JP4447904B2 - リモートコントローラ - Google Patents

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本発明は、ユーザ洗浄機能及び/又は便器洗浄機能等を有するトイレ装置を遠隔操作するリモートコントローラに関する。
便座に着座したユーザの肛門等を水洗浄する機能を有するトイレ装置が実用化されている。このようなトイレ装置は、利便性を向上させるべく始動・停止及び水勢等の動作を無線遠隔操作によって制御し得るようにしてあり、かかる遠隔操作をリモートコントローラ(以後、リモコンともいう。)によって行っている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、リモコンは厚さが比較的薄い矩形殻状の筐体を備えており、該筐体の正面に始動ボタン、停止ボタン及び水勢ボタン等が配置してある。筐体の内部には、赤外線光を発する発光素子、前記各ボタンがオンされた場合、対応する命令を出力させるべく前記発光素子による発光を制御する制御器、並びに制御器及び発光素子に給電するバッテリが配設してある。また、筐体の発光素子に対向する部分には穴が開設しあり、その周囲には、赤外線光透過性のカバー部材が外嵌してある。一方、筐体の背面には、ネジ孔が開設してあり、該ネジ孔内を挿通させたネジによって、筐体がトイレ室の壁面に固定してある。
特開2002−167841号公報(図1)
しかしながら、かかる従来のリモコンにあっては、電源としてバッテリを内蔵するため、バッテリを定期的に交換しなければならず、リモコンのメンテナンスが煩雑であるという問題があった。特に、ホテルにあっては、複数の客室それぞれに配置したリモコンを各別にメンテナンスする必要があるが、各リモコン毎に、内蔵したバッテリの消耗程度が異なるため、メンテナンスが更に煩雑である。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、トイレ装置を遠隔操作する場合であっても、電源のメンテナンスを不要にすることができるリモートコントローラを提供する。
請求項1記載の本発明は、ユーザを洗浄する機能及び/又は便器を洗浄する機能を有し、与えられた起動信号によって前記機能が起動するトイレ装置へ起動信号を送信する送信手段と、前記送信手段により、前記トイレ装置の起動信号の送信を制御する制御手段と、トイレ装置の起動させるべき機能を指定するスイッチとを備えるリモートコントローラにおいて、外部交流電源線を接続する電源端子と、前記電源端子に印加された交流電圧を1又は複数値の直流電圧に変換する変換手段とを備え、前記送信手段及び制御手段は、前記変換手段から出力された直流電圧で駆動し、前記変換手段は第1基板に搭載してあり、前記制御手段は第2基板に搭載してあり、第1基板及び第2基板は適宜距離を隔てて重積してあり、前記第1基板は、適宜距離を隔てて設けた難燃性の2壁間に配置してあり、かつ難燃性の壁を前記第2基板と介装するようにして配置されることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に係るリモートコントローラにおいて、前記第1基板は、難燃性の2壁間によって囲まれるようにして配置されていることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、ユーザを洗浄する機能及び/又は便器を洗浄する機能を有し、与えられた起動信号によって前記機能が起動するトイレ装置へ起動信号を送信する送信手段と、前記送信手段により、前記トイレ装置の起動信号の送信を制御する制御手段と、トイレ装置の起動させるべき機能を指定するスイッチとを備えるリモートコントローラにおいて、外部交流電源線を接続する電源端子と、前記電源端子に印加された交流電圧を1又は複数値の直流電圧に変換する変換手段とを備え、前記送信手段及び制御手段は、前記変換手段から出力された直流電圧で駆動し、前記変換手段は第1基板に搭載してあり、前記制御手段は第2基板に搭載してあり、第1基板及び第2基板は適宜距離を隔てて重積してあり、前記第1基板は、前記第1基板と略同じ形状に成形した難燃性の一方の壁と、開口部を設けてなる起立箱状である難燃性の他方の壁と、を備え、前記難燃性の一方の壁が、前記難燃性の他方の壁が有する開口部に設けられることによって、前記第1基板を囲むように配置されていることを特徴とする。
請求項1記載の本発明では、ユーザを洗浄する機能及び/又は便器を洗浄する機能を有し、与えられた起動信号によって前記機能が起動するトイレ装置へ起動信号を送信する送信手段と、この送信手段により、トイレ装置の起動信号の送信を制御する制御手段と、トイレ装置の起動させるべき機能を指定するスイッチとを備えるリモートコントローラにおいて、外部交流電源線を接続する電源端子と、この電源端子に印加された交流電圧を1又は複数値の直流電圧に変換する変換手段とを備え、送信手段及び制御手段は、変換手段から出力された直流電圧で駆動するようにしてあるため、電源のメンテナンスが不要であり、複数の客室それぞれにリモートコントローラを配置する場合であっても、各リモートコントローラのメンテナンスに要する手間を可及的に低減することができる。また、変換手段は第1基板に搭載してあり、制御手段は第2基板に搭載してあり、第1基板及び第2基板は適宜距離を隔てて重積してあり、第1基板は、適宜距離を隔てて設けた難燃性の2壁間に配置してあり、かつ難燃性の壁を前記第2基板と介装するようにして配置されるようにしているため、変換手段が過熱した場合であっても、リモートコントローラの燃焼が防止され、安全性が高い。
請求項2記載の本発明では、第1基板は、難燃性の2壁間によって囲まれるようにして配置されているため、第1基板は、難燃性の2壁の一方によって蓋をした様態でリモートコントローラの本体に内蔵され、電源用基板が過熱した場合であっても、リモートコントローラの本体が炎上することが防止され、安全性が高い。
請求項3記載の本発明では、ユーザを洗浄する機能及び/又は便器を洗浄する機能を有し、与えられた起動信号によって前記機能が起動するトイレ装置へ起動信号を送信する送信手段と、この送信手段により、トイレ装置の起動信号の送信を制御する制御手段と、トイレ装置の起動させるべき機能を指定するスイッチとを備えるリモートコントローラにおいて、外部交流電源線を接続する電源端子と、この電源端子に印加された交流電圧を1又は複数値の直流電圧に変換する変換手段とを備え、送信手段及び制御手段は、変換手段から出力された直流電圧で駆動し、変換手段は第1基板に搭載してあり、制御手段は第2基板に搭載してあり、第1基板及び第2基板は適宜距離を隔てて重積してあり、第1基板は、この第1基板と略同じ形状に成形した難燃性の一方の壁と、開口部を設けてなる起立箱状である難燃性の他方の壁と、を備え、難燃性の一方の壁が、難燃性の他方の壁が有する開口部に設けられることによって、第1基板を囲むように配置されているため、変換手段が過熱した場合であっても、リモートコントローラの燃焼が防止され、安全性が高い。
本発明に係るリモートコントローラは、ユーザを洗浄する機能、便器を洗浄する機能、又はユーザを洗浄する機能及び便器を洗浄する機能を有するトイレ装置を遠隔操作するものであるが、かかるトイレ装置は、与えられた起動信号によって前記機能が起動するようにしてある。リモートコントローラには、外部交流電源線を接続する電源端子が設けてあり、変圧回路、整流回路及び安定化回路等を具備する変換手段によって、電源端子に印加された交流電圧を1又は複数値の直流電圧に変換する。このリモートコントローラは、トイレ装置へ起動信号を送信する送信手段と、この送信手段による起動信号の送信を制御する制御手段と、トイレ装置の起動させるべき機能を指定するスイッチとを備えており、送信手段及び制御手段は、前述した変換手段から出力された直流電圧で駆動するようにしてある。
また、前述した変換手段は第1基板に搭載してあり、制御手段は第2基板に搭載してあり、第1基板及び第2基板は適宜距離を隔てて重積してある。これによって、リモートコントローラをコンパクトにすることができる。
この第1基板は、適宜距離を隔てて設けた難燃性の2つの壁の間に配置してある。かかる壁は、板状部材であってもよいし、両基板を収納する筐体の第1基板と対向する部分であってもよい。
一方、本発明では、トイレ装置の機種別に定められた複数の機種コード、及び複数の機能の別に定められた複数の機能コードが記憶された記憶手段を更に備えている。そして、制御手段は、スイッチがオンされた場合、当該スイッチで指定された機能の機能コード及び各機種コードを記憶手段から読み出し、読み出した機能コード及び読み出した一の機種コードを含む起動信号を前記送信手段に送信させ、次に、読み出した機能コード及び読み出した他の機種コードを含む起動信号を前記送信手段に送信させるようにしてある。これは、一の機種コードを含む起動信号を複数回送信させ、それに続けて他の機種コードを含む起動信号を複数回送信させるようにしてもよし、交互に複数回送信させるようにしてもよい。
また、本発明は、送信手段及び制御手段を収納する筐体を備え、送信手段は複数の赤外線発光素子を具備している。そして、筐体の両側に、横方向へ赤外線光を出射する赤外線発光素子及び上方向へ赤外線光を出射する赤外線発光素子がそれぞれ配設してある。
更に、前述した送信手段には、起動信号を送信するための外部信号線を接続する起動信号出力端子が設けてある。
以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明に係るリモートコントローラの正面図であり、図2は、図1に示したリモートコントローラの設置例を示す一部破断側面図であり、図3は、図1に示したリモートコントローラの分解斜視図である。図2に示した如く、本実施例に係るリモートコントローラ(以後、リモコンともいう)1は、トイレ装置を備えるトイレ300の近傍の壁に、その後側部を埋設するように取り付けてある。このトイレ装置は、起動命令を受信した場合に便座に着座したユーザの肛門等を水洗浄する機能、及び起動命令を受信した場合に便器内を水洗浄する機能を有しており、図1に示した如く、リモコン1は、かかるトイレ装置を遠隔操作すべく、おしり・ビデの洗浄、洗浄停止、洗浄時の水勢の増減、及び便器内洗浄の流すの命令を入力し得るようにしてある。
リモコン1は、図2に示した如く、ペーパーホルダー400の幅寸法と同じ幅寸法(165mm)にしてあり、例えば、ペーパーホルダー400の上方にペーパーホルダー400と一列に配設することによって、ユーザに幾何学的な統一感を与えることができるようにしてある。
図1及び図3に示した如く、リモコン1は、赤外線光を発する発光素子、該発光素子の発光を制御する制御基板等を内蔵し、正面視が横長長方形の本体3と、該本体3の前面に着脱可能に取り付けた前面カバー2とを備えており、適宜材料を用いると共に適宜デザインを施した前面カバー2を本体3に取り付けることによって、例えば、リモコンを据え付ける室の内装との統一性を図ることができる。
図4は、図3に示した前面カバー2の構成を示す分解斜視図であり、図中、20は、樹脂製のカバー本体である。カバー本体20は、横長長方形板状部材の上下両長辺側縁部を背面側へそれぞれ起立させて、図1に示した本体3に外嵌係合させる係合部24,24を設けてなり、カバー本体20には、後述する複数のキートップを挿入させる複数の開口21,21,…及び通光用の複数の第1通光孔22,22,…が開設してある。
また、下側の係合部24には、例えば2つのネジ孔が開設してあり、両ネジ孔を挿通させた六角穴付きボルト15,15を、前述した本体3(図3参照)に羅入させることによって、前面カバー2を本体3に固定するようになっている。これによって、前面カバー2をユーザが容易に取り外すことを防止することができ、ホテル等に設置した場合に好適である。
このカバー本体20の前面には、当該前面と略同じ外寸の板状のネームプレート19が貼着してある。ネームプレート19のカバー本体20の開口21,21,…及び第1通光孔22,22,…に対向する部分には、各開口21,21,…及び第1通光孔22,22,…と同じ寸法の開口及び通光孔がそれぞれ開設してあり、ネームプレート19の前面であって、各開口の近傍には、後述する各スイッチの機能を説明する文字、点字等が表示してある。
カバー本体20の後面には、枠体18aに複数の第1キートップ17,17,…が進退自在に支持されたキートップセット18が、各第1キートップ17,17,…を前記カバー本体20の開口21,21,…内に挿入させた様態で配置してあり、第1キートップセット18はカバー本体20にネジ止めされた金属板製のカバーフレーム16によってカバー本体20との間に挟持固定されている。このカバーフレーム16にも、前述したカバー本体20の開口21,21,…及び第1通光孔22,22,…に対応して複数の開口及び通光孔が開設してあり、カバーフレーム16によってカバー本体20の反りが是正されて前面カバー2が平坦に維持されると共に、第1キートップセット18に設けられた各第1キートップ17,17,…の進入が所定寸法に制限される。これによって、各第1キートップ17,17,…のストローク長が規定され、各第1キートップ17,17,…に対向配置された後述する各スイッチが、過大な押力によって破損することが防止される。
図5は、図3に示した本体3の構成を示す分解斜視図であり、図中、70は、前述した前面カバー2より少し小さい前側開口部71を設けてなる起立箱状の後ケース、また、30は、この前側開口部71を塞止するように後ケース70に水密状態に融着固定される前ケースである。難燃樹脂製の後ケース70は、前側開口部71に臨む略矩形凹状の収納部77を備えている。後ケース70の前側開口部71の周囲は、板枠状のフランジ部73にしてあり、該フランジ部73の両側部分の幅寸法は、フランジ部73の上下部分の幅寸法より大きくしてある。
このフランジ部73の両側部分の上縁近傍には、本体3を設置位置に固定するためのネジ孔76,76が開設してある。また、収納部77の底部77aの適宜位置には半円筒状の凸部74が設けてあり、該凸部74の前面には、本体3を設置位置に固定するためのネジ孔76が開設してある。一方、収納部77の底部77aには、電源線を引き込むための引き込み孔75が、前記凸部74と異なる適宜位置に開設してある。
前ケース30は、前述した前面カバー2と略同じ寸法の前ケース本体31の両側に、前述したカバー本体20の係合部24(共に図4参照)の奥行き寸法と略同じ高さ寸法であり、後側開口部を有する縦長箱状に赤外線透過性樹脂を成型してなる光透過性ケース部35,35が前ケース本体31と一体的に設けてある。これによって、前ケース30の防水性が向上する。前ケース本体31の上下縁部であって前述したネジ孔76,76,76に対向する部分にはそれぞれ、切り欠き34,34,34が設けてある。また、前ケース本体31の上下縁部には、前述したカバー本体20の係合部24,24が係合するリブ状の受部31a,31aが突設してあり、下縁側の受部31aには、前面カバー2をネジ止めするためのネジ孔が開設してある。
前ケース本体31の前述したキートップセット18の各第1キートップ17,17,…(いずれも図3参照)に対向する部分には、第1キートップ17,17,…より少し小さいサイズの第2キートップ32,32,…が進退自在に設けてあり、前述したカバー本体20の第1通光孔22,22,…(図3参照)に対向する部分には第2通光孔36,36,…が開設してある。
一方、前ケース本体31の第2キートップ32,32,…とは異なる一側近傍の位置には、複数の環状溝部を同心円上に配置した台座部33が設けてあり、該台座部33の中心には貫通孔が開設してある。そして、この貫通孔を介して後述する如く、前ケース本体31に円形屋根状の第3キートップ38が進退及び揺動可能に取り付けてある。
前ケース本体31の前面には、第2キートップ32,32,…に対応する凸部を設けてなり、第2キートップ32,32,…及び第2通光孔36,36,…を覆う防水可撓性の表面シート37が水密状態に貼着してあり、これによって、第2キートップ32,32,…の周囲及び第2通光孔36,36,…から本体3の内部への水の浸入を防止している。
ところで、前述した後ケース70内には、制御用基板(第2基板)40及び電源用基板(第1基板)60が後ケース70の前側開口部71側からこの順に重積してあり、制御用基板40と電源用基板60との間には、難燃性の絶縁カバー50が介装してある。制御用基板40の前記第2キートップ32,32,…に対向する部分にはそれぞれ、第1タクトスイッチ43,43,…が搭載してあり、第1タクトスイッチ43,43,…のオン信号は後述するCPUに与えられるようになっている。本実施例では、おしりの水洗浄を開始するための第1タクトスイッチ43、ビデを開始するための第1タクトスイッチ43、おしりの水洗浄及びビデを停止するための第1タクトスイッチ43、おしりの水洗浄及びビデの水勢を増加するための第1タクトスイッチ43、及びおしりの水洗浄及びビデの水勢を減少させるための第1タクトスイッチ43が設けてある。
また、制御用基板40の前記第2通光孔36,36,…に対向する部分にはそれぞれ、LED等の発光素子45,45,…が搭載してあり、前記CPUは、現在の水勢に対応する位置の発光素子45を発光させるようになっている。
一方、制御用基板40の前記第3キートップ38に対向する部分は、他の部分より一段低くしてあり、該部分の中央に第2タクトスイッチ44が搭載してある。制御用基板40の第2タクトスイッチ44の周囲には、環状のスペーサ47が取り付けてあり、該スペーサ47と前述した前ケース30の台座部33との間には、シリコンゴムを側断面視が略凸形状に成型してなり、スペーサ47の開口部を水密状態に塞止するシール部材46が介装してある。
図6は、図1に示したリモコンの第1キートップ部分の部分縦断面図である。なお、図中、図1から図4に示した各部分に対応する部分には同じ番号を付してある。図6に示した如く、本体3に内蔵された制御用基板40上に搭載された第1タクトスイッチ43,43,…は、前ケース30に進退自在に支持された第2キートップ32,32,…に対向しており、第2キートップ32,32,…の周囲は、前述した如く防水可撓性の表面シート37で水密状態に覆ってある。前ケース30に取り付けた前面カバー2にはカバー本体20に進退自在に支持された第1キートップ17,17,…が前記第2キートップ32,32,…に対向配置してあり、ユーザから加えられた押力によっていずれかの第1キートップ17が後退すると、この第1キートップ17によって対向する表面シート37を介して第2キートップ32が後退し、対応する第1タクトスイッチ43がオンされる。このとき、第2キートップ32,32,…の周囲が防水可撓性の表面シート37で水密状態に覆ってあるため、第2キートップ32,32,…の周囲から本体3内部への水の浸入が防止される。
図7は、図1に示したリモコンの第3キートップ部分の部分縦断面図である。なお、図中、図1から図4に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してある。図7に示した如く、本体3に内蔵された制御用基板40上の第2タクトスイッチ44の周囲は、環状のスペーサ47及び該スペーサ47の開口部を塞止するシール部材46によって覆ってある。シール部材46は、有底起立筒状のキャップ部46aの開口縁部に環状のフランジ部46bを立設してなり、キャップ部46a内に第2タクトスイッチ44が内装してある。キャップ部46aの前記台座部33に対向する部分には、環状の案内部46dがキャップ部46aと同心円上に設けてあり、該案内部46d内に、前記台座部33に開設した貫通孔の直径より大きい直径を有する固定ピン39の頭部が挿嵌してある。固定ピン39の脚部は、前記貫通孔を貫通して前ケース30の前側へ突出させてあり、固定ピン39の脚部の突出部分に第3キートップ38が固定してある。また、前述したシール部材46のフランジ部46bの台座部33に対向する部分には、環状のディップ部46cが突設してあり、該ディップ部46cは、台座部33に設けた溝部33a内に嵌合してある。シール部材46のフランジ部46bはスペーサ47と台座部33との間に水密状態に挟持されており、これによって台座部33の貫通孔から流入した水が制御用基板40上へ浸入することが防止される。
ユーザから加えられた押力によって第3キートップ38及び固定ピン39が後退すると、シール部材46のキャップ部46aがこれに当接した固定ピン39によって変形収縮すると共に、第2タクトスイッチ44がオンされる。このとき、シール部材46のディップ部46cが台座部33の溝部33a内に嵌合しているため、キャップ部46aが変形収縮した場合であっても、水密状態が保たれる。
なお、図6に示した如く、第3キートップ38のストローク長は、台座部33に設けた環状溝の深さによって規定されており、これによって、第3キートップ38に過大な押力が加えられた場合であっても、第2タクトスイッチ44が破損することが防止される。
一方、図5に示した如く、制御用基板40の両側部の上縁近傍からリード線がそれぞれ延設してあり、両リード線の先端には、起動命令たる赤外線光を出射する第1信号用発光素子41,41が本体3の上方へ出射する姿勢で連結してある。また、制御用基板40の両側部であって第1信号用発光素子41,41より下側の位置から別のリード線がそれぞれ延設してあり、各リード線の先端には、起動命令たる赤外線光を出射する2対の第2信号用発光素子42,42、42,42が本体3から離隔する横方向へ出射する姿勢で連結してある。そして、これら第1信号用発光素子41,41及び第2信号用発光素子42,42、42,42は、前述した前ケース30の両側に設けた光透過性ケース部35,35に内装されるようになっている。
このように、前ケース30の両側に設けた光透過性ケース部35,35からそれぞれ、上方及び両横方向へ赤外線光信号を出射するようにしてあるため、広いバスルームにトイレ及びトイレ装置が併設してある場合、一部に赤外線光の反射率が低い部分が存在する場合等であっても、無線でトイレ装置を確実に遠隔操作することができる。
一方、前述した電源用基板60には、後述する如く、変圧回路、整流回路及び安定化回路等を具備するAC/DC変換回路が設けてあり、商用交流電源から給電される交流電源電圧から、例えば9V及び5Vの直流電源電圧を生成し、それらを前記制御用基板40に供給するようになっている。このように、本発明に係るリモコンは商用交流電源を利用するようにしてあるため、電源のメンテナンスが不要であり、複数の客室それぞれにリモコンを配置する場合であっても、リモコンのメンテナンスに要する手間を可及的に低減することができる。
一方、電源用基板60と前記制御用基板40との間には、難燃性材料を用いて電源用基板60と略同じ形状に成型した絶縁カバー50が介装してある。従って、後ケース70の収納部77内奥部に実装された電源用基板60は、難燃性の絶縁カバー50によって蓋をした様態で本体3に内蔵されるため、電源用基板60が過熱した場合であっても、本体3が炎上することが防止され、安全性が高い。
また、このように、制御用基板40と電源用基板60とが重積してあるため、リモコンをコンパクトにすることができる。これによって、図2に示した如く、リモコン1の横寸法をトイレのペーパーホルダー400の横寸法と略同じにすることができ、リモコン1の配設に要する面積を小さくすることができるのに加え、リモコン1の配設領域のデザインを良好にすることもできる。
図5に示した如く、後ケース70の後面周縁部には、弾性を有する発泡樹脂材を用いて成型した環状のシールパッキン98が貼着してあり、該シールパッキン98によって後ケース70とリモコンを配設する壁との間隙を塞ぐようになっている。また、後ケース70の前面周縁部には、融着用の環状リブが突設してあり、後ケース70の収納部77内に、電源用基板60、絶縁カバー50及び制御用基板40をこの順に収納した後、前ケース30を後ケース70のフランジ部73に当接させ、超音波を印加して環状リブを溶融させ、前ケース30と後ケース70とを水密状態に融着させる。そして、前述した如く、前ケース本体31の第2キートップ32,32,…及び第2通光孔36,36,…を覆うように表面シート37を前ケース本体31に貼着する。
かかる本体3は、後ケース70に設けたネジ孔76,76,76を挿通させたボルトによってトイレ近傍の壁に埋め込み固定される。そして、図8に示した如く、前ケース30の切り欠き34,34(34)にそれぞれゴム製舌片状のパッキン85,85(85)を内嵌させるようになっており、これによって、前記各ボルトを介して水が後ケース70の後側へ浸入することが防止される。
一方、図5に示した如く、後ケース70の後面には、その下部に商用電源線を接続する端子台90が配設してあり、該端子台90の上部から延出させた電源コード91,91は、後ケース70に開設した引き込み孔75内を通って電源用基板60に接続してある。この端子台90は、端子台90に外嵌した底部開放箱状の端子台カバー95によってその全体が覆ってあり、端子台90及び端子台カバー95は、固定用ネジで後ケース70にネジ止めしてある。この端子台カバー95によって、端子台90に対する防塵・避水効果が奏される。また、端子台カバー95の一側下縁から、前述した引き込み孔75(図5参照)を塞止する塞止片96が、端子台カバー95の一側と略直交するように延設してあり、引き込み孔75から後ケース70内部への塵・水の侵入が防止される。
図9は、図3に示した本体3の後面視部分分解斜視図である。なお、図中、図5に示した各部分に対応する部分には同じ番号を付してある。図9に示した如く、後ケース70の後面であって収納部77の一側がわには、端子台90を取り付ける取付領域78が設けてあり、該取付領域78の上方には、端子台90及び端子台カバー95上に水滴が落下するのを防止すべく、端子台カバー95の厚さ寸法より大きい幅寸法を有する帯板状の水よけ屋根部79が、一端を収納部77に連通させ、他端を収納部77から離隔するに従って高さ位置が低くなるように、後ケース70の後面から延出させてある。この水よけ屋根部79の上面であって後ケース70とは反対側の側縁部には、リブが当該側縁部の略全領域に渡って突設してあり、このリブによって水よけ屋根部79上の水滴がその側縁部から落下することが防止される。
図10は、図5に示した電源用基板60及び制御用基板40の機能ブロック図であり、る。図10に示した如く、電源用基板60には、変圧回路、整流回路及び安定化回路等を具備するAC/DC変換回路61が搭載してある。AC/DC変換回路61の入力端子には、前述した如く端子台90を介して商用交流電圧が印加されるようになっており、AC/DC変換回路61は、入力端子に印加された交流電圧を1又は複数の値の直流電圧に変換して出力端子から制御用基板40へ出力する。本実施例にあっては、AC/DC変換回路61に2つの出力端子が設けてあり、一方の出力端子から5Vの直流電圧を、他方の出力端子から9Vの直流電圧を出力するようにしてある。
制御用基板40には、リモコンの動作を制御するCPU51が搭載してあり、無線対応のトイレ装置及び有線対応のトイレ装置のいずれをも遠隔操作し得るようにしてある。CPU51には前述した第1タクトスイッチ43,43,…及び第2タクトスイッチ44からオン信号が与えられるようになっており、CPU51は、オン信号が与えられた場合、第1タクトスイッチ43,43,…及び第2タクトスイッチ44の内のどのスイッチから与えられたかを判断し、それが水勢を増減する第1タクトスイッチ43,43である場合、増減情報を内部メモリに記憶すると共に、発光中の発光素子45を消灯して、前述した発光素子45,45,…の内の対応する位置の発光素子45を点灯させる。
また、制御用基板40には、前述した第1信号用発光素子41,41及び第2信号用発光素子42,42、42,42の発光を制御する発光制御部53、有線対応のトイレ装置へ便器の水洗浄の起動命令を出力する第1有線通信部54、及び有線対応のトイレ装置へユーザの水洗浄及び水勢増減等の命令を出力する第2有線通信部55が設けてあり、更に、便器の水洗浄の命令、ユーザの水洗浄の命令及び水勢増減の命令等、複数の命令をトイレ装置の複数の機種別に対応させた複数のコード、並びに温水温度、便座温度及び水勢等の初期値等が予め登録されたROM52が搭載してある。なお、前述した第1信号用発光素子41,41及び第2信号用発光素子42,42、42,42にはAC/DC変換回路61から9Vの直流電圧が、また、CPU51にはAC/DC変換回路61から5Vの直流電圧がそれぞれ印加されるようになっている。
CPU51は、便器の水洗浄を入力する第2タクトスイッチ44からオン信号が与えられた場合、発光制御部53に第1信号用発光素子41,41及び第2信号用発光素子42,42、42,42を発光させて便器洗浄命令のコードを送信させると共に、第1有線通信部54から便器洗浄命令のコードを送信させる。このとき、便器洗浄命令のコードの送信は、複数の機種別コードを伴って行われ、各機種別コードごとに、複数回実行されるようにしてある。これによって、無線及び有線に拘わらず、1つのリモコンで、既設の複数機種のトイレ装置に対応することができる。
また、CPU51は、おしりの水洗浄を開始するための第1タクトスイッチ43、ビデを開始するための第1タクトスイッチ43、おしりの水洗浄及びビデを停止するための第1タクトスイッチ43、おしりの水洗浄及びビデの水勢を増加するための第1タクトスイッチ43、及びおしりの水洗浄及びビデの水勢を減少させるための第1タクトスイッチ43からオン信号が与えられた場合、ROM52から所要のコードを読み出し、発光制御部53に第1信号用発光素子41,41及び第2信号用発光素子42,42、42,42を発光させて、読み出した命令のコードを送信させると共に、第1有線通信部54から対応する命令のコードを送信させる。
図11は、本発明に係るリモコンから送信される命令のフォーマット例を説明する説明図であり、図中、(a)は、フォーマットの全体構成を示しており、(b)は、フォーマットの一部構成の詳細を示している。図11(a)に示した如く、フォーマットは39ビットを1フレームとしており、1ビット目から15ビット目までにカスタムコード部が割り付けてあり、16ビット目から23ビット目までにデータコード部が割り付けてあり、24ビット目から29ビット目までにスイッチコード部が割り付けてある。
このカスタムコード部には、図11(b)に示した如く、先頭から5ビットにトイレ装置の機種を示す種別コードが割り付けてあり、次の4ビットにカスタムコードが割り付けてあり、次の1ビットは「0」が割り付けてあり、最後の5ビットに排他的理論和が割り付けてある。
例えば、CPU51は、適宜機種の種別コードになしたカスタムコードに、「大」のデータコード及び「流す」のスイッチコードを付与した命令を3フレーム送信させた後、他宜機種の種別コードになしたカスタムコードに、「大」のデータコード及び「流す」のスイッチコードを付与した命令を8フレーム、合計11フレーム送信させる。
次に、上述した如きリモコンの取り付けについて説明する。
図12は、本発明に係るリモコンをユニットバスの壁に取り付けた状態を示す側断面図であり、図13は、図12に示したリモコンの取り付け方法を説明する分解斜視図である。なお、両図中、図1から図9に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図12及び図13に示した如く、リモコン1をユニットバス壁200に取り付けるには、ユニットバス壁200の適宜位置に、リモコン1の本体3の外径より少し小さい内径になした矩形の取付け用開口203を開設しておき、ユニットバス壁200の裏面であって、取付け用開口203の両側の外側に拍子木形状の補強部材212,212を固着させる。この補強部材212,212に取付け具210の取付け板211を短冊形状の固定板213,213を用いて次のように固定する。
取付け板211は、取付け用開口203の内径と略同じ外径の矩形枠状をなしており、取付け板211の上側の2つの隅部及び下側内縁の適宜位置に設けた凸部のネジ孔に、アジャスタボルト215,215,215を羅着させるようになっている。そして、補強部材212,212に固定板213,213をそれぞれネジ止めし、取付け板211の両側と対応する固定板213,213とをボルト・ナットによって固着させる。
このようにユニットバス壁200の裏面に固定した取付け板211にアジャスタボルト215,215,215を、取付け用開口203内であってユニットバス壁200の表面から少し突出する高さ位置になるように羅着させる。一方、商用交流の電源線100を取付け用開口203の上部から取り出し、下に凸となるヘアピンを形成させ、この電源線100をリモコン1の本体3の端子台90にその下方から接続させる。そして、リモコン1の本体3の収納部77を取付け用開口203内に挿嵌させると共に、本体3のネジ孔76,76,76内にアジャスタボルト215,215,215の先端を挿入し、それぞれナット締めする。
このようにして本体3を固定した後、図8に示した如く、パッキンによってアジャスタボルト215,215,215及びネジ孔76,76,76を水密状態に覆い、本体3に前面カバー2を外嵌して、前面カバー2を本体3にネジ止めし、その後、本体3の裏面周囲とユニットバス壁200との間の間隙をコーキング剤でコーキングする。
このようなリモコン1にあっては、商用電源によって駆動するため、電源のメンテナンスが不要であり、複数の客室それぞれにリモコン1を配置する場合であっても、リモコン1のメンテナンスに要する手間を可及的に低減することができる。従って、図12及び図13に示した如く、リモコン1をユニットバス壁200に埋め込むことができ、リモコン1の配設対象領域のデザインが良好になる。また、収納部77を壁200に埋め込んだので、リモコン1の壁外への露出部分の厚みが略10mmと、壁に埋め込まない従来のリモコンの半分以下となり、デザインが良好となる。更に、リモコン1と壁200との間をコーキングするので、リモコン1の盗難防止が図れる。
一方、ユニットバス壁200にリモコン1を取り付けた場合、併設するシャワーからの飛水がリモコン1の前面に付着する場合があるが、本体3の前面から内部への水の浸入は、図5に示した表面シート37及びシール部材46によって防止されており、アジャスタボルト215,215,215から本体3の後面側への水の浸入は、図6に示したパッキン85によって防止されており、本体3とユニットバス壁200との間隙から本体3の後面側への水の浸入は、コーキング剤によって防止されているため、かかる飛水によってリモコン1に障害が生じることはない。
一方、ユニットバス壁200の裏面側で結露が生じる場合があるが、本体3の後側に生じた水滴は、図9に示した如く、水よけ屋根部79及び端子台カバー95によって、端子台90内に流入することが防止される。また、端子台90の始端側に電源線100を接続するようにしてあるため、電源線100の表面に生じた水滴が電源線100を伝って端子台90内へ流入することが防止される。加えて、この電源線90は、前述した如く、下に凸となるヘアピンを形成して端子台90に接続してあるため、電源線100を伝う水滴は、かかるヘアピン部分より上に移動することはできずに電源線100から落下し、端子台90内へ流入することが更に防止される。
また、図5に示した如く、端子台90は端子台カバー95によって覆ってあり、本体3の引き込み孔75は端子台カバー95の塞止片96によって塞止してあるため、引き込み孔75から本体3内部への塵・水の侵入が防止される。
一方、図14は、本発明に係るリモコンをトイレ室又は浴室の壁に取り付けた状態を示す側断面図であり、図15は、図14に示したリモコンの取り付け方法を説明する斜視図である。なお、両図中、図14及び図15に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図14及び図15に示した如く、リモコン1を壁201に取り付けるには、図10及び図13に示した取付け板211に代えて、埋込ボックス221を用いる以外は前述した取り付け手順と略同じである。取付具220の埋込ボックス221は、長方形殻体の前面を開放してなり、この前面開口の外径は前述した取付け板211の外径と略同じ寸法にしてある。埋込ボックス221の前面開口に臨む上縁の両隅及び下縁の適宜位置に設けた凸部のネジ孔に、アジャスタボルト215,215,215を羅着させるようになっている。埋込ボックス221の天井面及び両側面には、窓開設部が設けてあり、適宜の窓開設部(本実施例にあっては天井面)を打ち抜いて窓を開設し、そこに電源線100を挿通させる筒状のソケット223の一端を内嵌する。なお、ソケット223の他端には、電源線100の周囲に弾性当接し、電源線100を伝う水滴を除く返し部224が設けてある。
かかる埋込ボックス221をL字状の支持具225によって、壁201の裏側に配設してある間柱205等に固定する。そして、前同様の手順で、リモコン1を固定した後、本体3の裏面周囲と壁201との間の間隙をコーキング剤でコーキングする。
かかるリモコン1にあっては、前同様、電源のメンテナンスが不要となり、複数の客室それぞれにリモコン1を配置する場合であっても、リモコン1のメンテナンスに要する手間を可及的に低減することができと共に、リモコン1の配設対象領域のデザインが良好になる。また、浴室の壁201にリモコン1を取り付けた場合であっても、飛水によってリモコン1に障害が生じることがなく、結露・塵等の侵入が防止される。また、収納部77を壁201に埋め込んだので、リモコン1の壁外への露出部分の厚みが略10mmと、壁に埋め込まない従来のリモコンの半分以下となり、デザインが良好となる。更に、リモコン1と壁201との間をコーキングするので、リモコン1の盗難防止が図れる。
本発明に係るリモートコントローラの正面図である。 図1に示したリモートコントローラの設置例を示す一部破断側面図である。 図1に示したリモートコントローラの分解斜視図である。 図3に示した前面カバーの構成を示す分解斜視図である。 図3に示した本体の構成を示す分解斜視図である。 図1に示したリモコンの第1キートップ部分の部分縦断面図である。 図1に示したリモコンの第3キートップ部分の部分縦断面図である。 図1に示したリモコンの部分斜視図である。 図3に示した本体の後面視部分分解斜視図である。 図5に示した電源用基板及び制御用基板の機能ブロック図である。 本発明に係るリモコンから送信される命令のフォーマット例を説明する説明図である。 本発明に係るリモコンをユニットバスの壁に取り付けた状態を示す側断面図である。 図12に示したリモコンの取り付け方法を説明する分解斜視図である。 本発明に係るリモコンをトイレ室又は浴室の壁に取り付けた状態を示す側断面図である。 図14に示したリモコンの取り付け方法を説明する分解斜視図である。
符号の説明
1 リモコン
2 前面カバー
3 本体
16 カバーフレーム
17 第1キートップ
20 カバー本体
22 第1通光孔
30 前ケース
32 第2キートップ
33 台座部
35 光透過性ケース部
36 第2通光孔
40 制御用基板
41 第1信号用発光素子
42 第2信号用発光素子
43 第1タクトスイッチ
44 第2タクトスイッチ
45 発光素子
60 電源用基板
70 後ケース
71 前側開口部
91 電源コード

Claims (3)

  1. ユーザを洗浄する機能及び/又は便器を洗浄する機能を有し、与えられた起動信号によって前記機能が起動するトイレ装置へ起動信号を送信する送信手段と、前記送信手段により、前記トイレ装置の起動信号の送信を制御する制御手段と、トイレ装置の起動させるべき機能を指定するスイッチとを備えるリモートコントローラにおいて、
    外部交流電源線を接続する電源端子と、前記電源端子に印加された交流電圧を1又は複数値の直流電圧に変換する変換手段とを備え、
    前記送信手段及び制御手段は、前記変換手段から出力された直流電圧で駆動し、
    前記変換手段は第1基板に搭載してあり、前記制御手段は第2基板に搭載してあり、第1基板及び第2基板は適宜距離を隔てて重積してあり、
    前記第1基板は、適宜距離を隔てて設けた難燃性の2壁間に配置してあり、かつ難燃性の壁を前記第2基板と介装するようにして配置されることを特徴とするリモートコントローラ。
  2. 前記第1基板は、難燃性の2壁間によって囲まれるようにして配置されていることを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラ。
  3. ユーザを洗浄する機能及び/又は便器を洗浄する機能を有し、与えられた起動信号によって前記機能が起動するトイレ装置へ起動信号を送信する送信手段と、前記送信手段により、前記トイレ装置の起動信号の送信を制御する制御手段と、トイレ装置の起動させるべき機能を指定するスイッチとを備えるリモートコントローラにおいて、
    外部交流電源線を接続する電源端子と、前記電源端子に印加された交流電圧を1又は複数値の直流電圧に変換する変換手段とを備え、
    前記送信手段及び制御手段は、前記変換手段から出力された直流電圧で駆動し、
    前記変換手段は第1基板に搭載してあり、前記制御手段は第2基板に搭載してあり、第1基板及び第2基板は適宜距離を隔てて重積してあり、
    前記第1基板は、前記第1基板と略同じ形状に成形した難燃性の一方の壁と、
    開口部を設けてなる起立箱状である難燃性の他方の壁と、を備え、
    前記難燃性の一方の壁が、前記難燃性の他方の壁が有する開口部に設けられることによって、前記第1基板を囲むように配置されていることを特徴とするリモートコントローラ。
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