状物を前方に振り出すための振出孔が前端部に形成されている粉状物振出容器であって、It has a first accommodating part and a second accommodating part respectively before and after facing the shock transmission part and the air suction part, and the powdery substance is accommodated in the first accommodating part, A weight for applying an impact to the impact transmitting portion by a swinging operation is movably accommodated in the second housing portion, and a swing hole for swinging the powdery substance forward is formed at the front end portion. A powdery container,
前記空気吸引部が、後から前記第一の収容部内に連通するシリンダーと、振出動作に追従して前記シリンダー内を前後方向に摺動するピストンとを備えており、The air suction part includes a cylinder that communicates with the first housing part later, and a piston that slides in the front-rear direction in the cylinder following the swinging operation,
前記衝撃伝達部が、前記ピストンの前方向への摺動を止めるストッパーを有しており、The impact transmission part has a stopper that stops the forward sliding of the piston,
前記衝撃伝達部が、前記ピストンの後端に付与された衝撃を前記ストッパーを介して前記第一の収容部側に伝達することで前記振出孔から前記粉状物を吐き出させるとともに、前記空気吸引部が、前記振出孔内に詰まった前記粉状物を前記ピストンの後方向への摺動により前記第一の収容部内に引き戻すことを特徴とする粉状物振出容器。The impact transmission part transmits the impact applied to the rear end of the piston to the first accommodating part side through the stopper, thereby discharging the powdery substance from the ejection hole and the air suction. The part pulls back the powdery substance clogged in the outlet hole into the first accommodating part by sliding backward of the piston.

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