JP4455083B2 - 不定形果実類包装袋 - Google Patents

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本発明は不定形果実類の包装袋に係り、特に房バナナの販売用包装袋として最適な不定形果実類包装袋に関する。
房バナナを店頭に陳列して販売に供する包装材として、図6にその一例を示すように、ヒートシール性を有するOPPフィルムにより房バナナの形態に即した異形外形状の袋が用いられている。
バナナの店頭小分け販売では、バナナの表皮が完全に黄熟した状態で包装されるが、
エチレンガスによりさらに過熟が進むと肉質が軟化して商品価値が下落することから、発生したエチレンガスを逃すため袋aに多数の孔bがあけられている。
しかるにこのような孔あきの袋では、この孔bから虫類が侵入する虞れがあって好ましくない。また従来のフィルム製の袋では、緩衝機能が全く期待できないため、包装後の取り扱い時や陳列時に互に擦れ合ってバナナを傷めやすいという問題点があった。
なお上記問題点を解決する手段を示す文献は見当らない。
本発明は、房バナナをはじめこれに類する不定形果実、例えば房ブドウ、房プチトマト等をその形態を損うことなくなじませて包装することができ、包装後の通気性を確保しながら虫の侵入がないとともに包装後同士の擦れによっても果実類に傷を付けることがなく、しかも高級感をかもし出して陳列効果を高めることのできる不定形果実類包装袋を提供することにある。
上記課題を解決する手段として本発明は、一端が開口された袋であって、袋の開口部から底部に至る方向の一半部を透明性樹脂フィルムで構成するとともに他半部を不織布で構成し、この不織布部分をその長手方向にそって内方へ折り込んでガゼット部を形成し、前記樹脂フィルムおよび不織布のガゼット部の下端を共にシールして袋の底部を形成したことを特徴としている。
請求項2は、前記不織布のガゼット部の折り込み幅を、外面となる不織布部分と略同幅としたことにある。これによれば、包装される不定形果実の形状に対する順応性を増すうえで好ましい。
請求項3は、前記透明樹脂フィルムをシール性のよいOPPフィルムとしたことにある。
請求項4は、帯状をなす透明性樹脂フィルムの左右両側端縁に左右の不織布の一側端縁をヒートシールし、左右の不織布の他側端縁を外方へ折り立てて左右の折り立て部の基部同士をヒートシールし、左右の不織布をその長手方向に折り込んでガゼット部を形成し、所定の袋長位置で熱溶断して袋底部としたものである。
請求項5は、不定形果実が房バナナであり、房バナナの先端を透明樹脂フィルムの底部側とし、房バナナの反りの背側を不織布側として挿入したとき不織布のガゼット部が外方へ膨出するとともにガゼット部の底部外端が引き上げられて不織布が房バナナ形態になじむようにフィットして収納されるようにしたことにある。
本発明によれば、袋の一半部が不織布で構成され、他半部のみが透明性樹脂フィルムで構成されており、かつ不織布部分を袋の上下方向にそって内方へ折り込んでガゼット部とされているので、不定形果実類が房状のバナナであってもその先端を透明性フィルムの底部側として挿入すれば、房バナナの反りの背側が不織布のガゼット部を外方へ膨出させて不定形の房バナナを支障なく受け入れることができると同時に、このガゼット部の膨出により不織布の底部外端側が上方へ引き上げられることにより不織布が房バナナ形態になじむようにフィットし、安定した状態に収納することができる。
特に不織布はガゼット部を有することにより房バナナの大きさや形状によく即して順応し、房単位のバナナであっても包装しやすい包装袋とすることができる。
また不織布は通気性を有するので、袋にエチレンガス排出用の孔を穿設する必要がなく、それ故虫等の侵入の虞れが全くなく、安全性を高めることができる。
さらに不織布部分がバナナの房形状に良くフィットするので、陳列効果が向上し、併せて高級感をかもし出すことができ、陳列時には透明性樹脂フィルムを通じて内部を透視することができるので、購買者の品定めに支障をきたすことがない。
加えて包装後包装したもの同士が擦れ合っても、不織布が緩衝性を有するのでバナナを傷めることが防止される。
上記諸効果は、房バナナ以外の房ブドウ、房プチトマト等の不定形果実類であっても同様に得ることができる。
請求項4のように包装袋を構成すれば、既存の製袋機により製造することが可能であり、安価に提供することができ、それでいて不織布の他側端縁のシール部(折り立て部)は袋の外面側に位置するので、不織布同士をシールしていても不定形果実類にシール部が接触することがなく、果実類に悪影響を与えることがない。
図1は本発明による不定形果実類包装袋1の一実施形態の斜視図を示し、図2は図1のA−A略示断面を示している。
上記包装袋1は、一端が開放され、その開口部1aから他端の底部1bに至る方向の一半部が透明性樹脂フィルム2で構成され、同他半部が不織布3で構成されている。
上記不織布3は、包装袋1の一側縁において長手方向にそって内方へ折り込まれることによりガゼット部4とされており、前記透明性樹脂フィルム2からガゼット部4の重ねられた不織布3の下端にかけて共にヒートシール5により固着され、これにより底部1bが構成されている。
前記ガゼット部4の折り込み幅Lは、外面となる不織布部分と略同幅とされている。また透明性樹脂フィルム2は、ヒートシール性を考慮してOPPフィルムが用いられている。このフィルム2はOPPフィルムに限られるものではなく、他の樹脂フィルムであってもよいが、その透明度は好ましくは無色透明フィルムを採用することが望ましい。しかし場合によっては薄色の着色フィルムであってもよい。
前記包装袋1の構成として、図5(A)〜(D)にその工程を例示するように、所要幅の帯状の透明性樹脂フィルム2の左右両側端縁に該フィルム2の幅と略同幅の左右の帯状の不織布3、3の各一側端縁をそれぞれヒートシール6、6により接合し(図5(A))、左右の不織布3、3の各他側端縁を外方へ折り立ててこれら折り立て部3a、3aを重ね、その基部同士をヒートシール7により接合して継ぎ(図5(B))、次いで透明性樹脂フィルム2をその長手方向中央で2つ折り(図5(C))したのち不織布3、3の前記ヒートシール7部分を内方へ折り込んでガゼット部4を形成し(図5(D))、所定の袋長の位置で熱溶断して底部1bを形成するとともに開口部1aを形成することにより包装袋1を得る。
上記の構成を採用すれば、既設の製袋機を用いて製袋することが可能であり、特別な専用機械設備を要することなく包装袋1を安価に得ることができる。
図3、4は、前記の包装袋1に不定形果実類として房バナナ8を包装する場合を例示するもので、図3に説明図として示すように房バナナ8の先端8aを透明性樹脂フィルム2部分の底部1b側とし、房バナナ8の反りの背側8bを不織布3側として包装袋1内に挿入する。
すると房バナナ8の背側8bの膨らみにより不織布3のガゼット部4が内側から押し広げられて房バナナ8の背側8bの形状に倣って拡張し、この拡張時に不織布3側の底部1bの外端1cが図3にみられるように上方へ引張られるので房バナナ8の背側8bの大半に不織布3が無理なくフィットして房バナナ8を包むようになじみ、開口部1aを止具9で閉じることにより包装を完了する。
このように包装することにより、房バナナ8の背側8bとは反対面は透明性樹脂フィルム2内に位置して外部から房バナナ8の色つや等の状況が購買者からよく見え(図4の状態)、品定めに支障のない形態として店頭に陳列することができ、併せて陳列時に高級感をかもし出すことができる。
また不織布3のガゼット部4が前述のように外方へ膨出して房バナナ8の背側8bの形態になじむように密接するが、その際に不織布3、3同士のヒートシール7部分の折立て部3a、3aは外面側に位置しているので房バナナ8に接触することがなく、この折り立て部3a、3aにより房バナナ8を傷めることがない。
このように包装したうえで店頭に並べて陳列したとき、包装されたもの同士が擦れ合っても、不織布3の緩衝機能により房バナナ8を傷めることが防止される。
また陳列中にエチレンガスが発生しても、通気性のある不織布3を通じて外部に放出され、房バナナ8の品質を劣化させることがない。
以上、不定形果実類として房バナナ8の場合について示したが、房状の不定形果実類、例えば房ブドウ、房状のプチトマト等であっても同様に包装して販売に供することができる。
本発明による不定形果実類包装袋の一実施形態を示す斜視図。 図1のA−A略示断面図。 図1の包装袋に房バナナを挿入する方向を示す説明図。 同、房バナナを包装した状態を示す斜視図。 (A)〜(D)は、図1の包装袋の製造工程例を示す説明図。 従来の房バナナ包装袋を示す正面図。
符号の説明
1 不定形果実類包装袋
1a 開口部
1b 底部
2 透明性樹脂フィルム
3 不織布
3a 折り立て部
4 ガゼット部
5、6、7 ヒートシール
8 房バナナ

Claims (4)

  1. 一端が開口された袋であって、袋の開口部から底部に至る方向の一半部を透明性樹脂フィルムで構成するとともに他半部を不織布で構成した不定形果実類包装袋において、
    ガゼット部と袋底部を備え、
    前記ガゼット部は、
    帯状をなす透明性樹脂フィルムの左右に一対の不織布を配し、透明性樹脂フィルムの左右両側端縁に左右の不織布の一側端縁をヒートシールし、左右の不織布の他側端縁を互いにヒートシールした場合に左右の不織布と透明性樹脂フィルムとで形成され得る筒状体に対する外方へ左右の不織布の他側端縁を折り立てて左右の折り立て部を形成し、この左右の折り立て部の基部同士をヒートシールし、左右の不織布をその長手方向にそって内方へ折り込んで形成されており、
    前記袋底部は、
    前記樹脂フィルムおよび不織布のガゼット部の下端を共に所定の袋長位置ごとにヒートシールしてこの所定の袋長位置で熱溶断して形成されている
    ことを特徴とする不定形果実類包装袋。
  2. 前記ガゼット部の折り込み幅は、外面となる不織布部分と略同幅とされている請求項1記載の不定形果実類包装袋。
  3. 前記透明性樹脂フィルムがOPPフィルムである請求項1または2記載の不定形果実類包装袋。
  4. 不定形果実が房バナナであり、房バナナの先端を透明性樹脂フィルムの底部側とし、房バナナの反りの背側を不織布側として挿入したとき不織布のガゼット部が外方へ膨出するとともにガゼット部の底部外端が引き上げられて不織布が房バナナ形態になじむようにフィットして収納されるようになされている請求項1〜3のいずれか1項記載の不定形果実類包装袋。
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