JP4446317B2 - ワイヤケーブルトレー用接続板 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤケーブルトレー用の接続板(splice plate)に関する。
当業界で知られているワイヤケーブルトレーは、ワイヤメッシュチャネルの形態をなしている。メッシュは、一方で、ケーブルトレーの全長に亘って直線態様または準直線態様で延び、通常、経ワイヤ(warp wire)と呼ばれている長手方向ワイヤと、他方で、経ワイヤに沿って連続的に横方向に配置されたワイヤ(これらのワイヤは緯ワイヤ(weft wire)と呼ばれている)とを有している。緯ワイヤは一般にU形であり、従って、ケーブルトレーは全部で3つのパネル、すなわち1つの底パネルと、2つの側方パネルとからなる。
このようなケーブルトレーは、通常、可撓性導体、より詳しくは、導電体または同様な導体(電気的または光学的その他の方法で情報を伝達できるケーブルおよび/またはファイバ)を収容し、支持しおよび保護するのに使用されている。
ケーブルトレーは、しばしば、複数のセクションからなり、これらのセクションは、T形、X形、Y形または他の形状のブランチを形成すべく、端と端とを付合せてまたは或る角度で組立てられる。次に、連結具(接続板とも呼ばれる)を用いて、ケーブルトレーの種々のセクションが連結される。
端と端とを付合せて配置されるケーブルトレーの2つのセクションを保持するのに、ボルト形連結部品を使用することは知られている。これらの連結部品の欠点は、取付けるのが面倒なことである。連結を行うとき、作業者は、ケーブルトレーの少なくとも一方と、一体にボルト止めすべき雄形部品および雌形部品の両方とを同時に保持しなければならない。ケーブルトレーが高い位置にあるときには、この連結作業はますます困難になる。
ねじまたはボルトを使用しない連結方法も存在する。下記特許文献1および2の各々には、簡単な重ね合わせおよび/またはクリッピングにより取付けられる接続板が開示されている。ひとたび接続板が所定位置に配置されたならば、ケーブルトレーの各セクションへの接続板のロッキングは、曲げることのできる舌片により達成される。
これらの従来技術の接続板は、ケーブルトレーの2つのセクションの卓越した連結を行う。これらの接続板は、ケーブルトレーの同じ側のパネルの2つの経ワイヤ間に配置される。これらの2つの経ワイヤを支持することによって、従来技術の接続板は、得られる連結部に剛性を付与する。
しかしながら、側方パネルが低く、このため1本の経ワイヤのみを有しているケーブルトレーも存在する。この場合、この既知の従来技術の接続板は、このようなケーブルトレーの2つの部分を連結するには適していない。この場合、2つのケーブルトレーを連結するには、ボルト止め形組立体を設けなくてはならない。
欧州特許EP−1 360 749号明細書 欧州特許EP−1 451 910号明細書
従って本発明の一目的は、ケーブルトレーの2つのセクションを連結する接続板であって、ケーブルトレーが低くて1つの側方パネルに1本のみの経ワイヤを有している場合でも、得られる連結部に剛性を付与できる接続板を提供することにある。
上記目的のため、本発明は、端と端とを付合せて配置されるケーブルトレーの2つのセクションを連結することを意図した、ワイヤケーブルトレー用接続板であって、各セクションが一方で長手方向の経ワイヤを備えかつ他方で横方向の緯ワイヤを備えている前記2つのセクションを連結するワイヤケーブルトレー用接続板を提供する。
本発明によれば、この接続板は、細長い底部と、該底部の第一長手方向縁部から底部に対して実質的に垂直に延びている上側フランジと、第一長手方向縁部とは反対側の長手方向縁部から底部に対して実質的に垂直に延びている下側フランジとを有し、前記2つのフランジの各々が、対応フランジの自由縁部内に開口している少なくとも1つのノッチを備え、両ノッチは互いに対面しており、上側フランジは、そのノッチの両側に、ケーブルトレーのセクションの経ワイヤと協働することができるアタッチメント手段を有している。
全ての接続板と同様に、本発明の新規な接続板も、ケーブルトレーのセクションの両端部を連結することを意図したものである。より詳しくは、本発明の接続板は、連結すべき各セクションのエッジワイヤ上に掛けて、ノッチが、連結すべき各セクションの端部の緯ワイヤを受入れることを意図したものである。エッジワイヤとは、横方向の緯ワイヤの端部を連結する長手方向ワイヤである。
本発明の新規な接続板の位置は、一方で、接続板を長手方向ワイヤ(一般に、エッジワイヤ)上に掛けることにより、かつ他方で、ノッチが両端の緯ワイヤを跨るように位置決めすることにより定められる。接続板の底部は、該接続板により形成される連結部に剛性を付与する。
連結すべきケーブルトレーの各セクションに対する接続板の位置決めを改善するため、各フランジには、スペーサ舌片により互いに分離された2つの隣接ノッチを設けるのが好ましい。かくして、フランジの各ノッチがケーブルトレーのセクションの端部の緯ワイヤを受入れ、これにより、連結すべき各セクションに対する接続板の位置決めが改善される。
本発明の接続板では、上側フランジおよび下側フランジに形成されるノッチは、接続板の底部に対して実質的に中央に配置されるのが好ましい。
好ましい一実施形態では、アタッチメント手段は、例えば、上側フランジの、接続板の底部とは反対側の自由縁部から、接続板の底部に向かって湾曲形態で延びている舌片からなり、該舌片は、接続板の外部に向かって、すなわち下側フランジとは反対側に向かって湾曲している。
接続板により形成される連結部の剛性を増大させるため、アタッチメント手段は、接続板の両端部の近傍に配置するのが有利である。これにより、アタッチメント手段は、連結すべきケーブルトレーの両セクションの間の境界領域から大きく隔てられ、従って、大きい曲げ力を吸収できる。
好ましい一実施形態では、ロッキング手段は1つのノッチに関連している。このため、或る場合には、緯ワイヤの直径が異なっているケーブルトレーに取付けることも可能になる。ロッキング手段に関連するノッチは、下側フランジ、すなわちアタッチメント手段を支持していない方の側方フランジに配置するのが有利である。これらのロッキング手段の一実施形態では、ロッキング手段には、該ロッキング手段が関連するノッチへの自由アクセスを許容する第一位置から、ロッキング手段がノッチを少なくとも部分的に閉じる第二位置へと曲がることができるロッキング舌片が設けられる。ロッキング手段のこの実施形態は、異なる直径をもつワイヤで作られたケーブルトレーに接続板を取付けるのに適している。他のロッキング手段を使用することもでき、例えばクリッピング手段を使用することもできる。このような手段は、限定された範囲内で種々のワイヤ直径に適合できる。これらのロッキング手段はまた、緯ワイヤをノッチ内の所定位置にクランプすべく、緯ワイヤの寸法にノッチを適合させることもできる。
ケーブルトレー内のケーブルに損傷を与えないようにするため、接続板の底部は凹状の形状を有するのが有利であり、凹状になっている側は、接続板のフランジと同じ側にあるようにする。この凹状の底部は、凹状の側がケーブルトレーの外側を向くように配置されるのが有利である。かくして、ケーブルがケーブルトレーの内側に引っ張られた場合には、ケーブルは、底部の凸状空間に沿って摺動し、従って損傷を受けることはない。
本発明の詳細および長所は、添付する概略図をして述べる以下の詳細な説明により良く理解されるであろう。
図1は、本発明の接続板を示すものである。この接続板は、底部2と、上側フランジ4と、下側フランジ6とを有している。
接続板の底部2は、細長形状を有している。上側フランジ4および下側フランジ6は、底部2のそれぞれの長手方向縁部から、底部2に対して実質的に垂直に延びている。両側方フランジ4、6は、底部2に関して同じ側に配置されている。
底部2は凹形状を有し、凹状側面はフランジ4、6と同じ側にある。底部2は、その中央に、実質的に正方形でかつ平らな第一領域2Aを有している。この第一領域2Aの各側には、側方領域2B、2Cが配置されている。これらの2つの領域2B、2Cは、第一領域2Aに対して対称的である。これらの各側方領域2B、2Cは、直角台形の形状を有している。台形の底辺に対して垂直な側辺は、上側フランジ4と同じ側にある。台形の大きい方の底辺は、第一領域2Aの側辺として配置され、一方、小さい方の底辺は接続板の底部2の自由端を形成している。側方領域2B、2Cはまた、底部2に凹状の形状を付与すべく僅かに傾斜している。
上側フランジ4は実質的に平面である。上側フランジ4の幅は第一領域2Aの領域で最大であり、接続板の両端部に向かって減少している。
接続板の底部2の第一領域2Aの領域の上側フランジ4には2つのノッチ8が形成されている。これらの各ノッチ8は、底部2とは反対側の、上側フランジ4の自由縁部に開口しかつ実質的に底部2まで延びている。これらのノッチ8は上側フランジ4に対して横方向に延びており、ノッチ8の底部は実質的に丸められている。これらのノッチ8はケーブルトレーの緯ワイヤを受入れることを意図しており、ノッチ8の形状および寸法は、収容すべきワイヤの形状および寸法に適合するように定められる。
上側フランジ4の2つのノッチ8の間には、セパレータ・スペーサ舌片10が形成されている。
添付図面には、接続板の各端部において、上側フランジ4が、湾曲舌片(以下、ラグと呼ぶ)12からなるアタッチメント手段を支持しているところが示されている。各ラグ12は、上側フランジ4の自由縁部から出発して、一方では接続板の外部に向かいかつ他方では底部2の方向に向かう湾曲状をなしている。接続板の内部は、底部2と、接続板の両側方フランジ4、6とにより形成される空間に実質的に一致している。これらのラグ12は、上側フランジ4の両端部の近傍では対称的に作られている。
下側フランジ6は、接続板の底部2の対応する長手方向縁部をたどっており、従って、底部2と同じ側の凹状側部(および上側フランジ4)を備えた実質的にカップ状をなしている。上側フランジ4と同様に、下側フランジ6は、接続板の底部2の第一領域2Aの領域において、2つのノッチ14を有している。ノッチ14はノッチ8と実質的に同じでありかつノッチ8に対面している。また、ノッチ14同士の間にはセパレータ・スペーサ舌片16が設けられている。
上側フランジ4と同様に、下側フランジ6は、接続板の中央部、すなわち接続板の底部2の第一領域2Aの領域に最大幅を有し、接続板の両端部に最小幅を有している。
下側フランジ6、すなわちアタッチメント手段を支持しているフランジとは反対側のフランジは、ロッキング舌片18を支持している。この舌片18は一方のノッチ14の縁部に配置されており、かつ第一位置において、当該ノッチ14に対して実質的に垂直に延びている。かくして、この第一位置では、ロッキング舌片18は、対応ノッチへの自由アクセスを可能にする。この舌片18は、対応ノッチを部分的に閉じるべく、曲げることができる。
図2は、図1に示したものと同じ2つの接続板を使用しているところを示すものである。これらの2つの接続板は、ケーブルトレーの2つのセクション20を連結する。慣用的な態様では、各セクション20はトラフ状をなしており、経ワイヤと呼ばれる長手方向ワイヤ22と、緯ワイヤと呼ばれる横方向ワイヤ24とを有している。慣用的態様では、各セクション20は、その端部に緯ワイヤ24を有している。同じく慣用的態様では、経ワイヤ22(エッジワイヤ26とも呼ばれる)が、全ての緯ワイヤ24の端部を連結している。接続板は、これらのエッジワイヤ26に取付けられる。このケーブルトレーは、底パネルと、2つの側方パネル(すなわちフランク)とを有している。この場合、側方パネルは低く、従って、エッジワイヤ26を構成する1本のみの経ワイヤを有している。
取付け位置において、エッジワイヤ26はラグ12内に配置されることに留意されたい。ケーブルトレーのセクション20の端部の緯ワイヤ24は、ノッチ8、14内に収容される。ロッキング舌片18が曲げられて、対応ノッチ14の開口を閉じる。セパレータ舌片10、16は、ケーブルトレーのセクション20の端部の緯ワイヤ24の間隔を維持する。
図2において、接続板の底部2はケーブルトレーの内側にあることに留意されたい。この底部2の湾曲形状は、底部2の凸状部分がケーブルトレーの内側になるように配向される。かくして、ケーブルがケーブルトレー内に配置されるとき、接続板には、ケーブルに損傷を与える縁部が全く存在しない。
図3には、図1の接続板を、端と端とを付合せて配置されたケーブルトレーの2つのセクション20の端部に取付けて、これらの2つのセクション20を連結する一例が示されている。図3に示すように、2つのセクション20が互いに整合するようにして端と端とを付合せて配置されると、各ラグ12は、該ラグ12がケーブルトレーの内側を向くように配向されかつ接続板の底部がケーブルトレーの上方に配置されるようにして、1本のエッジワイヤ26上に掛けられる(これにより、エッジワイヤがケーブルトレーの頂部に配置されると考えられる)。ラグ12が、如何にしてフックの態様でエッジワイヤ26と協働するかは、図3および図2から明らかである。次に、接続板がケーブルトレーの内側に向かって枢動され、ラグ12はエッジワイヤ26上に掛けられた状態に維持される。図3中の矢印28は、接続板の回転方向を示すものである。接続板は、セクション20の端部の緯ワイヤ24がノッチ8、14の底部に到達するまで枢動される。次に、ロッキング舌片18が曲げられ、対応する緯ワイヤ24が捕捉される。
このようにして取付けられた接続板は、非常に剛性の大きい連結部を形成する。この高剛性を得るには、接続板をケーブルトレーの両側すなわち各エッジワイヤに取付ける必要があることはもちろんである。この場合、接続板は、横方向軸線の回りでのケーブルトレーのあらゆる撓み(曲げ)を防止する。このような撓みは、一方では、接続板のラグの領域内に形成される支持箇所により防止され、他方では、接続板のノッチの領域内の支持箇所により防止される。
図4および図5は、接続板の2つのノッチ14を上方から見た拡大図である。緯ワイヤ24は、これらのノッチ内に挿入されている。セパレータ舌片16は、この舌片16の幅に等しい最小間隔を2つの緯ワイヤ24間に維持する。ロッキング舌片18は、緯ワイヤ24をノッチ14内に挿入できる位置にあるところが実線で示され、緯ワイヤ24がノッチ14から抜け出ることを防止する曲り位置にあるところが破線で示されている。理解されようが、この場合、接続板をケーブルトレー上に確実に保持するのに、1本の緯ワイヤ24をロックすれば充分であることが理解されよう。
図6は、2つのロッキング舌片を備えた実施形態を示すものである。ここで、両舌片は、これらが曲げられたロッキング位置にあるところが示されている。
図5は、接続板を、大きい直径の緯ワイヤ24に使用するところを示すものである。図5は、図4と同様な図面である。舌片は、破線で示す、完全に曲げられたロッキング位置を占めることができないことに留意されたい。大きい直径のこれらの緯ワイヤに正しく使用できるようにするには、ロッキング舌片18の一縁部30(該縁部30は、対応ノッチ14の底部と同じ側にある)が、緯ワイヤの種々の直径に適合できるように傾斜されていることは理解されよう。
図7および図8も、前述の接続板を、如何にして種々の直径の経ワイヤに取付けることができるかを示している。図7は、第一直径をもつワイヤを用いて接続板をケーブルトレーに取付ける方法を示し、図8は、大きい直径のワイヤを使用するケーブルトレーについての同様な図面である。この場合、ラグ12を形成する湾曲舌片の曲率半径が、対応する接続板を取付けることができる長手方向エッジワイヤの最大直径を決定することは理解されよう。同様に、前述のように、接続板のノッチが緯ワイヤの最大許容直径を定める。図7および図8において、ケーブルトレーのワイヤの直径に基いて、接続板の底部2は、緯ワイヤ24のブランチに対して幾分傾斜していることが理解されよう。
上記説明は、浅いケーブルトレーの2つのセクションの非ボルト止め連結する接続板の好ましい実施形態に関するものである。この場合、接続は経ワイヤ(もちろん、および2つの緯ワイヤ)によってのみ行われるが、剛性連結部を保証できる。接続板は工具を用いないで取付けることができる。ロッキングの場合のみは、上記ロッキング舌片を曲げるのに、プライヤ(または他の適当な工具)を使用しなければならない。
本質的に、1つのフランクワイヤのみを備えたケーブルトレーを組立てるのに提供されるこのような接続板は、複数のフランクワイヤを備えたケーブルトレーの接続板として、または底部接続板として使用することもできる。
上記接続板はまた、ケーブルトレーに取付けられるケーブルに損傷を与え易い縁部が全く存在しないという長所も有している。従って、ケーブルがケーブルトレー内に配置されたときに、接続板上のケーブルに損傷を与える虞れが全く存在しない。
上記接続板は汎用性を有するものであると説明できる。本発明の接続板は、一方で、種々の高さのケーブルトレーのセクションに適合し、他方で、種々の直径の経ワイヤおよび緯ワイヤを用いたケーブルトレーに適合することが証明されている。
もちろん、本発明は、非制限的な例として上述した好ましい実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で当業者に示唆するあらゆる変更形態に等しく関連する。
接続板には種々の形状を考えることができる。第一に、底部は平らな底部にすることができる。このような底部は、ケーブルトレー内に配置されるケーブルに損傷を与える危険があり、端部を丸くすることによりこの欠点を解消できる。
セパレータおよび/またはスペーサ舌片を設けることは有利であるが、これらの舌片を省略することは本発明の範囲を逸脱するものではない。
上記接続板は実質的に対称的であるが、非対称的な形状も等しく適している。
底部の側部の台形形状は、他の種々の形状、例えば長方形、三角形等に置換できる。
上記ラグにより形成されるアタッチメント手段には、他の形状を考えることもできる。
本発明の接続板を、単一ワイヤ直径用のものとして提供することもできる。この場合には、ロッキング手段を省略しなければならない。かくして、例えば、対応ノッチ内の緯ワイヤにくさび作用を与えることができる。
ロッキングを行う場合には、上記のもの以外のロッキング手段を考えることもできる。例えば、ノッチ内への緯ワイヤのクリッピングを行うことができる。
上記接続板は、シート材料を切断しかつ曲げることにより作ることができる。この場合には、ワンピース構造で作られる。例えば別体のアタッチメント手段を備えた2つ以上のピースからなる接続板も等しく考えることができる。
本発明の接続板を示す斜視図である。 本発明の2つの接続板により連結されたケーブルトレーのセクションの2つの端部を示す斜視図である。 取付け中の本発明の接続板を示す斜視図である。 ケーブルトレーの一セクションの緯ワイヤの一端に本発明の接続板をロッキングするところを上方から見た詳細図である。 より大きい直径の緯ワイヤを用いてロッキングするところを示す図4と同様な図面である。 本発明の異なる実施形態による接続板についての図4および図5と同様な図面である。 図2のVII−VII線に沿う断面図である。 より大きい直径のエッジワイヤを備えたケーブルトレーについての図7と同様な断面図である。
符号の説明
2 底部
4 上側フランジ
6 下側フランジ
8、14 ノッチ
10、16 セパレータ・スペーサ舌片
12 ラグ
18 ロッキング舌片
20 セクション
22 経ワイヤ(長手方向ワイヤ)
24 緯ワイヤ
26 エッジワイヤ

Claims (9)

  1. 端と端とを付合せて配置されるケーブルトレーの2つのセクション(20)を連結することを意図した、ワイヤケーブルトレー用接続板であって、各セクション(20)が一方で長手方向の経ワイヤ(22、26)を備えかつ他方で横方向の緯ワイヤを備えている前記2つのセクション(20)を連結するワイヤケーブルトレー用接続板において、
    接続板は、単一部品として形成され、細長い底部(2)と、該底部(2)の第一長手方向縁部から底部(2)に対して実質的に垂直に延びている上側フランジ(4)と、第一長手方向縁部とは反対側の長手方向縁部から底部(2)に対して実質的に垂直に延びている下側フランジ(6)とを有し、前記2つのフランジ(4、6)の各々が、対応フランジ(4、6)の自由縁部内に開口している少なくとも1つのノッチ(8、14)を備え、両ノッチ(8、14)は互いに対面しており、上側フランジ(4)は、そのノッチ(8)の両側に、ケーブルトレーのセクション(20)の経ワイヤ(26)と協働することができるアタッチメント手段(12)を有している、
    ことを特徴とするワイヤケーブルトレー用接続板。
  2. 前記各フランジ(4、6)は、スペーサ舌片(10、16)により互いに分離された2つの隣接ノッチ(8、14)を有している、
    請求項1記載の接続板。
  3. 前記上側フランジ(4)および下側フランジ(6)に形成されたノッチ(8、14)は、接続板の底部(2)に対して実質的に中央に配置されている、
    請求項1または2記載の接続板。
  4. 前記アタッチメント手段は、上側フランジ(4)の、接続板の底部(2)とは反対側の自由縁部から、接続板の底部(2)に向かって湾曲形態で延びている舌片(12)からなり、該舌片(12)は、接続板の外部に向かって、すなわち下側フランジ(6)とは反対側に向かって湾曲している、
    請求項1から3のいずれか1項記載の接続板。
  5. 前記アタッチメント手段(12)は、接続板の両端部の近傍に配置されている、
    請求項1から4のいずれか1項記載の接続板。
  6. ロッキング手段(18)を更に有し、前記ロッキング手段(18)は1つのノッチ(14)に関連している、
    請求項1から5のいずれか1項記載の接続板。
  7. 前記ロッキング手段(18)は、下側フランジ(6)に形成されたノッチ(14)に関連している、
    請求項6記載の接続板。
  8. 前記ロッキング手段は、該ロッキング手段が関連するノッチ(14)への自由アクセスを許容する第一位置から、ロッキング手段がノッチ(14)を少なくとも部分的に閉じる第二位置へと曲がることができるロッキング舌片(18)を有している、
    請求項6または7記載の接続板。
  9. 前記接続板の底部(2)は凹状の形状を有し、凹状になっている側は、接続板のフランジ(4、6)と同じ側にある、
    請求項1から8のいずれか1項記載の接続板。
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