JP4448584B2

JP4448584B2 - Hand held planing machine

Info

Publication number: JP4448584B2
Application number: JP33003199A
Authority: JP
Inventors: ツァイザーアドルフ
Original assignee: Robert Bosch GmbH
Current assignee: Robert Bosch GmbH
Priority date: 1998-11-19
Filing date: 1999-11-19
Publication date: 2010-04-14
Anticipated expiration: 2019-11-19
Also published as: GB2345027B; DE19853374B4; GB2345027A; CN1254637A; GB9925584D0; CN1100649C; JP2000153501A; DE19853374A1

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手持ち式平削り機であって、該手持ち式平削り機のハウジングが、電動モータと、該電動モータによって駆動される平削り軸とを支持しており、該平削り軸の一方の端面側に設けられた中心の孔内に、回転可能に、特に転がり軸受けと一緒に、ハウジング固定の軸ピンが突入して係合している形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】
既にヨーロッパ特許出願公開第０４９２７３６号明細書に基づき、軸本体内部で支承された平削り軸を備えた手持ち式平削り機が公知である。この場合、平削り軸は、溝削り（Ｆａｌｚｅｎ）のために設けられた端面側で、ハウジング固定の軸ピンに対して支承されており、この場合、この軸ピンは平削り軸の前記端面側に設けられた軸方向の中心の孔内に突入して、この平削り軸を軸本体内部で転がり軸受けに支持された状態で回転可能に支持している。
【０００３】
平削り軸がこのような軸本体内部での支承（以下、「内部支承」と呼ぶ）により、溝削りしたい溝の深さを規定するいわゆる「溝削り深さ（Ｆａｌｚｔｉｅｆｅ）」は、平削り軸が溝削り側でハウジング内に軸本体の外部で支承されて配置されているような「外部支承」された手持ち式平削り機に比べて、少なくとも転がり軸受けの、軸ピンの周面を超えて突出する範囲の分だけ増大される。
【０００４】
内部支承された平削り軸を有する公知の手持ち式平削り機は、平削り軸の内部に配置された転がり軸受けの範囲で汚染される傾向がある。さらに、従来の内部支承された平削り軸は、この平削り軸に対する軸ピンの位置を軸方向で位置固定することにより、軸ピンと平削り機ハウジングとの間に静的なゆがみが生じる傾向がある。この場合、手持ち式平削り機の運転時に、特に軸ピンとハウジングとの間の結合部に交番曲げ応力が作用して、転がり軸受けの寿命を制限してしまう。さらに、平削り刃もしくは平削りカッタは、平削り軸に設けられた溝削り縁に対してしばしば後位置調整されなければならない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の手持ち式平削り機を改良して、上で述べた不都合が回避され、転がり軸受けの寿命、シール性および機械的応力の点で改善された手持ち式平削り機を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の構成では、転がり軸受けとして、相並んで配置された少なくとも２つのニードル軸受けが働くようにした。
【０００７】
【発明の効果】
本発明による手持ち式平削り機は、従来のものに比べて、平削り軸内部に配置された転がり軸受けおよびハウジングの範囲が、不都合な機械的応力を受けないいう利点を有している。さらに、このような内部支承部は、これまでよりも良好にシール可能である。これにより、ハウジングに対して軸ピンを配置する際の寸法公差を増大させることができ、平削り機の製造コストを減少させることができる。さらに、平削り軸内部に設けられた転がり軸受けの寿命も高められ、溝削り縁に対する平削りカッタの後位置調整も不要になる。
【０００８】
「固定軸受け」の代わりに２つのニードル軸受けとして形成された「可動軸受け」が選択されることにより、これらのニードル軸受けが、一層安定的でかつ容易に傾動し得ない軸線を有していて、しかもニードルが転動面に沿って点状に転動するのではなく、位置確保されて線状に転動することに基づき、上で述べた利点が得られると共に、さらに平削り軸の転がり軸受けのコストだけで約５０％だげ減じられる。
【０００９】
平削り軸が、相並んで配置された複数の異形成形薄板から成っており、該異形成形薄板が、平削り軸を緊締するための遠心式楔体を支持していることにより、廉価な平削り軸の利点が、極めて廉価な軸受けの利点と組み合わされる。
【００１０】
平削り軸に突入して係合する軸ピンが２つのニードル軸受けを支持していて、孔の軸方向外側の範囲でつば状の範囲が、約０．１ｍｍのギャップ幅を置いてこの孔をラビリンス状にシールしていることにより、この支承部は特に硬質木材ダストに対して特に安定的となる。
【００１１】
軸ピンと孔との間のギャップがラビリンスパッキンとして形成されていることにより、ダストシール性が特に著しく改善されている。
【００１２】
孔の内部に潤滑剤貯蔵部が配置されていることにより、軸受けのダスト敏感性が一層減じられる。
【００１３】
このためには、潤滑剤貯蔵部がフェルトパッキンによって支持されるか、もしくは外側に向かってギャップに対してシールされていることも役立つ。
【００１４】
ニードル軸受けが軸ピンに沿って軸方向に移動可能に配置されていることにより、軸受けの寿命を高めるように平削り軸を手持ち式平削り機に対して配置することが可能になる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面につき詳細に説明する。
【００１６】
図１には、本発明による手持ち式平削り機１０の側面図が示されている。この手持ち式平削り機１０は、モータハウジング１４を備えた機械ハウジング１２と、ハンドグリップ１６とを有している。ハンドグリップ１６には電気的なスイッチ１８が配置されている。機械ハウジング１２内には、固有の軸線１９を中心にして回転可能に平削り軸２０が支承されている。この平削り軸２０に設けられた、切刃２３を備えたカッタ２２は平削り軸２０の回転時に、一点鎖線で示した刃先円２４を規定する。この刃先円２４は、手持ち式平削り機１０の、ソール２６として形成された底面を越えて突出しており、これにより切刃２３は、ソール２６と同一平面内に延びるワークに係合して、このワークを切削加工することができる。ソール２６には、切刃２３を貫通させかつワークに係合させるための開口部２８が配置されている。
【００１７】
図２には、図１に示した手持ち式平削り機１０の水平方向の縦断面図が示されている。図２から判るように、モータハウジング１４内に配置された電動モータ１５は、軸線１９を中心にして機械ハウジング１２に対して回転可能に支承されている平削り軸２０に対して平行に配置されている。
【００１８】
電動モータ１５はそのモータ軸４２に駆動ピニオン４０を支持しており、この駆動ピニオン４０により電動モータ１５は歯付きベルト３８を介して歯付きベルトプーリ３６と結合されている。歯付きベルトプーリ３６は被駆動軸３４に相対回動不能に（一緒に回転するように）装着されている。この被駆動軸３４自体は平削り軸２０に相対回動不能に結合されている。
【００１９】
平削り軸２０は被駆動軸３４の側で転がり軸受け４６に回転可能に支承されている。この場合、転がり軸受け４６の外輪もしくは外レースは、機械ハウジング１２に設けられた軸受け座部（詳細に図示しない）に相対回動不能に配置されている。
【００２０】
平削り軸２０は被駆動軸３４とは反対側の端面側に、特に２つのニードル軸受け３３１、３３２として形成された、軸本体の内部に位置する転がり軸受けを備えている（図３）。これらのニードル軸受け３３１、３３２は軸内部で、平削り軸２０に設けられた孔４４内に配置されている。軸方向で平削り軸２０には、もしくは軸受け３２の真ん中には、軸ピン３０が突入して係合している。軸ピン３０は機械ハウジング１２と相対回動不能にかつ曲げ剛性的に、間接的もしくは直接的に結合されており、この場合、特に機械ハウジング１２に溶接されている。間接的な結合の場合には、機械ハウジング１２の壁の代わりに比較的厚い薄板が設けられており、この薄板が軸ピン３０を支持し、薄板自体は機械ハウジング１２にねじで取り付けられている。これにより、手持ち式平削り機１０の、図２で見て右側は、ほぼ軸ピン３０の下側の範囲の外周面にまで、溝削りのために使用可能となり、これによって、手持ち式平削り機１０の、いわゆる「溝削り側」と呼ばれる右側は、軸ピンが手持ち式平削り機１０の平削り軸２０の、図２で見て左側、つまり支承側と同様に溝削り側もしくは右側でも軸本体の外部に支承されている平削り軸を有する手持ち式平削り機よりも大きな「溝削り深さ」もしくは突入深さを有している（ヨーロッパ特許出願公開第０４９２７３６号明細書参照）。軸方向で内側に位置する第２のニードル軸受けは、軸ピン３０の傾動を付加的に阻止し、平削り軸２０の位置もしくは姿勢を補剛する。
【００２１】
図３には、軸方向で互いに接合された、異形成形された複数の個別薄板（詳しく図示しない）から成る平削り軸２０の水平方向の縦断面図が示されている。平削り軸２０は、中空円筒状の中心の貫通孔３５を有しており、この貫通孔３５内には被駆動軸３４が相対回動不能に配置されている。この被駆動軸３４は平削り軸２０の、図面で見て左側では歯付きベルトプーリ３６を支持していて、図面で見て右側では孔４４を保持している。この孔４４内には、機械ハウジング１２に固定的に結合された軸ピン３０が係合している。平削り軸２０は被駆動軸３４と共に軸ピン３０に対してニードルスリーブ３３１，３３２を介して軸方向で浮動可式に、回転可能に支承されている。
【００２２】
軸ピン３０は孔４４の軸方向外側の範囲に、板状のつば３１を保持しており、このつば３１は約０．１ｍｍのギャップ幅を置いて孔４４をカバー状に閉じている。これにより、微細ダストが孔４４の内部に侵入したり、ニードル軸受け３３１，３３２に付着する危険は事実上排除されている。
【００２３】
被駆動軸３４は、この被駆動軸３４が平削り軸２０の全長のほぼ半分の長さにわたってしか孔３５内に固持されないように改良されていてもよい。この場合には、ニードル軸受け３３１，３３２および軸ピン３０の外径が孔３５の内径に適合されるように、ニードル軸受け３３１，３３２および軸ピン３０が寸法設定されなければならない。これによって、平削り軸２０の製造は簡単になる。
【００２４】
図４には、内部に段付けされた貫通孔３５を保持する、別の実施例による平削り軸１２０の水平方向の縦断面図が示されている。段付けされた貫通孔３５の、図面で見て左側には、被駆動軸３４が相対回動不能に挿入されており、それに対して、貫通孔３５の反対側では、ニードル軸受け３３１，３３２の外周面を軸方向で位置固定するように取り囲むための、段付けされた貫通孔３５に開口した同軸的な孔４４が設けられている。ニードル軸受け３３１，３３２には中心で軸ピン３０の支持範囲２９が突入して係合している。この支持範囲では、ニードル軸受け３３１、３３２が浮動式に配置されている。
【００２５】
図面で見て右側では、軸方向外側に向かってニードル軸受け３３１，３３２に続いてアンダカット３３３が設けられている。このアンダカット３３３はつば３１に移行しており、このつば３１は孔４４の入口範囲を０．１ｍｍのギャップを残して閉じている。この場合、ニードル軸受け３３１の外側端面とつば３１とによって仕切られたアンダカット３３３の空間は、グリースおよび／またはフェルトディスク２９１で占められている。これにより、孔４４の入口範囲におけるシール効果が高められ、潤滑剤のための長時間貯蔵部（Ｌａｎｇｚｅｉｔｄｅｐｏｔ）が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による手持ち式平削り機の側面図である。
【図２】図１に示した手持ち式平削り機の水平方向の縦断面図である。
【図３】平削り軸の第１の実施例の縦断面図である。
【図４】平削り軸の別の実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
１０手持ち式平削り機、１２機械ハウジング、１４モータハウジング、１６ハンドグリップ、１８スイッチ、１９軸線、２０平削り軸、２２カッタ、２３切刃、２４刃先円、２９支持範囲、３０軸ピン、３１つば、３２軸受け、３４被駆動軸、３５貫通孔、３６歯付きベルトプーリ、３８歯付きベルト、４０駆動ピニオン、４２モータ軸、４４孔、４６転がり軸受け、１２０平削り軸、３３１ニードル軸受け、３３２ニードル軸受け、３３３アンダカット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is a hand-held planing machine, wherein a housing of the hand-held planing machine supports an electric motor and a planing shaft driven by the electric motor, and one of the planing shafts This is related to a type in which a shaft pin fixed to the housing is inserted into and engaged with a center hole provided on the end face side of the shaft so as to be rotatable, particularly together with the rolling bearing.
[0002]
[Prior art]
A hand-held planing machine having a planing shaft supported inside a shaft main body is already known based on the specification of European Patent Application No. 04929276. In this case, the planing shaft is supported on the shaft pin fixed to the housing on the end surface side provided for the groove cutting (Falzen). In this case, the shaft pin is the end surface side of the planing shaft. The planing shaft is inserted into a hole in the axial center provided in the shaft body and is rotatably supported in a state of being supported by a rolling bearing inside the shaft body.
[0003]
The so-called “Falztiefeet” that defines the depth of the groove to be grooved by the flat-shaft shaft in the shaft main body (hereinafter referred to as “internal bearing”) is the flat-shaft shaft. Compared to the “externally supported” hand-held planing machine that is supported outside the shaft main body in the housing on the groove side, at least beyond the peripheral surface of the shaft pin of the rolling bearing It is increased by the protruding range.
[0004]
Known hand-held planers with internally supported planing shafts tend to be contaminated in the area of rolling bearings arranged inside the planing shaft. Furthermore, the conventional internally supported planing shaft tends to cause static distortion between the shaft pin and the planer housing by fixing the position of the shaft pin relative to the planing shaft in the axial direction. is there. In this case, during the operation of the hand-held planer, alternating bending stress acts particularly on the joint between the shaft pin and the housing, thereby limiting the life of the rolling bearing. Furthermore, the planing blade or planing cutter must often be rear-positioned with respect to the groove edge provided on the planing shaft.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The object of the present invention is to improve a hand-held planing machine of the type mentioned at the beginning, avoiding the disadvantages mentioned above, and improving the hand-held type in terms of rolling bearing life, sealing properties and mechanical stress. It is to provide a planing machine.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve this problem, in the configuration of the present invention, at least two needle bearings arranged side by side act as rolling bearings.
[0007]
【The invention's effect】
The hand-held planing machine according to the invention has the advantage that the range of rolling bearings and housings arranged inside the planing shaft is not subject to inconvenient mechanical stress compared to conventional ones. Furthermore, such an internal bearing can be sealed better than before. Thereby, the dimensional tolerance at the time of arrange | positioning a shaft pin with respect to a housing can be increased, and the manufacturing cost of a planer can be reduced. Furthermore, the life of the rolling bearing provided inside the planing shaft is also increased, and the rear position adjustment of the planing cutter with respect to the groove edge becomes unnecessary.
[0008]
By selecting “movable bearings” formed as two needle bearings instead of “fixed bearings”, these needle bearings have axes that are more stable and cannot be tilted easily, Moreover, the above-described advantages are obtained based on the fact that the needle is not point-rolled along the rolling surface, but is positioned and rolled linearly, and further, the rolling bearing of the planing shaft is obtained. The cost can be reduced by about 50%.
[0009]
The planing shaft is composed of a plurality of deformed thin plates arranged side by side, and the deformed thin plates support a centrifugal wedge body for tightening the planing shaft. The advantage of the shaving shaft is combined with the advantage of a very inexpensive bearing.
[0010]
A shaft pin that enters and engages the planing shaft supports the two needle bearings, and a collar-shaped range is formed on the outer side in the axial direction of the hole with a gap width of about 0.1 mm. Due to the labyrinth-like seal, this bearing is particularly stable against hard wood dust.
[0011]
Since the gap between the shaft pin and the hole is formed as a labyrinth packing, the dust sealability is particularly improved.
[0012]
Due to the arrangement of the lubricant reservoir inside the hole, the dust sensitivity of the bearing is further reduced.
[0013]
For this purpose, it is also useful that the lubricant reservoir is supported by a felt packing or sealed against the gap towards the outside.
[0014]
Since the needle bearing is arranged so as to be movable in the axial direction along the shaft pin, the planing shaft can be arranged with respect to the hand-held planing machine so as to increase the life of the bearing.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the following, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0016]
FIG. 1 shows a side view of a handheld planer 10 according to the present invention. The hand-held planing machine 10 includes a machine housing 12 having a motor housing 14 and a hand grip 16. An electrical switch 18 is disposed on the hand grip 16. A planing shaft 20 is supported in the machine housing 12 so as to be rotatable about a specific axis 19. A cutter 22 provided with a cutting edge 23 provided on the planing shaft 20 defines a cutting edge circle 24 indicated by a one-dot chain line when the planing shaft 20 rotates. The cutting edge circle 24 protrudes beyond the bottom surface formed as the sole 26 of the hand-held planing machine 10, whereby the cutting edge 23 engages with a work extending in the same plane as the sole 26, This workpiece can be cut. The sole 26 is provided with an opening 28 for penetrating the cutting blade 23 and engaging with the workpiece.
[0017]
FIG. 2 shows a horizontal longitudinal sectional view of the hand-held planing machine 10 shown in FIG. As can be seen from FIG. 2, the electric motor 15 disposed in the motor housing 14 is disposed in parallel to the planing shaft 20 that is rotatably supported with respect to the machine housing 12 about the axis 19. ing.
[0018]
The electric motor 15 supports a drive pinion 40 on its motor shaft 42, and the electric motor 15 is coupled to the toothed belt pulley 36 via the toothed belt 38 by the drive pinion 40. The toothed belt pulley 36 is mounted on the driven shaft 34 so as not to be relatively rotatable (so as to rotate together). The driven shaft 34 itself is coupled to the planing shaft 20 so as not to be relatively rotatable.
[0019]
The planing shaft 20 is rotatably supported by a rolling bearing 46 on the driven shaft 34 side. In this case, the outer ring or the outer race of the rolling bearing 46 is disposed on a bearing seat (not shown in detail) provided in the machine housing 12 so as not to be relatively rotatable.
[0020]
The planing shaft 20 is provided with a rolling bearing located inside the shaft body, particularly as two needle bearings 331 and 332, on the end face side opposite to the driven shaft 34 (FIG. 3). These needle bearings 331 and 332 are arranged inside a hole 44 provided in the planing shaft 20 inside the shaft. In the axial direction, a shaft pin 30 enters and engages with the planing shaft 20 or in the middle of the bearing 32. The shaft pin 30 is indirectly or directly coupled to the machine housing 12 in a non-rotatable and bending-rigid manner, and in this case, in particular, welded to the machine housing 12. In the case of indirect coupling, a relatively thick sheet is provided instead of the wall of the machine housing 12, which supports the shaft pin 30, and the sheet itself is attached to the machine housing 12 with screws. . As a result, the right side of the hand-held planing machine 10 as viewed in FIG. 2 can be used for grooving up to the outer peripheral surface of the lower side of the shaft pin 30, whereby the hand-held planing machine can be used. The right side of the machine 10, which is called the “grooving side”, has a shaft pin on the left side as viewed in FIG. It has a larger “grooving depth” or a penetration depth than a hand-held planing machine having a planing shaft supported outside the shaft body (see European Patent Application No. 04929276). The second needle bearing located inward in the axial direction additionally prevents the shaft pin 30 from tilting and stiffens the position or posture of the planing shaft 20.
[0021]
FIG. 3 shows a horizontal longitudinal sectional view of a planing shaft 20 consisting of a plurality of irregularly shaped individual thin plates (not shown in detail) joined together in the axial direction. The planing shaft 20 has a hollow cylindrical central through hole 35, and a driven shaft 34 is disposed in the through hole 35 so as not to be relatively rotatable. The driven shaft 34 supports the toothed belt pulley 36 on the left side of the planing shaft 20 in the drawing, and holds a hole 44 on the right side in the drawing. A shaft pin 30 fixedly coupled to the machine housing 12 is engaged in the hole 44. The planing shaft 20 is rotatably supported by the driven shaft 34 with respect to the shaft pin 30 via needle sleeves 331 and 332 so as to be floatable in the axial direction.
[0022]
The shaft pin 30 holds a plate-like collar 31 in a range outside the hole 44 in the axial direction, and the collar 31 closes the hole 44 like a cover with a gap width of about 0.1 mm. Thereby, the danger that fine dust penetrates into the inside of the hole 44 or adheres to the needle bearings 331 and 332 is virtually eliminated.
[0023]
The driven shaft 34 may be modified such that the driven shaft 34 is only held in the hole 35 over approximately half the total length of the planing shaft 20. In this case, the needle bearings 331, 332 and the shaft pin 30 must be dimensioned so that the outer diameters of the needle bearings 331, 332 and the shaft pin 30 are adapted to the inner diameter of the hole 35. This simplifies the manufacture of the planing shaft 20.
[0024]
FIG. 4 shows a horizontal longitudinal sectional view of a planing shaft 120 according to another embodiment, which holds a through hole 35 stepped therein. On the left side of the stepped through hole 35 in the drawing, a driven shaft 34 is inserted so as not to be relatively rotatable. On the other hand, on the opposite side of the through hole 35, needle bearings 331 and 332 are inserted. A coaxial hole 44 is provided in the stepped through hole 35 for surrounding the outer peripheral surface so as to fix the position in the axial direction. A support range 29 of the shaft pin 30 enters and engages with the needle bearings 331 and 332 at the center. In this support range, the needle bearings 331 and 332 are arranged in a floating manner.
[0025]
On the right side in the drawing, an undercut 333 is provided following the needle bearings 331 and 332 toward the outside in the axial direction. The undercut 333 has shifted to the collar 31, which closes the entrance area of the hole 44 leaving a gap of 0.1 mm. In this case, the space of the undercut 333 partitioned by the outer end face of the needle bearing 331 and the collar 31 is occupied by the grease and / or the felt disk 291. Thereby, the sealing effect in the entrance range of the hole 44 is enhanced, and a long-time storage portion (Langzeitdepot) for the lubricant is formed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a handheld planer according to the present invention.
FIG. 2 is a vertical sectional view in the horizontal direction of the handheld planer shown in FIG.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of a first embodiment of a planing shaft.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of another embodiment of a planing shaft.
[Explanation of symbols]
10 hand-held planing machine, 12 machine housing, 14 motor housing, 16 hand grip, 18 switch, 19 axis, 20 planing axis, 22 cutter, 23 cutting edge, 24 cutting edge circle, 29 support range, 30 axis pin, 31 32 bearings, 34 driven shafts, 35 through holes, 36 toothed belt pulleys, 38 toothed belts, 40 driving pinions, 42 motor shafts, 44 holes, 46 rolling bearings, 120 planing shafts, 331 needle bearings, 332 Needle bearing, 333 undercut

Claims

手持ち式平削り機（１０）であって、該手持ち式平削り機（１０）のハウジング（１２、１４）が、電動モータ（１５）と、該電動モータ（１５）によって駆動される平削り軸（２０）とを支持しており、該平削り軸（２０）の一方の端面側に設けられた中心の孔（４４）内に、回転可能に、特に転がり軸受け（３３１、３３２）と一緒に、ハウジング固定の軸ピン（３０）が突入して係合している形式のものにおいて、転がり軸受けとして、相並んで配置された少なくとも２つのニードル軸受け（３３１、３３２）が働くようになっており、平削り軸（２０）が、一方の側では転がり軸受け（４６）に回転可能に支承されていて、反対側の端面側では相並んで配置された前記２つのニードル軸受け（３３１、３３２）を介して支承されていることを特徴とする手持ち式平削り機。A hand-held planing machine (10) in which a housing (12, 14) of the hand-held planing machine (10) is driven by an electric motor (15) and the electric motor (15). (20) and can be rotated in a central hole (44) provided on one end face side of the planing shaft (20), particularly together with rolling bearings (331, 332). In the type in which the shaft pin (30) fixed to the housing enters and engages, at least two needle bearings (331, 332) arranged side by side act as rolling bearings. The planing shaft (20) is rotatably supported by a rolling bearing (46) on one side, and the two needle bearings (331, 332) arranged side by side on the opposite end face side. Is supported through Hand-held planing machine, characterized in that.

平削り軸（２０）が、相並んで配置された複数の異形成形薄板から成っており、該異形成形薄板が、特に遠心式楔緊締された平削りカッタ（２２）を支持している、請求項１記載の手持ち式平削り機。 The planing shaft (20) consists of a plurality of profiled sheets arranged side by side, said profiled sheets supporting a planing cutter (22), in particular a centrifugal wedge clamp. Item 1. A hand-held planing machine according to item 1.

軸ピン（３０）が２つのニードル軸受け（３３１、３３２）を支持しており、軸ピン（３０）の、平削り軸（２０）の組付け位置で前記孔（４４）内に配置された支持範囲（２９）が、特につば（３１）として形成された、前記孔（４４）の内径よりも０．１〜０．２ｍｍだけ小さい外径を有する部分を備えている、請求項１または２記載の手持ち式平削り機。The shaft pin (30) supports the two needle bearings (331, 332), and the shaft pin (30) is disposed in the hole (44) at the assembly position of the planing shaft (20). 3. The area (29) comprises a portion having an outer diameter that is smaller by 0.1 to 0.2 mm than the inner diameter of the hole (44), in particular formed as a collar (31). Hand-held planing machine.

軸ピン（３０）と前記孔（４４）との直径差により形成されたギャップが、ラビリンスパッキンの形で延びている、請求項３記載の手持ち式平削り機。 The handheld planer according to claim 3, wherein the gap formed by the difference in diameter between the shaft pin (30) and the hole (44) extends in the form of a labyrinth packing.

平削り軸（２０）の内部で、特に前記孔（４４）の入口範囲で、前記つば（３１）と、ニードル軸受け（３３１）の軸方向外側の端面との間に、有利にはアンダカット（３３３）内に、潤滑剤貯蔵部が配置されている、請求項１から４までのいずれか１項記載の手持ち式平削り機。 Inside the planing shaft (20), in particular in the entrance region of the hole (44), preferably between the collar (31) and the axially outer end face of the needle bearing (331), an undercut ( 333) The handheld planing machine according to any one of claims 1 to 4, wherein a lubricant storage part is arranged in the inside.

前記潤滑剤貯蔵部が、フェルトパッキンによって特に前記孔（４４）の入口範囲で軸方向外側に向かって、もしくは前記ギャップに対してシールされているか、もしくは該ギャップにより形成されている、請求項５記載の手持ち式平削り機。 6. The lubricant reservoir is sealed or formed by a felt packing, in particular axially outwardly in the entrance area of the hole (44), or against the gap. The hand-held planing machine described.

ニードル軸受け（３３１、３３２）が、少なくとも制限された量だけ、軸ピン（３０）に沿って軸方向に移動可能に配置されている、請求項１から６までのいずれか１項記載の手持ち式平削り機。 7. Hand-held according to any one of claims 1 to 6, wherein the needle bearings (331, 332) are arranged to be movable axially along the shaft pin (30) by at least a limited amount. Planing machine.