JP4455408B2 - ヘッド支持装置及びそれを有するドライブ - Google Patents

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Description

本発明は、一般には、ヘッド支持装置及びそれを有するドライブに関する。本発明のドライブは、例えば、記録媒体から外れた位置でヘッドを保持するランプロード装置を有するハードディスクドライブ(以下、「HDD」という。)に好適である。
近年のインターネット等の急速な発達に伴い、利用される電子情報量は爆発的な勢いで増加している。このため、HDDに代表される磁気記録装置は大量の情報を保存しておくため、大容量化が益々要求されている。
HDDにおいては、典型的に、ヘッドを搭載したスライダがディスク上で浮上して記録再生動作を行う。ディスクの起動及び停止時のスライダとディスクとの関係(以下、「インターフェース」呼ぶ。)には、ディスク停止時及び回転開始時にスライダがディスクに接触するCSS(Contact Start Stop)方式と、スライダがディスクの停止時にディスクから退避してランプと呼ばれる保持部材に保持されるランプロード又はダイナミックロード方式が存在する。
CSS方式は、静止時及び滑走時の摩擦が大きくなるとクラッシュ(ディスクに傷をつけること)をもたらす。また、スライダとディスクは吸着しやすく、吸着を避けるためにディスク表面に微小な凹凸を形成するテクスチャ処理も必要となる。かかるテクスチャ処理はコストアップをもたらす上に、特に、近年の高記録密度によるスライダの浮上量の減少とそれに伴うディスク表面の平滑化の要請から困難になってきた。
そこで、ランプロード方式が最近注目されている。ランプロード方式は、ディスクの回転開始時及び停止時にスライダをディスクと非接触に保持するため、摩擦によるディスクの損傷や両者の吸着がない。また、テクスチャ処理も不要でヘッド浮上量も小さくできるという長所も有する。ランプロード方式においては、スライダを支持するサスペンションの先端に設けられたリフトタブは、ランプに弾性力をもって接触しながらランプの摺動面を摺動し、スライダをディスクにロード及びアンロードする。
ランプロード方式においては、ランプはディスクの外周部上に張り出している。かかる張り出しがなければ、ロード及びアンロード時にスライダはランプとディスクの間に落ちて損傷してしまう。一方で、張り出しがディスクの記録領域を侵食するために張り出し量はできるだけ小さく抑える必要がある。この点、張り出し部の傾斜角度を大きくすることが考えられるが、これではリフトタブがアンロード時に高速でランプに衝突してリフトタブやランプが損傷するおそれがある。
そこで、本発明は、ランプやリフトタブの損傷を防止しつつ記録媒体上の実効的な記録領域を広く確保するヘッド支持装置並びにこれを有するドライブを提供することを例示的目的とする。
本発明の一側面としてのドライブは、記録媒体と、ランプロード装置と、ヘッド支持装置と、を有するドライブであって、前記ヘッド支持装置は、前記記録媒体に記録又は再生を施すヘッドと、当該ヘッドを支持して軸周りに回転するサスペンションと、当該サスペンションに接続され、前記ランプロード装置の摺動面を摺動するリフトタブとを有し、前記ランプロード装置は、前記ヘッドを前記記録媒体上にロードする際と前記記録媒体から前記ヘッドをアンロードする際に、前記記録媒体から離間した位置で前記ヘッドを保持し、前記リフトタブは前記摺動面を摺動する部分が前記軸に垂直な水平面に対して傾斜し、前記摺動面は前記リフトタブが摺動する範囲において前記水平面と平行な面に対して傾斜する部分を有し、前記サスペンションが回転すると前記リフトタブと前記摺動面との接触位置は前記リフトタブ上を移動することを特徴とする。かかるドライブは、リフタブの傾斜角度と摺動面の配置を適当に設定することによって、水平なリフトタブと摺動面との接触位置がリフトタブ上で変化しない従来の構成よりも、ランプロード装置が記録媒体上に張り出す張り出し量を短くすることができる。この結果、記録媒体がランプロード装置によって侵食される記録領域は従来よりも小さくなる。また、より迅速にヘッドを記録媒体からロード及びアンロードすることができる。
前記リフトタブの前記水平面又はそれに平行な平面に対する傾斜角度は前記リフトタブと前記摺動面がアンロード時に最初に接触する位置の角度よりも、前記ヘッドが前記記録媒体に対して記録又は再生を施すことができない高さに移動したときの位置の角度の方が大きくなるように変化してもよい。これにより、傾斜角度が一定のリフトタブよりも更に張り出し量を短くすることができる。例えば、前記ヘッドを前記記録媒体からアンロードする際に前記リフトタブが前記摺動に最初に接触する位置における前記リフトタブの傾斜角度(例えば、0度)よりも、前記ヘッドが前記記録媒体に対して記録又は再生を施すことができない高さに移動したときの位置における前記リフトタブの傾斜角度は大きい。これにより、アンロード時にリフトタブが傾斜部に接触する際の衝撃を小さくしつつ傾斜部が記録媒体上に張り出す張り出し量を小さくすることができる。前記リフトタブの最大傾斜角度は30°以下であることが好ましい。これは傾斜角度が30度よりも大きくなるとリフトタブ20の長さを長くしなければならず、振動特性からスライダ19が振動しやすくなるからである。
かるドライブにおいては、例えば、前記リフトタブは前記水平面に関して前記ヘッドから離れる方向(別の実施例では近づく方向)に傾斜し、前記ヘッドを前記記録媒体からアンロードする際に前記リフトタブが前記摺動に最初に接触する位置から前記サスペンションが前記ランプロード装置の方に回転すると、前記リフトタブと前記摺動面との接触位置が前記リフトタブ上で前記サスペンションに近づく方向(別の実施例では離れる方向)に移動するように前記摺動面は配置されている。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、ランプやリフトタブの損傷を防止しつつ記録媒体上の実効的な記録領域を広く確保するヘッド支持装置並びにこれを有するドライブを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態としてのHDD1について説明する。HDD1は、第1図に示すように、筐体12内に、記録媒体としての一又は複数の磁気ディスク13と、スピンドルモータ14と、磁気ヘッド部と、ランプロード装置100とを収納する。ここで、第1図は、HDD1の内部構造の概略平面図である。なお、本実施形態では磁気ディスク13の枚数は例示的に一枚である。
筐体12は、例えば、アルミダイカストベースやステンレスなどから構成され、直方体形状を有し、内部空間を密閉する図示しないカバーが結合される。本実施形態の磁気ディスク13は高い面記録密度、例えば、100Gb/in以上を有する。磁気ディスク13は、その中央に設けられた孔を介してスピンドルモータ14のスピンドルに装着される。
スピンドルモータ14は、例えば、10000rpmなどの高速で磁気ディスク13を回転し、例えば、図示しないブラシレスDCモータとそのロータ部分であるスピンドルを有する。例えば、2枚の磁気ディスク13を使用する場合、スピンドルには、ディスク、スペーサー、ディスク、クランプと順に積まれてスピンドルと締結したボルトによって固定される。本実施形態と異なり、磁気ディスク13は中央孔を有さずにハブ有するディスクであってもよく、その場合、スピンドルはハブを介してディスクを回転する。
磁気ヘッド部は、スライダ19と、スライダ19の位置決め及び駆動機構として機能するアクチュエータ21とを有する。
スライダ19は、第2図に示すように、略直方体に形成されるAl−TiC(アルチック)製のスライダ本体22と、スライダ本体22の空気流出端に接合されて、読み出し及び書き込み用のヘッド23を内蔵するAl(アルミナ)製のヘッド素子内蔵膜24とを備える。ここで、第2図は、スライダ19の拡大斜視図である。スライダ本体22及びヘッド素子内蔵膜24には、磁気ディスク13に対向する媒体対向面、即ち、浮上面25が規定される。磁気ディスク13の回転に基づき生成される気流26は浮上面25に受け止められる。
浮上面25には、空気流入端から空気流出端に向かって延びる2筋のレール27が形成される。各レール27の頂上面にはいわゆるABS(空気軸受け面)28が規定される。ABS28では気流26の働きに応じて浮力が生成される。ヘッド素子内蔵膜24に埋め込まれたヘッド23はABS28で露出する。なお、スライダ19の浮上方式はかかる形態に限られず、既知の動圧潤滑方式、静圧潤滑方式、ピエゾ制御方式、その他の浮上方式を適用することができる。本実施形態は、後述するように、停止時にスライダ19を磁気ディスク13から退避又はアンロードして磁気ディスク13の外側にあるランプロード装置100でスライダ19を磁気ディスク13と非接触に保持し、起動時に保持部から磁気ディスク13上に落下又はロードするダイナミックローディング又はランプロード方式を採用している。
ヘッド23は、導電コイルパターン(図示せず)で生起される磁界を利用して磁気ディスク13に2値情報を書き込む誘導書き込みヘッド素子(以下、「インダクティブヘッド素子」という。)と、磁気ディスク13から作用する磁界に応じて変化する抵抗に基づき2値情報を読み取る磁気抵抗効果(以下、「MR」という。)ヘッド素子とを有するMRインダクティブ複合ヘッドである。MRヘッド素子は、(CIP(Current in Plane)構造を利用したGMR、CPP(Current Perpendicular to Plane)構造を利用したGMRを含む)GMR(巨大磁気抵抗:Giant Magnetoresistive)、TMR(Tunneling Magnetoresistive)、AMR(anisotropic Magnetoresistive)等種類を問わない。
再び第1図に戻って、アクチュエータ21は、第1図には図示しないボイスコイルモータと、支軸15と、キャリッジ16とを有する。
ボイスコイルモータには当業界で既知のいかなる技術をも適用することができ、ここでは詳しい構造の説明は省略する。例えば、ボイスコイルモータは、筐体12内に固定された鉄板に固定された永久磁石と、キャリッジ16に固定された可動磁石を有する。支軸15は、キャリッジ16に設けられた円筒中空孔に嵌合し、筐体12内に第1図の紙面に垂直に延びるように配置される。
キャリッジ16は、支軸15の周りに回転又は揺動可能に設けられる剛体のアーム17と、このアーム17の先端に取り付けられてアーム17から前方に延びるサスペンション18とを備える。サスペンション18は、例えば、ステンレス製のワトラス形サスペンションであり、図示しないジンバルばねによってスライダ19及びその先端のリフトタブ20を片持ち支持する。また、サスペンション18はスライダ19にGBB(ゴールドボールボンディング)などを介して接続される配線部も支持する。配線部は小さいので第1図では省略されている。かかるGBBを介して、ヘッド23と配線部との間でセンス電流、書き込み情報及び読み出し情報が供給及び出力される。スライダ19及びリフトタブ20には、磁気ディスク13の表面に抗して弾性力がサスペンション18から加えられる。
リフトタブ20は、サスペンション18の中心軸に沿ってスライダ19から支軸15と反対方向に延び、ランプロード装置100と係合する。リフトタブ20は、後述する摺動面160を摺動する舟形形状を有し、例えば、サスペンション18と一体で同一材料からなる。リフトタブ20は、ランプロード装置100を摺動することによって、スライダ19のロード及びアンロード動作を行う。即ち、リフトタブ20は、磁気ディスク13の駆動開始時にスライダ19をランプロード装置100から磁気ディスク13上へロードし、磁気ディスク13の駆動終了時にスライダ19を磁気ディスク13上からアンロードしてランプロード装置100に保持させる。
第1図、第3図及び第4図を参照するに、ランプロード装置100は、ディスク13の最外周近傍に設けられ、その一部はディスク13に張り出している。ここで、第3図及び第4図は、それぞれ、ランプロード装置100の拡大斜視図及び拡大平面図である。本実施形態では、便宜上、一の磁気ディスク13の表裏に対して設けられるリフトタブ用のランプロード装置100を説明するが、本発明はこれに限定されない。
第3図及び第4図に示すように、ランプロード装置100は、筐体12の底壁に螺子などを介して固定される固定部110と、固定部110に結合して磁気ディスク13の外側に配置されたランプ120とを備えている。ランプ120は、固定部110に結合された基部122と、リフトタブ20を案内及び保持すると共にリフトタブ20と摺動可能に当接するガイド部124とを有する。ガイド部124の先端に形成されるU字形の溝126に磁気ディスク13の外周が部分的に挿入される。なお、以下に説明する第9図など、リフトタブ20とランプ120との接触位置は、リフトタブ20とサスペンション18との接続部(以下、「基部」という。)側にある場合もあるが、第4図においてガイド部124は十分な幅を有しているものとする。
基部122は、リフトタブ20が振動して後述する保持部140から外れないように押さえるためのカバー130を備える。別の実施形態においては、第5図に示すように、カバー130は、摺動面160上にも延在してリフトタブ20が凹凸状の摺動面160振動して摺動面160から外れないように押さえるカバー130Aに置換されてもよい。これにより、ランプロード装置100でリフトタブ20が振動したまま磁気ディスク13にスライダ19がロードされてスライダ19が磁気ディスク13に衝突することを防止することができる。ここで、第5図は、第4図に示すカバー130の変形例としての平面図である。
ガイド部124は、保持部140と、摺動部150と、押え板190とを有する。なお、保持部140と摺動面160はガイド部124の下側にも形成されて図示しない別のリフトタブに使用されるが、便宜上、上側のみを説明する。
保持部140は、スライダ19を支持するリフトタブ20を保持する凹部であり、リフトタブ20にとってはランプ120におけるホームポジションである。保持部140の凹部の形状は、本実施形態では、両側のやや開いたU字形であるが、V字形、その他の形状であってもよい。
摺動部150は、リフトタブ20が所定の弾性力をもって当接することができる高さに配置された摺動面160を有する。摺動面160は、第4図に示すように、リフトタブ20が描く円弧状の軌跡に対応する所定幅の円弧形状を有し、平坦部162と傾斜部164とを有している。もっとも、ガイド部124が十分な幅を有している場合には摺動面160は円弧形状に限定されない。平坦部162は保持部140に接続し、ディスク13の表面と平行に延びる。平坦部162から磁気ディスク13に向かって傾斜する傾斜部164は磁気ディスク13上に部分的に張り出す。
以下、第6図を参照して、リフトタブ20とスライダ19とランプ120の摺動面160との関係をより詳細に説明する。ここで、第6図は、リフトタブ20とスライダ19と摺動面160との位置関係を示す概略断面図である。同図中、19−1乃至19−4はスライダ19の位置を示し、20−1乃至20−4はリフトタブ20の位置を示す。
スライダ19がディスク13上にロードしている状態では、スライダ19はディスク13上で微小な間隔で浮上しており、リフトタブ20は位置20−1に示す所定の高さでディスク13の表面から離間している。
アンロード時にリフトタブ20が傾斜部164に最初に接触する位置は位置20−2であり、その時のスライダ19の位置は位置19−2である。位置19−2におけるディスク13の表面からの高さは位置19−1と同じである。
サスペンション18がディスク13の外周部に更に移動するとリフトタブ20は傾斜部164を上る。この時、サスペンション18にはスライダ19を上に引上げようとする引き上げ力が発生し、それはリフトタブ20が傾斜部164を上るにつれて大きくなる。リフトタブ20が傾斜部164に接触してからある垂直距離V1だけ上昇した時に発生する力がスライダ19の浮上力によりスライダ19をディスク13側に押し付けようとする力を上回る。この結果、スライダ19はディスク13から離脱する。この時のリフトタブ20の位置は位置20−3であり、スライダ19の位置は位置19−3である。
その後、リフトタブ20は、更に傾斜部164に沿って上昇し、平坦部162に移行する。この時の位置が位置20−4であり、スライダ19の位置は位置19−4である。
スライダ19とディスク13の外周エッジ部とが接触すると両者の少なくともいずれかが損傷して装置の信頼性が低下する。このため、リフトタブ20の位置20−2と位置20−3の水平距離H1は、リフトタブ20の位置20−2からディスク13の外周エッジ部までの水平距離H2よりも小さくなくてはならない。傾斜部164の傾斜角度θが一定であれば水平距離H1は垂直距離V1からH1=V1/tanθとして表現される。傾斜部164がディスク13上に張り出す張り出し量はこの水平距離H1に依存する。かかる張り出しはスライダ19及び/又はディスク13との損傷を防止する上では必要であるが、ディスク13上の記録領域を侵食する。このため、張り出し量をできるだけ小さくするために水平距離H1をできるだけ小さくする必要がある。
この点、傾斜部164の傾斜角度θを大きくすることが考えられるが、これではリフトタブ20がアンロード時に高速で傾斜部164に衝突して、両者が破損するおそれがある。
従来は、第4図に示す摺動面160は、支軸15の中心を中心とする円弧を構成していた。そして、リフトタブ20とランプ120との接触位置が描く軌跡を支軸15に垂直な平面に投影すると支軸15の中心を中心とする円弧上にあった。また、リフトタブ20はディスク13と水平であり、リフトタブ20トランプ120との接触位置はサスペンション18がディスク13の外周部に移動してもリフトタブ20上では固定であった。これに対して、本実施例は、リフトタブ20とランプ120との接触位置は、サスペンション18がディスク13の外周部に移動するにつれて、リフトタブ20の基部側に移動するようにしている。かかる作用を実現するために、本実施例では、リフトタブ20をディスク13に対して傾斜させ、リフトタブ20とランプ120との接触位置が描く軌跡を支軸15に垂直な平面に投影すると支軸15の中心を中心とする円からずらしている。
以下、第7図乃至第9図を参照して、本発明の一実施例を説明する。本実施例では、ランプ120は、第8図に示すように、支軸15を中心とする円Cの内側に末端部がRだけ変位し、位置20−2からリフトタブ20とランプ120との接触位置が描く軌跡を支軸15に垂直な平面に投影すると支軸15の中心を中心とする円の内側にずらしている。また、本実施例は、リフトタブ20を、第9図に示すように、ディスク13の表面に対して基部から上方に傾斜している。最大傾斜角度は30度以内が好ましい。これは傾斜角度が30度よりも大きくなるとリフトタブ20の長さを長くしなければならず、振動特性からスライダ19が振動しやすくなるからである。ここで、第7図は、アンロード時にリフトタブ20の位置20−2の状態の様子を表す概略断面図である。なお、第7図では第4図に示す基部122などは省略されている。第8図は、ランプ120と支軸15との関係を示す概略平面図である。第9図は、リフトタブ20の移動に伴うリフトタブ20上のランプ120の接触位置の変位を示す概略断面図である。
第9図に示すように、リフトタブ20が位置20−2から位置20−3に移動すると、リフトタブ20上のランプ120の接触位置は位置120−2から位置120−3に変位し、垂直距離V2だけ降下する。上述のように、水平距離H1=V1/tanθであるが、第9図に示す垂直距離V2を考慮すると、(V1−V2)/tanθとなり、V2/tanθだけ水平距離H1を減少させることができる。また、アンロード時のヘッドの面内速度をAとするとスライダ19の上下方向速度はA・tanθとなるが、本実施例ではリフトタブ20が傾斜しているので上下方向速度をa・tanθより早めることができる。これにより、ランプ120のディスク13上の張り出し量を減少させることができ、ディスク13の実効的な記録領域を広く確保することができる。
次に、第10図を参照して、本発明の他の実施例について説明する。第10図は、位置20−2にあるリフトタブ20Aの概略断面図である。リフトタブ20Aは先端にいくほどディスク13から離れる方向に湾曲している。リフトタブ20は、位置20−2においてその先端部でランプ120と最初に接触する。サスペンション18がディスク13外周部に更に移動すると、接続位置はリフトタブ20Aの基部側に移動する。かかる配置により、第9図と同様の作用により、ランプ120のディスク13上の張り出し量を減少させることができ、ディスク13の実効的な記録領域を広く確保することができる。
本実施例は、傾斜部164を有さず平坦部162のみを有するランプ120も使用することができる。リフトタブ20Aが反っているために、サスペンション18がディスク13の外周方向に移動するにつれてリフトタブ20Aがランプ120に接触して乗り上げる。その後、サスペンション18をディスク13の外周方向に更に移動すると、スライダ19をディスク13から引き上げることができる。本実施例では、ランプ120に精度が要求される傾斜部164を形成する必要がないため製造が容易になり、更にコストを低減することができる。
次に、第11図を参照して、第10図の変形例であるリフトタブ20Bについて説明する。ここで、第10図は、位置20−2にあるリフトタブ20Bの概略断面図である。リフトタブ20Bは、先端に近づくほどディスク13から遠ざかるように湾曲している点はリフトタブ20Aと同様であるが、その先端がディスク13と平行又は僅かに先端が高くなるように形成されている点でリフトタブ20Aと異なる。
リフトタブ20Bが、その平坦部又は傾斜の緩い部位でランプ120と接触するため、リフトタブ20Bが位置20−2においてランプ120と接触する際の接触力は低下し、両者の損傷を防止することができる。また、リフトタブ20Bがランプ120に安定して接触し、その上を移動することによって両者の初期スティックスリップやランプ120の偏磨耗を防止し、ロード・アンロードの信頼性が向上する。また、磨耗分がディスク13に落ちて記録再生動作性能が低下することを防止することができる。
第12図は、本発明の他の実施例を説明するための概略平面図である。本実施例は、第8図とは逆に、ランプ120を支軸15を中心とする円Cの外側に末端部がRだけ変位させ、位置20−2からリフトタブ20とランプ120との接触位置が描く軌跡を支軸15に垂直な平面に投影すると支軸15の中心を中心とする円の外側にずらしている。また、本実施例は、リフトタブ20を、第13図に示すように、ディスク13の表面に対して基部から下方に傾斜させている。サスペンション18がディスク13の外周部に移動するにつれてリフトタブ20Cとランプ120の接触位置がリフトタブ先端側に移動する。このため、本実施例も第9図と同様の作用を奏することができる。
なお、第8図及び第12図では、位置20−2からリフトタブ20とランプ120との接触位置が描く軌跡がこれらの図のようになっていれば、ランプ120自体は支軸15を中心とする円Cの円周上にあってもよい。
次に、第14図を参照して、本発明の他の実施例について説明する。第14図は、位置20−2にあるリフトタブ20Dの概略断面図である。リフトタブ20Dはリフトタブ20Aと同様の作用を奏する。即ち、リフトタブ20Dは先端にいくほどディスク13に近づく方向に湾曲している。即ち、リフトタブ20Dはサスペンション18との接続側でディスク13となす角度が小さく、その先端側になるほど角度が増加するように加工されている。ランプ120とリフトタブ20Dの最初の接触位置はリフトタブ20Dとサスペンション18との接続側であり、サスペンション18がディスク13外側に更に移動すると、次第に先端側に移動する。かかる配置により、ランプ120のディスク13上の張り出し量を減少させることができ、ディスク13上の実効的な記録領域を広く確保することができる。
通常、スライダ19をディスク13から早く引き上げるためにはリフトタブ20Dの傾斜部の傾斜角度を大きくすればよい。しかし、これでは最初にリフトタブ20Dがランプ120と接触する時、リフトタブ20Dに急激な上下方向の速度変化が生じて衝撃力が大きくなり、両者にダメージを与える可能性が増加する。よって、リフトタブ20Dの傾斜部の傾斜角度は小さく、その先端にいくに従ってその角度を大きくする加工は信頼性を向上させる。
第15図は、リフトタブ20Dの変形例としてのリフトタブ20Eを示しており、リフトタブ20Eの先端はディスク13から離れるように湾曲しており、ディスク13とのクリアランス減少による衝突の発生を防止する。
以上説明したように、リフトタブ20の傾斜角度を部分的に変更することによりランプ120、リフトタブ20に対する信頼性が向上する。同様に、ランプ120とリフトタブ20がアンロード時に最初に接触する部分の角度を浅くし、その後、深くするようにランプ120の傾斜の角度を部分的に変更することによっても同様の作用を奏する。また、ランプ120とリフトタブ20の最初の接触時にリフトタブ20の傾斜の緩い部分がランプ120に接触するように構成されればランプ120は傾斜部を必要とせず、製造を容易にする。逆に、リフトタブ20にかかる傾斜を設ける代わりに、ランプの傾斜を部分的に変化させて同様の効果を得てもよい。このように、リフトタブ20に与えた特徴とランプ120に与えた特徴を入れ替えても同様な効果が得られる。例えば、第16図に示すように、リフトタブ20を位置20−2付近の領域H3ではディスク13に対して水平にし、ランプ120の位置20−3付近の領域H4の傾斜角度を領域H3のそれよりも大きくすると、上述の実施例と同様の効果が得られる。
また、ランプ120の傾斜部やリフトタブ20は長手方向に沿った平面に投影すると直線と曲線又は複数の曲線の組み合わせで構成されてもよい。最大傾斜角度は50度以内が好ましい。典型的なリフトタブ20の幅は0.307mmで外径が0.2mmであるが、ランプ120の傾斜部164の傾斜角度がこれよりも大きいとリフトタブ20のエッジに接触して円滑なロード/アンロード動作ができなくなるからである。
押え板190は、ランプ120から突出し、角柱形状を有し、磁気ディスク13の表面と略平行な上面と下面とを有する。押え板190は、スライダ19の変動を抑える機能を有する
HDD1は、図示しない制御系として、制御部、インターフェース、ハードディスクコントローラ(以下、「HDC」という。)、ライト変調部、リード復調部、ヘッドICを有する。制御部は、CPU、MPUなど名称の如何を問わずいかなる処理部を含み、制御系の各部を制御する。インターフェースは、例えば、HDD1を上位装置であるパーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)などの外部装置に接続する。HDCは、リード復調部によって復調されたデータを制御部に送信したり、ライト変調部にデータを送信したりする。また、制御部又はHDCはスピンドルモータ14とアクチュエータ21(のモータ)をサーボ制御する。ライト変調部は、例えば、インターフェースを介して上位装置から供給され、インダクティブヘッドによって磁気ディスク13に書き込まれるデータを変調してヘッドICに供給する。リード復調部はMRヘッド素子が磁気ディスク13読み取ったデータをサンプリングして元の信号に復調する。ライト変調部とリード復調部が一体の信号処理部として把握されてもよい。ヘッドICはプリアンプとして機能する。
HDD1の動作において、図示しない制御部が、上位装置の命令などに応答してスピンドルモータ14を駆動して磁気ディスク13を回転させる。次に、制御部は、アクチュエータ21を制御してキャリッジ16を支軸15回りに回動させる。当初、リードタブ20はランプロード装置100の保持部140に保持されているが、キャリッジ16の回転によりリードタブ20は保持部140から摺動面160に移行する。
次いで、リフトタブ20は摺動面160を経てディスク13に移動し、ヘッド23はディスク13の目的のトラック上にシークされる。ディスク13の回転に伴う空気流がスライダ19とディスク13との間に巻き込まれて微小な空気膜を形成され、スライダ19にはディスク面から浮上する浮力が作用する。一方、サスペンション18はスライダ19の浮力と対向する方向に弾性押付力をスライダ19に加えている。かかる浮力と弾性力との釣り合いにより、スライダ19と磁気ディスク13との間が一定に離間する。
書き込み時には、図示しない制御部は、インターフェースを介して上位装置から得たデータを受信し、インダクティブヘッド素子を選択し、HDCを介してライト変調部に送信する。これに応答して、ライト変調部はデータを変調した後に当該変調されたデータをヘッドICに送信する。ヘッドICは、かかる変調されたデータを増幅した後でインダクティブヘッド素子に書き込み電流として供給する。これにより、インダクティブヘッド素子は目的のトラックにデータを書き込む。
読み出し時には、図示しない制御部は、MRヘッド素子を選択し、所定のセンス電流を、HDCを介してMRヘッド素子に供給する。信号磁界に応じて変化するMRヘッド素子の電気抵抗変化に基づくデータは、ヘッドICによって増幅され、その後、リード復調部に供給されて元の信号に復調される。復調された信号は、HDC、制御部、インターフェースを介して、図示しない上位装置に送信される。
本実施形態によれば、ランプ120のディスク13上への張り出し量は低減しているのでディスク13の実効的な記録領域を広く確保することができる。
読み出し及び書き込みが終了すると、制御部は、アクチュエータ21を制御してキャリッジ16を支軸15回りにディスク13の内周から外周に向かって回動させる。これにより、リードタブ20はディスク13上からアンロードされる。リフトタブ20及び/又はランプ120は傾斜角度が調節されているので接触時の衝撃は従来と同様であり、その後、摺動面160をリフトタブ20が移動する際にはリフトタブ20とランプ120の接触位置はスライダ19が持ち上がるように移動し、スライダ19がディスク13から持ち上がる距離H1は従来よりも短縮している。その後、リフトタブ20は保持部140に保持される。保持部140において、カバー130はリフトタブ20の垂直な方向への移動を規制する。また、押え板190は、サスペンション18の自由端と約0.1mm程度の隙間で対向し、サスペンション18の異常な変位(即ち、スライダ19の異常な変位)を規制する。
図示しない制御部は、スピンドルモータ14を駆動して磁気ディスク13の駆動を停止させる。ランプローディング方式を採用しているので、CSS方式とは異なり、磁気ディスク13には駆動停止時にスライダ19による摩擦力が印加されずクラッシュの危険性は少なくなる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内で様々な変形及び変更が可能である。例えば、磁気ディスク13の枚数とスライダ19の数に対応してランプロード装置100の保持部140や摺動面160の数も増減可能である。また、本発明の記録媒体の種類は磁気ディスクに限定されず、光磁気ディスクも含む。
本発明の一側面としてのドライブの一例であるハードディスクドライブ(HDD)の内部構造を示す平面図である。 図1に示すHDDのスライダの拡大斜視図である。 図1に示すHDDのランプロード装置の拡大斜視図である。 図1に示すHDDのランプロード装置の拡大平面図である。 図4に示すランプロード装置の変形例の拡大平面図である。 図1に示すランプとリフトタブとスライダの位置関係を示す概略断面図である。 図1に示すHDDに適用可能なリフトタブとランプとの位置関係を示す概略断面図である。 図7に示すリフトタブに適用可能なランプとキャリッジの支軸との位置関係を示す概略断面図である。 図7に示すリフトタブが第8図に示すランプを時計回りに移動した場合の作用を説明するための概略断面図である。 図7に示すリフトタブの変形例とランプとの位置関係を示す概略断面図である。 図10に示すリフトタブの変形例とランプとの位置関係を示す概略断面図である。 図1に示すHDDに適用可能な別のランプとキャリッジの支軸との位置関係を示す概略断面図である。 図12に示すランプとそれに適用可能なリフトタブとの位置関係を示す概略断面図である。 図13に示すリフトタブの変形例とランプとの位置関係を示す概略断面図である。 図14に示すリフトタブの変形例とランプとの位置関係を示す概略断面図である。 本発明の別の側面としてのランプの概略断面図である。
符号の説明
1 ハードディスクドライブ(HDD)
18 サスペンション
19 スライダ
20−20D リフトタブ
100 ランプロード装置
140 保持部
150 摺動部
160 摺動面
162 平坦部
164 傾斜部

Claims (5)

  1. 記録媒体と、
    ランプロード装置と、
    ヘッド支持装置と、を有するドライブであって、
    前記ヘッド支持装置は、
    前記記録媒体に記録又は再生を施すヘッドと、
    当該ヘッドを支持して軸周りに回転するサスペンションと、
    当該サスペンションに接続され、前記ランプロード装置の摺動面を摺動するリフトタブとを有し、
    前記ランプロード装置は、前記ヘッドを前記記録媒体上にロードする際と前記記録媒体から前記ヘッドをアンロードする際に、前記記録媒体から離間した位置で前記ヘッドを保持し、
    前記リフトタブは前記摺動面を摺動する部分が前記軸に垂直な水平面に対して傾斜する部分を有し、前記摺動面は前記リフトタブが摺動する範囲において前記水平面と平行な面に対して傾斜する部分を有し、前記サスペンションが回転すると前記リフトタブと前記摺動面との接触位置は前記リフトタブ上を移動し、
    前記リフトタブの前記水平面又はそれに平行な平面に対する傾斜角度は前記リフトタブと前記摺動面がアンロード時に最初に接触する位置の角度よりも、前記ヘッドが前記記録媒体に対して記録又は再生を施すことができない高さに移動したときの位置の角度の方が大きくなるように変化していることを特徴とするドライブ。
  2. 記録媒体と、
    ランプロード装置と、
    ヘッド支持装置と、を有するドライブであって、
    前記ヘッド支持装置は、
    前記記録媒体に記録又は再生を施すヘッドと、
    当該ヘッドを支持して軸周りに回転するサスペンションと、
    当該サスペンションに接続され、前記ランプロード装置の摺動面を摺動するリフトタブとを有し、
    前記ランプロード装置は、前記ヘッドを前記記録媒体上にロードする際と前記記録媒体から前記ヘッドをアンロードする際に、前記記録媒体から離間した位置で前記ヘッドを保持し、
    前記リフトタブは前記摺動面を摺動する部分が前記軸に垂直な水平面に対して傾斜する部分を有し、前記摺動面は前記リフトタブが摺動する範囲において前記水平面と平行な面に対して傾斜する部分を有し、前記サスペンションが回転すると前記リフトタブと前記摺動面との接触位置は前記リフトタブ上を移動し、
    前記リフトタブは前記水平面に関して前記ヘッドに近づく方向に傾斜し、
    前記ヘッドを前記記録媒体からアンロードする際に前記リフトタブが前記摺動面に最初に接触する位置から前記サスペンションが前記ランプロード装置の方に回転すると、前記リフトタブと前記摺動面との接触位置が前記リフトタブ上で前記サスペンションから離れる方向に移動するように前記摺動面は配置されていることを特徴とするドライブ。
  3. 前記ヘッドを前記記録媒体からアンロードする際に前記リフトタブが前記摺動面に最初に接触する位置における前記リフトタブの前記水平面に対する傾斜角度は0度であることを特徴とする請求項1記載のドライブ。
  4. 前記リフトタブの前記水平面に対する最大傾斜角度は30°以下であることを特徴とする請求項1記載のドライブ。
  5. 前記リフトタブは前記水平面に関して前記ヘッドから離れる方向に傾斜し、
    前記ヘッドを前記記録媒体からアンロードする際に前記リフトタブが前記摺動面に最初に接触する位置から前記サスペンションが前記ランプロード装置の方に回転すると、前記リフトタブと前記摺動面との接触位置が前記リフトタブ上で前記サスペンションに近づく方向に移動するように前記摺動面は配置されていることを特徴とする請求項1記載のドライブ。
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