JP4449627B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像装置に関し、特に増幅機能を持つ単位画素を備えた増幅型の固体撮像装置に関する。
近年、CMOSイメージセンサに代表される増幅型固体撮像装置の開発が活発化している。増幅型固体撮像装置は各画素内に増幅回路の一部が設置されることで画素内の構成要素が増え、センサの最重要要素である光電変換部の大きさを制限する要因となっている。これに対して、画素内の要素の少なくとも一部を複数の画素間で共有する構成も提案されているが、かかる構成は、特に回路の共有化により光電変換部以外の領域を縮小化するためになされたもので、高画質化を図るものとは異なる。
固体撮像装置で高画質化を実現する1つの要素にダイナミックレンジの拡大がある。ダイナミックレンジが広くなると、適正な露光範囲を広くとれるため、暗い場面も明るい場面も同じ条件で適切に撮像することが可能となる。ただし、固体撮像装置で広ダイナミックレンジを実現することは難しいとされている。その理由は、入射光の強度によってセンサの感度を変えることが難しいためである。したがって、従来においては、回路や駆動を工夫するなどして広ダイナミックレンジを実現することが現実的手法となっている。
広ダイナミックレンジを実現する従来技術としては主に3つの手法が知られている。第1の手法は、各々の画素内に高感度のフォトダイオードと低感度のフォトダイオードを設け、各々のフォトダイオードに蓄積した信号電荷を加算して読み出すものである。第2の手法は、信号電荷の蓄積期間を長い時間と短い時間に分割し、長時間の蓄積によって得られた信号電荷と短時間の蓄積によって得られる信号電荷を順に読み出して組み合わせるものである。第3の手法は、下記特許文献1に記載されているように、信号電荷の蓄積期間中に基板電圧を変えることにより、オーバーフロー用のポテンシャル障壁の高さを制御して、フォトダイオードに蓄積可能な電荷量を時系列に変化させるものである。
特開2000−92395号公報
しかしながら、上記第1の手法では、1つの画素に2つずつフォトダイオードを設ける必要があるため、その分だけ画素サイズが拡大してしまう。また、上記第2の手法では、各々の画素で2回の撮像(信号電荷の蓄積、読み出し)を順に行う必要があるため、動作時間に大幅な遅延が生じてしまう。また、第3の手法では、フォトダイオードの周囲にオーバーフロードレイン構造を設ける必要があるため、その分だけ画素サイズが拡大してしまう。
本発明に係る固体撮像装置は、撮像領域に配置された複数の単位画素が、画素への入射光を光電変換して信号電荷を蓄積する光電変換部と、この光電変換部に蓄積された信号電荷を電荷検出部に転送する一対の転送素子とを備え、一対の転送素子のうち、第1の転送素子は、当該第1の転送素子を含む単位画素内に設けられた電荷検出部に信号電荷を転送し、第2の転送素子は、当該第2の転送素子を含む単位画素に垂直方向で隣り合う次の行の単位画素内に設けられた電荷検出部に信号電荷を転送する構成となっている。
本発明に係る固体撮像装置においては、撮像領域に配置された複数の単位画素にそれぞれ一対の転送素子を設けることにより、垂直方向で隣り合う2つの単位画素の間で電荷検出部を共有するかたちとなる。そのため、垂直方向の任意の行に配列された単位画素内の電荷検出部に対して、垂直方向の双方向から信号電荷を転送することが可能となる。したがって、例えば、垂直方向の各行に配列された単位画素ごとに、信号電荷の蓄積期間を第1の蓄積時間と第2の蓄積時間に区分し、垂直方向で隣り合う2つの単位画素の間で、第1の蓄積時間に蓄積された信号電荷の読み出しタイミングと第2の蓄積時間に蓄積された信号電荷の読み出しタイミングを同じタイミングに設定することにより、蓄積期間内での実効的な飽和信号量を増加させてダイナミックレンジを拡大することが可能となる。
本発明の固体撮像装置によれば、画素サイズの拡大や動作時間の遅延を招くことなく、ダイナミックレンジを拡大することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置の構成について、図1の回路図を用いて説明する。図において、単位画素(単位セル)1は、固体撮像装置の撮像領域に行列状に二次元配置されるものである。ここでは、任意の列に配列されたJ行目の単位画素1と、J+1行目に配列された単位画素1だけを示している。J行目の単位画素1と、J+1行目の単位画素は、垂直方向で隣り合わせに配置されるものである。垂直方向の各行に配列された単位画素に対する信号電荷の読み出し(行選択)は、J−1行目、J行目、J+1行目、J+2行目の順序で行われる。各々の単位画素1は、光電変換部となるフォトダイオード2と、一対の転送トランジスタ(転送素子)3,4と、リセットトランジスタ5と、増幅トランジスタ6と、セレクトトランジスタ7とを備えている。各々のトランジスタ3,4,5,6,7はMOSトランジスタによって構成されている。
フォトダイオード2は、当該フォトダイオード2に入射した光を光電変換によって信号電荷に変換するとともに、この信号電荷を蓄積するものである。このフォトダイオード2は、例えば、P型半導体基板の表層部に埋め込まれたP型半導体とN型半導体からなる埋め込み型フォトダイオードによって構成されるものである。
一対の転送トランジスタ3,4は、フォトダイオード2で光電変換して蓄積した信号電荷を、電荷検出部となるフローティングディフュージョンFDに転送するためのものである。リセットトランジスタ5は、フローティングディフュージョンFDの電位を一定のレベルにリセットするためのものである。増幅トランジスタ6は、フローティングディフュージョンFDの信号電圧(電圧変化)を増幅して画素信号(信号電流)に変換するためのものである。セレクトトランジスタ7は、増幅トランジスタ6で変換された画素信号を選択的に出力するためのものである。
一対の転送トランジスタ3,4のうち、第1の転送トランジスタ3のゲート電極は第1の垂直読み出し線8に接続され、第2の転送トランジスタ4のゲート電極は第2の垂直読み出し線9に接続されている。第1の転送トランジスタ3のゲート電極には、第1の垂直読み出し線8を通して垂直走査回路(不図示)から第1の垂直読み出しパルスφVT1が印加される。第2の転送トランジスタ4には、第2の垂直読み出し線9を通して垂直走査回路(不図示)から第2の垂直読み出しパルスφVT2が印加される。第1の転送トランジスタ3と第2の転送トランジスタ4は、互いに共通のフォトダイオード2に接続されている。さらに、第1の転送トランジスタ3は、当該第1の転送トランジスタ3を含む単位画素1内に設けられたフローティングディフュージョンFDに電気的に接続され、第2の転送トランジスタ4は、当該第2の転送トランジスタ4を含む単位画素1に垂直方向で隣り合う次の行の単位画素1内に設けられたフローティングディフュージョンFDに電気的に接続されている。
これにより、第1の転送トランジスタ3は、当該第1の転送トランジスタ3を含む単位画素1内のフローティングディフュージョンFDに信号電荷を転送し、第2の転送トランジスタ4は、当該第2の転送トランジスタ4を含む単位画素1に垂直方向で隣り合う次の行の単位画素1内のフローティングディフュージョンFDに信号電荷を転送するものとなる。したがって、例えばJ行目の単位画素1において、フォトダイオード2に蓄積された信号電荷を第1の転送トランジスタ3で転送する場合は、当該信号電荷の転送先がJ行目の単位画素1内のフローティングディフュージョンFDとなり、同じフォトダイオード2に蓄積された信号電荷を第2の転送トランジスタ4で転送する場合は、当該信号電荷の転送先がJ+1行目の単位画素1内のフローティングディフュージョンFDとなる。
このことから、第1の転送トランジスタ3による信号電荷の転送先は、当該第1の転送トランジスタ3を含む単位画素1内のフローティングディフュージョンFDに設定され、第2の転送トランジスタ4による信号電荷の転送先は、当該第2の転送トランジスタ4を含む単位画素1に垂直方向で隣り合う次の行の単位画素1内のフローティングディフュージョンFDに設定されている。具体例として、J行目の単位画素1に設けられた第1の転送トランジスタ3による信号電荷の転送先は、J行目の単位画素1内のフローティングディフュージョンFDに設定され、J行目の単位画素1に設けられた第2の転送トランジスタ4による信号電荷の転送先は、J+1行目の単位画素内のフローティングディフュージョンFDに設定されている。ちなみに、本明細書では、垂直方向で隣り合う2つの単位画素1の信号電荷を順に読み出す(行選択する)にあたって、先に信号電荷の読み出し対象となる行を「前の行」と記述し、その後に信号電荷の読み出し対象となる行を「次の行」と記述する。
かかる構成により、垂直方向で隣り合う2つの単位画素1は、それぞれの行間でフローティングディフュージョンFDを共有するかたちとなる。そのため、任意の行の単位画素1内に設けられたフローティングディフュージョンFDに対しては、垂直方向の双方向から信号電荷を転送して読み出すことが可能となる。したがって、例えばJ行目の単位画素1内のフローティングディフュージョンFDに対しては、図示しないJ−1行目の単位画素内のフォトダイオードに蓄積した信号電荷と、J行目の単位画素1内のフォトダイオード2に蓄積した信号電荷の両方を転送することが可能となる。また、J+1行目の単位画素1内のフローティングディフュージョンFDに対しては、J行目の単位画素1内のフォトダイオード2に蓄積した信号電荷と、J+1行目の単位画素1内のフォトダイオード2に蓄積した信号電荷の両方を転送することが可能となる。
リセットトランジスタ5のゲート電極は垂直リセット線10に接続され、増幅トランジスタ6のゲート電極はフローティングディフュージョンFDに接続されている。また、セレクトトランジスタ7のゲート電極は垂直選択線(行選択線)11に接続されている。リセットトランジスタ5のゲート電極には、垂直リセット線10を通して垂直走査回路(不図示)から垂直リセットパルスφVRが印加される。増幅トランジスタ6のゲート電極には、垂直選択線11を通して垂直走査回路(不図示)から垂直選択パルスφVSが印加される。また、リセットトランジスタ5はフローティングディフュージョンFDに電気的に接続され、セレクトトランジスタ7は増幅トランジスタ6と垂直信号線12との間に電気的に接続されている。さらに、リセットトランジスタ5と増幅トランジスタ6には、それぞれ電源電圧VDD(例えば、3〜4V)が印加される構成となっている。また、第1の垂直読み出しパルスφVT1、第2の垂直読み出しパルスφVT2、垂直リセットパルスφVR及び垂直選択パルスφVSの電圧レベルは、それぞれ接地電圧(0V)相当の低レベルと電源電圧VDD相当の高レベルとの間で切り替えられるようになっている。
次に、本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置の動作について、図2のタイミングチャートを用いて説明する。まず、垂直方向の各行(図例ではJ−1行、J行、J+1行のみ表示)に配列された単位画素1ごとに所定のタイミングで順に画素のリセット(信号電荷の掃き出し等)を行い、この画素リセット後に信号電荷の蓄積を開始する。また、各行の単位画素1では、フォトダイオード2による信号電荷の蓄積を第1の蓄積時間T1と第2の蓄積時間T2の2回に分けて行うとともに、第1の蓄積時間T1後に1回目の信号電荷の読み出しを行い、第2の蓄積時間T2後に2回目の信号電荷の読み出しを行う。その際、第1の蓄積時間T1が第2の蓄積時間T2よりも長くなるように、各々の蓄積時間T1,T2を設定する。
このような条件で固体撮像装置を駆動する場合、J−1行目の単位画素1に対しては、信号電荷の蓄積を開始してからの経過時間が第1の蓄積時間T1に達した時点で第1の垂直読み出しパルスφVT1を高レベルに立ち上げる。これにより、J−1行目の単位画素1内に設けられた第1の転送トランジスタ3が導通状態(オン状態)となる。そのため、J−1行目の単位画素1においては、第1の蓄積時間T1内にフォトダイオード2に蓄積された信号電荷が、当該J−1行目の単位画素1のフローティングディフュージョンFDに読み出される。
その後、J−1行目の単位画素1に対応する第1の垂直読み出しパルスφVT1を低レベルに立ち下げると、そこを起点にフォトダイオード2に再び信号電荷が蓄積されていく。そこで、J行目の単位画素1に対応する第1の垂直読み出し線8に高レベルの第1の垂直読み出しパルスφVT1を出力するタイミングと同じタイミングで、J−1行目の単位画素1に対応する第2の垂直読み出し線9に高レベルの第2の垂直読み出しパルスφVT2を出力する。つまり、垂直方向で隣り合う2つの単位画素1の間で、第1の蓄積時間T1に蓄積された信号電荷の読み出しタイミングと第2の蓄積時間T2に蓄積された信号電荷の読み出しタイミングを同じタイミングに設定し、この設定タイミングにしたがって各行に対応する垂直読み出し線8,9にそれぞれ垂直読み出しパルスφVT1,φVT2を同時に出力する。
これにより、J−1行目の単位画素1内に設けられた第2の転送トランジスタ4と、J行目の単位画素1内に設けられた第1の転送トランジスタ3が、共に導通状態となる。そのため、J−1行目の単位画素1においては、第2の蓄積時間T2内にフォトダイオード2に蓄積された信号電荷が、J行目の単位画素1のフローティングディフュージョンFDに読み出される。また、J行目の単位画素1においては、第1の蓄積時間T1内にフォトダイオード2に蓄積された信号電荷が、当該J行目の単位画素1のフローティングディフュージョンFDに読み出される。
したがって、J行目の単位画素1のフローティングディフュージョンFDに対しては、図3(A)に示すように、当該J行目の単位画素1で第1の蓄積時間T1内にフォトダイオード2に蓄積された信号電荷E1と、J−1行目の単位画素1で第2の蓄積時間T2内にフォトダイオード2に蓄積された信号電荷E2が一緒(同時)に読み出される。また、これと同様の原理で、J+1行目の単位画素1のフローティングディフュージョンFDに対しては、図3(B)に示すように、当該J+1行目の単位画素1で第1の蓄積時間T1内にフォトダイオード2に蓄積された信号電荷E1と、J行目の単位画素で第2の蓄積時間T2内にフォトダイオード2に蓄積された信号電荷E2が一緒に読み出される。
その結果、各行の単位画素1では、第1の蓄積時間T1に基づく長時間蓄積と第2の蓄積時間T2に基づく短時間蓄積が1回目の信号電荷の読み出しを挟んで順に行われるとともに、垂直方向で隣り合う2つの単位画素1の間で、長時間蓄積によって得られた長時間蓄積信号と短時間蓄積によって得られた短時間蓄積信号が加算して読み出される。そのため、入射光量と信号出力レベルとの関係は、図4の実線で示すように、入射光量が所定量(単一のフォトダイオードの飽和信号量に対応する量)に達するまでは長時間蓄積によるセンサ感度が得られ、入射光量が所定量を超えると短時間蓄積によるセンサ感度が上乗せされる。したがって、従来のように1つの単位画素1に2つのフォトダイオード(高感度フォトダイオード、低感度フォトダイオード)を設けなくても、1蓄積期間内での実効的な飽和信号量を増加させてダイナミックレンジを拡大することができる。また、ダイナミックレンジ拡大のための短時間蓄積は、垂直方向で隣り合う次の行の長時間蓄積(第1の蓄積時間T1)と並行して行われるため、実質的に1回の撮像と同様の動作時間でダイナミックレンジを拡大することができる。したがって、従来のような2回の撮像方式(任意の行の単位画素で2回ずつ蓄積と読み出しを行ってから、次の行の単位画素でも2回ずつ蓄積と読み出しを行う方式)による動作時間の遅延も発生しない。
ところで、固体撮像装置を用いて構成されるイメージセンサの中には、白黒イメージセンサ、3板式カラーイメージセンサ、単板式カラーイメージセンサなどがある。白黒イメージセンサや3板式カラーイメージセンサのように垂直方向で隣り合う単位画素1が互いに同じ分光特性を有するイメージセンサの場合は、上述のように2つの単位画素1のフォトダイオード2で蓄積した信号電荷を共通のフローティングディフュージョンFDに読み出して加算してもよいが、例えばベイヤ配列のカラーフィルタを有する単板式カラーイメージセンサのように垂直方向で隣り合う単位画素1が互いに異なる分光特性を有するイメージセンサの場合は、信号電荷の加算によって混色の問題が発生する。
そこで、本発明の第2実施形態においては、上記図1とほぼ同様の回路構成を有する図5の固体撮像装置において、各々の単位画素1に設けられた一対の転送トランジスタ3,4のうち、第1の転送トランジスタ3は、当該第1の転送トランジスタ3を含む単位画素1内のフローティングディフュージョンFDへの信号電荷の読み出しに使用し、他方の転送トランジスタ4は、当該第2の転送トランジスタ4を含む単位画素1に隣り合う次の行の単位画素1内のフローティングディフュージョンFDへの信号電荷のオーバーフロー制御に使用する構成となっている。かかる構成においては、オーバーフロー動作を行う第2の転送トランジスタ4のゲート電極に対して、図示しない垂直走査回路からオーバーフロー制御線13を通してオーバーフロー制御電圧VOFが印加される。オーバーフロー制御電圧VOFは低ベルトと高レベルとの間で切り替えられる。オーバーフロー制御電圧VOFの低レベルは接地電圧(0V)相当に設定され、オーバーフロー制御電圧VOFの高レベルは接地電圧と電源電圧VDDとの間の中間電圧に設定される。
上記構成からなる固体撮像装置においては、垂直方向の各行に配列された単位画素1ごとに、画素のリセット、信号電荷の蓄積、信号電荷の読み出し(転送)を順に行うとともに、画素リセット後の蓄積期間を第1の蓄積時間T1と第2の蓄積時間T2に区分する。その際、第1の蓄積時間T1が第2の蓄積時間T2よりも長くなるように、各々の蓄積時間T1,T2を設定する。また、第1の蓄積時間T1と第2の蓄積時間T2を加算した時間が蓄積期間と一致するように、当該蓄積期間を二分する。また、任意の行の単位画素1でフォトダイオード2に信号電荷を蓄積している間は、これに隣り合う次の行の単位画素1のフローティングディフュージョンFDをリセット状態(垂直リセットパルスφVRを高レベルに立ち上げた状態)に保持することにより、当該フローティングディフュージョンFDをオーバーフロードレインとして使用する。
そして、第1の蓄積時間T1においては、第1の転送トランジスタ3のゲート電極に低レベルの垂直転送パルスφVT1を印加した状態状態で、第2の転送トランジスタ4のゲート電極に高レベルのオーバーフロー制御電圧VOFを印加する。そうすると、図6に示すように、フォトダイオード2の電荷蓄積領域を挟む一対の転送トランジスタ3,4のゲート電極3G,4G下にそれぞれポテンシャル障壁が形成されるとともに、第1の転送トランジスタ3側のポテンシャル障壁の高さに比較して、第2の転送トランジスタ4側のポテンシャル障壁の高さが低い状態となる。そのため、光電変換によってフォトダイオード2に蓄積された信号電荷の量が所定量を超えると、そこから溢れ出た過剰な信号電荷が第2の転送トランジスタ4側のポテンシャル障壁を乗り越えて隣の単位画素1のフローティングディフュージョンFDに流れ込む。そのため、第1の蓄積時間T1では、フォトダイオード2に蓄積可能な電荷量が、第2の転送トランジスタ4によるオーバーフロー動作によって制限される。
一方、第2の蓄積時間T2においては、上記同様に第1の転送トランジスタ3のゲート電極に低レベルの垂直転送パルスφVT1を印加した状態で、第2の転送トランジスタ4のゲート電極4Gに低レベルのオーバーフロー制御電圧VOFを印加する。つまり、第1の蓄積時間T1から第2の蓄積時間T2に移行すると同時に、オーバーフロー制御電圧VOFの電位レベルを高レベルから低レベルに切り替える。そうすると、オーバーフロー制御電圧VOFの電位レベルの低下に伴って、図7に示すように、第2の転送トランジスタ4のゲート電極4G下のポテンシャル障壁が先程よりも高くなる。そのため、第2の蓄積時間T2では、第1の蓄積時間T1に比較してフォトダイオード2に蓄積可能な電荷量が増加する。
また、信号電荷の蓄積期間が終了すると、オーバーフロー制御電圧VOFを低レベルに保持した状態で、第1の転送トランジスタ3のゲート電極3Gに印加する垂直読み出しパルスφVT1を高レベルに立ち上げる。そうすると、第1の転送トランジスタ3のゲート電極3Gに電源電圧VDD相当の電圧が印加されるため、図8に示すように、第1の転送トランジスタ3のゲート電極3G下のポテンシャルがフォトダイオード2のポテンシャルよりも低くなる。そのため、蓄積期間(第1の蓄積時間T1+第2の蓄積時間T2)内にフォトダイオード2に蓄積された全ての信号電荷が第1の転送トランジスタ3を通してフローティングディフュージョンFDに読み出される。
このように本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置においては、垂直方向の各行に配列された単位画素1ごとに、垂直方向で隣り合う次の行の単位画素1内のフローティングディフュージョンFDをオーバーフロードレインとして、フォトダイオード2からの過剰な信号電荷のオーバーフロー動作を第2の転送トランジスタ4によって行うとともに、蓄積期間の大部分を占める第1の蓄積時間T1ではオーバーフロー用のポテンシャル障壁を低い状態に保持して長時間の露光により信号電荷をフォトダイオード2に蓄積し、蓄積期間の最後の部分を占める第2の蓄積時間T2ではオーバーフロー制御用のポテンシャル障壁を高い状態にして短時間の露光により信号電荷をフォトダイオード2に蓄積するように制御するため、第1の蓄積時間T1内でオーバーフローが発生しても、第1の蓄積時間T1内で蓄積された信号電荷に、第2の蓄積時間2内で蓄積された信号電荷を加算して読み出すことができる。したがって、入射光量と信号出力レベルとの関係は上記第1実施形態の場合と同様(図4参照)のものとなるため、実効的な飽和信号量を増加させてダイナミックレンジを拡大することができる。
また、本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置では、垂直方向で隣り合う単位画素1の信号電荷を加算することなく、各々の単位画素1の信号電荷を独立に読み出すため、単板式カラーイメージセンサなどに適用した場合の混色の問題を回避することができる。また、第2の転送トランジスタ4のゲートをオーバーフロードレインゲートとし、隣接する単位画素1のフローティングディフュージョンFDをオーバーフロードレインとして利用するため、フォトダイオード2の周辺に別途、オーバーフロードレイン構造を設ける必要がなくなる。そのため、固体撮像装置の撮像領域の面積を縮小することが可能となる。さらに、オーバーフロー制御用のポテンシャル障壁の高さを第2の転送トランジスタ4のゲート電圧を変えて制御するため、消費電力を小さく抑えることができる。
図9は本発明の第3実施形態に係る固体撮像装置の構成例を示す概略図である。この第3実施形態に係る固体撮像装置は、上記第2実施形態と同様の回路構成(図5参照)を有するもので、特に、単位画素1の構造に特徴がある。すなわち、フォトダイオードPDの両側には、第1の転送トランジスタ3のゲート電極に相当する転送ゲートTRGと、第2の転送トランジスタ4のゲート電極に相当するオーバーフロードレインゲートOFDGが設けられている。転送ゲートTRGはフォトダイオードPDと第1のフローティングディフュージョンFD1との間に設けられ、オーバーフロードレインゲートOFDGはフォトダイオードPDと第2のフローティングディフュージョンFD2との間に設けられている。この場合、フローティングディフュージョンFD1、転送ゲートTRG、フォトダイオードPD、オーバーフロードレインゲートOFDGは、それぞれ共通の単位画素内に設けられるもので、フローティングディフュージョンFD2は、上記共通の単位画素に対して垂直方向で隣り合う次の行の単位画素内に設けられるものである。
また、基板の平面方向において、フォトダイオードPDと転送ゲートTRGは隙間なく隣接して配置され、フォトダイオードPDとオーバーフロードレインゲートOFDGとの間にはオーバーフロー障壁形成のための隙間領域GAが設けられている。隙間領域GAは、フォトダイオードPDの電荷蓄積領域を形成する半導体と異なる導電型の半導体によって構成されるものである。例えば、フォトダイオードPDの電荷蓄積領域をN型半導体で形成している場合は、これと異なるP型半導体で隙間領域GAを構成する。具体的には、隙間領域GAに所望の導電型の不純物を導入(拡散、注入等)することにより、フォトダイオードPDの電荷蓄積領域と導電型の異なる半導体領域を形成する。
上記構成からなる固体撮像装置においては、垂直方向の各行に配列された単位画素1ごとに、上記第2実施形態と同様の動作によって信号電荷の読み出しを行う。ただし、第1の蓄積時間T1においては、第2の転送トランジスタ4のゲート電極4Gに対して、電源電圧VDD相当に設定された高レベルのオーバーフロー制御電圧VOFを印加する。そうすると、図10に示すように、第2の転送トランジスタ4のゲート電極4G下のポテンシャルが、当該ゲート電極4Gに隣接する第2のフローティングディフュージョンFD2のポテンシャルに近いレベルまで低くなり、その影響で隙間領域GAのポテンシャルも下がる。
このとき、隙間領域GAのポテンシャル障壁の高さは、隙間領域GAの幅Wや不純物濃度に依存したものとなる。すなわち、隙間領域GAの幅Wを広くしたり不純物濃度を高くしたりすると、隙間領域GAに形成されるポテンシャル障壁が高くなり、隙間領域GAの幅Wを狭くしたり不純物濃度を低くしたりすると、隙間領域GAに形成されるポテンシャル障壁が低くなる。そのため、第2の転送トランジスタ4のゲート電極G4に電源電圧VDD相当のオーバーフロー制御電圧VOFを印加したときには、隙間領域GAに形成されるポテンシャル障壁の高さが、第1の転送トランジスタ3のゲート電極3G下に形成されるポテンシャル障壁の高さよりも低くなるように、隙間領域GAの幅Wや不純物濃度を設定しておく。
これにより、第1の蓄積時間T1では、光電変換によってフォトダイオードPDに蓄積された信号電荷の量が所定量を超えたときに、そこから溢れ出た過剰な信号電荷が隙間領域GAのポテンシャル障壁を乗り越えて第2のフローティングディフュージョンFD2(垂直方向で隣り合う次の行の単位画素1のフローティングディフュージョン)に流れ込むようになる。また、第2の蓄積時間T2では、第2の転送トランジスタ4のゲート電極4Gに低レベル(接地電圧相当)のオーバーフロー制御電圧VOFを印加することにより、隙間領域GAのポテンシャル障壁が第1の蓄積時間T1よりも高くなる。そのため、第2の蓄積時間T2では、第1の蓄積時間T1に比較してフォトダイオードPDに蓄積可能な電荷量が増加する。よって、上記第2実施形態と同様の効果を得ることができる。また、オーバーフロー制御電圧VOFを他のパルス信号(φVT1,φVR,φVS)と同様に接地電圧(0V)相当の低ベルトと電源電圧VDD相当の高レベルとの間で切り替えることが可能になるため、印加電圧種の増加による電圧発生回路の付加や消費電力の増大を回避することができる。
図11は本発明の第4実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す回路図である。この第4実施形態は、上記第3実施形態の応用例に相当するもので、特に、垂直方向で隣り合う2つの単位画素1間の配線構造に特徴がある。すなわち、各々の単位画素1において、垂直方向で隣り合う2つの単位画素1のうち、前の行の単位画素1内に設けられた第2の転送トランジスタ4のゲート電極を、次の行の単位画素1に対応する垂直リセット線10に電気的に接続した構成となっている。これにより、前の行の単位画素1内に設けられた第2の転送トランジスタ4のゲート電極と、次の行の単位画素1内に設けられた垂直リセットトランジスタ5のゲート電極も電気的に接続された状態となる。
したがって、任意の行の単位画素1に対応する垂直リセット線10に垂直リセットパルスφVRを出力すると、その垂直リセット線10を通して、前の行の単位画素1内に設けられた第2の転送トランジスタ4のゲート電極と、次の行の単位画素1内に設けられたリセットトランジスタ5のゲート電極に、共通の垂直リセットパルスφVRが同時に印加される。具体例として、J+1行目の単位画素1に対応する垂直リセット線10に垂直リセットパルスφVRを出力すると、この垂直リセットパルスφVRが、J行目の単位画素1内に設けられた第2の転送トランジスタ4のゲート電極と、J+1行目の単位画素1内に設けられたリセットトランジスタ5のゲート電極に同時に印加される。
上記構成からなる固体撮像装置においては、上記第2実施形態及び第3実施形態と同様に、垂直方向の各行に配列された単位画素1ごとに、信号電荷の蓄積を第1の蓄積時間T1と第2の蓄積時間T2に分けて行う場合に、垂直方向で隣り合う次の行(以下、「隣行」とも記す)の単位画素1に対応する垂直リセットパルスφVRのレベルを図12のように切り替え制御する。すなわち、第1の蓄積時間T1では、隣行の単位画素1に対応する垂直リセットパルスφVRを高レベル(電源電圧VDD相当)に保持し、第2の蓄積時間T2では、隣行の単位画素1に対応する垂直リセットパルスφVRを低レベル(接地電圧相当)に保持する。この場合、各行の単位画素1がセレクトトランジスタ7を備えた構成となっているため、第1の蓄積時間T1において、隣行の単位画素1に対応する垂直リセットパルスφVRを高レベルに保持しても何ら問題はない。
これにより、例えば、J行目の単位画素1で信号電荷の蓄積を行う場合に、第1の蓄積時間T1では、J+1行目の単位画素1に対応する垂直リセットパルスφVRが高レベルに保持されることで、J行目の単位画素1内に設けられた第2の転送トランジスタ4のゲート電極に高レベルの垂直リセットパルスφVRが印加される。そのため、J行目の単位画素1内では、第2の転送トランジスタ4がオン状態となって、そのゲート電極下のポテンシャル障壁が低い状態に保持される。
一方、第2の蓄積置換T2では、J+1行目の単位画素1に対応する垂直リセットパルスφVRが低レベルに保持されることで、J行目の単位画素1内に設けられた第2の転送トランジスタ4のゲート電極に低レベルの垂直リセットパルスφVRが印加される。そのため、J行目の単位画素1内では、第2の転送トランジスタ4がオフ状態となって、そのゲート電極下のポテンシャル障壁が高い状態に保持される。
これにより、第1の蓄積時間T1と第2の蓄積時間T2からなる信号電荷の蓄積期間内で、オーバーフロー制御用のポテンシャル障壁の高さを上記第3実施形態と同様に切り替え制御することができる。また、隣行の単位画素1に対応する垂直リセットパルスφVRを、その1つ前の行の単位画素1でオーバーフロー制御用の駆動パルスとして兼用することができる。そのため、オーバーフロー制御用の配線(図5に示すオーバーフロー制御線13)が不要となる。その結果、固体撮像装置の撮像領域で配線量を削減し、各々の単位画素1で入射光に対するセンサ開口率を高めることが可能となる。
なお、本発明は、1チップの固体撮像装置に限定されるものではなく、撮像を担うチップとは別の信号処理チップや、光学系を含むモジュールタイプの固体撮像装置にも適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す回路図である。 本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置の電荷読み出し方式を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る固体撮像装置を用いた場合の入射光量と信号出力レベルとの関係を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す回路図である。 本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置の動作を説明するポテンシャル図(その1)である。 本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置の動作を説明するポテンシャル図(その2)である。 本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置の動作を説明するポテンシャル図(その3)である。 本発明の第3実施形態に係る固体撮像装置の構成例を示す概略図である。 本発明の第3実施形態に係る固体撮像装置の動作を説明するポテンシャル図である。 本発明の第4実施形態に係る固体撮像装置の構成を示す回路図である。 本発明の第4実施形態に係る固体撮像装置の動作を説明するタイミングチャートである。
符号の説明
1…単位画素、2…フォトダイオード、3…第1の転送トランジスタ、4…第2の転送トランジスタ、5…リセットトランジスタ、6…増幅トランジスタ、7…セレクトトランジスタ、8…第1の垂直読み出し線、9…第2の垂直読み出し線、10…垂直リセット線、11…垂直選択線、12…垂直信号線、13…オーバーフロー制御線、FD…フローティングディフュージョン、GA…隙間領域、T1…第1の蓄積時間、T2…第2の蓄積時間

Claims (8)

  1. 撮像領域に配置された複数の単位画素が、画素への入射光を光電変換して信号電荷を蓄積する光電変換部と、前記光電変換部に蓄積された信号電荷を電荷検出部に転送する一対の転送素子とを備え、
    前記一対の転送素子のうち、第1の転送素子は、当該第1の転送素子を含む単位画素内に設けられた電荷検出部に信号電荷を転送し、第2の転送素子は、当該第2の転送素子を含む単位画素に垂直方向で隣り合う次の行の単位画素内に設けられた電荷検出部に信号電荷を転送する
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 垂直方向の各行に配列された単位画素ごとに、信号電荷の蓄積期間を第1の蓄積時間と第2の蓄積時間に区分し、
    垂直方向で隣り合う2つの単位画素の間で、前記第1の蓄積時間に蓄積された信号電荷の読み出しタイミングと前記第2の蓄積時間に蓄積された信号電荷の読み出しタイミングを同じタイミングに設定してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 垂直方向の各行に配列された単位画素ごとに、信号電荷の蓄積期間を第1の蓄積時間と第2の蓄積時間に区分し、
    前記第2の転送素子は、前記垂直方向で隣り合う次の行の単位画素内に設けられた電荷検出部をオーバーフロードレインとして、前記光電変換部からの過剰な信号電荷のオーバーフロー動作を行うとともに、前記光電変換部と前記オーバーフロードレインとの間のポテンシャル障壁の高さを前記第1の蓄積時間と前記第2の蓄積時間で切り替える
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 前記第1の蓄積時間を前記第2の蓄積時間よりも長く設定してなる
    ことを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
  5. 前記第1の蓄積時間を前記第2の蓄積時間よりも長く設定してなる
    ことを特徴とする請求項3記載の固体撮像装置。
  6. 前記第2の転送素子は、前記第1の蓄積時間よりも前記第2の蓄積時間の方が高くなるように、前記ポテンシャル障壁の高さを切り替える
    ことを特徴とする請求項3記載の固体撮像装置。
  7. 垂直方向で隣り合う2つの単位画素の間でかつ前記光電変換部と前記第2の転送素子のゲート電極との間に隙間領域を設けるとともに、前記光電変換部の電荷蓄積領域を形成する半導体と異なる導電型の半導体で前記隙間領域を構成してなる
    ことを特徴とする請求項3記載の固体撮像装置。
  8. 垂直方向で隣り合う2つの単位画素の間で、前の行の単位画素内に設けられた前記第2の転送素子のゲート電極を、次の行の単位画素に対応する垂直リセット線に接続してなる
    ことを特徴とする請求項7記載の固体撮像装置。


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