JP4456445B2 - 二重壁の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は二重壁の製造方法に関する。
木質ユニット建物の壁パネルとして、特許文献1に記載の如く、上枠、下枠及び縦枠を
組んで形成した壁枠組の室内側に内面材を取着するとともに、該壁枠組の室外側に第1の
外面材を取着し、第1の外面材の外側に胴縁を介して第2の外面材を取着してなるものが
ある。この壁パネルでは、第1の外面材と第2の外面材により二重壁を構成し、この二重
壁の間に空気流通路を形成し、建物の通気性能を向上可能にする。
特開2004-68496号公報
二重壁を備える壁パネルでは、第1と第2の外面材の壁下端部、特に最外層を構成する
第2の外面材の壁下端部を、雨水等から保護するため、それら外面材の壁下端部に塗料を
塗布する必要がある。
しかしながら、従来技術では、第2の外面材の壁下端部の裏面(第1の外面材に相対す
る面)に塗料を塗布することに困難がある。
即ち、第2の外面材を第1の外面材の外側に取着した段階で、第2の外面材の壁下端部
の裏面に塗料を塗布する場合には、第2の外面材の壁下端部の裏面が第1の外面材により
覆われており、その裏面に塗装ローラ等で塗料を塗布作業することに困難がある。
また、第2の外面材を第1の外面材の外側に取着する前段階で事前に、第2の外面材の
壁下端部の裏面に塗料を塗布した場合には、第2の外面材を運搬する等の取扱い容易化の
ために、塗料が乾燥するまでの養生期間が長くなり、生産性が悪い。
本発明の課題は、二重壁の最外層を構成する第2の外面材の壁下端部の裏面に簡易に塗
料を塗布することにある。
請求項1の発明は、第1の外面材の外側に胴縁を介して第2の外面材を取着する二重壁
の製造方法において、第1の外面材の胴縁が固定された壁下端部の一端側から他端側に渡
る全域に、該胴縁の上面に貼着されるテープを添設する工程と、上記テープの上面に塗料
を塗布する工程と、第2の外面材の壁下端部で上記テープを挟みつつ、第2の外面材を第
1の外面材の外側に取着する工程とを有するようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記第1の外面材の壁下端部の一端
側から他端側に渡る範囲に複数の胴縁が固定され、相隣る胴縁の間に隙間を設けてなるよ
うにしたものである。
(請求項1)
(a)第1の外面材の胴縁の上面に貼着されて第1の外面材の壁下端部の一端側から他端
側に渡って添設されているテープの上面に塗料が塗布されている。従って、第2の外面材
を第1の外面材の外側に取着すると、第2の外面材の壁下端部の裏面がテープに押し付け
られ、テープの上面の塗料が第2の外面材の壁下端部の裏面に転写される。これにより、
第2の外面材を第1の外面材の外側に取着する段階で、第2の外面材の壁下端部の裏面に
簡易に塗料を塗布できる。
(請求項2)
(b)第1の外面材の胴縁と胴縁の間に空気流通路となる隙間がある場合にも、テープは
その隙間の空間上部に延在せしめられており、この空間に対応することとなる第2の外面
材の壁下端部の裏面にも塗料を塗布できる。
図1は木質ユニット建物を示す斜視図、図2は図1のII−II線に沿う壁構造を示す断面
図、図3は壁パネルを示し、(A)は全体斜視図、(B)は下部断面図、図4は第1の外
面材へのテープ添設工程を示し、(A)は全体斜視図、(B)は要部斜視図、図5は第1
の外面材へのテープ添設工程の変形例を示す全体斜視図、図6はテープへの塗料塗布工程
を示す要部斜視図、図7は第2の外面材の取着工程を示す全体斜視図である。
図1の木質ユニット建物1は、複数の建物ユニット10を左右上下に隣接設置して構築
されたものである。
建物ユニット10は、図2、図3に示す如く、床パネル20の外縁に壁パネル30を立
設して構成される。
床パネル20は、図2に示す如く、床根太21からなる床枠組20Aの下面周囲につな
ぎ材22を固定し、床枠組20Aの上面に床面材23を設けて構成される。
壁パネル30は、図2、図3に示す如く、上枠31、下枠32及び縦枠33を組んだ壁
枠組30Aの室内側に内面材34を取着するとともに、該壁枠組30Aの室外側に第1の
外面材35を取着し、第1の外面材35の外側に胴縁36を介して第2の外面材37を取
着して構成される。壁パネル30は、第1の外面材35の巾方向の一端側から他端側に渡
る範囲に複数の胴縁36を固定し、相隣る胴縁36、36の間に隙間36Aを設ける。第
1の外面材35と第2の外面材37は二重壁を構成する。
壁パネル30は、内面材34と第1の外面材35の間の壁内に断熱材38を設け、第1
の外面材35と断熱材38の間に上下階に連通する第1の空気流通路39Aを形成する。
また、壁パネル30は、第1の外面材35と第2の外面材37の間の二重壁内で前述の隙
間36Aを経由して上下階に連通する第2の空気流通路39Bを形成する。尚、壁パネル
30において、相隣る胴縁36、36の間に隙間36Aが設けられない場合、胴縁36に
穿設される通孔経由で第2の空気流通路39Bを形成することもできる。これにより、壁
パネル30は、断熱性能と壁内通気性能を確保できる。
しかるに、壁パネル30は、二重壁の最外層を構成する第2の外面材37の壁下端部(
第2の外面材37の上下方向の下端部)を雨水等から保護するため、以下の如くに製造さ
れる。
(1)第1の外面材の35の胴縁36が固定された壁下端部の巾方向の一端側から他端側
に渡る全域に、該胴縁36の上面に貼着される片面粘着性又は両面粘着性をもつプラスチ
ックシート等のテープ40を添設する(図4、図5)。図4は第1の外面材35が壁下端
部の一端側から他端側に渡って連続している場合を示し、図5は第1の外面材35が壁下
端部の一端側から他端側に渡る範囲の一部に欠損部分がある場合を示す。
(2)上述(1)のテープ40の上面に、塗装ローラ50を用いて塗料41を塗布する(図6
)。塗料は、例えば藤倉化成(株)の目止め剤SF10コートであり、木片セメント板等から
なる第2の外面材37への雨水の浸透を阻止可能にする。
(3)第2の外面材37の壁下端部で上述(2)の塗料41が塗布されたテープ40を挟みつ
つ、第2の外面材37を第1の外面材35の外側に釘打ち等して取着する(図7)。これ
により、テープ40の上面の塗料41が第2の外面材37の壁下端部の裏面に転写される
尚、第2の外面材37の壁下端部の木口、表面にも別途塗料を塗布することができる。
また、第1の外面材35の壁下端部の表裏面、木口にも別途塗料を塗布することができる
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)第1の外面材35の胴縁36の上面に貼着されて第1の外面材35の壁下端部の一
端側から他端側に渡って添設されているテープ40の上面に塗料41が塗布されている。
従って、第2の外面材37を第1の外面材35の外側に取着すると、第2の外面材37の
壁下端部の裏面がテープ40に押し付けられ、テープ40の上面の塗料41が第2の外面
材37の壁下端部の裏面に転写される。これにより、第2の外面材37を第1の外面材3
5の外側に取着する段階で、第2の外面材37の壁下端部の裏面に簡易に塗料41を塗布
できる。
(b)第1の外面材35の胴縁36と胴縁36の間に空気流通路39Bとなる隙間36A
がある場合にも、テープ40はその隙間36Aの空間上部に延在せしめられており、この
空間に対応することとなる第2の外面材37の壁下端部の裏面にも塗料41を塗布できる
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に
限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明
に含まれる。
図1は木質ユニット建物を示す斜視図である。 図2は図1のII−II線に沿う壁構造を示す断面図である。 図3は壁パネルを示し、(A)は全体斜視図、(B)は下部断面図である。 図4は第1の外面材へのテープ添設工程を示し、(A)は全体斜視図、(B)は要部斜視図である。 図5は第1の外面材へのテープ添設工程の変形例を示す全体斜視図である。 図6はテープへの塗料塗布工程を示す要部斜視図である。 図7は第2の外面材の取着工程を示す全体斜視図である。
符号の説明
35 第1の外面材
36 胴縁
36A 隙間
37 第2の外面材
40 テープ
41 塗料

Claims (2)

  1. 第1の外面材の外側に胴縁を介して第2の外面材を取着する二重壁の製造方法において

    第1の外面材の胴縁が固定された壁下端部の一端側から他端側に渡る全域に、該胴縁の
    上面に貼着されるテープを添設する工程と、
    上記テープの上面に塗料を塗布する工程と、
    第2の外面材の壁下端部で上記テープを挟みつつ、第2の外面材を第1の外面材の外側
    に取着する工程とを有することを特徴とする二重壁の製造方法。
  2. 前記第1の外面材の壁下端部の一端側から他端側に渡る範囲に複数の胴縁が固定され、
    相隣る胴縁の間に隙間を設けてなる請求項1に記載の二重壁の製造方法。
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