JP4452146B2 - 蓄電池監視装置 - Google Patents

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Description

この発明は、バックアップ用の蓄電池を監視する蓄電池監視装置に関する。
通信機器等のバックアップ用電源として、鉛蓄電池などの蓄電池が使用される。この蓄電池には、設計上、使用可能期間いわゆる寿命がある。ただし、寿命は、一定ではなく、使用環境温度の影響を受けて変化する。バックアップ時の放電電流や放電頻度によっても変化する。
蓄電池の取替時期の判断は、人為的な判断に委ねられている。たとえば、設置後の一定期間が経過した時点で、ユーザが自らの判断で取替えの必要性を判断するのが一般的である。このため、取替時期を逸してしまったり、まだ十分に使用し得る状況で取替えられてしまうこともある。
この発明は、上記の事情を考慮したもので、蓄電池の寿命および取替時期を適切かつ自動的に知ることが可能な蓄電池監視装置を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明の蓄電池監視装置は、蓄電池の内部抵抗を測定する内部抵抗測定手段と、上記蓄電池の温度を検出する温度検出手段と、上記内部抵抗測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、前記蓄電池が寿命切れであると判定する判定手段と、予め定められている蓄電池の寿命−温度特性に基づいて、上記温度検出手段の検出温度における蓄電池寿命の単位期間当たりの消耗度を求め、求めた消耗度と上記温度検出手段の検出タイミング間隔との乗算値を予め設定された基準温度での予測寿命期間から逐次に減算していくことにより、蓄電池の寿命の残存期間を求める算出手段と、を備えている。
請求項2に係る発明の蓄電池監視装置は、蓄電池の電圧を測定する電圧測定手段と、上記蓄電池の内部抵抗を測定する内部抵抗測定手段と、上記蓄電池の温度を検出する温度検出手段と、上記電圧測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、前記蓄電池が異常であると判定する第1判定手段と、前記内部抵抗測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、前記蓄電池が寿命切れであると判定する第2判定手段と、予め定められている蓄電池の寿命−温度特性に基づいて、上記温度検出手段の検出温度における蓄電池寿命の単位期間当たりの消耗度を求め、求めた消耗度と上記温度検出手段の検出タイミング間隔との乗算値を予め設定された基準温度での予測寿命期間から逐次に減算していくことにより、蓄電池の寿命の残存期間を求める算出手段と、を備えている。
請求項3に係る発明の蓄電池監視装置は、蓄電池の電圧を測定する電圧測定手段と、上記蓄電池の内部抵抗を測定する内部抵抗測定手段と、上記蓄電池の温度を検出する温度検出手段と、上記電圧測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、上記蓄電池が異常であると判定する第1判定手段と、上記内部抵抗測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、上記蓄電池が寿命切れであると判定する第2判定手段と、上記第1判定手段の判定結果が異常なしで、かつ上記第2判定手段の判定結果が寿命切れでないとき、予め定められている蓄電池の寿命−温度特性に基づいて、上記温度検出手段の検出温度における蓄電池寿命の単位期間当たりの消耗度を求め、求めた消耗度と上記温度検出手段の検出タイミング間隔との乗算値を予め設定された基準温度での予測寿命期間から逐次に減算していくことにより、蓄電池の寿命の残存期間を求める算出手段と、を備えている。
請求項4に係る発明の蓄電池監視装置は、複数の蓄電池を直列接続して構成された組電池を備えたものにおいて、上記各蓄電池の両端につながる通電路を順次に切替選定する切替手段と、上記切替手段で選定される通電路を通して、上記各蓄電池の電圧を順次に測定する電圧測定手段と、上記切替手段で選定される通電路を通して、上記各蓄電池の内部抵抗を順次に測定する内部抵抗測定手段と、上記各蓄電池の温度を検出する温度検出手段と、上記電圧測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、測定対象の蓄電池が異常であると判定する第1判定手段と、上記内部抵抗測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、測定対象の蓄電池が寿命切れであると判定する第2判定手段と、上記第1判定手段の判定結果が異常なしで、かつ上記第2判定手段の判定結果が寿命切れでないとき、予め定められている蓄電池の寿命−温度特性に基づいて、上記温度検出手段の検出温度における蓄電池寿命の単位期間当たりの消耗度を求め、求めた消耗度と上記温度検出手段の検出タイミング間隔との乗算値を予め設定された基準温度での予測寿命期間から逐次に減算していくことにより、蓄電池の寿命の残存期間を求める算出手段と、を備えている。
請求項5に係る発明の蓄電池監視装置は、請求項1ないし請求項4に係る発明の内部抵抗測定手段について限定している。内部抵抗測定手段は、蓄電池を一定電流Isで一定時間Tsだけ放電させ、その放電時の蓄電池の電圧降下分を検出し、その電圧降下分を上記一定電流Isで除算することにより、蓄電池の内部抵抗を測定する。
請求項6に係る発明の蓄電池監視装置は、請求項5に係る発明の一定電流Isおよび言って時間Tsについて限定している。一定電流Isは、蓄電池の定格容量Cに基づく0.01CA以上である。一定時間Tsは、msec以上である。
この発明の蓄電池監視装置によれば、蓄電池の寿命切れおよび寿命の残存期間を適切かつ自動的に判定することができる。
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、電源1と負荷2との間の通電ラインに、組電池3が接続されている。組電池3は、複数の鉛蓄電池いわゆる単電池4a,4b,…4nの直列接続により構成されている。電源1が正常な場合は、電源1の出力(直流電力)により、負荷2が運転されるとともに、組電池3の単電池4a,4b,…4nがフロート充電される。停電や機器の異常などによって電源1の出力が低下した場合は、組電池3が瞬時に放電し、その放電電力によって負荷2の運転が継続される。
このようなバックアップ電源システムにおいて、組電池3に、蓄電池監視装置10が接続されている。蓄電池監視装置10は、制御の中枢として制御部20を備え、電源1の出力を手動式の運転スイッチ11を介してDC−DCコンバータ12に取込み、そのDC−DCコンバータ12の出力電圧Vdによって動作する。制御部20には、切替部21、電圧測定部(電圧測定手段)22、内部抵抗測定部(内部抵抗測定手段)23、温度検出部(温度検出手段)24が接続されている。
切替部21は、単電池4a,4b,…4nのそれぞれ両端に電気ケーブルを介して接続され、単電池4a,4b,…4nのそれぞれ両端につながる通電路を順次に切替選定する。切替のタイミングは、制御部20から指示される。電圧測定部22は、切替部21で選定される通電路を通して、単電池4a,4b,…4nの電圧Eをそれぞれ測定する。この測定結果が制御部20に供給される。
内部抵抗測定部23は、切替部21で選定される通電路を通して、単電池4a,4b,…4nをそれぞれ一定電流Isで一定時間Tsだけ放電させ、その放電時の蓄電池の電圧降下分を検出し、その電圧降下分を上記一定電流Isで除算することにより、単電池4a,4b,…4nの内部抵抗Rをそれぞれ測定する。これら測定結果が制御部20に供給される。温度検出部24は、組電池3に設けられた温度センサ25を備え、その温度センサ25の出力により単電池4a,4b,…4nの温度tを所定時間Txごとに検出する。この検出温度tが制御部20に供給される。
一方、保守員が待機する管理センタやユーザの建物などに遠隔監視装置30が設置され、これら遠隔監視装置30が通信線あるいは通信ネットワークを介して蓄電池監視装置10の制御部20に接続されている。また、蓄電池監視装置10の制御部20に対して、保守員等が携帯するパーソナルコンピュータ40の接続が可能となっている。
蓄電池監視装置10の制御部20は、主要な機能として次の(1)〜(4)の手段を備えている。
(1)電圧測定部22の測定結果に応じて、単電池4a,4b,…4nの異常を個々に判定する第1判定手段。
(2)内部抵抗測定部23の測定結果に応じて、単電池4a,4b,…4nの寿命切れを個々に判定する第2判定手段。
(3)上記第1判定手段の判定結果が異常なしで、かつ上記第2判定手段の判定結果が寿命切れでないとき、温度検出部24の検出温度に基づいて、単電池4a,4b,…4nの寿命の残存期間を算出する算出手段。
(4)上記各判定手段の判定結果および上記算出手段の算出結果を遠隔監視装置30およびパーソナルコンピュータ40を通じて報知する報知手段。
つぎに、蓄電池監視装置10の作用を図2のフローチャートを参照しながら説明する。定期的な監視タイミングにおいて(ステップ101のYES)、あるいは遠隔監視装置30やパーソナルコンピュータ40から監視指示を受けたとき(ステップ102のYES)、単電池4a,4b,…4nが順次に切替選定される(ステップ103)。この切替選定に伴い、単電池4a,4b,…4nの電圧Eがそれぞれ測定されるとともに(ステップ104)、単電池4a,4b,…4nの内部抵抗Rが短時間放電法によりそれぞれ測定される(ステップ105)。
短時間放電法による内部抵抗Rの測定は、次のように行われる。すなわち、単電池が一定電流Isで一定時間Tsだけ放電され、その放電時の単電池の電圧降下分が検出され、その電圧降下分が上記一定電流Isで除算されることにより、単電池の内部抵抗Rが測定される。
図3に示すように、定格容量が150Ahの蓄電池の内部抵抗Rを“1”とした場合、定格容量が300Ahの蓄電池の内部抵抗Rは“0.7”である。つまり、蓄電池の定格容量が大きくなるほど、蓄電池の内部抵抗Rが小さくなる傾向がある。定格容量が大きくて内部抵抗Rが小さい蓄電池に対しては、放電電流である一定電流Isをある程度大きく設定しなければ、正確な測定ができない。また、放電初期は過渡現象のために蓄電池の電圧が安定しないため、放電時間である一定時間Tsをある程度大きく設定しなければ正確な測定ができないことが実験により確かめられている。この実験結果を示したのが図4である。
図4は、放電時間を0.2msecから1.0msecまで変えた場合に測定される内部抵抗Rを、複数の放電電流をパラメータとして、対比して示している。放電電流が0.01CA(Cは蓄電池の定格容量)、放電時間が0.2msecの場合に測定される内部抵抗Rを“1”で表わすと、放電電流が0.06CAで、放電時間が0.2msecの場合に測定される内部抵抗Rは、“0.6”付近となる。放電電流が0.1CAで、放電時間が0.2msecの場合に測定される内部抵抗Rは、約“0.5”付近となる。放電電流が0.15CAで、放電時間が0.2msecの場合に測定される内部抵抗Rは、約“0.4”付近となる。つまり、放電時間が0.2msecでは、放電電流の違いによって、測定値に差異が生じてしまう。これに対し、放電時間が0.9msec〜1.0msecにおいて測定される内部抵抗Rは、放電電流の違いにかかわらず、ほぼ一律に“0.4”付近となる。
なお、放電電流が0.01CA未満では、測定そのものが不可能になるという実験結果が得られている。また、放電時間が1.0msecより長い場合は、放電時間が1.0msecの場合と同じ測定値が得られることが実験により確かめられている。
このような実験結果から、内部抵抗Rの測定に際しては、放電電流である一定電流Isとして、蓄電池の定格容量Cに基づく0.01CA以上の値が選定されるとともに、放電時間である一定時間Tsとして、0.9msec付近を含むほぼ1msec以上の値が選定される。ただ、放電時間があまり長くなると測定遅れにつながるので、一定時間Tsとしての現実的な値はほぼ1msecが望ましい。
上記測定された電圧Eが、予め定められた設定値E1以上、設定値E2未満の範囲に入っていれば(ステップ106のYES)、そのときの測定対象である単電池が異常なしと判定される(ステップ107)。測定された電圧Eが、設定値E1以上、設定値E2未満の範囲から外れていれば(ステップ106のNO)、そのときの測定対象である単電池が異常であると判定される(ステップ108)。
上記測定された内部抵抗Rが、予め定められた設定値R1以上、設定値R2未満の範囲に入っていれば(ステップ109のYES)、そのときの測定対象である単電池が寿命切れでないと判定される(ステップ110)。測定された内部抵抗Rが、設定値R1以上、設定値R2未満の範囲から外れていれば(ステップ109のNO)、そのときの測定対象である単電池が寿命切れであると判定される(ステップ111)。
設定値E1,E2および設定値R1,R2は、制御部20の内部メモリに記憶されており、単電池4a,4b,…4nの定格や種類などに応じて、かつ遠隔監視部30あるいはパーソナルコンピュータ40からの入力により、適宜に変更することができる。
全ての単電池4a,4b,…4nに対する切替選定が終了したとき(ステップ112のYES)、いずれの単電池について異常ありという判定結果が得られ(ステップ113のYES)、あるいはいずれの単電池について寿命切れという判定結果が得られていれば(ステップ114のYES)、その判定結果が遠隔監視装置30およびパーソナルコンピュータ40の表示によって報知される(ステップ115)。保守員やユーザは、異常の発生あるいは寿命切れを察知し、対象の単電池を新品と交換することができる。
全ての単電池4a,4b,…4nに対する切替選定が終了したとき(ステップ112のYES)、いずれかの単電池についても異常なしの判定結果が得られていれば(ステップ113のNO)、かついずれかの単電池についても寿命切れでないという判定結果が得られていれば(ステップ114のNO)、単電池4a,4b,…4nの温度tが温度検出部24で検出される(ステップ116)。そして、検出された温度tに基づいて、単電池4a,4b,…4nの寿命の残存期間が算出される(ステップ117)。
蓄電池には、図5に示すように、温度が10℃高くなるごとに寿命が半減するという寿命−温度特性いわゆる10℃半原則(アレニウス則ともいう)がある。この寿命−温度特性に基づいて、下式のように、温度検出部24の検出温度tにおける蓄電池寿命の単位期間当たりの消耗度(加速係数ともいう)が求められ、求められた消耗度と温度検出部24の検出タイミング間隔との乗算値が、予め設定された基準温度(例えば25℃)での予測寿命期間から逐次に減算されていくことにより、蓄電池の寿命の残存期間が求められる(ステップ117)。
消耗度=2(t−25℃)・/10℃
この数式において、“2”は、10℃半原則の“半減”に相当する値。25℃は、基準温度。10℃は、10℃半原則の“10℃”である。
最初に求める残存期間=予測寿命期間−(消耗度×検出タイミング期間)
その後に求める残存期間=前回求めた残存期間−(消耗度×検出タイミング期間)
予測寿命期間は、遠隔監視部30あるいはパーソナルコンピュータ40から入力される。たとえば、入力された予測寿命期間が10年で、単電池4a,4b,…4nの温度tの検出タイミング間隔が1時間の場合、単電池4a,4b,…4nが設置された直後に求められる残存期間は、年単位で求めると、次のようになる。
残存期間=10年−{消耗度×1時間/(24時間×365日)}
その後に求められる残存期間は、次のようになる。
残存期間=前回求めた残存期間−{消耗度×1時間/(24時間×365日)}
求められた残存期間は、遠隔監視装置30およびパーソナルコンピュータ40の表示によって報知される(ステップ115)。これにより、保守員やユーザは、単電池4a,4b,…4nの交換時期を、離れた場所に居ながらにして、適切かつ容易に把握することができる。
以上のように、単電池4a,4b,…4nの寿命切れおよび寿命の残存期間を自動的に判定することができる。これにより、単電池4a,4b,…4nの寿命および取替時期を適切かつ自動的に知ることが可能となる。
なお、上記実施形態では、報知手段として外部の遠隔監視装置30およびパーソナルコンピュータ40を利用したが、装置本体に表示器を設け、その表示器を報知手段として使用してもよい。
その他、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
一実施形態の構成を示すブロック図。 同実施形態の作用を説明するためのフローチャート。 同実施形態に関わる蓄電池の定格容量と内部抵抗の関係を示す図。 同実施形態に関わる蓄電池の放電時間と測定内部抵抗との関係を放電電流をパラメータとして示す図。 同実施形態に関わる蓄電池の寿命−温度特性を示す図。
符号の説明
1…電源、2…負荷、3…組電池、4a,4b,…4n……単電池、10…蓄電池監視装置、20…制御部、21…切替部、22…電圧測定部、23…内部抵抗測定部、24…温度検出部、30…遠隔監視装置、40…パーソナルコンピュータ

Claims (6)

  1. 蓄電池の内部抵抗を測定する内部抵抗測定手段と、
    前記蓄電池の温度を検出する温度検出手段と、
    前記内部抵抗測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、前記蓄電池が寿命切れであると判定する判定手段と、
    予め定められている蓄電池の寿命−温度特性に基づいて、前記温度検出手段の検出温度における蓄電池寿命の単位期間当たりの消耗度を求め、求めた消耗度と前記温度検出手段の検出タイミング間隔との乗算値を予め設定された基準温度での予測寿命期間から逐次に減算していくことにより、蓄電池の寿命の残存期間を求める算出手段と、
    を備えたことを特徴とする蓄電池監視装置。
  2. 蓄電池の電圧を測定する電圧測定手段と、
    前記蓄電池の内部抵抗を測定する内部抵抗測定手段と、
    前記蓄電池の温度を検出する温度検出手段と、
    前記電圧測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、前記蓄電池が異常であると判定する第1判定手段と、
    前記内部抵抗測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、前記蓄電池が寿命切れであると判定する第2判定手段と、
    予め定められている蓄電池の寿命−温度特性に基づいて、前記温度検出手段の検出温度における蓄電池寿命の単位期間当たりの消耗度を求め、求めた消耗度と前記温度検出手段の検出タイミング間隔との乗算値を予め設定された基準温度での予測寿命期間から逐次に減算していくことにより、蓄電池の寿命の残存期間を求める算出手段と、
    を備えたことを特徴とする蓄電池監視装置。
  3. 蓄電池の電圧を測定する電圧測定手段と、
    前記蓄電池の内部抵抗を測定する内部抵抗測定手段と、
    前記蓄電池の温度を検出する温度検出手段と、
    前記電圧測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、前記蓄電池が異常であると判定する第1判定手段と、
    前記内部抵抗測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、前記蓄電池が寿命切れであると判定する第2判定手段と、
    前記第1判定手段の判定結果が異常なしで、かつ前記第2判定手段の判定結果が寿命切れでないとき、予め定められている蓄電池の寿命−温度特性に基づいて、前記温度検出手段の検出温度における蓄電池寿命の単位期間当たりの消耗度を求め、求めた消耗度と前記温度検出手段の検出タイミング間隔との乗算値を予め設定された基準温度での予測寿命期間から逐次に減算していくことにより、蓄電池の寿命の残存期間を求める算出手段と、
    を備えたことを特徴とする蓄電池監視装置。
  4. 複数の蓄電池を直列接続して構成された組電池を備えたものにおいて、
    前記各蓄電池の両端につながる通電路を順次に切替選定する切替手段と、
    前記切替手段で選定される通電路を通して、前記各蓄電池の電圧を順次に測定する電圧測定手段と、
    前記切替手段で選定される通電路を通して、前記各蓄電池の内部抵抗を順次に測定する内部抵抗測定手段と、
    前記各蓄電池の温度を検出する温度検出手段と、
    前記電圧測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、測定対象の蓄電池が異常であると判定する第1判定手段と、
    前記内部抵抗測定手段の測定結果が予め定められた範囲から外れているとき、測定対象の蓄電池が寿命切れであると判定する第2判定手段と、
    前記第1判定手段の判定結果が異常なしで、かつ前記第2判定手段の判定結果が寿命切れでないとき、予め定められている蓄電池の寿命−温度特性に基づいて、前記温度検出手段の検出温度における蓄電池寿命の単位期間当たりの消耗度を求め、求めた消耗度と前記温度検出手段の検出タイミング間隔との乗算値を予め設定された基準温度での予測寿命期間から逐次に減算していくことにより、蓄電池の寿命の残存期間を求める算出手段と、
    を備えたことを特徴とする蓄電池監視装置。
  5. 前記内部抵抗測定手段は、蓄電池を一定電流Isで一定時間Tsだけ放電させ、その放電時の蓄電池の電圧降下分を検出し、その電圧降下分を前記一定電流Isで除算することにより、蓄電池の内部抵抗を測定する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の蓄電池監視装置。
  6. 前記一定電流Isは、蓄電池の定格容量Cに基づく0.01CA以上である、
    前記一定時間Tsは、msec以上である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の蓄電池監視装置。
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